JP6394223B2 - タイヤ状態評価システムおよびタイヤ状態評価方法 - Google Patents

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本発明は、タイヤの表面温度を測定し、その温度情報を監視することによりタイヤの状態を評価するタイヤ状態評価システムおよびタイヤ状態評価方法に関する。
従来、タイヤの温度を測定する為のタイヤ表面温度計測装置を車両やタイヤの所定の位置に配設し、このタイヤ表面温度計測装置で測定したタイヤの表面温度や内面温度に基づいてタイヤの状態を評価する技術がある。
例えば、本出願人が出願した特許文献1には、少なくとも一本のタイヤに対して設けたタイヤ幅方向全体のタイヤ表面温度を測定し得るタイヤ表面温度計測装置と、該タイヤ表面温度計測装置で測定したタイヤ表面温度について所定の温度帯毎に明度又は色調で表したタイヤ表面温度分布の熱画像を作成する制御部と、該制御部で作成した熱画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするタイヤ表面温度の監視システムが記載されている。
また、特許文献2には、走行中のタイヤの表面温度を検出して当該タイヤの性能を評価する方法であって、車体のタイヤに対向する位置に、2次元的に配列された熱検知素子から成る熱画像センサを取付けて走行中のタイヤの表面の温度分布を検出し、この検出された表面温度の分布状態に基づいて当該タイヤの性能を評価するタイヤ性能評価方法が記載されている。
特開2005−263158号公報 特開2005−351705号公報
ここで、空気入りタイヤでは、異常発熱等の耐久性に関する評価以外の性能が求められる場合がある。例えば、空気入りタイヤの走行性能として、冬場等の低温環境で、空気入りタイヤでの走行性能の評価が可能となると、空気入りタイヤの性能をより高精度に評価することが可能となる。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空気入りタイヤの走行性能、特に低温環境での空気入りタイヤの走行性能を評価することができるタイヤ状態評価システムおよびタイヤ状態評価方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、タイヤ状態評価システムであって、少なくとも一本のタイヤに対して設けたタイヤ幅方向及びタイヤ周方向の少なくとも一方のタイヤ表面温度の分布を測定するタイヤ表面温度計測装置と、前記タイヤが接地している路面の温度を測定する路面温度計測装置と、前記タイヤ表面温度計測装置で計測した前記タイヤの表面温度に基づいて、前記タイヤの表面温度の分布を示す画像を生成する制御部と、走行区間と前記路面の温度と前記タイヤの表面温度の分布とを評価する条件を記憶する記憶部と、前記制御部で生成した画像を表示させる表示部と、を有し、前記タイヤの表面温度の分布を評価する条件は、前記路面の温度と、前記走行区間における前記タイヤの範囲の温度の頻度分布と、を組み合わせた条件であり、前記路面の温度を評価する条件は、前記路面の温度が閾値以下であるかを含み、前記タイヤ表面温度計測装置は、前記タイヤの表面の画像を取得し、画像に基づいて前記タイヤの表面の温度分布を検出し、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記路面の温度と前記タイヤの表面温度の頻度分布を評価する条件に基づいて、前記路面の温度と前記温度分布を評価し、評価結果の画像を生成し、かつ、前記路面の温度が閾値より高い場合、評価対象外と判定することを特徴とする。
また、前記タイヤの範囲の温度の頻度分布を評価する条件は、閾値温度以上の割合が閾値割合以上であるかを含み、前記制御部は、前記閾値温度以上の割合が閾値割合以上である場合、良品であると評価することが好ましい。
また、前記閾値温度は、80℃以上であり、前記閾値割合は、70%以上であることが好ましい。
また、前記路面の温度の閾値は、15℃以下であることが好ましい。
また、前記路面温度計測装置は、前記タイヤ表面温度計測装置が取得した前記タイヤの表面の画像に含まれる路面の画像に基づいて、前記路面の温度を計測することが好ましい。
また、前記タイヤは、周回コースを走行し、前記走行区間は、前記周回コースに設定された一部の区間であることが好ましい。
また、前記タイヤは、周回コースを走行し、前記タイヤの表面温度の分布を評価する条件は、所定の温度以上の割合が閾値割合以上となる周回数が閾値周回数以下であるかを含み、前記制御部は、前記所定の温度以上の割合が閾値割合以上となる周回数が閾値周回数以下である場合、良品であると評価することが好ましい。
また、前記走行区間は、走行開始を基準として20km以上の範囲であることが好ましい。
また、前記タイヤの走行条件を検出する走行条件検出部をさらに有し、前記制御部は、前記走行条件検出部に基づいて、前記タイヤ表面温度の分布の結果と走行区間とを対応付けることが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明は、タイヤ状態評価方法であって、タイヤの表面の画像を取得し、取得した画像に基づいて少なくとも一本のタイヤに対して設けたタイヤ幅方向及びタイヤ周方向の少なくとも一方のタイヤ表面温度の分布を測定するステップと、取得したタイヤの表面の画像に含まれる路面の画像に基づいて路面の温度を測定するステップと、計測した前記タイヤの表面温度に基づいて、前記タイヤの表面温度の分布を示す画像を生成するステップと、前記路面の温度が閾値より高い場合、評価対象外と判定するステップと、前記路面の温度が閾値以下であり、予め設定した走行区間の前記タイヤの表面温度の頻度分布が閾値温度以上の割合が閾値割合以上である場合、良品であると評価するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、路面の温度に基づいて、走行環境を判定し、さらに温度の頻度分布を評価することで、低温環境での空気入りタイヤの走行性能を評価することができる。
図1は、本発明に係るタイヤ状態評価システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図3は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するための説明図である。 図4は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するための説明図である。 図5は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するための説明図である。 図6は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するための説明図である。 図7は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するためのグラフである。 図8は、タイヤ状態評価システムの処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、タイヤ状態評価システムの処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するためのグラフである。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、評価対象の構造体をタイヤとし、移動体を車両として、車両に取り付けられたタイヤの性能を評価する例を説明するが、タイヤの種類は限定されない。
図1は、本発明に係るタイヤ状態評価システムの概略構成を示すブロック図である。タイヤ状態評価システム1は、図1に示すように、タイヤTyの表面温度を測定するタイヤ表面温度計測装置2と、車両の走行条件を検出する走行条件検出部3と、後述する各種のデータベース等を格納する記憶手段4と、タイヤ表面温度計測装置2及び走行条件検出部3から出力される測定信号に基づいてタイヤの状態の評価を行うタイヤ状態評価手段5と、タイヤの状態の評価結果やタイヤ表面温度の測温結果等を表示する表示手段6と、運転者や同乗者等のオペレータが指示を行う入力手段7と、を備える。ここで、タイヤ表面温度計測装置2は、路面温度計測装置でもある。
タイヤ状態評価システム1は、タイヤが装着された車両に全ての構成が搭載されていても、車両にタイヤ表面温度計測装置2と走行条件検出部3のみが搭載されていてもよい。また、タイヤ状態評価システム1は、車両に装着されたタイヤに限定されず試験装置に装着され、試験装置で駆動されるタイヤの状態を評価してもよい。また、タイヤ状態評価システム1は、各部の間で情報を送受信する回線を有線としても無線としてもよい。
タイヤ表面温度計測装置2は、赤外線カメラであり、タイヤTyの表面の赤外線画像を取得し、赤外線画像に基づいてタイヤTyの表面の温度また温度分布を測定する。タイヤ表面温度計測装置2は、非接触でタイヤTyの表面の温度の分布を測定できればよく、赤外線画像以外の画像を取得してタイヤTyの表面の温度を測定してもよい。本実施形態のタイヤ表面温度計測装置2は、タイヤ幅方向TWの全域を含む範囲の赤外線画像を取得する。タイヤ表面温度計測装置2は、画像で、タイヤの表面温度(タイヤ表面の温度)を計測することで、画素単位でタイヤの表面温度を検出することができる。
また、タイヤ表面温度計測装置2は、撮影したタイヤTyの表面の赤外線画像、つまり測定したタイヤ表面温度の情報を、その測定箇所の情報(座標情報)と共にタイヤ状態評価手段5に送る。タイヤ表面温度計測装置2は、タイヤ表面における測定箇所の座標(X,Y)の情報と当該測定箇所におけるタイヤ表面温度の情報との関係を一意に定めて送信する。尚、ここでは、X方向を図1に示すタイヤ幅方向TWとし、Y方向をタイヤ周方向とする。なお、タイヤ表面温度計測装置2で撮影した赤外線画像と位置との対応付けの処理は、タイヤ状態評価手段で実行してもよい。
また、タイヤ表面温度計測装置2は、タイヤTyの表面の画像に、路面の画像を含んで取得する。つまり、タイヤ表面温度計測装置2は、路面とタイヤTyの表面の画像を取得する。画像には、タイヤTyの幅方向内側及び幅方向外側の少なくとも一方の路面の画像が含まれる。タイヤ表面温度計測装置2は、赤外線画像に基づいて、路面の温度を測定する。本実施形態のタイヤ状態評価システム1は、タイヤ表面温度計測装置2を用いて路面の温度を検出したがこれに限定されない。タイヤ状態評価システム1は、タイヤ表面温度計測装置2とは別に路面の温度を計測する装置を設けてもよい。
走行条件検出部3は、タイヤTyが装着された車両の走行条件、例えば走行位置、走行速度(タイヤの回転数)等の情報を取得する。走行条件検出部3は、加速度センサによる検出結果や、車両に入力される操作情報を取得し、走行条件として抽出する。走行条件検出部3は、検出した走行条件をタイヤ状態評価手段5に送る。
記憶手段4は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等の磁気記録媒体であって、処理に用いる各種情報を記憶している。記憶手段4は、温度分布情報格納部41と、評価条件格納部42と、を有する。
先ず、温度分布情報格納部41は、タイヤ表面温度計測装置2で計測した結果の表示に用いる各種情報を記憶している。温度分布情報格納部41は、複数段階の温度帯の情報と当該温度帯における色調又は明度又は色相等の情報(以下「色情報」という。)との関係を示す情報が記憶されている。温度分布情報格納部41は、少なくとも五段階以上の温度帯(色)が設定されていることが好ましい。温度と色情報との対応関係は、利用者が変更できるように複数記憶されていてもよい。また、温度分布情報格納部41は、タイヤ表面温度計測装置2で計測した結果を表示するためのフレーム情報(どの位置にどの情報を表示させるかの情報)を記憶していてもよい。
次に、評価条件格納部42は、タイヤ表面温度計測装置2で計測したタイヤの表面温度を評価する基準の情報、つまり評価条件が記憶されている。評価条件には、評価する対象の走行区間の情報、温度の頻度分布を評価する基準の情報、路面の温度を評価する基準の情報等が含まれる。評価条件格納部42は、評価条件を複数有することが好ましい。これにより、複数の基準で評価を行うことができる。評価条件については、後述する。
次に、タイヤ状態評価手段5は、制御部51を備えている。制御部51は、処理を行うCPU(中央演算処理装置)等を有し、タイヤ表面温度計測装置2で取得したタイヤ表面温度の情報に基づいて、タイヤの状態を評価する処理を実行する。制御部51は、温度分布検出部51Aと、路面温度検出部51Bと、表示処理部51Cと、タイヤ状態評価部51Dと、を有する。
温度分布検出部51Aは、タイヤ表面温度計測装置2で測定されたタイヤ表面温度を取得し、各種処理が実行できるデータに変換する。
路面温度検出部51Bは、タイヤ表面温度計測装置2で測定された路面の温度を取得し、各種処理が実行できるデータに変換する。なお、路面温度検出部51Bは、温度分布検出部51Aと一体としてもよい。
表示処理部51Cは、温度分布検出部51Aで生成された温度分布のデータや、評価結果に基づいて表示手段6に表示させる画像を生成し、表示手段6に出力する。
タイヤ状態評価部51Dは、評価条件格納部42から評価条件を取得し、温度分布検出部51Aで生成された温度分布の情報を評価条件に基づいて評価し、タイヤの状態を評価する。タイヤ状態評価部51Dによる処理は後述する。
ここで、制御部51の温度分布検出部51A、路面温度検出部51B、表示処理部51C及びタイヤ状態評価部51Dの各種処理機能は、CPU、記憶手段4、表示手段6及び入力手段7等を制御するタイヤ状態評価プログラムにより実現される。例えば、このタイヤ状態評価プログラムには、上述した温度分布検出部51A、路面温度検出部51B、表示処理部51C及びタイヤ状態評価部51Dの処理機能をCPUに実行させる当該処理機能に対応した指令が設けられている。また、このタイヤ状態評価プログラムは、例えばCD−ROM等の光記録媒体に格納され、図示しない読取装置で読み込んでHDD等の磁気記録媒体に格納することにより評価処理を実行する。
表示手段6は、タイヤ状態評価手段5で評価した結果や、タイヤの温度分布の画像を表示させる。表示手段6は、パーソナルコンピュータ等の電子計算機のモニタや車両のダッシュパネルに配設されたモニタ等を用いることができる。
入力手段7は、利用者が各種情報を入力するデバイスである。入力手段7としては、パーソナルコンピュータ等の電子計算機のキーボードやマウス、又は車両の所定の位置(例えばダッシュパネル等)に配設されたスイッチやボタンやジョイスティック等を用いることができる。
次に、図2から図7を用いて、タイヤ状態評価システムの処理動作について説明する。図2は、それぞれタイヤ状態評価システムの処理動作の一例を示すフローチャートである。図3から図6は、それぞれタイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するための説明図である。図7は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するためのグラフである。図2に示す処理は、タイヤ状態評価システム1の各部でタイヤTyの評価に必要な各種情報を取得し、タイヤ状態評価手段5の制御部51の各部で処理を実行することで実現することができる。
タイヤ状態評価手段5は、タイヤ表面温度計測装置2で計測した結果を取得する(ステップS12)。ここで、タイヤ状態評価手段5は、タイヤ表面温度計測装置2で計測した結果として、所定以上の範囲の計測結果を取得する。タイヤ状態評価手段5は、温度の計測結果を取得したら、記憶手段4の評価条件格納部42に記憶されている評価条件を取得する(ステップS14)。タイヤ状態評価手段5は、計測結果を取得する前に評価条件を取得してもよい。
タイヤ状態評価手段5は、評価条件を取得したら、路面の温度(路面温度)を抽出する(ステップS16)。具体的には、タイヤ状態評価手段5は、路面温度検出部51Bにより、タイヤ表面温度計測装置2が取得した空気入りタイヤの周囲の路面に対応する部分の画像に基づいて、路面の温度を検出する。
タイヤ状態評価手段5は、路面温度を抽出したら、路面温度が基準温度以下かを判定する(ステップS18)。ここで、基準温度としては、例えば、15℃が例示される。基準温度は、空気入りタイヤが暖まりにくい環境を評価対象の空気入りタイヤを装着した車両が走行しているかを判定する基準の温度である。基準温度は、15℃以下とすることが好ましい。
タイヤ状態評価手段5は、路面温度が基準温度以下ではない(ステップS18でNo)、つまり路面温度が基準温度よりも高いと判定した場合、評価対象外と判定する(ステップS20)。
タイヤ状態評価手段5は、路面温度が基準温度以下である(ステップS18でYes)と判定した場合、温度の頻度分布を算出する(ステップS22)。タイヤ状態評価手段5は、評価条件に基づいて、評価の対象となる走行区間を決定し、走行区間における温度分布の履歴を抽出する。ここで、タイヤ状態評価手段5は、撮影画像の特定の領域の温度分布を抽出しても、画像に含まれる空気入りタイヤの領域の全ての温度分布を抽出してもよい。温度分布は、設定した温度範囲に分割し、複数の温度範囲のそれぞれの割合として抽出する。温度範囲は5℃でも10℃でも20℃でもよい。また、温度分布は、画像の面積、ピクセル量で評価すればよい。タイヤ状態評価手段5は、各温度範囲の割合を抽出した温度分布として算出し、対象の走行区間の温度分布を合算することで、温度の頻度分布(画像の割合、ピクセル量の分布)を算出する。
タイヤ状態評価手段5は、温度の頻度分布を算出したら、閾値割合≦閾値温度以上の頻度分布であるかを判定する(ステップS24)。閾値割合、閾値温度は、評価条件として予め設定されている割合、温度である。閾値割合と閾値温度は対応付けられた条件であり、条件としては、閾値温度80℃以上の割合が85%以上が例示される。
タイヤ状態評価手段5は、閾値割合≦閾値温度以上の頻度分布ではない、つまり閾値割合>閾値温度以上の頻度分布である(ステップS24でNo)と判定した場合、不適品であると判定する(ステップS26)。タイヤ状態評価手段5は、閾値割合≦閾値温度以上の頻度分布である(ステップS24でYes)と判定した場合、良品であると判定する(ステップS28)。
タイヤ状態評価手段5は、ステップS20、ステップS26及びステップS28のいずれかの判定を行った場合、結果を出力し(ステップS29)、本処理を終了する。ここで、タイヤ状態評価手段5は、表示処理部51Cで評価結果を示す画像を作成し、表示手段6に出力し、表示させる。
以下、図3から図7を用いて、計測結果の具体的な一例について説明する。なお、図3から図7は、サーキット等の周回コースを一周走行した場合のタイヤの温度状態を計測した結果である。タイヤ状態評価システム1は、図3に示すように、車両で走行した際のタイヤの表面温度を履歴として取得する。図3に示す画像182は、各位置で計測した温度を温度分布180で設定した色(明度、色相)で表示させている。なお、タイヤ状態評価システム1は、タイヤ表面温度計測装置2が画像を取得する間隔は任意の間隔としてよい。間隔が短いほどより精度の高い評価を行うことができ、間隔を長くするほど処理量を低減することができる。図3に示す画像182は、各位置で計測した図4に示すタイヤ表面温度計測装置2で取得したタイヤの表面の温度分布の画像192の内、範囲194の温度分布を表示しているものである。画像192は、計測した温度を温度分布190で設定した色(明度、色相)で表示させている。
図5及び図6は、図3及び図4とは異なる計測結果を示している。図5に示す画像182Aは、各位置で計測した温度を温度分布180で設定した色(明度、色相)で表示させている。図5に示す画像182Aは、各位置で計測した図6に示すタイヤ表面温度計測装置2で取得したタイヤの表面の温度分布の画像192Aの内、範囲194の温度分布を表示しているものである。画像192Aは、計測した温度を温度分布190で設定した色(明度、色相)で表示させている。
タイヤ状態評価システム1は、図3及び図5の位置Aから位置Aで取得された画像192,192Aの領域194の温度分布、つまり各温度範囲の面積を加算して、温度の頻度分布を算出する。図3及び図4に示す頻度分布が、図7の第1サンプルとなり、図5及び図6に示す頻度分布が、図7の第2サンプルとなる。第1サンプルは、閾値温度80℃以上の割合が85%以上となり、良品と判定される。第2サンプルは、閾値温度80℃以上の割合が85%未満であるため、不適品と判定される。
タイヤ状態評価システム1は、以上のように、路面温度と、走行区間におけるタイヤの表面温度の分布を算出し、路面温度が閾値温度以下であり、かつ、走行区間における閾値温度以上の頻度分布が閾値割合以上であるかを基準として、タイヤの状態を評価することでタイヤTyの温度が適切に上昇しているか、つまり、暖まりにくい環境下で、空気入りタイヤが適切に発熱しているかを計測することができる。これにより、タイヤの暖まりやすさを適切に評価することができる。これにより、例えば、レースの予選で性能を発揮するタイヤであるか否かを好適に判定することができる。
また、上記実施形態では、閾値温度80℃以上の割合が85%以上を評価基準としたが、これに限定されない。評価基準は、路面の温度等によって変動するが、例えば、閾値温度80℃以上の割合が70%以上を基準としてもタイヤの暖まりやすさを評価することができる。
また、上記実施形態では、閾値温度以上の頻度分布が、閾値割合以上であるかを基準としたが、さらにタイヤの暖まりを判定する基準を設けてもよい。タイヤ状態評価システム1は、例えば、頻度分布の形状を評価の対象としてもよい。一例として、頻度分布の形状が二次曲線で変化する、つまりピークが形成される形状であることが、直線で増加、減少するよりも好ましい。例えば、100℃以上の頻度分布のピーク<頻度分布全体のピークであることが好ましい。また、100℃以上の頻度分布の割合が20%以下であることが好ましい。また、閾値温度以上での分布の離散率を評価の対象としてもよい。
タイヤ状態評価システム1は、評価結果とともにタイヤの表面温度の計測結果として、タイヤの表面温度分布の算出結果のグラフも表示部に表示させることが好ましい。温度分布の算出結果を評価結果とともに表示することで、タイヤの状態をよりわかりやすく表示させることができる。タイヤの表面温度分布は、温度に応じて明度または色調を変化させる画像で表示させることが好ましい。
図8は、タイヤ状態評価システムの処理の一例を示すフローチャートである。図8を用いて、検出した温度分布と走行している位置との対応付けを行う処理及び走行区間に対応する温度分布の抽出処理の一例を説明する。つまり、タイヤの表面温度の計測で取得した結果を評価可能な状態に加工する処理について説明する。
タイヤ状態評価手段5は、タイヤ表面温度計測装置で取得した結果を取得し(ステップS30)、走行条件検出部3から走行データを取得する(ステップS32)。ここで、タイヤ表面温度計測装置で取得した結果と走行データとは、ともに同一の時間情報や同期情報が対応付けられている。
タイヤ状態評価手段5は、タイヤ表面温度計測装置で取得した結果と走行データとを取得したら、走行データに基づいて、評価対象の温度の期間を特定する(ステップS34)。つまり走行データに基づいて、評価対象として設定した期間(走行区間)に対応するタイヤ表面温度計測装置で取得した結果を特定する。タイヤ状態評価手段5は、特定した期間(特定した走行区間)のタイヤの温度分布の情報を算出する(ステップS36)。
タイヤ評価判定システム1は、図8に示すように抽出する区間を特定した後温度分布を算出することで、必要な個所の温度分布の情報を選択的に抽出することができる。これにより、必要な処理量を低減することができる。
次に、図9及び図10を用いて評価方法の他の一例について説明する。図9は、タイヤ状態評価システムの処理の一例を示すフローチャートである。図10は、タイヤ状態評価システムの処理動作の一例を説明するためのグラフである。図9に示す処理は、周回コースを走行するタイヤの状態を評価する場合の処理の一例であり、頻度分布を周回毎に検出し、周回毎の頻度分布に基づいて、タイヤの状態を評価する。
タイヤ状態評価手段5は、タイヤ表面温度計測装置2で計測した結果を取得する(ステップS12)。ここで、タイヤ状態評価手段5は、タイヤ表面温度計測装置2で計測した結果として、所定以上の範囲の計測結果を取得する。タイヤ状態評価手段5は、温度の計測結果を取得したら、記憶手段4の評価条件格納部42に記憶されている評価条件を取得する(ステップS14)。タイヤ状態評価手段5は、計測結果を取得する前に評価条件を取得してもよい。
タイヤ状態評価手段5は、評価条件を取得したら、路面温度を抽出する(ステップS16)。具体的には、タイヤ状態評価手段5は、路面温度検出部51Bにより、タイヤ表面温度計測装置2が取得した空気入りタイヤの周囲の路面に対応する部分の画像に基づいて、路面の温度を検出する。
タイヤ状態評価手段5は、路面温度を抽出したら、路面温度が基準温度以下かを判定する(ステップS18)。タイヤ状態評価手段5は、路面温度が基準温度以下ではない(ステップS18でNo)、つまり路面温度が基準温度よりも高いと判定した場合、評価対象外と判定する(ステップS20)。
タイヤ状態評価手段5は、路面温度が基準温度以下である(ステップS18でYes)と判定した場合、周回毎の温度の頻度分布を算出する(ステップS50)。タイヤ状態評価手段5は、評価条件に基づいて、温度の頻度分布を算出する処理を周回毎に別々に行い各周回での温度の頻度分布を算出する。
タイヤ状態評価手段5は、周回毎の温度の頻度分布を算出したら、閾値割合≦閾値温度以上の頻度分布となる周回数を算出する(ステップS52)。タイヤ状態評価手段5は、閾値割合≦閾値温度以上の頻度分布となる周回数を算出したら、周回数≦閾値周回数であるかを判定する(ステップS54)。閾値周回数は、予め設定した周回数である。閾値周回数としては、例えば4周である。
タイヤ状態評価手段5は、周回数>閾値周回数である(ステップS54でNo)と判定した場合、不適品であると判定する(ステップS56)。タイヤ状態評価手段5は、周回数≦閾値周回数である(ステップS54でYes)と判定した場合、良品であると判定する(ステップS58)。
タイヤ状態評価手段5は、ステップS20、ステップS56及びステップS58のいずれかの判定を行った場合、結果を出力し(ステップS60)、本処理を終了する。ここで、タイヤ状態評価手段5は、表示処理部51Cで評価結果を示す画像を作成し、表示手段6に出力し、表示させる。
タイヤ状態評価システム1は、図9に示すように所定の温度以上の割合を周回毎に計測することで、図10に示す第3サンプル、第4サンプル、第5サンプル及び第6サンプルのように、計測ラップ(LAP)数(周回数)で生じる所定の温度以上の割合の変化を計測することができる。
タイヤ状態評価システム1は、以上のように、路面温度と、所定の温度以上の割合が閾値割合以上となる周回数が閾値周回数以下であるかを基準とし、所定の温度以上の割合が閾値割合以上となる周回数が閾値周回数以下である場合、良品であると評価することで、タイヤTyの温度が適切に上昇しているか、つまり、暖まりにくい環境下で、空気入りタイヤが適切に発熱しているかを計測することができる。これにより、タイヤの暖まりやすさを適切に評価することができる。これにより、例えば、レースの予選で性能を発揮するタイヤであるか否か、つまり、予選のタイム計測を行う段階で空気入りタイヤが適切に暖まっているかを好適に判定することができる。
また、タイヤ状態評価システム1は、評価対象の走行区間を、走行開始を基準として20km以上の範囲とすることが好ましい。これにより、タイヤ状態評価システム1は、走行開始時におけるタイヤの暖まりやすさを評価することができる。
また、タイヤ状態評価システム1は、タイヤが周回コースを走行する場合、走行区間を周回コースに設定された一部の区間とすることが好ましい。これにより、例えばタイヤが暖まり、グリップ力等が必要となる区間でのタイヤの状態を選択的に評価することができる。
1 タイヤ状態評価システム
2 タイヤ表面温度計測装置
3 走行条件検出部
4 記憶手段
5 タイヤ状態評価手段
6 表示手段
7 入力手段
41 温度分布情報格納部
42 評価条件格納部
51 制御部
51A 温度分布検出部
51B 路面温度検出部
51C 表示処理部
51D タイヤ状態評価部
TW タイヤ幅方向
Ty タイヤ

Claims (10)

  1. 少なくとも一本のタイヤに対して設けたタイヤ幅方向及びタイヤ周方向の少なくとも一方のタイヤの表面温度の分布を測定するタイヤ表面温度計測装置と、
    前記タイヤが接地している路面の温度を測定する路面温度計測装置と、
    前記タイヤ表面温度計測装置で計測した前記タイヤの表面温度に基づいて、前記タイヤの表面温度の分布を示す画像を生成する制御部と、
    走行区間と前記路面の温度と前記タイヤの表面温度の分布とを評価する条件を記憶する記憶部と、
    前記制御部で生成した画像を表示させる表示部と、を有し、
    前記タイヤの表面温度の分布を評価する条件は、前記路面の温度と、前記走行区間における前記画像におけるタイヤの範囲の温度の頻度分布と、を組み合わせた条件であり、
    前記路面の温度を評価する条件は、前記路面の温度が閾値以下であるかを含み、
    前記タイヤ表面温度計測装置は、前記タイヤの表面の画像を取得し、前記画像に基づいて前記タイヤの表面の温度分布を検出し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記路面の温度と前記タイヤの表面温度の分布を評価する条件に基づいて、前記路面の温度と前記温度分布を評価し、評価結果の画像を生成し、
    かつ、前記路面の温度が閾値より高い場合、評価対象外と判定することを特徴とするタイヤ状態評価システム。
  2. 前記画像におけるタイヤの範囲の温度の頻度分布を評価する条件は、閾値温度以上の割合が閾値割合以上であるかを含み、
    前記制御部は、前記閾値温度以上の割合が閾値割合以上である場合、良品であると評価することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ状態評価システム。
  3. 前記画像におけるタイヤの範囲の温度の頻度分布を評価する条件は、80℃以上の割合が70%以上であるかを含み、
    前記制御部は、前記80℃以上の割合が70%以上である場合、良品であると評価することを特徴とする請求項に記載のタイヤ状態評価システム。
  4. 前記路面の温度の閾値は、15℃以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のタイヤ状態評価システム。
  5. 前記路面温度計測装置は、前記タイヤ表面温度計測装置が取得した前記タイヤの表面の画像に含まれる路面の画像に基づいて、前記路面の温度を計測することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のタイヤ状態評価システム。
  6. 前記タイヤは、周回コースを走行し、
    前記走行区間は、前記周回コースに設定された一部の区間であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のタイヤ状態評価システム。
  7. 前記タイヤは、周回コースを走行し、
    前記タイヤの表面温度の分布を評価する条件は、所定の温度以上の割合が閾値割合以上となる周回数が閾値周回数以下であるかを含み、
    前記制御部は、前記所定の温度以上の割合が閾値割合以上となる周回数が閾値周回数以下である場合、良品であると評価することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のタイヤ状態評価システム。
  8. 前記走行区間は、走行開始を基準として20km以上の範囲であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のタイヤ状態評価システム。
  9. 前記タイヤの走行条件を検出する走行条件検出部をさらに有し、
    前記制御部は、前記走行条件検出部に基づいて、前記タイヤ表面温度の分布の結果と走行区間とを対応付けることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のタイヤ状態評価システム。
  10. タイヤの表面の画像を取得し、取得した画像に基づいて少なくとも一本のタイヤに対して設けたタイヤ幅方向及びタイヤ周方向の少なくとも一方のタイヤの表面温度の分布を測定するステップと、
    取得したタイヤの表面の画像に含まれる路面の画像に基づいて路面の温度を測定するステップと、
    計測した前記タイヤの表面温度に基づいて、前記タイヤの表面温度の分布を示す画像を生成するステップと、
    前記路面の温度が閾値より高い場合、評価対象外と判定するステップと、
    前記路面の温度が閾値以下であり、予め設定した走行区間の前記タイヤの表面温度の頻度分布が閾値温度以上の割合が閾値割合以上である場合、良品であると評価するステップと、を有することを特徴とするタイヤ状態評価方法。
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