JP6397865B2 - 予測装置、予測方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、予測装置、予測方法及びプログラムに関する。
脳内出血や心筋梗塞などの原因として、ヒートショックが知られている。ヒートショックは、体温の急激な変化により、血圧や脈拍が急激に変化する現象であり、冬場の入浴時などに生じやすい。浴室で発生するヒートショック(以下、「浴室のヒートショック」という)を予測するためには、浴室のヒートショックのリスク(発生しやすさ)を予測することが重要となる。
住宅における浴室のヒートショックのリスクは、住宅内での温度変化、すなわち、各部屋の室温や、各部屋の室温の差に依存する。このため、住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測する場合、各部屋の室温を把握することが必要となる。従来、室温を予測する方法として、気温を利用する方法が提案されている。
特開2010−181043号公報
しかしながら、上記従来の方法では、住宅の断熱性能が考慮されておらず、室温を精度よく予測することは困難であった。また、上記従来の方法では、部屋ごとの室温を予測することができなかった。このため、上記従来の方法により室温を予測しても、浴室のヒートショックのリスクを精度よく予測することは困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、住宅における浴室のヒートショックのリスクを精度よく予測することを目的とする。
一実施形態に係る予測装置は、対象住宅が属する地域の、気温を含む気象情報を取得する気象情報取得部と、前記対象住宅の住宅種別を含む住宅情報を取得する住宅情報取得部と、前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第1室の第1室温を予測する第1室温予測部と、前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第2室の第2室温を予測する第2室温予測部と、前記第1室温及び前記第2室温に基づいて、前記対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測するリスク予測部と、を備える予測装置。
本発明の各実施形態によれば、住宅における浴室のヒートショックのリスクを精度よく予測できる。
予測システムの構成の一例を示す図。 予測装置のハードウェア構成の一例を示す図。 予測装置の機能構成の一例を示す図。 リスク条件の一例を示す図。 第1実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態における住宅情報を入力するためのUIの一例を示す図。 ユーザ端末に表示されるリスク及びメッセージの一例を示す図。 ユーザ端末に表示されるリスク及びメッセージの一例を示す図。 第2実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態における住宅情報を入力するためのUIの一例を示す図。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重畳した説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る予測システムについて、図1〜図8を参照して説明する。本実施形態に係る予測システムは、住宅の断熱性能を考慮して、部屋ごとの室温を予測し、予測された室温に基づいて、当該住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測するシステムである。以下、リスクの予測対象となる住宅を、対象住宅と称する。
まず、予測システムの構成について説明する。図1は、予測システムの構成の一例を示す図である。図1の予測システムは、予測装置1と、気象情報サーバ2と、ユーザ端末3と、を備える。予測装置1、気象情報サーバ2及びユーザ端末3は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワークNを介して、通信可能に接続されている。
予測装置1は、対象住居における浴室のヒートショックのリスクを予測するコンピュータである。図1の例では、予測装置1がサーバコンピュータである場合を想定している。しかしながら、予測装置1は、サーバコンピュータに限られず、PC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、又は給湯器のリモートコントローラなどであってもよい。
予測装置1は、気象情報サーバ2から受信した気象情報と、ユーザ端末3から受信した対象住宅の住宅情報と、に基づいて、浴室のヒートショックのリスクを予測する。気象情報及び住宅情報については後述する。
気象情報サーバ2は、民間の又は公的な気象情報サービスを提供するサーバコンピュータである。気象情報サーバ2は、予測装置1に、地域ごとの各日時における気象情報を送信する。気象情報には、気温Xの予報値及び実測値の少なくとも一方が含まれる。また、気温Xは、日別値(1日ごとの最高気温Xmax、最低気温Xmin及び平均気温Xave)であってもよいし、瞬間値またはある時間毎の統計値(以下、「時別値」という)(1時間毎の最高気温Xmax、最低気温Xmin及び平均気温Xave)であってもよい。なお、気象情報には、気温Xの他に、湿度、日射量、天気、風向、風速、降水量及び降水確率などが含まれてもよい。
ユーザ端末3は、予測システムのユーザが利用するクライアントコンピュータである。予測システムのユーザとして、対象住宅の居住者、所有者、管理者などが想定されるが、ユーザはこれに限られない。ユーザ端末3は、例えば、PC、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末又は給湯器のリモートコントローラなどである。
ユーザは、ユーザ端末3に、対象住宅の住宅情報を入力する。本実施形態において、住宅情報には、対象住宅が属する地域と、対象住宅の住宅種別と、が含まれる。対象住宅が属する地域を、対象地域と称する。対象地域は、例えば、対象住宅が属する都道府県及び市区町村や、対象住宅の郵便番号及び住所などである。住宅種別は、戸建て、アパート又はマンションである。ユーザ端末3は、ユーザから入力されたこれらの住宅情報を、予測装置1に送信する。
次に、予測装置1のハードウェア構成について説明する。気象情報サーバ2及びユーザ端末3のハードウェア構成は、予測装置1と同様であるため説明を省略する。
図2は、予測装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2の予測装置1は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、HDD(Hard Disk Drive)104と、を備える。また、予測装置1は、入力装置105と、表示装置106と、通信インタフェース107と、バス108と、を備える。
CPU101は、プログラムを実行することにより、各構成を制御し、予測装置1の機能を実現する。ROM102は、CPU101が実行するプログラムを含む各種のデータを記憶する。RAM103は、CPU101に作業領域を提供する。HDD104は、CPU101が実行するプログラムを含む各種のデータを記憶する。入力装置105は、ユーザ(予測装置1の管理者など)の操作を受け付け、予測装置1に各種の情報を入力する。入力装置105は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ハードウェアキーなどである。表示装置106は、予測装置1が保持する各種の情報を表示する。表示装置106は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイなどである。通信インタフェース107は、予測装置1をネットワークNに接続するためのインタフェースである。予測装置1は、通信インタフェース107を介して、外部装置(気象情報サーバ2やユーザ端末3)と通信する。バス108は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、入力装置105、表示装置106及び通信インタフェース107を接続する。
次に、予測装置1の機能構成について説明する。図3は、予測装置1の機能構成の一例を示す図である。図3の予測装置1は、気象情報取得部11と、住宅情報取得部12と、第1室温予測部13と、第2室温予測部14と、リスク予測部15と、を備える。これらの各機能構成は、CPU101がプログラムを実行することにより実現される。
気象情報取得部11は、対象住宅が属する地域の気象情報を、気象情報サーバ2から取得する。上述の通り、気象情報には、気温Xの予報値や実測値が含まれる。気象情報取得部11は、対象住宅が属する地域を含む、気象情報を取得可能な地域の気象情報をまとめて取得してもよいし、対象住宅が属する地域の気象情報を選択的に取得してもよい。気象情報取得部11が気象情報を取得するタイミングは任意である。気象情報取得部11は、所定時間毎に気象情報を取得してもよいし、ユーザ端末3からの要求に応じて気象情報を取得してもよい。
住宅情報取得部12は、ユーザ端末3から対象住宅の住宅情報を取得する。上述の通り、住宅情報には、対象地域(「東京」など)及び住宅種別(「アパート」など)が含まれる。
第1室温予測部13は、対象地域の気温Xと、対象住宅の住宅種別と、に基づいて、対象住宅の第1室温tを予測する。第1室温tは、対象住宅における第1室の室温である。第1室は、住宅において、相対的に室温が低いと考えられる部屋である。第1室は、例えば、脱衣室又は洗面所である。
具体的には、第1室温予測部13は、対象地域の気温Xを、住宅種別に応じた第1室温モデルに入力することにより、第1室温tを予測する。第1室温モデルは、気温Xと、第1室温tと、の関係を示すモデルである。
一般に、マンション、アパート、戸建ての断熱性能は異なる。このため、気温Xが同一の場合であっても、マンションの第1室と戸建ての第1室とで室温は異なる。このような断熱性能の違いを考慮して第1室温tを予測するために、第1室温モデルは、住宅種別ごとに用意される。
第1室温モデルとして、例えば、第1室温t及び気温Xの実測値又は第2室温Tを統計処理することにより得られた推定式が利用できる。本実施形態における第1室温モデルの一例を以下に示す。
戸建て :t1=f(X,a1,b1,・・・)・・・(1)
アパート :t2=f(X,a2,b2,・・・)・・・(2)
マンション:t3=f(X,a3,b3,・・・)・・・(3)
式(1)〜(3)において、t1,t2,t3はそれぞれ戸建て、アパート、マンションの第1室温t、Xは気温、a1〜a3及びb1〜b3は統計処理により得られる係数である。
第2室温予測部14は、対象地域の気温Xと、対象住宅の住宅種別と、に基づいて、対象住宅の第2室温Tを予測する。第2室温Tは、対象住宅における第2室の室温である。第2室は、住宅において、相対的に室温が高いと考えられる部屋である。第2室は、例えば、居間又は客間である。
具体的には、第2室温予測部14は、対象地域の気温Xを、住宅種別に応じた第2室温モデルに入力することにより、第2室温Tを予測する。第2室温モデルは、気温Xと、第2室温Tと、の関係を示すモデルである。第2室温モデルは、第1室温モデルと同様に、住宅の断熱性能の違いを考慮して第2室温Tを予測するために、住宅種別ごとに用意される。
第2室温モデルとして、例えば、第2室温T及び気温Xの実測値を統計処理することにより得られた推定式が利用できる。本実施形態における第2室温モデルの一例を以下に示す。
戸建て :T1=f(X,A1,B1,・・・)・・・(4)
アパート :T2=f(X,A2,B2,・・・)・・・(5)
マンション:T3=f(X,A3,B3,・・・)・・・(6)
式(4)〜(6)において、T1,T2,T3はそれぞれ戸建て、アパート、マンションの第2室温T、Xは気温、A1〜A3及びB1〜B3は統計処理により得られる係数である。
リスク予測部15は、対象住宅の第1室温t及び第2室温Tと、予め設定されたリスク条件と、に基づいて、対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測する。リスクを予測するとは、リスクの程度を予測することをいう。リスクの程度は、低リスク、中リスク、及び高リスクというように、複数のランクにより表される。リスクの程度を表すランクの数は、任意に設定可能である。
リスク条件は、リスクのランクに対応づけられた、第1室温t及び第2室温Tの条件である。リスク予測部15は、対象住宅の第1室温t及び第2室温Tが、あるランクに対応するリスク条件を満たす場合、対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを、そのランクであると予測する。
図4は、リスク条件の一例を示す図である。図4の例では、リスクの程度は、低リスク、中リスク及び高リスクの3つのランクにより表されている。低リスク、中リスク及び高リスクの各ランクに対応するリスク条件を、それぞれ低リスク条件、中リスク条件及び高リスク条件と称する。
低リスク条件は、第1室温tが22℃以上、かつ、第2室温Tが20℃以上である。第1室温t及び第2室温Tがこの低リスク条件を満たす場合、リスク予測部15は、浴室のヒートショックのリスクを低リスクと予測する。
第1の中リスク条件は、第1室温tが22℃以上、かつ、第2室温Tが20℃未満である。第2の中リスク条件は、第1室温tが18℃以上22℃未満、かつ、第2室温Tが20℃以上、かつ、第1室温t及び第2室温Tの差が5℃未満である。第1室温t及び第2室温Tがこれらの中リスク条件のいずれかを満たす場合、リスク予測部15は、浴室のヒートショックのリスクを中リスクと予測する。
第1の高リスク条件は、第1室温tが18℃未満である。第2の高リスク条件は、第1室温tが18℃以上22℃未満、かつ、第2室温Tが20℃未満である。第3の高リスク条件は、第1室温tが18℃以上22℃未満、かつ、第2室温Tが20℃以上、かつ、第1室温t及び第2室温Tの差が5℃以上である。第1室温t及び第2室温Tがこれらの高リスク条件のいずれかを満たす場合、リスク予測部15は、浴室のヒートショックのリスクを高リスクと予測する。
通知部16は、予測されたリスクや、当該リスクに応じたメッセージをユーザに通知する。メッセージの内容として、浴室のヒートショックに対する注意喚起や対策が挙げられる。メッセージは、リスクのランク毎に予め用意される。通知部16は、リスクやメッセージを、メールによりユーザ端末3に送信してもよいし、ユーザ端末3のブラウザや専用のアプリケーションに表示させてもよい。
通知部16は、例えば、予測されたリスクが低リスクである場合、「体調に気をつけて、入浴しましょう。」というメッセージを通知する。また、通知部16は、例えば、予測されたリスクが中リスクである場合、「ヒートショックに注意してください」というメッセージを通知する。また、通知部16は、例えば、予測されたリスクが高リスクである場合、「ヒートショックに警戒が必要です!」というメッセージを通知する。
また、通知部16は、予測されたリスク、時間帯及び気温Xに応じて、メッセージを変更してもよい。メッセージの変更は、予測されたリスクが高リスクである場合に行われるのが好ましい。これは、浴室のヒートショックのリスクが高いほど、ユーザに対するより詳細な情報提供が望まれるためである。
ここで、予測されたリスクが高リスクであり、気温Xが日別値である場合について考える。通知部16は、例えば、気温X(最高気温、最低気温又は平均気温)が3℃以下である場合、「ヒートショックに警戒!今夜は冷え込みます。」というメッセージを通知する。これは、3℃以下の気温Xは、雪が降るほどの低温のためである。また、通知部16は、例えば、気温Xの日較差(最高気温と最低気温との差)が10℃以上である場合、「ヒートショックに警戒!気温差に注意してください。」というメッセージを通知する。これは、日較差が10℃以上である場合、脳内出血やくも膜下出血の発症率が急激に高まるためである。
また、予測されたリスクが高リスクであり、気温Xが時別値である場合について考える。通知部16は、例えば、気温X(最高気温、最低気温又は平均気温)が3℃以下である場合、「ヒートショックに警戒!今夜は冷え込みます。」というメッセージを通知する。これは、3℃以下の気温Xは、雪が降るほどの低温のためである。また、通知部16は、例えば、18:00から6:00までの間、「ヒートショックに警戒!特に注意したい時間帯です。」というメッセージを通知する。これは、18:00から6:00までの間は、浴室のヒートショックの発生件数が急増する時間帯のためである。
なお、通知部16が通知するメッセージは上記の例に限られず、時間帯や気温Xに応じて、任意に設定可能である。
次に、本実施形態に係る予測システムの動作について説明する。図5は、本実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャートである。
まず、予測装置1の気象情報取得部11が、気象情報サーバ2から気温Xを含む気象情報を取得する(ステップS101)。ここでは、気象情報取得部11は、気象情報を取得可能な地域の気象情報をまとめて取得するものとする。
次に、任意のタイミングで、ユーザは、ユーザ端末3に対象地域及び住宅種別を含む住宅情報を入力する(ステップS102)。ここで、図6は、本実施形態における、ユーザ端末3に住宅情報を入力するためのUI(ユーザインタフェース)の一例を示す図である。このUIは、例えば、ユーザ端末3の表示装置に表示される。図6の例では、UIは、対象地域を入力するためのプルダウンリストと、住宅種別を入力するためのプルダウンリストと、入力内容を決定するための決定ボタンと、を備える。また、図6の例では、対象地域として「東京」が入力され、住宅種別として「アパート」が入力されている。
ユーザは、住宅情報の入力後、入力した住宅情報を、ユーザ端末3から予測装置1に送信する。図6の例では、決定ボタンを選択することにより、住宅情報が予測装置1に送信される。
続いて、予測装置1の住宅情報取得部12が、ユーザ端末3から送信された対象地域及び住宅種別を含む住宅情報を取得する(ステップS103)。住宅情報取得部12は、住宅情報を取得すると、取得した住宅情報に含まれる対象住宅の住宅種別を、第1室温予測部13及び第2室温予測部14に渡す。また、住宅情報取得部12は、取得した住宅情報に含まれる対象地域を気象情報取得部11に渡す。気象情報取得部11は、対象地域を受けとると、当該対象地域の気温Xを、第1室温予測部13及び第2室温予測部14に渡す。
第1室温予測部13は、対象住宅の住宅種別と、対象地域の気温Xと、を受け取ると、住宅種別に応じた第1室温モデルを選択する(ステップS104)。図6の例のように、住宅種別がアパートである場合、第1室温モデルとして式(2)が選択される。そして、第1室温予測部13は、選択した第1室温モデルに気温Xを入力し、対象住宅の第1室温tを予測する(ステップS105)。第1室温tの予測後、第1室温予測部13は、予測した第1室温tをリスク予測部15に渡す。
また、第2室温予測部14は、対象住宅の住宅種別及び対象地域の気温Xを受け取ると、住宅種別に応じた第2室温モデルを選択する(ステップS106)。図6の例のように、住宅種別がアパートである場合、第2室温モデルとして式(5)が選択される。そして、第2室温予測部14は、選択した第2室温モデルに気温Xを入力し、対象住宅の第2室温Tを予測する(ステップS107)。第2室温Tの予測後、第2室温予測部14は、予測した第2室温Tをリスク予測部15に渡す。
リスク予測部15は、第1室温t及び第2室温Tを受け取ると、受け取った第1室温t及び第2室温Tに基づいて、対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測する(ステップS108)。すなわち、リスク予測部15は、受け取った第1室温t及び第2室温Tがリスク条件を満たすランクを、対象住宅のリスクとして予測する。例えば、第1室温t及び第2室温Tがいずれも22℃であり、図4のリスク条件が設定されている場合、第1室温t及び第2室温Tは、低リスク条件を満たす。したがって、リスク予測部15は、対象住宅のリスクを、低リスクと予測する。リスク予測部15は、予測したリスクを、通知部16に渡す。
通知部16は、予測されたリスクを受け取ると、受け取ったリスクと、当該リスクに応じたメッセージと、をユーザ端末3に送信する(ステップS109)。ユーザ端末3は、送信されたリスク及びメッセージを受信すると、受信したリスク及びメッセージを、表示装置に所定の形式で表示する(ステップS110)。リスク及びメッセージは、ブラウザにより表示されてもよいし、専用のアプリケーションにより表示されてもよい。ユーザは、ユーザ端末3に表示されたリスク及びメッセージを確認することにより、対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを把握することができる。
図7は、ユーザ端末3に表示されるリスク及びメッセージの一例を示す図である。図7は、気温Xの日別値に基づいて予測されたリスクを示している。気温Xが日別値である場合、予測装置1は、現在(予測日)から所定期間のリスクを、日毎に予測する。したがって、ユーザ端末3には、現在から所定期間のリスクが日毎に表示される。所定期間は、1日、1週間、10日間など、任意に設定可能である。
図7の例では、現在は10月3日であり、10月3日から10月9日までの1週間の、リスク及びメッセージが表示されている。各日のリスクは、気温Xの予報値に基づいて予測されている。ただし、現在のリスクは、気温Xの実測値に基づいて予測されていてもよい。
図7の例では、10月3日及び4日は、低リスクであり、「体調に気をつけて、入浴しましょう。」というメッセージが表示されている。また、10月5日及び6日は、中リスクであり、「ヒートショックに注意してください」というメッセージが表示されている。また、10月7日から9日までは、高リスクであり、7日は「ヒートショックに警戒が必要です!」、8日は「ヒートショックに警戒!気温差に注意してください。」、9日は「ヒートショックに警戒!今夜は冷え込みます。」というメッセージが表示されている。これは、8日は気温Xの日較差が10℃以上であり、9日は気温Xが3℃以下である場合を想定している。
図8は、ユーザ端末3に表示されるリスク及びメッセージの一例を示す図である。図8は、気温Xの時別値に基づいて予測されたリスクを示している。気温Xが時別値である場合、予測装置1は、現在(予測時刻)から所定期間のリスクを、時刻毎に予測する。したがって、ユーザ端末3には、現在から所定期間のリスクが時刻毎に表示される。所定期間は、10分間、1時間、8時間、24時間など、任意に設定可能である。
図8の例では、現在は14:00であり、14:00から21:00までの8時間の、リスク及びメッセージが表示されている。各時刻のリスクは、気温Xの予報値に基づいて予測されている。ただし、現在のリスクは、気温Xの実測値に基づいて予測されていてもよい。
図8の例では、14:00は、低リスクであり、「体調に気をつけて、入浴しましょう。」というメッセージが表示されている。また、15:00及び16:00は、中リスクであり、「ヒートショックに注意してください」というメッセージが表示されている。また、17:00から21:00までは、高リスクである。17:00は「ヒートショックに警戒が必要です!」、18:00から21:00までは「夜間に注意してください」、20:00及び21:00は「冷え込みに注意してください」というメッセージが表示されている。これは、20:00以降の気温Xが3℃以下である場合を想定している。
以上説明した通り、本実施形態によれば、第1室温t及び第2室温Tは、住宅種別ごとに用意された第1室温モデル及び第2室温モデルを利用して予測される。これにより、第1室温t及び第2室温Tを、対象住宅の断熱性能を考慮して予測できるため、精度よく予測することができる。本実施形態によれば、こうして予測された第1室温t及び第2室温Tに基づいて浴室のヒートショックのリスクを予測することにより、対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを精度よく予測することができる。
なお、以上では、予測装置1及びユーザ端末3がそれぞれ設けられる場合を例に説明したが、予測装置1はユーザ端末3に含まれてもよい。このような構成は、予測装置1の機能を実現するアプリケーションをユーザ端末3に搭載することにより実現可能である。
また、以上では、気温Xが日別値の場合と時別値の場合とについてそれぞれ説明したが、気象情報には、気温Xの日別値及び時別値が両方含まれてもよい。この場合、ユーザ端末3の表示装置には、日別値及び時別値に対応するリスク及びメッセージが、両方表示されてもよい。また、予測装置1により、日別値及び時別値のいずれのリスクを予測するかを、ユーザが選択可能であってもよい。このような構成は、例えば、図6のUIに、予測対象日時を入力する入力欄を設けることにより可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る予測システムについて、図9及び図10を参照して説明する。本実施形態では、対象住宅の建築年度に基づいて、第1室温t及び第2室温Tを予測する方法について説明する。本実施形態における予測システム及び予測装置1の構成は、第1実施形態と同様である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態において、住宅情報には、対象地域と、対象住宅の住宅種別と、対象住宅の建築年度を示す情報と、が含まれる。建築年度を示す情報は、建築年度であってもよいし、築年数であってもよい。ユーザ端末3は、ユーザから入力されたこれらの住宅情報を、予測装置1に送信する。
第1室温予測部13は、対象地域の気温X又は第2室温Tと、対象住宅の住宅種別と、対象住宅の建築年度と、に基づいて、対象住宅の第1室温tを予測する。具体的には、第1室温予測部13は、対象地域の気温X又は第2室温Tを、住宅種別に応じた第1室温モデルに入力することにより、第1室温tを予測する。第1室温予測部13は、対象住宅の住宅種別が戸建てである場合、対象地域の気温X又は第2室温Tを、建築年度に応じた第1室温モデルに入力することにより、第1室温tを予測する。
戸建ての断熱性能は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律、いわゆる省エネ法により規定されている。省エネ法において、戸建ての断熱性能の基準は、繰り返し改正されている。戸建ては、原則として、建築時点の基準に従って建築されるため、その断熱性能は、建築時点の基準に応じて変化する。このような断熱性能の違いを考慮して戸建ての第1室温tを予測するために、戸建ての第1室温モデルは、建築年度の期間ごとに用意される。本実施形態における第1室温モデルの一例を以下に示す。
戸建て(〜1979) :t11=f(X,a11,b11,・・・)・・・(1−1)
戸建て(1980〜1998):t12=f(X,a12,b12,・・・)・・・(1−2)
戸建て(1999〜) :t13=f(X,a13,b13,・・・)・・・(1−3)
アパート :t2=f(X,a2,b2,・・・)・・・(2)
マンション :t3=f(X,a3,b3,・・・)・・・(3)
式(1−1)〜式(1−3)において、t11〜t13は戸建ての第1室温t、a11〜a13及びb11〜b13は統計処理により得られる係数である。式(1−1)は、建築年度が1979年(昭和54年)以前の戸建ての第1室温モデルである。当該期間は、断熱性能の昭和55年基準が制定されるより前の期間に相当する。また、式(1−2)は、建築年度が1980年(昭和55年)以降1998年(平成10年)以前の戸建ての第1室温モデルである。当該期間は、断熱性能の昭和55年基準又は平成4年基準が制定されていた期間に相当する。また、式(1−3)は、建築年度が1999年(平成11年)以降の戸建ての第1室温モデルである。当該期間は、断熱性能の平成11年基準又は平成25年基準が制定されている期間に相当する。
本実施形態では、上記のように、アパート及びマンションの第1室温モデルとともに、戸建ての第1室温モデルが、建築年度の期間ごとに複数用意される。なお、上記の例では、戸建ての第1室温モデルは、3つ用意されているが、2つ以上の任意の数だけ用意することができる。
第2室温予測部14は、対象地域の気温Xと、対象住宅の住宅種別と、対象住宅の建築年度と、に基づいて、対象住宅の第2室温Tを予測する。具体的には、第2室温予測部14は、対象地域の気温Xを、住宅種別に応じた第2室温モデルに入力することにより、第2室温Tを予測する。第2室温予測部14は、対象住宅の住宅種別が戸建てである場合、対象地域の気温Xを、建築年度に応じた第2室温モデルに入力することにより、第2室温Tを予測する。戸建ての第2室温モデルは、第1室温モデルと同様に、断熱性能の違いを考慮して戸建ての第2室温Tを予測するために、建築年度の期間ごとに用意される。本実施形態における第2室温モデルの一例を以下に示す。
戸建て(〜1979) :T11=f(X,A11,B11,・・・)・・・(4−1)
戸建て(1980〜1998):T12=f(X,A12,B12,・・・)・・・(4−2)
戸建て(1999〜) :T13=f(X,A13,B13,・・・)・・・(4−3)
アパート :T2=f(X,A2,B2,・・・)・・・(5)
マンション :T3=f(X,A3,B3,・・・)・・・(6)
式(4−1)〜式(4−3)において、T11〜T13は戸建ての第2室温T、A11〜A13及びB11〜B13は統計処理により得られる係数である。式(4−1)は、建築年度が1979年(昭和54年)以前の戸建ての第2室温モデルである。当該期間は、断熱性能の昭和55年基準が制定されるより前の期間に相当する。また、式(4−2)は、建築年度が1980年(昭和55年)以降1998年(平成10年)以前の戸建ての第2室温モデルである。当該期間は、断熱性能の昭和55年基準又は平成4年基準が制定されていた期間に相当する。また、式(4−3)は、建築年度が1999年(平成11年)以降の戸建ての第2室温モデルである。当該期間は、断熱性能の平成11年基準又は平成25年基準が制定されている期間に相当する。
本実施形態では、上記のように、アパート及びマンションの第2室温モデルとともに、戸建ての第2室温モデルが、建築年度の期間ごとに複数用意される。なお、上記の例では、戸建ての第2室温モデルは、3つ用意されているが、2つ以上の任意の数だけ用意することができる。
次に、本実施形態に係る予測システムの動作について説明する。図9は、本実施形態に係る予測処理の一例を示すフローチャートである。図9のステップS201,S205,S207〜S210は、図5のステップS101,S105,S107〜S110と同様である。以下、ステップS202〜S204,S206について説明する。
気象情報取得部11が気温Xを含む気象情報を取得した後、任意のタイミングで、ユーザは、ユーザ端末3に対象地域、住宅種別及び建築年度を含む住宅情報を入力する(ステップS202)。ユーザは、建築年度の代わりに、築年数を入力してもよい。ここで、図10は、本実施形態における、ユーザ端末3に住宅情報を入力するためのUIの一例を示す図である。このUIは、例えば、ユーザ端末3の表示装置に表示される。図10の例では、UIは、対象地域を入力するためのプルダウンリストと、住宅種別を入力するためのプルダウンリストと、建築年度を入力するためのプルダウンリストと、入力内容を決定するための決定ボタンと、を備える。また、図6の例では、対象地域として「東京」が入力され、住宅種別として「戸建て」が入力され、建築年度として「1996年」が入力されている。
ユーザは、住宅情報の入力後、入力した住宅情報を、ユーザ端末3から予測装置1に送信する。図10の例では、決定ボタンを選択することにより、住宅情報が予測装置1に送信される。
続いて、予測装置1の住宅情報取得部12が、ユーザ端末3から送信された対象地域、住宅種別及び建築年度を含む住宅情報を取得する(ステップS203)。住宅情報取得部12は、住宅情報を取得すると、取得した住宅情報に含まれる対象住宅の住宅種別及び建築年度を、第1室温予測部13及び第2室温予測部14に渡す。また、住宅情報取得部12は、取得した住宅情報に含まれる対象地域を気象情報取得部11に渡す。気象情報取得部11は、対象地域を受けとると、当該対象地域の気温Xを、第1室温予測部13及び第2室温予測部14に渡す。
第1室温予測部13は、対象住宅の住宅種別及び建築年度と、対象地域の気温Xと、を受け取ると、住宅種別及び建築年度に応じた第1室温モデルを選択する(ステップS204)。具体的には、第1室温予測部13は、住宅種別がアパート又はマンションである場合、アパート又はマンションの第1室温モデルを選択する。また、第1室温予測部13は、住宅種別が戸建てである場合、戸建ての第1室温モデルのうち、対象住宅の建築年度を含む建築年度の期間の第1室温モデルを選択する。第1室温予測部13は、対象住宅の築年数を入力された場合、築年数から建築年度を算出すればよい。図10の例のように、住宅種別が戸建てであり、建築年度が1996年である場合、第1室温モデルとして式(1−2)が選択される。
また、第2室温予測部14は、対象住宅の住宅種別及び建築年度と、対象地域の気温Xと、を受け取ると、住宅種別及び建築年度に応じた第2室温モデルを選択する(ステップS206)。具体的には、第2室温予測部14は、住宅種別がアパート又はマンションである場合、アパート又はマンションの第2室温モデルを選択する。また、第2室温予測部14は、住宅種別が戸建てである場合、戸建ての第2室温モデルのうち、対象住宅に該当する建築年度の期間の第2室温モデルを選択する。第2室温予測部14は、対象住宅の築年数を入力された場合、築年数から建築年度を算出すればよい。図10の例のように、住宅種別が戸建てであり、建築年度が1996年である場合、第2室温モデルとして式(4−2)が選択される。
以上説明した通り、本実施形態によれば、戸建ての第1室温t及び第2室温Tは、建築年度の期間ごとに用意された第1室温モデル及び第2室温モデルを利用して予測される。これにより、第1室温t及び第2室温Tを、建築年度に応じた戸建ての断熱性能を考慮して予測できるため、第1実施形態よりさらに精度よく予測することができる。本実施形態によれば、こうして予測された第1室温t及び第2室温Tに基づいて浴室のヒートショックのリスクを予測することにより、対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを精度よく予測することができる。
なお、本実施形態において、建築年度の期間ごとのマンションの第1予測モデル及び第2予測モデルが用意されてもよいし、建築年度の期間ごとのアパートの第1予測モデル及び第2予測モデルが用意されてもよい。いずれの場合も、対象住宅の第1室温t及び第2室温Tを第1実施形態よりさらに精度よく予測することができる。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:予測装置
2:気象情報サーバ
3:ユーザ端末
11:気象情報取得部
12:住宅情報取得部
13:第1室温予測部
14:第2室温予測部
15:リスク予測部
16:通知部

Claims (11)

  1. 対象住宅が属する地域の、気温を含む気象情報を取得する気象情報取得部と、
    前記対象住宅の住宅種別を含む住宅情報を取得する住宅情報取得部と、
    前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第1室の第1室温を予測する第1室温予測部と、
    前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第2室の第2室温を予測する第2室温予測部と、
    前記第1室温及び前記第2室温に基づいて、前記対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測するリスク予測部と、
    を備える予測装置。
  2. 前記住宅情報は、前記対象住宅の建築年度又は築年数を含む
    請求項1に記載の予測装置。
  3. 前記住宅種別は、戸建て、マンション及びアパートの少なくとも1つを含む
    請求項1又は請求項2に記載の予測装置。
  4. 前記第1室温予測部及び前記第2室温予測部は、前記住宅種別ごとに用意されたモデルを用いて前記第1室温及び前記第2室温をそれぞれ予測する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の予測装置。
  5. 前記第1室温予測部及び前記第2室温予測部は、前記住宅種別が戸建てである場合、前記対象住宅の建築年度の期間ごとに用意されたモデルを用いて前記第1室温及び前記第2室温をそれぞれ予測する
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の予測装置。
  6. 前記第1室は、脱衣室又は洗面所である
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の予測装置。
  7. 前記第2室は、居間又は客間である
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の予測装置。
  8. 予測された前記リスクをユーザに通知する通知部を更に備える
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の予測装置。
  9. 前記通知部は、予測された前記リスク、前記気温及び時間帯に応じたメッセージをユーザに通知する
    請求項8に記載の予測装置。
  10. 対象住宅が属する地域の、気温を含む気象情報を取得する気象情報取得工程と、
    前記対象住宅の住宅種別を含む住宅情報を取得する住宅情報取得工程と、
    前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第1室の第1室温を予測する第1室温予測工程と、
    前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第2室の第2室温を予測する第2室温予測工程と、
    前記第1室温及び前記第2室温に基づいて、前記対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測するリスク予測工程と、
    を備える予測方法。
  11. 対象住宅が属する地域の、気温を含む気象情報を取得する気象情報取得工程と、
    前記対象住宅の住宅種別を含む住宅情報を取得する住宅情報取得工程と、
    前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第1室の第1室温を予測する第1室温予測工程と、
    前記気温及び前記住宅種別に基づいて、前記対象住宅の第2室の第2室温を予測する第2室温予測工程と、
    前記第1室温及び前記第2室温に基づいて、前記対象住宅における浴室のヒートショックのリスクを予測するリスク予測工程と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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