JP6393558B2 - 車両用照明装置 - Google Patents
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Description
ところで、このような車載用の車両用照明装置のなかには、いわゆるバニティランプのように化粧鏡のそばに設けるものがある。
このような化粧鏡のそばに設ける車両用照明装置は、化粧鏡の使用者が車両用照明装置を取り付けた方向を目視するため、光源から発した光のうち反射せずに直接光としてレンズから出射した光が使用者の目に入り易く、目を傷めるおそれがあった。このため、光源から発した光を反射した間接光をレンズから出射する必要がある。
なお、図では筐体20のレンズ10を取り付ける側とは逆側の面を裏側と表現している。
なお、この実施例では、レンズ10は拡散材を添加しないものを用いる。これは、この実施例の車両用照明装置1が、LED61から発した光を間接光としてレンズ10から出射することができることを考慮し、コスト削減効果を狙ったことによる。
また、このように拡散材を添加しないレンズ10は、レンズ10を介して筐体20の内部が透視できないように、レンズ10の表面にシボ加工、あるいは、レンズカット加工等の凹凸処理を施すとよい。
各開口部35は、LED61が挿通できる略円形状に開口を形成する。なお、この開口部35の開口の寸法は開口内縁面35aとLED61との隙間を小さくするように調整する。
なお、区切り壁34の反射面部32側の面についても反射面32aになっている。
この反射板50は、図10に示すように、LED61の幅よりも短い幅に調整し、レンズ10方向に向いたLED61の面に対して所定の間隔を空けて向かい合うように配置する。
なお、この実施例では、反射板50は、帯状の板である。この反射板50は、反射面32aと同様に反射率の高い材質、色等に設定する。
また、基板60は、各LED61に電力を供給するための電源端子60aを設けている。
また、図11に示すように、反射板50によって光が等しく分割されるため、実際のLED61の数に比して多くのLED61を設置したような見栄えとなる。
次に図12を用いて本発明の実施例に係る車両用照明装置1の変形例1の車両用照明装置2について説明する。
図12は、変形例1の車両用照明装置2の分解斜視図である。
変形例1の車両用照明装置2は、開口部37がLED61の外形形状に応じた開口形状をなす点で実施例の車両用照明装置1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
次に図13を用いて本発明の実施例に係る車両用照明装置1の変形例2の車両用照明装置3について説明する。
図13は、(a)が変形例2の車両用照明装置3の筐体20をレンズ10を取り付ける開口側から視た図であり、(b)が変形例2の車両用照明装置3の図6の車両用照明装置1と同方向の断面図であり、(c)が(b)に対して直交する方向の断面図である。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
この変形例2の車両用照明装置3は、実施例1の車両用照明装置1と同様な効果を奏するとともに、LED61から発した光をよりレンズ10に向けて反射し易いので、結果的に、LED61から発する光の反射効率を高めることができる。
次に図14を用いて本発明の実施例に係る車両用照明装置1の変形例3の車両用照明装置4について説明する。
図14は、(a)が変形例3の車両用照明装置4の筐体20をレンズを取り付ける開口側から視た図であり、(b)が変形例3の車両用照明装置の図6の車両用照明装置と同方向の断面図である。
変形例3の車両用照明装置4は、変形例2と同様に枠部31の各辺に対応して並ぶ4つの反射面32aの対向する反射面32a同士が、レンズ10を取り付ける開口端から区切り壁に向けて互いの距離を漸次短くするように傾斜している点、さらには、反射板80を各開口部35に対してそれぞれ設けている点、で実施例の車両用照明装置1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
また、この車両用照明装置4は、区切り壁34には、スリット36を形成していない。このため、開口部35は、切れ目のない円形状になっている。
また、変形例3の車両用照明装置4は、変形例2とは照明時の見栄えを異ならせることができる。
次に図15を用いて本発明の実施例に係る車両用照明装置1の変形例4の車両用照明装置5について説明する。
図15は、(a)が変形例4の車両用照明装置5の筐体20をレンズを取り付ける開口側から視た図であり、(b)が変形例4の車両用照明装置5の図6の車両用照明装置1と同方向の断面図である。
変形例4の車両用照明装置5は、変形例3の車両用照明装置4の反射板80がLED61の中心部に対峙する部分を円形状にしている点で実施例の車両用照明装置と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
次に図16を用いて本発明の実施例に係る車両用照明装置1の変形例5の車両用照明装置6について説明する。
図16は、(a)が変形例5の車両用照明装置6の筐体20をレンズ10を取り付ける開口側から視た図であり、(b)が変形例5の車両用照明装置6の図6の車両用照明装置1と同方向の断面図である。
変形例5の車両用照明装置6は、変形例4の車両用照明装置5の反射板81が中心の円形状部分81aの断面がLED61に向けて断面V字形状に突出している点で実施例の車両用照明装置1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
10 レンズ
20 筐体
30 光源配置部
31 枠部
32 反射面部
32a 反射面
33 基板取付部
34 区切り壁
34a 面
35、37 開口部
35a、37a 開口内縁面
36 スリット
40 コネクタ嵌合部
50、80、81、82 反射板
81a 円状部分
60 基板
60a 電源端子
60b 面
61 LED(光源)
70 カバー
Claims (3)
- 車室に取り付けられ、車室内側の面に光源を有する基板と、
前記基板より車室内側に取り付けられ、前記基板に対向する面に前記光源が挿通する開口部を設けた筐体と、
前記筐体の内部に設けられた反射面と、
前記筐体の前記基板と反対側の面に設けられるレンズと、
前記光源と前記レンズとの間に設けられ、前記筐体に接続された反射板と、
を有し、
前記反射板は少なくとも前記光源の中心部分を覆っており、かつ、前記光源の中心を通る直線に沿って前記光源を横切り、かつ、前記光源の中心を通る直線に対して線対称に設けた帯状の板であり、
前記光源の光が前記反射板と前記反射面によって反射し、前記レンズを介して出射する
ことを特徴とする車両用照明装置。 - 前記反射板の幅方向の長さは、
前記光源の直径よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。 - 前記開口部は、
前記光源の外形形状に応じた開口形状をなす
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用照明装置。
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- 2014-08-27 JP JP2014172506A patent/JP6393558B2/ja active Active
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