JP6403544B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

パンツ型吸収性物品

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本発明は、パンツ型使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品に関する。
従来、パンツ型使い捨ておむつとしては、外装体と、該外装体の肌対向面側の中央部に配された吸収性本体とを備え、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、且つ縦方向において着用時に着用者の腹側に位置する前身頃と背側に位置する後身頃とに二分され、該前身頃及び該後身頃それぞれにおける該外装体の縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているものが汎用されている。斯かる構成のパンツ型使い捨ておむつに関し、例えば特許文献1には、外装体として、2つの不織布層の間に弾性フィルムが介在配置された弾性積層体を用いたものが記載されている。
また特許文献2及び3には、レッグ開口部の開口縁部にレッグ弾性部材が配されたパンツ型使い捨ておむつが記載されている。特許文献2及び3記載のレッグ弾性部材は、何れも弾性的に伸長・収縮する不織布やプラスチックフィルム等の弾性シートからなるもので、前身頃及び後身頃それぞれのサイドシール部を構成する外装体の両側縁部からレッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延び、外装体の中央部に配されている吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達している。
特表2008−531181号公報 特開2011−156341号公報 特開2011−255120号公報
特許文献2及び3に記載の如き、レッグ弾性部材がサイドシール部から延びている構成の従来のパンツ型使い捨ておむつは、着用中に該レッグ弾性部材の収縮によって、他の部材よりも硬い該サイドシール部が着用者の大腿部の外側面に強く当たって食い込むため、着用者に違和感を与えやすいという問題があった。また、この問題を解決するために、レッグ弾性部材の伸縮性を低下させると、フィット性が低下するおそれがある。
従って本発明は、フィット性及び着用感に優れたパンツ型吸収性物品に関する。
本発明は、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、前身頃及び後身頃それぞれにおける該外装体の縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
前記外装体は、一対の前記レッグ開口部それぞれの開口縁部にレッグギャザーを形成するレッグ弾性部材として、前身頃に伸長状態で配された前側レッグ弾性部材と、後身頃に伸長状態で配された後側レッグ弾性部材とを備え、
前記前側レッグ弾性部材は、前身頃における前記サイドシール部を構成する前記外装体の両側縁部それぞれから前記レッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延びて前記吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達しており、
前記後側レッグ弾性部材は、後身頃における前記サイドシール部を構成する前記外装体の両側縁部それぞれから前記レッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延びて前記吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達しており、
前記前側レッグ弾性部材と前記後側レッグ弾性部材とが縦方向において互いに離間配置されて、離間領域が形成されており、
前記離間領域における前記吸収性本体の縦方向に沿う左右両側部に、着用時に着用者の肌側に向かって起立する一対の立体ギャザーが設けられており、該立体ギャザーは、該吸収性本体側を基端とし着用者の肌側に自由端をなすように起立し、該自由端に立体ギャザー形成用弾性部材が縦方向に伸長状態で配されており、
前記前側レッグ弾性部材及び前記後側レッグ弾性部材の配置領域における、縦方向において前記サイドシール部と同位置にある腰部対応部の最大伸度をE1、該腰部対応部よりも縦方向内方に位置する腰部下部対応部の最大伸度をE2とし、さらに前記離間領域における前記立体ギャザーの最大伸度をE3とした場合、E1<E3<E2なる関係が成立しているパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、フィット性及び着用感に優れたパンツ型吸収性物品が提供される。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつの展開且つ伸長状態における非肌対向面側(外面側)を模式的に示す展開平面図である。 図3は、図2のI−I線断面を模式的に示す縦断面図である。 図4は、図2のII−II線断面を模式的に示す横断面図である。 図5は、図1に示すおむつの外装体を構成する外層シートの一部(腹側外層シート)の一例を模式的に示す一部破断斜視図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1〜図4には、本発明のパンツ型吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ1が記載されている。おむつ1は、着用者の前後方向に相当する縦方向Xとこれに直交する横方向Yとを有し、吸収性本体2と、該吸収性本体2の非肌対向面側に配されて該吸収性本体2を固定している外装体3とを備え、前身頃F及び後身頃Rそれぞれにおける該外装体3の縦方向Xに沿う両側縁部FS,RSどうしが接合されて、一対のサイドシール部S,S、並びに着用者の胴が通されるウエスト開口部WH、及び着用者の下肢が通される一対のレッグ開口部LH,LHが形成されている。
図2に示すように、前身頃Fは、おむつ1を縦方向Xに二分する縦中心線Lxを基準として、着用時に着用者の身体の前側(腹側)を覆う部分であり、後身頃Rは、着用者の身体の後側(背側)を覆う部分である。また本明細書において、肌対向面は、おむつ1及びその構成部材(例えば吸収性本体2)における、着用状態において着用者の肌側に向けられる面(着用者の肌に近い側)であり、非肌対向面は、おむつ1及びその構成部材における、着用状態において着用者の肌側とは反対側に向けられる面(相対的に肌対向面よりも肌から遠い側)である。
おむつ1は、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部1A、背側に配される背側部1C、及びそれらの間に位置して着用者股間部に配される股下部1Bを有している。おむつ1の縦方向Xは、前身頃Fと後身頃Rとの間を延びる方向、即ち、腹側部1Aと背側部1Cとの間を股下部1Bを介して延びる方向であり、吸収性本体2の長手方向に一致する。腹側部1Aは前身頃Fの一部であり、背側部1Cは後身頃Rの一部であり、股下部1Bは前身頃Fと後身頃Rとに跨って存している。腹側部1A及び背側部1Cは、何れも縦方向Xにおいてサイドシール部Sと同位置にある部分であり、おむつ1の着用時に着用者の腰周りに配される腰部対応部である。股下部1Bは、外装体3の縦方向Xに沿う両側縁部にレッグ開口部LH,LH形成用の凹欠部(レッグ縁部LS,LS)が形成されている領域である。股下部1Bは、おむつ1の着用時に着用者の排泄部に対向配置される排泄部対向部を有しており、該排泄部対向部は通常、おむつ1の縦方向Xの中央部(縦中心線Lx上)又はその近傍に位置している。
吸収性本体2は、図2に輪郭線で示したように平面視矩形形状を有しており、その長手方向を展開且つ伸長状態におけるおむつ1の縦方向Xに一致させて、外装体3の横方向Yの中央部に配置され、接着剤により外装体3に接合されている。外装体3は、図2に示す如きおむつ1の展開且つ伸長状態のおむつ1の外形を形作っており、外装体3の周縁は、その状態のおむつ1の輪郭線を形成している。おむつ1の「展開且つ伸長状態」とは、おむつ1をサイドシール部Sで切り離して展開状態とし、その展開状態のおむつ1を各部の弾性部材を伸長させて設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。
吸収性本体2は、図3及び図4に示すように、肌対向面を形成する液透過性の表面シート21、非肌対向面を形成する液不透過性若しくは液難透過性又は撥水性の裏面シート22、及び両シート21,22間に介在配置された液保持性の吸収体23を有しており、これらが接着剤等の公知の接合手段により一体化されて構成されている。表面シート21及び裏面シート22としては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては各種の不織布や開孔フィルム等を用いることができ、裏面シート22としては樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート等を用いることができる。吸収体23としては、例えば、吸水性ポリマーの粒子及びパルプ繊維等の繊維材料の少なくとも1種を含む吸収性コアを用いることができ、該吸収性コアは、その表面が紙、不織布等のコアラップシートで被覆されていても良い。
外装体3は、図2に示すように、その縦方向Xに沿う両側縁が股下部1Bにおいて内向きの円弧状に湾曲して一対のレッグ縁部LS,LSを形成しており、図2に示す如き平面視において、縦方向Xの中央域が横方向Yの内方に向けて括れた砂時計状の形状を有している。外装体3は、前身頃F(腹側部1A)における縦方向Xに沿う両側縁部FS,FSと後身頃R(背側部1C)における縦方向Xに沿う両側縁部RS,RSとが、接着剤、ヒートシール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合されており、その接合によって、図1に示すように、おむつ1に一対のサイドシール部S,Sが形成され、さらにウエスト開口部WH及び一対のレッグ開口部LH,LHが形成されている。
外装体3は、図3及び図4に示すように、外層シート31と内層シート32との積層体を含んで構成されている。おむつ1の着用状態において、外層シート31は着用者の身体から遠い側に位置して、おむつ1の非肌対向面(外面)を形成し、内層シート32は、着用者の身体に近い側に位置して、おむつ1の肌対向面(内面)を形成する。外層シート31と内層シート32との間は、所定の部位において接着剤によって接合されている。
本実施形態においては、図3に示すように、内層シート32は1枚の連続したシートから構成されているのに対し、外層シート31は複数枚のシートが組み合わされて構成されており、腹側部1Aを構成する腹側外層シート31Aと、背側部1Cを構成する背側外層シート31Cと、両シート31A,31C間に位置して股下部1Bを構成する股下外層シート31Bとを含んで構成されている。外層シート31を構成する各シート31A,31B,31Cは、それらの縦方向Xの端部どうしが重ね合わされ、その重ね合わせ部分において接着剤、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の接合手段によって互いに接合され一体化されている。シート31A,31Cとシート31Bとの重ね合わせ部分においては、それぞれ、縦方向Xの中央に位置するシート31Bが吸収性本体2から相対的に近い側に位置し、シート31Bの縦方向Xの両端部の非肌対向面はシート31A,31Cで被覆されている。
図2及び図3に示すように、腹側外層シート31Aは、内層シート32の腹側部1A側の縦方向Xの端部から外方に延出する腹側延出部31AEを有し、また、背側外層シート31Cは、内層シート32の背側部1C側の縦方向Xの端部から外方に延出する背側延出部31CEを有しており、両延出部31AE,31CEは、それぞれ、内層シート32上に配置固定された吸収性本体2の縦方向Xの両端部を覆うように、内層シート32側に折り返され、接着剤によって、両延出部31AE,31CEと対向するおむつ1の他の構成部材(内層シート32、吸収性本体2、立体ギャザー5)に固定されている。
本実施形態においては、外層シート31を構成する腹側外層シート31A及び背側外層シート31Cは伸縮性を有しているのに対し、外層シート31の残りの部分(股下外層シート31B)及び内層シート32は伸縮性を有しておらず非伸縮性である。
腹側外層シート31A及び背側外層シート31Cは、少なくとも横方向Yに伸縮性を有している。図5には、伸縮性の腹側外層シート31Aの一例が示されている。図5に示す腹側外層シート31Aは、非弾性繊維を主体とする伸長可能な繊維層の一面に糸状の弾性フィラメントが接合した構成を有するもので、該繊維層としての2枚の繊維シート41,42と、両シート41,42間に介在配置された該弾性フィラメントとしての弾性部材43とを含んで構成されている。斯かる構成を有する伸縮性の背側外層シート31Aは、例えば、特開2009−61743号公報に記載の方法に従って製造することができる。伸縮性の背側外層シート31Cも図5に示す伸縮性の腹側外層シート31Aと同様に構成することができる。
腹側外層シート31Aを構成する2枚のシート41,42は、何れも伸長可能なものである。シート41,42は、弾性部材43の延びる方向(横方向Y)と同方向に伸長可能になっている。伸長可能とは、(イ)シート41,42の構成繊維自体が伸長する場合と、(ロ)構成繊維自体は伸長しなくても、交点において結合していた繊維どうしが離れたり、繊維どうしの結合等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、シート41,42全体として伸長する場合とを包含する。
腹側外層シート31Aを構成する弾性部材43は、弾性樹脂が溶融又は軟化した状態で延伸されて形成された弾性フィラメントである。複数の弾性部材43は、それぞれ、シート31Aの全長(外装体3の横方向Yの全長)に亘って実質的に連続している。複数の弾性部材43は、互いに交差せずに一方向(横方向X)に延びるように配列している。弾性部材43は、実質的に非伸長状態で2枚のシート41,42に接合されている。シート31Aにおける弾性部材43のシート41,42との接合は、シート41,42を構成する繊維(非弾性繊維)が弾性部材43中に埋没した状態で該弾性部材43に融着することによりなされたものであり、ホットメルト型接着剤等の接着剤を用いてなされたものではない。従って、シート41,42(非弾性繊維を主体とする伸長可能な繊維層)とこれに接合されている弾性部材43との間には接着剤が存在しない。
腹側外層シート31Aは、弾性部材43の延びる方向(横方向Y)と同方向に伸縮可能になっている。シート31Aの伸縮性は、弾性部材43の弾性に起因して発現する。シート31Aを弾性部材43の延びる方向と同方向に引き伸ばすと、弾性部材43及びシート41,42が伸長する。そしてシート31Aの引き伸ばしを解除すると、弾性部材43が収縮し、その収縮に連れてシート41,42が引き伸ばし前の状態に復帰する。また、シート31Aにおいては、弾性部材43と直交した状態で結合している他の弾性部材は存在していないので、シート31Aを、弾性部材43の延びる方向(横方向Y)と同方向に引き伸ばしたときには、該シート31Aが横方向Yに縮む、いわゆる幅縮みをほとんど起こさずに伸長する。
腹側外層シート31Aを構成する2枚のシート41,42は、それぞれ、短繊維の不織布であり得る。不織布としては、エアスルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等が挙げられる。シート41とシート42とは、同種のものでも良く、あるいは異種のものでも良い。ここで言う、「同種のシート」とは、シートの製造プロセス、シートの構成繊維の種類、構成繊維の繊維径や長さ、シートの厚みや坪量等がすべて同じであるシートどうしを意味する。これらのうちの少なくとも一つが異なる場合には、「異種のシート」である。
腹側外層シート31Aを構成する弾性部材43(弾性フィラメント)は、例えば熱可塑性エラストマーやゴム等を原料とするものである。特に熱可塑性エラストマーを原料として用いると、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られた弾性フィラメントは熱融着させやすいので、シート31Aに好適である。熱可塑性エラストマーとしては、例えば、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン)、SIS(スチレン−イソプレン−スチレン)、SEBS(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン)、SEPS(スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン)等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー(エチレン系のα−オレフィンエラストマー、エチレン・ブテン・オクテン等を共重合したプロピレン系エラストマー)、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、これらの樹脂からなる芯鞘型又はサイド・バイ・サイド型の複合繊維を用いることもできる。
このように、腹側外層シート31A及び背側外層シート31Cは伸縮性を有しているのに対し、股下外層シート31B及び内層シート32は伸縮性を有しておらず非伸縮性である。非伸縮性のシート31B,32は、縦方向X又は横方向Yにおいて伸縮性を有しないことが好ましく、両方向X,Yの何れにも伸縮性を有しないことが好ましい。外装体3において、一部(腹側部1A及び背側部1C)のみが伸縮性を有する外層シート31と全体が非伸縮性の内層シート32とは、外層シート31の伸縮性を有する部分(腹側外層シート31A及び背側外層シート31C)の伸長状態下に、相対向する面で接合されており、そのため、外装体3全体としては、腹側外層シート31A及び背側外層シート31Cが配されている腹側部A及び背側部C(腰部対応部)は、少なくとも両シート31A,31Cの伸長可能方向(横方向Y)に伸縮性を有し、他の部分(股下部B)は伸縮性を有してない。
シートが、ある方向に実質的に伸縮性を有しないとは、該シートに対して当該ある方向に引っ張る力を加えても、該シートが、殆ど伸びないことを意味する。例えば、長さ15×幅5cmのサンプルに対して、該サンプルをテンシロン等の材料引っ張り試験機で長手方向に引っ張って、該サンプルが破断するときの破断伸度が10%以下である場合、そのサンプルは、長手方向に実質的に伸縮性を有しない。尚、破断伸度とは(破断時の該サンプル長さ−該サンプルの元の長さ)/(該サンプルの元の長さ)×100で算出することができる。
非伸縮性の股下外層シート31B及び内層シート32としては、それぞれ、各種製法による不織布が好ましく用いられ、例えば、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布等である。非伸縮性のシート31B,32として用いる不織布の構成繊維としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル、ポリアミド等からなる繊維等が挙げられる。非伸縮性のシート31B,32として用いる不織布を構成する繊維は、短繊維でも長繊維でも良く、親水性でも撥水性でも良い。また、芯鞘型又はサイド・バイ・サイド型の複合繊維、分割繊維、異形断面繊維、捲縮繊維、熱収縮繊維等を用いることもできる。これらの繊維は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
図1〜図3に示すように、外装体3は、ウエスト開口部WHの開口縁部にウエストギャザーを形成するウエスト弾性部材33を備えている。即ち、腹側部A及び背側部Cそれぞれにおけるウエスト開口部WHの開口縁部には、1本又は複数本(本実施形態では複数本)のウエストギャザー形成用のウエスト弾性部材33が横方向Yの全長に亘って伸長状態で配されており、これによってウエスト開口部WHには、その全周に亘って実質的に連続した環状のウエストギャザーが形成されている。ウエスト弾性部材33は、糸状又は帯状であり、図3に示すように、外装体3を構成する外層シート31と内層シート32との間に接着剤により挟持固定されている。
また外装体3は、一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁部にレッグギャザーを形成するレッグ弾性部材として、前身頃Fに伸長状態で配された1本又は複数本(本実施形態では複数本)の前側レッグ弾性部材34と、後身頃Rに伸長状態で配された1本又は複数本(本実施形態では複数本)の後側レッグ弾性部材35とを備えている。レッグ弾性部材34,35は、何れも糸状又は帯状であり、図3に示すように、外装体3を構成する外層シート31と内層シート32との間に接着剤により挟持固定されている。
前側レッグ弾性部材34は、図2に示すように、前身頃F(腹側部1A)における外装体3の両側縁部FS,FS(サイドシール部S)それぞれからレッグ開口部LHの開口縁部であるレッグ縁部LSに沿って縦方向Xの内方且つ横方向Yの内方に延びて吸収性本体2の縦方向Xに沿う側縁2Sに達し、さらに該側縁2Sよりも横方向Yの内方に延びており、該弾性部材34の側縁部FS側とは反対側の端部は、吸収性本体2の配置領域に位置している。前身頃Fにおける外装体3の両側縁部FS,FSのうちの一方を起点とする前側レッグ弾性部材34と、他方を起点とする前側レッグ弾性部材34とは繋がっておらず、吸収性本体2の配置領域に存する両弾性部材34,34間においては、弾性部材による弾性伸縮性は発現しない。一側縁部FSを起点とする前側レッグ弾性部材34と他側縁部FSを起点とする前側レッグ弾性部材34とは、おむつ1を横方向Yに二分する横中心線(図示せず)を基準として左右対称に配されている。
後側レッグ弾性部材35は、図2に示すように、後身頃R(背側部1C)における外装体3の両側縁部RS,RS(サイドシール部S)それぞれからレッグ開口部LHの開口縁部であるレッグ縁部LSに沿って縦方向Xの内方且つ横方向Yの内方に延びて吸収性本体2の縦方向Xに沿う側縁2Sに達し、さらに該側縁2Sよりも横方向Yの内方に延びており、該弾性部材35の側縁部RS側とは反対側の端部は、吸収性本体2の配置領域に位置している。後身頃Rにおける外装体3の両側縁部RS,RSのうちの一方を起点とする後側レッグ弾性部材35と、他方を起点とする後側レッグ弾性部材35とは繋がっておらず、吸収性本体2の配置領域に存する両弾性部材35,35間においては、弾性部材による弾性伸縮性は発現しない。一側縁部RSを起点とする後側レッグ弾性部材35と他側縁部RSを起点とする後側レッグ弾性部材35とは、おむつ1を横方向Yに二分する横中心線(図示せず)を基準として左右対称に配されている。
また図2に示すように、前側レッグ弾性部材34と後側レッグ弾性部材35とは縦方向Xにおいて互いに離間配置されており、それによって離間領域1Dが形成されている。離間領域1Dは股下部1Bに位置し、おむつ1において横方向Yの長さ(幅)が最も狭い領域であり、前記排泄部対向部を有している。
図2及び図4に示すように、離間領域1Dにおける吸収性本体2の縦方向Xに沿う左右両側部には、着用時に着用者の肌側に向かって起立する一対の立体ギャザー5,5が設けられている。各立体ギャザー5は、吸収性本体2側を基端とし着用者の肌側に自由端50をなすように起立し、該自由端50に1本又は複数本(本実施形態では複数本)の立体ギャザー形成用弾性部材52が縦方向Xに伸長状態で配されている。本実施形態においては、一対の立体ギャザー5,5は、吸収性本体2の縦方向Xの全長に亘って直線状に延びており、おむつ1の着用時には、離間領域1Dのみならず、少なくとも股下部1Bにおいて、着用者の肌側に向かって起立する。
立体ギャザー5は、液抵抗性ないし撥水性の立体ギャザー形成用シート材51と、シート材51に固定された立体ギャザー形成用弾性部材52とを含んで構成されている。シート材51は、1枚の帯状シートから形成されており、シート材51の横方向Yの一端部は、裏面シート22の非肌対向面に接着剤によって固定されて固定端を形成し、シート材51の横方向Yの他端部は、表面シート21の上方において、縦方向Xに延びる折曲線(図示せず)にて横方向Yの内方側に折り返されて自由端50を形成し、その折り返しによって相対向したシート間に、糸状又は帯状の弾性部材52が縦方向Xに伸長した状態で接着剤を介して固定されて、立体ギャザー5が形成されている。立体ギャザー5は、伸長状態で配された弾性部材52がおむつ1の着用状態において収縮することによって起立し、液の側方への流出を阻止する。また、図4に示すように、立体ギャザー5における吸収性本体2の側縁2Sと対向する部分には、立体ギャザー5をより確実に起立させる等の目的で、糸状又は帯状の弾性部材53が、立体ギャザー5の縦方向Xの全長に亘って縦方向Xに伸長した状態で接着剤によって固定されている。
立体ギャザー形成用シート材51としては、伸縮性のフィルム、不織布、織物又はそれらの積層シート等を用いることができる。立体ギャザー形成用弾性部材52及び弾性部材53としては、ウエスト弾性部材33及びレッグ弾性部材34,35と同様のものを用いることができ、例えば、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状又は帯状の伸縮性材料を用いることができる。
本実施形態のおむつ1の主たる特徴の1つとして、前側レッグ弾性部材34及び後側レッグ弾性部材35の配置領域における、縦方向Xにおいてサイドシール部Sと同位置にある腰部対応部340,350の最大伸度をE1、該腰部対応部340,350よりも縦方向Xの内方(おむつ1の着用時においては下方)に位置する腰部下部対応部341,351の最大伸度をE2とし、さらに離間領域1Dにおける立体ギャザー5の最大伸度をE3とした場合、E1<E3<E2なる関係が成立している点が挙げられる。尚、図2及び図3に、腰部対応部340,350及び腰部下部対応部341,351を図示しているが、これらは主として位置関係を明確にするために示されており、各部の実際の大きさとは無関係である。
ここで、最大伸度とは、測定対象部分をそれ以上伸ばせない長さ(材破する直前の長さ)まで伸長したときの伸長率であり、下記式(1)によって求められる。
最大伸度(%)={(伸長後の長さ−伸長前の長さ)/伸長前の長さ)}×100%…(1)
最大伸度の測定は次の手順で行う。吸収性物品における測定対象部分(弾性部材の配置領域)の自然状態(弾性部材の収縮状態)において、1本の弾性部材の長さ方向の中央部に50mmの間隔の目印を付け、これを伸長前の長さとする。次いで、この測定対象部分を、弾性部材の長さ方向に伸長させて、目印の間隔を測定し、伸長後の長さとする。測定値を前記式(1)に代入して最大伸度を算出する。測定対象部分を吸収性物品から切り出したものを測定サンプルとして測定に供しても良い。前記立体ギャザーの最大伸度E3は、図4に示すように、立体ギャザー5の自由端50に配された弾性部材52(吸収性本体2よりも着用者の肌に近い弾性部材)による最大伸度を意味する。従って、例えば図4に示す立体ギャザー5の最大伸度E3を測定する際には、吸収性本体2の側方に配された弾性部材53の影響を排除するように測定し、例えば、弾性部材53を取り除いてから測定する。
腰部対応部340,350の最大伸度E1、腰部下部対応部341,351の最大伸度E2及び離間領域1Dにおける立体ギャザー5の最大伸度E3について、E1<E3<E2という大小関係が成立していることにより、おむつ1はフィット性及び着用感に優れたものとなる。特に、腰部対応部340,350はサイドシール部S及びその近傍であり、他の部分に比して硬く感触が良くない部分であるところ、その最大伸度E1が他の2つの部分に比して小さいことにより、腰部対応部340,350の収縮力が適度に抑えられるため、サイドシール部Sがおむつ1の着用者の大腿部の外側面に強く当たることが抑制され、着用者に違和感を与え難く、着用感が向上する。
また、腰部下部対応部341,351の最大伸度E2が他の2つの部分に比して大きいことにより、吸収性本体2の可動性が向上し、吸収性本体2がおむつ1の着用者の身体の動きに追従しやすくなると共に、吸収性本体2(吸収体23)が過度に収縮することがなく、着用感が向上し、吸収性の低下が効果的に防止される。また例えば、おむつ1の着用者が歩いたり座ったりした場合には、着用者の臀部の皮膚の伸び縮みの程度が激しくなるところ、腰部下部対応部341,351の最大伸度E2が腰部対応部340,350の最大伸度E1よりも大きいことにより、腰部下部対応部341,351には腰部対応部340,350よりも強い収縮力が働くため、この臀部の皮膚の伸び縮みに対しておむつ1が十分にフィットすることができ、優れた着用感が得られる。
また、離間領域1Dにおける立体ギャザー5の最大伸度E3が腰部下部対応部341,351の最大伸度E2に比して小さいことにより、おむつ1が縦方向Xに過度に収縮することが防止されるため、横方向Yに沿う皺の発生が防止され、それによって着用感が向上すると共に、吸収容量の低下が効果的に防止される。
また、本実施形態のおむつ1においては、前述したように、前側レッグ弾性部材34と後側レッグ弾性部材35とが縦方向Xにおいて互いに離間配置されて離間領域1Dを形成しており、その離間領域1Dが吸収性本体2の配置領域と重複しているため、あたかも、吸収性本体2が縦方向Xの前後2か所で支持されているように構成されており、それによって吸収性本体2の可動性が向上している。従って、前述したE1<E3<E2なる関係による作用効果と相俟って、本実施形態のおむつ1は、優れた着用感及び吸収性能を発揮し得る。
前述した作用効果をより確実に奏させるようにする観点から、最大伸度E1と最大伸度E3との比(E1/E3)は、好ましくは0.5以上、さらに好ましくは0.6以上、そして、好ましくは1.0未満、さらに好ましくは0.9以下、より具体的には、好ましくは0.5以上1.0未満、さらに好ましくは0.6以上0.9以下である。
同様の観点から、最大伸度E3と最大伸度E2との比(E3/E2)は、好ましくは0.6以上、さらに好ましくは0.65以上、そして、好ましくは1.0未満、さらに好ましくは0.95以下、より具体的には、好ましくは0.6以上1.0未満、さらに好ましくは0.65以上0.95以下である。
腰部対応部340,350の最大伸度E1は、好ましくは150%以上、さらに好ましくは180%以上、そして、好ましくは250%以下、さらに好ましくは220%以下、より具体的には、好ましくは150%以上250%以下、さらに好ましくは180%以上220%以下である。
腰部下部対応部341,351の最大伸度E2は、好ましくは200%以上、さらに好ましくは220%以上、そして、好ましくは300%以下、さらに好ましくは270%以下、より具体的には、好ましくは200%以上300%以下、さらに好ましくは220%以上270%以下である。
離間領域1Dにおける立体ギャザー5の最大伸度E3は、好ましくは180%以上、さらに好ましくは200%以上、そして、好ましくは280%以下、さらに好ましくは250%以下、より具体的には、好ましくは180%以上280%以下、さらに好ましくは200%以上250%以下である。
尚、前側レッグ弾性部材34の腰部対応部340と後側レッグ弾性部材35の腰部対応部350とは、互いに同じでも良く、異なっていても良いが、通常、両者は同じである。前側レッグ弾性部材34の腰部下部対応部341と後側レッグ弾性部材35の腰部下部対応部351との関係についても、これと同様である。
また、おむつ1のフィット性をより一層高める観点から、前身頃Fの腰部下部対応部341の縦方向Xの長さと後身頃Rの腰部下部対応部351の縦方向Xの長さとの合計L1は、離間領域1Dの縦方向Xの長さL2に比して長いことが好ましい。L1とL2との比(L1/L2)は、好ましくは1.0より大きく、さらに好ましくは1.05以上、そして、好ましくは1.3以下、さらに好ましくは1.25以下、より具体的には、好ましくは1.0超1.3以下、さらに好ましくは1.05以上1.25以下である。
離間領域1Dの縦方向Xの長さL2は、好ましくは100mm以上、さらに好ましくは150mm以上、そして、好ましくは250mm以下、さらに好ましくは200mm以下、より具体的には、好ましくは100mm以上250mm以下、さらに好ましくは150mm以上200mm以下である。
前述したおむつ1における特定の3箇所(腰部対応部340,350、腰部下部対応部341,351、離間領域1Dにおける立体ギャザー5)の弾性部材の配置領域の最大伸度E1,E2,E3について、E1<E3<E2という大小関係を成立させるためには、弾性部材の配置形態、当該領域を構成するシートの坪量(枚数)等を適宜コントロールする必要がある。吸収性物品における所定領域の最大伸度を低下させる、即ち、所定領域の伸縮性を低下させる(伸びにくくする)方法としては、例えば、当該領域における弾性部材とシート材(外層シート31、内層シート32)との固定箇所、接着剤の塗布量(坪量)、シート材の坪量(枚数)等を多くする方法が挙げられる。吸収性物品における所定領域の最大伸度を向上させる場合は、弾性部材とシート材との固定箇所等を前記方法とは逆に少なくすれば良い。
特に、レッグ弾性部材34,35は、腰部対応部340,350から腰部下部対応部341,351に亘って連続しており、該弾性部材34,35自体の伸縮性は配置箇所によらずに基本的に均一であるので、該弾性部材34,35の伸縮性を配置箇所によって異ならせるためには、前記方法のように、これを固定するための接着剤や周辺のシート材を適宜調整する必要がある。
一方、立体ギャザー5は、腰部対応部340,350及び腰部下部対応部341,351とは別部材であるので、立体ギャザー5を構成する弾性部材52として、レッグ弾性部材34,35とは伸縮特性が異なるものを用いることで、離間領域1Dにおける立体ギャザー5の最大伸度E3を他の2つの部分の最大伸度E1,E2と異ならせることが可能となる。具体的には、レッグ弾性部材34,35として、立体ギャザー形成用弾性部材52に比して断面積が大きいものを用いる方法が挙げられる。相対的に断面積が大きい(太さが太い)糸状又は帯状の弾性部材34,35は、相対的に断面積が小さい(太さが細い)糸状又は帯状の弾性部材52に比して、伸縮性が低くて伸びにくいため、仮に、弾性部材34,35,52の配置形態(接着剤の塗布量、シート材の坪量等)が同じ場合には、弾性部材34,35が配された腰部対応部340,350及び腰部下部対応部341,351の最大伸度E1,E2は、弾性部材52が配された離間領域1Dにおける立体ギャザー5の最大伸度E3よりも小さくなる(E1,E2<E3)。この最大伸度の関係をベースとして、さらに各弾性部材の配置形態等を適宜調整することで、前記のE1<E3<E2という大小関係が得られる。
本実施形態のおむつ1においては、図3に示すように、腰部対応部340,350においては、レッグ弾性部材34,35は、外層シート31(腹側外層シート31A又は背側外層シート31C)及び内層シート32の両方に接着剤によって固定されている。図3中符号6は接着剤を示し、腰部対応部340において、前側レッグ弾性部材34は接着剤6によって腹側外層シート31Aの肌対向面に固定され、また腰部対応部350において、後側レッグ弾性部材35は接着剤6によって背側外層シート31Cの肌対向面に固定されている。また、図示していないが、内層シート32の非肌対向面にも接着剤が塗布されており、その接着剤によってレッグ弾性部材34,35は腰部対応部340,350において該非肌対向面にも固定されている。
これに対し、腰部下部対応部341,351においては、レッグ弾性部材34,35は、内層シート32及び外層シート31(股下外層シート31B)の何れか一方にのみ接着剤によって固定されている。本実施形態においては、レッグ弾性部材34,35は、内層シート32の非肌対向面に接着剤によって固定されているが、外層シート31(股下外層シート31B)には固定されていない。つまり、腰部下部対応部341,351においては、レッグ弾性部材34,35とシート31Bの肌対向面との間が接合されておらず、おむつ1の着用中などに両者が互いに密着せずに離れる場合があり得る。
このように、腰部対応部340,350と腰部下部対応部341,351とで、レッグ弾性部材34,35のシート材との固定箇所(固定面積)を異ならせ、腰部対応部340,350の該固定箇所を相対的に多くすることによって、腰部対応部340,350の最大伸度E1を腰部下部対応部341,351の最大伸度E2よりも小さくする(E1<E2とする)ことが可能となる。
弾性部材34,35をシート材に固定する接着剤(接着剤6)としては、例えばホットメルト型接着剤を用いることができる。また、最大伸度が他の2つの部分に比して小さい、即ち、比較的伸縮性が低く伸びにくい腰部対応部340,350においては、接着剤(好ましくはホットメルト型接着剤)は、外層シート31(腹側外層シート31A又は背側外層シート31C)及び内層シート32の少なくとも一方におけるレッグ弾性部材34,35との対向面の全域に塗布されている、即ち、いわゆるベタ塗りされていることが好ましい。そうすることによって、前述した最大伸度の大小関係E1<E3<E2がより一層確実に成立しやすくなる。このように接着剤をベタ塗りする場合、外層シート31又は内層シート32における接着剤の塗布量は、固形分換算で、好ましくは2.0g/m2以上、さらに好ましくは3.0g/m2以上、そして、好ましくは8.0g/m2以下、さらに好ましくは7.0g/m2以下、より具体的には、好ましくは2.0g/m2以上8.0g/m2以下、さらに好ましくは3.0g/m2以上7.0g/m2以下である。
また、本実施形態においては、腰部対応部340,350と腰部下部対応部341,351とで外層シート31が異なっており、腰部対応部340,350は伸縮性を有する外層シート31A,31Cを含んで構成され、腰部下部対応部341,351は非伸縮性の外層シート31Bを含んで構成されているところ、例えば、外層シート31A,31Cとして、図5に示す如き積層多層構造の不織布(複合シート)を用い、外層シート31Bとして、単層構造の不織布(単層シート)を用いた場合には、外層シート31A,31C(複合シート)に配されている弾性部材の伸縮性は、外層シート31B(単層シート)におけるそれに比して低下するため、前述した最大伸度の大小関係E1<E3<E2、特にE1<E2がより一層確実に成立しやすくなる。即ち、腰部対応部340,350を構成する外層シート31(腹側外層シート31A、背側外層シート31C)は、2枚の繊維シートと、両シート間に介在配置された弾性部材(弾性フィラメント)とを含んで構成されていることが好ましい。また、外層シート31A,31Cと外層シート31Bとの重ね合わせ部分を腰部対応部340,350に配置することで、E1<E2がより一層確実に成立しやすくなる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば、前記実施形態においては、外層シート31は複数枚のシートが組み合わされて構成されていたが、内層シート32と同様に1枚の連続したシートから構成されていても良い。
また、外装体3は、腹側部に位置する外装体腹側領域及び背側部に位置する外装体背側領域とに分割されており、吸収性本体2は、前記外装体腹側領域及び前記外装体背側領域に架け渡して固定されていても良い。
前述した本発明の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
<1>
着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、前身頃及び後身頃それぞれにおける該外装体の縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
前記外装体は、一対の前記レッグ開口部それぞれの開口縁部にレッグギャザーを形成するレッグ弾性部材として、前身頃に伸長状態で配された前側レッグ弾性部材と、後身頃に伸長状態で配された後側レッグ弾性部材とを備え、
前記前側レッグ弾性部材は、前身頃における前記サイドシール部を構成する前記外装体の両側縁部それぞれから前記レッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延びて前記吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達しており、
前記後側レッグ弾性部材は、後身頃における前記サイドシール部を構成する前記外装体の両側縁部それぞれから前記レッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延びて前記吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達しており、
前記前側レッグ弾性部材と前記後側レッグ弾性部材とが縦方向において互いに離間配置されて、離間領域が形成されており、
前記離間領域における前記吸収性本体の縦方向に沿う左右両側部に、着用時に着用者の肌側に向かって起立する一対の立体ギャザーが設けられており、該立体ギャザーは、該吸収性本体側を基端とし着用者の肌側に自由端をなすように起立し、該自由端に立体ギャザー形成用弾性部材が縦方向に伸長状態で配されており、
前記前側レッグ弾性部材及び前記後側レッグ弾性部材の配置領域における、縦方向において前記サイドシール部と同位置にある腰部対応部の最大伸度をE1、該腰部対応部よりも縦方向内方に位置する腰部下部対応部の最大伸度をE2とし、さらに前記離間領域における前記立体ギャザーの最大伸度をE3とした場合、E1<E3<E2なる関係が成立しているパンツ型吸収性物品。
<2>
前記外装体は、着用者の身体から遠い側に位置する外層シートと、着用者の身体に近い側に位置する内層シートとを含んで構成されており、両シート間に前記レッグ弾性部材が介在配置されており、
前記腰部対応部において、前記レッグ弾性部材は、前記外層シート及び前記内層シートの両方に接着剤によって固定されている前記<1>に記載のパンツ型吸収性物品。
<3>
前記接着剤はホットメルト型接着剤であり、前記外層シート及び前記内層シートの少なくとも一方の、前記腰部対応部における前記レッグ弾性部材との対向面の全域に塗布されている前記<2>に記載のパンツ型吸収性物品。
<4>
前記腰部下部対応部において、前記レッグ弾性部材は、前記内層シート及び前記外層シートの何れか一方にのみ接着剤によって固定されている前記<2>又は<3>に記載のパンツ型吸収性物品。
<5>
前記腰部下部対応部において、前記レッグ弾性部材は、前記内層シートに接着剤によって固定されているが、前記外層シートには固定されていない前記<2>又は<3>に記載のパンツ型吸収性物品。
<6>
前記腰部対応部を構成する前記外層シートは、2枚の繊維シートと、両シート間に介在配置された弾性部材とを含んで構成されている前記<2>〜<5>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<7>
前記外層シートは、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部を構成する腹側外層シートと、背側に配される背側部を構成する背側外層シートと、これら両シート間に位置して着用者股間部に配される股下部を構成する股下外層シートとを含んで構成されている前記<2>〜<6>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<8>
前記腹側外層シート及び前記背側外層シートは、少なくとも横方向に伸縮性を有している前記<7>に記載のパンツ型吸収性物品。
<9>
前記股下外層シート及び前記内層シートは、伸縮性を有しておらず非伸縮性である前記<7>又は<8>に記載のパンツ型吸収性物品。
<10>
前記股下外層シートは単層構造の不織布である前記<7>〜<9>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<11>
前記腹側外層シート及び前記背側外層シートと前記股下外層シートとの重ね合わせ部分が前記腰部対応部に配置されている前記<7>〜<10>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<12>
前記腰部対応部と前記腰部下部対応部とで、前記レッグ弾性部材の前記外装体を構成するシート材との固定箇所(固定面積)が異なり、該腰部対応部の該固定箇所(固定面積)が該腰部下部対応部のそれよりも多くなっており、それによってE1<E2なる関係が成立するようになされている前記<1>〜<11>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<13>
前記レッグ弾性部材は、前記立体ギャザー形成用弾性部材に比して断面積が大きい前記<1>〜<12>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<14>
前身頃の前記腰部下部対応部の縦方向の長さと後身頃の前記腰部下部対応部の縦方向の長さとの合計が、前記離間領域の縦方向の長さに比して長い前記<1>〜<13>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<15>
前身頃の前記腰部下部対応部の縦方向の長さと後身頃の前記腰部下部対応部の縦方向の長さとの合計L1と、前記離間領域の縦方向の長さL2との比である、L1/L2は、好ましくは1.0より大きく、さらに好ましくは1.05以上、そして、好ましくは1.3以下、さらに好ましくは1.25以下、より具体的には、好ましくは1.0超1.3以下、さらに好ましくは1.05以上1.25以下である前記<14>に記載のパンツ型吸収性物品。
<16>
前記吸収性本体は、肌対向面を形成する表面シート、非肌対向面を形成する裏面シート、及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を有している前記<1>〜<15>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<17>
前身頃における前記外装体の両側縁部のうちの一方を起点とする前記前側レッグ弾性部材と、他方を起点とする前記前側レッグ弾性部材とは繋がっていない前記<1>〜<16>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<18>
後身頃における前記外装体の両側縁部のうちの一方を起点とする前記後側レッグ弾性部材と、他方を起点とする前記後側レッグ弾性部材とは繋がっていない前記<1>〜<17>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<19>
前記立体ギャザーは、立体ギャザー形成用シート材と、該シート材に固定された立体ギャザー形成用弾性部材とを含んで構成されている前記<1>〜<18>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<20>
前記シート材は、1枚の帯状シートから形成されており、該シート材の横方向の一端部は、前記吸収性本体の肌対向面を形成する裏面シートの非肌対向面に接着剤によって固定されて固定端を形成し、該シート材の横方向の他端部は、該吸収性本体の肌対向面を形成する表面シートの上方において、縦方向に延びる折曲線にて横方向の内方側に折り返されて自由端を形成し、その折り返しによって相対向したシート間に、糸状又は帯状の前記立体ギャザー形成用弾性部材が縦方向に伸長した状態で接着剤を介して固定されている前記<19>に記載のパンツ型吸収性物品。
<21>
前記最大伸度E1と前記最大伸度E3との比であるE1/E3は、好ましくは0.5以上、さらに好ましくは0.6以上、そして、好ましくは1.0未満、さらに好ましくは0.9以下、より具体的には、好ましくは0.5以上1.0未満、さらに好ましくは0.6以上0.9以下である前記<1>〜<20>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<22>
前記最大伸度E3と前記最大伸度E2との比であるE3/E2は、好ましくは0.6以上、さらに好ましくは0.65以上、そして、好ましくは1.0未満、さらに好ましくは0.95以下、より具体的には、好ましくは0.6以上1.0未満、さらに好ましくは0.65以上0.95以下である前記<1>〜<21>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<23>
前記最大伸度E1は、好ましくは150%以上、さらに好ましくは180%以上、そして、好ましくは250%以下、さらに好ましくは220%以下、より具体的には、好ましくは150%以上250%以下、さらに好ましくは180%以上220%以下である前記<1>〜<22>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<24>
前記最大伸度E2は、好ましくは200%以上、さらに好ましくは220%以上、そして、好ましくは300%以下、さらに好ましくは270%以下、より具体的には、好ましくは200%以上300%以下、さらに好ましくは220%以上270%以下である前記<1>〜<23>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<25>
前記最大伸度E3は、好ましくは180%以上、さらに好ましくは200%以上、そして、好ましくは280%以下、さらに好ましくは250%以下、より具体的には、好ましくは180%以上280%以下、さらに好ましくは200%以上250%以下である前記<1>〜<24>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<26>
前記離間領域の縦方向の長さは、好ましくは100mm以上、さらに好ましくは150mm以上、そして、好ましくは250mm以下、さらに好ましくは200mm以下、より具体的には、好ましくは100mm以上250mm以下、さらに好ましくは150mm以上200mm以下である前記<1>〜<25>の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 外装体
31 外層シート
31A 腹側外層シート
31B 股下外層シート
31C 背側外層シート
32 内層シート
33 ウエスト弾性部材
34 前側レッグ弾性部材
340 前側レッグ弾性部材の配置領域における腰部対応部
341 前側レッグ弾性部材の配置領域における腰部下部対応部
35 後側レッグ弾性部材
350 後側レッグ弾性部材の配置領域における腰部対応部
351 後側レッグ弾性部材の配置領域における腰部下部対応部
5 立体ギャザー
51 立体ギャザー形成用シート材
52 立体ギャザー形成用弾性部材
6 接着剤
F 前身頃
R 後身頃
1A 腹側部
1B 股下部
1C 背側部
1D 離間領域
X 縦方向
Y 横方向

Claims (7)

  1. 着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有し、吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、前身頃及び後身頃それぞれにおける該外装体の縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
    前記外装体は、一対の前記レッグ開口部それぞれの開口縁部にレッグギャザーを形成するレッグ弾性部材として、前身頃に伸長状態で配された前側レッグ弾性部材と、後身頃に伸長状態で配された後側レッグ弾性部材とを備え、
    前記前側レッグ弾性部材は、前身頃における前記サイドシール部を構成する前記外装体の両側縁部それぞれから前記レッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延びて前記吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達しており、
    前記後側レッグ弾性部材は、後身頃における前記サイドシール部を構成する前記外装体の両側縁部それぞれから前記レッグ開口部の開口縁部に沿って縦方向内方且つ横方向内方に延びて前記吸収性本体の縦方向に沿う側縁に達しており、
    前記前側レッグ弾性部材と前記後側レッグ弾性部材とが縦方向において互いに離間配置されて、離間領域が形成されており、
    前記離間領域における前記吸収性本体の縦方向に沿う左右両側部に、着用時に着用者の肌側に向かって起立する一対の立体ギャザーが設けられており、該立体ギャザーは、該吸収性本体側を基端とし着用者の肌側に自由端をなすように起立し、該自由端に立体ギャザー形成用弾性部材が縦方向に伸長状態で配されており、
    前記前側レッグ弾性部材及び前記後側レッグ弾性部材の配置領域における、縦方向において前記サイドシール部と同位置にある腰部対応部の最大伸度をE1、該腰部対応部よりも縦方向内方に位置する腰部下部対応部の最大伸度をE2とし、さらに前記離間領域における前記立体ギャザーの最大伸度をE3とした場合、E1<E3<E2なる関係が成立しているパンツ型吸収性物品。
  2. 前記外装体は、着用者の身体から遠い側に位置する外層シートと、着用者の身体に近い側に位置する内層シートとを含んで構成されており、両シート間に前記レッグ弾性部材が介在配置されており、
    前記腰部対応部において、前記レッグ弾性部材は、前記外層シート及び前記内層シートの両方に接着剤によって固定されている請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記接着剤はホットメルト型接着剤であり、前記外層シート及び前記内層シートの少なくとも一方の、前記腰部対応部における前記レッグ弾性部材との対向面の全域に塗布されている請求項2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記腰部下部対応部において、前記レッグ弾性部材は、前記内層シート及び前記外層シートの何れか一方にのみ接着剤によって固定されている請求項2又は3に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記腰部対応部を構成する前記外層シートは、2枚の繊維シートと、両シート間に介在配置された弾性部材とを含んで構成されている請求項2〜4の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 前記レッグ弾性部材は、前記立体ギャザー形成用弾性部材に比して断面積が大きい請求項1〜5の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  7. 前身頃の前記腰部下部対応部の縦方向の長さと後身頃の前記腰部下部対応部の縦方向の長さとの合計が、前記離間領域の縦方向の長さに比して長い請求項1〜6の何れか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
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