JP6405624B2 - ケース及び時計 - Google Patents

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Description

本発明は、ケース及び時計に関するものである。
従来、時計等のケースにバンドを取り付ける構成として、バネ棒やビスを用いてバンドをケースに固定する構成が知られている。
例えば、特許文献1には、バネ棒によってバンドを時計ケースのバンド取付部に取り付ける構成が開示されている。
バネ棒によってバンドを時計ケースに取り付ける場合には、バンドの取付側に設けられているバネ棒を押し縮めて、バンド取付部に設けられた取付孔にバネ棒の両端部を挿入する。この場合、バネ棒はバネの反発力によって取付孔に固定され、ユーザが時計を使用している際に容易にバンドが外れないようにすることができる。
特開2010−119586号公報
しかしながら、こうしたバネ棒やビスを用いてバンドを固定した場合には、バンドを着脱する際に専用の工具が必要となり、バンドを交換する際には専用の工具を購入するか、時計店等に時計を持ち込んでバンドの交換を依頼する必要がある。
このため、気軽にバンドを交換して、服装や季節等に応じたお洒落を楽しむといった使い方が難しく、時計をもっと自由に楽しみたいというユーザの要望に応えることができないという問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、取り付け状態においては外れにくく、かつバンドの交換等を行う際には専用の工具等を用いずに簡易にバンドを着脱することのできるバンドの取付構造及び時計を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係るケースは、
ンドを取り付けるケースであって、
対向する2つの脚部を有するバンド取付部と、
前記バンドにおける前記ケースへの取り付け側端部に設けられ前記バンドの幅方向に延
在する連結部材と、
前記連結部材の少なくとも一方の端部に取り付けられる取付補助部材と、
を備え、
前記バンド取付部の前記脚部の対向する面には、それぞれバンド取付孔が穿設され、
前記バンド取付孔の少なくともいずれか一方は貫通孔であり、当該バンド取付孔には前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって前記バンド取付孔の中心方向へほぼ水平方向に延在する案内溝が連設されており、
前記取付補助部材は、前記案内溝に対応する補助溝を有し、貫通孔として形成されている前記バンド取付孔内に挿通され、前記バンド取付孔の軸周りに回転させることで前記案内溝と前記補助溝とが連続する連結部材装着可能位置と、前記案内溝と前記補助溝とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得ることを特徴としている。
また、本発明に係る時計は、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のバンドの取付構造と、
ケースと、
前記ケースに取り付けられるバンドと、
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、取り付け状態においては外れにくく、かつバンドの交換等を行う際には専用の工具等を用いずに簡易にバンドを着脱することができるという効果を奏する。
本実施形態におけるバンドの取付構造を適用した時計の正面図である。 本実施形態における時計におけるバンド取付部及びその周辺を拡大した分解斜視図である。 本実施形態における脚部及び取付補助部材を示す斜視図である。 本実施形態における脚部に取付補助部材及びバネ棒を取り付けた状態を示す斜視図である。 図4に示す取付補助部材を回転させてバネ棒を固定した状態を示す斜視図である。 本実施形態のバンドの取付構造により時計ケースにバンドが取り付けられた状態を示す斜視図である。 回転用操作部の一変形例を適用した場合のバンド取付部及びその周辺を拡大した斜視図である。 (a)は、回転用操作部の一変形例及びこれに取り付けられる操作補助部材を示す分解斜視図であり、(b)は、(a)の操作補助部材及びバネ棒を取り付けた状態を示す斜視図であり、(c)は、(b)の操作補助部材を回転させてバネ棒を固定した状態を示す斜視図である。 (a)は、本実施形態の補助溝を示す平面図であり、(b)及び(c)は、補助溝の一変形例を示す平面図である。
図1から図6を参照しつつ、本発明に係るバンドの取付構造及び時計の一実施形態について説明する。なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態におけるバンドの取付構造が適用された時計の正面図である。
図1に示すように、時計100は、時計ケース10を備える時計本体1とこの時計ケース10に取り付けられるバンド2とを備えている。
図2は、本実施形態の時計ケース10とバンド2の取り付け部分を拡大した要部分解斜視図である。
図2に示すように、バンド2の時計ケース10への取り付け側端部は、ケース取付部21となっている。
ケース取付部21は、後述する時計ケース10側の一対の脚部の間に嵌る形状となっている。
ケース取付部21には、バンド2の幅方向に貫通する貫通孔22が設けられており、貫通孔22には、バンドの幅方向に延在してバネ棒6が挿通されている。
時計本体1は、時計ケース10と、指針13aや液晶パネル等を備える表示部13と、時計ケース10内に収容され指針13a等を動作させる時計モジュール(図示せず)等を備えている。
なお、本実施形態では指針13aとして時針と分針を備える場合を例示しているが、指針13aはこれに限定されない。また、表示部13の構成は図示例に限定されず、指針13aのみで構成されるアナログ方式でもよいし、液晶パネルで構成されるデジタル方式でもよい。
また、時計本体1の側面には、各種操作を行うための操作ボタン14が設けられている。
本実施形態の時計ケース10は、ケース本体11と、このケース本体11に被せられる外装部材12とで構成されている。
外装部材12の外側部であって、ケース本体11に取り付けられた操作ボタン14に対応する位置には、操作ボタン14を衝撃等から保護するボタンカバー14aが形成されている。
ケース本体11及び外装部材12は、例えばポリアリレート樹脂やABS樹脂等で形成されている。
なお、ケース本体11及び外装部材12を形成する材料は、ここに例示したものに限定されない。例えば、ケース本体11をステンレスやチタン等の金属材料で形成し、これに樹脂等で形成された外装部材12を被せてもよい。
また、時計ケース10をケース本体11と外装部材12とで構成することは必須ではなく、例えば金属材料や樹脂材料等により一体的に構成してもよい。
時計ケース10の上下(図1において上下、時計の6時側と12時側)には、それぞれバンド2を取り付けるバンド取付部15が設けられている。
ケース本体11側のバンド取付部15には、それぞれ2つの脚部5が対向するように設けられている。
バンド取付部15の脚部5の対向する面には、それぞれバンド取付孔51が穿設されている。バンド取付孔51には、後述するように、取付補助部材7の軸部71が挿入される。
本実施形態では、バンド取付孔51はいずれも貫通孔となっている。
外装部材12側のバンド取付部15(図6においてバンド取付部15a)は、ケース本体11側の2つの脚部5を上方から覆うように設けられており、バンド取付孔51に対応する位置に、バンド取付孔121が形成されている。
このバンド取付孔121の近傍には、後述する取付補助部材7の連結部材固定位置を示す指標122が設けられている。
本実施形態では、指標122は、後述する取付補助部材7の溝状の回転用操作部73の両側に配置される凹部である。
なお、指標122の位置や形状等は図示例には限定されない。例えばバネ棒6が固定状態であることを示す文字や連結部材固定位置を示す矢印等の印刷や刻印等であってもよい。
これらバンド取付孔51にはバンド2の装着方向手前側から奥側(図2において一点鎖線の矢印で示す方向)に向かって延在する案内溝54が連設されている。
案内溝54は、バネ棒6をバンド取付部15に装着する際にバネ棒6を所定の装着位置(本実施形態では、取付補助部材7の補助溝74内)まで案内するものであり、脚部5の対向する面に、バンド2の装着方向手前側からバンド取付孔51の開口部まで形成されている。
案内溝54は、バンド2の装着方向手前側が奥側よりも深く、幅方向に広がる傾斜面となっていることが好ましい。このように、案内溝54におけるバンド2の装着方向手前側に傾斜を設けることにより、バネ棒6を装着する際には、バネ棒6の端部を案内溝54内に円滑に挿入でき、バネ棒6を案内溝54の奥側に押し込むにしたがって案内溝54の壁によりバネ棒6が押し縮められ、外側に押し広げようとするバネの反力を保ったまま所定の装着位置(本実施形態では、取付補助部材7の補助溝74内)に嵌め込むことができる。
図3は、バンド取付部15の脚部5及びその周辺を拡大した要部拡大斜視図である。
図3に示すように、本実施形態では、バンド取付孔51は、後述する取付補助部材7のフランジ部72と嵌合可能な段部52を有する段付き孔となっている。
この段部52には、補助部材側係止部75に係止される取付孔側係止部53が設けられている。
本実施形態の取付孔側係止部53は、補助部材側係止部75と嵌り合う形状の凹凸部となっている。
なお、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75とは、凹凸部に限定されない。フランジ部72が段部52に突き当てられた際に滑り止めとなるものであればよく、例えば、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75のいずれか一方が凸部であり、いずれか他方がこの凸部を受ける凹部であってもよい。また、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75をざらつきのある面としてもよいし、ゴム等の滑りにくい材料を貼り付ける等してもよい。
また、バンド取付部15には、取付補助部材7が設けられている。
取付補助部材7は、例えば、POM(すなわち、ポリアセタール(polyacetal)又はポリオキシメチレン(polyoxymethylene))や、ABS樹脂、ポリカーボネート等の硬質プラスチック、アルミニウム等で形成されている。なお、取付補助部材7を形成する材料は、ある程度硬質で割れにくい材料であればよく、ここに例示したものに限定されない。
取付補助部材7は、貫通孔として形成されているバンド取付孔51内に挿通される軸部71と、軸部71におけるバンド取付孔51への挿入先端側に設けられた回転用操作部73と、軸部71の他端側に設けられ軸部71の径よりも大きな径を有する係止用のフランジ部72とを備えている。
図2等に示すように、本実施形態において、回転用操作部73は、例えばマイナスドライバ等を係止することが可能な溝部である。
取付補助部材7は、バンド取付孔51内に挿入した際、軸部71はバンド取付孔51を貫通し、フランジ部72が段部52に係止されることで位置決めされるようになっている。
取付補助部材7は、バンド取付孔51内に位置決めされた状態において、フランジ部72側の端面が脚部5の端面とほぼ面一となるようになっている。
取付補助部材7のフランジ部72には、脚部5の案内溝54に対応する補助溝74が形成されている。
取付補助部材7は、バンド取付孔51の軸周りに回転させることで案内溝54と補助溝74とが連続する連結部材装着可能位置と、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得るようになっている。
また、フランジ部72の端面であってバンド取付孔51の段部52と対向する面には、取付孔側係止部53と嵌り合う補助部材側係止部75が設けられている。取付孔側係止部53と補助部材側係止部75とが嵌り合うことにより、取付補助部材7がバンド取付孔51内において、軸周りに自由に回転することが規制される。
さらに、上述のように、補助部材側係止部75は、取付孔側係止部53と嵌り合う凹凸部であり、フランジ部72の端面が段部52に押し当てられた状態で取付補助部材7をバンド取付孔51の軸周りに回転させることにより、補助部材側係止部75が取付孔側係止部53の凹凸を乗り越える際に「カチカチ」というクリック感が得られるようになっている。
本実施形態では、対向する面にそれぞれバンド取付孔51が穿設された2つの脚部5を有するバンド取付部15と、バンド2における時計ケース10への取り付け側端部に設けられたバネ棒6と、バネ棒6の端部に取り付けられる取付補助部材7と、でバンドの取付構造が構成されている。
次に、図3から図6を参照しつつ、本実施形態におけるバンドの取付構造及び時計の作用について説明する。
なお、図3から図5では、バンド取付部15の細部を図示する都合上、外装部材12の図示を省略している。また、図4及び図5では、バンド2の図示を省略している。
時計100を組み立てる際には、まず、ケース本体11の上に外装部材12を被せて時計ケース10を一体化させる。その後、図3に示すように、ケース本体11の各脚部5のバンド取付孔51にそれぞれ取付補助部材7の軸部71を、一対の脚部5の対向する側から外側に向かって挿入する。
このとき、取付補助部材7のフランジ部72が脚部5のバンド取付孔51の段部52に突き当たる位置まで取付補助部材7を挿入する。これにより、図4に示すように、脚部5の対向する側の端面と取付補助部材7のフランジ部72の端面とがほぼ面一となり、取付補助部材7の軸部71の先端部がバンド取付孔51から外部に露出した状態となる。
バンド2を時計ケース10に取り付ける際には、バンド2のケース取付部21の貫通孔22にバネ棒6を挿通させる。また、取付補助部材7の補助溝74の向きを脚部5の案内溝54の向きと合わせ、案内溝54と補助溝74とが連続した連結部材装着可能位置となるように調整する。
この状態で、バンド2のケース取付部21を時計ケース10の一対の脚部5の間に嵌め込む。このとき、バネ棒6の両端部を案内溝54及び補助溝74に嵌め込み、図4に示すように、溝に沿って奥側にスライド移動させる。バネ棒6は、案内溝54及び補助溝74の壁面に押されて押し縮められながら補助溝74の最奥に達するまで溝の中を摺動する。
バネ棒6は、バネの反力により案内溝54及び補助溝74の壁面を押圧しており、このバネの反力により、取付補助部材7のフランジ部72はバンド取付孔51の段部52に押し付けられた状態となる。これにより、バンド取付孔51の段部52に形成されている取付孔側係止部53と取付補助部材7のフランジ部に設けられている補助部材側係止部75とが互いに嵌り合い、取付補助部材7がバンド取付孔51内において、軸周りに自由に回転することが規制される。
バンド2を時計ケース10に固定する際には、取付補助部材7の回転用操作部73を指先又は図示しないマイナスドライバ等を用いて、図5に矢印で示すように、バンド取付孔51の軸周りに回転させる。具体的には、マイナスドライバの先端部や爪等を回転用操作部73の溝部に差し込み、係止させて、取付孔側係止部53と補助部材側係止部75との間の摩擦力に抗して取付補助部材7を回転させる。このとき、補助部材側係止部75が取付孔側係止部53の凹凸を乗り越えることにより適度なクリック感が得られる。
取付補助部材7を180度回転させ、図6に示すように、回転用操作部73の溝部分をバンド取付孔121の近傍に設けられた指標122の位置と合わせると、フランジ部72に形成されている補助溝74の向きが反転し、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置となる(図5参照)。これにより、バネ棒6が外れずバンド2が時計ケース10に固定された状態となる。また、バネ棒6のバネの押圧力により、補助部材側係止部75が取付孔側係止部53と嵌り合い、取付補助部材7の自由な回転が規制されるため、バンド2の固定状態が維持される。
また、バンド2を時計ケース10から外す場合には、取付補助部材7をさらに180度回転させて、取付補助部材7の補助溝74の向きを脚部5の案内溝54と合わせ、案内溝54と補助溝74とが連続した連結部材装着可能位置とする。これにより、バンド2を時計ケース10から取り外すことのできる状態となる。
以上のように、本実施形態によれば、バンド取付部15の脚部5にバンド取付孔51と案内溝54とを設け、案内溝54に対応する補助溝74を有する取付補助部材7をバンド取付孔51内に挿通させる。そして、取付補助部材7を、案内溝54と補助溝74とが連続する連結部材装着可能位置に調整した上で、バンド2における時計ケース10への取り付け側端部に設けられたバネ棒6を、案内溝54及び補助溝74に沿って装着方向手前側から奥側に向かって嵌め入れる。そして、バネ棒6を奥までスライドさせた後に取付補助部材7をバンド取付孔51の軸周りに回転させることにより、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置とする。
これにより、特別な工具等を使用したり、難しい操作を行うことなく、取付補助部材7の回転用操作部73にドライバや爪等を係止させて取付補助部材7を軸周りに回転させるだけで簡易にバンド2を時計ケース10に固定することができる。連結部材固定位置となっているときにはバンド2を外すことのできない状態が維持される。
また、バンド2を交換する場合も、取付補助部材7を軸周りに回転させて案内溝54と補助溝74とを連続させるだけで、バンド2を時計ケース10から簡易に取り外すことができる。
また、取付補助部材7のバンド取付孔51への挿入先端側に溝状の回転用操作部73が設けられているため、ドライバ等の身近な工具や爪等を回転用操作部73に係止しやすく、容易に取付補助部材7を回転させて、バンド2の着脱を簡易に行うことができる。
バンド取付孔51は、フランジ部72と嵌合可能な段部52を有する段付き孔となっているため、取付補助部材7を貫通孔であるバンド取付孔51に挿入したときに逆側から取付補助部材7が抜け落ちるのを防止することができる。
また、フランジ部72の端面には、補助部材側係止部75が設けられ、バンド取付孔51の段部52には、補助部材側係止部75に係止される取付孔側係止部53が設けられている。これにより、回転用操作部73を操作して取付補助部材7を回転させた後、取付補助部材7が自由に回転することを防止でき、時計100の装着中に取付補助部材7が緩んでバンド2が外れるのを防ぐことができる。
本実施形態で、補助部材側係止部75は凹部又は凸部であり、取付孔側係止部53は、補助部材側係止部75と嵌り合う形状の凹部又は凸部である。このため、確実に取付補助部材7が自由に回転することを防止でき、装着中に取付補助部材7が緩んでバンド2が外れるのを防ぐことができる。また、取付補助部材7を回転させると、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75の凹部又は凸部が互いに嵌り合うことで「カチカチ」とクリック感を得ることができる。これにより、回転操作を行うユーザにとって取付補助部材7を回転させている感覚が直感的に伝わり、操作が分かりやすい。
バンド取付部15におけるバンド取付孔51の近傍に、取付補助部材7の連結部材固定位置を示す指標122が設けられている。これにより、取付補助部材7をどこまで回転させればバネ棒6が固定されるのかが分かりやすく、バンド2の固定を容易に行うことができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、回転用操作部73がマイナスドライバ等を係止可能な溝状に形成されている場合を例示したが、回転用操作部の形状はこれに限定されない。
例えば、図7に示すように、回転用操作部を指先等で直接摘むことが可能な凸状の摘み部76としてもよい。なお、摘み部76の形状等は図示例に限定されない。
また、回転用操作部として軸周りにローレット加工等を施した部分を形成しこれを指先等で直接回転させることができる構成としてもよい。
このように、回転用操作部を直接回転操作可能な形状、構成とした場合には、何ら工具等を用いなくても取付補助部材7の回転操作を行うことが可能となり、構成をより簡易にすることができる。
また、本実施形態では、溝状の回転用操作部73にドライバや爪等を係止して取付補助部材7を回転させる場合を例示したが、回転用操作部73を回転させる構成はこれに限定されない。
例えば、図8(a)から図8(c)に示すように、取付補助部材7の軸部71の先端側に、軸部71の径方向に撓み変形可能なスリット部78と爪部79とを有する回転用操作部77を備えてもよい。なお、図8(a)から図8(c)では外装部材12及びバンド2の図示を省略している。
この場合、図8(a)に示すように、操作レバー91と操作部嵌込孔92とを備える操作補助部材9を回転用操作部77に取り付けて取付補助部材7の回転操作を行う。
回転用操作部77を操作補助部材9の操作部嵌込孔92に挿入すると、スリット部78が撓んで回転用操作部77が軸部71の径方向に押し縮められる。操作部嵌込孔92内には回転用操作部77の爪部79が係止される爪係止部93が形成されており、爪部79が爪係止部93に嵌ることで操作補助部材9が取付補助部材7に固定される。
この状態で、図8(b)に示すように、バンド2に取り付けられたバネ棒6を案内溝54及び補助溝74にそって奥まで押し込む。そして、図8(c)に示すように、操作補助部材9の操作レバー91を180度反転させることにより、案内溝54と補助溝74とが不連続のバンド固定位置となり、バンド2が時計ケース10に固定される。
これによれば、回転操作する部分を比較的大きくすることができ、回転操作しやすい構成となる。また、操作レバー91の方向によって取付補助部材7がバンド固定位置にあるか否かが分かりやすく、バンド固定位置を示す指標122を設ける必要がない。
なお、図8(a)から図8(c)に示す操作補助部材9は、バンド交換の際等にユーザにおいて適宜着脱可能なものであってもよいし、操作補助部材9を装着したまま、時計100を使用するものであってもよい。
また、回転用操作部77及び操作補助部材9の形状、構成等は図示例に限定されず、適宜変形が可能である。
また、本実施形態では、図9(a)に示すように、取付補助部材7の補助溝74がバンド取付孔51の中心に対応する位置までほぼ水平方向に形成されている場合を例示したが、補助溝74の形状はこれに限定されない。
例えば、図9(b)に示すように、取付補助部材7の補助溝741は、バンド取付孔51の中心に対応する位置よりもバネ棒6の装着方向の奥側まで深く形成されていてもよい。
補助溝741をこのような形状とすることにより、取付補助部材7を連結部材固定位置まで回転させた場合にバネ棒6が外れにくくなる。また、水平方向の遊びが多くなるため、時計100を装着している際に腕がむくんだりした場合に、腕の太さに応じて多少バンド長を変化させることができ、より装着感が向上する。
また、例えば、図9(c)に示すように、取付補助部材7の補助溝742は、バンド2の装着方向手前側から奥側に向かって下降するように傾斜を設けて形成されていてもよい。
補助溝742をこのような形状とすることにより、バンド2の着脱時において、バネ棒6を補助溝742内に引き込みやすくなり、バネ棒6の嵌め込みが容易となる。
また、バネ棒6を固定するために取付補助部材7を回転させた際、補助溝742の形状に沿ってバネ棒6が上方向に引き上げられることにより、バネ棒6が取り付けられているバンド2自体を上方、すなわち、時計ケース10の外装部材12側に押し付けることができ、時計ケース10とバンド2との一体感を高めることができる。
また、本実施形態では、対向する一対の脚部5の両方に貫通孔としてのバンド取付孔51が穿設され、このバンド取付孔51の双方に取付補助部材7が設けられて、取付補助部材7がバネ棒6の両方の端部に取り付けられる場合を例示したが、貫通孔としてのバンド取付孔51は一対の脚部5の双方に設けられている必要はなく、一方のバンド取付孔51は貫通していない凹部としてもよい。
この場合には、案内溝54及び取付補助部材7は、貫通孔であるバンド取付孔51の側のみに設けられ、バネ棒6の一方側の端部のみが取付補助部材7の補助溝74に嵌め込まれる。
このように、案内溝54及び取付補助部材7を脚部5の一方のみに設けるとした場合でも、バンド2を着脱する際に、バネ棒6の一端部を凹部であるバンド取付孔51にはめ込んだ後、バネ棒6を斜めにしながら他方のバンド取付孔51に設けられている案内溝54を介して取付補助部材7に係止させることにより、バンド2の着脱を行うことが可能である。
案内溝54及び取付補助部材7を脚部5の一方のみに設ける場合には、部品点数を少なくすることができる。
また、本実施形態では、バネ棒6を固定する場合に、取付補助部材7を180度回転させて、案内溝54と補助溝74とが完全に逆向きとなるようにする場合を例示したが、取付補助部材7を回転させる回転量はこれに限定されない。
取付補助部材7は、バンド取付孔51の軸周りに回転させることで案内溝54と補助溝74とが連続する連結部材装着可能位置と、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得るものであればよく、例えば、取付補助部材7を90度回転させて案内溝54と補助溝74とが直交する位置を連結部材固定位置としてもよい。
また、本実施形態では、フランジ部72の端面に補助部材側係止部75を設け、バンド取付孔51の段部52に取付孔側係止部53を設けて、補助部材側係止部75と取付孔側係止部53とを噛み合わせることにより取付補助部材7の自由な回転を規制する構成としたが、取付補助部材7の自由な回転を規制する構成はこれに限定されない。
例えば、脚部5の外側面等に、取付補助部材7の回転用操作部73又は回転用操作部に係止される操作補助部材(例えば、図8(a)から図8(c)に示す操作補助部材9)を係止する爪部を設ける等、ロック機構を備える構成としてもよい。この場合には、補助部材側係止部75および取付孔側係止部53を設ける必要がない。
また、本実施形態では、バンド2とバンド取付部15とを連結するための連結部材として、バネ棒6を用いた場合について述べたが、必ずしもバネ棒6である必要はなく、圧縮変形可能な単なる棒であってもよい。
また、本実施形態では、時計100として腕時計を例示したが、腕時計でなく、懐中時計や、キーホルダ等で鞄等に着脱可能に構成された時計等でもよい。
また、上記各実施形態では、バンドの取付構造が時計に適用された場合を例示したが、バンドの取付構造は時計に適用される場合に限定されない。
例えば、歩数計や心拍数計、高度計、気圧計等のケースにバンドを取り付ける場合に、本発明のバンドの取付構造を適用してもよい。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ケースにバンドを取り付けるバンドの取付構造であって、
対向する2つの脚部を有するバンド取付部と、
前記バンドにおける前記ケースへの取り付け側端部に設けられ前記バンドの幅方向に延在する連結部材と、
前記連結部材の少なくとも一方の端部に取り付けられる取付補助部材と、
を備え、
前記バンド取付部の前記脚部の対向する面には、それぞれバンド取付孔が穿設され、
前記バンド取付孔の少なくともいずれか一方は貫通孔であり、当該バンド取付孔には前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって延在する案内溝が連設されており、
前記取付補助部材は、前記案内溝に対応する補助溝を有し、貫通孔として形成されている前記バンド取付孔内に挿通され、前記バンド取付孔の軸周りに回転させることで前記案内溝と前記補助溝とが連続する連結部材装着可能位置と、前記案内溝と前記補助溝とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得ることを特徴とするバンドの取付構造。
<請求項2>
前記取付補助部材には、前記バンド取付孔への挿入先端側に回転用操作部が設けられ、他端側に係止用のフランジ部が設けられており、
前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔は、前記フランジ部と嵌合可能な段部を有する段付き孔となっていることを特徴とする請求項1に記載のバンドの取付構造。
<請求項3>
前記フランジ部の端面には、補助部材側係止部が設けられ、
前記バンド取付孔の前記段部には、前記補助部材側係止部に係止される取付孔側係止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のバンドの取付構造。
<請求項4>
前記補助部材側係止部は凹部又は凸部であり、
取付孔側係止部は、前記補助部材側係止部と嵌り合う形状の凹部又は凸部であることを特徴とする請求項3に記載のバンドの取付構造。
<請求項5>
前記バンド取付部における前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔の近傍には、前記取付補助部材の連結部材固定位置を示す指標が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバンドの取付構造。
<請求項6>
前記補助溝は、前記バンド取付孔の中心よりも奥側まで深く形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のバンドの取付構造。
<請求項7>
前記補助溝は、前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって下降するように傾斜を設けて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のバンドの取付構造。
<請求項8>
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のバンドの取付構造と、
ケースと、
前記ケースに取り付けられるバンドと、
を備えることを特徴とする時計。
1 時計本体
2 バンド
5 脚部
6 バネ棒
7 取付補助部材
9 操作補助部材
10 時計ケース
11 ケース本体
12 外装部材
15 バンド取付部
21 ケース取付部
51 バンド取付孔
52 段部
53 取付孔側係止部
54 案内溝
71 軸部
72 フランジ部
73 回転用操作部
74 補助溝
75 補助部材側係止部
100 時計

Claims (8)

  1. ンドを取り付けるケースであって、
    対向する2つの脚部を有するバンド取付部と、
    前記バンドにおける前記ケースへの取り付け側端部に設けられ前記バンドの幅方向に延
    在する連結部材と、
    前記連結部材の少なくとも一方の端部に取り付けられる取付補助部材と、
    を備え、
    前記バンド取付部の前記脚部の対向する面には、それぞれバンド取付孔が穿設され、
    前記バンド取付孔の少なくともいずれか一方は貫通孔であり、当該バンド取付孔には前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって前記バンド取付孔の中心方向へほぼ水平方向に延在する案内溝が連設されており、
    前記取付補助部材は、前記案内溝に対応する補助溝を有し、貫通孔として形成されている前記バンド取付孔内に挿通され、前記バンド取付孔の軸周りに回転させることで前記案内溝と前記補助溝とが連続する連結部材装着可能位置と、前記案内溝と前記補助溝とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得ることを特徴とするケース
  2. 前記案内溝は、前記バンド取付孔の中心に対応する位置までほぼ水平方向に延在することを特徴とする請求項1に記載のケース。
  3. 前記案内溝は、前記バンド取付孔の中心に対応する位置より奥側までほぼ水平方向に延在することを特徴とする請求項1に記載のケース。
  4. 前記取付補助部材には、前記バンド取付孔への挿入先端側に回転用操作部が設けられ、他端側に係止用のフランジ部が設けられており、
    前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔は、前記フランジ部と嵌合可能な段部を有する段付き孔となっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のケース
  5. 前記フランジ部の端面には、補助部材側係止部が設けられ、
    前記バンド取付孔の前記段部には、前記補助部材側係止部に係止される取付孔側係止部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のケース
  6. 前記補助部材側係止部は凹部又は凸部であり、
    取付孔側係止部は、前記補助部材側係止部と嵌り合う形状の凹部又は凸部であることを特徴とする請求項5に記載のケース
  7. 前記バンド取付部における前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔の近傍には、前記取付補助部材の連結部材固定位置を示す指標が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のケース
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のケースと、
    記ケースに取り付けられるバンドと、
    を備えることを特徴とする時計。
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