JP6401658B2 - 空気調和機 - Google Patents

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機において圧縮機が過負荷状態になった際、圧縮機を駆動するインバータを保護する技術として、下記特許文献1の要約書には、「圧縮機の電流変化を検出して保護を行うようにして、凝縮温度検出によるような圧縮機保護制御の遅れを防止する」、「…室内熱交換器3の凝縮温度を検出する温度センサ7と、室外熱交換器5の凝縮温度を検出する温度センサ8と、圧縮機1に流れる電流を検出する電流センサ9と、温度センサ7又は8で検出された凝縮温度が所定の温度以上になると圧縮機1の回転数を低下させ、該低下した後の一定回転数での運転時に電流センサ9で検出された圧縮機1の電流が増大するとき圧縮機の回転数をさらに低下させる制御手段10とを備える」と記載されている。
特開2014−190561号公報
上述した特許文献1の技術によれば、一定条件下で圧縮機の回転速度を低下させることにより、インバータ等を保護する。しかし、圧縮機の回転速度を低下させたとしても、圧縮機の負荷トルクは大きく下がらない場合がある。このような場合、モータ電流のピーク値は高いままになり、インバータのスイッチング素子等を充分に保護できない場合があった。また、圧縮機の回転速度を過度に低下させると、モータの挙動が不安定になるという問題もあった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、モータを安定的に駆動させつつ、インバータのスイッチング素子等を適切に保護できる空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の空気調和機にあっては、冷房運転を行う際に蒸発器として機能する室内熱交換器と、冷房運転を行う際に凝縮器として機能する室外熱交換器と、冷房運転を行う際に、開度によって前記室外熱交換器から前記室内熱交換器への冷媒の通流量を制御する膨張弁と、モータによって駆動され、冷房運転を行う際に、前記室内熱交換器から前記室外熱交換器に通流する冷媒を圧縮する圧縮機と、直流電力を交流電力に変換し、前記モータを駆動するインバータと、前記モータに流れるモータ電流を検出するモータ電流検出部とを備え、前記モータ電流が所定の電流閾値を超え、かつ、前記モータの所定時間内の回転数が所定の回転数閾値を超える場合に、前記回転数を前記回転数閾値以下の値にし、前記モータ電流が前記電流閾値を超え、かつ、前記回転数 が前記回転数閾値以下である場合に、前記膨張弁の開度を大きくすることを特徴とする。
本発明の空気調和機によれば、モータを安定的に駆動させつつ、インバータのスイッチング素子等を適切に保護できる。
本発明の一実施形態の空気調和機の外観構成図である。 一実施形態の空気調和機のシステム構成図である。 圧縮機の回転速度と圧縮機内の圧力との関係を示す図である。 室外機に含まれるモータ駆動装置のブロック図である。 過負荷判定制御部にて実行される制御プログラムのフローチャートである。
[実施形態の構成]
<空気調和機の構成>
まず、図1に示す外観図を参照し、本発明の一実施形態による空気調和機の外観構成を説明する。
図1において空気調和機Aは、室内機Iuと、室外機Ouと、リモコンReとを備えている。室内機Iuと室外機Ouとは冷媒配管L(図2参照)で接続されると共に、通信ケーブル(図示せず)を介して互いに情報を送受信するようになっている。リモコンReはユーザによって操作され、室内機Iuのリモコン受信部Kに対して赤外線信号を送信する。当該信号の内容は、運転要求、設定温度の変更、タイマ、運転モードの変更、停止要求等の指令である。空気調和機Aは、これらの信号に基づいて、冷房モード、暖房モード、除湿モード等の空調運転を行う。
図2は、空気調和機Aのシステム構成図である。室内機Iuは、膨張弁4と、室内熱交換器5と、室内ファン5aと、室内制御装置100aと、を備えている。また、室外機Ouは、圧縮機1と、四方弁2と、室外熱交換器3と、室外ファン3aと、温度センサ8と、室外制御装置100bと、を備えている。また、圧縮機1と、四方弁2と、室外熱交換器3と、膨張弁4と、室内熱交換器5とは冷媒配管Lを介して接続され、ヒートポンプサイクルを構成している。
室外機Ouに設置される圧縮機1は、例えばシングルロータリ式であり、モータM(図4参照)の回転に伴って駆動されるようになっている。室内制御装置100aは、リモコン受信部K(図1参照)を介してリモコンReからの赤外線信号を受信すると、室外制御装置100bとの間で相互に通信を行いつつ、当該赤外線信号に対応する運転モード(暖房運転、冷房運転等)の空調運転を行うようになっている。例えば、ユーザの操作により、リモコンReから冷房運転の指令信号を受信すると、室内制御装置100aから通信線を介して室外制御装置100bに指令信号が入力され、圧縮機1に設置されているモータM(図4参照)を所定の回転速度で回転させる(図2の破線を参照)。また、室内制御装置100aは室内ファン5aを回転させ、室外制御装置100bは室外ファン3aを回転させる。
そして、冷房運転を行う際に室外制御装置100bは、室外熱交換器3を凝縮器として機能させ、室内熱交換器5を蒸発器として機能させるように四方弁2を切り替えて、冷媒を通流させ、室内制御装置100aは膨張弁4の開度(絞り)を制御する。このようにして、空気調和機Aは、ヒートポンプサイクルを用いて冷房運転を行う。一方、暖房運転を行う際に、室外制御装置100bは、上述した冷房運転時の向きとは逆向きに冷媒を通流させるように四方弁2を切り替えて暖房運転を行う。また、温度センサ8は、室外機Ouの周囲温度を測定する。なお、暖房運転および冷房運転における各構成要素の機能については周知であるから、詳細な説明を省略する。また、以下の説明において、圧縮機1のモータMを駆動させる制御装置(室外制御装置100b)を、「モータ制御装置100」と記すことがあるものとする。
室内制御装置100aは、通常状態においては、効率的な熱交換が果たせるように、膨張弁4の開度(絞り)を制御し、冷媒の通流量を制御する。より具体的には、適切な量の冷媒が液相から気相に変化するとともに、冷媒が液相のまま室外機Ouに戻らないように、膨張弁4の開度が決定される。膨張弁4の開度は所定の周期毎に再設定され、その周期を「開度更新周期」と呼ぶ。また、1回の開度更新周期における開度の変更量の限界値(絶対値)を「開度更新幅」と呼ぶ。
通常状態において、開度更新周期は比較的長い周期であり、開度更新幅は比較的小さな値である。これは、膨張弁4の開度は、急激に(あるいは大きく)変化させる必要性がさほど無いためである。但し、本実施形態においては、室外制御装置100bが圧縮機1の過負荷状態を検出すると、室外制御装置100bから室内制御装置100aに対して、膨張弁4の開度を大きくすべき旨のコマンドが送信される場合がある。
このコマンドは、圧縮機1内の圧力を下げることを目的とするものであるため、膨張弁4の開度を速やかに、大きく変化させることが望まれる。従って、室外制御装置100bから室内制御装置100aに対して、膨張弁4の開度を大きくすべき旨のコマンドが送信される場合には、通常状態よりも開度更新周期は短く、かつ、開度更新周期あたりの開度更新幅は大きくなるように設定される。
次に、図3を参照し、圧縮機1の回転速度と圧縮機1内の圧力との関係を説明する。
図3において、特性L1は膨張弁4(図2参照)の開度が小さいときの特性を示し、特性L2は膨張弁4の開度が大きいときの特性を示す。特性L2に示すように、膨張弁4の開度を大きくすると、圧縮機の回転速度に対する圧力の傾きが大きくなることが解る。これは、膨張弁4の開度が小さい場合は、回転速度を低下させるだけではすぐには圧力が低下しない傾向があり、膨張弁4の開度が大きい場合は、回転速度を低下させることによって速やかに圧力が低下する傾向があるということになる。
<モータ駆動装置の構成>
図4は、室外機Ouに含まれるモータ駆動装置Sのブロック図である。
図4において、直流電源200は、交流電源201から入力される交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ202と、コンバータ202の出力側に並列に接続され、コンバータ202から出力される電圧の脈動成分を平滑化する平滑コンデンサCとを備えている。インバータ300は、直流電源200から入力される直流電圧をPWM(Pulse Width Modulation)変調し、モータMに印加する。電流検出器400は、コンバータ202とインバータ300との間の母線に直列に接続され、インバータ300からの電流Ioを検出してモータ制御装置100に出力する。モータ制御装置100は、インバータ300を駆動制御する。
インバータ300は、複数のスイッチング素子を有し、駆動信号発生部104から入力されるPWM信号に従って、それぞれのスイッチング素子のオン/オフ状態を切り替え、PWM変調された三相交流電圧をモータMに出力する。モータMは、例えば、永久磁石型同期モータであり、その固定子巻線(図示せず)がインバータ300に接続されている。これにより、当該三相交流電圧に応じた三相交流電流(Iu,Iv,Iw)がモータMの固定子巻線に流れ、回転磁界を発生させる。なお、インバータ300が有するスイッチング素子として、例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ,Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いることができる。モータMの回転軸は、負荷である圧縮機1の主軸に固定され、モータMの駆動に伴って圧縮機1も駆動するようになっている。
<モータ制御装置の構成>
モータ制御装置100は、モータ電流再現部101と、トルク外乱抑制部102と、回転速度指示部103と、駆動信号発生部104と、軸トルク検出部105と、過負荷判定制御部106とを備えている。モータ制御装置100の処理は、例えば、マイコン(Microcomputer)により実行される。すなわち、モータ制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェースなどの電子回路を含んで構成され、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。
モータ電流再現部101は、電流Ioの検出信号が電流検出器400から入力されると、モータMに流れる三相交流電流Iu,Iv,Iwを再現するとともに、これらを回転座標(dq軸)上の電流であるd軸電流Idおよびq軸電流Iqに変換し、さらにモータ電流Im=√(Id2+Iq2)を算出する。なお、d軸とは、モータMの磁極の向きに等しい軸であり、q軸とはこれに直交する軸である。
軸トルク検出部105は、q軸電流Iqに基づいて、モータMの軸トルクを検出し、トルク外乱抑制部102に出力する。ここで、検出された軸トルクは、種々の外乱によって脈動した波形になっている。トルク外乱抑制部102は、軸トルクに含まれる脈動成分(外乱成分)がゼロに近づくように、駆動信号発生部104に対して軸トルクの目標値を出力する。駆動信号発生部104は、軸トルクの目標値が供給されると、これを実現するようなPWM信号をインバータ300に出力する。
回転速度指示部103には、外部から指令回転速度ωが入力される。より具体的には、指令回転速度ωは、室内制御装置100aが備える温調用のマイコンにより設定される値であり、リモコンReから入力される設定温度及び運転モード、各種センサから入力される室外温度及び室内温度等に基づいて設定される。
例えば、暖房時、リモコンReから設定温度を上げる指令信号を受信した場合、室内制御装置100aは、指令回転速度ωの値を大きくする。回転速度指示部103は、現在のモータMの回転速度が指令回転速度ωに近づいてゆき一致するような目標回転速度ω1を出力する。過負荷判定制御部106は、モータMの過負荷状態を検出するとともに、過負荷状態を解消する制御を行う。過負荷状態を解消する制御を行う際には、目標回転速度ω1は指令回転速度ωにかかわらず設定される。なお、その詳細については動作とともに後述する。
[実施形態の動作]
次に、図5を参照し、本実施形態の動作を説明する。なお、図5は、過負荷判定制御部106において所定時間毎に実行される制御プログラムのフローチャートである。
図5において処理がステップS2に進むと、軸トルク検出部105によって検出された軸トルクTdが、所定のトルク閾値Tdthを超えたか否かが判定される。ここで「No」と判定されると、本制御プログラムの処理は終了し、通常のモータ制御が続行される。
一方、ステップS2において「Yes」と判定されると、処理はステップS4に進む。ここでは、回転速度指示部103の出力する目標回転速度ω1を必要に応じて低下させ、これによって、モータMの実際の回転速度も低下させる。すなわち、目標回転速度ω1が所定の回転速度閾値ωthを超えている場合は、目標回転速度ω1を回転速度閾値ωth以下になるように設定し、元々の目標回転速度ω1が回転速度閾値ωth以下であった場合には、その目標回転速度ω1を維持する。これは、空気調和機Aが過負荷状態であれば、大きな軸トルクTdが現れることに着目したものである。仮に、過負荷状態のまま圧縮機1の運転を継続すると大きなモータ電流Imが流れ続け、インバータ300、モータM、圧縮機1等の発熱が大きくなる。そこで、本実施形態においては、まずはモータMの回転速度を必要に応じて低下させることによって過負荷状態の解消が試みられる。
次に、処理がステップS6に進むと、室外機Ouの周囲温度Toが温度センサ8(図2参照)から取得されるとともに、モータ電流Imのピーク値であるモータ電流ピーク値Impも検出される。さらに、ステップS6においては、周囲温度Toに基づいて、電流閾値Imthが算出される。ここで、ステップS6の意義について、説明しておく。
本実施形態においては、先のステップS4にて回転速度を低下させた後は、モータ電流Imに基づいて、過電流状態の有無が判定されるが、ここで重要なものはモータ電流Imのピーク値すなわちモータ電流ピーク値Impである。例えば、圧縮機1がロータリ式圧縮機のようにトルクが脈動するようなものである場合、モータ電流Imの実効値等を監視するのみでは、トルク脈動による瞬時的なモータ電流のピークを検出することができず、インバータ300内のスイッチング素子を過電流から保護することができない場合がある。
電流閾値Imthは、膨張弁4に対する制御(後述するステップS10等)を実行するか否かの基準となる値である。この電流閾値Imthは、周囲温度Toに基づいて算出される。より具体的には、周囲温度Toが高いほど、電流閾値Imthは低くなるように設定される。そこで、このように電流閾値Imthを設定する理由についても説明しておく。
インバータ300内のスイッチング素子の温度は、仮に空気調和機Aが無通電状態であれば、外気温とほぼ同じ温度になる。また、スイッチング素子を流れる電流が一定であれば発熱量もほぼ一定になる。ここで、外気温が高温であるときの温度をT1、外気温が低温であるときの温度をT2とする。空気調和機Aが無通電状態であれば、外気温高温時のスイッチング素子の温度がT1になり、外気温低温時のスイッチング素子の温度がT2になり、T1>T2の関係が成立する。
ここで、同じ大きさの電流を同じ時間スイッチング素子に流したとし、温度上昇がΔTであったとすると、外気温高温時のスイッチング素子の温度はT1+ΔTになり、外気温低温時のスイッチング素子の温度はT2+ΔTになり、T1+ΔT>T2+ΔTの関係が成立する。すなわち、外気温高温時のほうが同じ電流を流しても温度が高くなってしまう。一方、スイッチング素子の最大定格温度は一定であるため、周囲温度Toが高くなるほど、電流閾値Imthを低く設定することが望ましいのである。なお、周囲温度Toと電流閾値Imthとの関係は、事前の検討によって、テーブルまたは関係式等によって定めておくとよい。
ところで、本実施形態のモータ制御装置100においては、モータ電流ピーク値Impが所定の過電流閾値Imxを超えているか否かについて、常に監視されており、モータ電流ピーク値Impが過電流閾値Imxを超えると、モータ制御装置100は直ちに空気調和機Aを強制的に停止させるようにしている。この過電流閾値Imxは、実際にインバータ300内のスイッチング素子等に破壊が起こり得る程度の電流値であり、上述した電流閾値Imthよりもさらに高い値である。
図5に戻り、処理がステップS8に進むと、モータ電流ピーク値Impが電流閾値Imthを超えるか否かが判定される。ここで「No」と判定されると、本制御プログラムの処理は終了し、通常のモータ制御が続行される。これは、回転速度を低下させること(S4)によって過負荷状態が解消されたと判断されるためである。
一方、ステップS8において「Yes」と判定されると、処理はステップS10に進む。ここでは、室内制御装置100a(図2参照)に対して、
・膨張弁4の開度更新周期を短縮すること、
・膨張弁4の(開度更新周期あたりの)開度更新幅を拡大すること、
・膨張弁4の開度を拡大すること、
の3点についてコマンドが送信される。
これにより、室内制御装置100aの制御の下、膨張弁4の開度が拡大される。特に、本実施形態においては、通常状態よりも開度更新周期を短縮し、かつ、(開度更新周期あたりの)開度更新幅を拡大したことにより、通常状態と比較すると膨張弁4の開度は速やかに拡大される。これにより、圧縮機1内の圧力を速やかに低下させることができ、過負荷状態を速やかに解消することができ、圧縮機1の軸トルクを速やかに下げることができる。これにより、モータ電流をより早く低下させることができ、インバータ300内のスイッチング素子の温度上昇や過電流破壊を速やかに抑制できる。
次に、処理がステップS12に進むと、室内ファン5aの回転速度を所定値だけ低下させるように、室内制御装置100aに対してコマンドが送信される。これにより、室内制御装置100aの制御の下、室内ファン5aの回転速度は低下する。ここで、ステップS12を設けた理由について説明しておく。上述したステップS10の制御によって膨張弁4の開度が拡大されると、室内熱交換器5の蒸発器として機能が低下することがある。その際に、室内ファン5aの回転速度をそのままにしておくと、室内ファン5aから湿気戻り等、居室内に不快な送風をしてしまう場合がある。そこで、室内ファン5aの回転速度も所定値だけ低下させている。これにより、居室内に不快な送風がされることを抑制しつつ、モータ電流のピーク値を低下させることができる。以上により、本プログラムの処理は終了する。
その後、過負荷判定制御部106においては、軸トルクTdおよびモータ電流ピーク値Impが引き続き監視される。そして、軸トルクTdがトルク閾値Tdth以下になり、または、モータ電流ピーク値Impが第2の電流閾値Imth2以下になると、モータ制御装置100の状態は通常状態に戻される。すなわち、目標回転速度ω1は指令回転速度ωに追従するように設定され、膨張弁4の開度更新周期、膨張弁4の(開度更新周期あたりの)開度更新幅、および膨張弁4の開度も通常の値に戻される。なお、第2の電流閾値Imth2は、電流閾値Imthと同一の値であってもよく、異なる値であってもよい。
[変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
(1)上記実施形態において圧縮機1は、ピストンを回転運動させるロータリ式の圧縮機の他、2つの渦巻き体の一方を円運動させるスクロール式の圧縮機、ピストンを往復運動させるレシプロ式の圧縮機等を適用してもよい。
(2)上記実施形態におけるモータ制御装置100のハードウエアは一般的なコンピュータによって実現できるため、図5に示したプログラム等を記憶媒体に格納し、または伝送路を介して頒布してもよい。
(3)図5に示した処理は、上記実施形態ではプログラムを用いたソフトウエア的な処理として説明したが、その一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向けIC)、あるいはFPGA(field-programmable gate array)等を用いたハードウエア的な処理に置き換えてもよい。
(4)また、軸トルク検出部105は、モータ電流Imの再現値等に基づいて軸トルクTdを検出したが、モータMと圧縮機1との間にトルクセンサを挿入し、このトルクセンサの出力信号に基づいて軸トルクTdを求めてもよい。
(5)また、上記実施形態においては、d軸電流Idとq軸電流Iqとに基づいて、モータ電流Imを(Im=√(Id2+Iq2))として算出した。しかし、それ以外の様々な電流値をモータ電流Imとして用いてもよい。
(6)上記実施形態においては、軸トルクTdがトルク閾値Tdthを超えること(図5のステップS2にて「Yes」と判定されること)を条件として、目標回転速度ω1や膨張弁4の開度等を制御した(ステップS4,S10)。しかし、軸トルクTdにかかわらず、目標回転速度ω1や膨張弁4の開度を制御してもよい。例えば、モータ電流ピーク値Impが電流閾値Imthを超え、かつ、目標回転速度ω1が回転速度閾値ωthを超えている場合に、目標回転速度ω1を回転速度閾値ωthよりも低い値にし、モータ電流ピーク値Impが電流閾値Imthを超え、かつ、目標回転速度ω1が回転速度閾値ωth以下である場合に、膨張弁4の開度を大きくしてもよい。
(7)上記実施形態においては、モータ電流ピーク値Impが電流閾値Imthを超えること(図5のステップS8にて「Yes」と判定されること)を条件として、膨張弁4の開度を制御した(ステップS10)。しかし、モータ電流ピーク値Impにかかわらず、膨張弁4の開度を制御してもよい。例えば、軸トルクTdがトルク閾値Tdthを超え、かつ、目標回転速度ω1が回転速度閾値ωthを超えている場合に、目標回転速度ω1を回転速度閾値ωthよりも低い値にし、軸トルクTdがトルク閾値Tdthを超え、かつ、目標回転速度ω1が回転速度閾値ωth以下である場合に、膨張弁4の開度を大きくしてもよい。
上記実施形態においては、目標回転速度ω1と回転速度閾値ωthとの比較結果に基づいて、膨張弁4の制御等を行ったが、目標回転速度ω1に代えて、モータMの回転速度の実測値を用いてもよい。ここで、回転速度を直接的に検出することはコストアップを招くため、回転数をカウントし、「所定時間内の回転数」を回転速度の実測値として用いてもよい。「所定時間内の回転数」を適用する場合は、上述の「回転速度閾値ωth」に代えて、「回転速度閾値ωth×所定時間」に相当する「回転数閾値」を適用するとよい。なお、上記実施形態における目標回転速度ω1も、モータMの回転速度の実測値も、共に「1秒あたりの回転数」であるから、「所定時間内の回転数」の概念に含まれるものである。
[構成・効果の総括]
以上のように、上記実施形態の空気調和機(A)にあっては、膨張弁(4)と、直流電力を交流電力に変換するインバータ(300)と、前記インバータにて変換された交流電力によって駆動されるモータ(M)と、前記モータ(M)に流れるモータ電流(Im)を検出するモータ電流検出部(101)とを備え、前記モータ電流(Im)が所定の電流閾値(Imth)を超え、かつ、前記モータ(M)の所定時間内の回転数(ω1)が所定の回転数閾値(ωth)を超える場合に、前記回転数(ω1)を前記回転数閾値(ωth)以下の値にし、前記モータ電流(Im)が前記電流閾値(Imth)を超え、かつ、前記回転数(ω1)が前記回転数閾値(ωth)以下である場合に、前記膨張弁(4)の開度を大きくすることを特徴とする。
かかる構成によれば、モータ電流(Im)が所定の電流閾値(Imth)を超え、かつ、モータ(M)の所定時間内の回転数(ω1)が所定の回転数閾値(ωth)を超える場合に、該回転数(ω1)を回転数閾値(ωth)以下の値にすることができ、かつ、モータ電流(Im)が電流閾値(Imth)を超え、かつ、該回転数(ω1)が回転数閾値(ωth)以下である場合に、膨張弁(4)の開度を大きくすることができる。これにより、モータを安定的に駆動させつつ、インバータのスイッチング素子等を適切に保護できる。これにより、インバータ(300)内のスイッチング素子を過電流破壊や熱破壊から保護できる。さらに、モータ(M)が低回転高負荷のような状態においても空気調和機(A)の運転を停止させることなく運転を継続でき、インバータ(300)内のスイッチング素子を保護することができる。
また、上記実施形態の空気調和機(A)にあっては、膨張弁(4)と、直流電力を交流電力に変換するインバータ(300)と、前記インバータにて変換された交流電力によって駆動されるモータ(M)と、前記モータの軸トルク(Td)を検出する軸トルク検出部(105)とを備え、前記軸トルク(Td)が所定のトルク閾値(Tdth)を超え、かつ、前記モータ(M)の所定時間内の回転数(ω1)が所定の回転数閾値(ωth)を超える場合に、前記回転数(ω1)を前記回転数閾値(ωth)以下の値にし、前記軸トルク(Td)が前記トルク閾値(Tdth)を超え、かつ、前記回転数(ω1)が前記回転数閾値(ωth)以下である場合に、前記膨張弁(4)の開度を大きくすることを特徴とする。
かかる構成によれば、軸トルク(Td)が所定のトルク閾値(Tdth)を超え、かつ、モータ(M)の所定時間内の回転数(ω1)が所定の回転数閾値(ωth)を超える場合に、該回転数(ω1)を回転数閾値(ωth)以下の値にし、軸トルク(Td)がトルク閾値(Tdth)を超え、かつ、該回転数(ω1)が回転数閾値(ωth)以下である場合に、膨張弁(4)の開度を大きくすることができる。これにより、モータを安定的に駆動させつつ、インバータのスイッチング素子等を適切に保護できる。これにより、インバータ(300)内のスイッチング素子を過電流破壊や熱破壊から保護できる。さらに、モータ(M)が低回転高負荷のような状態においても空気調和機(A)の運転を停止させることなく運転を継続でき、インバータ(300)内のスイッチング素子を保護することができる。
さらに、上記実施形態の空気調和機(A)は、前記膨張弁(4)の前記開度を所定の開度更新周期毎に増減するものであり、前記モータ電流(Im)が前記電流閾値(Imth)を超え、かつ、前記回転数(ω1)が前記回転数閾値(ωth)以下である場合に、それ以外の場合と比較して、前記開度更新周期を短くすることを特徴とする。
さらに、上記実施形態の空気調和機(A)は、前記膨張弁(4)の前記開度を前記開度更新周期毎に所定の開度更新幅を限度として増減するものであり、前記モータ電流(Im)が前記電流閾値(Imth)を超え、かつ、前記回転数(ω1)が前記回転数閾値(ωth)以下である場合に、それ以外の場合と比較して、前記開度更新幅を大きくすることを特徴とする。
このように、通常状態と比較して開度更新周期を短くし、あるいは開度更新幅を大きくすることにより、膨張弁(4)の開度を速やかに大きくすることができるので、モータ(M)の過負荷状態を一層速やかに解消することができる。
さらに、上記実施形態の空気調和機(A)は、前記モータ電流(Im)が第2の電流閾値(Imth2)以下になると、前記回転数(ω1)を通常の値に戻すものである。これにより、過負荷状態が解消された後は、空気調和機(A)の状態を通常状態に戻すことができる。
さらに、上記実施形態の空気調和機(A)は、室内熱交換器(5)と、該室内熱交換器(5)に送風する室内ファン(5a)とを有し、前記膨張弁(4)は前記室内熱交換器(5)に供給する冷媒の通流量を調整するものであり、前記モータ電流(Im)が前記電流閾値(Imth)を超え、かつ、前記回転数(ω1)が前記回転数閾値(ωth)以下である場合に、それ以外の場合と比較して、前記室内ファン(5a)の所定時間内の回転数を低くことを特徴とする。
このように、室内ファン(5a)の所定時間内の回転数を低下させることにより、室内に不快な送風がされることを抑制しつつ、モータ電流(Im)を低下させることができる。
さらに、上記実施形態の空気調和機(A)は、前記モータ電流(Im)が所定の過電流閾値(Imx)を超えると停止するものであり、前記電流閾値(Imth)は、前記過電流閾値(Imx)よりも低い値であることを特徴とする。
これにより、モータ電流(Im)が過電流閾値(Imx)に至る前に、膨張弁(4)の開度を大きくする制御を実行することができ、空気調和機(A)を停止させることなく過負荷状態を解消することができる。
さらに、上記実施形態の空気調和機(A)は、室外温度(To)を測定する温度センサ(8)を備え、前記室外温度(To)が高いほど、前記電流閾値(Imth)を低い値に設定することを特徴とする。これにより、室外温度(To)が高いほど、膨張弁(4)の開度を大きくする制御を早めに実行することができる。
さらに、上記実施形態において前記モータ電流検出部(101)は、前記モータ(M)に流れる電流のピーク値を前記モータ電流(Im)として検出することを特徴とする。これにより、モータ(M)に流れる電流の実効値等を監視する場合と比較して、トルク脈動による瞬時的なモータ電流のピークを検出することができ、インバータ(300)内のスイッチング素子を過電流から適切に保護することができる。
1 圧縮機
2 四方弁
3 室外熱交換器
3a 室外ファン
4 膨張弁
5 室内熱交換器
5a 室内ファン
8 温度センサ
100 モータ制御装置
100a 室内制御装置
100b 室外制御装置
101 モータ電流再現部(モータ電流検出部)
102 トルク外乱抑制部
103 回転速度指示部
104 駆動信号発生部
105 軸トルク検出部
106 過負荷判定制御部
200 直流電源
201 交流電源
202 コンバータ
300 インバータ
400 電流検出器
A 空気調和機
C 平滑コンデンサ
K リモコン受信部
L 冷媒配管
M モータ
S モータ駆動装置
Iu 室内機
Ou 室外機
Re リモコン
Td 軸トルク
To 周囲温度
ω 指令回転速度
ω1 目標回転速度

Claims (9)

  1. 冷房運転を行う際に蒸発器として機能する室内熱交換器と、
    冷房運転を行う際に凝縮器として機能する室外熱交換器と、
    冷房運転を行う際に、開度によって前記室外熱交換器から前記室内熱交換器への冷媒の通流量を制御する膨張弁と、
    モータによって駆動され、冷房運転を行う際に、前記室内熱交換器から前記室外熱交換器に通流する冷媒を圧縮する圧縮機と、
    直流電力を交流電力に変換し、前記モータを駆動するインバータと、
    前記モータに流れるモータ電流を検出するモータ電流検出部と
    を備え、
    前記モータ電流が所定の電流閾値を超え、かつ、前記モータの所定時間内の回転数が所定の回転数閾値を超える場合に、前記回転数を前記回転数閾値以下の値にし、前記モータ電流が前記電流閾値を超え、かつ、前記回転数 が前記回転数閾値以下である場合に、前記膨張弁の開度を大きくする
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 冷房運転を行う際に蒸発器として機能する室内熱交換器と、
    冷房運転を行う際に凝縮器として機能する室外熱交換器と、
    冷房運転を行う際に、開度によって前記室外熱交換器から前記室内熱交換器への冷媒の通流量を制御する膨張弁と、
    モータによって駆動され、冷房運転を行う際に、前記室内熱交換器から前記室外熱交換器に通流する冷媒を圧縮する圧縮機と、
    直流電力を交流電力に変換し、前記モータを駆動するインバータと、
    前記モータの軸トルクを検出する軸トルク検出部と
    を備え、
    前記軸トルクが所定のトルク閾値を超え、かつ、前記モータの所定時間内の回転数が所定の回転数閾値を超える場合に、前記回転数を前記回転数閾値以下の値にし、前記軸トルクが前記トルク閾値を超え、かつ、前記回転数 が前記回転数閾値以下である場合に、前記膨張弁の開度を大きくする
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記空気調和機は、前記膨張弁の前記開度を所定の開度更新周期毎に増減するものであり、
    前記モータ電流が前記電流閾値を超え、かつ、前記回転数 が前記回転数閾値以下である場合に、それ以外の場合と比較して、前記開度更新周期を短くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記空気調和機は、前記膨張弁の前記開度を前記開度更新周期毎に所定の開度更新幅を限度として増減するものであり、
    前記モータ電流が前記電流閾値を超え、かつ、前記回転数 が前記回転数閾値 以下である場合に、それ以外の場合と比較して、前記開度更新幅を大きくする
    ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記モータ電流が第2の電流閾値以下になると、前記回転数 を通常の値に戻すことを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
  6. 前記空気調和機は、前記室内熱交換器に送風する室内ファン有し、
    前記モータ電流が前記電流閾値を超え、かつ、前記回転数が前記回転数閾値以下である場合に、それ以外の場合と比較して、前記室内ファンの前記回転数 を低くする
    ことを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
  7. 前記空気調和機は、前記モータ電流が所定の過電流閾値を超えると停止するものであり、
    前記電流閾値は、前記過電流閾値よりも低い値である
    ことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記空気調和機は、室外温度を測定する温度センサを備え、前記室外温度が高いほど、前記電流閾値を低い値に設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
  9. 前記モータ電流検出部は、前記モータに流れる電流のピーク値を前記モータ電流として検出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の空気調和機。
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