JP6392460B1 - アメニティボトルフォルダ - Google Patents

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Abstract

本発明のアメニティボトルフォルダの一つは、アメニティボトルの下面を保持する下面保持台(300)と、アメニティボトルの中段を保持する中段保持部(400)と、アメニティボトルの上段を保持する上段保持部(500)と、下面保持台(300)と上段保持部(500)の間を一定の間隔に固定する固定材(510,511)と、中段保持部(400)を上下にスライドするスライド機構と、スライド機構をロックするロック機構と、スライド機構及びロック機構を収容する筐体(600,700)と、を備えている。また、前記ロック機構は、前記スライド機構を保持するブロック(640,740)と、ブロック(640,740)を押圧するばね(650,750)を備えている。

Description

本発明は、アメニティボトルフォルダに関する。
店頭に陳列されたテスター用化粧品の盗難を防ぐための盗難防止機構としては、特許文献1に記載された発明がある。特許文献1の発明においては、化粧品を陳列するために用いられる陳列用中皿の底面に2つの孔を設け、これら2つの孔に盗難防止用のひもの一方をかけ、ひもの他方を陳列台側の2つの孔にかける旨が記載されている。
また、航空機内の化粧室には、乗客が利用する化粧水等のアメニティボトルが装備されている。このアメニティボトルを保持するアメニティボトルフォルダにも、アメニティボトルの盗難を防ぐための盗難防止機構が取付けられている。従来の盗難防止機構付きのアメニティボトルフォルダを図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、従来のアメニティボトルフォルダの正面図である。アメニティボトルフォルダ10は、2本のアメニティボトル20を保持している。下面保持台30は、取付け孔32を介して化粧室の壁にねじ止めされており、2本のアメニティボトル20の底を保持している。中段保持部40は、2本のアメニティボトル20の中間を囲む棒形状のものであり、下面保持台30との間隔は固定されている。上段保持部50は、2本のアメニティボトル20の上方をそれぞれ囲み、アメニティボトル20がアメニティボトルフォルダから取り外せない状態になっている。
スライド機構60は、2つの上段保持部50と接続しており、盗難防止機構70が作動してロックされている状態では、上段保持部50が2本のアメニティボトル20の上方をそれぞれ囲み、アメニティボトル20はアメニティボトルフォルダ10から取り外せないように構成されている。盗難防止機構70は、ヘアピンなどの細長いピンを孔に刺すことによって、ロックが作動している状態とロックが解除されている状態、つまり、オン状態とオフ状態が切り替わる機構になっている。
図2は、図1のA−A面から見た従来のアメニティボトルフォルダの側面図である。上段保持部50は上方向に移動可能であるが、盗難防止機構70がオンになっている状態では、スライド機構60が、上段保持部50が上方向に移動しないように保持している。
図3は、従来のアメニティボトルフォルダのロックを解除して、ボトルを交換する状態を説明するための側面図である。盗難防止機構70がオフになっている状態では、スライド機構60が上方向に移動し、上段保持部50も上方向に移動する。一方、下面保持台30は取付け孔32によって化粧室の壁にねじ止めされているため、固定されたままである。また、中段保持部40も、下面保持台30との間隔が固定されたままである。このため、アメニティボトル20は、上段保持部50と中段保持部40との広がった隙間から取り出すことができる。このようにして、航空機の客室乗務員はアメニティボトル20の交換や、内容物の補充を行うことが可能となる。
特開2011−125492号公報
従来の航空機内の化粧室で用いられるアメニティボトルフォルダ10では、上段保持部50が上下にスライドする機構になっているため、化粧室の壁に取り付けるための取付け孔32は下面保持台30のみに設けられていた。このため、航空機が運航している最中に盗難防止機構がオン状態であっても、上段保持部50を前方すなわち壁から離れる方向に手で強引に引っ張ると、上段保持部50は手前に曲がり、破損し、アメニティボトル20の盗難が発生する。
そこで、本発明は、上段保持部の手前側への強度を確保するアメニティボトルフォルダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、代表的な本発明のアメニティボトルフォルダの一つは、アメニティボトルの下面を保持する下面保持台と、前記アメニティボトルの中段を保持する中段保持部と、前記アメニティボトルの上段を保持する上段保持部と、前記下面保持台と前記上段保持部の間を一定の間隔に固定する固定材と、前記中段保持部を上下にスライドするスライド機構と、前記スライド機構をロックするロック機構と、前記スライド機構及び前記ロック機構を収容する筐体を備えている。
本発明によれば、アメニティボトルフォルダの上段保持部の手前側への強度を確保することが可能となる。
従来のアメニティボトルフォルダの正面図。 従来のアメニティボトルフォルダの側面図。 従来のアメニティボトルフォルダの交換時を説明するための側面図。 第1の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの正面図。 第1の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側面図。 第1の実施形態に係るスライド機構を説明するための斜視図。 第1の実施形態に係る中段保持部及び重りの斜視図。 第1の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側断面図。 第1の実施形態に係るロック解除機構の拡大断面図。 第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの正面図。 第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの斜視図。 第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側面図。 第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側断面図。 第2の実施形態に係るロック解除機構の拡大断面図。
(第1の実施形態)
図4は、第1の実施形態に係るアメニティボトルフォルダを正面から見た図である。アメニティボトルフォルダは航空機内の化粧室の壁に取付けられ、乗客が利用する化粧水等のアメニティボトルを収容することができる。
(全体構成)
図4において、アメニティボトルフォルダ100は筐体600の左右にアメニティボトルを一本ずつ収容することが可能である。アメニティボトルフォルダ100の構成は、アメニティボトルの下面を保持する下面保持台300と、アメニティボトルの中段を保持する中段保持部400と、アメニティボトルの上段を保持する上段保持部500と、下面保持台300と上段保持部500の間を一定の間隔に固定する固定材(510、511)と、固定材(510、511)それぞれの後方に接合されている取付け板(520、521)と、中段保持部を上下にスライドするスライド機構及び、スライド機構をロックするロック機構を収容する筐体600と、からなる。
また、取付け板520には上下2つの位置に取付け孔321及び322が貫通形成されており、同様に、取付け板521には上下2つの位置に取付け孔323及び324が貫通形成されている。さらに、筐体600の正面にはロックを解除するためのピン孔610が貫通形成されている。アメニティボトルフォルダ100の各部品はスチール製である。なお、スライド機構及びロック機構については後述する。
一般的に、化粧水等の容器であるアメニティボトルには、スプレー式のボトルやポンプ式のボトルが用いられる。スプレー式やポンプ式のヘッドはスクリューキャップであり、ボトル本体に取付けられる。このスクリューキャップがアメニティボトルの上段に該当する。ボトル本体はスクリューキャップよりも横幅が広く、化粧水等を収容している。アメニティボトルの高さは10cmから15cmくらいである。
上段保持部500がアメニティボトルのスクリューキャップの正面及び左右の3方向を覆うことによって、アメニティボトルフォルダの盗難を防止している。例えば、乗客がアメニティボトルフォルダ100を真上から抜き取ろうとしても、ヘッドの下が広がっているボトル本体を取り出すことはできない構造となっている。
下面保持台300は、筐体600の左右にアメニティボトルを一本ずつ載せることが可能である。中段保持部400は、アメニティボトルが盗難されることを防ぐ状態では下面保持台300から所定の間隔離れており、乗客がアメニティボトルを少し上げた状態から正面に向けてボトル本体を引き出すことを防いでいる。
図5は、第1の実施形態に係るアメニティボトルフォルダを一方の側面から見た図である。取付け板520は、下面保持台300から上段保持部500近くまでの長さであり、固定材511の後方と溶接などによって接合されている。筐体600の側面にはスライド孔620が上下に細長く貫通形成されており、中段保持部400が上下にスライド可能になる。
(スライド機構の構成及び動作)
図6は第1の実施形態に係るスライド機構を説明するための斜視図である。正面にピン孔610が配設された筐体600には、その両側面にスライド孔620が配設されている。中段保持部400は、スライド孔620から筐体内部に入り、重り630と接続している。
重り630が筐体600内の上方位置から下方位置にスライドすると、中段保持部400もスライド孔620の間を上方位置から下方位置にスライドし、下面保持台300に接するまで落下する。
このように、スライド機構は、中段保持部400に接続された重り630を有し、筐体600の側面にはスライド孔620が配設されている。重り630が上下にスライドすることにより、中段保持部400は、スライド孔620の間を上下にスライドすることが可能になる。
図7は、第1の実施形態に係る中段保持部及び重りの斜視図である。重り630の正面には、縦孔636が貫通形成されている。縦孔636については後述する。
重り630の両側面には中段保持部400が溶接などによって接合されている。
(ロック機構の構成及び動作)
図8は、第1の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側断面図であり、図4のA−A断面を矢印方向から見た図に相当する。筐体600の中に、中段保持部400に接続された重り630と、重り630を保持するブロック640と、ブロックを水平方向に押圧するばね650とが配設されている。
筐体600の下面には、開口部634が設けられており、重り630の下部は開口部634から露出している。重り630の側面であって、ブロック640と対向する面には、凹部632が設けられている。重り630が上方位置にいる時に、ブロック640がばね650によって水平方向に押圧され、重り630のブロック640と接する部位に配設され、ブロック640を嵌めこみ可能な凹部632に、ブロック640が嵌め込まれることにより、重り630が固定され、重り630の下部が開口部634から落下することを妨げている。
このように、重り630を通常の保持状態である上方位置にロックするロック機構は、重り630の側面に配設された凹部632に嵌め込み可能なブロック640と、ブロック640を凹部632へ押圧するばね650からなる。
(ロック解除機構の構成及び動作)
図9は、第1の実施形態に係るロック解除機構の拡大断面図である。客室乗務員は、ピン660を筐体600の正面に配設されたピン孔610から挿入する。挿入されたピン660は、重り630の縦孔636を通り、ブロック640を押す。ブロック640はばね650の押圧力に抗って、矢印Fの方向(すなわち水平方向)に移動し、重り630の凹部632から外れることによって、重り630は下方位置にスライドし、重り630の下部は開口部634から落下する。
筐体600は、その正面にピン660を挿入可能なピン孔610が設けられている。また、重り630には、ピン660をピン孔610と連通する縦孔636が設けられている。ロック解除時には、ピン660がピン孔610及び縦孔636を通して、ブロック640を押すことにより、重り630の固定が解除され、重り630及び中段保持部400が下方位置にスライドする。
このように、ロック機構が解除されることによって、重り630が下方位置にスライドし、筐体600のスライド孔620を介して重り630に接続されている中段保持部400が下方位置にスライドする。
(効果)
第1の実施形態によれば、客室乗務員はヘアピン等のピンをピン孔610に挿入することによって、アメニティボトルの盗難防止機構であるロック機構を解除し、中段保持部400を下方位置にスライドさせ、アメニティボトルを交換することができる。そして、中段保持部400を上方位置にスライドさせることによって、盗難防止機構であるロック機構を作動させることができる。このように、素早く容易にアメニティボトルを交換することができるという効果を有する。
さらに、アメニティボトルの上段を保持する上段保持部500と、アメニティボトルの下面を保持する下面保持台300の間を一定の間隔に固定する固定材(510、511)を有するため、アメニティボトルフォルダの上段保持部500の手前側への強度を確保できるという効果を有する。
加えて、固定材(510、511)の後方に接合されている取付け板(520、521)により、上段保持部500を壁から離す方向へ外力が加えられた場合に、前記上段保持部が変形することを防止することができ、上段保持部500の手前側への強度を補強することができるという効果を有する。
また、一般の乗客は、筐体600の正面に設けられた小さな孔がピン孔610であり、ロック解除に関係することを知らないため、ロックを解除できず、アメニティボトルを盗難されることもない。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について説明する。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、ロック解除機構及び取付け板の構成である。
(全体構成)
図10は、第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダ110を正面から見た図である。アメニティボトルフォルダ110も、第1の実施形態と同様、筐体700の左右にアメニティボトルを一本ずつ収容することが可能である。アメニティボトルフォルダ110の構成は、アメニティボトルの下面を保持する下面保持台300と、アメニティボトルの中段を保持する中段保持部400と、アメニティボトルの上段を保持する上段保持部500と、下面保持台300と上段保持部500の間を一定の間隔に固定する固定材(510、511)と、両方の固定材(510、511)の後方に接合されている1つの取付け板525と、中段保持部400を上下にスライドするスライド機構及び、スライド機構をロックするロック機構を収容する筐体700と、からなる。
また、取付け板525の高さは、固定材(510、511)の半分程度である。取付け板には左右の位置に取付け孔326及び327が貫通形成されており、中段保持部400よりも少し高い位置に形成されている。アメニティボトルフォルダ110の各部品はスチール製である。なお、筐体700の正面には第1の実施形態と異なり、ロックを解除するためのピン孔610が設けられていない。スライド機構及びロック機構については後述する。
(スライド機構の構成及び動作)
図11は、第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの斜視図である。筐体700の両側面にはスライド孔720が配設されている。
図12は、第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側面図である。スライド機構は、第1の実施形態と同様、筐体700内に設けられ、中段保持部400に接続された重り(後述する)を有し、筐体700の側面にはスライド孔720が配設されている。また、スライド機構の動作も、第1の実施形態と同じである。
(ロック機構の構成及び動作)
図13は、第2の実施形態に係るアメニティボトルフォルダの側断面図であり、図10のA−A断面を矢印方向から見た図に相当する。筐体700の中に、中段保持部400に接続された重り730と、重り730を保持するブロック740と、ブロックを水平方向に押圧するばね750とが配設されている。
筐体700の下面には、開口部734が設けられており、重り730の下部は開口部734から露出している。重り730の側面であって、ブロック740と対向する面には、凹部732が設けられている。ブロック740がばね750によって水平方向に押圧され、凹部732に嵌め込まれることにより、重り730が固定され、重り730の下部が開口部734から落下することを妨げている。
このように、重り730を通常の保持状態である上方位置にロックするロック機構は、重り730の側面に配設された凹部732に嵌め込み可能なブロック740と、ブロック740を凹部732へ押圧するばね750からなる。
(ロック解除機構の構成及び動作)
図14は、第2の実施形態に係るロック解除機構の拡大断面図である。客室乗務員は、筐体700の下面に設けられた凸部用開口部736から突出している凸部710に指を当て、ブロックを水平方向に移動させる。ブロック740はばね750の押圧力に抗って、水平方向に移動し、重り730の凹部732から外れることによって、重り730は下方位置にスライドし、重り730の下部は開口部734から落下する。凸部用開口部736の広さは、凸部710を水平方向に移動させることができる程度であればよい。
ブロック740は、その下部に筐体700の外側から操作可能な凸部710が設けられている。ロック解除時には、凸部710を操作することにより、重り730の固定が解除され、重り730及び中段保持部400が下方位置にスライドする。
このように、ロック機構が解除されることによって、重り730が下方位置にスライドし、筐体700のスライド孔720を介して重り730に接続されている中段保持部400が下方位置にスライドする。
(効果)
第2の実施形態によれば、客室乗務員は筐体700の下面の凸部710を指で操作することによって、アメニティボトルの盗難防止機構であるロック機構を解除し、中段保持部400を下方位置にスライドさせ、アメニティボトルを交換することができる。そして、中段保持部400を上方位置にスライドさせることによって、盗難防止機構であるロック機構を作動させることができる。このように、第1の実施形態と同様、素早く容易にアメニティボトルを交換することができるという効果を有する。
さらに、アメニティボトルの上段を保持する上段保持部500と、アメニティボトルの下面を保持する下面保持台300の間を一定の間隔に固定する固定材(510、511)を有するため、アメニティボトルフォルダの上段保持部500の手前側への強度を確保できるという効果を有する。
加えて、固定材(510、511)の後方に接合されている取付け板525により、上段保持部500を壁から離す方向への外力が加えられた場合に、前記上段保持部500が変形することを防止することができる点は、第1の実施形態の場合と同様である。また、取付け板525は、第1の実施形態と比べて、1つの取付け板であり、壁への取付け孔が2カ所であるため、アメニティボトルフォルダ110を航空機の化粧室に取り付ける工程が簡略化される。
そのうえ、第1の実施形態と異なり、客室乗務員は、ヘアピン等のピンを持っている必要が無く、指先で凸部710を操作するだけで、ロック機構を簡易に解除できる。
また、一般の乗客は、筐体700の下面に凸部710があることを知らないため、ロックを解除できず、アメニティボトルを盗難されることもない。
なお、本発明は上記した航空機の化粧室に設置されるアメニティボトルフォルダに適用した例で説明したが、本発明の対象は航空機に限定されるものではなく、航空機以外の様々な移動体の化粧室に適用されうるものであり、様々な変形例が含まれる。例えば、列車、長距離バス、および客船、フェリー、およびホーバー・クラフトを含む水上輸送機関のような他の形式の乗物や移動体にも適切に使用できる。
また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100,110 アメニティボトルフォルダ,300 下面保持台,321、322、323、324、326、327 取付け孔,400 中段保持部,500 上段保持部,510、511 固定材,520、521、525 取付け板,600、700 筐体,610 ピン孔,620、720 スライド孔,630、730 重り,632、732 凹部,634、734 開口部,636 縦孔,640、740 ブロック,650、750 ばね,660 ピン,710 凸部,736 凸部用開口部

Claims (7)

  1. アメニティボトルの下面を保持する下面保持台と、
    前記アメニティボトルの中段を保持する中段保持部と、
    前記アメニティボトルの上段を保持する上段保持部と、
    前記下面保持台と前記上段保持部の間を一定の間隔に固定する固定材と、
    前記中段保持部を上下にスライドするスライド機構と、
    前記スライド機構をロックするロック機構と、
    前記スライド機構及び前記ロック機構を収容する筐体と、
    を備えるアメニティボトルフォルダ。
  2. 前記ロック機構は、前記スライド機構を保持するブロックと、前記ブロックを押圧するばねを備える請求項1に記載のアメニティボトルフォルダ。
  3. 前記スライド機構は、前記中段保持部に接続された重りを有し、
    前記筐体の側面には、スライド孔が配設され、
    前記重りが上下にスライドする際に、前記中段保持部は、前記スライド孔の間を上下にスライドし、
    前記ロック機構は、
    ロック時に、前記ブロックが前記重りを固定することにより、前記重り及び前記中段保持部を上方位置に保持し、
    ロック解除時に、前記ブロックが前記重りの固定を解除することにより、前記重り及び前記中段保持部が下方位置にスライドする請求項2に記載のアメニティボトルフォルダ。
  4. 前記重りは、上方位置において前記ブロックと接する部位に、前記ブロックが嵌め込み可能な凹部を有する請求項3に記載のアメニティボトルフォルダ。
  5. 前記筐体は、その正面にピンを挿入可能な孔が設けられており、
    前記重りには、前記ピンを挿入可能な孔と連通する縦孔が設けられており、
    ロック解除時に、前記ピンが前記孔及び前記縦孔を通して、前記ブロックを押すことにより、前記重りの固定が解除され、前記重り及び前記中段保持部が下方位置にスライドする請求項3に記載のアメニティボトルフォルダ。
  6. 前記ブロックは、その下部に前記筐体の外側から操作可能な凸部が設けられており、
    ロック解除時に、前記凸部を操作することにより、前記重りの固定が解除され、前記重り及び前記中段保持部が下方位置にスライドする請求項3に記載のアメニティボトルフォルダ。
  7. 前記固定材には、壁に取付け可能な取付け板が接合されており、
    前記取付け板は、前記上段保持部を前記壁から離す方向へ外力が加えられた場合に、前記上段保持部が変形することを防止する請求項1に記載のアメニティボトルフォルダ。
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