JP6405624B2 - ケース及び時計 - Google Patents
ケース及び時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6405624B2 JP6405624B2 JP2013262076A JP2013262076A JP6405624B2 JP 6405624 B2 JP6405624 B2 JP 6405624B2 JP 2013262076 A JP2013262076 A JP 2013262076A JP 2013262076 A JP2013262076 A JP 2013262076A JP 6405624 B2 JP6405624 B2 JP 6405624B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- attachment
- hole
- auxiliary
- auxiliary member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、バネ棒によってバンドを時計ケースのバンド取付部に取り付ける構成が開示されている。
バネ棒によってバンドを時計ケースに取り付ける場合には、バンドの取付側に設けられているバネ棒を押し縮めて、バンド取付部に設けられた取付孔にバネ棒の両端部を挿入する。この場合、バネ棒はバネの反発力によって取付孔に固定され、ユーザが時計を使用している際に容易にバンドが外れないようにすることができる。
このため、気軽にバンドを交換して、服装や季節等に応じたお洒落を楽しむといった使い方が難しく、時計をもっと自由に楽しみたいというユーザの要望に応えることができないという問題がある。
バンドを取り付けるケースであって、
対向する2つの脚部を有するバンド取付部と、
前記バンドにおける前記ケースへの取り付け側端部に設けられ前記バンドの幅方向に延
在する連結部材と、
前記連結部材の少なくとも一方の端部に取り付けられる取付補助部材と、
を備え、
前記バンド取付部の前記脚部の対向する面には、それぞれバンド取付孔が穿設され、
前記バンド取付孔の少なくともいずれか一方は貫通孔であり、当該バンド取付孔には前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって前記バンド取付孔の中心方向へほぼ水平方向に延在する案内溝が連設されており、
前記取付補助部材は、前記案内溝に対応する補助溝を有し、貫通孔として形成されている前記バンド取付孔内に挿通され、前記バンド取付孔の軸周りに回転させることで前記案内溝と前記補助溝とが連続する連結部材装着可能位置と、前記案内溝と前記補助溝とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得ることを特徴としている。
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のバンドの取付構造と、
ケースと、
前記ケースに取り付けられるバンドと、
を備えることを特徴としている。
図1に示すように、時計100は、時計ケース10を備える時計本体1とこの時計ケース10に取り付けられるバンド2とを備えている。
図2に示すように、バンド2の時計ケース10への取り付け側端部は、ケース取付部21となっている。
ケース取付部21は、後述する時計ケース10側の一対の脚部の間に嵌る形状となっている。
ケース取付部21には、バンド2の幅方向に貫通する貫通孔22が設けられており、貫通孔22には、バンドの幅方向に延在してバネ棒6が挿通されている。
なお、本実施形態では指針13aとして時針と分針を備える場合を例示しているが、指針13aはこれに限定されない。また、表示部13の構成は図示例に限定されず、指針13aのみで構成されるアナログ方式でもよいし、液晶パネルで構成されるデジタル方式でもよい。
また、時計本体1の側面には、各種操作を行うための操作ボタン14が設けられている。
外装部材12の外側部であって、ケース本体11に取り付けられた操作ボタン14に対応する位置には、操作ボタン14を衝撃等から保護するボタンカバー14aが形成されている。
なお、ケース本体11及び外装部材12を形成する材料は、ここに例示したものに限定されない。例えば、ケース本体11をステンレスやチタン等の金属材料で形成し、これに樹脂等で形成された外装部材12を被せてもよい。
また、時計ケース10をケース本体11と外装部材12とで構成することは必須ではなく、例えば金属材料や樹脂材料等により一体的に構成してもよい。
ケース本体11側のバンド取付部15には、それぞれ2つの脚部5が対向するように設けられている。
バンド取付部15の脚部5の対向する面には、それぞれバンド取付孔51が穿設されている。バンド取付孔51には、後述するように、取付補助部材7の軸部71が挿入される。
本実施形態では、バンド取付孔51はいずれも貫通孔となっている。
このバンド取付孔121の近傍には、後述する取付補助部材7の連結部材固定位置を示す指標122が設けられている。
本実施形態では、指標122は、後述する取付補助部材7の溝状の回転用操作部73の両側に配置される凹部である。
なお、指標122の位置や形状等は図示例には限定されない。例えばバネ棒6が固定状態であることを示す文字や連結部材固定位置を示す矢印等の印刷や刻印等であってもよい。
案内溝54は、バネ棒6をバンド取付部15に装着する際にバネ棒6を所定の装着位置(本実施形態では、取付補助部材7の補助溝74内)まで案内するものであり、脚部5の対向する面に、バンド2の装着方向手前側からバンド取付孔51の開口部まで形成されている。
図3に示すように、本実施形態では、バンド取付孔51は、後述する取付補助部材7のフランジ部72と嵌合可能な段部52を有する段付き孔となっている。
この段部52には、補助部材側係止部75に係止される取付孔側係止部53が設けられている。
本実施形態の取付孔側係止部53は、補助部材側係止部75と嵌り合う形状の凹凸部となっている。
なお、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75とは、凹凸部に限定されない。フランジ部72が段部52に突き当てられた際に滑り止めとなるものであればよく、例えば、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75のいずれか一方が凸部であり、いずれか他方がこの凸部を受ける凹部であってもよい。また、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75をざらつきのある面としてもよいし、ゴム等の滑りにくい材料を貼り付ける等してもよい。
取付補助部材7は、例えば、POM(すなわち、ポリアセタール(polyacetal)又はポリオキシメチレン(polyoxymethylene))や、ABS樹脂、ポリカーボネート等の硬質プラスチック、アルミニウム等で形成されている。なお、取付補助部材7を形成する材料は、ある程度硬質で割れにくい材料であればよく、ここに例示したものに限定されない。
図2等に示すように、本実施形態において、回転用操作部73は、例えばマイナスドライバ等を係止することが可能な溝部である。
取付補助部材7は、バンド取付孔51内に位置決めされた状態において、フランジ部72側の端面が脚部5の端面とほぼ面一となるようになっている。
取付補助部材7は、バンド取付孔51の軸周りに回転させることで案内溝54と補助溝74とが連続する連結部材装着可能位置と、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得るようになっている。
さらに、上述のように、補助部材側係止部75は、取付孔側係止部53と嵌り合う凹凸部であり、フランジ部72の端面が段部52に押し当てられた状態で取付補助部材7をバンド取付孔51の軸周りに回転させることにより、補助部材側係止部75が取付孔側係止部53の凹凸を乗り越える際に「カチカチ」というクリック感が得られるようになっている。
なお、図3から図5では、バンド取付部15の細部を図示する都合上、外装部材12の図示を省略している。また、図4及び図5では、バンド2の図示を省略している。
このとき、取付補助部材7のフランジ部72が脚部5のバンド取付孔51の段部52に突き当たる位置まで取付補助部材7を挿入する。これにより、図4に示すように、脚部5の対向する側の端面と取付補助部材7のフランジ部72の端面とがほぼ面一となり、取付補助部材7の軸部71の先端部がバンド取付孔51から外部に露出した状態となる。
この状態で、バンド2のケース取付部21を時計ケース10の一対の脚部5の間に嵌め込む。このとき、バネ棒6の両端部を案内溝54及び補助溝74に嵌め込み、図4に示すように、溝に沿って奥側にスライド移動させる。バネ棒6は、案内溝54及び補助溝74の壁面に押されて押し縮められながら補助溝74の最奥に達するまで溝の中を摺動する。
バネ棒6は、バネの反力により案内溝54及び補助溝74の壁面を押圧しており、このバネの反力により、取付補助部材7のフランジ部72はバンド取付孔51の段部52に押し付けられた状態となる。これにより、バンド取付孔51の段部52に形成されている取付孔側係止部53と取付補助部材7のフランジ部に設けられている補助部材側係止部75とが互いに嵌り合い、取付補助部材7がバンド取付孔51内において、軸周りに自由に回転することが規制される。
取付補助部材7を180度回転させ、図6に示すように、回転用操作部73の溝部分をバンド取付孔121の近傍に設けられた指標122の位置と合わせると、フランジ部72に形成されている補助溝74の向きが反転し、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置となる(図5参照)。これにより、バネ棒6が外れずバンド2が時計ケース10に固定された状態となる。また、バネ棒6のバネの押圧力により、補助部材側係止部75が取付孔側係止部53と嵌り合い、取付補助部材7の自由な回転が規制されるため、バンド2の固定状態が維持される。
これにより、特別な工具等を使用したり、難しい操作を行うことなく、取付補助部材7の回転用操作部73にドライバや爪等を係止させて取付補助部材7を軸周りに回転させるだけで簡易にバンド2を時計ケース10に固定することができる。連結部材固定位置となっているときにはバンド2を外すことのできない状態が維持される。
また、バンド2を交換する場合も、取付補助部材7を軸周りに回転させて案内溝54と補助溝74とを連続させるだけで、バンド2を時計ケース10から簡易に取り外すことができる。
また、取付補助部材7のバンド取付孔51への挿入先端側に溝状の回転用操作部73が設けられているため、ドライバ等の身近な工具や爪等を回転用操作部73に係止しやすく、容易に取付補助部材7を回転させて、バンド2の着脱を簡易に行うことができる。
バンド取付孔51は、フランジ部72と嵌合可能な段部52を有する段付き孔となっているため、取付補助部材7を貫通孔であるバンド取付孔51に挿入したときに逆側から取付補助部材7が抜け落ちるのを防止することができる。
また、フランジ部72の端面には、補助部材側係止部75が設けられ、バンド取付孔51の段部52には、補助部材側係止部75に係止される取付孔側係止部53が設けられている。これにより、回転用操作部73を操作して取付補助部材7を回転させた後、取付補助部材7が自由に回転することを防止でき、時計100の装着中に取付補助部材7が緩んでバンド2が外れるのを防ぐことができる。
本実施形態で、補助部材側係止部75は凹部又は凸部であり、取付孔側係止部53は、補助部材側係止部75と嵌り合う形状の凹部又は凸部である。このため、確実に取付補助部材7が自由に回転することを防止でき、装着中に取付補助部材7が緩んでバンド2が外れるのを防ぐことができる。また、取付補助部材7を回転させると、取付孔側係止部53及び補助部材側係止部75の凹部又は凸部が互いに嵌り合うことで「カチカチ」とクリック感を得ることができる。これにより、回転操作を行うユーザにとって取付補助部材7を回転させている感覚が直感的に伝わり、操作が分かりやすい。
バンド取付部15におけるバンド取付孔51の近傍に、取付補助部材7の連結部材固定位置を示す指標122が設けられている。これにより、取付補助部材7をどこまで回転させればバネ棒6が固定されるのかが分かりやすく、バンド2の固定を容易に行うことができる。
例えば、図7に示すように、回転用操作部を指先等で直接摘むことが可能な凸状の摘み部76としてもよい。なお、摘み部76の形状等は図示例に限定されない。
また、回転用操作部として軸周りにローレット加工等を施した部分を形成しこれを指先等で直接回転させることができる構成としてもよい。
このように、回転用操作部を直接回転操作可能な形状、構成とした場合には、何ら工具等を用いなくても取付補助部材7の回転操作を行うことが可能となり、構成をより簡易にすることができる。
この場合、図8(a)に示すように、操作レバー91と操作部嵌込孔92とを備える操作補助部材9を回転用操作部77に取り付けて取付補助部材7の回転操作を行う。
回転用操作部77を操作補助部材9の操作部嵌込孔92に挿入すると、スリット部78が撓んで回転用操作部77が軸部71の径方向に押し縮められる。操作部嵌込孔92内には回転用操作部77の爪部79が係止される爪係止部93が形成されており、爪部79が爪係止部93に嵌ることで操作補助部材9が取付補助部材7に固定される。
この状態で、図8(b)に示すように、バンド2に取り付けられたバネ棒6を案内溝54及び補助溝74にそって奥まで押し込む。そして、図8(c)に示すように、操作補助部材9の操作レバー91を180度反転させることにより、案内溝54と補助溝74とが不連続のバンド固定位置となり、バンド2が時計ケース10に固定される。
これによれば、回転操作する部分を比較的大きくすることができ、回転操作しやすい構成となる。また、操作レバー91の方向によって取付補助部材7がバンド固定位置にあるか否かが分かりやすく、バンド固定位置を示す指標122を設ける必要がない。
また、回転用操作部77及び操作補助部材9の形状、構成等は図示例に限定されず、適宜変形が可能である。
例えば、図9(b)に示すように、取付補助部材7の補助溝741は、バンド取付孔51の中心に対応する位置よりもバネ棒6の装着方向の奥側まで深く形成されていてもよい。
補助溝741をこのような形状とすることにより、取付補助部材7を連結部材固定位置まで回転させた場合にバネ棒6が外れにくくなる。また、水平方向の遊びが多くなるため、時計100を装着している際に腕がむくんだりした場合に、腕の太さに応じて多少バンド長を変化させることができ、より装着感が向上する。
また、例えば、図9(c)に示すように、取付補助部材7の補助溝742は、バンド2の装着方向手前側から奥側に向かって下降するように傾斜を設けて形成されていてもよい。
補助溝742をこのような形状とすることにより、バンド2の着脱時において、バネ棒6を補助溝742内に引き込みやすくなり、バネ棒6の嵌め込みが容易となる。
また、バネ棒6を固定するために取付補助部材7を回転させた際、補助溝742の形状に沿ってバネ棒6が上方向に引き上げられることにより、バネ棒6が取り付けられているバンド2自体を上方、すなわち、時計ケース10の外装部材12側に押し付けることができ、時計ケース10とバンド2との一体感を高めることができる。
この場合には、案内溝54及び取付補助部材7は、貫通孔であるバンド取付孔51の側のみに設けられ、バネ棒6の一方側の端部のみが取付補助部材7の補助溝74に嵌め込まれる。
このように、案内溝54及び取付補助部材7を脚部5の一方のみに設けるとした場合でも、バンド2を着脱する際に、バネ棒6の一端部を凹部であるバンド取付孔51にはめ込んだ後、バネ棒6を斜めにしながら他方のバンド取付孔51に設けられている案内溝54を介して取付補助部材7に係止させることにより、バンド2の着脱を行うことが可能である。
案内溝54及び取付補助部材7を脚部5の一方のみに設ける場合には、部品点数を少なくすることができる。
取付補助部材7は、バンド取付孔51の軸周りに回転させることで案内溝54と補助溝74とが連続する連結部材装着可能位置と、案内溝54と補助溝74とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得るものであればよく、例えば、取付補助部材7を90度回転させて案内溝54と補助溝74とが直交する位置を連結部材固定位置としてもよい。
例えば、脚部5の外側面等に、取付補助部材7の回転用操作部73又は回転用操作部に係止される操作補助部材(例えば、図8(a)から図8(c)に示す操作補助部材9)を係止する爪部を設ける等、ロック機構を備える構成としてもよい。この場合には、補助部材側係止部75および取付孔側係止部53を設ける必要がない。
また、本実施形態では、時計100として腕時計を例示したが、腕時計でなく、懐中時計や、キーホルダ等で鞄等に着脱可能に構成された時計等でもよい。
例えば、歩数計や心拍数計、高度計、気圧計等のケースにバンドを取り付ける場合に、本発明のバンドの取付構造を適用してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ケースにバンドを取り付けるバンドの取付構造であって、
対向する2つの脚部を有するバンド取付部と、
前記バンドにおける前記ケースへの取り付け側端部に設けられ前記バンドの幅方向に延在する連結部材と、
前記連結部材の少なくとも一方の端部に取り付けられる取付補助部材と、
を備え、
前記バンド取付部の前記脚部の対向する面には、それぞれバンド取付孔が穿設され、
前記バンド取付孔の少なくともいずれか一方は貫通孔であり、当該バンド取付孔には前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって延在する案内溝が連設されており、
前記取付補助部材は、前記案内溝に対応する補助溝を有し、貫通孔として形成されている前記バンド取付孔内に挿通され、前記バンド取付孔の軸周りに回転させることで前記案内溝と前記補助溝とが連続する連結部材装着可能位置と、前記案内溝と前記補助溝とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得ることを特徴とするバンドの取付構造。
<請求項2>
前記取付補助部材には、前記バンド取付孔への挿入先端側に回転用操作部が設けられ、他端側に係止用のフランジ部が設けられており、
前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔は、前記フランジ部と嵌合可能な段部を有する段付き孔となっていることを特徴とする請求項1に記載のバンドの取付構造。
<請求項3>
前記フランジ部の端面には、補助部材側係止部が設けられ、
前記バンド取付孔の前記段部には、前記補助部材側係止部に係止される取付孔側係止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のバンドの取付構造。
<請求項4>
前記補助部材側係止部は凹部又は凸部であり、
取付孔側係止部は、前記補助部材側係止部と嵌り合う形状の凹部又は凸部であることを特徴とする請求項3に記載のバンドの取付構造。
<請求項5>
前記バンド取付部における前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔の近傍には、前記取付補助部材の連結部材固定位置を示す指標が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバンドの取付構造。
<請求項6>
前記補助溝は、前記バンド取付孔の中心よりも奥側まで深く形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のバンドの取付構造。
<請求項7>
前記補助溝は、前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって下降するように傾斜を設けて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のバンドの取付構造。
<請求項8>
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のバンドの取付構造と、
ケースと、
前記ケースに取り付けられるバンドと、
を備えることを特徴とする時計。
2 バンド
5 脚部
6 バネ棒
7 取付補助部材
9 操作補助部材
10 時計ケース
11 ケース本体
12 外装部材
15 バンド取付部
21 ケース取付部
51 バンド取付孔
52 段部
53 取付孔側係止部
54 案内溝
71 軸部
72 フランジ部
73 回転用操作部
74 補助溝
75 補助部材側係止部
100 時計
Claims (8)
- バンドを取り付けるケースであって、
対向する2つの脚部を有するバンド取付部と、
前記バンドにおける前記ケースへの取り付け側端部に設けられ前記バンドの幅方向に延
在する連結部材と、
前記連結部材の少なくとも一方の端部に取り付けられる取付補助部材と、
を備え、
前記バンド取付部の前記脚部の対向する面には、それぞれバンド取付孔が穿設され、
前記バンド取付孔の少なくともいずれか一方は貫通孔であり、当該バンド取付孔には前記バンドの装着方向手前側から奥側に向かって前記バンド取付孔の中心方向へほぼ水平方向に延在する案内溝が連設されており、
前記取付補助部材は、前記案内溝に対応する補助溝を有し、貫通孔として形成されている前記バンド取付孔内に挿通され、前記バンド取付孔の軸周りに回転させることで前記案内溝と前記補助溝とが連続する連結部材装着可能位置と、前記案内溝と前記補助溝とが不連続となる連結部材固定位置とを取り得ることを特徴とするケース。 - 前記案内溝は、前記バンド取付孔の中心に対応する位置までほぼ水平方向に延在することを特徴とする請求項1に記載のケース。
- 前記案内溝は、前記バンド取付孔の中心に対応する位置より奥側までほぼ水平方向に延在することを特徴とする請求項1に記載のケース。
- 前記取付補助部材には、前記バンド取付孔への挿入先端側に回転用操作部が設けられ、他端側に係止用のフランジ部が設けられており、
前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔は、前記フランジ部と嵌合可能な段部を有する段付き孔となっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のケース。 - 前記フランジ部の端面には、補助部材側係止部が設けられ、
前記バンド取付孔の前記段部には、前記補助部材側係止部に係止される取付孔側係止部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のケース。 - 前記補助部材側係止部は凹部又は凸部であり、
取付孔側係止部は、前記補助部材側係止部と嵌り合う形状の凹部又は凸部であることを特徴とする請求項5に記載のケース。 - 前記バンド取付部における前記貫通孔として形成されている前記バンド取付孔の近傍には、前記取付補助部材の連結部材固定位置を示す指標が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のケース。
- 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のケースと、
前記ケースに取り付けられるバンドと、
を備えることを特徴とする時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262076A JP6405624B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | ケース及び時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262076A JP6405624B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | ケース及び時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015116357A JP2015116357A (ja) | 2015-06-25 |
JP6405624B2 true JP6405624B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=53529644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013262076A Active JP6405624B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | ケース及び時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6405624B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3422118B1 (fr) * | 2017-06-30 | 2020-02-26 | Montres Breguet S.A. | Dispositif de fixation d'un bracelet |
CN110786832A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-14 | 盐城吉大智能终端产业研究院有限公司 | 一种基于大数据的老年人心跳检测装置及检测方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121573U (ja) * | 1973-02-13 | 1974-10-17 | ||
JPS5895715U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-29 | カシオ計算機株式会社 | 腕時計ケ−スのバネ棒取付部の構造 |
JP3530578B2 (ja) * | 1994-05-12 | 2004-05-24 | シチズン時計株式会社 | 時計バンドの取り付け構造 |
JP3659846B2 (ja) * | 1999-10-13 | 2005-06-15 | セイコーインスツル株式会社 | 腕携帯情報機器 |
CN2706786Y (zh) * | 2004-05-28 | 2005-06-29 | 新永祥有限公司 | 手表表盘与表链的连接结构 |
US8240011B2 (en) * | 2010-02-17 | 2012-08-14 | Paul Hartzband | Device for fastening interchangeable watchstraps with sliding lock mechanism |
-
2013
- 2013-12-19 JP JP2013262076A patent/JP6405624B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015116357A (ja) | 2015-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4917880B2 (ja) | 腕時計及び腕時計用バンド | |
JP6578975B2 (ja) | 回転ベゼル付時計 | |
US8790004B2 (en) | Device for attaching an interchangeable bracelet for a timepiece | |
US7380979B2 (en) | Band for timepiece and wristwatch | |
JP6405624B2 (ja) | ケース及び時計 | |
US11422508B2 (en) | Wearable device, strap and engaging mechanism | |
JP2002199915A (ja) | 腕装着型電子機器 | |
JP2016010571A (ja) | バンドの取付構造及び時計 | |
JP6825611B2 (ja) | 機器ケース及び時計 | |
EP3578077A1 (en) | Connection structure connecting watchband to watchcase and watch using the same | |
JP6287198B2 (ja) | バンドの取付構造及び時計 | |
JP5109158B2 (ja) | カッターナイフ | |
JP3620444B2 (ja) | 時計 | |
JP2015175718A (ja) | 輪列機構、ムーブメント及び時計 | |
JP6085996B2 (ja) | バンド及び時計 | |
CN215108167U (zh) | 锁具 | |
JP6229487B2 (ja) | 保護部材及び時計 | |
JP2004053335A (ja) | 透明板開閉機構を備えた圧力計 | |
JPH09101379A (ja) | 時刻の表示面が起き上がる腕時計 | |
CN112075732A (zh) | 表带、可穿戴设备及卡合机构 | |
JP6452076B2 (ja) | バンド取付構造および腕時計 | |
KR20130141018A (ko) | 탈부착 가능 문 손잡이 장치 | |
JP2024085464A (ja) | バンド取付け装置、装着機器及び時計 | |
CN215124963U (zh) | 可穿戴设备 | |
JP6686334B2 (ja) | バンド及び時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6405624 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |