JP6405879B2 - 伸縮ブームの伸縮装置 - Google Patents
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Description
伸縮に使用される伸縮装置に関する。
全縮時にトップブーム内に配置されて前記トップブームの2段下以降のブームを伸縮する少なくとも1本の伸縮シリンダと、当該少なくとも1本の伸縮シリンダの内で前記トップブーム側に位置するトップブーム側伸縮シリンダの伸縮動作に連動して前記トップブームおよびその1段下のブームを同時に伸縮する伸縮機構とを備え、
前記伸縮機構は、
前記1段下のブーム内の基端側に一端側が固定されて前記トップブーム内に前記トップブーム側伸縮シリンダと平行に配置される棒状サポート部材と、
前記棒状サポート部材の先端側に前記トップブームに内蔵するように配置されて前記トップブームを伸長するためのトップブーム伸長用シーブと、
前記トップブーム側伸縮シリンダの先端側に前記トップブームに内蔵するように配置されて前記1段下のブームを伸長するための1段下のブーム伸長用シーブとを備え、
前記棒状サポート部材は、その内側に前記1段下のブーム伸長用シーブの一部が配置されるように形成されていることを特徴とする。
最初に、図1を用いて棒状サポート部材10について説明する。棒状サポート部材10は、後述のトップブーム伸長用シーブ71,(71)をトップブーム24に内蔵するためのものである。この棒状サポート部材10は、棒状に形成され、シリンダチューブ41の上方にシリンダチューブ41と平行に配置されている。さらに、この棒状サポート部材10は、一端側がサードブーム23内の基端側に固定され、トップブーム24内に長さ方向Aに沿うように配置されている。なお、カッコ書きの部分は左側にあるため図示していない。以下の説明においても同様である。
次に、図1〜図3を用いて2つの伸長用ワイヤ機構について説明する。2つの伸長用ワイヤ機構は、サードブーム伸長用ワイヤ機構6とトップブーム伸長用ワイヤ機構7である。
油圧によりシリンダチューブ41が伸縮ブーム1の先端側に移動する。これにより、シリンダチューブ41が固定されているセカンドブーム22が先端側に移動して伸ばされる。
シリンダチューブ41が先端側に移動すると、シリンダチューブ41の先端側に固定されているサードブーム伸長用シーブ61も先端側へ移動する。
ここで、サードブーム伸長用シーブ61に掛けられているサードブーム伸長用ワイヤ62の両端は、シリンダロッド42の基端部42aと、棒状サポート部材10内の基端側とに固定されている。
したがって、サードブーム伸長用シーブ61が先端側へ移動しても、サードブーム伸長用ワイヤ62は、一端がシリンダロッド42の基端部42aに固定されたままなので、もう一端で棒状サポート部材10を先端側に引っ張る。これにより棒状サポート部材10は先端側に移動する。これに伴い、棒状サポート部材10が固定されているサードブーム23が先端側に移動して伸ばされる。
棒状サポート部材10が先端側に移動すると、棒状サポート部材10の先端側に固定されているトップブーム伸長用シーブ71,(71)も先端側に移動する。
ここで、トップブーム伸長用シーブ71,(71)にシリンダチューブ先端側支持部11を介して掛けられているトップブーム伸長用ワイヤ72の両端は、トップブーム24内の基端側に固定されているので、トップブーム24を先端側に引っ張る。これによりトップブーム24が先端側に移動して伸ばされる。
次に、図1〜図3を用いて2つの縮小用ワイヤ機構について説明する。2つの縮小用ワイヤ機構は、サードブーム縮小用ワイヤ機構8とトップブーム縮小用ワイヤ機構9である。
油圧によりシリンダチューブ41が伸縮ブーム1の基端側に移動する。これによりシリンダチューブ41が固定されているセカンドブーム22が基端側に移動して縮められる。
セカンドブーム22が基端側に移動すると、セカンドブーム22内の基端側に固定されているサードブーム縮小用シーブ81,(81)も基端側に移動する。
ここで、サードブーム縮小用シーブ81,(81)に棒状サポート部材基端側支持部16を介して掛けられているサードブーム縮小用ワイヤ82は、両端が棒状サポート部材10の基端側を介してベースブーム21の先端側に固定されている。
したがって、サードブーム縮小用ワイヤ82は、サードブーム縮小用シーブ81,(81)が基端側に移動すると、両端がベースブーム21の先端側に固定されたままなので、中間部分で棒状サポート部材10を基端側に引っ張る。これにより棒状サポート部材10は基端側に移動する。これに伴い、棒状サポート部材10が固定されているサードブーム23が基端側に移動して縮められる。
棒状サポート部材10が基端側に移動すると、棒状サポート部材10の基端側に固定されているトップブーム縮小用シーブ91,(91)も基端側に移動する。
ここで、トップブーム縮小用シーブ91,(91)にシリンダチューブ先端側支持部11を介して掛けられているトップブーム縮小用ワイヤ92は、両端がトップブーム24内の基端側に固定されているのでトップブーム24を基端側に引っ張る。これによりトップブーム24が基端側に移動して縮められる。
3 伸縮装置
4 伸縮シリンダ(トップブーム側伸縮シリンダ)
5 伸縮機構
10 棒状サポート部材
10s 棒状サポート部材の内側
22 セカンドブーム(トップブームの2段下以降のブーム)
23 サードブーム(トップブームの1段下のブーム)
24 トップブーム
61 サードブーム伸長用シーブ
61a サードブーム伸長用シーブの上部
61b サードブーム伸長用シーブの下部
71 トップブーム伸長用シーブ
Claims (3)
- 作業機に設けられる4段式以上の伸縮ブームの伸縮に使用される伸縮ブームの伸縮装置であって、
全縮時にトップブーム内に配置されて前記トップブームの2段下以降のブームを伸縮する少なくとも1本の伸縮シリンダと、当該少なくとも1本の伸縮シリンダの内で前記トップブーム側に位置するトップブーム側伸縮シリンダの伸縮動作に連動して前記トップブームおよびその1段下のブームを同時に伸縮する伸縮機構とを備え、
前記伸縮機構は、
前記1段下のブーム内の基端側に一端側が固定されて前記トップブーム内に前記トップブーム側伸縮シリンダと平行に配置される棒状サポート部材と、
前記棒状サポート部材の先端側に前記トップブームに内蔵するように配置されて前記トップブームを伸長するためのトップブーム伸長用シーブと、
前記トップブーム側伸縮シリンダの先端側に前記トップブームに内蔵するように配置されて前記1段下のブームを伸長するための1段下のブーム伸長用シーブとを備え、
前記棒状サポート部材は、その内側に前記1段下のブーム伸長用シーブの一部が配置されるように形成されていることを特徴とする伸縮ブームの伸縮装置。 - 請求項1に記載の伸縮ブームの伸縮装置において、
前記棒状サポート部材は、前記トップブーム側伸縮シリンダの上方に配置されて、断面形状が逆U字状である棒状に形成され、当該棒状サポート部材の内側には前記1段下のブーム伸長用シーブの上部が配置されていることを特徴とする伸縮ブームの伸縮装置。 - 請求項1に記載の伸縮ブームの伸縮装置において、
前記棒状サポート部材は、前記トップブーム側伸縮シリンダの下方に配置されて、断面形状がU字状である棒状に形成され、当該棒状サポート部材の内側には前記1段下のブーム伸長用シーブの下部が配置されていることを特徴とする伸縮ブームの伸縮装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4049853B2 (ja) * | 1997-09-11 | 2008-02-20 | 株式会社タダノ | 伸縮ブームの同時伸縮機構 |
JP2006264797A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 伸縮ブーム装置 |
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2014
- 2014-10-20 JP JP2014213904A patent/JP6405879B2/ja active Active
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