JP5057171B2 - 埋込磁石型モータ - Google Patents

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Description

本発明は、固定子と、前記固定子に径方向のギャップを介して対向する回転子を有し、前記回転子の各極の中央の磁極部とその両側に放射状に配置された極数と同数の永久磁石を有する埋込磁石型モータに関するものである。
従来の、この種の埋込磁石型モータは、永久磁石より発生する磁束を回転子外周に導き、磁極を得る。2つの永久磁石の磁束発生面より発生する磁束を、回転子外周の磁極に集中することで、ギャップ磁束密度を上げ、より大きなトルクが得られる。
その場合、外周に至らず回転子内で永久磁石へ戻る洩れ磁束の遮断は、モータの性能向上に重要である。そこで、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を遮断するために、それぞれの永久磁石の間に空隙を設けるものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、第1の従来技術における埋込磁石型モータの回転子構造を示す正断面図であり、特許文献1の図1に示されているものである。
図7において、回転子1は、薄い積層鋼板を積層してなる回転子鉄心2を備え、前記回転子鉄心2における各極の中央の磁極部2bと、その両側に放射状に配置された極数と同数の永久磁石3と、それぞれの永久磁石の間に打抜孔4を有し、前記打抜孔4には補強部材7が挿入されている。補強部材は非磁性であるため、磁気的には空隙とみなし得る。
永久磁石3より発生する磁束の一部は、打抜孔4の両側の接続部分2cから回転子鉄心2の内側連結部2aを経て、永久磁石3へ戻る漏れ磁束となるが、打抜孔4が設けられているために、その大きさは制限されている。
また、回転子鉄心に略5角形の空隙を有するものもある(例えば、特許文献2参照)。
図8は、第2の従来技術における極数と同数の永久磁石を有しない埋込磁石型モータの回転子構造を示す正断面図である。
図8において、回転子11は、リラクタンストルクをより利用する構造となっており、磁極と磁極の間に、磁束が通り易い磁極の凸部17を設けている。角部に丸みをもつ略5角形の空隙22は、磁極の凸部17から出入りする磁束を隣の磁極の凸部17へ導くガイド部として役立っている。
なお、図8において、12は回転子鉄心、15は孔部、16は磁気的な凹部、18はキーである。
このように、従来の埋込磁石型モータは、回転子鉄心内に空隙を用い、あるものは洩れ磁束を遮断し、あるものは磁束を導くガイド部として役立てているのである。
実公平7−36459号公報(図1) 特開2005−184957号公報(図6)
しかしながら、図7に示した従来の埋込磁石型モータでは、打抜孔4である空隙の形状が、洩れ磁束の遮断のためだけでなく、補強部材7の要求品質を満たすように決定されているため、洩れ磁束の遮断が不十分なだけでなく、永久磁石3の磁束を回転子1の外周へ導くガイド部を有しないため、より多くの永久磁石3の磁束を回転子の外周へ導く効果が小さい。
また、図8に示した従来の極数と同数の永久磁石を有しない埋込磁石型モータの空隙22の形状は、磁極の凸部17から出入りする磁束を隣合う磁極の凸部17へ導くガイド部として役立っているが、永久磁石14より発生する磁束の一部である洩れ磁束を遮断するものではない。
そのため、高価な永久磁石の使用量に見合うトルク向上が得られていないという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を高度に遮断し、より多くの永久磁石の磁束を回転子の外周へ導くことで、永久磁石の使用量に見合うトルク向上が得られ、極数や回転子の外径、シャフト径の変化に広く対応できる一貫的で、単純な形状の回転子鉄心の空隙を有する埋込磁石型モータを提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、固定子と、前記固定子に径方向のギャップを介して対向する回転子を有する埋込磁石型モータであって、前記回転子の各極の中央の磁極部とその両側に放射状に配置された極数と同数の永久磁石を有し、それぞれの永久磁石の間の回転子鉄心の内周側に、空隙が設けられ、前記空隙が、前記永久磁石の磁束発生面である側面と対向し、前記回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を制限する漏れ磁束制限面と、前記回転子の外周に近い頂点を挟む2辺を構成し、永久磁石の磁束を回転子の外周へ導くガイド面と備え略5角形であることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記回転子鉄心が前記略5角形の空隙以外の空隙を有さないことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記空隙の、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束制限面は、永久磁石の磁束発生面(側面)と平行に向かい合う平面であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記空隙の各面を、直線的に形成したことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、前記空隙の内径側の面、および前記ガイド面を円弧状に形成したことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、前記空隙の各面の角部を円弧状に形成したことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、前記空隙の前記回転子の外周に近い頂点を挟むガイド面を1つの曲面としたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、前記空隙の内径側の面の径が、前記永久磁石の底部の径以下であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、前記空隙が、それぞれの永久磁石の底部と回転子鉄心の内周面との間に位置する部分を有さないことを特徴とするものである。
請求項1および請求項2に記載の発明によると、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を高度に遮断し、より多くの永久磁石の磁束を回転子の外周へ導くことで、永久磁石の使用量に見合うトルク向上が得られ、極数や回転子の外径、シャフト径の変化に広く対応できる一貫的で、単純な形状の回転子鉄心の空隙を有する埋込磁石型モータを提供することができる。
請求項3から請求項7に記載の発明によると、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を高度に遮断する埋込磁石型モータを提供することができる。
請求項5に記載の発明によると、より多くの永久磁石の磁束を回転子の外周へ導く埋込磁石型モータを提供することができる。
請求項8に記載の発明によると、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束の遮断効果を確実にすることができる埋込磁石型モータを提供することができる。
請求項9に記載の発明によると、永久磁石をより内周側まで配置でき、永久磁石の使用量に見合うより一層のトルク向上が得られる埋込磁石型モータを提供することができる。
本発明の第1実施例を示す埋込磁石型モータの正断面図である。 図1における回転子の拡大図である。 (a)〜(c)は、本発明の第1実施例を示す回転子鉄心の略5角形の形状例を示す説明図である。 本発明の第2実施例を示す埋込磁石型モータの、磁界解析による磁束線図である。 本発明の第2実施例を示す埋込磁石型モータの、比較モデルの磁界解析による磁束線図である。 本発明の第2実施例を示す埋込磁石型モータと比較モデルの、通電による発生トルクの磁界解析による比較図である。 第1の従来技術における埋込磁石型モータの回転子構造を示す正断面図である。 第2の従来技術における極数と同数の永久磁石を有しない埋込磁石型モータの回転子構造を示す正断面図である。
符号の説明
1 回転子
2 回転子鉄心
2a 内側連結部
2b 磁極部
2c 接続部分
3 永久磁石
4 打抜孔
7 補強部材
11 回転子
12 回転子鉄心
14 永久磁石
15 孔部
16 磁気的な凹部
17 磁極の凸部
18 キー
22 空隙
100 埋込磁石型モータ
101 固定子
102 回転子
110 ギャップ
111 回転子鉄心
111a 磁極部
111b 内側連結部
112 永久磁石
112a 磁束発生面
113 シャフト
114 空隙
114a 漏れ磁束制限面
114b ガイド面
114c 空隙の頂点
114d 空隙の底面
115 漏れ磁束
116 空隙
117 空隙
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す埋込磁石型モータの正断面図である。
図1において、本発明の実施例を示す埋込磁石型モータ100は、固定子101と、前記固定子に径方向のギャップ110を介して対向する回転子102を有し、回転子は回転子鉄心111、シャフト113等からなり、回転子鉄心111には放射状に配置された極数と同数の永久磁石112が装着され、極数と同数の空隙114が設けられている。
図2は、本発明の埋込磁石型モータに用いられている、永久磁石を備えた回転子構造説明図である。
図2において、回転子鉄心111は、薄い積層鋼板を積層してなり、各極の中央の磁極部111aとその両側に永久磁石112を有する。各極の両側の永久磁石112の磁束の向きは、ある磁極部にはN極を互いに向かい合わせ、その隣の極ではS極を向かい合わせるように装着されている。そのため、永久磁石のN極が向かい合った磁極部はN極となり、永久磁石のS極が向かい合った磁極部はS極となる。それぞれの永久磁石の間の回転子鉄心の内周側には、多角形、例えばシャフト側の1辺が曲線となった略5角形の形状を有する空隙114が設けられている。
略5角形の形状を有する空隙114の永久磁石112の側面に近い両側の2辺は、永久磁石112の磁束発生面112aと平行に向かい合う平面を有する洩れ磁束制限部114aであり、回転子の回転による遠心力や駆動トルクに耐え、製造コスト上許され得る限りの隘路とすることで、永久磁石より発生する磁束の回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束を、高度に遮断することができる。
また、略5角形の形状を有する空隙114の、回転子の外周に近い頂点114cを挟む2辺を構成する斜平面は、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面114bであり、より多くの永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くことができる。なお、114dは、前記空隙114の底面である。
それぞれの永久磁石112の間の回転子鉄心111の内周側に設けられた前記空隙114は、図7に示した従来の埋込磁石型モータのような、永久磁石の内周側に位置する部分を持たない。つまり、前記空隙114は、それぞれの永久磁石112の底部と回転子鉄心111の内周面との間に位置する部分を有さない。そのため、永久磁石112を、より回転子鉄心111の内周側まで配置でき、永久磁石112の使用量に見合うより一層のトルク向上が得られる。なお、前記空隙114の内径側の面の径は、前記永久磁石112の底部の径以下に設定し、回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束の遮断効果を確実にしている。
図3は、本発明の埋込磁石型モータに用いられている、回転子鉄心111の略5角形の形状を有する空隙114の形状の例を説明する図である。
略5角形の形状を有する空隙114は、図2に示した形状に限られるものではなく、近似する形状であれば同等の効果を発揮する。そのため、以下に説明する形状であっても良い。
図3(a)に示す空隙114は5角形であり、各面を直線的に形成した基本的な形状である。(b)はシャフトに近い内周側の前記底面114dと前記ガイド面114bを空隙114内に突出する曲線、つまり円弧状とした形状である。つまり、略5角形の形状は、5角形を構成する5辺のいずれかを、直線でなく曲線とする形状を含んでいる。(c)は、前記空隙114の角部を円弧状に形成した、つまり、略5角形の5つの頂点の全て、またはいずれかに角Rをつけた形状を含んでいる。(d)は、回転子の外周に近い頂点を挟む2辺のガイド面114bを1つの曲線とした形状であり、空隙114が比較的小さいとき、形状を簡略化する場合に、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導く支障にならない範囲で用いることがある。
図4は、本発明の第2実施例を示す埋込磁石型モータの、磁界解析による磁束線図である。
図4において、第1実施例の回転子が8極であったのに対し、本第2実施例の回転子は10極であり、各極の中央の磁極部121aとその両側に永久磁石122を有する。各極の両側の永久磁石122の磁束の向きは、ある磁極部にはN極を互いに向かい合わせ、その隣の極ではS極を向かい合わせるように装着されている。そのため、永久磁石のN極が向かい合った磁極部はN極となり、永久磁石のS極が向かい合った磁極部はS極となる。それぞれの永久磁石112の間の回転子鉄心111の内周側には、略5角形の形状を有する空隙114が設けられている。
略5角形の形状を有する空隙の永久磁石に近い両側の2辺は、永久磁石の磁束発生面と平行に向かい合う平面を有する洩れ磁束制限部114aであり、回転子の回転による遠心力や駆動トルクに耐え、製造コスト上許され得る限りの隘路とすることで、永久磁石より発生する磁束の回転子鉄心の内側連結部111bへの漏れ磁束が飽和し、高度に遮断されていることが磁束線より確認できる。
また、略5角形の形状を有する空隙114の、回転子の外周に近い空隙の頂点114cを挟む2辺を構成する斜平面は、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面114bであり、より多くの永久磁石の磁束を回転子の外周へ導くことが磁束線より確認できる。
図5は、本発明の第2実施例を示す埋込磁石型モータに用いられている、回転子鉄心111の略5角形の形状を有する空隙114の効果を確認するための、比較モデルの磁界解析による磁束線図である。
図5において、(A)は、前記空隙がないモデルの磁界解析による磁束線図である。永久磁石112より発生する磁束の回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束115が多くなっている。
(B)は、前記空隙114の、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面がない小さい台形状の空隙116を有するモデルの磁界解析による磁束線図である。永久磁石112より発生する磁束の空隙116の上部の磁束線が滞っている。また、空隙116が小さくなったため、回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束の遮断も悪化している。
(C)は、前記空隙114の、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面114bも、回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束制限面114aとした大きい台形状の空隙117を有するモデルの磁界解析による磁束線図である。永久磁石112より発生する磁束の回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束の遮断は充分であるが、回転子の外周へ導くべき磁束をも妨げている。
図6は、図4及び図5に示した第2実施例の埋込磁石型モータと比較モデルの、通電による発生トルクの磁界解析による比較図である。
図6に示すように、それぞれの永久磁石112の間に設ける回転子鉄心111の空隙114の形状を、回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束制限面114aと、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面1114bとを有する、略5角形とした、第2実施例の埋込磁石型モータのトルクが、比較モデル(A)、(B)、(C)に勝るのである。
以上説明したように、本発明によると、回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束を高度に遮断し、より多くの永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くことで、永久磁石112の使用量に見合うトルク向上が得られ、極数や回転子の外径、シャフト径の変化に広く対応できる一貫的で、単純な形状の回転子鉄心111の空隙114を有する埋込磁石型モータを提供することができる。
本発明が特許文献1と異なる部分は、空隙114の形状を、洩れ磁束の遮断と補強部材の要求品質を満たすように決定するのではなく、洩れ磁束の遮断とより多くの永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面114bを有する略5角形とした部分である。
本発明が特許文献2と異なる部分は、極数と同数の永久磁石112を有する埋込磁石型モータに対して、空隙114の形状を、回転子鉄心111の内側連結部111bへの漏れ磁束制限面114aと、永久磁石112の磁束を回転子の外周へ導くガイド面114bとを有する、略5角形とした部分である。
本発明は、固定子と、前記固定子に径方向のギャップを介して対向する回転子を有し、前記回転子の各極の中央の磁極部とその両側に放射状に配置された極数と同数の永久磁石を有する埋込磁石型モータに適用して、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を高度に遮断し、より多くの永久磁石の磁束を回転子の外周へ導くことで、永久磁石の使用量に見合うトルク向上が得られる埋込磁石型モータを製造、提供する分野に利用することができる。

Claims (9)

  1. 固定子と、前記固定子に径方向のギャップを介して対向する回転子を有する埋込磁石型モータであって、
    前記回転子の各極の中央の磁極部とその両側に放射状に配置された極数と同数の永久磁石を有し、それぞれの永久磁石の間の回転子鉄心の内周側に、空隙が設けられ、
    前記空隙が、
    前記永久磁石の磁束発生面である側面と対向し、前記回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束を制限する漏れ磁束制限面と、
    前記回転子の外周に近い頂点を挟む2辺を構成し、永久磁石の磁束を回転子の外周へ導くガイド面と
    備え略5角形であることを特徴とする埋込磁石型モータ。
  2. 前記回転子鉄心前記略5角形の空隙以外の空隙を有さないことを特徴とする請求項1に記載の埋込磁石型モータ。
  3. 前記空隙の、回転子鉄心の内側連結部への漏れ磁束制限面は、永久磁石の磁束発生面と平行に向かい合う平面であることを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  4. 前記空隙の各面を、直線的に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  5. 前記空隙の内径側の面、および前記ガイド面を円弧状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  6. 前記空隙の各面の角部を円弧状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  7. 前記空隙の前記回転子の外周に近い頂点を挟むガイド面を1つの曲面としたことを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  8. 前記空隙の内径側の面の径が、前記永久磁石の底部の径以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
  9. 前記空隙は、それぞれの永久磁石の底部と回転子鉄心の内周面との間に位置する部分を有さないことを特徴とする請求項1または2に記載の埋込磁石型モータ。
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