JP6400499B2 - 工作機械におけるタレット装置の工具固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の工具が装着されるタレット本体を刃物台に支持されたタレットベースにより旋回割り出し可能に支持してなる工作機機械のタレット装置において、カムにより前記工具をクランプ,アンクランプしたままの状態で、タレット本体を支障なく旋回割り出しできるようにした工具固定構造に関する。
この種のタレット装置として、従来、例えば特許文献1に開示されたものがある。この従来のタレット装置は、複数の工具が装着されるタレット本体4をタレットベース2により旋回割り出し可能に支持し、タレット本体4の工具保持具5A内にカム式クランピングユニット6Aを設け、該カムを回転させる共通の1つのカム駆動源21を前記タレットベース2内に設け、該タレットベース2側に設けられた駆動軸32の凹部を前記工具保持具5A側に設けられた何れかのカムの被動軸61Aの凸部に選択的に係合させ、この状態でカム駆動源21からの駆動力を前記凹部から凸部に伝達することでカムを所定角度だけ回転させ、もって前記工具をクランプ,アンクランプするように構成されている。
特開2014−144488号公報
前記タレット装置では、タレット本体4を旋回割り出しする場合には、前記駆動軸32の凹部と被動軸61Aの凸部を、タレット本体4の旋回に支障をきたさない角度位置に位置させる必要がある。しかし前記従来装置では、前記凹部と凸部との係脱構造の如何によっては、カムをクランプ位置に回転させたままの状態で、前記凹部と凸部とを前記タレット本体の旋回可能な角度位置に位置させる場合に、前記クランプが緩む可能性がある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、カムをクランプ位置に回転させたままの状態で、前記駆動源側の駆動片とカム側の被動片とを前記旋回可能な角度位置に位置させる場合に、前記クランプが緩むことのない工作機械におけるタレット装置の工具固定構造を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、工具が装着される複数の装着口が旋回軸回りに形成されたタレット本体をタレットベースにより旋回割り出し可能に支持してなる工作機械のタレット装置において、前記装着口内に工具をクランプするクランピングロッド及び該クランピングロッドをクランプ位置とアンクランプ位置との間で移動させるカムを設け、前記タレットベースに前記カムを回転させるカム駆動源を設けた工具固定構造であって、
前記駆動源と前記カムとの間に動力伝達機構が介設され、
該動力伝達機構は、前記駆動源の出力部に固定された駆動片と、前記カムの入力部に固定された被動片と、前記駆動片と被動片との間に位置するように配置され、前記駆動片,被動片のそれぞれに係止する駆動側係止部,被動側係止部を有する伝達部材とを備え、
前記駆動片をクランプ方向又はアンクランプ方向に回転させることで前記カムが前記クランピングロッドをクランプ位置またはアンクランプ位置に移動させ、
前記駆動片と前記伝達部材の駆動側係止部との間及び/又は該伝達部材の被動側係止部と前記被動片との間には、前記カムが前記クランピングロッドをクランプ位置又はアンクランプ位置に移動させたままの状態で、前記タレット本体が旋回可能となる旋回可能角度位置まで前記駆動片が前記伝達部材を回転させるための空転角度領域が形成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の工作機械におけるタレット装置の工具固定構造において、
前記伝達部材は、前記タレット本体側に、前記カム毎に設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1に記載の工作機械におけるタレット装置の工具固定構造において、
前記伝達部材は、前記タレットベース側に、前記複数のカムに共通に設けられていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れか1項に記載の工作機械におけるタレット装置の工具固定構造において、
前記伝達部材は、複数の中間伝達部材で構成され、該各中間伝達部材の係止部間には、前記空転角度領域を拡大する中間空転角度領域が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明では、前記駆動源の出力部に固定された駆動片と、前記カムの入力部に固定された被動片との間に、該駆動片,被動片のそれぞれに係止する駆動側係止部,被動側係止部を有する伝達部材を配設し、前記駆動片と前記伝達部材の駆動側係止部との間及び/又は前記被動片と前記被動側係止部との間に空転角度領域を形成したので、前記カムが前記クランピングロッドをクランプ位置又はアンクランプ位置に移動させたままの状態で、つまりカムを逆方向に回転させることなく、前記タレット本体が旋回可能となる旋回可能角度位置まで前記駆動片により前記伝達部材を回転させることができ、旋回割り出しを支障なく実行できる。
前記伝達部材は、請求項2の発明のように、前記タレット本体側に、前記カム毎に設けることも、あるいは請求項3の発明のように、前記タレットベース側に、前記複数のカムに共通に設けることもでき、タレットベース側に伝達部材を設けた場合は部品点数を削減でき、コストを低減できる。
請求項4の発明では、前記伝達部材を、複数の中間伝達部材で構成し、該各中間伝達部材の係止部間に中間空転角度領域を形成したので、前記空転角度領域を拡大することができ、駆動片の、クランプ,アンクランプ時の回転角度を大きくでき、設計上の自由度を拡大できる。
本発明の実施例1に係る工具固定構造が採用された工作機械のタレット装置の正面斜視図である。 前記工具固定構造の断面平面図である。 前記工具固定構造のクランピングユニット部分の断面側面図(図2のIII-III線断面図)である。 前記工具固定構造の動力伝達機構部分のカム側から見た斜視図である。 前記動力伝達機構部分のカム側から見た分解斜視図である。 前記動力伝達機構部分の駆動源側から見た分解斜視図である。 前記工具固定構造におけるタレット本体の旋回可能時の駆動片と伝達部材との係止関係を示す駆動源側から見た一部断面正面図(図2のVII-VII線断面図)である。 前記工具固定構造におけるタレット本体に対して着脱可能に構成されたクランプ装置の斜視図である。 前記工具固定構造におけるクランプ動作及び旋回可能状態への移行を説明するための模式図である。 本発明の実施例2に係る工具固定構造の動力伝達機構部分の駆動源側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図9は、本発明の一実施形態に係る工作機械におけるタレット装置の工具固定構造を説明するための図である。
図において、1は図示しない刃物台に搭載されるタレット装置である。このタレット装置1は、外周面が多角形(本実施例では12角形)に形成された環状のタレット本体2と、該タレット本体2を旋回軸A回りに旋回可能に支持するタレットベース3とを有する。このタレットベース3は、前記刃物台に支持されており、タレット本体2を旋回駆動する割り出しモータを内蔵している。
前記タレット本体2の多角形をなす外周面の各辺部2aには、それぞれ工具保持部4がボルト締め固定されている。該各工具保持部4は直方体状をなしており、その前壁面4aにはテーパ形状をなす工具装着口5aを有する工具保持筒5が、該工具装着穴5aの軸線Bが前記旋回軸Aと平行となるように挿入配置され、ボルト締め固定されている。前記工具保持部4内の前記工具保持筒5より奥側にはカム式のクランピングユニット6が配設されている。
前記クランピングユニット6は、前記工具装着口5a内に配置されたクランピングロッド7と、該クランピングロッド7をクランプ位置とアンクランプ位置との間で進退駆動するカム軸8とを有する。
前記クランピングロッド7は、工具に係合するクランプ部7aの基部に連結部7bを一体形成したものである。前記クランプ部7aは前記工具装着口5a内に位置し、前記連結部7bは前記工具保持部4に形成されたガイド穴4b内に前記軸線B方向にスライド可能に配設されている。
前記連結部7bには連結穴7cが貫通形成されており、該連結穴7c内に前記カム軸8のカムノーズ8aが回転可能に配設されている。前記連結穴7cは、前記軸線B上に並列配置されたアンクランプ面7eとクランプ面7dとを有する。前記カムノーズ8aは、例えば90度程度の角度間隔を開けて形成されたクランプノーズ部8bとアンクランプノーズ部8cとを有する。
ここで図2に示すように、前記カム軸8を、前記クランプノーズ部8bが前記連結穴7cの前記クランプ面7dに摺接する角度位置に回転させると、前記クランピングロッド7がクランプ位置に移動し、工具は工具装着口5aにクランプされる。一方、図3に示すように、前記カム軸8を、アンクランプノーズ部8cが前記連結穴7cの前記アンクランプ面7eに摺接する角度位置に回転させると、前記クランピングロッド7がアンクランプ位置に移動し、前記工具のクランプ状態が解除される。
前記カム軸8の軸方向先端部8dは前記工具保持部4の支持穴4cに軸支されており、軸方向基端部(入力部)8eは、動力伝達機構9を介して駆動源10に連結されている。この駆動源10は、駆動モータ11と、該モータの出力軸に連結された減速機12とを有する。
前記動力伝達機構9は、前記減速機12の出力部12aにボルト締め固定された駆動部材13と、前記カム軸8の前記基端部8eに固定された被動部材14と、該被動部材14と前記駆動部材13との間に位置するように前記タレット本体2内に配置された中間伝達部材15とを有する。この中間伝達部材15は、駆動側中間部材16と被動側中間部材17とで構成されている。
前記駆動部材13は円盤部13aのカム側面に駆動片13bを、軸心Cを通って径方向に延びるように一体形成したものであり、前記円盤部13aが前記減速機12の出力部12aにボルト締め固定されている。
また前被動部材14は円盤部14aの駆動源側面に被動片14bを、軸心Cを通って径方向に延びるように一体形成したものであり、前記円盤部14aの軸心Cに形成された係合穴14cに前記カム軸8の棒状をなす前記基端部8eが挿入されている。
前記駆動側中間部材16は、円盤部16aの、駆動源側面に扇形状をなす一対の係止凸部16b,16bを、点対称をなすように、かつ該両係止凸部16b,16b間に前記駆動片13bが挿入されるように一体形成し、カム側面に係止片16cを、軸心Cを通って径方向に延びるように一体形成したものである。
また、前記被動側中間部材17は、円盤部17aの、駆動源側面に扇形状をなす一対の係止凸部17b,17bを、点対称をなすように、かつ該両係止凸部17b,17b間に前記係止片16cが挿入されるように一体形成し、カム側面に扇形状をなす一対の係止凸部17c,17cを、点対称をなすように、かつ前記被動片14bが挿入されるように一体形成したものである。
ここで、前記駆動部材13の駆動片13bと駆動側中間部材16の係止凸部16b,16b′との間には、所定角度、本実施例の場合は62度だけ相対回転可能とする空転角度領域D1が形成されている。同様に駆動側中間部材16の係止片16cと被動側中間部材17の係止凸部17b,17b′との間、及び該被動側中間部材17の係止凸部17c,17c′と被動部材14の係止片14bとの間には、それぞれ所定角度、本実施例の場合は62度だけ相対回転可能とする中間空転角度領域D2,空転角度領域D3が形成されている。
ここで前記工具保持部4内に前記クランピングユニット6及び前記動力伝達機構9の駆動部材13を除く部分を一体的に組み込むことによりクランプ装置20が構成されており、このクランプ装置20は前記タレット本体2に対して着脱可能となっている(図8参照)。
本実施例のタレット装置1において、タレット本体2を旋回させる場合、駆動部材13の駆動片13bと駆動側中間部材16の係止凸部16b,16b′とが図7及び図9(a)-(1)に示す旋回可能の相対的位置関係、つまり駆動片13bが旋回軌跡Eに沿うように位置し、これに係止凸部16b,16b′が接する関係になっている必要がある。
図9(a)-(1)〜(3)に示す旋回可能の相対的位置関係にある状態において、前記工具保持部4の工具装着口5aにホルダに固定された工具をクランプする場合、工具装着口5aにホルダの係止部を挿入し、前記駆動源10により前記駆動部材13をクランプ方向に回転させる。すると、前記駆動源10からの回転力が前記動力伝達機構9を介してカム軸8に伝達され、該カム軸8のクランプノーズ部8bがクランプ面7dに摺接してクランピングロッド7をクランプ位置に移動させ(図2参照)、前記駆動源10からのトルクが所定値に達した時点でクランプ動作が完了する。このクランプ動作において、前記駆動片13bが駆動側中間部材16の係止凸部16b,16b′を例えば90度程度回転させ、駆動側中間部材16の係止凸片16cが被動側中間部材17の係止凸部17b,17b′を90度程度回転させ、該被動側中間部材17の係止凸部17c,17c′が被動片14bを90度程度回転させることとなる(図9(b)-(1)〜(3)参照)。
前記クランプ動作に続いて例えば隣接する工具保持部4に工具をクランプする場合、タレット本体2は前記隣接する工具保持部4が前記駆動源10に連結される角度位置に旋回割り出しされることとなる。この場合、前記駆動片13b及び駆動側中間部材16の係止凸部16b,16bを、前記駆動部材13を反対方向に回転させることにより、前記図7及び図9(a)-(1)に示すクランプ開始時の相対角度位置に戻す必要がある。
本実施例では、前記駆動片13bは、反対方向に前記空転角度領域D1分だけ空転し(図9(c)-(1)参照)、該駆動片13bの戻り回転角度が62度を越えると駆動側中間部材16が空転開始し、被動側中間部材17及び被動片14bは回転しない(図9(c)-(2),(3)参照)。そしてさらに28度戻し、前記駆動片13bの戻り角度が前記空転角度+90度に達すると、前記駆動片13bは前記クランプ開始時の状態に戻る(図9(d)-(1)参照)。つまり前記駆動片13bが駆動側中間部材16の係止凸部16b,16b′に接する角度位置に回転させることにより、前記タレット本体4の旋回割り出しが可能となる。
なお、前記クランプされている工具をアンクランプする場合は、前記駆動部材13を前記クランプ時と逆方向に回転させる。すると前記カム軸8のアンクランプノーズ部8cがアンクランプ面7eに摺接してクランピングロッド7をアンクランプ位置に移動させ(図3参照)、これにより工具はアンクランプされる。
本実施例では、前記駆動源10の出力部12aに固定された駆動部材13と、前記カム軸8の入力部8eに固定された被動部材14との間に、駆動側中間部材16及び被動側中間部材17からなる伝達部材15を配置し、前記駆動部材13と駆動側中間部材16との間に空転角度領域D1を、該駆動側中間部材16と被動側中間部材17との間に中間空転角度領域D2を、さらに被動側中間部材17と被動部材14との間に空転角度領域D3を形成したので、前記カム軸8のカムノーズ8aをクランプ位置又はアンクランプ位置に移動させたままの状態で、つまりカムノーズ8aを逆方向に回転させることなく、前記駆動片13bを、前記タレット本体4が旋回可能となる旋回可能角度位置に回転させることができ、旋回割り出しを支障なく実行できる。
なお、前記実施例では、伝達部材15が駆動動側中間部材16と被動側中間部材17からなる場合を説明したが、本発明の伝達部材は、1又は3以上の中間部材で構成しても良い。また、前記実施例では、空転角度領域が62度である場合を説明したが、本発明の空転角度領域は62度に限らないのは勿論であり、これにより大きくても,小さくても構わない。さらにまた前記空転角度領域D1〜D3を設けたが、この空転角度領域は1つだけ又は2つ設けても良い。
図10は本発明の実施例2に係る工具固定構造の動力伝達機構部分を説明するための図である。
本実施例2に係る工具固定構造の動力伝達機構21は、前記減速機12の出力部12aに結合される棒状の駆動部材22と、該駆動部材22が回転可能に挿入され、前記カム軸8の前記基端部8eに固定される円筒状の被動部材23とを有する。前記駆動部材22に駆動ピン22aが径方向外方に突出するように植設されており、該駆動ピン22aは前記被動部材23に形成されたスリット23a内に挿入されている。
前記駆動部材22をクランプ方向又はアンクランプ方向に回転させることで前記被動部材23を介して前記カム軸8が前記クランピングロッド7をクランプ位置またはアンクランプ位置に移動させる。そして、前記駆動ピン22aとスリット23aとの間の空間は、前記カム軸8が前記クランピングロッド7をクランプ位置又はアンクランプ位置に移動させたままの状態で、前記駆動部材22を、タレット本体2が旋回可能となる旋回可能角度位置に回転させるための90度程度の空転角度領域Dとなっている。
本実施例2においても前記実施例1と同様の作用効果が得られる。また本実施例2では、動力伝達機構21の構造が極めて簡単であるという効果がある。
1 タレット装置
2 タレット本体
3 タレットベース
4 工具保持部
5a 装着口
7 クランピングロッド
8 カム軸
8e 入力部
9 動力伝達機構
10 カム駆動源
12a 出力部
13 駆動片
14 被動片
15 伝達部材
16,17 中間伝達部材
20 クランプ装置
D1,D3 空転角度領域
D2 中間空転角度領域

Claims (4)

  1. 工具が装着される複数の装着口が旋回軸回りに形成された工具保持部を有するタレット本体をタレットベースにより旋回割り出し可能に支持してなる工作機械のタレット装置において、前記装着口内に工具をクランプするクランピングロッド及び該クランピングロッドをクランプ位置とアンクランプ位置との間で移動させるカムを設け、前記タレットベースに前記カムを回転させるカム駆動源を設けた工具固定構造であって、
    前記駆動源と前記カムとの間に動力伝達機構が介設され、
    該動力伝達機構は、前記駆動源の出力部に固定された駆動片と、前記カムの入力部に固定された被動片と、前記駆動片と被動片との間に位置するように配置され、前記駆動片,被動片のそれぞれに係止する駆動側係止部,被動側係止部を有する伝達部材とを備え、
    前記駆動片をクランプ方向又はアンクランプ方向に回転させることで前記カムが前記クランピングロッドをクランプ位置またはアンクランプ位置に移動させ、
    前記駆動片と前記伝達部材の駆動側係止部との間及び/又は該伝達部材の被動側係止部と前記被動片との間には、前記カムが前記クランピングロッドをクランプ位置又はアンクランプ位置に移動させたままの状態で、前記タレット本体が旋回可能となる旋回可能角度位置まで前記駆動片が前記伝達部材を回転させるための空転角度領域が形成されている
    ことを特徴とする工作機械におけるタレット装置の工具固定構造。
  2. 請求項1に記載の工作機械におけるタレット装置の工具固定構造において、
    前記工具保持部と前記伝達部材とを一体化してなるクランプ装置を前記タレット本体に対して着脱可能に構成した
    ことを特徴とする工作機械におけるタレット装置の工具固定構造。
  3. 請求項1に記載の工作機械におけるタレット装置の工具固定構造において、
    前記伝達部材は、前記タレット本体側に、前記カム毎に設けられている
    ことを特徴とする工作機械におけるタレット装置の工具固定構造。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項に記載の工作機械におけるタレット装置の工具固定構造において、
    前記伝達部材は、複数の中間伝達部材で構成され、該各中間伝達部材の係止部間には、前記空転角度領域を拡大する中間空転角度領域が形成されている
    ことを特徴とする工作機械におけるタレット装置の工具固定構造。
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