JP6393168B2 - 内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法 - Google Patents

内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法に関する。
従来、アニオン性界面活性剤、特にアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、洗浄力及び起泡力に優れていることから家庭用及び工業用の洗浄成分として広く用いられている。アニオン性界面活性剤の一つとして、オレフィンスルホン酸塩、特に二重結合をオレフィンの末端ではなく内部に有する内部オレフィンを原料として得られる内部オレフィンスルホン酸塩が報告されている。
このような、内部オレフィンスルホン酸塩は、一般に内部オレフィンをガス状三酸化硫黄含有ガスと反応させてスルホン化し、得られた内部オレフィンスルホン化物を中和後、更に加水分解することにより得られる。該内部オレフィンスルホン酸塩は、生分解性等が良好であることが知られているが、起泡性、泡質をはじめとする洗浄剤としての基本性能に関しては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩等の汎用界面活性剤と比較して未だ十分とはいえず、更なる向上が望まれている。洗浄剤としての基本性能を向上させるためには、製造過程で副生する内部オレフィンや無機物の低減が重要となる。
内部オレフィンや無機物(硫酸ナトリウム)は、反応中間体であるβ―サルトンの逆反応により発生することが分っている。特許文献1には、低い遊離油含有率、低い無機サルフェート含有率及び明色の内部オレフィンスルホネートを製造する目的で、薄膜式反応器中で内部オレフィンをスルホン化剤と特定のモル比でかつ35℃を越えない温度の冷却手段で冷却しながら反応させ、その反応生成物を中和し、そして加水分解する内部オレフィンスルホネートの製造方法が記載されている。また、14個より多い炭素原子を有するオレフィンから誘導される内部オレフィンスルホネートの製造の際、中和/加水分解において反応生成物と水性塩基との親密な混合が達成されることが必要とされることが記載されている。
特開平2−073051号公報
しかしながら、従来の技術は内部オレフィンや無機塩の副生抑制に関して十分ではなかった。
本発明は、内部オレフィンや無機物の含有量が少ない、高品質な内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法を提供するものである。
本発明者は、中和工程において、低温条件下で油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで微小化して中和生成物を得ることにより、内部オレフィン及び無機塩の副生を抑制することができ、高品質な内部オレフィンスルホン酸塩が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、内部オレフィンと三酸化硫黄とを反応させて内部オレフィンスルホン化物を得るスルホン化工程、得られた内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを40℃以下で混合して得られる混合物に、油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで40℃以下でせん断力を加えて中和生成物を得る中和工程、及び得られた中和生成物を加水分解する加水分解工程を含む、内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法、に関する。
本発明の製造方法によれば、内部オレフィン及び無機塩の副生抑制が可能であり、高品質な内部オレフィンスルホン酸塩を効率的に製造することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法は、内部オレフィンと三酸化硫黄とを反応させて内部オレフィンスルホン化物を得るスルホン化工程、得られた内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを40℃以下で混合して得られる混合物に、油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで40℃以下でせん断力を加えて中和生成物を得る中和工程、及び得られた中和生成物を加水分解する加水分解工程を含む。
<スルホン化工程>
スルホン化工程は、内部オレフィンと三酸化硫黄とを反応させて内部オレフィンスルホン化物を得る工程である。
内部オレフィンとは、オレフィン鎖の内部に二重結合を有するオレフィンである。内部オレフィンは、二重結合の位置が炭素鎖の1位に存在する、いわゆるα−オレフィンを微量含有していてもよい。
内部オレフィンは、内部オレフィンスルホン酸塩を洗浄剤として用いた際の洗浄性能及び泡立ち性能の観点から、二重結合位置が2位であるものを48質量%以下で含むことが好ましく、より好ましくは35質量%以下であり、内部オレフィンの生産性の観点から、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。
内部オレフィンの炭素数は、内部オレフィンスルホン酸塩を洗浄剤に用いた際の洗浄性能等の観点から、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは14以上であり、また、好ましくは22以下、より好ましくは18以下である。
内部オレフィンは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。内部オレフィンを2種以上組み合わせて用いる場合には、内部オレフィンスルホン酸塩を洗浄剤に用いた際の洗浄性能等の観点から、炭素数16の内部オレフィンと炭素数18の内部オレフィンとを組み合わせて用いることが好ましい。
内部オレフィンは、公知の方法、例えば、国際公開第2011/052732号に記載の方法により製造することができる。
三酸化硫黄は、反応性を向上させる観点から、三酸化硫黄ガスとして反応させることが好ましい。
三酸化硫黄の使用量は、内部オレフィンスルホン化物の収率を向上させる観点および反応性を向上させる観点から、内部オレフィン1モルに対して、好ましくは0.8モル以上、より好ましくは0.9モル以上、更に好ましくは0.95モル以上であり、経済性の観点および内部オレフィンスルホン化物の着色を抑制する観点から好ましくは1.2モル以下、より好ましくは1.1モル以下、更に好ましくは1.05モル以下である。
スルホン化反応は、液体の内部オレフィンと気体の三酸化硫黄を反応させる観点から、外部にジャケットを備えた薄膜式スルホン化反応器を使用することが好ましい。
スルホン化工程の処理温度は、三酸化硫黄および内部オレフィンスルホン化物の凝固を防ぐ観点から、好ましくは0℃以上であり、また内部オレフィンスルホン化物の着色を抑制する観点から、好ましくは50℃以下である。
スルホン化反応は発熱反応のため、反応器に外部ジャケットを設けて冷却水を通液して冷却することが好ましい。反応器の外部ジャケットに通液する冷却水の温度は、反応速度を向上させる観点から、好ましくは0℃以上であり、また、副反応を抑制して、最終的に得られる内部オレフィンスルホン酸塩中の内部オレフィン、無機塩等の不純物を低減する観点から、好ましくは30℃以下、より好ましくは20℃以下である。
スルホン化反応率は、内部オレフィンスルホン化物の収率を向上させる観点から、好ましくは95%以上、より好ましくは97%以上、更に好ましくは98%以上であり、また過剰なSOによる内部オレフィンスルホン化物の着色を抑制する観点から、好ましくは99.8%以下である。
<中和工程>
中和工程は、内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを40℃以下で混合して得られる混合物に、油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで40℃以下でせん断力を加えて中和生成物を得る工程である。
中和に使用するアルカリ化合物は、無機アルカリ化合物でも有機アルカリ化合物でもよい。無機アルカリ化合物としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩が使用できる。有機アルカリ化合物としては、例えばアンモニア、2−アミノエタノールなどの炭素数1以上6以下のアミン化合物が使用できる。
アルカリ化合物は、入手性及び経済性の観点から、無機アルカリ化合物が好ましく、アルカリ金属水酸化物がより好ましく、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから選ばれる少なくとも1種が更に好ましく、水酸化ナトリウムがより更に好ましい。
アルカリ性水溶液の濃度は、経済性の観点及び内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは4.5質量%以上、更に好ましくは7質量%以上、より更に好ましくは10質量%以上、より更に好ましくは12質量%以上である。また、加水分解工程での生産性の観点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは23質量%以下、より更に好ましくは20質量%以下、より更に好ましくは15質量%以下である。
アルカリ化合物の添加量は、内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点及び反応性を向上させる観点から、スルホン酸基に対して、好ましくは1モル倍以上、より好ましくは1.03モル倍以上であり、また、経済性の観点及び内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点から、好ましくは2.5モル倍以下、より好ましくは2.0モル倍以下、更に好ましくは1.5モル倍以下である。
中和工程において、混合物中の内部オレフィンスルホン化物の濃度は、内部オレフィンスルホン化物の分解反応による内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点から、好ましくは15質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、より更に好ましくは45質量%以上、より更に好ましくは48質量%以上、より更に好ましくは50質量%以上であり、中和熱抑制の観点から、好ましくは75質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは65質量%以下、より更に好ましくは60質量%以下である。ここで中和工程における内部オレフィンスルホン化物の濃度とは、未中和の内部オレフィンスルホン化物の濃度と内部オレフィンスルホン化物の中和物の濃度を内部オレフィンスルホン化物に換算して求めた濃度との合計である。
中和工程において、内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを混合する際の温度、及び中和反応時の温度は、副反応による内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点から、40℃以下であり、好ましくは35℃以下、より好ましくは30℃以下、更に好ましくは25℃以下であり、また、反応性を向上させる観点から、好ましくは0℃以上、より好ましくは10℃以上、更に好ましくは15℃以上、より更に好ましくは20℃以上である。
中和工程においては、反応性を向上させて、副反応による内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点から、油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで40℃以下でせん断力を加える。せん断力は、油状物の油滴粒子径が6.5μm以下になるまで加えることが好ましく、より好ましくは4.0μm以下、更に好ましくは3.8μm以下、より更に好ましくは2.5μm以下、より更に好ましくは2.0μm以下、より更に好ましくは1.8μm以下である。油滴粒径の下限の制限は特にないが、生産性の観点から、好ましくは0.1μm以上、より好ましくは0.5μm以上、更に好ましくは1μm以上である。油状物にせん断力を加えることにより油状物の微細化が進行すると共に中和が進行し、最終的に中和生成物が得られる。油状物の油滴粒子径は、具体的には実施例に記載の方法で測定される。
内部オレフィンスルホン化物は、水に対して溶解しないサルトンを主に含むため、中和工程の当初は油水2相系となる。せん断力を加えて油状物を素早く微細化することで、原料オレフィンや硫酸塩等の副生成物の少ない内部オレフィンスルホン酸塩を得ることができる。その理由は、次のように推察される。中和反応は界面で起こる。スルホン化の逆反応は油相内で起こる。従って、界面の面積を大きくすることにより、目的とする中和反応の割合を上げることができ、副反応を抑制することができる。
中和工程において、内部オレフィンスルホン化物及びアルカリ性水溶液を効率的に混合でき、油状物にせん断力を加えられる混合器であれば、いかなるタイプの混合器を用いてもよい。かかる混合器としては、静置歯型混合器、衝突型混合器、撹拌翼型混合器、及び振動型混合器等が挙げられる。静置歯型混合器としては、ノリタケ社製スタティックミキサー等が挙げられる。衝突型混合器としては、ナノマイザー社製高圧乳化機等が挙げられる。撹拌翼型混合器としては、マツボー社製マイルダー、プライミクス社製ホモキサー等が挙げられる。これらの中でも、装置コストの観点から撹拌翼型混合器が好ましい。
撹拌翼型混合器を使用する場合、撹拌機の撹拌速度は内部オレフィン、無機塩等の不純物の生成を抑制する観点から、好ましくは5m/s以上、より好ましくは10m/s以上、更に好ましくは20m/s以上であり、また、発熱抑制の観点から、好ましくは30m/s以下、より好ましくは27.5m/s以下、更に好ましくは25m/s以下である。ここで、撹拌速度とは、撹拌翼先端の速度であり、2×(円周率)×(撹拌翼の半径)×(単位時間あたりの回転数)で表される。
撹拌翼型混合器を使用する場合、油状物に与えるせん断速度は油状物の微細化の観点から、好ましくは2×10−1以上、より好ましくは5×10−1以上、更に好ましくは1×10−1以上、より更に好ましくは2×10−1以上であり、また、中和熱抑制の観点から、好ましくは5×10−1以下、より好ましくは3.8×10−1以下、更に好ましくは2.5×10−1以下である。
中和工程は、ループ型反応器を用いて反応液を循環させながら、内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを添加し、同時に、反応液を抜き出す、いわゆる連続法で行うことができる。副生物の生成抑制及び生産性の観点から、中和工程は、連続法で行うことが好ましく、ループ型反応器を用いて行うことがより好ましい。
中和工程において、中和時間は、中和反応を十分に行う観点から、好ましくは5分以上、より好ましくは10分以上、更に好ましくは15分以上である。また、生産性を向上させる観点から、好ましくは100分以下、より好ましくは50分以下、更に好ましくは20分以下である。
連続法の場合、中和時間はループ型反応器の容量を単位時間当たりの内部オレフィンスルホン化物及びアルカリ性水溶液の合計添加量で除した、平均滞留時間として表すことができる。平均滞留時間は中和熱抑制の観点から、好ましくは8分以上、より好ましくは10分以上、更に好ましくは12分以上であり、生産性を向上させる観点から、好ましくは60分以下、より好ましくは30分以下、更に好ましくは20分以下、より更に好ましくは15分以下である。また、連続法の場合、反応液の循環倍率は反応性を向上させる観点から、好ましくは3倍以上、より好ましくは6倍以上、更に好ましくは9倍以上であり、反応器内の圧力上昇を抑制する観点から、好ましくは30倍以下、より好ましくは20倍以下、更に好ましくは15倍以下である。ここで、循環倍率とは、反応器内に投入する流量に対しての反応器内を循環している全内容量の比率であり、(反応器内の全循環量)/(反応器内への投入量)で表される。
中和工程においては、アルコール及びアセトン等の水溶性有機溶剤や、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びα−オレフィンスルホン酸等の界面活性剤を共存させることができる。かかる共存物は、中和反応時に変質したり、最終製品中に残存したり、精製工程に負荷をかけたりするため使用しないことが好ましく、使用する場合は、混合液中に好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは2質量%以下、より更に好ましくは1質量%以下で使用する。
<加水分解工程>
加水分解工程は、得られた中和生成物を加水分解する工程である。
加水分解工程において、加水分解時の温度は、反応性を向上させる観点から、好ましくは120℃以上、より好ましくは140℃以上、更に好ましくは160℃以上であり、また、生成物の分解を抑制する観点から、好ましくは220℃以下、より好ましくは180℃以下である。
加水分解反応は、バッチ反応器で行ってもよく、または連続反応器で行ってもよい。
加水分解工程の処理時間は、反応を完結させる観点から、好ましくは30分以上、より好ましくは45分以上であり、また、生産性を向上させる観点から、好ましくは4時間以下、より好ましくは3時間以下、更に好ましくは2時間以下、より更に好ましくは90分以下である。
加水分解工程によって得られる内部オレフィンスルホン酸塩水溶液の濃度は、生産性の観点から好ましくは15質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、より更に好ましくは45質量%以上、より更に好ましくは48質量%以上、より更に好ましくは50質量%以上であり、また水溶液の粘度等の観点から、好ましくは75質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは65質量%以下、より更に好ましくは60質量%以下である。
内部オレフィンスルホン酸塩はそのままで各種用途に用いることができるが、さらに、脱塩、脱色等の精製を行ってもよい。
本発明の製造方法で得られる内部オレフィンスルホン酸塩は、純度及び色相がよいので、身体洗浄剤、シャンプー、衣料用洗浄剤、及び食器洗浄剤等の各種用途に用いることができる。
上記に加え、本発明は以下の態様を開示する。
<1>
内部オレフィンと三酸化硫黄とを反応させて内部オレフィンスルホン化物を得るスルホン化工程、得られた内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを40℃以下で混合して得られる混合物に、油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで40℃以下でせん断力を加えて中和生成物を得る中和工程、及び得られた中和生成物を加水分解する加水分解工程を含む、内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<2>
中和工程における内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液との混合を、好ましくは35℃以下、より好ましくは30℃以下、更に好ましくは25℃以下で、また、好ましくは0℃以上、より好ましくは10℃以上、更に好ましくは15℃以上、より更に好ましくは20℃以上で行う、<1>記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<3>
中和工程における内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液との混合を、油状物の油滴粒子径が好ましくは6.5μm以下、より好ましくは4.0μm以下、更に好ましくは3.8μm以下、より更に好ましくは2.5μm、より更に好ましくは2.0μm以下、より更に好ましくは1.8μm以下になるまで、また、好ましくは0.1μm以上、より好ましくは0.5μm以上、更に好ましくは1μm以上になるまで行う、<1>又は<2>記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<4>
中和工程において、内部オレフィンスルホン化物の濃度が好ましくは15質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、より更に好ましくは45質量%以上、より更に好ましくは48質量%以上、より更に好ましくは50質量%以上であり、また、好ましくは75質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは65質量%以下、より更に好ましくは60質量%以下である<1>〜<3>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<5>
中和工程において、せん断力を加える手段が撹拌機である<1>〜<4>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<6>
撹拌機の撹拌速度が好ましくは5m/s以上、より好ましくは10m/s以上、更に好ましくは15m/s以上、より更に好ましくは20m/s以上であり、また、好ましくは30m/s以下、より好ましくは27.5m/s以下、更に好ましくは25m/s以下である、<5>記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<7>
中和工程において、中和時間が好ましくは5分以上、より好ましくは10分以上、更に好ましくは15分以上であり、また、好ましくは100分以下、より好ましくは50分以下、更に好ましくは20分以下である、<1>〜<6>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<8>
中和工程を、好ましくは連続法で行う、より好ましくはループ型反応器を用いて行う、<1>〜<7>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<9>
中和工程において、中和時間が好ましくは8分以上、より好ましくは10分以上、更に好ましくは12分以上であり、生産性を向上させる観点から、好ましくは60分以下、より好ましくは30分以下、更に好ましくは20分以下、より更に好ましくは15分以下である。<8>に記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<10>
反応液の循環倍率が、好ましくは3倍以上、より好ましくは6倍以上、更に好ましくは9倍以上であり、好ましくは30倍以下、より好ましくは20倍以下、更に好ましくは15倍以下である、<8>又は<9>に記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<11>
中和工程に用いるアルカリ化合物が、好ましくは無機アルカリ化合物であり、より好ましくはアルカリ金属水酸化物であり、更に好ましくは水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから選ばれる少なくとも1種であり、より更に好ましは水酸化ナトリウムである、<1>〜<10>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<12>
中和工程におけるアルカリ性水溶液の濃度が、好ましくは1質量%以上、より好ましくは4.5質量%以上、更に好ましくは7質量%以上、より更に好ましくは10質量%以上、より更に好ましくは12質量%以上であり、また、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは23質量%以下、より更に好ましくは20質量%以下、より更に好ましくは15質量%以下である、<1>〜<11>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<13>
中和工程におけるアルカリ化合物の添加量が、スルホン酸基に対して、好ましくは1モル倍以上、より好ましくは1.03モル倍以上であり、また、好ましくは2.5モル倍以下、より好ましくは2.0モル倍以下、更に好ましくは1.5モル倍以下である、<1>〜<12>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<14>
内部オレフィンにおける、二重結合位置が2位であるものの含有割合が好ましくは48質量%以下、より好ましくは35質量%以下であり、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上である、<1>〜<13>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<15>
内部オレフィンの炭素数が、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは14以上であり、好ましくは22以下、より好ましくは18以下である、<1>〜<14>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<16>
内部オレフィンを1種単独で用いる、または、内部オレフィン2種以上を組合わせて用いる、好ましくは炭素数16の内部オレフィンと炭素数18の内部オレフィンとを組み合わせて用いる、<1>〜<15>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<17>
スルホン化時の反応器冷却水温度が好ましくは0℃以上であり、また、好ましくは30℃以下、より好ましくは20℃以下である、<1>〜<16>のいずれか記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<18>
三酸化硫黄の使用量が、内部オレフィン1モルに対して、好ましくは0.8モル以上、より好ましくは0.9モル以上、更に好ましくは0.95モル以上であり、好ましくは1.2モル以下、より好ましくは1.1モル以下、更に好ましくは1.05モル以下である、<1>〜<17>のいずれか記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<19>
加水分解時の温度が好ましくは120℃以上、より好ましくは140℃以上、更に好ましくは160℃以上であり、また、好ましくは220℃以下、より好ましくは180℃以下である、<1>〜<18>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
<20>
加水分解工程によって得られる内部オレフィンスルホン酸塩水溶液の濃度は、好ましくは15質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、より更に好ましくは45質量%以上、より更に好ましくは48質量%以上、より更に好ましくは50質量%以上であり、好ましくは75質量%以下、より好ましくは70質量%以下、更に好ましくは65質量%以下、より更に好ましくは60質量%以下である、<1>〜<19>のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
以下、本発明について、実施例に基づき具体的に説明する。なお、表中に特に示さない限り、各成分の含有量は質量%を示す。また、各種測定方法は以下のとおりである。
<内部オレフィンの二重結合位置の測定方法>
内部オレフィンの二重結合位置は、ガスクロマトグラフィー(以下、GCと省略)により測定した。具体的には、内部オレフィンに対しジメチルジスルフィドを反応させることでジチオ化誘導体とした後、各成分をGCで分離した。それぞれのピーク面積より内部オレフィンの二重結合位置を求めた。なお、測定に使用した装置および分析条件は次の通りである。GC装置「HP6890」(HEWLETT PACKARD社製)、カラム「Ultra−Alloy−1HTキャピラリーカラム」(30m×250μm×0.15μm、フロンティア・ラボ株式会社製)、検出器(水素炎イオン検出器(FID))、インジェクション温度300℃、ディテクター温度350℃、He流量4.6mL/min.
<内部オレフィンスルホン酸塩に含まれる内部オレフィンの含有量の測定方法>
内部オレフィンスルホン酸塩に含まれる内部オレフィンの含有量は、GCにより測定した。具体的には、内部オレフィンスルホン酸塩水溶液にエタノールと石油エーテルを添加した後、抽出し、石油エーテル相に内部オレフィンを得た。そのGCピーク面積から内部オレフィン量を定量した。なお、測定に使用した装置および分析条件は次の通りである。GC装置「アジレントテクノロジー6850」(アジレントテクノロジー社製)、カラム「Ultra−Alloy−1HTキャピラリーカラム」(15m×250μm×0.15μm、フロンティア・ラボ株式会社製)、検出器(水素炎イオン検出器(FID))、インジェクション温度300℃、ディテクター温度350℃、He流量3.8mL/min.
<内部オレフィンスルホン酸塩に含まれる無機塩の含有量の測定方法>
無機塩の含有量は、電位差滴定や中和滴定により測定した、具体的にはNaSOの含有量は、硫酸イオン(SO 2−)を電位差滴定によって求めることで定量した。
<油滴粒子径の測定方法>
中和工程時の油状物の油滴粒子径は、散乱式粒度分布測定装置「LA−920」(HORIBA社製)を用いて測定した。具体的には、油滴になった油状物を適宜サンプリングし、迅速に室温のイオン交換水にて希釈冷却し、その後、粒度分布を算出し、ピーク面積値の平均値から油滴粒子径(体積平均メジアン径)を測定した。
<内部オレフィンの製造方法>
(製造例A)
炭素数16の内部オレフィン(C2位16.5質量%)の合成
攪拌装置付きフラスコに1−ヘキサデカノール「カルコール6098」(花王株式会社製)7000g(28.9モル)、固体酸触媒としてγ―アルミナ(STREM Chemicals,Inc社)700g(原料アルコールに対して10質量%)を仕込み、攪拌下、280℃にて系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら5時間、反応を行った。反応終了後のアルコール転化率は100%、C16内部オレフィン純度は99.7%であった。得られた粗内部オレフィンを蒸留用フラスコに移し、136−160℃/4.0mmHgで蒸留することでオレフィン純度100%の炭素数16の内部オレフィンを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.5質量%、C2位16.5質量%、C3位15.4質量%、C4位16.4質量%、C5位17.2質量%、C6位14.2質量%、C7、8位の合計が19.8質量%であった。
(製造例B)
炭素数18の内部オレフィン(C2位16.9質量%)の合成
攪拌装置付きフラスコに1−オクタデカノール「カルコール8098」(花王株式会社製)7000g(25.9モル)、固体酸触媒としてγ―アルミナ(STREM Chemicals,Inc社)1050g(原料アルコールに対して15質量%)を仕込み、攪拌下、285℃にて系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら13時間、反応を行った。反応終了後のアルコール転化率は100%、C18内部オレフィン純度は98.5%であった。得られた粗内部オレフィンを蒸留用フラスコに移し、148−158℃/0.5mmHgで蒸留することでオレフィン純度100%の炭素数18の内部オレフィンを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.7質量%、C2位16.9質量%、C3位15.9質量%、C4位16.0質量%、C5位14.6質量%、C6位11.2質量%、C7位10.1質量%、C8、9位の合計が14.6質量%であった。
(製造例C)
炭素数16/18(質量比74.0/26.0)の内部オレフィンの調製
製造例Aおよび製造例Bと同様の方法にて炭素数C16およびC18の内部オレフィンを得た。得られたC16オレフィン11.1kgとC18内部オレフィン3.9kgとを混合することでC16/C18(質量比74.0/26.0)内部オレフィン15kgを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.6質量%、C2位16.6質量%、C3位15.5質量%、C4位16.3質量%、C5位16.6質量%、C6位13.4質量%、C7位9.9質量%,C8、9位の合計が11.1質量%であった。
(製造例D)
炭素数16の内部オレフィン(C2位30.7質量%)の合成
攪拌装置付きフラスコに1−ヘキサデカノール「カルコール6098」(花王株式会社製)7000g(28.9モル)、固体酸触媒としてγ―アルミナ(STREM Chemicals,Inc社)700g(原料アルコールに対して10質量%)を仕込み、攪拌下、280℃にて系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら3時間、反応を行った。反応終了後のアルコール転化率は100%、C16内部オレフィン純度は99.6%であった。得られた粗内部オレフィンを蒸留用フラスコに移し、136−160℃/4.0mmHgで蒸留することでオレフィン純度100%の炭素数16の内部オレフィンを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.6質量%、C2位30.7質量%、C3位26.1質量%、C4位18.8質量%、C5位10.5質量%、C6位6.7質量%、C7、8位の合計が6.6質量%であった。
(製造例E)
炭素数18の内部オレフィン(C2位25.0質量%)の合成
攪拌装置付きフラスコに1−オクタデカノール「カルコール8098」(花王株式会社製)7000g(25.9モル)、固体酸触媒としてγ―アルミナ(STREM Chemicals,Inc社)700g(原料アルコールに対して10質量%)を仕込み、攪拌下、280℃にて系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら10時間、反応を行った。反応終了後のアルコール転化率は100%、C18内部オレフィン純度は98.2%であった。得られた粗内部オレフィンを蒸留用フラスコに移し、148−158℃/0.5mmHgで蒸留することでオレフィン純度100%の炭素数18の内部オレフィンを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.5質量%、C2位25.0質量%、C3位22.8質量%、C4位19.1質量%、C5位14.0質量%、C6位7.4質量%、C7位5.4質量%,C8、9位の合計が5.8質量%であった。
(製造例F)
炭素数16/18(質量比79.4/20.6)の内部オレフィンの調製
製造例Dおよび製造例Eと同様の方法にて炭素数C16およびC18の内部オレフィンを得た。得られたC16オレフィン11.9kgとC18内部オレフィン3.1kgとを混合することでC16/C18(質量比79.4/20.6)内部オレフィン15kgを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.6質量%、C2位29.5質量%、C3位25.5質量%、C4位18.9質量%、C5位11.2質量%、C6位6.8質量%、C7位3.7質量%,C8、9位の合計が3.8質量%であった。
(製造例G)
炭素数12の内部オレフィン(C2位22.7質量%)の合成
攪拌装置付きフラスコに1−ドデセン「リニアレン12」(出光興産株式会社製)7000g(41.6モル)、固体酸触媒としてCP814E HY Zeolite(ZEOLYST社製)70g(原料α‐オレフィンに対して1質量%)を仕込み、攪拌下、165℃にて系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら5時間、反応を行った。反応終了後のα―オレフィン転化率は100%、C12内部オレフィン純度は95.2%であった。得られた粗内部オレフィンを蒸留用フラスコに移し、148−158℃/0.5mmHgで蒸留することでオレフィン純度100%の炭素数12の内部オレフィンを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.1質量%、C2位22.7質量%、C3位22.2質量%、C4位21.4質量%、C5位17.3質量%、C6位16.3質量%であった。
(製造例H)
炭素数14の内部オレフィン(C2位19.2質量%)の合成
攪拌装置付きフラスコに1−テトラデセン「リニアレン14」(出光興産株式会社製)7000g(35.6モル)、固体酸触媒としてCP814E HY Zeolite(ZEOLYST社製)70g(原料α‐オレフィンに対して1質量%)を仕込み、攪拌下、165℃にて系内に窒素(7000mL/min.)を流通させながら5時間、反応を行った。反応終了後のα―オレフィン転化率は100%、C14内部オレフィン純度は94.7%であった。得られた粗内部オレフィンを蒸留用フラスコに移し、148−158℃/0.5mmHgで蒸留することでオレフィン純度100%の炭素数14の内部オレフィンを得た。得られた内部オレフィンの二重結合分布は、C1位0.4質量%、C2位19.2質量%、C3位16.6質量%、C4位22.1質量%、C5位17.1質量%、C6位12.3質量%、C7位12.3質量%であった。
<内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法>
実施例1
内径14mmφ、長さ4mの外部ジャケットを有する薄膜式スルホン化反応器を使用した。その反応器の内壁に沿って製造例Cで得られた炭素数C16/18(質量比74.0/26.0)内部オレフィンを2.7L/hの供給速度で薄膜状に流下するとともに、脱湿した空気で希釈したSOガス(SO濃度:1.1容量%)を用いて、反応器冷却水温度を表1に記載された温度とし、SOを供給速度130L/min(SO/オレフィンのモル比:表1に記載)の条件で加えてスルホン化反応を行った。
得られた内部オレフィンスルホン化物に対するモル比が表1に記載された通りの水酸化ナトリウムを表1に記載された濃度の水溶液として、30℃の温度条件下、ホモミキサー(機種名:T.K.ロボミックスT.K.ホモミキサーT.K.ホモディズパーT.K.ホモラインミル、回転羽根:30mmφ、回転数:10000rpm、撹拌速度:表1に記載、プライミクス株式会社製)を用いて混合し、表1に記載された中和時間経過後、油状物の油滴粒子径を確認し、中和を終了して中和生成物を得た。確認した油滴粒子径を表1に示す。
中和終了後、1時間以内に、中和生成物をオートクレーブ中で、160℃の温度条件下で1時間加熱し、加水分解して内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。この内部オレフィンスルホン酸塩は、表1に記載された量の内部オレフィンおよび無機塩を含有していた。なお、表1に記載された内部オレフィン及び無機塩の量は活性物質の量を基準として計算した。
実施例2〜4
実施例1で使用した内部オレフィンの代わりに、製造例Bで得られたC18の内部オレフィンを用い、実施例1と同様のスルホン化反応を行った。次いで、表1に記載された条件以外は実施例1と同様に、得られた内部オレフィンスルホン化物を中和し、加水分解して内部オレフィンスルホン酸塩を15質量%水溶液として得た。中和終了前に確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表1に示す。
実施例5
実施例1で使用した内部オレフィンの代わりに、製造例Fで得られた炭素数C16/18(質量比79.4/20.6)内部オレフィンを5.6L/hの供給速度で薄膜状に流下するとともに、脱湿した空気で希釈したSOガス(SO濃度:2.3容量%)を用いて、反応器冷却水温度を表1に記載された温度とし、SOを供給速度300L/min(SO/オレフィンのモル比:表1に記載)の条件で加え、表1に記載された条件とした以外は、実施例1と同様に内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。中和終了前に確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表1に示す。
実施例6
実施例5で使用した内部オレフィンを用い、5.6L/hの供給速度で薄膜状に流下するとともに、脱湿した空気で希釈したSOガス(SO濃度:2.7容量%)を用いて、反応器冷却水温度を表1に記載された温度とし、SOを供給速度250L/min(SO/オレフィンのモル比:表1に記載)の条件で加えることで、スルホン化反応を行った。得られた内部オレフィンスルホン化物を連続式中和反応器(ループ状、配管の内径28mm、配管長3.9m、内容量2.4L)に90.0g/minで通液し、内部オレフィンスルホン化物に対するモル比が表1に記載された通りの水酸化ナトリウムを表1に記載された濃度の水溶液として通液流量92.8g/minで通液し、マイルダー混合機(製品名:マイルダーMDN303V、撹拌速度:表1に記載、株式会社マツボー製)で連続中和を行った(混合温度及び中和温度は20℃)。この時、平均滞留時間は表1の中和時間に示した時間であり、循環倍率は10倍であった。連続中和を90分行って定常状態となった時点で、反応液を50mL採取し、油状物の油滴粒子径を確認して中和生成物を得た。表1に油滴粒子径を示す。
中和生成物を実施例1と同様に表1に記載された条件で加水分解して内部オレフィンスルホン酸塩を55質量%水溶液として得た。得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表1に示す。
比較例1
ホモミキサー回転数を10000rpmの代わりに、1400rpmで中和を行い、表1に記載された条件を用いた以外は、実施例2と同様に加水分解して、内部オレフィンスルホン酸塩を15質量%水溶液として得た。中和終了前に確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表1に示す。
比較例2
実施例2で使用した内部オレフィンを用い、5.6L/hの供給速度で薄膜状に流下するとともに、脱湿した空気で希釈したSOガス(SO濃度:1.8容量%)を用いて、反応器冷却水温度を20℃とし、SOを供給速度250L/min(SO/オレフィンのモル比:表1に記載)の条件で加えることで、スルホン化反応を行った。得られた内部オレフィンスルホン化物を80.0g/minで通液し、表1に記載された濃度の水酸化ナトリウム水溶液を165.2g/minで通液し、表1に記載された条件を用いた以外は実施例6と同様に連続中和を行い、加水分解して内部オレフィンスルホン酸塩を35質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表1に示す。
比較例3
実施例1で使用した内部オレフィンを用い、表1に記載された条件を用いた以外は、実施例1と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表1に示す。
実施例7
実施例1で使用した内部オレフィンを用い、表2に記載された条件を用いた以外は、実施例1と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を35質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表2に示す。
実施例8
実施例1で使用した内部オレフィンを用い、表2に記載された条件を用いた以外は、実施例1と同様にスルホン化し、得られた内部オレフィンスルホン化物に対するモル比が表2記載の通りに中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を45質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表2に示す。
実施例9
実施例5で使用した内部オレフィンを用い、実施例6と同様のスルホン化反応を行った。次いで、表2に記載された条件を用いた以外は実施例1と同様に、得られた内部オレフィンスルホン化物を中和し、加水分解して内部オレフィンスルホン酸塩を68質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表2に示す。
実施例10
実施例5で使用した内部オレフィンを用い、表2に記載された条件を用いた以外は、実施例9と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を72質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表2に示す。
実施例11、12
実施例1で使用した内部オレフィンを用い、表2に記載された条件を用いた以外は、実施例1と同様にスルホン化し、中和し、加水分解して、内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表2に示す。
実施例13〜15
実施例5で使用した内部オレフィンを用い、表3に記載された条件を用いた以外は、実施例6と同様にスルホン化し、連続中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を55質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表3に示す。
実施例16〜18
実施例5で使用した内部オレフィンを用い、表3に記載された条件を用いた以外は、実施例9と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表3に示す。
実施例19
製造例Gで得られたC12の内部オレフィンを用い、表3に記載された条件を用いた以外は、実施例1と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表3に示す。
実施例20
製造例Hで得られたC14の内部オレフィンを用い、表3に記載された条件を用いた以外は、実施例1と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を50質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表3に示す。
実施例21
実施例5で使用した内部オレフィンを用い、表4に記載された条件を用いた以外は実施例14と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を55質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表4に示す。
実施例22
実施例2で使用した内部オレフィンを用い、表4に記載された条件を用いた以外は実施例6と同様にスルホン化し、連続中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を40質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表4に示す。
実施例23
実施例2で使用した内部オレフィンを用い、表4に記載された条件を用いた以外は実施例22と同様にスルホン化し、中和し、加水分解をして、内部オレフィンスルホン酸塩を40質量%水溶液として得た。確認した油滴粒子径、並びに、得られた内部オレフィンスルホン酸塩が含有していた内部オレフィン及び無機塩の量を表4に示す。
Figure 0006393168
Figure 0006393168
Figure 0006393168
Figure 0006393168
表1〜4から明らかなように、混合及び中和時の温度を40℃以下に維持したまま、油状物の油滴粒子径を10μm以下にした実施例1〜23は、油滴粒子径が上記値の範囲外である比較例1及び比較例3、混合及び中和時の温度が上記値の範囲外である比較例2に比べて、内部オレフィン及び無機塩の含有量が少ない内部オレフィンスルホン酸塩を得ることができた。
本発明の内部オレフィンスルホン酸塩は、洗浄剤の基剤として有用である。

Claims (8)

  1. 内部オレフィンと三酸化硫黄とを反応させて内部オレフィンスルホン化物を得るスルホン化工程、得られた内部オレフィンスルホン化物とアルカリ性水溶液とを40℃以下で混合して得られる混合物に、油状物の油滴粒子径が10μm以下になるまで40℃以下でせん断力を加えて中和生成物を得る中和工程、及び得られた中和生成物を加水分解する加水分解工程を含む、内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  2. 中和工程において、内部オレフィンスルホン化物の濃度が15質量%以上75質量%以下である請求項1記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  3. 中和工程において、せん断力を加える手段が撹拌機である請求項1又は2記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  4. 撹拌機の撹拌速度が5m/s以上30m/s以下である請求項3記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  5. 中和工程において、中和時間が5分以上100分以下である請求項1〜4のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  6. 内部オレフィンは、二重結合位置が2位であるものを48質量%以下で含む請求項1〜5のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  7. 中和工程を連続法で行う、請求項1〜6のいずれかに記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
  8. 中和工程において、ループ型反応器を用いる、請求項7記載の内部オレフィンスルホン酸塩の製造方法。
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