JP6401487B2 - アンダーカットドリル装置 - Google Patents
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Description
様または適用例として実現することができる。
本体部と、
前記本体部から被切削物に対して進退可能な切削部と、
前記切削部の先端に設けられたカッター部と、
前記切削部を前記本体部の内部に収容する収容部と、
前記収容部内にあって、前記カッター部が前記本体部の外表面から突出する方向に前記切削部を常時付勢する付勢部材と、
を有し、
前記切削部は、棒状のスライド部を有し、
前記収容部は、その一部が縮径することにより前記スライド部の外周面とほほ同じ直径で隙間なく接触し、前記スライド部を進退移動可能に案内する内壁面を有する案内部を備え、
前記案内部は、前記切削部の移動によって、前記外表面から前記カッター部が最も突出する第1の位置と、前記カッター部が前記外表面まで後退する第2の位置と、の間で前記スライド部を案内し、
前記案内部の長さは、前記第1の位置にある前記切削部における前記外表面から突出している部分の長さよりも長くなるように設定されていることを特徴とする。
前記本体部は、前記外表面の一方に形成された第1の開口部から他方に開口する第2の開口部へ前記本体部を貫通する貫通孔を有し、
前記貫通孔は、前記第2の開口部を閉塞する固定部材の内側端部から前記第1の開口部までの間に前記収容部が形成され、
前記第1の開口部は、前記案内部の一方の端部に形成され、
前記付勢部材は、前記収容部に収容されたコイルスプリングであり、
前記コイルスプリングは、一方の端部が前記切削部の底部に当接し、他方の端部が前記固定部材に当接し、前記固定部材を前記本体部から取り外すことによって、前記コイルスプリング及び前記切削部を第2の開口部から取り出すことができる。
前記本体部は、前記本体部の内側から前記外表面へ連通する水路を有し、
前記水路は、前記収容部とは交差しない位置に形成されることができる。
前記スライド部は、横断面の外形が多角形であり、
前記案内部の前記内壁面は、前記スライド部の外形に一致する形状を有することができる。
前記カッター部は、前記スライド部より大きな最大外径を有し、
前記案内部は、前記第2の位置で前記カッター部を収容する凹部をさらに有することができる。
図1は、第1の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1のI−I縦断面図である。図2は、第1の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1の平面図である。図3は、第1の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1の切削部30の側面図である。
とができる。連結部20は、図示しない例えば電動ドリル装置の回転軸部の先端に形成されたネジ部と螺合されて連結し、回転軸部の回転によって本体部10を回転させることができる。連結部20は薄肉中空状に形成され、その内側の中空部23は切削時の潤滑用の水を供給する流路の一部を形成することができる。
る。付勢部材50は、公知の弾性体を採用することができるが、切削部30の所望の移動距離に渡って付勢でき、かつ、切削部30に所望の加圧力を付与できることが要求される。付勢部材50であるコイルスプリングは、一方の端部が切削部30の底部38に当接し、他方の端部が固定部材52に当接している。また、付勢部材50であるコイルスプリングは、切削部30の基部36の直径とほぼ同じ直径を有する。
よい。
図7〜図8を用いて、第2の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1aについて説明する。図7は、第2の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1aの平面図である。図8は、第2の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1aの切削部30aの側面図である。図9は、第2の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1aの切削部30aの正面図(a)及び同じく第1の開口部18の正面図(b)である。なお、本体部10等の基本構成については、第1の実施の形態と同様であるので、それらの説明は省略し、ここでは切削部30aについて説明する。
案内部16の内壁面は、スライド部32aの外形に一致する形状を有し、その内壁面に沿ってスライド部32aを摺接して案内することができる。
図10を用いて、第3の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置について説明する。図10は、第3の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置の切削部300の正面図(a)、同じく第1の開口部180の正面図(b)及び同じく切削部300の斜視図(c)である。なお、第3の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置は、切削部300及び案内部160以外の構成については、第2の実施の形態と同様であるので、説明は省略し、ここでは切削部300及び案内部160について説明する。また、切削部300の平面図及び側面図については、スライド部の横断面形状が円形と正方形との違いがあるが、図7,8と同様に表すことができるので省略する。
図11及び図12を用いて、第4の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1cについて説明する。図11は、第4の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1cの縦断面図である。図12は、第4の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置1cの切削部30bの正面図(a)及び側面図(b)である。なお、本体部10等の基本構成につい
ては、第1の実施の形態と同様であるので、それらの説明は省略し、ここでは切削部30b及び案内部16bについて説明する。
図13を用いて、第5の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置について説明する。図13は、第5の実施の形態に係るアンダーカットドリル装置の切削部30cの正面図(a)及び側面図(b)である。なお、本体部10等の基本構成については、第4の実施の形態と同様であるので、それらの説明は省略し、ここでは第4の実施の形態と異なるスライド部32cと基部36cとの取付構造について説明する。
10 本体部
11 先端部
12 収容部
14 当接部
15 外表面
16 案内部
17b 凹部
18,18b 第1の開口部
19 第2の開口部
20 連結部
22 開口部
23 中空部
24 水路
26 開口部
30,30a,30b,30c 切削部
32,32a,32b,32c スライド部
34,34a,34b カッター部
35b 皿ばね座金
35c 植込みボルト
36,36a,36b,36c 基部
37,37a 端面
38 底部
39b ボルト
39c,39d ナット
40,40a,40b 先端部
50 付勢部材
52 固定部材
60 コンクリート構造物
62 下穴
64 アンダーカット溝部
70 回転軸部
160 案内部
161〜164 第1〜第4の案内面
180 第1の開口部
300 切削部
320 スライド部
321〜324 第1の面〜第4の面
340 カッター部
360 基部
370 端面
Claims (6)
- 本体部(10)と、
前記本体部(10)から被切削物に対して進退可能な切削部(30)と、
前記切削部(30)の先端に設けられたカッター部(34)と、
前記切削部(30)を前記本体部(10)の内部に収容する収容部(12)と、
前記収容部(12)内にあって、前記カッター部(34)が前記本体部(10)の外表面(15)から突出する方向に前記切削部(30)を常時付勢する付勢部材(50)と、
を有し、
前記切削部(30)は、棒状のスライド部(32)を有し、
前記収容部(12)は、その一部が縮径することにより前記スライド部(32)の外周面とほほ同じ直径で隙間なく接触し、前記スライド部(32)を進退移動可能に案内する内壁面を有する案内部(16)を備え、
前記案内部(16)は、前記切削部(30)の移動によって、前記外表面(15)から前記カッター部(34)が最も突出する第1の位置と、前記カッター部(34)が前記外表面(15)まで後退する第2の位置と、の間で前記スライド部(32)を案内し、
前記案内部(16)の長さ(M)は、前記第1の位置にある前記切削部(30)における前記外表面(15)から突出している部分の長さ(L)よりも長くなるように設定されていることを特徴とする、アンダーカットドリル装置。 - 請求項1において、
前記本体部(10)は、前記外表面(15)の一方に形成された第1の開口部(18)から他方に開口する第2の開口部(19)へ前記本体部(10)を貫通する貫通孔を有し、
前記貫通孔は、前記第2の開口部(19)を閉塞する固定部材(52)の内側端部から前記第1の開口部(18)までの間に前記収容部(12)が形成され、
前記第1の開口部(18)は、前記案内部(16)の一方の端部に形成され、
前記付勢部材(50)は、前記収容部(12)に収容されたコイルスプリングであり、
前記コイルスプリングは、一方の端部が前記切削部(30)の底部に当接し、他方の端部が前記固定部材(52)に当接し、前記固定部材(52)を前記本体部(10)から取り外すことによって、前記コイルスプリング及び前記切削部(30)を第2の開口部(19)から取り出すことができる、アンダーカットドリル装置。 - 請求項1または2において、
前記カッター部(34)は、円錐状である、アンダーカットドリル装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記本体部(10)は、前記本体部(10)の内側から前記外表面(15)へ連通する水路を有し、
前記水路(24)は、前記収容部(12)とは交差しない位置に形成されている、アンダーカットドリル装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、
前記スライド部(320)は、横断面の外形が多角形であり、
前記案内部(160)の前記内壁面(161〜164)は、前記スライド部(320)の外形に一致する形状を有する、アンダーカットドリル装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項において、
前記カッター部(34b)は、前記スライド部(32b)より大きな最大外径を有し、
前記案内部(16b)は、前記第2の位置で前記カッター部(34b)を収容する凹部をさらに有する、アンダーカットドリル装置。
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JP2014087144A JP6401487B2 (ja) | 2013-04-26 | 2014-04-21 | アンダーカットドリル装置 |
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JP2013093824 | 2013-04-26 | ||
JP2014087144A JP6401487B2 (ja) | 2013-04-26 | 2014-04-21 | アンダーカットドリル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6401487B2 true JP6401487B2 (ja) | 2018-10-10 |
Family
ID=52122873
Family Applications (1)
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JP2014087144A Active JP6401487B2 (ja) | 2013-04-26 | 2014-04-21 | アンダーカットドリル装置 |
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- 2014-04-21 JP JP2014087144A patent/JP6401487B2/ja active Active
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