JP6395895B1 - 映像検品認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のSCM(出荷情報)ラベル情報を短時間で読取り、このラベルに含まれる複数バーコードを正確に読取ることで、情報の読取処理を短縮できる映像検品認識装置を提供する。
【解決手段】出荷情報ラベルが貼付された複数の判定対象を撮影してカラー画像データを出力するカラーカメラと、判定対象を撮影して白黒画像データを出力する白黒カメラと、カラー画像データを表示するディスプレイと、カラー画像データ及び白黒画像データを解析して前記ディスプレイに判定結果を表示する制御部を備え、
制御部は、カラー画像データから判定対象の色で各ラベルの座標を検出し、検出された複数座標の白黒画像データの各ラベルのバーコードを読取る画像データ解析部と、画像データ解析部で読取られた各バーコードが正常か否かと、バーコードの店舗情報の間違いを判定し、判定結果に基づいてカラー画像データの該当ラベルに所定の着色を加える画像着色処理部と、前記画像着色処理部からの着色画像データを記憶する画像メモリを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の梱包箱に貼付された複数のSCM(出荷情報)ラベルのバーコード情報の映像を読取って検品する映像検品認識装置に関する。
物流センターでは、集荷場に梱包された状態の商品が集められ、種類別に仕分けて棚等に保管されており、各小売店や顧客からの注文に応じて、顧客の店舗情報や商品情報のSCMラベルが貼付された梱包箱の商品を迅速に配送する方式が採られている。
この方式では、小売店や顧客から発注があると、センター内の棚から商品が台車等に集められ(ピッキング)、店舗別に台車のまま出荷場に搬送され、トラック等に積み込まれて配送される。そして、トラック等に積み込まれる前の検品として、各商品の梱包箱に貼られたSCMラベルを1個ずつバーコードリーダが読取られている。
しかし、このバーコードの読取作業は能率が悪いため、検品作業として複数のバーコードを一括で映像で読取る映像検品認識装置がいくつか提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特許文献1には、デジタルカメラにより複数の商品の撮影対象を撮影してデジタル化されたイメージデータを入力し、そのイメージデータからバーコードパターンに相当するイメージデータを抽出してバーコードを認識し、この認識で得たバーコードデータに対応する商品情報を、商品データメモリに予め記憶された商品情報から検索し、これによって検出できた商品情報を、ワークメモリや外部記憶部に格納して収集し、画像表示部に一覧表示する装置が示されている。
商品データメモリのイメージデータからのバーコードの認識は、イメージデータに対して360度あらゆる方向にバーコードパターンがサーチされ、イメージデータメモリ内のイメージデータが全てサーチされる。そして、抽出されたバーコードパターンは、そのパターンに基づいてバーコードデータ(数値)にデコードされ、商品データメモリに記憶されているバーコードデータと照合される。
また、特許文献2には、情報読取システムが示され、カメラで撮影した複数のバーコードを含む読取り対象物および誤読取り対象物の撮影画像データが、画像解析処理部のバーコード分離手段で、個々のバーコード部分に分離される。この分離は、周辺にある誤読取り対象物の画像も含まれる撮影画像データ(撮影画面)全体をスキャンし、バーコード部分とみなされる部分を画像解析により抽出する。この画像解析は、例えば、黒いバーの繰り返し部分の抽出等により行える。
分離された個々のバーコード部分は、読み取り対象確定手段により、バーコード面積の許容範囲判定処理が施され、面積が許容範囲よりも小さいバーコード部分は、周辺にある誤読対象物誤読対象物であって読み取り対象外として除外され、読み取り対象と判定されたバーコード部分のみがデコードされ、識別情報コードを抽出する。
特開平9−114913号公報 特開2009−31892号公報
しかしながら、特許文献1では、バーコードパターンの抽出のためには、イメージデータメモリに格納されたイメージデータに対して、360度あらゆる方向にバーコードパターンのサーチが行われる。また、特許文献2では、画像解析処理部が、バーコード分離手段の処理を行い(ステップ303)、撮影画像データ(撮影画面)を全てスキャンし、バーコード部分とみなされる部分を画像解析により抽出するものである。
すなわち、図11で示すように、イメージデータメモリに格納されたイメージデータ全体を走査線72でサーチし、バーコードを抽出分離するものであるため、サーチ時間(走査線の長さ)が長くなり、検品処理に長時間を要する。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、複数のSCM(出荷情報)ラベル情報を短時間で読取り、このラベルに含まれる複数バーコードを正確に読取ることで、情報の読取処理を短縮できる映像検品認識装置を提供することを目的とする。
本発明は、従来の課題を解決するため、
出荷情報ラベルが貼付された複数の判定対象を撮影してカラー画像データを出力するカラーカメラと、前記判定対象を撮影して白黒画像データを出力する白黒カメラと、前記カラー画像データを表示するディスプレイと、前記カラー画像データ及び白黒画像データを解析して前記ディスプレイに判定結果を表示する制御部を備え、
前記制御部は、
前記カラー画像データから判定対象の色で各ラベルの座標を検出し、検出された複数座標の前記白黒画像データの各ラベルのバーコードを読取る画像データ解析部と、
前記画像データ解析部で読取られた各バーコードが正常か否かと、バーコードの店舗情報の間違いを判定し、判定結果に基づいてカラー画像データの該当ラベルに所定の着色を加える画像着色処理部と、
前記画像着色処理部からの着色画像データを記憶する画像メモリを有し、
前記画像メモリの着色画像データが前記ディスプレイで表示されることを特徴とする。
また、上記において、前記画像データ解析部は、前記カラー画像データから各ラベルの色でその各座標を検出し、検出された座標の前記白黒画像データのラベルのバーコードを読取ることを特徴とする。また、上記において、前記ラベルの白色でその各座標を検出することを特徴とする。
この構成によれば、カラー画像データの色彩で検査対象の各ラベルの位置を検出するので、カラー画像データ全体をサーチする必要が無く、短時間で検出対象を絞ることができる。また、一般にラベルは白色であるため、カラー画像データの白色位置を検出することで、ラベルの位置を容易に検出することができる。
また、各ラベルの白黒からなるバーコードを白黒画像データで読取るので、高解像度のデータで精密に読取り取ることができる。
また、上記において、前記画像データ解析部は、前記カラー画像データから各ラベルの座標を検出したとき、各検出座標のラベルに検出色に着色したカラー画像データを前記画像メモリに出力することを特徴とする。
この構成によれば、検出されたラベルがディスプレイ上で色が変化して表示されるので、ディスプレイを見ただけでラベルの検出可否が容易に判断できる。
また、上記において、前記画像着色処理部は、読取られたバーコードが正常か非正常かを判定し、正常の場合はカラー画像データの該当ラベルを正常色で着色し、異常の場合はカラー画像データの該当ラベルを異常色で着色することを特徴とする。
この構成によれば、読み取れたバーコードが正常か非正常かを、ディスプレイ上で異なる色で変化して表示されるので、ディスプレイを見ただけでバーコードが正常に読取られたか否かを、容易に判断できる。
また、上記において、前記画像着色処理部は、読取られたバーコードの店舗情報の間違いを判定し、店舗情報間違いの場合は、該当ラベルに店舗情報間違いの色に着色したカラー画像データを前記画像メモリに出力することを特徴とする。
この構成によれば、読み取られたバーコードの内容である店舗情報の間違いが判定された場合、ディスプレイ上で店舗が異なることを色の変化で表示されるので、ディスプレイを見ただけで、商品を載せた台車上で出荷先の店舗が間違っている商品を容易に判断できる。
また、上記において、前記画像データ解析部により前記カラー画像データから各ラベルの座標を検出したときのラベルに着色する検出色と、前記画像着色処理部で読取られたバーコードが正常の場合の正常色とは、同一色に設定されたことを特徴とする。
この構成によれば、色の種類を増加させることなく、ラベルが検出され、かつ、バーコードが正常に読取られたことをディスプレイで示すことができる。
また、上記において、前記カラーカメラと白黒カメラは、判定対象からほぼ同一距離に設置され、それぞれ出力されたカラー画像データと、白黒画像データは長さを示す同一座標を有していることを特徴とする。
さらに、上記において、前記白黒カメラは複数台の高解像度のカメラであり、前記判定対象を分割した複数の白黒画像データを出力し、前記画像データ解析部は複数の白黒画像データを合成して1つの白黒画像データを作成することを特徴とする。
これらの構成によれば、カラー画像データで検出されたラベルの位置(長さを示す座標)をそのまま、白黒画像データに適用でき、処理速度を速めることができる。また、バーコードを高精度に白黒画像データで検出することができるので、バーコードの検出精度を高めることができる。
本発明によれば、複数のSCM(出荷情報)ラベル情報をカラー画像データから短時間で読取り、このラベルに含まれる複数バーコードを白黒画像データで高精度に読取ることで、情報の読取処理を高速で正確に行うことができる。
本発明実施例の各カメラとディスプレイの配置図である。 本発明実施例の各カメラで判定対象を撮影する説明図である。 本発明実施例の制御部のブロック構成図である。 本発明実施例の全体の関係図である。 本発明実施例の制御部の動作フロー図である。 本発明実施例のカラー画像データのラベル座標から白黒画像データのラベルを読取った説明図である。 本発明実施例の白黒画像データのラベルからバーコードを読取る説明図である。 本発明実施例の検出された座標のカラー画像のラベルを着色して表示する説明図である。 本発明実施例の白黒画像データのラベルのバーコードの読取結果に基づいてカラー画像データのラベルを着色して表示する説明図である。 本発明実施例の白黒画像データのラベルのバーコードの読取結果で非正常となったバーコードを再度読取る説明図である。 従来のバーコード読み取りの説明図である。
以下、図1から図11に基づき、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。
図1は本発明実施例の各カメラとディスプレイの配置図である。図1において、1は、カメラを載せる架台であり、底枠1a、中横枠1b、上横枠1c、これらを連結する前方縦枠1d、1e、1f、及び後方縦枠1gからなり、下方にキャスター1hを備えている。図1(A)は架台1の側面を示し、図1(B)は架台1の正面を示している。
中央の縦枠1dの中間位置には、カラーカメラ3が固定され、カラーカメラ3を挟んだ上下両側にそれぞれ、高精細の2台の白黒カメラ2aと2bが固定される。各カメラは、図1(A)ではレンズを右側に向け、図1(B)ではレンズを正面に向けて固定されている。
6a、6bは、前方の枠体に縦向きに固定された照明器具、6c、6dは、前方の枠体に横向きに固定された照明器具であり、カメラでの撮影時に、判定対象の梱包箱に貼付された複数のSCMラベルを照らす。
4は底枠1aに載せられた制御部(PC)でありパソコンで構成され、5は架台1の脇に設置されたディスプレイであり、制御部4と図示しない信号線で接続される。
図2は本発明実施例の各カメラで判定対象を撮影する説明図である。11は同一店舗用の複数の梱包箱15が載せられた台車であり、台車の縦枠に店舗の情報等を示すバーコード13が貼られ、係員によってバーコードリーダ14を用いて読取られる。
各梱包箱15は、貼られた各ラベル16が正面を向くように配置されて台車11に積み上げられている。17は、カメラで撮影する際の台車11の位置決め部である。
梱包箱15の検品に際しては、台車11が位置決めされた状態で、台車11に対して所定距離だけ離れた位置に架台1が設置される。
架台1に固定されたカメラ2a、2b、3は、台車11に対してほぼ同一距離に設置される。1台のカラーカメラ3は、台車11上の検品対象の複数梱包箱15の全体を撮影してカラー画像データを出力する。
上側の白黒カメラ2aは、検品対象の複数梱包箱15の上半分を撮影し、下側の白黒カメラ2bは、検品対象の複数梱包箱15の下半分を撮影して白黒画像データを出力する。これらの2つの白黒画像データは、一つの画面に合成される。
図3は、本発明実施例の制御部4のブロック構成図である。20は、各カメラ2a、2bおよび3からの白黒とカラーの画像データを処理する画像情報処理部である。白黒カメラ2台で撮影された二つの白黒画像データは、画像情報処理部20で合成され、一つの白黒画像データに形成される。
カラー画像データと上記で合成された一つ白黒画像データとは、ほぼ同じ大きさの画像データである。これら画像データから画像情報処理部20において、互いに長さを示す座標が合わされた白黒画像データとカラー画像データを生成する。
21は、カラー画像データと白黒画像データを解析する画像データ解析部で、カラー画像データからラベル位置を検出するラベル位置検出処理部26と、白黒画像データから検出されたラベルのバーコードを読取るバーコード読取処理部27を備える。
22は、読取られたバーコードが正常か否かと、バーコードの店舗情報の間違いを判定し、その判定に応じて、カラー画像データの該当ラベルに所定の着色を加える画像着色処理部である。
画像着色処理部22は、読取られたバーコードが正常か非正常かを判定し、正常の場合はカラー画像データの該当ラベルを正常色で着色し、異常(非正常)の場合はカラー画像データの該当ラベルを異常色で着色する正常・非正常処理部29を有する。
また、画像着色処理部22は、読取られたバーコードの店舗情報の間違いを判定し、店舗情報が間違いの場合は、該当ラベルを店舗情報間違いの色に着色する、店舗間違い処理部30を有する。
23は画像着色処理部22からの着色画像データを記憶する着色画像メモリであり、ここから着色画像データがこのメモリからディスプレイ5に出力される。24は上記の読取結果の各画像データをCSVファイルで所定期間保管するCSVファイルメモリで、このメモリから必要な情報を物流センターにおける倉庫管理システム(WMS)25に出力する。
31は、ハードのブロック構成ではなく、ディスプレイ5に表示された着色画像データの不具合に対して、係員が手動で対応(エラー対応)処理する状況を示している。
例えば、着色画像データでバーコードの読取が非正常の場合は、係員によって該当商品のバーコードをリーダ14で再度読取を行って制御部4に供給する、バーコードの読取り処理(32)が実行される。
また、着色画像データでバーコードの読取が正常であっても、読み取り内容の店舗情報に間違いがある場合は、該当商品を正しい店舗の台車に移動する(店舗間違い処理33)。
図4は、本発明実施例の全体の関係図であり、図5は、本発明実施例の制御部の動作フロー図である。図6以降は各動作ステップにおけるディスプレイの表示状態と、表示機能を説明している。これらの図に基づいて、実施例の動作説明を行う。
図2に示されるように、台車11が所定位置に位置決めされた状態で、台車11に載せられた複数梱包箱15が白黒カメラ2a、2b及びカラーカメラ3で撮影される。
複数梱包箱15はラベルと共に撮影され、白黒カメラ2a、2b及びカラーカメラ3から2画面分の白黒画像データと1画面分のカラー画像データが制御部4に供給される。
制御部4では、2画面の白黒画像データを1画面分に合成し、この合成された1画面分の白黒画像データと1画面分のカラー画像データの座標を合わせた白黒画像データとカラー画像データとが作成される(ステップ40)。
ここで作成された白黒画像データは、高画質のカメラ2台で撮影され、しかも、白黒画素がカラー画素より小さいので、カラー画像データに比べて高解像度の画像データとなる。
次に、カラー画像データの解析処理が行われ、カラー画像データの白色部分の長さを示す座標(ラベルの位置)が検出される(ステップ41)。
この場合、カラー画像データは白黒画像データより解像度が劣るが、白色データを検出するためだけであって問題が無い。また、一台のカラーカメラで済むのでコスト低減が図れる。
次いで、ステップ41で検出された座標と同一座標内の白黒画像データ上のラベルが読み取られる(ステップ52)。
図6で示すと、カラー画像の白色部分の座標が検出され、この座標に対応する白黒画像データから白黒画像データのラベル61が読み取られる。この処理を順次読み取られた白黒画像データが、ラベル(1)〜(14)である。
この一連の動作は、カラー画像データで検出されたラベルの位置(長さを示す座標)をそのまま、白黒画像データに適用できるので、処理速度を速めることができる。
次いで、ステップ42では、図7に読み取られた各ラベル(1)〜(14)に含まれる白黒のバーコードのみが順次読取られる。この読取は画像データ解析部21内のバーコード読取り部処理部27でなされる。バーコードは、白黒画像データで高精細の画像であるため、読取りエラーが少ない。
また、バーコードの読取は、画像データ全体を走査することなく、検出された座標と座標内の含まれる白黒のバーコードのみであるため、従来と比べて読取時間が格段に短くなる。例えば、従来30秒必要としていたものが、3秒で済むようになる。
上記ステップ52と並行して、ステップ51では、ステップ41でラベル座標が検出されたことに基づいて、この検出を係員に知らせるため、カラー画像データの該当ラベルの色を検出色に着色する。すなわち、カラー画像データの該当ラベルの位置のデータを検出色(例えば緑色)のデータに変える。
該当ラベルが検出色に変えられたカラー画像データは、着色画像データとして着色画像メモリ23に出力される(ステップ49)。カラーディスプレー上では、図6のラベルの実物の表示から、図8の斜線で示す検出色(例えば緑表示81)に変化して表示される。
係員は、ラベルの色が実物の色から斜線で示す表示色に変わったことで、ラベルが正しく認識されたことを素早く知ることができる。
このように、ラベルが正しく検出されたことを示す検出色の表示については、動作フローのステップ51から49に進むことで、以下で説明するステップでのバーコードの判定結果に伴うラベルの表示色の変化に先んじて行われるので、他の表示色に影響されることがない。
次に、前記ステップ42で、読取られたバーコードは、次のステップ43で正常に読取られたか否かが判定される。バーコードが正常に読取られたと判定されると、正常処理ステップ44に移り、バーコードが正常に読取られないと判定されると、非正常処理ステップ45に移る。
正常に読取られないのは、バーコードが無いか、あっても読み取りができない(汚れでバーコードの規格を満さない等)場合である。
ステップ44では、バーコードが正常に読取られたことを示すために、カラー画像データの該当ラベル位置の色を正常色に着色する(正常処理)。この場合、正常色は前記検出色(緑)と同一でも良く、異なる色であっても良い。
同一色にすれば、色の種類を増加させることなくラベルが検出され、かつ、最終的にバーコードが正常に読取られたことをディスプレイで示すことができる。
ステップ45では、バーコードが正常に読取られないことを示すために、カラー画像データの該当ラベル位置の色を異常色に着色する(非正常処理)。この場合、異常色は前記検出色(緑)と異なる色(例えば黄色)である。
図9の表示画面で示すと、斜線91で示す検出色(緑色)から、格子状92で示す表示色(黄色)に変更される。
上記ステップ45に続くステップ46では、読み取られたバーコードの内容の店舗情報の間違い(店舗違い)が判定され、間違いがあればステップ47で、カラー画像データの該当ラベル位置の色を、店舗情報間違い色(店舗違い色)に着色する。
この場合、店舗情報間違い色は前記検出色(緑)と異なる色(例えば赤色)である。図9の表示画面で示すと、斜線91で示す検出色(緑色)から、市松模様93で示す表示色(赤色)に変更する。
店舗情報間違いの場合は、図3、図4に示すように、係員による店舗間違い処理33として、赤色表示されている該当商品を他の正しい店舗の台車に移動する。
そして、ステップ43でバーコードが正常に読取られない場合は、黄色表示されている該当商品の実際のラベルを、図10に示すイメージで、係員によってバーコードリーダー14を用いて読取り、読取データを制御部4に入力する。
上記のようにして、各ラベルのバーコードの判定が終了すると、その判定結果に基づいて着色されたカラー画像データは、ステップ48でファイルメモリ24にCSVファイルの形で出力される。このCSVファイルのデータは、倉庫管理システム(WMS)25に出力される。
また同時に、上記判定結果に基づいて着色されたカラー画像データは、ステップ49で着色画像メモリ23に出力され、ステップ50でディスプレイ5のカラー画面に表示される。
ステップ50でディスプレイ5のカラー画面に表示形態、すなわち、ラベルの検出、および読取られたバーコードの判定結果に基づく、表示形態は上記の説明の通りである。
また、表示順序として、ラベルの検出を知らせる検出が優先して表示され、その後に、バーコードの判定に基づく表示がなされるので、表示順序に混乱が起こらない。
さらに、バーコードの判定の結果により、異常や問題がない場合は、前の表示色をそのままとし、異常や問題がある場合は、色を切り替え表示するので、異常や問題が係員に分かり易く知らせることができる。
そして、異常や問題がある場合は、その理由を分かり易く表示するので、係員はこれを見て正確な対応を敏速にとることができる。
1…架台、1a〜1f…枠、2a、2b…白黒カメラ、3…カラーカメラ、
4…制御部、5…ディスプレイ、6a〜6d…照明器具、11…台車、
13…バーコード、14…バーコードリーダ、15…梱包箱(商品、判定対象)、
16、61…ラベル、17…位置決め部、20…画像情報処理部、21…解析処理部、22…画像着色処理部、23…着色画像メモリ、24…CSVファイルメモリ、
25…倉庫管理システム、26…ラベル位置検出処理部、27…バーコード読取処理部、29…正常・非正常処理部、30…店舗間違い処理部、31…エラー対応工程、
32…バーコード読取処理部工程、33…店舗違い処理工程、
40…画像データ作成ステップ、41…ラベル画像検出ステップ、
42…バーコード読取ステップ、43…正常読取判定ステップ、
44…正常処理ステップ、45…非正常処理ステップ、46…店舗違い判定ステップ、
47…店舗違い着色ステップ、48…CSVファイル出力ステップ、
49…着色画像データ出力ステップ、50…着色画像表示ステップ、
71、72…走査線、81、91…斜線、緑色、92…格子状、黄色、
93…市松模様、赤色。

Claims (9)

  1. 出荷情報ラベルが貼付された複数の判定対象を撮影してカラー画像データを出力するカラーカメラと、前記判定対象を撮影して白黒画像データを出力する白黒カメラと、前記カラー画像データを表示するディスプレイと、前記カラー画像データ及び白黒画像データを解析して前記ディスプレイに判定結果を表示する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記カラー画像データから前記判定対象の色で各ラベルの座標を検出し、検出された複数座標の前記白黒画像データの各ラベルのバーコードを読取る画像データ解析部と、
    前記画像データ解析部で読取られた各バーコードが正常か否かと、バーコードの店舗情報の間違いを判定し、判定結果に基づいて前記カラー画像データの該当ラベルに所定の着色を加える画像着色処理部と、
    前記画像着色処理部からの着色画像データを記憶する画像メモリを有し、
    前記画像メモリの着色画像データが前記ディスプレイで表示されることを特徴とする映像検品認識装置。
  2. 前記画像データ解析部は、前記カラー画像データから各ラベルの色でその各座標を検出し、検出された座標の前記白黒画像データのラベルのバーコードを読取ることを特徴とする請求項1に記載の映像検品認識装置。
  3. 前記ラベルの白色でその各座標を検出することを特徴とする請求項2に記載の映像検品認識装置。
  4. 前記画像着色処理部は、読取られたバーコードが正常か非正常かを判定し、正常の場合は前記カラー画像データの該当ラベルを正常色で着色し、異常の場合は前記カラー画像データの該当ラベルを異常色で着色することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の映像検品認識装置。
  5. 前記画像着色処理部は、読取られたバーコードの店舗情報の間違いを判定し、店舗情報間違いの場合は、該当ラベルに店舗情報間違いの色に着色したカラー画像データを前記画像メモリに出力することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の映像検品認識装置。
  6. 前記画像データ解析部により前記カラー画像データから各ラベルの座標を検出したときの前記ラベルに着色する検出色と、前記画像着色処理部で読取られたバーコードが正常の場合の正常色とは、同一色に設定されたことを特徴とする請求項4または5に記載の映像検品認識装置。
  7. 前記カラーカメラと前記白黒カメラは、前記判定対象からほぼ同一距離に設置され、それぞれ出力する前記カラー画像データと、前記白黒画像データは同一座標を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の映像検品認識装置。
  8. 前記白黒カメラは高解像度のカメラであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の映像検品認識装置。
  9. 前記白黒カメラは複数台設置されて前記判定対象を分割した複数の白黒画像データを出力し、前記画像データ解析部は前記複数の白黒画像データを合成して1つの白黒画像データを作成することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の映像検品認識装置。
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