JP6393866B1 - 服内環境冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣服からの落下を防止することができる服内環境冷却装置を提供する。
【解決手段】服内環境冷却装置1は、衣服に設けられた1対のテープ及び1対の務歯を備える線ファスナー8を、服内環境冷却装置の第1の位置X1から第2の位置X2まで挿通するための1対の溝部2を備え、1対の溝部2は、線ファスナー8のテープ81を挿通するためのテープ挿通部21と、線ファスナーの務歯82を挿通するため務歯挿通部22とをそれぞれ有し、テープ挿通部21は、溝部2の幅方向の断面において、務歯挿通部22から服内環境冷却装置1の外部まで連通しており、テープ挿通部21の幅W1は、線ファスナー8のテープの厚さTより大きく、線ファスナー8の務歯の幅W2より小さく、務歯挿通部22の幅は、線ファスナー8の務歯の幅W3より大きいことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣服の内側の温度を冷却するための服内環境冷却装置に関するものである。
従来から、衣服の内側の温度を冷却するために、服地部に取り付けられたファンを備える空調衣服が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の空調衣服では、衣服に服内環境冷却装置を取り付けるための開口を、服内環境冷却装置の形状に応じて設け、服内環境冷却装置に衣服の生地を挟み込む挟持部を設けて、開口の縁部を挟持部で挟み込んで、衣服に服内環境冷却装置を取り付ける構造であったため、衣服又は服内環境冷却装置に強い力が働くと、衣服が挟持部から抜け出て服内環境冷却装置が落下する虞があった。
特開2006−307354号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、より確実に衣服からの落下を防止することができる服内環境冷却装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる服内環境冷却装置は、衣服の外部に配置され、外部の空気を取り込む空気取込口と、衣服と該衣服を装着した人体の間の衣服内空間に配置され、前記空気取込口から取り込まれた空気を該衣服内空間に排出する空気排出口と、前記空気取込口から前記空気排出口に向かう空気流を生成する気流発生手段と、を備えた服内環境冷却装置であって、衣服に設けられた1対のテープ及び1対の務歯を備える線ファスナーを、服内環境冷却装置の第1の位置から第2の位置まで挿通するための1対の溝部を備え、1対の前記溝部は、前記線ファスナーのテープを挿通するためのテープ挿通部と、前記線ファスナーの務歯を挿通するため務歯挿通部とをそれぞれ有し、前記テープ挿通部は、前記溝部の幅方向の断面において、前記務歯挿通部から服内環境冷却装置の外部まで連通しており、前記テープ挿通部の幅は、前記線ファスナーのテープの厚さより大きく、前記線ファスナーの務歯の幅より小さく、前記務歯挿通部の幅は、前記線ファスナーの務歯の幅より大きいことを特徴とする。
ここで、服内環境冷却装置は、前記線ファスナーの引手に設けられた孔を係止してファスナーの引手を固定する突起部を備えることが好ましい。
また、液体を貯蔵する第1の液体貯蔵部と、前記第1の液体貯蔵部に貯蔵された液体を使って霧を発生させ、前記空気流に霧を供給する霧発生手段と、を備えることが好ましい。
また、前記霧発生手段は、超音波振動子タイプの霧発生装置であることが好ましい。
また、前記第1の液体貯蔵部は、前記第1の液体貯蔵部に液体を注入するための液体注入口を備えることが好ましい。
また、前記第1の液体貯蔵部は服内環境冷却装置の本体と一体的に形成されており、かつ、服内環境冷却装置の本体からは独立し、前記第1の液体貯蔵部より容積が大きい第2の液体貯蔵部と、前記第1の液体貯蔵部と第2の液体貯蔵部を連結して、第2の液体貯蔵部から前記第1の液体貯蔵部に液体を輸送するための液体輸送管と、を備えることが好ましい。
また、前記空気排出口の近傍に、前記空気排出口から排出された空気流の方向を変えるラッパ状の分流板を備えることが好ましい。
前記霧発生手段の霧発生面と対向する位置まで前記分流板が延伸されていることが好ましい。
服内環境冷却装置を衣服のベルトに引っ掛けるための、下方に向けて開口を有するフック状のベルト装着用部材を備えることが好ましい。
また、通信端末と通信するための通信手段と、前記通信手段により入力された制御信号に基づき、前記気流発生手段及び/又は前記霧発生手段の動作を制御する制御手段とを更に備えることが好ましい。
また、前記液体貯蔵部に貯蔵された液体が、香水又は薬剤を含むことが好ましい。
本発明の服内環境冷却装置は、服内環境冷却装置の溝部に衣服のファスナーが挿通された状態で、溝部によってファスナーが係止されるので、衣服又は服内環境冷却装置に強い力が働いた場合であっても、衣服から服内環境冷却装置が抜け落ちることを防止することができる。
本発明にかかる服内環境冷却装置を線ファスナーに取り付けた状態を示す斜視図であり、(a)は正面側から見た図であり、(b)は背面側から見た図。 同装置を衣服に取り付けた状態で側方からみた断面図。 同装置が取り付けられる衣服の斜視図。 同衣服に取り付けられる線ファスナーの斜視図。 同装置の溝部に衣服の線ファスナーを挿通するプロセスを説明する斜視図であり、(a)は一方のテープの先端に設けられた蝶棒が溝部に挿通される前の状態、(b)は、一方のテープの先端に設けられた蝶棒が溝部に挿通された状態で、他方のテープの先端に設けられた蝶棒が溝部に挿通される前の状態を示す図。 同装置の溝部に衣服の線ファスナーを挿通した状態を示す断面図。 同装置の第2の部材の突起部で線ファスナーの引手に設けられた孔を係止した状態を示す斜視図。 同装置に第2の液体貯蔵部と電源ユニットを接続した状態を示す斜視図。 同装置に第2の液体貯蔵部と電源ユニットを接続した状態で、同装置を衣服に取り付けた状態を示す斜視図。 同装置の分解斜視図であり、(a)は同装置を正面側から斜めに見た図であり、(b)は背面側から斜めに見た図である。 同装置の第1の部材の本体部とリング状部材を組み立てるプロセスを説明する斜視図であり、(a)は第1の部材を背面側から斜めに見た図であり、(b)は正面側から斜めに見た図である。 同装置の第1の部材を縦方向に切断した斜視図。 同装置の第1の部材を衣服の線ファスナーで固定するプロセスを説明する正面図。 同装置を線ファスナーを用いて衣服に取り付ける方法を説明する斜視図であり、(a)は第1の部材を線ファスナーで固定した状態で第2の部材を第1の部材に取り付ける前の状態、(b)は第2の部材を第1の部材に取り付けた状態で、第3の部材を取り付ける前の状態を示す図である。 同装置を、開口を設けた衣服に、線ファスナーを用いずに取り付ける方法を説明する斜視図であり、(a)は同装置を衣服に取り付ける前の状態、(b)は同装置の第1の部材の円筒状部を衣服の開口に挿入した状態、(c)は同装置を衣服に取り付けた状態を示す図である。 同装置を衣服に装着しせず、ファスナーを閉じた状態の示す図である。 同装置を衣服に装着する状態の示す図である。
本願にかかる服内環境冷却装置の図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、服内環境冷却装置1は、衣服Cの外部に配置され、外部の空気を取り込む空気取込口11と、衣服Cと該衣服Cを装着した人体Hの間の衣服内空間Sに配置され、空気取込口11から取り込まれた空気を衣服内空間Sに排出する空気排出口12と、空気取込口11から空気排出口12に向かう空気流を生成するファン(気流発生手段)13とを備えている。なお、図2においては、後述するベルト装着用部材52を省略して示している。
図3,図4に示すように、衣服Cは、線ファスナー8が取り付けられた切り目80を備えている。服内環境冷却装置1は、線ファスナー8に取り付けられる。線ファスナー8は、1対のテープ81と、1対の務歯82と、1対のスライダー83と、1対の蝶棒84と、1対の箱85とを備えている。本実施形態においては、いわゆる頭合わせの線ファスナー8を用いており、線ファスナー8の両端において、蝶棒84とスライダー83及び箱85が分離できるようになっている。なお、衣服Cに対する線ファスナー8の設置方向は、図3に示すような横方向でなくてもよく、縦方向であってもよいし、斜め方向であってもよい。また、図3では衣服Cに2つの線ファスナー8を設置した場合を示したが、設置する線ファスナー8の数は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
図5(a),(b)及び図6と図12に示すように、服内環境冷却装置1は、線ファスナー8を、服内環境冷却装置の第1の位置Xから第2の位置Yまで挿通するための1対の溝部2を備えている。本実施形態では、上側に配置された溝部2を、線ファスナー8の第1の位置Xから挿入して第2の位置Yから引き出し、下側に配置された溝部2を、線ファスナー8の第2の位置Yから挿入して第1の位置Xから引き出した例を示している。1対の溝部2は、線ファスナー8のテープ81を挿通するためのテープ挿通部21と、線ファスナー8の務歯82を挿通するため務歯挿通部22とをそれぞれ有している。
図6及び図12に示すように、テープ挿通部21は、溝部2の幅方向の断面において、務歯挿通部22から服内環境冷却装置1の外部まで連通している。テープ挿通部21の幅W1は、線ファスナー8のテープ81の厚さTより大きく、線ファスナー8の務歯82の幅W2より小さく、務歯挿通部22の幅W3は、線ファスナー8の務歯82の幅W2より大きくなっている。
このような構造の服内環境冷却装置1によれば、服内環境冷却装置1の溝部2に線ファスナー8が挿通された状態で、溝部2によって線ファスナー8が係止されるので、例えば高所作業の現場等で衣服C又は服内環境冷却装置1に強い力が働いた場合であっても、衣服Cから服内環境冷却装置1が抜け落ちることを防止することができる。
また、本発明に係る服内環境冷却装置1では、線ファスナー8を用いて服内環境冷却装置1を取り付けるため、線ファスナー8の長さ方向の任意の位置に服内環境冷却装置1の取り付け位置を調整することが可能となる。
また、従来の空調衣服では、衣服に服内環境冷却装置を取り付けるための開口を、服内環境冷却装置の形状に応じて設け、服内環境冷却装置に衣服の生地を挟み込む挟持部を設けて、開口の縁部を挟持部で挟み込んで、衣服に服内環境冷却装置を取り付ける構造であったため、服内環境冷却装置を衣服から取り外した状態では開口が開いたままとなり、服内環境冷却装置を取り外した状態では通常の衣服として着用することができなかったが、図16に示すように本発明に係る服内環境冷却装置1では、服内環境冷却装置1を取り外した際、線ファスナー8を閉じることにより切り目80を塞ぐことができるので、服内環境冷却装置1を衣服Cから取り外した状態でも通常の衣服として着用することが可能となる。また、衣服Cへの線ファスナー8の取り付けは、衣服製造の際に一般的に行われる工程であるため、衣服Cの製造プロセスを大きく変更する必要もなく、コスト的なメリットも大きい。
図7に示すように、服内環境冷却装置1は、線ファスナー8のスライダー83の引手83aに設けられた孔83bを係止してスライダー83の引手83aを固定する突起部41を備えている。引手83aを突起部41に固定することによって、より確実に衣服Cからの服内環境冷却装置1の抜け落ちを防止することができる。
また、図1及び図2に示すように、服内環境冷却装置1は、液体を貯蔵する第1の液体貯蔵部14と、第1の液体貯蔵部14に貯蔵された液体を使って霧を発生させ、空気流に霧を供給する霧発生手段15と、を備えている。従来の服内環境冷却装置では、人体から出た汗を気化させることによって、衣服内空間の温度を冷却していたが、本発明に係る服内環境冷却装置1では、人体から出た汗の代わりに、霧発生手段15で発生した霧が気化する際の気化熱によって衣服内空間Sの温度を冷却するので、人体内の水分を過剰に消費することがない。例えば、砂漠など、高熱乾燥地域で生活している人の衣服のデザインは身体の水分を確保する為に頭から足まで覆うようなデザインが一般的であるが、本発明の服内環境冷却装置1を取り付けた衣服を使用すれば霧発生手段15から水分補給することができるので、高熱乾燥地域の服装に、より幅広いデザインの選択肢を提供することができ、機能性やファッション性を高めることができる。
霧発生手段15は、超音波振動子タイプの霧発生装置であることが好ましい。超音波振動子タイプの霧発生装置15は、円板状の圧電セラミックスを振動源として、高周波の交流電圧を印加することにより、第1の液体貯蔵部14内の液体を振動させて霧を発生させる。なお、第1の液体貯蔵部14内には、第1の液体貯蔵部14内の液体の量を検知する水量センサが設置される。
第1の液体貯蔵部14及び後述する第2の液体貯蔵部16に貯蔵する液体としては水の他、種々の液体を用いることができる。液体は香水又は薬剤を含んでいてもよい。ここで、薬剤には、医薬用の薬剤の他、消臭剤、芳香剤などのような非医薬用の薬剤が含まれる。液体に香水、消臭剤又は芳香剤を含ませることにより、体臭や汗のにおいを抑えることができる。また、液体に医薬用の薬剤を含ませることにより、虫刺され防止、疾患(例えば、皮膚疾患)の治療、予防及びかゆみ・苦痛の軽減が可能となる。
第1の液体貯蔵部14は、第1の液体貯蔵部14に液体を注入するための液体注入口42を備えている。この液体注入口42を介して液体を補充する。
また、図8及び図9に示すように、服内環境冷却装置1の本体と一体的に形成された第1の液体貯蔵部14とは別に、服内環境冷却装置1の本体からは独立し、第1の液体貯蔵部14より容積が大きい第2の液体貯蔵部16と、第1の液体貯蔵部14と第2の液体貯蔵部16を連結して、第2の液体貯蔵部16から第1の液体貯蔵部14に液体を輸送するための液体輸送管17とを設けるようにしてもよい。第2の液体貯蔵部16は例えば、衣服Cの胸ポケットに収納し、胸ポケットに設けられた孔から液体輸送管17を通して、液体輸送管17で第2の液体貯蔵部16の下部と第1の液体貯蔵部14を連結する。第2の液体貯蔵部16を第1の液体貯蔵部14より上方に配置することにより、ポンプ等を利用することなく、重力を利用して第2の液体貯蔵部16の液体を第1の液体貯蔵部14に供給することが可能となる。
このような構造によれば、液体の貯蔵量が多くなるので、服内環境冷却装置1を長時間使用した場合であっても、服内環境冷却装置1に頻繁に液体を補充する必要がない。
また、服内環境冷却装置1は、空気排出口12の近傍に、空気排出口12から排出された空気流の方向を変えるラッパ状の分流板51を備えている。このようなラッパ状の分流板51を備えることにより、空気排出口12から排出された空気流をより効率的に衣服内空間Sに放射状で分散させることができる。
分流板51は、霧発生手段15の霧発生面と対向する位置まで延伸されていることが好ましい。
服内環境冷却装置1は、服内環境冷却装置1を衣服のベルトに引っ掛けるための、下方に向けて開口を有するフック状のベルト装着用部材52を備えていてもよい。
なお、服内環境冷却装置1の電源は、服内環境冷却装置1の本体に設けてもよいが、図8に示したように、服内環境冷却装置1の本体とは別に電池ユニット6などの電源を設けるようにしてもよい。服内環境冷却装置1は、ユーザが電源スイッチ61を操作することにより服内環境冷却装置1のオン/オフが切り替えられ、ファン13、霧発生手段15、各種センサ及び制御基板などに電源が供給される。
また、制御基板には、スマートフォンSPなどの通信端末と通信するための通信手段としてのアンテナ及び送受信回路と、通信手段により入力された制御信号等に基づき、ファン13及び霧発生手段15などの動作を制御する制御手段としてのMPUが設置されている。ユーザは、スマートフォンSPにインストールされたアプリを操作することにより、服内環境冷却装置1のファン13及び霧発生手段15などの動作を制御することができる。
服内環境冷却装置1では、ファン13により、衣服Cの外部に配置された空気取込口11から外部の空気を取り込み、衣服Cと該衣服Cを装着した人体の間の衣服内空間Sに配置された空気排出口12から該衣服内空間Sに空気を排出して、空気取込口11から空気排出口12に向かう空気流を生成する。そして、霧発生手段15により、第1の液体貯蔵部14に貯蔵された液体を使って霧を発生させ、空気流に霧を供給する。そして、衣服内空間Sで霧を気化させることにより、その気化熱で衣服内空間Sの温度を冷却する。
次に、服内環境冷却装置1の衣服Cへの取付方法について説明する。図10では、ファン13が収納された第1の部材3と、第1の液体貯蔵部14、霧発生手段15及び制御基板等が収納された第2の部材4と、分流板51及びベルト装着用部材52を含む第3の部材5を組み立てることによって服内環境冷却装置1を構成した例を示している。図11及び図12に示すように、第1の部材3は、円筒状部31と該円筒状部31の一方の端部に形成された該円筒状部31の直径より外径が大きいつば部32とを有する本体部33と、該本体部33に挿入されるリング状部材34とを備えている。リング状部材34は、円筒状部31に嵌合できるようにリング状部材34の内径が円筒状部31の直径よりわずかに大きくなるように形成されている。また、リング状部材34の外径はつば部32の外径と同じになるように形成されており、リング状部材34とつば部32の外縁には、互いに対向するように突出部35,36が上述した第1の位置Xから第2の位置Yまで延びている。本体部33とリング状部材34は、例えば、接着剤又は超音波融着手段などで接合され、接合された状態で対向する突出部35,36が間隔を有することによりテープ挿通部21が確保される。
本体部33とリング状部材34が接合された状態で、図5に示すように、線ファスナー8の蝶棒84を第1の部材3の溝部2に挿通する。そして、図13に示すように、線ファスナー8の両端において、蝶棒84をスライダー83と箱85に挿入し、スライダー83を操作して線ファスナー8を閉じる。
第2の部材4は、第1の部材3の円筒状部31の嵌合する孔部43を備えており、図14に示すように第2の部材4を第1の部材3の円筒状部31に嵌合し、更に第2の部材4を第1の部材3の円筒状部31に嵌合させた状態で、引手83aの孔83bを突起部41に固定する。
また、第1の部材3はファン13の軸部分に嵌合突起37が形成されており、該嵌合突起37が第3の部材5の分流板51の、先端が広がっていない側の端部に嵌合され、服内環境冷却装置1が衣服Cに取り付けられる。
なお、本実施形態のように、第2の部材4を第1の部材3の円筒状部31に嵌合して、服内環境冷却装置1を組み立てる構造にすれば、第1の部材3と第2の部材4で衣服Cを挟み込むことができるため、図14に示すように、従来の線ファスナーを利用しない服内環境冷却装置が取り付けられる、開口100を設けただけの衣服C’にも本願の服内環境冷却装置1を取り付けることが可能となり、従来の服内環境冷却装置用の衣服C’との互換性が確保できるため、本発明の服内環境冷却装置の普及に有利である。
1 服内環境冷却装置
2 溝部
3 第1の部材
4 第2の部材
5 第3の部材
8 線ファスナー
11 空気取込口
12 空気排出口
13 ファン(気流発生手段)
14 第1の液体貯蔵部
15 霧発生手段
16 第2の液体貯蔵部
17 液体輸送管
21 テープ挿通部
22 務歯挿通部
41 突起部
42 液体注入口
51 分流板
52 ベルト装着用部材
81 テープ
82 務歯
83 スライダー
83a 引手
83b 引手に設けられた孔
84 蝶棒
85 箱
C 衣服
H 人体
S 衣服内空間
T テープ81の厚さ
W1 テープ挿通部の幅
W2 務歯82の幅
W3 務歯挿通部の幅
X 第1の位置
Y 第2の位置

Claims (11)

  1. 衣服の外部に配置され、外部の空気を取り込む空気取込口と、
    衣服と該衣服を装着した人体の間の衣服内空間に配置され、前記空気取込口から取り込まれた空気を該衣服内空間に排出する空気排出口と、
    前記空気取込口から前記空気排出口に向かう空気流を生成する気流発生手段と、を備えた服内環境冷却装置であって、
    衣服に設けられた1対のテープ及び1対の務歯を備える線ファスナーを、服内環境冷却装置の第1の位置から第2の位置まで挿通するための1対の溝部を備え、1対の前記溝部は、前記線ファスナーのテープを挿通するためのテープ挿通部と、前記線ファスナーの務歯を挿通するため務歯挿通部とをそれぞれ有し、前記テープ挿通部は、前記溝部の幅方向の断面において、
    前記務歯挿通部から服内環境冷却装置の外部まで連通しており、前記テープ挿通部の幅は、前記線ファスナーのテープの厚さより大きく、前記線ファスナーの務歯の幅より小さく、前記務歯挿通部の幅は、前記線ファスナーの務歯の幅より大きいことを特徴とする。
  2. 請求項1に記載の服内環境冷却装置において、
    前記線ファスナーの引手に設けられた孔を係止してファスナーの引手を固定する突起部を備えることを特徴とする。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の服内環境冷却装置において、
    液体を貯蔵する第1の液体貯蔵部と、前記第1の液体貯蔵部に貯蔵された液体を使って霧を発生させ、前記空気流に霧を供給する霧発生手段と、を備えることを特徴とする。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の服内環境冷却装置において、
    前記霧発生手段は、超音波振動子タイプの霧発生装置であることを特徴とする。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の服内環境冷却装置において、
    前記第1の液体貯蔵部は、前記第1の液体貯蔵部に液体を注入するための液体注入口を備える。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の服内環境冷却装置において、
    前記第1の液体貯蔵部は服内環境冷却装置の本体と一体的に形成されており、かつ、服内環境冷却装置の本体からは独立し、前記第1の液体貯蔵部より容積が大きい第2の液体貯蔵部と、前記第1の液体貯蔵部と第2の液体貯蔵部を連結して、第2の液体貯蔵部から前記第1の液体貯蔵部に液体を輸送するための液体輸送管と、を備えることを特徴とする。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の服内環境冷却装置において、
    前記空気排出口の近傍に、前記空気排出口から排出された空気流の方向を変えるラッパ状の分流板を備えることを特徴とする。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の服内環境冷却装置において、
    前記霧発生手段の霧発生面と対向する位置まで前記分流板が延伸されていることを特徴とする。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の服内環境冷却装置であって、
    服内環境冷却装置を衣服のベルトに引っ掛けるための、下方に向けて開口を有するフック状のベルト装着用部材を備えることを特徴とする服内環境冷却装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の服内環境冷却装置であって、
    通信端末と通信するための通信手段と、前記通信手段により入力された制御信号に基づき、前記気流発生手段及び/又は前記霧発生手段の動作を制御する制御手段とを更に備えることを特徴とする服内環境冷却装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の服内環境冷却装置であって、
    前記液体貯蔵部に貯蔵された液体が、香水又は薬剤を含むことを特徴とする服内環境冷却装置。
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