JP6394672B2 - アキシャルギャップ型回転電機 - Google Patents
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Description
よって、ロータ側の磁石からステータ側へ渡る磁束が減少することないため、アキシャルギャップ型回転電機のトルクの低下を抑制することができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るアキシャルギャップ型回転電機の分解斜視図、図2は、ロータ本体の上方から見た外観図、図3は、ロータ本体の分解外観図、図4は、図2のA−O−B線断面図、図5は、図2のC−C線断面図である。
軸方向におけるロータコア33の位置を境として、導入通路41は永久磁石34側に配置され、導出通路42はジャケット部材35側に配置されている。
カバー端面62bは、磁石間対応部位34Pにおいて永久磁石34の周方向端面の一部、すなわち段差部34aに有する縦壁面34abを覆うように形成されている(図5参照)。
第1実施形態に係る回転電機1は、ステータ2と、回転軸4とともに回転し、該ステータ2に対して回転軸4の軸方向に対向配置されるロータ3と、を備えたアキシャルギャップ型回転電機であって、ロータ3には、ステータ対向面33aに極性が交互に異なるように周方向に並べて配置される複数の永久磁石34と、これら永久磁石34を覆って保持する保持部材6とを備え、該保持部材6における、磁石間部位34Sに対応する少なくとも磁石間対応部位34Pに、これら永久磁石34,34間の短絡磁束路を遮断する磁束遮断部を設けたものである。
よって、ロータ3側の永久磁石34からステータ2側へ渡る磁束が減少することを抑制できるため、アキシャルギャップ型回転電機1のトルクの低下を防ぐことができる。
図7〜図11は、本発明の第2実施形態に係るアキシャルギャップ型回転電機1A(以下、「回転電機1A」と称する)に備えたロータ3Aの説明図であって、図7は第2実施形態に係る回転電機に備えたロータ本体の外観図、図8は、ロータ本体の分解外観図、図9は、図7のD−O−E線断面図、図10(a)は、第2実施形態の保持部材の底面図(裏面図)、図10(b)は、第2実施形態の保持部材6を下方から見た斜視図、図11は、図7のF−F線断面図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
仕切り板64は、上端側の長辺部全体が溝部620に嵌合されることにより、カバー本体62Aに対して一体化されている(図10(a)、(b)参照)。
なお、本実形態においては、永久磁石34Aの周方向端部には、第1実施形態のような段差部34a(図5参照)が形成されていない(図8参照)。
以下同様に、
内周部材は、内筒部材36に対応し、
外周部材は、外筒部材37に対応し、
仕切り部材は、仕切り板64に対応し、
磁束遮断部は、第1実施形態の押え部材65又は第2実施形態の仕切り板64に対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
なお、図12(a),(b)は、いずれも第2実施形態に係る回転電機1Aの変形例を説明する説明図であって、図12(a)は図10(a)に対応する断面図であり、図12(b)は図10(b)に対応する断面図である。
よって、ロータ3A側の永久磁石34Aからステータ2側へ渡る磁束が減少することないため、アキシャルギャップ型回転電機のトルクの低下を防ぐことができる。
2…ステータ
4…回転軸
3,3A…ロータ
6,6A…保持部材
34,34A…永久磁石(磁石)
34P…磁石間対応部位
33…ロータコア
33a…ステータ対向面
37…外筒部材(外周部材)
36…内筒部材(内周部材)
61,61A…カバー部材
62b…カバー端面
62…カバー本体
63…フランジ部(磁束遮断部)
64…仕切り板(仕切り部材、磁束遮断部)
65…押え部材(磁束遮断部)
361,371…押え片
Claims (5)
- ステータと、回転軸とともに回転し、該ステータに対して上記回転軸の軸方向に対向配置されるロータと、を備えたアキシャルギャップ型回転電機であって、
上記ロータには、ステータ対向面に極性が交互に異なるように周方向に並べて配置される複数の磁石と、これら磁石を覆って保持する保持部材とを備え、
該保持部材における、隣合う磁石間に対応する少なくとも磁石間対応部位に、これら磁石間の短絡磁束路を遮断する磁束遮断部を設け、
上記ロータにおける磁石に対して上記ステータ側と反対側に、複数の磁石を固定するロータコアを備え、
上記保持部材は、複数の磁石に対応する形状および大きさで各磁石を上記ステータ側から覆うように形成された複数のカバー部材と、隣合うカバー部材の上記磁石間対応部位において該カバー部材を上記ロータコアの側へ磁石ごと押える押え部材とを備え、
上記磁束遮断部は、上記カバー部材の上記磁石間対応部位と、押え部材とのうち少なくとも一方に設定した
アキシャルギャップ型回転電機。 - 上記カバー部材は、
磁石の周方向端面の少なくとも一部を覆うように上記磁石間対向部位において形成されたカバー端面を備えたカバー本体と、該カバー端面から周方向で隣合う磁石に向けて突出形成されたフランジ部とを備え、
上記押え部材は、上記カバー端面を介して周方向で隣合う磁石間に介在するとともに上記フランジ部を上記ロータコア側に押さえ込んだ状態で、周方向で隣合う上記カバー部材が互いに接触しない幅を有して形成された
請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。 - 隣合うカバー部材の各フランジ部は、夫々のカバー部材の周方向端部において互いに径方向の異なる位置に形成された
請求項2に記載のアキシャルギャップ型回転電機。 - ステータと、回転軸とともに回転し、該ステータに対して上記回転軸の軸方向に対向配置されるロータと、を備えたアキシャルギャップ型回転電機であって、
上記ロータには、ステータ対向面に極性が交互に異なるように周方向に並べて配置される複数の磁石と、これら磁石を覆って保持する保持部材とを備え、
該保持部材における、隣合う磁石間に対応する少なくとも磁石間対応部位に、これら磁石間の短絡磁束路を遮断する磁束遮断部を設け、
上記保持部材は、複数の磁石をまとめて覆うように上記ロータの周方向に一体に形成されたカバー部材を備え、
上記磁束遮断部は、上記カバー部材の周方向の上記磁石間対応部位に備えられ、かつ隣合う磁石を仕切るように隣合う磁石間に介在する仕切り部材で形成され、
上記ロータにおける磁石に対してステータ対向面と反対側に、複数の磁石を固定するロータコアを備え、
上記ロータに、上記ロータコアに外嵌する外周部材を備えるとともに、上記ロータの中心位置で、回転軸に外嵌する内周部材を備え、
上記保持部材は、上記外周部材の内周縁と上記内周部材の外周縁とに形成され、かつこれら内外夫々の周縁を径方向に対向するカバー部材側の対向縁部を磁石ごと上記ロータコアの側に押える押え片をさらに備えた
アキシャルギャップ型回転電機。 - 上記保持部材における上記磁束遮断部を非磁性体で形成するとともに、上記保持部材における、上記磁束遮断部以外の部位であって少なくとも、上記ロータに備えた磁石と上記ステータとの間に相当する部位を磁性体で形成した
請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
Priority Applications (1)
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JP2016202195A JP6394672B2 (ja) | 2016-10-14 | 2016-10-14 | アキシャルギャップ型回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016202195A JP6394672B2 (ja) | 2016-10-14 | 2016-10-14 | アキシャルギャップ型回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018064401A JP2018064401A (ja) | 2018-04-19 |
JP6394672B2 true JP6394672B2 (ja) | 2018-09-26 |
Family
ID=61966997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016202195A Expired - Fee Related JP6394672B2 (ja) | 2016-10-14 | 2016-10-14 | アキシャルギャップ型回転電機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6394672B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP2011010481A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Daikin Industries Ltd | アキシャルギャップ型回転電機装置および圧縮機 |
JP6137019B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-05-31 | マツダ株式会社 | アキシャルギャップ型回転電機 |
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- 2016-10-14 JP JP2016202195A patent/JP6394672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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