JP6399877B2 - 結石除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、結石除去装置に関する。
尿路結石は、腎臓、尿管、膀胱、尿道などの尿路に存在する結石であり、発生部位が腎臓や尿管である結石を上部尿路結石と呼ぶ。尿路結石症では、これら尿路結石により様々な症状が引き起こされる。例えば腎臓内に生じた結石が尿管に移動した場合、結石が尿管を傷つけることで痛みや血尿が生じることや、結石が尿管を閉塞することで一過性の水腎症状態となることにより、腰背から側腹部の激しい痛み(疝痛)が引き起こされる。これらの症状の緩和や治療には結石を除去することが有効な手段となる。
尿路結石症において、自然排石や保存的治療の効果が見込めない場合、外科的な積極的除去法が行われる。積極的除去法には、主に体外衝撃波結石破砕術(ESWL)、経尿道的結石砕術(TULまたはURS)、および経皮的結石破砕術(PNLまたはPCNL)がある。また、TULには硬性腎盂尿管鏡(以下、硬性鏡)を用いるr−TUL(またはr−URS)と軟性腎盂尿管鏡(以下、軟性鏡)を用いるf−TUL(またはf−URS)がある。TULでは、硬性鏡や軟性鏡を用いて、経尿道、膀胱、尿管的に直接尿管内や腎盂腎杯内の結石に到達し、結石を直接破砕および抽石することができる。そのため、ESWLやPNLと比較して、尿管や腎臓等へのダメージを抑えると共に、高い結石除去率(stone free rate)を実現することが出来るといった利点がある。TULに用いられる装置として、尿管や腎臓内に発生した結石またはレーザにより結石を破砕した後に生じる複数の結石破砕片をワイヤによって保持しつつ体外に除去する装置(バスケット鉗子)が知られている(特許文献1を参照)。
特表2001−512355号
バスケット鉗子による抽石では、バスケット鉗子の把持機能や、尿管内腔や尿管アクセスシース(ガイディングカテーテル)のサイズに限りがあるため、バスケット鉗子で結石破砕片を把持し体外まで運び出すという一連の抽石操作において、1度に除去可能な結石および結石破砕片の数には限りがある。そのため、結石を除去するためには、体外と結石が存在する箇所との間において、何度もバスケット鉗子の出し入れ操作を行う必要がある。これにより、使用者(術者)に対する大きな負担が生じる。また、何度もバスケット鉗子の出し入れ操作を行うために手術時間が長くなることで、術後の尿路感染症等の発症リスクが高くなることや、虚血等による尿管への負荷が生じること、および術後感染症を抑制するために設定された手術の制限時間内に結石および結石破砕片を除去しきれず、再発リスクが増加するといった、患者に対する様々な不利益が発生する。
また、複数の結石を把持することで、バスケット鉗子を構成する金属ワイヤ間の隙間から結石および結石破砕片の端面が露出してしまう。そのため、複数の結石や結石破砕片を一度に体外まで除去しようとすると、腎臓や尿管の内壁等を損傷してしまうことや、尿管アクセスシースの遠位側の開口部端面と結石および結石破砕片の露出部とが嵌合して体外まで引き抜けないことがある。
そこで、本発明は、複数の結石および結石破砕片を確実に体外に除去することができる結石除去装置を提供することを目的とする。
本発明は、下記(1)〜()に記載のいずれかの手段によって達成される。
(1)結石を収容可能な収容部と、前記収容部に連通して開口した開口部と、を備えた収集部と、前記収容部内に配置され、前記収集部の長手方向に沿う軸線周りの回転に伴い前記開口部を介して前記収容部内へ前記結石を引き込みつつ、前記結石を前記収集部の基端側へ移動させる螺旋状の回転部と、前記回転部を回転操作するための操作部材を備えた手元操作部と、前記回転部に前記収容部の基端側から前記開口部の側に向かう軸方向において隣接し、軸方向に沿った進退移動によって隣り合う前記回転部の螺旋面の間隔を変化させる調整部材と、を有する、結石除去装置。
(2)前記回転部は、周期的な間隔によって巻回して形成された前記螺旋面を備えた、上記(1)に記載の結石除去装置。
)前記回転部は、前記収容部内において回転する、上記(1)または(2)に記載の結石除去装置。
)前記回転部は、前記収容部と一体的に構成され、前記収集部とともに回転する、上記(1)または2)に記載の結石除去装置。
)前記収集部と連通する連通口と、前記開口部の側から前記収容部の基端側に移動する前記結石を前記連通口を介して収容可能な回収部と、を備えた回収部材を、さらに有する、上記(1)〜()のいずれか1項に記載の結石除去装置。
)前記回収部材は、前記収集部に着脱可能に取り付けられた、上記()に記載の結石除去装置。
)前記収集部は、前記結石を収容する第1収容部と、前記第1収容部を着脱可能に収容し前記操作部材と連結した第2収容部と、を含む、上記(1)〜()のいずれか1項に記載の結石除去装置。
上記(1)に記載の発明によれば、回転に伴って引き込んだ結石および結石破砕片を収集部の基端側へ移動させる螺旋状の回転部によって結石および結石破砕片を十分に保持できることから、結石および結石破砕片を、数やサイズに依らず、確実に保持して体外に除去することが可能になる。また、結石および結石破砕片は収容部内に保持されていることから、露出した結石および結石破砕片の端面が腎臓や尿管の内壁等の生体組織を損傷することや、尿管アクセスシース内への引き込み時に引っかかることなく、安全かつ確実に体外まで除去することが可能になる。また、回転部の隣り合う螺旋面の間隔を可変させることによって、除去対象の結石および結石破砕片の大きさや形状に応じて隣り合う螺旋面の間隔を任意に設定し、結石および結石破砕片をより効果的に引き込むことが可能になる。また、螺旋面の間隔を変化させる調整部材によって、回転部の隣り合う螺旋面の間隔をより確実に可変させることが可能になる。
上記(2)に記載の発明によれば、回転部を周期的な間隔によって巻回して形成された螺旋面から構成することによって、回転部を非常に簡便にすることができ、回転に伴って引き込んだ結石および結石破砕片を確実に移動させることが可能になる。
上記()に記載の発明によれば、回転部が、収容部内において回転することから、収容部の外周面に接触する生体内に影響を与えることなく、確実に回転部を回転動作させることが可能になる。
上記()に記載の発明によれば、回転部が、一体的に構成された収集部とともに回転することから、その構造をより簡便化し、より確実に回転部を回転動作させることが可能になる。
上記()に記載の発明によれば、回収部材によって、収集部に収集された結石および結石破砕片を回収することができることから、収集部の内容積を超える結石および結石破砕片を除去することが可能になる。
上記()に記載の発明によれば、回収部材が収集部に着脱可能に取り付けられていることから、結石および結石破砕片の病理検査を行ったり廃棄したりする場合にその取扱いを簡便に行うことが可能になる。
上記()に記載の発明によれば、収集部は、結石および結石破砕片を収容する第1収容部と、第1収容部を着脱可能に収容し操作部材と連結した第2収容部と、を含むことによって、結石および結石破砕片が充填された第1収容部を第2収容部から取り外し、新たな第1収容部を第2収容部に取り付けることができることから、結石および結石破砕片の病理検査を行ったり廃棄したりする場合にその取扱いを簡便に行うことが可能になる。
第1実施形態に係る結石除去装置を示す斜視図であって、(A)は、収集部の収容部内の回転部を回転させる前の状態を示す図、(B)は、回転部を180度回転させた状態を示す図である。 結石除去装置を軟性鏡に装着した状態を模式的に示す図である。 結石除去装置を装着した軟性鏡を患者の尿管に導入した状態を模式的に示す図である。 結石除去装置の収集部に結石および結石破砕片を収集する状態を模式的に示す図であって、(A)は、収集部の収容部を示す図、(B)は、回転部を回転させつつ収集部の収容部に複数の結石および結石破砕片を引き込んでいる状態を示す図、(C)は、回転部を回転させつつ収集部の収容部に複数の結石および結石破砕片を引き込み基端側に移動させた状態を示す図である。 第2実施形態に係る結石除去装置を示す斜視図であって、(A)は、収集部の収容部内の回転部を調整する前の状態を示す図、(B)は、手元操作部によって回転部を押圧して隣り合う螺旋面の間隔を狭めるように調整している状態を示す図である。 第3実施形態に係る結石除去装置を示す斜視図であって、(A)は、収集部を回転させる前の状態を示す図、(B)は、収集部を回転させつつ回転部によって複数の結石および結石破砕片を収容部に引き込んでいる状態を示す図である。 第4実施形態に係る結石除去装置を示す斜視図であって、(A)は、回収部材を収集部の外周面に装着している状態を示す図、(B)は、複数の結石および結石破砕片を回収した回収部材を収集部から取り外した状態を示す図である。 第5実施形態に係る結石除去装置を示す斜視図であって、(A)は、第1収容部を第2収容部に収容した状態の収集部を示す図、(B)は、複数の結石および結石破砕片を保持している第1収容部を第2収容部から取り外した状態の収集部を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。例えば、図1等に示す結石除去装置10は、手元操作部13と比較して、筒11およびスクリュー12の大きさを相当誇張して図示している。結石除去装置10の大きさは、例えば図3に示すものが参考になる。基端側は使用者(術者)の側に相当し、先端側は結石除去装置10等を導入する生体の側に相当する。
<第1実施形態>
第1実施形態の結石除去装置10について説明する。
結石除去装置10の構成について、図1を参照して説明する。
図1は、第1実施形態に係る結石除去装置10を示す斜視図である。図1(A)は、筒11の収容部11a内のスクリュー12を回転させる前の状態を示す図である。図1(B)は、スクリュー12を180度回転させた状態を示す図である。
結石除去装置10は、尿管230等に発症した結石Kおよび結石破砕片を収集し、その結石Kおよび結石破砕片をスクリュー12によって絡めて保持した状態で保持した状態で体外および/または膀胱内に除去する。結石Kや結石破砕片は、尿路に存在するものである。結石破砕片は、尿路に存在する結石Kを例えばレーザ砕石装置によって破砕して相対的に小さくしたものを含む。
以下の説明において、結石Kは、結石破砕片を含むものとして説明する。
結石除去装置10は、収集部(筒11に相当)、回転部(スクリュー12に相当)、および手元操作部13を含んでいる。
筒11は、その収容部11aに結石Kを収集する。筒11は、収容部11aおよび開口部11bを備えている。収容部11aは、結石Kを収容する所定の容積を備えた円筒形状に形成され、一端に開口部11bを備え、他端に相当する基端側が閉塞されている。筒11の外形等の寸法は、尿管230等の対象となる生体器官内に導入可能な限りにおいて、適宜変更しうる。収容部11aは、例えば、可撓性を備えた樹脂を用いて形成され、尿管230等の形状に合わせて変形可能である。収容部11aは、可視光領域で透明な材料から成形され、外部から結石Kの収容具合を目視可能である。筒11は、X線造影剤を含有または塗工しておくことによって、外部からX線を用いて撮像し、生体内における位置を確認することができる。開口部11bは収容部11aに連通して開口している。開口部11bを介して結石Kを収容部11aに収容する。筒11は、例えばX線造影剤を含有させ、その造影剤を外部からX線透視下で撮像することによって、生体内における位置を確認可能な構成としてもよい。
スクリュー12は、結石Kを筒11に引き込みつつ基端側へ移動させる。スクリュー12は、筒11の長手方向に沿う軸線周りの回転に伴い開口部11bを介して収容部11a内へ結石Kを引き込みつつ、結石Kを筒11の基端側へ移動させる。スクリュー12は、周期的な間隔によって巻回して形成された螺旋面12aを備えている。スクリュー12は、筒11の収容部11a内に回転可能に配置されている。隣り合う螺旋面12a間の距離は、特に限定されない。スクリュー12の中央部分は、軸方向に沿って貫通し、中空状に形成されている。スクリュー12は、全体が伸縮自在であって、弾性を備えている。回転部は、螺旋面12aが連続して形成された形態に限定されることなく、螺旋面がフレーム状に間欠的に形成された形態や、螺旋面がメッシュ形状に形成された形態としてもよい。
手元操作部13は、使用者(術者)が、スクリュー12を回転させたり、スクリュー12が配置された筒11の位置を調整したりするための操作を行うものである。手元操作部13は、スクリュー12を回転操作するための操作部材13Dを備えている。手元操作部13は、保持部材13A、回転部材13B、保護部材13C、操作部材13D、および把持部材13Eを備えている。
保持部材13Aは、手元操作部13の本体に相当する。保持部材13Aは、円筒形状に形成され、筒11の軸方向に沿った一端に保護部材13Cを連結し、他端に操作部材13Dを設けている。保持部材13Aは、保護部材13Cと操作部材13Dを中継するように、回転部材13Bを挿通させている。保持部材13Aの下方に、把持部材13Eが接続されている。回転部材13Bは、操作部材13Dの回転動作をスクリュー12に伝達させるものである。回転部材13Bは、可撓性を備え、円柱形状に形成されている。回転部材13Bは、尿管230等の形状や軟性鏡100の動きに合わせて変形可能で、例えばワイヤからなる。回転部材13Bは、その基端側を操作部材13Dに連結し、その先端側をスクリュー12に連結している。
保護部材13Cは、内部に回転部材13Bを回転可能に収容しつつ、回転部材13Bを保護するものである。保護部材13Cは、可撓性を備え、円筒形状に形成されている。保護部材13Cは、尿管230等の形状や軟性鏡100の動きに合わせて変形可能である。保護部材13Cの基端側は、保持部材13Aに対して嵌合や圧入によって着脱可能に連結されている。操作部材13Dは、スクリュー12の回転を操作するためものである。操作部材13Dは、例えばハンドルからなり、回転部材13Bに連結している。図1(B)に示すように、使用者(術者)が操作部材13Dを回転させると、回転部材13Bが従動して回転し、回転部材13Bに連結したスクリュー12が回転する。把持部材13Eは、使用者(術者)が把持するものである。把持部材13Eは、保持部材13Aの下方に接続されている。
結石除去装置10の使用方法について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、結石除去装置10を軟性鏡100に装着した状態を模式的に示す図である。図3は、結石除去装置10を装着した軟性鏡100を患者200の尿管230に導入した状態を模式的に示す図である。図4は、結石除去装置10の筒11に結石Kを収集する状態を模式的に示す図である。図4(A)は、筒11の収容部11aを示す図である。図4(B)は、スクリュー12を回転させつつ筒11の収容部11aに複数の結石Kを引き込んでいる状態を示す図である。図4(C)は、スクリュー12を回転させつつ筒11の収容部11aに複数の結石Kを引き込み基端側に移動させた状態を示す図である。
図3に示す患者200に対して、泌尿器系で一般的に用いられる膀胱鏡を用い、医療分野において広く知られたガイトワイヤを、尿道210および膀胱220を介して尿管230または腎盂腎杯240に導入する。次に、硬性鏡を挿入し、尿管230の内壁や、尿管230内の結石Kを観察する。このとき、硬性鏡にバスケット鉗子を併用して結石Kを除去してもよい。また、硬性鏡にホルミウム・ヤグレーザー等の破砕装置を併用して、比較的大きく除去が困難な結石Kを破砕して相対的に小さくしたり、生じた結石破砕片をバスケット鉗子を使用して除去したりしてもよい。その後、硬性鏡を生体内から抜去する。
次に、ガイトワイヤを介して尿管アクセスシースを、尿道210および膀胱220を介して尿管230または腎盂腎杯240に導入する。
尿管アクセスシースを介して軟性鏡100を挿入し、結石Kを観察する。このとき、ガイドワイヤを抜去してもよい。結石が尿管アクセスシースを通過困難な、比較的大きなサイズであった場合、軟性鏡100にホルミウム・ヤグレーザー等の破砕装置を併用して、結石Kを破砕して相対的に小さくする。
次に、結石除去装置10と軟性鏡100を組み付ける。具体的には、図2に示すように、結石除去装置10の手元操作部13の保持部材13Aと、回転部材13Bおよび保護部材13Cを分離した状態から、回転部材13Bおよび保護部材13Cを軟性鏡100のワーキングチャンネル101に軟性鏡100の先端側から導入して、回転部材13Bおよび保護部材13Cの基端側をポート102から取り出し、その保護部材13Cの基端側を手元操作部13の保持部材13Aに嵌合し、回転部材13Bの基端側を手元操作部13の操作部材13Dに嵌合して取り付ける。
次に、図3に示すように、結石除去装置10を装着した軟性鏡100を、患者200の尿道210および膀胱220を介して、例えば尿管230内の結石Kが存在する部位に到達させた後、結石除去装置10を用いて、結石Kを筒11に収集する。
具体的には、図4(A)に示す筒11の収容部11aを、図3に図示した尿管230内の結石Kに対して手元操作部13の側から押圧する。収容部11aによって結石Kを押圧した状態において、図4(B)から図4(C)に示すように、スクリュー12を回転させて、複数の結石Kを収容部11a内へ順に引き込みつつ筒11の基端側へ移動させる。次に、結石Kを筒11内に収集した結石除去装置10を体外まで移動させ、開口部11bから結石Kを筒11外に除去する。この際、操作部材13Dを、結石Kを収容部11aに引き込んだ際と逆方向に回転させ、連動するスクリュー12も逆方向に回転することにより、収容部11aに収容された結石Kを筒11の先端側へ移動させて回収してもよい。
この一連の手技を、目的とする結石Kを除去し終わるまで繰り返す。なお、結石Kを収容部11aから除去する箇所としては、膀胱内であっても良い。さらに、結石の位置を変える(リポジショニング)する目的で、腎盂腎杯内のある腎杯で結石Kを収容部11aへ取込み、別の腎杯内でリリースしても良い。
結石除去装置10は硬性鏡と共に使用しても良い。すなわち、軟性鏡100での抽石操作に先だって行われる硬性鏡での観察、砕石、抽石操作において、バスケット鉗子の代わりに使用しても良い。
次に、ガイドワイヤを、尿道210および膀胱220を介して尿管230または腎盂腎杯240に導入する。さらに、上部尿管留置用の尿管ステントを、ガイドワイヤに被せて留置した後、ガイドワイヤを抜去する。尿管ステントは、術後の一過性の尿管閉塞等に対応する。尿管ステントは、所定の日数が経過した後、除去する。
図2〜図4に参照しながら説明した手技は、主に次の通りである。患者200の生体内に導入して結石Kを収集して体外に除去する方法であって、スクリュー12を回転させて結石Kを収容部11a内へ引き込みつつ筒11の基端側へ移動させる結石除去装置10を準備し、軟性鏡100に装着した結石除去装置10を生体内に導入し、筒11の開口部11bを介して収容部11aに収容した結石Kを体外に除去する方法。
以上のように、第1実施形態に係る結石除去装置10によれば、筒11の長手方向に沿う軸線周りの回転に伴い開口部11bを介して収容部11a内へ結石Kを引き込みつつ、結石Kを筒11の基端側へ移動させる螺旋状のスクリュー12によって、回転に伴って引き込んだ結石Kを筒11の基端側へ移動させる螺旋状のスクリュー12によって結石Kを十分に保持できることから、結石Kを確実に保持して体外に除去することが可能になる。
これに加えて、結石除去装置10は、複数の結石Kを収容部11aに一度に収容することができることから、結石Kの除去効率を大幅に向上させることが可能になる。すなわち、結石除去装置10を用いることによって、複数の結石Kの除去に要する時間を大幅に短縮したり、一定の時間内においてより多くの結石Kを除去したりすることができる。術後の尿路感染症予防等のために手術時間の上限が規定されているような場合であっても、より多くの結石Kを体外に除去することができ、stone free rateを向上することができる。
これに加えて、結石除去装置10は、大きさが異なる複数の結石Kを収容部11aに収容することができることから、相対的に小さい結石Kから大きい結石Kまで一度に除去することが可能になる。
これに加えて、結石除去装置10は、結石Kを収容部11aに収容することができることから、尿管230等から除去する結石Kが尿管230や膀胱220の内壁に接触して裂傷させることなく、その結石Kを体外に除去することが可能になる。
これに加えて、結石除去装置10は、結石Kを収容部11aに収容することができることから、尿管230等から除去する結石Kが尿管アクセスシースの開口部に嵌合して引き抜き困難となることなく、その結石Kを体外に除去することが可能になる。
また、スクリュー12が、周期的な間隔によって巻回して形成された螺旋面12aを備えていることから、スクリュー12を非常に簡便にすることができ、回転に伴って引き込んだ結石Kを確実に移動させることが可能になる。
また、スクリュー12が、収容部11a内において回転することから、収容部11aの外周面に接触する生体内に影響を与えることなく、確実にスクリュー12を回転動作させることが可能になる。
<第2実施形態>
第2実施形態の結石除去装置20について説明する。結石除去装置20は、スクリュー22の隣り合う螺旋面22aの間隔を可変自在とした構成が、前述した第1実施形態に係る結石除去装置10の構成と異なる。第2実施形態においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものについて同一の符号を付加し、重複する説明を省略する。
結石除去装置20の構成および使用方法について、図5を参照して説明する。
図5は、第2実施形態に係る結石除去装置20を示す斜視図である。図5(A)は、筒21の収容部21a内のスクリュー22を調整する前の状態を示す図である。図5(B)は、手元操作部23によってスクリュー22を押圧して隣り合う螺旋面22aの間隔を狭めるように調整している状態を示す図である。
スクリュー22は、可撓性を備え軸方向に沿って変形可能にしたことを除き、スクリュー12と同様の構成である。すなわち、スクリュー22は、筒21の軸方向に沿って、隣り合う螺旋面22aの間隔が可変自在に構成されている。スクリュー22の外形形状は、スクリュー12の外形形状と同様である。
調整部材24は、収容部21aの基端側から開口部21bの側に向かう軸方向において隣接し、軸方向に沿った進退移動によって隣り合う螺旋面22aの間隔を変化させる。調整部材24は、円盤形状に形成され、筒21の基端側に回転自在に収容されている。調整部材24の厚み方向が、筒21の軸方向に沿っている。調整部材24は、スクリュー22の基端側に接続されている。調整部材24は、手元操作部23の回転部材23Bの先端側が接合されている。
スクリュー22の先端部の一部は、開口部21bに備え付けられた凸部21bTに接触している。この凸部21bTは、例えば開口部21bの内面に沿って円周上に設けられており、調整部材24を筒21の先端側に押出し、スクリュー22の隣り合う螺旋面22aの間隔を狭くしようとする際、スクリュー22が開口部21bを介して筒21から露出することを防ぐことで、効果的にスクリュー22の変形を実現する。なお、スクリュー22の先端部と凸部21bTは接合されておらず、スクリュー22の筒21内部での回転を妨げることはない。
手元操作部23の操作部材23Dは、保持部材23Aに導入する程、隣り合う螺旋面22aの間隔が狭まる。操作部材23Dは、保持部材23Aに導入する部分に、軸方向に沿って複数の凹部23Daを備えている。操作部材23Dは、複数の凹部23Daのうち任意の凹部23Daの位置で固定することができる。操作部材23Dの凹部23Daは、保持部材23Aに備えられた凸部23Aaと嵌合している。
以上のように、第2実施形態に係る結石除去装置20によれば、スクリュー22が、隣り合う螺旋面22aの間隔が可変自在に構成されていることから、除去対象の結石Kの大きさや形状に応じて隣り合う螺旋面22aの間隔を任意に設定し、所望の大きさの結石Kを選択的に引き込むことが可能になる。すなわち、結石除去装置20は、目的とするサイズの結石Kを効果的に除去することができる。
また、スクリュー22に収容部21aの基端側から開口部21bの側に向かう軸方向において隣接し、軸方向に沿った進退移動によって隣り合う螺旋面22aの間隔を変化させる調整部材24を有することによって、スクリュー22の隣り合う螺旋面22aの間隔をより確実に可変させることが可能になる。これに加えて、結石Kが調整部材24を超えて手元操作部23に侵入してしまうことを防止することが可能になる。
<第3実施形態>
第3実施形態の結石除去装置30について説明する。結石除去装置30は、スクリュー32を接合した筒11そのものを回転させる構成が、前述した第1または第2実施形態に係る結石除去装置10または20の構成と異なる。第3実施形態においては、前述した第1または第2実施形態と同様の構成からなるものについて同一の符号を付加し、重複する説明を省略する。
結石除去装置30の構成および使用方法について、図6を参照して説明する。
図6は、第3実施形態に係る結石除去装置30を示す斜視図である。図6(A)は、筒11を回転させる前の状態を示す図である。図6(B)は、筒11を回転させつつスクリュー32によって複数の結石Kを収容部11aに引き込んでいる状態を示す図である。
スクリュー32は、スクリュー12を、筒11の内周面に接合させたことを除き、スクリュー12と同様の構成である。スクリュー32は、その回転軸を基準として周方向に向かって延長させ、筒11の内周面に例えば接着固定されている。手元操作部13の回転部材13Bの先端は、筒11の基端側に接合されている。手元操作部13の操作部材13Dを回転させると、スクリュー32を接合した筒11そのものが従動して回転する。
以上のように、第3実施形態に係る結石除去装置30によれば、スクリュー32は、収容部11aと一体的に構成され、筒11とともに回転することから、その構造をより簡便化し、より確実にスクリュー32を回転動作させることが可能になる。
<第4実施形態>
第4実施形態の結石除去装置40について説明する。結石除去装置40は、結石Kを回収する回収ポケット43を筒41に備えた構成が、前述した第1〜第3実施形態に係る結石除去装置10、20および30の構成と異なる。第4実施形態においては、前述した第1〜第3のいずれかの実施形態と同様の構成からなるものについて同一の符号を付加し、重複する説明を省略する。
結石除去装置40の構成および使用方法について、図7を参照して説明する。
図7は、第4実施形態に係る結石除去装置40を示す斜視図である。図7(A)は、回収ポケット43を筒41の外周面に装着している状態を示す図である。図7(B)は、複数の結石Kを回収した回収ポケット43を筒41から取り外した状態を示す図である。
筒41は、筒11に排出部41cを形成した構成に相当する。排出部41cは、その基端側において、内周面から外周面にかけて貫通して形成されている。排出部41cの外周縁には、筒41の外周面の側から回収ポケット43が装着される。
回収ポケット43は、連通口43bを備えた袋状に形成されている。回収ポケット43は、可撓性を備え、例えば結石Kを回収する前は湾曲させて、筒41の外周面に沿わせておくことができる。すなわち、回収ポケット43は、尿管230に殆ど干渉することがなく、生体内に容易に導入することができる。回収ポケット43の連通口43bは、筒41の排出部41cの外周縁に、着脱自在に装着される。回収ポケット43の連通口43bと筒41の排出部41cを着脱させる構成には、例えば、十分な粘着性を備えた所謂テープを用いてもよいし、凸部を凹部に嵌合させるフックを用いてもよい。
以上のように、第4実施形態に係る結石除去装置40によれば、筒41と連通する連通口43bと、開口部41bの側から収容部41aの基端側に移動する結石Kを連通口43bを介して収容可能な回収部43aと、を備えた回収ポケット43を有することから、筒41に収集された結石Kを回収することができることから、筒41の内容積を超える結石Kを除去することが可能になる。これに加えて、回収ポケット43は、特に結石Kを収容した状態では、筒41の外周面から突出していることから、図7(B)に模式的に示すように、カメラ110によって手術中に確認することができる。カメラ110は、軟性鏡100の先端に備えられており、軟性鏡100のワーキングチャンネル101の開口部の近傍に備えられている。
また、回収ポケット43は、筒41に着脱可能に取り付けられていることによって、結石Kを病理検査したり廃棄したりする場合にその取扱いを簡便に行うことが可能になる。すなわち、ドレープから結石Kを掻き集めてサンプル瓶に入れる必要がない。これに加えて、複数の結石Kを筒41に収集できなかった場合、回収ポケット43だけ交換して、結石Kの除去を継続することが可能になる。
<第5実施形態>
第5実施形態の結石除去装置50について説明する。結石除去装置50は、結石Kを収容する第1収容部としての内筒51Mを、第2収容部としての外筒51Nから着脱可能とした構成が、前述した第1〜第4実施形態に係る結石除去装置10、20、30および40の構成と異なる。第5実施形態においては、前述した第1〜第4のいずれかの実施形態と同様の構成からなるものについて同一の符号を付加し、重複する説明を省略する。
結石除去装置50の構成および使用方法について、図8を参照して説明する。
図8は、第5実施形態に係る結石除去装置50を示す斜視図である。図10(A)は、内筒51Mを外筒51Nに収容した状態の筒51を示す図である。図10(B)は、複数の結石Kを保持している内筒51Mを外筒51Nから取り外した状態の筒51を示す図である。
筒51は、内筒51Mおよび外筒51Nを含んでいる。内筒51Mは、結石Kを収容する。内筒51Mは、円筒形状に形成され、開口部51Mbと対向した基端側が閉塞されている。開口部51Mbと対向した基端側には、外筒51Nのネジ部51Neのネジ溝にネジ留めされるネジ部51Mcのネジ山が、軸方向に沿って突出して形成されている。内筒51Mは、外筒51Nと切り離すときに指先で把持する把持部51Mdを、開口部51Mbに備えている。
外筒51Nは、内筒51Mを着脱可能に収容している。内筒51Mの先端側は、外筒51Nの先端側から若干突出している。外筒51Nは、円筒形状に形成され、開口部51Nbと対向した基端側が閉塞されている。外筒51Nは、その内径が内筒51Mの外径に相当する。
内筒51Mを外筒51Nに取り付ける場合は、内筒51Mのネジ部51Mcのネジ山を外筒51Nのネジ部51Neのネジ溝に押圧しつつ、内筒51Mを時計方向に回転させて、内筒51Mのネジ部51Mcのネジ山を外筒51Nのネジ部51Neのネジ溝にネジ留めする。一方、内筒51Mを外筒51Nから取り外す場合は、内筒51Mを反時計回りに回転させて、内筒51Mのネジ部51Mcのネジ山と外筒51Nのネジ部51Neのネジ溝を分離する。なお、内筒51Mと外筒51Nはネジ部ではなく、凹凸による嵌合によって接合/分離されてもよい。
結石除去装置50は、第1の実施形態と同様に内筒51M内部に備え付けられたスクリュー12が回転する構成としてもよい。その場合、内筒51Mを外筒51Nに取り付ける際に、スクリュー12の基端側が回転部材13Bと嵌合される。また、結石除去装置50は、第3の実施形態と同様にスクリューを内筒51Mの内周面に接合させ、スクリューを接合した内筒51Mそのものを回転させる構成としてもよい。その場合、内筒51Mを外筒51Nに取り付ける際に、内筒51Mの基端側が回転部材13Bと嵌合される。
以上のように、第5実施形態に係る結石除去装置50によれば、筒51が、結石Kを収容する内筒51Mと、内筒51Mを着脱可能に収容し操作部材13Dと連結した外筒51Nと、を含むことによって、結石Kが充填された内筒51Mを外筒51Nから取り外し、新たな内筒51Mを外筒51Nに取り付けることができることから、結石Kに対する病理検査を行ったり廃棄したりする場合にその取扱いを簡便に行うことが可能になる。これに加えて、複数の結石Kを筒51に一度に収集できなかった場合、内筒51Mだけ交換して、結石Kの除去を継続することが可能になる。
以上、複数の実施形態および変形例等を通じて本発明に係る結石除去装置を説明したが、これらの本発明は特許請求の範囲に記載された内容に基づいて適宜改変することが可能である。
例えば、結石除去装置は、尿管230に導入して結石Kを除去する形態に限定されることなく、生体内の他の部位に導入して結石Kを除去することができる。生体内は、例えば腎盂腎杯240に相当する。
10、20、30、40、50 結石除去装置、
11、21、41、51 筒(収集部)、
11a、21a、41a 収容部、
11b、21b、41b 開口部、
21bT 凸部、
41c 排出部、
51M 内筒(第1収容部)、
51Mb 開口部、
51Mc ネジ部、
51Md 把持部、
51N 外筒(第2収容部)、
51Na 収容部、
51Nb 開口部、
51Ne ネジ溝
12、22、32 スクリュー(回転部)、
12a、22a 螺旋面、
13、23、53 手元操作部、
13A、23A 保持部材、
13B、23B 回転部材、
13C 保護部材、
13D 操作部材、
13E、23E 把持部材、
23Aa 凸部、
23Da 凹部、
43 回収ポケット(回収部材)、
43a 回収部、
43b 連通口、
24 調整部材、
100 軟性鏡、
101 ワーキングチャンネル、
102 ポート、
110 カメラ、
200 患者、
210 尿道
220 膀胱、
230 尿管、
240 腎盂腎杯、
K 結石(結石破砕片を含む)。

Claims (7)

  1. 結石を収容可能な収容部と、前記収容部に連通して開口した開口部と、を備えた収集部と、
    前記収容部内に配置され、前記収集部の長手方向に沿う軸線周りの回転に伴い前記開口部を介して前記収容部内へ前記結石を引き込みつつ、前記結石を前記収集部の基端側へ移動させる螺旋状の回転部と、
    前記回転部を回転操作するための操作部材を備えた手元操作部と、
    前記回転部に前記収容部の基端側から前記開口部の側に向かう軸方向において隣接し、軸方向に沿った進退移動によって前記回転部の隣り合う螺旋面の間隔を変化させる調整部材と、を有する、結石除去装置。
  2. 前記回転部は、周期的な間隔によって巻回して形成された前記螺旋面を備えた、請求項1に記載の結石除去装置。
  3. 前記回転部は、前記収容部内において回転する、請求項1または請求項2に記載の結石除去装置。
  4. 前記回転部は、前記収容部と一体的に構成され、前記収集部とともに回転する、請求項1または請求項2に記載の結石除去装置。
  5. 前記収集部と連通する連通口と、前記開口部の側から前記収容部の基端側に移動する前記結石を前記連通口を介して収容可能な回収部と、を備えた回収部材を、さらに有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の結石除去装置。
  6. 前記回収部材は、前記収集部に着脱可能に取り付けられた、請求項に記載の結石除去装置。
  7. 前記収集部は、前記結石を収容する第1収容部と、前記第1収容部を着脱可能に収容し前記操作部材と連結した第2収容部と、を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の結石除去装置。
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