JP6395554B2 - 寸法検査装置、寸法検査システム、及び寸法検査方法 - Google Patents
寸法検査装置、寸法検査システム、及び寸法検査方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6395554B2 JP6395554B2 JP2014210237A JP2014210237A JP6395554B2 JP 6395554 B2 JP6395554 B2 JP 6395554B2 JP 2014210237 A JP2014210237 A JP 2014210237A JP 2014210237 A JP2014210237 A JP 2014210237A JP 6395554 B2 JP6395554 B2 JP 6395554B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dimension
- dimensional
- dimensional data
- wire harness
- drawing board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
このようなワイヤーハーネスの製造には組立図板が用いられており、この組立図板上には、ワイヤーハーネスの分岐や端末を保持するための電線保持具が多数取付けられている。例えば、電線保持具の先端側には、ワイヤーハーネスの分岐を引っ掛けるためのU字型の部品や、クリップを嵌め込み固定するための凹型の部品などが装着されている。
また、特許文献2には、基端ガイドと指標ガイドとを備え、基端ガイドにワイヤーハーネスの端部を合わせ、指標ガイドの指標によって寸法を検査する寸法検査装置が開示されている。
また、特許文献2に記載された寸法測定装置を用いても、作業者の手作業と目視検査が必要であり、一定の精度で検査を行うことは難しい。
また、特許文献1に記載されたような装置を用いても電線保持具の間を弛んだ状態で電線を組み付けた場合は、ワイヤーハーネスが寸法公差範囲外になることもあった。
組立てられたワイヤーハーネスWは、組立図板40上に配置されたまま寸法検査装置1によって寸法検査が行われ、その後、組立図板40から取り外される。
また、組立図板40には、既知の寸法を有する基準寸法体32が設けられている。この基準寸法体32は、後述する寸法検査の際に用いられるものであり、後に詳述する。
上述のような構成とされた三次元計測手段10においては、光源部11から光を測定対象物に向けて出力し、その反射光を受光部12で受光し、光切断法を用いて測定対象物の高さの情報が得られる。光源部10から出力された光において、組立図板40で反射される光と、ワイヤーハーネスWで反射される光とでは、図5に示すように、受光部によって受光される位置が異なる。ここで、図5の両矢印で示される長さが、高さの情報となっている。
演算部21は、三次元計測手段10に制御信号を出力してワイヤーハーネスWが配設された組立図板40上を計測するように三次元計測手段10を制御し、受光部12が受光した光の情報から三次元計測手段10が光を照射した領域における三次元データを算出する。本実施形態において、三次元データとは、組立図板40の面内方向及び組立図板40の面からの高さ方向における測定対象物の位置情報を示すデータである。
また、本実施形態において、寸法検査装置1は、前述の合否判定部24の判定の結果を表示する合否表示部25を備えている。この合否表示部25は、例えばパーソナルコンピュータ20に接続されたディスプレイなどである。
すなわち、走査位置が破線L2上の場合、距離x1の範囲内に2点の高さが測定され、走査位置が破線L3上の場合、距離x2の範囲内に3点の高さが測定されるのである。
コンベア50上を搬送され、組立図板40上に組立てられたワイヤーハーネスWは、寸法検査装置1の位置に搬送される。ここで、光源部11から光が出力され、組立図板40の縦方向に線状に照射される。このとき、組立図板40はコンベアの進行方向に搬送されるので、光源部11から線状光を連続的に照射することにより、組立図板40の横方向全体にわたって線状光を照射する。
次いで、採寸点間におけるワイヤーハーネスWの長さを測長する。この測長は、測長部23により行われる。
なお、図13において、矢印Aで示される点は基準寸法体32、矢印Bで示される点は採寸点(電線保持具42)、矢印Cで示される点はワイヤーハーネスWを示している。採寸点間におけるワイヤーハーネスWがたわんでいるため、採寸点間において図13に示されるように、ワイヤーハーネスの高さ位置が連続的に変化している。
次に、前述の合否判定の結果を表示する。この合否判定の結果は、合否表示部25(表示部)により表示される。
以上のようにして、本実施形態に係る寸法検査装置1及び寸法検査システム100を用いた寸法検査方法が完了する。
また、上記実施の形態では、寸法検査システム100は、基準寸法体32と走査位置検出体31とを備える場合について説明したが、基準寸法体32及び走査位置検出体31のうちどちらか一方を備えていなくても良い。
10 三次元計測手段
11 光源部
12 受光部
13 測定架台
14 枠体
20 パーソナルコンピュータ
21 演算部
22 位置特定部
23 測長部
24 合否判定部(判定部)
25 合否表示部(表示部)
31、131 走査位置検出体
32 基準寸法体
40 組立図板
41 搬送台
42 電線保持具
50 コンベア
100 寸法検査システム
W ワイヤーハーネス
S スリット
Claims (9)
- 光切断法により、ワイヤーハーネスの製造工程のラインを搬送される組立図板上を計測する三次元計測手段と、
前記ワイヤーハーネスが配設された前記組立図板上を計測するように前記三次元計測手段を制御し、三次元データを算出する演算部と、
前記三次元データに基づいて、前記ワイヤーハーネスの寸法を測長する測長部と、
設定した採寸点の情報を含む予め登録された三次元データと、算出された前記三次元データとを比較し、前記三次元データにおける採寸点の位置を特定する位置特定部と、
を備えることを特徴とする寸法検査装置。 - 前記測長部により測長された前記ワイヤーハーネスの長さが、所定の寸法の範囲内か否かを判定する判定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の寸法検査装置。
- 前記判定部の判定結果を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項2に記載の寸法検査装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の寸法検査装置と、
前記組立図板上に配設され、前記三次元計測手段により走査される光線の走査位置の情報を取得するための走査位置検出体と、を備えることを特徴とする寸法検査システム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の寸法検査装置と、
前記三次元計測手段により計測される位置に配設され、既知の寸法を有する基準寸法体と、を備え、
前記演算部は、前記基準寸法体を計測するように前記三次元計測手段を制御し、前記基準寸法体の寸法を算出し、該前記基準寸法体の算出値と、予め登録された前記基準寸法体の寸法の値とを比較し、算出された前記三次元データを校正することを特徴とする寸法検査システム。 - 前記三次元計測手段により計測される位置に配設され、既知の寸法を有する基準寸法体を備え、
前記演算部は、前記基準寸法体を計測するように前記三次元計測手段を制御し、前記基準寸法体の寸法を算出し、該前記基準寸法体の算出値と、予め登録された前記基準寸法体の寸法の値とを比較し、算出された前記三次元データを校正することを特徴とする請求項4に記載の寸法検査システム。 - ワイヤーハーネスが配設された組立図板上を、光切断法を用いた三次元計測手段により三次元計測して三次元データを算出し、
該三次元データに基づいて、前記ワイヤーハーネスの寸法を測長する寸法検査方法であって、
前記三次元計測する際に、前記組立図板上に配設された走査位置検出体を計測して三次元データを算出し、該走査位置検出体の三次元データに基づいて、光線の走査位置の情報を取得することを特徴とする寸法検査方法。 - 前記三次元計測する際に、既知の寸法を有する基準寸法体を計測して該基準寸法体の寸法を算出し、算出された前記基準寸法体の算出値と、予め登録された前記基準寸法体の寸法の値とを比較し、測定された前記組立図板上の三次元データを校正することを特徴とする請求項7に記載の寸法検査方法。
- 算出された前記三次元データと、設定した採寸点の情報を含む予め登録された三次元データとを比較し、前記三次元データにおける採寸点の位置を特定することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の寸法検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014210237A JP6395554B2 (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 寸法検査装置、寸法検査システム、及び寸法検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014210237A JP6395554B2 (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 寸法検査装置、寸法検査システム、及び寸法検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016080449A JP2016080449A (ja) | 2016-05-16 |
JP6395554B2 true JP6395554B2 (ja) | 2018-09-26 |
Family
ID=55958317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014210237A Active JP6395554B2 (ja) | 2014-10-14 | 2014-10-14 | 寸法検査装置、寸法検査システム、及び寸法検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6395554B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02140606A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Fujitsu Ltd | 物体形状検査装置 |
JP3942252B2 (ja) * | 1997-12-19 | 2007-07-11 | Juki株式会社 | 3次元測定装置 |
JP4081414B2 (ja) * | 2002-10-08 | 2008-04-23 | 新日本製鐵株式会社 | 帯状体の形状不良検査方法およびその装置 |
JP2012013649A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス寸法検査具及びワイヤハーネス寸法検査方法 |
JP2012189372A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Kobe Steel Ltd | 形状測定装置の校正方法、形状測定装置、校正用ターゲット |
JP5988242B2 (ja) * | 2012-07-30 | 2016-09-07 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 小型電気製品の識別方法及び選別装置 |
-
2014
- 2014-10-14 JP JP2014210237A patent/JP6395554B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016080449A (ja) | 2016-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6382074B2 (ja) | 外観検査装置、外観検査システム、及び外観検査方法 | |
JP3700848B2 (ja) | 微小光源位置測定装置 | |
TWI623724B (zh) | Shape measuring device, structure manufacturing system, stage system, shape measuring method, structure manufacturing method, shape measuring program, and computer readable recording medium | |
JP4939304B2 (ja) | 透明膜の膜厚測定方法およびその装置 | |
KR20120042658A (ko) | 보지 부재의 형상 판정 장치, 그 방법, 기판 처리 장치 및 기억 매체 | |
JP2018109545A (ja) | 三次元測定装置 | |
JP2018109542A (ja) | 光走査高さ測定装置 | |
JP2018109540A (ja) | 光走査高さ測定装置 | |
JP2018109544A (ja) | 光走査高さ測定装置 | |
JP6395554B2 (ja) | 寸法検査装置、寸法検査システム、及び寸法検査方法 | |
JP2010256151A (ja) | 形状測定方法 | |
JP7276050B2 (ja) | 眼鏡枠形状測定装置、及びレンズ加工装置 | |
JP2019100719A (ja) | 光走査高さ測定装置 | |
US20150193933A1 (en) | Camera module and method of measuring distance using the same | |
JP2012154910A (ja) | タイヤトレッド面の断面形状ならびにトレッド溝の深さを測定する測定装置。 | |
TWI511821B (zh) | Laser processing machine | |
JP2017032297A (ja) | 測定台および表面形状測定装置 | |
EP1882894A1 (en) | Optical measuring machine | |
US20220381700A1 (en) | External appearance inspection apparatus and external appearance inspection method | |
JP2016024067A (ja) | 計測方法および計測装置 | |
JP2018109543A (ja) | 光走査高さ測定装置 | |
JP4853961B2 (ja) | 光束の拡がり角測定装置 | |
KR101255194B1 (ko) | 거리측정방법 및 장치 | |
KR20170126042A (ko) | 진동 보정이 가능한 표면 형상 측정 장치 및 이를 이용한 진동 보정 방법 | |
CN114450582A (zh) | 外观检查装置及不良检查方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180814 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180828 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6395554 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |