JP6393573B2 - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

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本発明は、撮像装置および撮像方法に関する。
具体的には、OB画素を基準に撮像素子から読出した画像の黒レベルを補正するあたり、OB画素と有効画素出力の誤差に基づく黒ずれを低減するようにした撮像装置に関する。
近年、撮像デバイスとして、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いた撮像装置が開発されている。該装置の撮像素子においては、OB(OpticalBlack)エリアと呼ばれるアルミニウム膜等によって遮光された画素領域を備えている。このOBエリアの出力値を撮像装置の黒レベルとするOBクランプを行う撮像装置が多い。
しかし、OBクランプによる黒レベル調整においては、OBエリアと有効画素部で出力レベルが異なる、いわゆるOB段差が発生する問題がある。このOB段差は、撮像素子の温度変化等により発生することが多い。OB段差が発生した状態でOBクランプすると出力信号値に誤りが生じる。例えば、画像の黒レベルが適切でない、輝度が低く見える、色相がずれて見える等の現象が生じる。
図1は、上段より、左端を基準に段々と明るくなるようなリニアリティを有する被写体、OB段差がない場合におけるOBクランプ前の出力特性図、OB段差がない場合におけるOBクランプ後の出力特性図を示している。
OB段差がない場合において、中段の出力特性図においてOBクランプを行うと、最下段の出力特性図のように出力特性図はリニアリティを保ったままとなる。
一方、図2は、上段より、左端を基準に段々と明るくなるようなリニアリティを有する被写体、OB段差がある場合におけるOBクランプ前の出力特性図、OB段差がある場合におけるOBクランプ後の出力特性図を示している。
OB段差ありの場合には、中段の出力特性図においてOBクランプを行うと、最下段の出力特性図のようになる。最下段の出力特性図からも明らかなように、OBクランプ後の出力特性図はリニアリティを保たれず、本来再現されるべき階調が欠落してしまう。
上述のようなOB段差がある場合におけるOBクランプの問題を回避するための背景技術として、特開2005−176062号公報(特許文献1)がある。この公報には、「露光した光信号を電気信号へと変換する複数画素を備え、複数の画素は有効画素部と光学的黒領域部(OB部)とからなる撮像素子と、撮像素子の有効画素部内の全範囲もしくは一部範囲の出力値の最小レベルを検出する最小出力検出手段と、OB部の全範囲もしくは一部範囲の出力信号の平均値を算出するOB積分手段と、を備え、有効画素部範囲内のダークレベルがOB部の出力よりも小さいときには、有効画素部内のダークレベルをもって撮影画像のダークレベルのクランプを行う。」と記載されている。
特開2005−176062号
しかしながら、このようなOB段差の対処においては、OB画素出力値以下の信号レベルとなる画素の有無により黒レベルの基準を調整するが、画面全体におけるOB画素出力値以下の信号レベルとなる画素数を考慮していない。ゆえに、OB画素出力値以下となる画素数が極少数であっても、ダークレベルでのクランプを実行してしまい黒浮き等の弊害を起こすことが懸念される。具体的な事例を図3に示す。図3は、図1のようなOB段差がない状態に局所的なシェーディングを発生させた状態を示す図である。このとき、黒潰れにおける信号レベルに基づいて黒レベル補正を行うと、最下段の出力特性図のようになり、映像全体としてみた場合、補正することで黒浮き等の誤補正が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、OBクランプを行う撮像装置において、局所的な信号レベル変動やシェーディングの影響を受けず、精度良く黒レベル補正することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体からの入射光を電気信号に光電変換する画素を備え、画素は有効画素部とOBエリアとからなる撮像素子を含む撮像部と、有効画素部から出力される電気信号の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、有効画素部における画素のうち、画素出力値が前記OBエリアから出力される電気信号よりも小さい画素の数を検出するヒストグラム検出部と、画素の数に基づいて黒潰れ判定を行う黒潰れ判定部と、判定結果に基づいて、黒レベル補正部において黒レベルを補正するために用いられる黒レベル補正値を決定するシステム制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、局所的な信号レベル変動やシェーディングの影響を受けず、精度良く黒レベル補正することができる。
OB段差がない時にOB画素出力値により黒レベル補正した場合の効果を説明する図である。 OB段差発生時にOB画素出力値により黒レベル補正した場合の弊害を説明する図である。 局所的な黒潰れがある環境下において、OB画素出力値以下の出力レベルに基づき黒レベル補正した場合の弊害を説明する図である。 実施例1を実現する撮像装置のブロック図である。 OB段差検出部405が黒潰れを検出する方法の一例を説明する図である。 黒潰れ画素数信号504の出力特性及び黒潰れ大きさ閾値及び黒潰れ継続時間閾値の定め方を説明する図である。 黒レベル補正部403の制御方法について説明したフローチャートである。 黒潰れが検出されない場合における黒レベル補正値の変化を説明する図である。 黒潰れ検出時の黒レベル補正値の変化を説明する図である。 有効画素部における黒潰れ検出エリアを複数に分割した様子を説明する図である。 実施例2を実現する撮像装置のブロック図である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、撮像素子の全有効画素部を対象として黒レベル補正値の算出を行う場合の例を説明する。
図4は、本発明における撮像装置の構成の一例を説明する図である。
撮像装置は、撮像部401、利得調整部402、黒レベル補正部403、画像信号処理部404、OB段差検出部405、システム制御部406を有する。
撮像部401は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含むレンズ群や、CCDまたはCMOSなどの撮像素子から構成され、撮像素子で受光した光学像を光電変換し、撮像信号として出力する。
利得調整部402は、CDS(Correlated double sampling)やAGC(Automatic Gain Control)や、AD(Analog to digital)コンバータ等から構成され、撮像部401からの出力信号を増幅する。
黒レベル補正部403は、撮像部401において出力される信号の黒レベルを補正するものであり、初期状態はOB画素の出力を黒レベルとして処理(OBクランプ)し、処理した撮像信号407は画像信号処理部404およびOB段差検出部405に出力される。本実施例における詳細な補正方法は後述する。
画像信号処理部404は、撮像信号407に所定の処理を行い映像信号408を出力する。なお、所定の処理とは、黒レベル補正部403からの画像信号にノイズ除去、ガンマ補正、輪郭強調、フィルタ処理、ズーム処理、手ぶれ補正、画像認識などの画像信号処理及び、TVやストレージなどへの入力機器の信号フォーマットに変換する出力インタフェース処理である。出力インタフェース処理とは、例えば、NTSCやPALのビデオ出力に変換するものであり、例えば、HDMI(登録商標)信号に変換するものであり、例えば、ネットワーク伝送のために所定の信号に変換するものである。
OB段差検出部405は、撮像信号407に基づいて黒潰れの有無を検出する。本実施例における詳細な黒潰れの判定方法については、後述する。
システム制御部406は、OB段差検出部405から得た黒潰れ判定信号409、OB画素平均値信号410、黒潰れ画素平均値信号411に基づいて、黒レベル補正部403において黒レベル補正を行うための黒レベル補正信号412を求める。また、撮影シーンに応じて露光状態が最適になるように、撮像部401の露光時間を制御するシャッタ速度制御信号413、利得調整部402の信号利得を制御する利得調整信号414を出力する。
図5は、OB段差検出部405がOB段差を検出する方法の一例を説明する図である。
OB段差検出部405は、OB画素出力値平均部501、ヒストグラム検出部502および黒潰れ判定部503を有する。
OB段差検出部405には、黒レベル補正部403から出力された撮像信号407が入力され、OB画素出力値平均部501およびヒストグラム検出部502に入力される。
OB画素出力値平均部501は、黒レベル補正部403から出力された撮像信号407のうち、OB部から出力される信号レベルの平均値を算出する。求められた平均値は、OB画素平均値信号410としてヒストグラム検出部502に出力されるとともに、不図示のシステム制御部406に出力される。
次に、ヒストグラム検出部502では、撮像信号407における有効画素部の出力値のヒストグラムを取得し、OB画素平均値信号410以下の信号レベルとなる画素数を求め、この画素数を黒潰れ画素数信号504として出力する。併せて、OB画素平均値信号410以下の画素における信号レベルの平均値を算出し、黒潰れ画素平均値信号411として出力する。
黒潰れ判定部503は、ヒストグラム検出部502から入力された黒潰れ画素数信号504に基づいて、黒潰れの有無を判定する。該判定結果を黒潰れ判定信号409として、不図示のシステム制御部406に出力する。以下、図6を用いて黒潰れの判定方法を説明する。
図6は、黒潰れ画素数信号504の時間経過に応じた出力特性を示す図である。横軸は黒潰れの時間変化を表し、縦軸は黒潰れ画素数を表している。
黒潰れ画素は、撮像素子の周囲温度、露光時間によって変化するため、黒潰れ画素数信号504も時間的に変化する。また、OB段差は撮像装置で使用するゲインでも強調されるため、撮像装置が動作する間、常に変化する。
本実施例においては黒潰れ判定部503における判定には、黒潰れの大きさに加えて、黒潰れが継続する時間も考慮する。
黒潰れの大きさに基づく判定は、具体的には、黒潰れ大きさ閾値δXを設定し、黒潰れ画素数信号504の閾値δXに対する大小関係より判定を行う。尚、黒潰れ画素数信号504を判定に用いる代わりに、黒潰れ画素数信号504を撮像素子の有効画素で除算した値に基づいて判定を行ってもよい。
黒潰れの継続時間に基づく判定は、具体的には、黒潰れ継続時間閾値δtを設定する。そして、黒潰れ画素数信号504が黒潰れ大きさ閾値δXを超える時間が黒潰れ継続時間閾値δtより連続的に長く継続されるようであれば、黒潰れ継続時間が長いと判断される。
以上の2つの判定閾値を満たした場合、黒潰れ判定部503は画面内に黒潰れが有りと判定し、黒潰れ判定信号409をシステム制御部406に出力する。
次に、システム制御部406による、黒レベル補正部403の制御方法について、図7に示すフローチャートを参照し説明する。
本フローチャートにおいては、撮像装置の電源が挿入され、システム制御部406により黒レベル補正信号412はOB画素平均値信号410に基づき初期化され、固定値制御されていると仮定する。また、黒潰れ判定信号409はLowレベル出力時を黒潰れ無し、Highレベル出力時を黒潰れ有りとして取り扱う。
まず、黒潰れ判定部503から出力される黒潰れ画素数信号504を監視し、黒潰れの大きさを判定する(ステップ701)。
このとき、黒潰れ画素数信号504が所定の閾値(図6のδX)よりも小さい場合は、黒潰れが小さいと判断され、システム制御部406に黒潰れ判定信号409をLowレベルで出力する(ステップ705)。
システム制御部406は、これを受けOB画素平均値信号410に基づき黒レベル補正信号412を出力する(ステップ706)。そして黒レベル補正信号412に基づいて黒レベル補正部403は、黒レベル補正を行う。そして黒レベル補正の処理を終了する。
一方、黒潰れ画素数信号504が所定の閾値(図6のδX)よりも大きい場合は、黒潰れが大きいと判断し、黒潰れの継続時間判定に進む(ステップ702)。
黒潰れ継続時間判定では、黒潰れが継続する時間を計測し、所定の時間(図6のδt)より短い場合は、黒潰れは無しと判断し、システム制御部406に黒潰れ判定信号409をLowレベルで出力する(ステップ705)。
システム制御部406は、これを受けOB画素平均値信号410に基づき黒レベル補正信号412を出力する(ステップ706)。そして黒レベル補正信号412に基づいて黒レベル補正部403は、黒レベル補正を行う。そして黒レベル補正の処理を終了する。
一方、所定の時間(図6のδt)より長い場合は、黒潰れが有りと判断し、黒潰れ判定信号409をHighレベルで出力する(ステップ703)。システム制御部406は、黒潰れ画素平均値信号411に基づき黒レベル補正信号412を出力する。(ステップ704)。そして黒レベル補正信号412に基づいて黒レベル補正部403は、黒レベル補正を行う。そして黒レベル補正の処理を終了する。
以上のように、黒潰れの有無を黒潰れ画素数から判定し、該判定結果に応じて黒レベル補正信号412の基準を制御することで、黒潰れが目立つシーンでは黒潰れを改善し、黒潰れが目立たないシーンでは、誤補正による黒浮き等が発生しないように黒レベルを補正することが可能となる。
図8Aおよび図8Bは、黒潰れが有りと判断された場合における黒レベル補正信号412の変化を説明する図である。ここでは、撮像装置の初期状態として、OB画素平均値410で黒レベル補正していたと仮定する。図8Aは、時間経過に伴う黒潰れ画素数の変化、図8Bは、図8Aに示した黒潰れ画素数の変化に伴う黒レベル補正値を示したものである。
図8Aに示すように、OB段差検出部405において黒潰れが検出されない場合には(時間0〜t1)、システム制御部406は、図8Bに示すようにOB画素平均値信号410に基づき黒レベル補正信号412を生成する。
一方、図8Aに示すように、OB段差検出部405において時間t1で黒潰れが検出されると、システム制御部406は、図8Bに示すように黒潰れ画素平均値信号411に基づき黒レベル補正信号412を生成する。
以上に示す実施例1により、黒潰れの画素数または有効画素数に対する黒潰れの画素数の割合に応じて黒レベル補正値を制御することにより、誤補正により生じる黒浮き等を抑制でき、良好な画質を得ることが可能となる。
以上、実施例1では、ヒストグラム検出部502の検出範囲として全有効画素を対象とし説明した。本実施例では、ヒストグラム検出部502の検出範囲を図9に示すように、任意の数に分割してもよい。このような構成にすることにより、各エリアの黒潰れ画素数が求まり、各エリアごとに黒潰れ判定結果を求めることが可能となる。黒潰れの有無を検出エリアの数を考慮し判定することで、局所的な信号レベル変動の影響をより低減することが可能となる。
図10は、本実施例2における基本構成の一例を説明する図である。
本図は、図5におけるヒストグラム検出部502と黒潰れ判定部503間の黒潰れ画素数信号504の入出力数が変更となったのみであり、変更のない各制御部、各制御信号の動作は実施例1と同じである。第1の実施例と同一の部分には同一の符号を付与し、重複説明を適宜省略する。尚、本実施例では、図9に示した検出エリアを想定し、ヒストグラム検出部1001、黒潰れ判定部1002間の黒潰れ画素数信号1003の出力数は9本として説明する。
上記構成において、ヒストグラム検出部1001は、図9に示すような検出エリア1〜9に対し、OB画素平均値信号410以下の信号レベルとなる画素数を各エリアにおいて求め、黒潰れ判定部1002に黒潰れ画素数信号1003(9本分)を出力する。黒潰れ判定部1002では、各エリアの黒潰れ画素数信号1003を元に各エリアの黒潰れの有無を判定する。尚、判定方法は、各エリアごとに実施し、実施例1と同様に黒潰れの大きさ及び黒潰れが継続する時間を監視し判定を行う。各エリアの黒潰れ判定が終了した後、黒潰れを検出したエリア数に応じて、黒潰れ判定信号409を出力する。このとき、黒潰れ判定信号409は、黒潰れ検出エリア数に予め閾値を設けておき、黒潰れ検出エリア数が閾値以下であった場合は、黒潰れはないと判断し、黒潰れ判定信号409をLowレベルとして出力する。一方で、黒潰れ検出数が閾値以上であった場合は、黒潰れは有りと判定し、黒潰れ判定信号409をHighレベルとして出力する。
以上の実施例2により、黒潰れの割合のみならず、黒潰れが生じたエリアの数も考慮して黒レベル補正の有無を判定するため、実施例1に比べより局所的な信号レベルの変化の影響を受けず補正することが可能となる。
実施例1では、黒潰れ画素数信号504が、黒潰れ検出閾値δX、黒潰れ継続時間閾値δtを越えた場合のみ黒潰れが有ると判定し、黒レベル補正信号412を黒潰れ判定信号409に基づき補正するとした。本実施例ではこれに限らず、黒レベル補正信号412を、例えば、(数2)に示される全有効画素に対する黒潰れ画素数信号504の割合αを考慮して、(数1)に基づいて変化させても良い。
黒レベル補正信号=OB画素平均値信号×(1−α)+黒潰れ画素平均値信号×α 〔数1〕
α = 黒潰れ画素数信号/撮像素子全有効画素数 〔数2〕
すなわち、黒潰れが大きいほど、黒レベル補正信号412は、黒潰れ画素平均値信号411に基づき算出される。一方、黒潰れが少ないときは、黒レベル補正信号412は大凡OB画素平均値信号410に基づき算出される。以上のような特性式に基づき黒レベル補正信号412を変化させることにより、黒潰れ補正による誤補正を抑制することが可能となる。
以上、本発明の幾つかの実施例を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本実施例では、黒潰れの検出に黒潰れの大きさと黒潰れ継続時間を要しているが、どちらか一方のみで黒潰れを検出しても本発明が有効であることは言うまでもない。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために提案したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
本発明は、静止画や動画を撮像、記録するビデオカメラ、デジタルカメラ、監視カメラ等の撮像装置に用いることができる。
401…撮像部
402…利得調整部
403…黒レベル補正部
404…画像信号処理部
405…OB段差検出部
406…システム制御部
407…撮像信号
408…映像信号
409…黒潰れ判定信号
410…OB画素平均値信号
411…黒潰れ画素平均値信号
412…黒レベル補正信号
413…シャッタ速度制御信号
414…利得調整信号
501…OB画素出力値平均部
502…ヒストグラム検出部
503…黒潰れ判定部
504…黒潰れ画素数信号
901…有効画素部
1001…ヒストグラム検出部
1002…黒潰れ判定部
1003…黒潰れ画素数信号1〜9

Claims (6)

  1. 被写体からの入射光を電気信号に光電変換する画素を備え、前記画素は有効画素部とOBエリアとからなる撮像素子を含む撮像部と、
    前記有効画素部から出力される電気信号の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、
    前記有効画素部における画素のうち、画素出力値が前記OBエリアから出力される電気信号よりも小さい画素の数を検出するヒストグラム検出部と、
    前記画素の数に基づいて黒潰れ判定を行う黒潰れ判定部と、
    前記判定結果に基づいて、前記黒レベル補正部において黒レベルを補正するために用いられる黒レベル補正値を決定するシステム制御部と、
    を有する撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記システム制御部は、前記画素数が第1の閾値よりも小さい場合には、前記黒レベル補正値はOB画素平均値であり、前記画素数が第1の閾値よりも大きい場合には、前記黒レベル補正値は黒潰れ画素平均値である撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記システム制御部は、前記黒レベル補正値は、OB画素平均値および黒潰れ画素平均値の間の値をとり、前記画素数が大きいほど黒レベル補正のための信号は前記黒潰れ画素平均値の信号に基づいて算出される撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    前記黒レベル補正値は、前記画素数を前記撮像素子の全有効画素数で除算した割合αを式(1)に当てはめて求める撮像装置。
    黒レベル補正信号=OB画素平均値信号×(1−α)+黒潰れ画素平均値信号×α・・(式1)
  5. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記ヒストグラム検出部は、前記有効画素部を複数のエリアに分割し、前記エリア毎において、画素出力値が前記OBエリアから出力される電気信号よりも小さい画素の画素数を求め、
    前記黒潰れ判定部は、前記画素数が第2の閾値よりも大きい値をとるエリア数を求め、
    前記システム制御部は、前記エリア数に基づいて、前記黒レベル補正部において黒レベルを補正するために用いられる黒レベル補正値を決定する撮像装置。
  6. 被写体からの入射光を電気信号に光電変換する有効画素部とOBエリアとからなる撮像素子において、前記有効画素部における画素のうち、画素出力値が前記OBエリアから出力される電気信号よりも小さい画素の画素数を求め、
    前記画素数に基づいて、黒レベルを補正するために用いられる黒レベル補正値を決定する撮像方法。
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