JP6403413B2 - Air conditioner - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、空気調和機に関する。 Embodiments described herein relate generally to an air conditioner.
一般に空気調和機は、室内の温度が設定温度に到達するなどして冷凍サイクルの負荷が低くなると、圧縮機の運転周波数を低下させたり、短期間のうちに圧縮機の運転、停止を繰り返す断続運転を行うなどして、室温を一定に維持する制御を行う。この場合、冷凍サイクルにおける圧縮機の温度が所定温度まで上昇し難い条件となるため、圧縮機内の冷凍機油の温度も潤滑作用が適正に行える所定の温度まで上昇しない傾向にある。 In general, when the load of the refrigeration cycle decreases, such as when the indoor temperature reaches the set temperature, the air conditioner decreases the operating frequency of the compressor or intermittently repeats the operation and stoppage of the compressor within a short period of time. Control is performed to keep the room temperature constant, such as by driving. In this case, since the temperature of the compressor in the refrigeration cycle is difficult to rise to a predetermined temperature, the temperature of the refrigerating machine oil in the compressor does not tend to rise to a predetermined temperature at which the lubricating action can be properly performed.
ここで、圧縮機内の冷凍機油は、適正な温かさの温度条件下ではその大部分が圧縮機内に留まっていて適正な粘度を維持して良好な潤滑作用を行うことができる。しかし、冷凍機油の温度が適正温度よりも低下すると、粘度特性の低下や冷媒への混入による希釈化が進み、冷媒と共に圧縮機から吐出される冷凍機油の量が増加する。これにより、圧縮機内に残留する冷凍機油が減少することで圧縮機の摺動部に焼け付きが生じやすくなり、その結果、圧縮機の信頼性の低下を招くことになる。 Here, most of the refrigerating machine oil in the compressor stays in the compressor under a temperature condition of an appropriate warmness, and can maintain a proper viscosity and perform a good lubricating action. However, when the temperature of the refrigerating machine oil falls below the appropriate temperature, the viscosity characteristics are lowered and dilution due to mixing with the refrigerant proceeds, and the amount of refrigerating machine oil discharged from the compressor together with the refrigerant increases. As a result, the refrigerating machine oil remaining in the compressor is reduced, so that the sliding portion of the compressor is easily seized, and as a result, the reliability of the compressor is lowered.
そのため、冷凍サイクルの負荷が低い状態であっても、圧縮機の運転周波数を所定以下に下がらないように制限したり、一定時間強制的に運転を継続させることで短時間での断続運転を禁止したりするなどして、冷凍機油の温度を所定温度以上に維持し、これにより圧縮機の保護をはかることが考えられている。しかしながら、上述した圧縮機の保護を図る運転は、いずれも空調を強める方向へ作用する。そのため、室温が設定温度近傍に到達している場合には、暖まり過ぎたり冷え過ぎたりといった状況を誘発し、空調による快適性が低下する。 Therefore, even when the load on the refrigeration cycle is low, the operation frequency of the compressor is limited so that it does not drop below a predetermined value, or intermittent operation is prohibited in a short time by forcibly continuing the operation for a certain period of time. For example, it is considered that the temperature of the refrigeration oil is maintained at a predetermined temperature or more, thereby protecting the compressor. However, any of the above-described operations for protecting the compressor acts in the direction of increasing the air conditioning. For this reason, when the room temperature reaches the vicinity of the set temperature, a situation such as too warm or too cold is induced, and comfort due to air conditioning is reduced.
このように、従来構成では、圧縮機の信頼性維持と空調による快適性維持との両立を図ることは難しかった。 Thus, in the conventional configuration, it has been difficult to achieve both maintenance of the compressor reliability and comfort maintenance by air conditioning.
そこで、圧縮機の信頼性の維持と空調による快適性の維持の両立を図ることのできる空気調和機を提供する。 In view of this, an air conditioner that can maintain both the reliability of a compressor and the comfort of air conditioning is provided.
実施形態の空気調和機は、能力可変型の圧縮機と室内熱交換器と膨張装置と室外熱交換器とを冷媒配管によって環状に接続した冷凍サイクルと、空調負荷に応じて最小周波数と最大周波数とを設定し、その設定した前記最小周波数と前記最大周波数との間で前記圧縮機の運転を制御する制御手段と、を備える。前記制御手段は、前記圧縮機内の冷凍機油の温度状態に基づいて前記最小周波数よりも高い第1周波数と前記第1周波数よりも低くかつ前記最小周波数以上である第2周波数とを決定し、空調負荷が低い低負荷時において温度制御を禁止する温度制御禁止期間中に前記第1周波数で前記圧縮機を立ち上げた後に前記第2周波数で前記圧縮機を運転する保護運転を実行する。
The air conditioner of the embodiment includes a refrigeration cycle in which a variable capacity compressor, an indoor heat exchanger, an expansion device, and an outdoor heat exchanger are connected in an annular shape by refrigerant piping, and a minimum frequency and a maximum frequency according to the air conditioning load. And a control means for controlling the operation of the compressor between the set minimum frequency and the maximum frequency. The control means determines a first frequency higher than the minimum frequency and a second frequency lower than the first frequency and greater than or equal to the minimum frequency based on a temperature state of the refrigeration oil in the compressor, and air conditioning load run protection operation for driving the compressor before Symbol second frequency after launching the compressor before Symbol first frequency during temperature control prohibiting period for prohibiting the temperature control at low low load.
以下、複数の実施形態による空気調和機について、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。 Hereinafter, an air conditioner according to a plurality of embodiments will be described with reference to the drawings. In addition, in each embodiment, the same code | symbol is attached | subjected to the substantially same component, and description is abbreviate | omitted.
(第1実施形態)
第1実施形態について、図1から図9を参照しながら説明する。
図1に示すように、空気調和機10は、屋外に設置される室外機20と、屋内の例えば壁上部に設置される室内機30と、空気調和機の運転操作信号および運転条件や空温等の設定信号を送信する図示しないリモコンと、を備えている。
(First embodiment)
A first embodiment will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the
この空気調和機10は、室外機20と室内機30とが冷媒配管11によって接続された周知の冷凍サイクルを備え、また、室外機20と室内機30とが、図示しない電気配線により接続されている。
室外機20は、圧縮機21、室外熱交換器22、室外送風機23、電子膨張弁24、及び四方弁25等を有している。
室内機30は、室内熱交換器31、及び室内送風機32等を有している。
The
The
The
圧縮機21は、吸込口側からガス冷媒を吸い込み、その冷媒を圧縮し吐出口側から吐出させることで、冷凍サイクル内に冷媒を循環させる。圧縮機21は、能力可変型であって、図示しないインバータ制御装置によりその運転周波数(回転数)を変更可能に構成されている。
The
電子膨張弁24は、通常圧縮機吸込側の温度又は圧力に応じて開度を制御することで通過する冷媒の絞り量が適正になるよう調整する。この電子膨張弁24は、膨張装置に相当する。なお、膨張装置は、絞り量を制御可能な電子膨張弁に限られず、メカニカル式の膨張弁やキャピラリチューブのような絞り量が一定に構成された膨張手段であっても良い。
The
四方弁25は、圧縮機21から吐出された冷媒の流路及び圧縮機に吸い込まれる冷媒の流路を冷房運転時と暖房運転時とで正逆に切り換える。この場合、冷媒は、冷房運転時に図1の矢印Aで示す方向へ流れ、暖房運転時に図1の矢印Bで示す方向へ流れる。
The four-
室外熱交換器22では、冷媒の流れる方向に応じて放熱又は吸熱作用が行われる。室外送風機23は、運転により室外熱交換器22に対して空気の流れを生じさせ、これにより室外熱交換器22を通過する空気との熱交換を促す。
In the
室内熱交換器31では、冷媒の流れる方向に応じて放熱又は吸熱作用が行われる。室内送風機32は、運転により室内熱交換器31に対して空気の流れを生じさせ、これにより室内熱交換器31を通過する空気との熱交換を促し、その熱交換後の温風又は冷風を室内へ供給する。なお、室内用送風機としては、横流ファンに限らず他の構成であってもよい。
In the
また、空気調和機10は、温度検出手段として、吸込温度センサ41、吐出温度センサ42、外気温度センサ43、室外熱交温度センサ44、内気温度センサ45、及び室内熱交温度センサ46を備えている。各温度センサ41〜46は、例えばサーミスタで構成されているが、他の構成であってもよい。
The
吸込温度センサ41、吐出温度センサ42、外気温度センサ43、及び室外熱交温度センサ44は、室外機20に設けられている。吸込温度センサ41は、圧縮機21の吸い込み側の冷媒配管11に設けられている。吸込温度センサ41は、圧縮機21に吸い込まれる前の冷媒の温度を検出するものであって、吸込温度検出手段として機能する。吐出温度センサ42は、圧縮機21の吐出側の冷媒配管11に設けられている。吐出温度センサ42は、圧縮機21から吐出された冷媒の温度を検出するものであって、吐出温度検出手段として機能する。外気温度センサ43は、室外機20内において室外の空気と接触する箇所に設けられている。外気温度センサ43は、室外の温度つまり外気温度を検出するものであって、外気温度検出手段として機能する。室外熱交温度センサ44は、室外熱交換器22に設けられている。室外熱交温度センサ44は、室外熱交換器22の温度を検出するものであって、室外熱交換温度検出手段として機能する。
The
また、内気温度センサ45及び室内熱交温度センサ46は、室内機30に設けられている。内気温度センサ45は、室内機30内において室内の空気と接触する箇所に設けられている。内気温度センサ45は、室内の温度つまり内気温度を検出するものであって、内気温度検出手段として機能する。なお、内気温度センサ45は、例えば図示しないリモコンに設けてもよい。室内熱交温度センサ46は、室内熱交換器31に設けられている。室内熱交温度センサ46は、室内熱交換器31の温度を検出するものであって、室内熱交温度検出手段として機能する。
The indoor
また、図2に示すように、空気調和機10は、室外機20及び室内機30を制御して冷房運転、暖房運転、除湿運転等の空調を行うための制御装置12を備えている。
制御装置12には、圧縮機21、室外送風機23、電子膨張弁24、四方弁25、室内送風機32、および各温度センサ41〜46が接続されている。制御装置12は、図示しないリモコンからの空気調和機の運転操作信号および運転条件や空温等の設定信号、各温度センサ41〜46の検出データに基づき、圧縮機21、室外送風機23、電子膨張弁24、四方弁25、室内送風機32の動作を制御する。
As shown in FIG. 2, the
The
制御装置12は、ユーザーによって目標温度Tmが設定されて空調運転を開始すると、内気温度センサ45で検出した内気温度Tinと目標温度Tmとの差に基づいて空調負荷を算出し、その空調負荷に基づいて最小周波数Fmin及び最大周波数Fmaxを設定する。空調負荷は、内気温度Tinと目標温度Tmとの差の大小によって増減する。つまり、内気温度Tinと目標温度Tmとの差が大きい場合、空調負荷は大きくなる。この場合、最小周波数Fmin及び最大周波数Fmaxは、比較的大きい値に設定される。一方、内気温度Tinと目標温度Tmとの差が小さい場合、空調負荷は小さくなる。この場合、最小周波数Fmin及び最大周波数Fmaxは、比較的小さい値に設定される。本実施形態の場合、例えば暖房運転において、暖房運転前の内気温度Tinを18[℃]、目標温度Tmを27[℃]とすると、最小周波数Fminは10[Hz]、最大周波数Fmaxは70[Hz]に設定される。
When the target temperature Tm is set by the user and the air conditioning operation is started, the
そして制御装置12は、内気温度Tinに基づいて、最小周波数Fmin及び最大周波数Fmaxの範囲内で指令周波数Fcを決定し、その指令周波数Fcで圧縮機21を駆動させる。その後、空調が行われて内気温度Tinが目標温度Tmに到達すると、制御装置12は、温度制御を禁止し、圧縮機21の駆動を停止させる。この場合、制御装置12は、指令周波数Fcを無視した制御を行う。この指令周波数Fcを無視した制御の期間を、温度制御禁止期間と称する。
Then, the
ここで、温度制御禁止期間中の冷凍機油の温度状態の変化、その温度状態の変化が与える影響、及びその影響を是正するための措置について、図3及び図4を参照して、従来の制御と本願の制御とを比較しながら説明する。図3は、従来の制御による内気温度Tinと、圧縮機21内の冷凍機油の温度Toilと、圧縮機21の駆動周波数Fdとの関係を示したグラフである。図4は、本願の制御による内気温度Tinと、圧縮機21内の冷凍機油の温度Toilと、圧縮機21の駆動周波数Fdとの関係を示したグラフである。なお、駆動周波数Fdは、圧縮機21が実際に駆動される周波数を意味する。
Here, with reference to FIG. 3 and FIG. 4, the conventional control will be described with respect to the change in the temperature state of the refrigeration oil during the temperature control prohibition period, the effect of the change in the temperature state, and the measures for correcting the effect. And the control of the present application will be described. FIG. 3 is a graph showing the relationship among the inside air temperature Tin by the conventional control, the temperature Toil of the refrigerating machine oil in the
圧縮機21内には、圧縮機21の摺動部品を潤滑するための潤滑油として冷凍機油が貯留されている。冷凍機油には、例えば合成油や鉱油があるが、特にこれらに限られない。一般に冷凍機油は、所定温度付近で潤滑特性や粘度特性が良くなる特性を有しており、本実施形態の場合、その所定温度は例えば60[℃]前後である。
Refrigerating machine oil is stored in the
冷凍機油の温度が所定温度付近である場合、冷凍機油は、圧縮機21内を通過する冷媒に比較的溶け込み難いため、冷媒と共に圧縮機21から吐出され難い。したがって、この場合、冷凍機油の大部分は圧縮機21内に残留している。一方、冷凍機油の温度が所定温度よりも大幅に低下すると、冷凍機油は、圧縮機21内を通過する冷媒に比較的溶け込み易くなる。すると、冷凍機油は、冷媒によって希釈化されて潤滑特性や粘度特性が低下するとともに、冷媒と共に圧縮機21から吐出され易くなり、圧縮機21内に残留している冷凍機油の残量が減少する。
When the temperature of the refrigerating machine oil is around a predetermined temperature, the refrigerating machine oil is relatively difficult to dissolve in the refrigerant passing through the
そして、温度制御禁止期間においては、圧縮機21が停止されていることにより、圧縮機21内の温度が低下する。すると、圧縮機21内の冷凍機油の温度も低下し、これにより上述した圧縮機21内における冷凍機油の残量の減少や潤滑特性の低下などが生じ、その結果、圧縮機21の摺動部品の焼き付けなどの問題が生じるおそれがある。
And in the temperature control prohibition period, the temperature in the
そのため、従来の制御では、図3に示すように、温度制御禁止期間C3において、圧縮機21を保護するための保護運転を断続的に実行するようにしていた。この保護運転は、温度制御禁止を無視して、圧縮機21を最小周波数Fminよりも高い周波数で駆動させるものである。これにより、冷凍機油の温度Toilは、所定温度この場合60[℃]近辺まで上昇し、冷凍機油の潤滑特性を維持することができる。しかし、この場合、圧縮機21の駆動に伴って室内熱交換器31も作用するため、内気温度Tinが目標温度Tmこの場合27[℃]から外れるいわゆるオーバーシュートが生じる。
Therefore, in the conventional control, as shown in FIG. 3, the protection operation for protecting the
ここで、1回の保護運転の期間を短くし、内気温度Tinが目標温度Tmを超える前に圧縮機21の駆動を停止することも考えられる。しかし、保護運転の期間を短くして冷凍機油の温度Toilの大幅な低下を防ぐためには、保護運転の期間を短くした分、保護運転の回数を増やす必要がある。そのため、保護運転の期間をあまりに短くし過ぎると、圧縮機21の起動、停止の回数が多くなり、その結果、圧縮機21の負荷が増大して圧縮機21の劣化が早まるといった問題がある。
Here, it is conceivable to shorten the period of one protection operation and stop the driving of the
そこで、本実施形態では、以下のようにして、圧縮機21の起動、停止の回数を抑制して圧縮機21の負担を低減しつつ、いわゆるオーバーシュートを考慮した保護運転を実行している。すなわち、本実施形態では、温度制御禁止期間中の保護運転において、制御装置12は、最小周波数Fminよりも高い第1周波数Faで圧縮機21を立ち上げた後、その第1周波数Faよりも低くかつ最小周波数Fmin以上である第2周波数Fbで圧縮機21を運転する。なお、保護運転における第1周波数Fa及び第2周波数Fbを、総称して保護周波数Fa、Fbと称する。
Therefore, in the present embodiment, the protection operation is performed in consideration of so-called overshoot while reducing the load on the
第1周波数Fa及び第2周波数Fbは、冷凍機油の温度状態に基づいて選定される。ここで、温度制御禁止期間C3中は、冷凍機油の温度が次第に低下していくが、圧縮機21の周囲の温度つまり外気温度Toutが低い程、冷凍機油の温度Toilも低下し易い。そのため、温度制御禁止期間C3中の冷凍機油の温度状態は、外気温度Toutからある程度推定することができる。本実施形態では、制御装置12は、温度制御禁止期間C3中の冷凍機油の温度状態を、外気温度センサ43により検出した外気温度Toutに基づいて推定する。そして、制御装置12は、その推定結果に基づいて第1周波数Fa、第2周波数Fbを選定する。
The first frequency Fa and the second frequency Fb are selected based on the temperature state of the refrigerating machine oil. Here, during the temperature control prohibition period C3, the temperature of the refrigerating machine oil gradually decreases, but the lower the temperature around the
この場合、制御装置12は、ROMやRAMから構成された記憶部に、図5に示すテーブルDを記憶している。テーブルDは、保護運転の内容に関する情報であって、第1周波数Fa、第1期間Ha、第2周波数Fb、第2期間Hb、及び保護運転期間Hを、それぞれ外気温度Toutに応じて定めたものである。
In this case, the
第1周波数Faは、保護運転において圧縮機21を立ち上げる際の圧縮機21の周波数である。第1期間Haは、保護運転において、第1周波数Faで圧縮機21を駆動させる期間である。第2周波数Fbは、保護運転において第1周波数Faで圧縮機21を立ち上げた後に、圧縮機21の周波数を下げて駆動させる場合の圧縮機21の周波数である。第2期間Hbは、保護運転において、第2周波数Fbで圧縮機21を駆動させる期間である。保護運転期間Hは、保護運転をする期間であり、保護運転の1サイクルの期間を意味する。第1期間Haと第2期間Hbの合計が、保護運転期間Hとなる。本実施形態の場合、第1期間Haは3分以上に設定されている。また、保護運転期間Hは、10分に設定されている。
The first frequency Fa is a frequency of the
この場合、図6に示すように、第1周波数Faは、最小周波数Fminの2倍以上であって3倍未満に設定されている。第2周波数Fbは、第1周波数Faの1/2以下に設定されている。第1期間Haは、第2期間Hbよりも短くなるように設定されている。第1期間Haは、3分間以上に設定されている。そして、第1期間Haと第2期間Hbの合計である保護運転期間Hは、10分に設定されている。また、テーブルDは、外気温度Toutによって3段階に設定された設定D1〜D3を有している。この場合、外気温度Toutが低くなるほど、第1周波数Fa、第2周波数Fb、及び保護運転期間Hが大きくなるように設定されている。 In this case, as shown in FIG. 6, the first frequency Fa is set to be twice or more and less than three times the minimum frequency Fmin. The second frequency Fb is set to ½ or less of the first frequency Fa. The first period Ha is set to be shorter than the second period Hb. The first period Ha is set to 3 minutes or more. And the protection driving | operation period H which is the sum total of 1st period Ha and 2nd period Hb is set to 10 minutes. The table D has settings D1 to D3 set in three stages according to the outside air temperature Tout. In this case, the first frequency Fa, the second frequency Fb, and the protection operation period H are set to increase as the outside air temperature Tout decreases.
次に、上記構成の空気調和機10の具体的な制御内容について、図7〜図9も参照して説明する。
図7に示すように、まず、空気調和機10は、電源が投入されて(スタート)、その後ユーザーにより目標温度Tmが設定される(ステップS11)。すると、制御装置12は、内気温度センサ45により室内の温度つまり内気温度Tinを検出した後、内気温度Tinと目標温度Tmとの差に基づいて空調負荷を算出し、その空調負荷に応じて最小周波数Fmin及び最大周波数Fmaxを決定する(ステップS12)。
Next, specific control contents of the
As shown in FIG. 7, first, the
次に、制御装置12は、現在の内気温度Tinに基づいて、最小周波数Fminから最大周波数Fmaxの範囲内で指令周波数Fcを算出し(ステップS13)、その指令周波数Fで圧縮機21を駆動させると共に、室外送風機23や室内送風機32等を駆動させる(ステップS14)。これにより、冷凍サイクルが作用し、室内の空調を開始する。制御装置12は、内気温度Tinが目標温度Tmに到達するまで、ステップS13〜ステップS15を繰り返す(ステップS15でNO)。
Next, the
この場合、空調により内気温度Tinが目標温度Tmに近づくと、指令周波数Fcは次第に小さくなり、それに伴い、図4の期間C1に示すように、駆動周波数Fdも次第に小さくなる。そして、さらに内気温度Tinと目標温度Tmとの差が縮まると、指令周波数Fcつまり駆動周波数Fdは、最終的に図4の期間C2に示すように最小周波数Fminになる。そして、空調により内気温度Tinが目標温度Tmに達して内気温度Tinと目標温度Tmとの差がほとんど無くなると(図5のステップS15でYES)、制御装置12は、空調負荷が低負荷状態であると判断する。すると、制御装置12は、内気温度Tinに基づく温度制御を禁止して圧縮機21の駆動を停止し、これにより温度制御禁止期間を開始する(ステップS16)。
In this case, when the inside air temperature Tin approaches the target temperature Tm by air conditioning, the command frequency Fc gradually decreases, and accordingly, the drive frequency Fd also gradually decreases as shown in the period C1 of FIG. When the difference between the inside air temperature Tin and the target temperature Tm is further reduced, the command frequency Fc, that is, the drive frequency Fd finally becomes the minimum frequency Fmin as shown in a period C2 in FIG. When the inside air temperature Tin reaches the target temperature Tm due to air conditioning and there is almost no difference between the inside air temperature Tin and the target temperature Tm (YES in step S15 in FIG. 5), the
次に、制御装置12は、保護運転を実行するための周波数つまり保護周波数Fa、Fbを決定するための保護周波数選定処理を実行する(ステップS17)。制御装置12は、保護周波数選定処理を実行すると、図8のステップS31において指令周波数Fcを取得し、次にステップS32において外気温度センサ43により外気温度Toutを取得する。その後、制御装置12は、ステップS33において外気温度Toutに基づいて図8に示す設定D1〜D3の中からいずれか一を選択し、保護運転における保護周波数Fa、Fbを選定する。その後、制御装置12は、図7のステップS18へ移行する(リターン)。
Next, the
なお、外気温度Toutと室外熱交換器22の温度とは相関性がある。そのため、例えば次のような構成としても良い。すなわち、制御装置12は、ステップS32において、外気温度Toutに換えて室外熱交温度センサ44の検出結果を取得する。そして、制御装置12は、室外熱交温度センサ44の検出結果に基づいて、図8に示す設定D1〜D3の中からいずれか一を選択する。この場合、室外熱交温度センサ44は、室外の温度を検出する外気温度検出手段として機能する。これによれば、外気温度センサ43を新たに設ける必要がなく、センサの数を低減することができる。
Note that there is a correlation between the outside air temperature Tout and the temperature of the
次に、制御装置12は、ステップS31で取得した指令周波数Fcが第1周波数Fa以上であるか否かを判断する(ステップS18)。ステップS31で取得した指令周波数Fcが第1周波数Fa以上である場合(ステップS18でYES)、制御装置12は、温度制御禁止期間を終了し(ステップS19)、ステップS14へ移行してステップS14〜ステップS18を繰り返す。一方、ステップS31で取得した指令周波数Fcが第1周波数Fa未満である場合(ステップS18でNO)、制御装置12は、ステップS20へ移行し、保護運転を実行する。
Next, the
制御装置12は、ステップS20において保護運転を実行すると、図9に示すステップS41へ移行し、第1周波数Faで圧縮機21を駆動させる。制御装置12は、第1期間Haが経過するまで第1周波数Faで圧縮機21を駆動する(ステップS42でNO)。制御装置12は、第1期間Haが経過すると(ステップS42でYES)、ステップS43へ移行して第2周波数Fbで圧縮機21を駆動させる。そして、制御装置12は、第2期間Hbが経過するまで第2周波数Fbで圧縮機21を駆動する(ステップS44でNO)。そして、制御装置12は、第2期間Hbが経過すると(ステップS44でYES)、圧縮機21を停止させる(ステップS45)。その後、制御装置12は、図7のステップS16へ移行し、ステップS16〜ステップS18の制御内容を繰り返す。なお、第1周波数Fa及び第2周波数Fbによる一連の駆動制御を保護運転の1サイクルとし、温度制御禁止期間C3が継続している間は、保護運転が断続的に回繰り返されている。
When executing the protection operation in Step S20, the
これによれば、図4に示すように、冷凍機油温度Toilは、温度制御禁止期間C3中であっても保護運転によって所定温度この場合60[℃]近くまで上昇する。一方、内気温度Tinは、第1期間Ha中に急激の上昇するものの、第2期間Hb中にはその上昇が緩やかになる。そのため、ある程度の期間保護運転を継続しても、内気温度Tinが目標温度Tmを超え難くなる。このように、保護運転において立ち上がりの周波数を大きくし、その後、周波数を下げて圧縮機21の駆動を継続することにより、保護運転の期間が短くなり過ぎることを防ぎつつ冷凍機油の温度Toilの大幅な低下を防ぐとともに、いわゆるオーバーシュートを防ぐことできる。その結果、圧縮機21の信頼性の維持と空調による快適性の維持の両立を図ることができる。
According to this, as shown in FIG. 4, the refrigerator oil temperature Toil rises to a predetermined temperature, in this case, close to 60 [° C.] by the protection operation even during the temperature control prohibition period C3. On the other hand, although the inside air temperature Tin rapidly increases during the first period Ha, the increase becomes moderate during the second period Hb. Therefore, even if the protection operation is continued for a certain period, the inside air temperature Tin is difficult to exceed the target temperature Tm. Thus, by increasing the rising frequency in the protective operation and then continuing to drive the
また、制御装置12は、冷凍機油の温度状態に基づいて、保護周波数Fa、Fbを決定する。これによれば、冷凍機油の温度状態に適したより保護運転を実行することができるため、より適切に圧縮機21を保護することができる。
In addition, the
また、制御装置12は、外気温度センサ43で検出した外気温度Toutに基づいて冷凍機油の温度状態を推定し、これにより保護周波数Fa、Fbを決定する。冷凍機油の温度状態は、外気温度の影響を受けやすいことから、この構成によれば、簡易な構成で、冷凍機油の温度状態により適した保護運転を実行することができる。
Further, the
保護運転における第1周波数Faが過小だと冷凍機油の温度を充分に上昇させることができない一方、第1周波数Faが過大だと温度制御禁止期間を解除した際に出力が大きくなり過ぎて空調の快適性を損ねることに繋がる。そこで、本実施形態において、保護運転における第1周波数Faは、最小周波数Fminの2倍以上3倍未満の範囲で設定される。これによれば、保護運転により冷凍機油の温度を充分に上昇させつつ、温度制御禁止期間の解除時における出力を抑制し空調の快適性を維持することができる。 If the first frequency Fa in the protective operation is too low, the temperature of the refrigerating machine oil cannot be raised sufficiently. On the other hand, if the first frequency Fa is too high, the output becomes too large when the temperature control prohibition period is canceled, and air conditioning This leads to a loss of comfort. Therefore, in the present embodiment, the first frequency Fa in the protected operation is set in a range of 2 times or more and less than 3 times the minimum frequency Fmin. According to this, it is possible to maintain the comfort of air conditioning by suppressing the output when the temperature control prohibition period is canceled while sufficiently raising the temperature of the refrigeration oil by the protective operation.
同様に、保護運転における第1期間Haが過小だと冷凍機油の温度を充分に上昇させることができない一方、第1期間Haが過大だと内気温度Tinが上昇し過ぎて空調の快適性を損ねることに繋がる。そこで、本実施形態において、第1期間Haは、第2期間Hbよりも短くなるように設定されている。これによれば、冷凍機油の温度を上昇させて圧縮機21の信頼性を維持するとともに、保護運転による過度な出力を抑制して空調の快適性を維持することができる。なおこの場合、第1期間Haと第2期間Hbの合計である保護運転期間Hは、従来の保護運転の期間と同等かそれより短く設定されている。
Similarly, if the first period Ha in the protection operation is too small, the temperature of the refrigerating machine oil cannot be sufficiently increased, whereas if the first period Ha is excessive, the inside air temperature Tin is excessively increased and the comfort of the air conditioning is impaired. It leads to. Therefore, in the present embodiment, the first period Ha is set to be shorter than the second period Hb. According to this, while raising the temperature of refrigerating machine oil and maintaining the reliability of the
また、第1期間Haは3分以上に設定されている。これによれば、保護運転によって冷凍機油の温度を充分に上昇させることができる。また、第2周波数Fbは、第1周波数Faの半分以下に設定されている。これによれば、冷凍機油の温度を十分に上昇させつつ、内気温度Tinの過剰な変化をより適切に抑制することができる。 The first period Ha is set to 3 minutes or more. According to this, the temperature of the refrigeration oil can be sufficiently increased by the protective operation. Further, the second frequency Fb is set to be equal to or less than half of the first frequency Fa. According to this, it is possible to more appropriately suppress an excessive change in the inside air temperature Tin while sufficiently increasing the temperature of the refrigerating machine oil.
また、本実施形態において、保護運転における圧縮機21の周波数は、第1周波数Faと第2周波数Fbとの2段階に設定されている。これによれば、制御を極力簡素化することができる。
Further, in the present embodiment, the frequency of the
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図10を参照して説明する。
第2実施形態は、第2周波数Fbが2段階以上の多段階この場合2段階に設定されている点で、上記第1実施形態と異なる。この場合、第2周波数Fbとして、第2周波数Fba、Fbbの2段階が設定されている。第2周波数Fba、Fbbは、第1周波数Faよりも小さい。また、第2周波数Fbbは、第2周波数Fbaよりも小さい。これにより、制御装置12は、保護運転の第2期間Hbにおいて、周波数を段階的に低減させながら圧縮機21を駆動させる。これによれば、保護運転の周波数をより細かく制御することにより、保護運転による内気温度Tinの温度変化より抑制することができる。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG.
The second embodiment differs from the first embodiment in that the second frequency Fb is set to two or more stages, in this case, two stages. In this case, two stages of the second frequencies Fba and Fbb are set as the second frequency Fb. The second frequencies Fba and Fbb are smaller than the first frequency Fa. The second frequency Fbb is smaller than the second frequency Fba. Accordingly, the
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図11及び図12を参照して説明する。
上記第1実施形態では、冷凍機油の温度状態を外気温度Toutから推定していた。一方、第3実施形態では、冷凍機油の温度状態を、外気温度Toutと、圧縮機21から吐出される冷媒の温度つまり吐出温度センサ42により検出される冷媒の吐出温度Tdと、から推定する。
この場合、冷凍機油の推定温度Txは、次の(1)で算出される。
Tx=Kout×Tout+Kd×Td・・・(1)
(Third embodiment)
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS.
In the first embodiment, the temperature state of the refrigeration oil is estimated from the outside air temperature Tout. On the other hand, in the third embodiment, the temperature state of the refrigerating machine oil is estimated from the outside air temperature Tout and the refrigerant temperature discharged from the
In this case, the estimated temperature Tx of the refrigerating machine oil is calculated by the following (1).
Tx = Kout × Tout + Kd × Td (1)
なお、Kout及びKdは、圧縮機21のサイズや能力、冷媒や冷凍機油の封入量、及び熱交換器22、31の性能等によって定まる係数である。図11を見ると、式(1)で推定された冷凍機油の推定温度Txは、冷凍機油の温度を直接的に計測した温度である温度Toilに近似していることがわかる。
Kout and Kd are coefficients determined by the size and capacity of the
この場合、制御装置12が記憶するテーブルDは、図5に示す内容に換えて、図12に示す内容である。図12に示すテーブルDは、冷凍機油の推定温度Txに基づくものである。図12のテーブルDも、図5のテーブルDと同様に、冷凍機油の推定温度Txに応じて、3段階に第1周波数Fa、第1期間Ha、第2周波数Fb、第2期間Hb、及び保護運転期間Hが定められている。
In this case, the table D stored by the
これによれば、冷凍機油の温度状態を外気温度Tout又は吐出温度Tdのいずれか一方のみで推定した場合に比べて、より正確に冷凍機油の温度状態を把握することができる。したがって、冷凍機油の温度状態に合わせたより適切な保護運転を実行することができ、その結果、圧縮機21の信頼性の向上と空調による快適の維持をより適切に図ることができる。
According to this, the temperature state of the refrigerating machine oil can be grasped more accurately as compared with the case where the temperature state of the refrigerating machine oil is estimated by only one of the outside air temperature Tout and the discharge temperature Td. Therefore, it is possible to execute a more appropriate protection operation in accordance with the temperature state of the refrigeration oil, and as a result, it is possible to more appropriately improve the reliability of the
以上実施形態の空気調和機によれば、制御手段は、空調負荷が低い低負荷運転時において温度制御を禁止する温度制御禁止期間中に最小周波数よりも高い第1周波数で圧縮機を立ち上げた後に第1周波数よりも低くかつ最小周波数以上である第2周波数で圧縮機を運転する保護運転を実行する。これによれば、温度制御禁止期間中における冷凍機油の大幅な温度低下を抑制するとともに、内気温度つまり室内の温度の変化を極力抑えることができる。これにより、圧縮機の信頼性の維持と空調による快適性の維持の両立を図ることができる。 According to the air conditioner of the embodiment described above, the control unit starts up the compressor at the first frequency higher than the minimum frequency during the temperature control prohibition period in which the temperature control is prohibited during the low load operation where the air conditioning load is low. Later, a protection operation is performed in which the compressor is operated at a second frequency lower than the first frequency and equal to or higher than the minimum frequency. According to this, it is possible to suppress a significant temperature drop of the refrigerating machine oil during the temperature control prohibition period, and it is possible to suppress the change in the inside air temperature, that is, the indoor temperature as much as possible. Thereby, the maintenance of the reliability of the compressor and the maintenance of the comfort by the air conditioning can be achieved.
なお、上述の各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 The above-described embodiments are presented as examples, and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. This embodiment and its modifications are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
図面中、10は空気調和機、11は冷媒配管、12は制御装置(制御手段)、21は圧縮機、22は室外熱交換器、24は電子膨張弁(膨張装置)、31は室内熱交換器、42は吐出温度センサ(吐出温度検出手段)、43は外気温度センサ(外気温度検出手段)、44は室外熱交温度センサ(外気温度検出手段)を示す。 In the drawings, 10 is an air conditioner, 11 is a refrigerant pipe, 12 is a control device (control means), 21 is a compressor, 22 is an outdoor heat exchanger, 24 is an electronic expansion valve (expansion device), and 31 is indoor heat exchange. , 42 is a discharge temperature sensor (discharge temperature detecting means), 43 is an outside air temperature sensor (outside air temperature detecting means), and 44 is an outdoor heat exchanger temperature sensor (outside air temperature detecting means).
Claims (10)
空調負荷に応じて最小周波数と最大周波数とを設定し、その設定した前記最小周波数と前記最大周波数との間で前記圧縮機の運転を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記圧縮機内の冷凍機油の温度状態に基づいて前記最小周波数よりも高い第1周波数と前記第1周波数よりも低くかつ前記最小周波数以上である第2周波数とを決定し、空調負荷が低い低負荷時において温度制御を禁止する温度制御禁止期間中に前記第1周波数で前記圧縮機を立ち上げた後に前記第2周波数で前記圧縮機を運転する保護運転を実行する空気調和機。 A refrigeration cycle in which a variable capacity compressor, an indoor heat exchanger, an expansion device, and an outdoor heat exchanger are connected by refrigerant piping;
A control means for setting a minimum frequency and a maximum frequency according to an air conditioning load, and controlling the operation of the compressor between the set minimum frequency and the maximum frequency, and
The control means determines a first frequency higher than the minimum frequency and a second frequency lower than the first frequency and greater than or equal to the minimum frequency based on a temperature state of the refrigeration oil in the compressor, and air conditioning air to perform a protective operation for driving the compressor before Symbol second frequency after the load has launched the compressor before Symbol first frequency during temperature control prohibiting period for prohibiting the temperature control at low low load Harmony machine.
前記制御手段は、前記外気温度検出手段の検出結果に基づいて前記冷凍機油の温度状態を推定し、その推定した前記冷凍機油の温度状態に基づいて前記第1周波数及び前記第2周波数を決定する請求項1に記載の空気調和機。 It further comprises an outside air temperature detecting means for detecting the outside air temperature outside the room,
The control means estimates a temperature state of the refrigerating machine oil based on a detection result of the outside air temperature detecting means, and determines the first frequency and the second frequency based on the estimated temperature state of the refrigerating machine oil. The air conditioner according to claim 1 .
前記制御手段は、前記吐出温度検出手段の検出結果に基づいて前記冷凍機油の温度状態を推定し、その推定した前記冷凍機油の温度状態に基づいて前記第1周波数及び前記第2周波数を決定する請求項1に記載の空気調和機。 A discharge temperature detecting means for detecting a discharge temperature of the compressor;
The control means estimates a temperature state of the refrigeration oil based on a detection result of the discharge temperature detection means, and determines the first frequency and the second frequency based on the estimated temperature state of the refrigeration oil. The air conditioner according to claim 1 .
室外の温度を検出する外気温度検出手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記吐出温度検出手段の検出結果と前記外気温度検出手段の検出結果とに基づいて前記冷凍機油の温度状態を推定し、その推定した前記冷凍機油の温度状態に基づいて前記第1周波数及び前記第2周波数を決定する請求項1に記載の空気調和機。 A discharge temperature detecting means for detecting a discharge temperature of the compressor;
And an outside air temperature detecting means for detecting the outdoor temperature,
The control means estimates a temperature state of the refrigeration oil based on a detection result of the discharge temperature detection means and a detection result of the outside air temperature detection means, and the first temperature based on the estimated temperature state of the refrigeration oil. The air conditioner according to claim 1 , wherein one frequency and the second frequency are determined .
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