JP6397418B2 - 冠動脈のカテーテル挿入のための方法及びその実施のためのカテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、医療、すなわち、心臓医療に関し、かつ心臓疾患、特に虚血性心疾患(IHD)の診断及び治療を意図している。
器官に必要とされる血液供給と実際の血流の間の差によって特徴付けられる病態は、虚血と呼ばれる。この病状は、アテローム性動脈硬化、痙攣、又は血栓閉塞による動脈の狭窄化に起因して発生する。
心臓動脈に位置する損傷(冠循環不全)は、様々な形態のIHD(心筋梗塞、狭心症、心臓突然死等)の発症をもたらす。
心筋には、大動脈弁膜尖の直ぐ上にある大動脈根(ゲート)から延びる左右の冠動脈を通して酸素及び養分が供給される。冠動脈(すなわち、血液を心筋に供給する脈管)は、心筋への唯一の血液供給源であり、そのことが、これらの脈管の狭窄(内腔の狭窄化)が何故それ程重要であるかの理由である。
長期の急性虚血を被った器官内の血流の回収(再潅流)に続くのは、組織における再潅流損傷である。
虚血中の心臓損傷及び再潅流合併症の可能性に鑑みて、抗虚血保護のための手段を提供することが望ましい。
急性心筋梗塞の場合に、最も有効な治療手段は、この疾患からの死亡率及び主要合併症の頻度を有意に低下させることを可能にする冠動脈の特殊バルーン血管形成術及びステント挿入の方法である。
その一方、適正治療を処方するためには正確な診断が不可欠である。
IHD診断のための最新の手段のうちの1つは、冠動脈の血管造影(又は冠動脈造影)、すなわち、放射線不透過性物質の注入による心脈管(冠動脈)の検査である。血管造影は、心臓内の血管の可視化及びその解剖学的構造、サイズ、内腔、輪郭の評価を可能にする。冠動脈カテーテル挿入は、冠動脈の状態を決定し、診断を検証し、かつ血管内治療、外科治療、又は保存的治療のための指示を定めることを可能にする。
診断方法及び治療方法は、両方とも心脈管のカテーテル挿入を含む。
カテーテルが大腿動脈を通して挿入されるジャドキンス(Judkins,M.P.)の方法により、冠動脈介入が従来的に行われている。代わりのアクセスは、橈骨動脈を通じたものである。
現在の手法の問題は、動脈アクセス自体であり、それは、使用されるカテーテルの直径を有意に制限し、かつ出血、血栓症、大脈管の解離、急性虚血、及び患者の死を含む他の多くのようないくつかの深刻な合併症に関連付けられる場合がある。更に、一部の場合(無脈、大動脈解離)には、動脈アクセスを通じたカテーテル挿入は、技術的に不可能である。
US6241728
本発明の目的は、従来の冠動脈介入の制限及び複雑性を解消し、冠動脈への代わりのアクセス方法、特に、カテーテル挿入方法を開発することである。
この目的は、カテーテルが、静脈系を通して右心房内に挿入され、次いで、心房中隔を通過して左心房内へ、更に左心室内及び上行大動脈内に冠動脈口に至るまで通される本発明の冠動脈のカテーテル挿入のための方法を提供することによって遂げられる。この方法では、上行大動脈内への挿入時に遠位端が冠動脈口に対面するように構成されたカテーテルが使用される。
本発明の一実施形態によれば、カテーテル挿入は、血管造影の目的に行われる。
更に、本発明により、カテーテルが左心室を通して上行大動脈内に挿入された時にその遠位端が冠動脈口に対面するように構成された冠動脈のカテーテル挿入のためのカテーテルを提供する。
本発明の一実施形態によれば、カテーテルは、血管造影に向けて設計される。
本発明のカテーテルが、近位部分、垂直部分、及び水平又は遠位部分という一体化された3つの部分を含むことが有利であり、カテーテルがその作動位置にある時に、近位部分と垂直部分の間の接合部(近位曲げ部)は、左心室に位置する。更に、カテーテルがその作動位置にある時に、垂直部分の他端は、左心室の外側の上行大動脈に位置し、水平部分は、上行大動脈に位置し、かつカテーテルの先端が冠動脈口に位置決めされるように曲げられる。
本発明の一部の実施形態において、カテーテル先端は、図7及び図8、図10、図12、又は図17に示すように成形される。
一実施形態において、カテーテルの水平部分が曲げられ、カテーテルの先端から水平部分の曲げ部の中心点までの距離が2mmから32mm、例えば、9mmであり、水平部分の曲げ部の中心点からカテーテルの垂直部分と水平部分の間の曲げ部の中心点までの距離が2mmから62mm、例えば、16mmであり、カテーテルの水平部分と垂直部分の間の曲げ部の中心点から近位曲げ部の中心点までの距離が12mmから200mm、例えば、73mmであり、水平部分の曲げ部と近位曲げ部とが同じ方向に向けられて垂直部分の同じ側に位置決めされ、垂直部分と水平部分の間の曲げ部が、この方向とは反対の方向に向けられる左冠動脈のためのカテーテルを提供する。更に、水平部分の曲げ部は、10°から179°、好ましくは、40°から110°、より好ましくは、約90°(平均で)の角度を有し、垂直部分と水平部分の間の曲げ部は、10°から179°、好ましくは、40°から60°、より好ましくは、約45°(平均で)の角度を有し、近位曲げ部は、10°から179°、好ましくは、40°から60°、より好ましくは、約45°(平均で)の角度を有し、垂直部分自体は、180°まで、好ましくは、40°から120°、より好ましくは、約90°(平均で)の角度で曲げることができる。このカテーテルは、円形形状、名目上「O」という文字の形状を有する。これらの部分のサイズは、心臓内の関連の腔のサイズに対応する。
別の実施形態において、水平部分内に2つの曲げ部を有し、カテーテル先端と水平部分の第1の曲げ部の中心点との間の距離が2mmから32mm、例えば、35mmであり、水平部分の第1の曲げ部の中心点から水平部分の第2の曲げ部の中心点までの距離が2mmから120mm、例えば、29mmであり、水平部分の第2の曲げ部の中心点からカテーテルの水平部分と垂直部分の間の曲げ部の中心点までの距離が2mmから80mm、例えば、29mmであり、カテーテルの水平部分と垂直部分の間の曲げ部の中心点から近位曲げ部の中心点までの距離が2mmから200mm、例えば、38mmである左冠動脈のためのカテーテルを提供する。水平部分の第1の曲げ部と近位曲げ部とは、反対方向に向けられ、垂直部分の同じ側に位置決めされ、一方で水平部分の第1の曲げ部は、10°から179°、好ましくは、110°まで、より好ましくは、約90°(平均で)の角度を有し、水平部分と垂直部分の間の曲げ部は、10°から179°、好ましくは、40°から110°、より好ましくは、約90°(平均で)の角度を有し、近位曲げ部は、10°から179°、好ましくは、80°から110°、より好ましくは、約90°(平均で)の角度を有し、垂直部分自体は、180°までの角度で曲げることができる。近位曲げ部は、円形形状を形成するように構成され、水平部分は、垂直部分と共に「M」という文字に近い形状から構成される。これらの部分のサイズは、心臓内の関連の腔のサイズに対応する。冠動脈へのアクセスを確実にするために、補助的にカテーテル先端を曲げることができる。
もう1つの実施形態において、カテーテルの水平部分が曲げられ、カテーテルの先端と水平部分の曲げ部の中心点との間の距離が2mmから32mm、例えば、9mmであり、カテーテルの先端からカテーテルの水平部分と垂直部分の間の曲げ部の中心点までの距離が4mmから80mm、例えば、29mmであり、カテーテルの水平部分と垂直部分の間の曲げ部の中心点から近位曲げ部の中心点までの距離が6mmから220mm、例えば、41である右冠動脈のためのカテーテルを提供する。水平部分の曲げ部と近位曲げ部とは、同じ方向に向けられ、かつ垂直部分の異なる側に位置決めされる。水平部分の曲げ部は、90°から180°、好ましくは、90°から170°、より好ましくは、110°(平均で)の角度を有し、水平部分と垂直部分の間の曲げ部は、10°から179°、好ましくは、40°から110°、より好ましくは、90°(平均で)の角度を有し、近位曲げ部は、10°から179°、好ましくは、40°から110°、より好ましくは、70°(平均で)の角度を有し、垂直部分自体は、10°から180°、好ましくは、90°から140°、より好ましくは、約110°(平均で)の角度にある2つの曲げ部を有することができる。
曲げ部の角度は、2つの接線によって定められる角度である。全ての曲げ部は均等である。
カテーテルの近位部分は、オペレータに最も近い部分である。遠位部分は、冠動脈に最も近い部分である。カテーテルの近位部分の末端部は、「垂直部」との接合部において「近位曲げ部」を形成し、一方、近位部分の別の末端部は、作動位置が人体の外側に位置する時にそれを通して外科手技を実施するのに使用される。近位部の長さは、900mmまでとすることができる。
本発明の方法は、臨床又は実験のいずれにおいても決して使用されなかったカテーテルを冠動脈に誘導するための新しい経路を提案することに新規性を有する。従来の方法とは異なり、この方法は、大腿静脈アクセス、左心房、及び左心室を通して大動脈根に至る心臓動脈内への順行性(すなわち、正常な血流方向)アクセスを可能にする。
本方法は、従来の動脈アクセスに対する禁忌の場合に冠動脈にアクセスすることを可能にする。
本方法は、一部の場合に血管内の診断又は治療を実施するのに唯一の可能性である末梢動脈の穿刺なしに冠動脈造影及び経皮冠動脈介入を実施することを可能にする。本方法は、動脈アクセスに関する合併症を回避することも可能にする。本方法は、治療投薬量の安全な漸増によって治療効率を高めることを可能にし、一方で穿刺点からの出血の低い危険性に起因して一部の調剤薬(例えば、血栓溶解剤)によって引き起こされる有害な薬剤反応を排除する。
本方法はまた、静脈アクセスを通して行われる他の血管内処置、例えば、高周波切除と同時に冠動脈造影及び/又は経皮冠動脈介入を実施することを可能にする。
ガイドワイヤ0.035’が、大静脈下部から右心房内へ、更に心房中隔欠損を通して左心房内へ、次いで、左心室、並びに上行大動脈及び下行大動脈内に通された図である。 補助カテーテル1、実施形態1のカテーテル2、左冠動脈3を示す左冠動脈の選択的冠動脈造影図である。 補助のための案内カテーテル4、実施形態2のカテーテル5、右冠動脈6を示す右冠動脈の選択的冠動脈造影図である。 下行前動脈の狭窄(矢印)を示す左冠動脈の経静脈アクセスの冠動脈血管造影図である。 冠動脈ステントの埋め込み、経静脈アクセスの図である。 ステント挿入後の最終結果を示す図である。 カテーテルの水平部分(カテーテルの先端を含む遠位部分)I−II、カテーテルの垂直部分III、近位曲げ部の中央までの硬質な近位部分IVという4つの曲げ部を有する左冠動脈のための本発明のカテーテル(OsievO)の図である。 7は軟質先端から角度dの中心までの距離2〜32mmを示し、8は角度dの中心部分から角度cの中心までの距離2〜62mmを示し、9は角度cの中心部分から角度aの中心までの距離12〜200mmを示し、角度aは角度10°〜179°、角度bは角度10°〜180°、角度cは角度10°〜179°、角度dは角度10°〜179°を示す左冠動脈のためのカテーテル(OsievO)の図である。 カテーテル10、右心室腔11、右心房腔12、左心房腔13、左心室腔14、下大静脈15、上大静脈16、上行大動脈17を示す左冠動脈カテーテル(OsievO)と、心臓と、大血管との相対位置図である。 18は軟質先端から角度dの中心までの距離2〜32mmを示し、19は角度dの中心部分から角度cの中心までの距離2〜120mmを示し、20は角度cの中心部分から角度bの中心までの距離2〜80mmを示し、21は角度cの中心部分から角度aの中心までの距離2〜120mmを示し、角度aは角度10°〜179°、角度bは角度10°〜179°、角度cは角度10°〜179°、角度dは角度10°〜179°の4つの曲げ部を有する左冠動脈のためのカテーテル(OsievM)の図である。 カテーテル10、右心室腔11、右心房腔12、左心房腔13、左心室腔14、下大静脈15、上大静脈16、上行大動脈17を示す左冠動脈カテーテル(OsievM)と、心臓と、大血管との相対位置図である。 22は先端から角度eの中心までの距離2〜32mmを示し、23は軟質先端から角度dの中心までの距離4〜80mmを示し、24は角度dの中心部分から角度aの中心までの距離6〜220mmを示し、角度aは角度10〜179°角度bは角度10°〜180°、角度cは角度10°〜180°、角度dは角度10°〜179°、角度eは角度90°〜180°の5つの曲げ部を有する右冠動脈のためのカテーテル(OsievR)の図である。 カテーテル10、右心室腔11、右心房腔12、左心房腔13、左心室腔14、下大静脈15、上大静脈16、上行大動脈17を示す右冠動脈カテーテル(OsievR)と、心臓と、大血管との相対位置図である。 右心室腔11、右心房腔12、左心房腔13、左心室腔14、下大静脈15、上大静脈16、上行大動脈17、肺動脈幹25、肺静脈26、僧帽弁27、大動脈弁28、三尖弁29、肺動脈弁30を示すヒトの心臓の図である。 右冠動脈31、左冠動脈32、前下行動脈33を示す冠動脈の図である。 従来のカテーテルの形状を示す図である。 従来のカテーテルの形状を示す図である。 本発明によるカテーテルの図である。
従来技術では、心房中隔穿刺による静脈アクセスを通じた左心房内への介入が提案されているが(US6241728)、この方法は、冠動脈介入では一度も適用されていない。
本発明者が見出したように、標準のカテーテルの形状を変更するだけで、カテーテル挿入及び操作に向けて左心房を通して(心房中隔穿刺による静脈アクセスを通して)冠動脈に達することができる。
このカテーテル挿入技術は、当業者には直ちに明らかとは思えない場合があるが、本発明者は、この技術を用いて良好な結果を導いた何回かの手術を実施した経験があり、従って、その可能性を証明している。
従来のカテーテル挿入方法では、動脈(大腿骨又は橈骨)の穿刺が行われ、カテーテルは、動脈内のガイドを通して上行大動脈内に挿入され、そこで、カテーテル先端の適切に選択される形状に起因して、カテーテルは、その遠位端が冠動脈口(左又は右)に近いように位置決めされる。
末梢動脈及び大動脈を通じた冠動脈へのアクセスによる従来のカテーテル挿入では、産業規模で製造された様々なカテーテルが使用される。
解説の目的で、従来のカテーテルは、その遠位部分の形状及びその直径によっていくつかのカテゴリにグループ分けすることができる(図16を参照されたい)。標準型の診断カテーテルは、左右の冠動脈のためのジャドキンス型カテーテル、異なる長さ(1cmから6cmまで)のそれぞれの曲げ部と、異なる長さの先端(2cmまでの標準長さの先端及び1cmまでの短く切断された先端)とを有するカテーテル、並びに1cmから3cmまでの異なる曲げ半径のそれぞれの曲げ部(同じく左右の冠動脈に対して)を有するアンプラッツ型カテーテルである。カテーテルは、先端を曲げる角度と、特に水平面内での先端を曲げる方向とによって異なる。
しかし、構造、内径、及び外径に関するカテーテルの多様性にも関わらず、これらのカテーテルは、全て放射線不透過性ポリマーから製造され、1つの内腔を有する。全てのカテーテルは、60cmから200cmまでの長さと、3Fから21Fまで(1mmから7mmまで)の外径とを有する中空ポリマーチューブを含む。最近まで、これらのカテーテルは、介入心臓学の分野において実務を執る専門家の要件を十分に満たしていた。
しかし、既存のカテーテルの曲げ部は、心臓の解剖学的構造に対応せず、カテーテル先端を冠動脈口に選択的に配置することを可能にしないので、これらのカテーテルのいずれも、冠動脈カテーテル挿入に適応しない。
本発明のカテーテルと既存の診断及び案内カテーテルの間の特性の相違点は、冠動脈口へのカテーテル先端の束縛のないアクセスを可能にするカテーテル末端部分の曲げと角度とによって定められる本発明のカテーテルの独特の形状である。本発明のカテーテルは、心臓の解剖学的構造に適合する。
本発明のカテーテルは、硬質部分と軟質部分を含む。その全長は100cmまでである。軟質部分(0.1〜30cm)は、図7に矢印で指示するゾーンからカテーテルの遠位端まで(冠動脈口に位置決めされた先端まで)延びている。
本発明者は、以下の好ましいカテーテル形状を提案する。
1.遠位端から4cm〜40cmの距離の場所に特定の曲げ部を有することを特徴とする左冠動脈のカテーテル挿入のためのカテーテル(図7〜図9)。これらのカテーテルは、OsievM−1、OsievM−2、3、3.5、4.0、4.5と呼ぶことができ、最後はOsievM−10である。更に、中間の修正、例えば、OsievM 3.75、OsievM 2.24、及び他のものを存在させることができる。このカテーテルは、「M」という文字に似ているその部分の形状に起因してそう命名したものである。
2.遠位端から4cm〜20cmの距離の場所に特定の曲げ部を有することを特徴とする左冠動脈のカテーテル挿入のためのカテーテル(図10〜図11)。これらのカテーテルは、OsievO−1、OsievO−2、3.5、4.0、4.5と呼ぶことができ、最後はOsievO−10である。更に、中間の修正、例えば、OsievO 3.75、OsievO 2.24、及び他のものを存在させることができる。このカテーテルは、「O」という文字に似ているその部分の形状に起因してそう命名したものである。
3.右冠動脈のカテーテル挿入のためのカテーテルOsievR。Rは、右を意味し(図12〜図13)、遠位端から4cm〜20cmの距離の場所に特定の曲げ部を有することを特徴とする。これらのカテーテルは、OsievR−1、OsievR−2、3.0、3.5、4.0、4.5と呼ぶことができ、最後はOsievO−10である。更に、中間の修正、例えば、OsievO 3.75、OsievO 2.24、及び他のものを存在させることができる。
カテーテル挿入方法は以下の通りである。局所麻酔の下で右又は左の大腿静脈穿刺(セルディンガーによる)が行われる。診断カテーテル、例えば、PigTailが、設置された導入器を通して、例えば、0.35’’の診断ガイドワイヤ上で挿入される。カテーテルは、下大静脈を通して右心房内へ、更に心房中隔欠損を通して(又は経中隔穿刺に続いて)左心房内へ、次いで、僧帽弁を通して左心室内へ、かつ大動脈弁を通して大動脈内に挿入される。標準の長さの診断ガイドワイヤは、300mm長の診断ガイドワイヤで置換される。このガイドワイヤは、大動脈洞に至るまで挿入される本発明のカテーテルを案内するために使用される。更に、診断ガイドワイヤが取り出され、冠動脈の選択的心血管造影又はステント挿入のような必要な操作が行われる。
本発明者が提案するカテーテル挿入方法及びカテーテルは、冠動脈造影及び冠動脈ステント挿入のために用いられた。
「冠動脈造影」
冠動脈の検査が、心房中隔欠損(ASD)を有する患者に行われた。
検査した群は、冠動脈血管造影に対する指示を受けた2次ISDを有する45才の患者で構成された。各患者は、本方法を受ける上で志願同意書を提出した。左心房付属器官の腔内に血栓が存在しないことを確認するために、全ての患者が経食道超音波心臓検査を受けた。患者の臨床特徴を表1に示している。
(表1)
Figure 0006397418
全ての患者が、以下の方法に従って冠動脈血管造影を受けた。
カテーテル挿入方法
段階1:導入器の設置のための大腿静脈穿刺(セルディンガーによる)。
段階2:診断カテーテル、例えば、JR3.5が、設置された導入器を通して診断ガイドワイヤ、例えば、0.35’’J型300cm上で下大静脈を通して静脈血流の方向に右心房5内に挿入される。後に診断ガイドワイヤは、経中隔穿刺への準備のために使用される。
段階3:心房中隔穿刺。この段階は、卵円孔開存又は中隔欠損の場合は割愛することができる。
段階4:左心房内への診断ガイドワイヤ、例えば、0.35’’J型300cmの挿入。
段階5:左心房及び左心室を通じた大動脈弁及び僧帽弁を迂回しての大動脈内へのカテーテル、例えば、JL4.0と0.35’’J型のようなガイドワイヤ15(300を参照されたい)との挿入(図1)。
段階6:ガイドワイヤが大動脈内(好ましくは、下行部までの)に留置され、カテーテルが、冠動脈口へのアクセスに適応された新しいカテーテルで置換される。
段階7:冠動脈カテーテル挿入及び冠動脈血管造影(図2〜図3)。
冠動脈口へのアクセスに適応されたカテーテルは、本発明者が製造したものである(図17)。いくつかのタイプのカテーテルを用いた(図7〜図13、図17)。
一般的な血管造影の投影では、冠動脈造影が行われることになる。この目的で、米国Tycoによる造影剤(オプチレイ(イオベルソール))350が、米国ACISTによるルアー型シリンジ又は輸液ポンプを用いて冠動脈カテーテル内腔を通して投与された。
米国GEによるInnova 4100レントゲングラフィック血管造影デバイスを用いて放射線制御及び結果のデジタル記録を実施した。
結果
全ての患者において、選択的冠動脈造影を首尾良く実施した。しかし、各場合に、左心室を通過するときに律動不整が検出されている。他の合併症は検出されなかった。主な干渉パラメータを表2に示している。
(表2)
Figure 0006397418
ステント挿入
冠動脈ステント埋め込みの第1の成功臨床例は、超音波心臓検査によって診断された心房中隔欠損を有する患者である。
冠動脈造影:前下行動脈の外科的に重要な狭窄(図4)。正のトレッドミル試験。本明細書に開示するように、順行性静脈アクセスを通してターゲット動脈のステント挿入による血管形成術が行われ(図5)、極めて良好な血管造影結果がもたらされた(図6)。
本発明の方法は、ある一定の臨床状況において非常に有用であり、時に介入を実施するための唯一の可能な方法である。実際に、心臓外科医は、腸骨動脈及び/又は鎖骨下動脈、様々なタイプ及び構成の大動脈、及び腕頭動脈の両側閉塞に直面する。そのような状況では、静脈アクセスが最適であり、時に血管内冠動脈介入を実施する唯一の可能な選択肢であるように思われる。臨床実務では、そのような状況は極めて多くの場合に発生し、その数は伸び続けるであろう。この手法を冠動脈以外の介入に使用することができることに注意しなければならない。更に、腕頭動脈のステント挿入に向けてこのアクセスを使用する経験をしている。
本発明者は、心臓疾患の診断及び治療のための経皮冠動脈介入の特許請求する本方法の可能性及び安全性を明らかにしたものである。

Claims (4)

  1. 左心室を有する心臓と上行大動脈とを備えた患者に対して、冠動脈の経静脈カテーテル挿入を行うためのカテーテルであって、
    当該カテーテルは、近位部分、垂直部分、及び、水平部分を有する一体化された3つの部分を含み
    前記水平部分は、少なくとも1つの水平部分曲げ部と、当該カテーテルの先端で終わる先端部と、を有しており、
    近位曲げ部が、前記近位部分と前記垂直部分との間の接合部に位置しており、
    当該カテーテルは、前記左心室を介して前記患者の前記上行大動脈内に挿入されるようになっており、これにより当該カテーテルの作動位置に配置されるようになっており、
    当該カテーテルが当該作動位置にある時、
    前記先端部は、前記冠動脈口に面しており、
    前記近位曲げ部は、前記左心室内に配置されており、
    前記水平部分に隣接する前記垂直部分の一端部は、前記上行大動脈内で前記左心室の外側に配置されており、
    前記水平部分は、前記上行大動脈内に配置され、前記先端が前記冠動脈口に位置するように曲げられている
    ことを特徴とするカテーテル。
  2. 垂直水平曲げ部が、前記垂直部分と前記水平部分との間に規定され、
    前記水平部分は、単一の前記水平部分曲げ部を有しており、
    当該カテーテルの前記先端と前記水平部分曲げ部の中心点との間の距離が、2〜32mmであり、
    前記水平部分曲げ部の前記中心点と前記垂直水平曲げ部の中心点との間の距離が、2〜62mmであり、
    前記水平垂直曲げ部の前記中心点と前記近位曲げ部の中心点との間の距離が、12〜200mmであり、
    前記水平部分曲げ部と前記近位曲げ部とは、同じ方向に向けられ、かつ、前記垂直部分の同じ側に位置決めされ、前記垂直水平曲げ部は、それとは反対の方向に向けられ、
    前記水平部分曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記垂直水平曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記近位曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記垂直部分は、180°までの角度で曲げられることができ、
    当該カテーテルは、左冠動脈のカテーテル挿入のために使用される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル。
  3. 垂直水平曲げ部が、前記垂直部分と前記水平部分との間に規定され、
    前記水平部分は、第1及び第2の前記水平部分曲げ部を有しており、
    当該カテーテルの前記先端と前記第1の水平部分曲げ部の中心点との間の距離が、2〜32mmであり、
    前記第1の水平部分曲げ部の前記中心点と前記第2の水平曲げ部の中心点との間の距離が、2〜120mmであり、
    前記第2の水平部分曲げ部の前記中心点と前記垂直水平曲げ部の中心点との間の距離が、2〜80mmであり、
    前記水平垂直曲げ部の前記中心点と前記近位曲げ部の中心点との間の距離が、2〜200mmであり、
    前記第1の水平部分曲げ部と前記近位曲げ部とは、異なる方向に向けられ、かつ、前記垂直部分の同じ側に位置決めされ、
    前記第1の水平部分曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記第2の水平部分曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記垂直水平曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記近位曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記垂直部分は、180°までの角度で曲げられることができ、
    当該カテーテルは、左冠動脈のカテーテル挿入のために使用される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル。
  4. 垂直水平曲げ部が、前記垂直部分と前記水平部分との間に規定され、
    前記水平部分は、単一の前記水平部分曲げ部を有しており、
    当該カテーテルの前記先端と前記水平部分曲げ部の中心点との間の距離が、2〜32mmであり、
    当該カテーテルの前記先端と前記垂直水平曲げ部の中心点との間の距離が、4〜80mmであり、
    前記垂直水平曲げ部の前記中心点と前記近位曲げ部の中心点との間の距離が、6〜220mmであり、
    前記水平部分曲げ部と前記近位曲げ部とは、同じ方向に向けられ、かつ、前記垂直部分の異なる側に位置決めされ、
    前記水平部分曲げ部は、90°〜180°の角度を有し、
    前記垂直水平曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記近位曲げ部は、10°〜179°の角度を有し、
    前記垂直部分は、各々が10°〜180°の角度を有する2つの曲げ部を有することができ、
    当該カテーテルは、右冠動脈のカテーテル挿入のために使用される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル。
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