JP6392107B2 - 高周波伝送基板 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の信号ラインを備えた高周波伝送基板に関する。
複数の高周波信号を伝送するための多チャンネル高周波伝送基板として、複数の信号ラインを備えた高周波伝送基板が広く利用されている。このような高周波伝送基板においては、或る信号ラインを伝送される高周波信号が他の信号ラインに乗り移るクロストークと呼ばれる現象が知られている。
このようなクロストークを抑えた高周波伝送基板として、特許文献1に記載の信号伝送基板が知られている。特許文献1に記載の信号伝送基板においては、互いに隣接する信号ライン(特許文献1における「信号伝送線路」)の間に、基板に埋設された接地線路を配置することによって、クロストークの低減を図っている。
特開平11−266015号公報(1999年9月28日公開)
しかしながら、従来の高周波伝送基板においては、そのサイズを小型化すると、クロストークが大きくなるという問題があった。
すなわち、高周波伝送基板のサイズを小型化することは、(1)信号ライン同士の間隔を狭くすること、及び、(2)信号ライン間に配置されるグランドパターンの幅を狭くすることを意味する。そして、上記(1)及び(2)の構造変更は、何れも、クロストークを大きくする方向に作用する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の信号ラインを備えた高周波伝送基板において、信号ライン間に生じるクロストークを抑制しつつ、そのサイズを小型化することである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る高周波伝送基板は、誘電体基板の表裏に信号ラインとグランドパターンとが交互に配置された高周波伝送基板において、表面側の信号ラインと裏面側のグランドパターンとが互いに対向し、裏面側の信号ラインと表面側のグランドパターンとが互いに対向する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、誘電体基板の表裏の何れか一方に信号ラインとグランドラインとが交互に配置された高周波伝送基板と比較して、同一面内に配置された信号ライン同士の間隔を狭くすることなく、信号ラインの本数を2倍にすることができる。すなわち、同一面内に配置された信号ライン同士の間隔を狭めることなく、信号ラインの実装密度を向上させることができる。
また、上記高周波伝送基板においては、表面側の信号ラインと裏面側のグランドパターンとが互いに対向し、裏面側の信号ラインと表面側のグランドパターンとが互いに対向するように構成されている。したがって、表面側の信号ラインと裏面側の信号ラインとが対向するように配置された高周波伝送基板と比較して、表面に配置された信号ラインと裏面に配置された信号ラインとの距離を広げることができる。
以上のことから、上記の構成によれば、(1)表面側の信号ライン同士のクロストーク、(2)裏面側の信号ライン同士のクロストーク、及び、(3)表面側の信号ラインと裏面側の信号ラインとのクロストークを抑制しつつ、そのサイズを小型化することができる。
また、同一面内において隣接する信号ライン同士の間隔を広く保てることは、これらの信号ラインの間に配置されるグランドパターンの幅を広く保てることを意味する。このため、高い信号周波数まで低いクロストークを維持することができる。
本発明に係る高周波伝送基板において、表面側及び裏面側の信号ラインには、該信号ラインが伝送する高周波信号を増幅する増幅器が挿入されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、表面側及び裏面側の信号ラインが伝送する高周波信号を増幅することができる。また、上述したように、信号ラインの間に配置されるグランドパターンの幅を広く保てるので、高い信号周波数まで増幅器の発振を抑えることができる。
また、表面側の信号ラインのみに、又は、裏面側の信号ラインのみに熱源である増幅器を挿入した場合、誘電体基板の表面側と裏面側とに温度差が生じて熱膨張に差がでるので、誘電体基板が反るという問題を生じ得る。これに対し、上記の構成によれば、表面側及び裏面側の信号ラインに増幅器を挿入しているので、このような問題を回避することができる。
また、所定の本数の信号ラインを、全て表面側に配置する場合(従来技術)と、一部を表面側に配置し、残りを裏面側に配置する場合(上記構成)とを比べると、後者の方が放熱性に優れる。したがって、上記の構成によれば、増幅器の温度を従来よりも低く抑え、その結果、熱雑音を小さく抑えることができる。
本発明に係る高周波伝送基板において、表面側の信号ラインに挿入される増幅器は、矩形格子の格子点に配置されており、裏面側の信号ラインに挿入される増幅器は、上記誘電体基板を平面視したときに、上記矩形格子の面心に配置されている、ことが好ましい。
誘電体基板の特定の箇所に複数の増幅器が集中配置されている場合、これらの増幅器が高温になるため、これらの増幅器により増幅される高周波信号に含まれる熱雑音が大きくなるという問題を生じ得る。また、誘電体基板において、これらの増幅器が集中配置された箇所とそれ以外の箇所との間に温度差が生じるので、誘電体基板が歪むという問題を生じ得る。これに対し、上記の構成によれば、表面側及び裏面側の信号ラインに挿入された増幅器が分散配置されているので、これらの問題を回避することができる。
本発明に係る高周波伝送基板において、上記誘電体基板には、グランドとして機能する内層が形成されている、ことが好ましい。
グランドとして機能する内層は、表面側の信号ラインと裏面側の信号ラインとを互いに遮蔽する遮蔽層として機能する。したがって、上記の構成によれば、表面側の信号ラインと裏面側の信号ラインとにおけるクロストークを更に抑制することができる。
本発明に係る高周波伝送基板において、表面側及び裏面側の各信号ラインが伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとして、表面側の各信号ラインを挟み込む表面側のグランドパターン同士の間隔と、裏面側の各信号ラインを挟み込む裏面側のグランドパターン同士の間隔とは、それぞれ0.1×λ以下である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、表面側の信号ライン及びそれを挟み込む表面側のグランドパターン、並びに、裏面側の信号ライン及びそれを挟み込む裏面側のグランドパターンは、良好なコプレナーウェーブガイドとして機能する。したがって、上記高周波伝送基板は、表面側の信号ラインと裏面側の信号ラインとにおけるクロストークをより抑制することができる。
本発明に係る高周波伝送基板は、表面側のグランドパターンの表面側の信号ラインに対向する辺に沿って柵状に配置された、表面側のグランドパターンと裏面側のグランドパターンとを短絡する第1の短絡ポスト群と、裏面側のグランドパターンの裏面側の信号ラインに対向する辺に沿って柵状に配置された、表面側のグランドパターンと裏面側のグランドパターンとを短絡する第2の短絡ポスト群と、を更に備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、表面側のグランドパターンの電位と裏面側のグランドパターンの電位とは、よりよく一致する。また、表面側のグランドパターンにおける電位分布及び裏面側のグランドパターンにおける電位分布は、より均一になる。したがって、上記高周波伝送回路は、よりよいコプレナーウェーブガイドとして機能する。
本発明に係る高周波伝送基板において、表面側及び裏面側の各信号ラインが伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとして、第1の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、表面側の信号ラインを介して対向する2つの短絡ポストの中心軸間隔と、第2の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、裏面側の信号ラインを介して対向する2つの短絡ポストの中心軸間隔とは、それぞれ0.1×λ以下である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、信号ラインの各々を挟み込む2つのグランドパターンを一点接地された状態と見なすことができる。これにより、上記高周波伝送回路は、よりよいコプレナーウェーブガイドとして機能する。
本発明に係る高周波伝送基板において、表面側及び裏面側の各信号ラインが伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとして、第1の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、表面側のグランドパターンの同一の辺に沿って配置された互いに隣接する2つの短絡ポストの中心軸間隔と、第2の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、裏面側のグランドパターンの同一の辺に沿って配置された互いに隣接する2つの短絡ポストの中心軸間隔とは、それぞれ0.1×λ以下である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、第1の短絡ポスト群は、表面側の信号ラインが伝送する高周波信号がつくる電界の遮蔽壁として機能する。また、第2の短絡ポスト群は、裏面側の信号ラインが伝送する高周波信号がつくる電界の遮蔽壁として機能する。したがって、第1及び第2の短絡ポスト群は、表面側の信号ライン及び裏面側の信号ラインにおけるクロストークを更に抑制することができる。
本発明によれば、複数の信号ラインを備えた高周波伝送基板において、信号ライン間に生じるクロストークを抑制しつつ、そのサイズを小型化することができる。
本発明の第1の実施形態に係る高周波伝送基板の構成を示す斜視図である。 (a)は、上記高周波伝送基板の構成を示す上面図である。(b)は、(a)に示す上記高周波伝送基板のA−A’線における断面図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る高周波伝送基板の構成を示す上面図である。(b)は、(a)に示す上記高周波伝送基板のB−B’線における断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る高周波伝送基板の構成を示す断面図である。 (a)は、本発明の第4の実施形態に係る高周波伝送基板の構成を示す上面図である。(b)は、(a)に示す高周波伝送基板のC−C’線における断面図である。 (a)は、本発明の変形例に係る高周波伝送基板の構成を示す上面図である。(b)は、(a)に示すD−D’線における断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る高周波伝送基板を適用した高周波信号送信装置の構成を示すブロック図である。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係る高周波伝送基板10について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る高周波伝送基板10の斜視図である。図2の(a)は、本実施形態に係る高周波伝送基板10の上面図であり、図2の(b)は、(a)に示すA−A’線における高周波伝送基板10の断面図である。
高周波伝送基板10は、複数の高周波信号を伝送するための多チャンネル高周波伝送基板であり、図1に示すように、誘電体基板11、信号ライン12、グランドパターン13、信号ライン14、及びグランドパターン15を備えている。
誘電体基板11は、例えばガラスエポキシなどの誘電体からなる基板である。誘電体基板11は、図1に図示された座標系において、表(おもて)面11a及び裏面11bがxy面と平行になり、裏面11bから表面11aに向かう向きがz軸正方向と一致するように配置される。
誘電体基板11の表面11aには、2本の信号ライン12と、3つのグランドパターン13とが形成されている。具体的には、信号ライン12は、信号ライン121〜122からなり、グランドパターン13は、グランドパターン131〜133からなる。
本実施形態において、信号ライン12及びグランドパターン13は、図1に図示された座標系においてy軸方向に延伸している。また、信号ライン12とグランドパターン13とは、図1に図示された座標系においてx軸方向に対して交互に配置されている。換言すれば、信号ライン121〜122及びグランドパターン131〜133は、y軸方向に平行なストライプ状に配置されている。
信号ライン12及びグランドパターン13は、何れも銅、アルミニウムなどの導電体からなる薄膜である。
誘電体基板11の裏面11bには、2本の信号ライン14と、3つのグランドパターン15とが形成されている。具体的には、信号ライン14は、信号ライン141〜142からなり、グランドパターン15は、グランドパターン151〜153からなる。
本実施形態において、信号ライン14及びグランドパターン15は、図1に図示された座標系においてy軸方向に真直ぐに延伸している。また、信号ライン14とグランドパターン15とは、図1に図示された座標系においてx軸方向に対して交互に配置されている。換言すれば、信号ライン141〜142及びグランドパターン151〜153は、y軸方向に平行なストライプ状に配置されている。
信号ライン14及びグランドパターン15は、信号ライン12及びグランドパターン13と同様に、何れも銅、アルミニウムなどの導電体からなる薄膜である。
図2の(a)は、高周波伝送基板10を平面視した場合の上面図である。以下において平面視とは、高周波伝送基板10を表面11aの側から、すなわち、図1に図示された座標系のz軸正方向側から見ることを意味する。表面11aに形成されている信号ライン12及びグランドパターン13を実線にて示し、裏面11bに形成されている信号ライン14及びグランドパターン15を破線にて示す。図2の(b)は、(a)に示すA−A’線における高周波伝送基板10の断面を、図1に図示された座標系のy軸負方向側から見た場合の断面図である。
図2の(a)に示すように、表面側の信号ライン12と裏面側の信号ライン14とは、平面視したときに重ならないように配置されている。換言すれば、図2の(b)に示すように、表面側の信号ライン12と裏面側のグランドパターン15とが互いに対向し、裏面側の信号ライン14と表面側のグランドパターン13とが互いに対向するように表面11a及び裏面11bに配置されている。
誘電体基板11の表面11aに信号ライン12が設けられ、裏面11bに信号ライン14が設けられていることによって、特許文献1に記載された信号伝送基板のように誘電体基板の片面にのみ信号ラインを備えた構成と比較して、信号ラインの本数を2倍にすることができる。すなわち、誘電体基板11の表面11a又は裏面11b内において隣接する信号ライン同士の間隔を狭めることなく信号ライン12,14の実装密度を向上させることができる。
また、高周波伝送基板10において、表面側の信号ライン12と裏面側のグランドパターン15とが互いに対向し、裏面側の信号ライン14と表面側のグランドパターン13とが互いに対向するように構成されている。したがって、表面側の信号ラインと裏面側の信号ラインとが対向するように配置された高周波伝送基板と比較して、表面に配置された信号ラインと裏面に配置された信号ラインとの間隔を広げることができる。
以上のことから、高周波伝送基板10は、(1)表面側の信号ライン12同士におけるクロストーク、(2)裏面側の信号ライン14同士におけるクロストーク、(3)表面側の信号ライン12と裏面側の信号ライン14とにおけるクロストークのそれぞれを抑制しつつ、そのサイズを小型化することができる。
また、互いに隣接する表面側の信号ライン12同士の間隔を広く保てることは、これらの信号ライン12同士の間に配置されるグランドパターン13の幅を広く保てると言い換えられる。同様に、互いに隣接する裏面側の信号ライン14同士の間隔を広く保てることは、これらの信号ライン14同士の間に配置されるグランドパターン15の幅を広く保てると言い換えられる。グランドパターン13,15の幅を広く保てることによって、高周波伝送基板10は、高い信号周波数まで低いクロストークを維持することができるという副次的な効果を奏する。
ここで、図2に示すように、表面側の各信号ライン12を挟み込む表面側のグランドパターン13同士の間隔を幅W13として、裏面側の各信号ライン14を挟み込む裏面側のグランドパターン15同士の間隔を幅W15とする。また、表面側及び裏面側の各信号ライン12,14が伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとする。このとき、高周波伝送基板10において、幅W13は、0.1×λ以下であり、且つ、幅W15も、0.1×λ以下であることが好ましい。
この構成によれば、各信号ライン12及びそれを挟み込むグランドパターン13、並びに、各信号ライン14及びそれを挟み込むグランドパターン15は、良好なコプレナーウェーブガイドとして機能し、(1)各信号ライン12間、(2)各信号ライン14間、(3)各信号ライン12及び各信号ライン14間におけるクロストークをより抑制することができる。
〔第2の実施形態〕
図3の(a)は、本発明の第2の実施形態に係る高周波伝送基板20の構成を示す上面図であり、図3の(b)は、(a)に示すB−B’線における高周波伝送基板20の断面図である。
本実施形態に係る高周波伝送基板20は、第1の実施形態に係る高周波伝送基板10と比較して、短絡ポスト群16を更に備えている点が異なる。具体的には、(1)誘電体基板11の表面側のグランドパターン13を構成する4辺のうち信号ライン12に対向する辺に沿って柵状に配置された短絡ポスト群16aと、(2)裏面側のグランドパターン15を構成する4辺のうち信号ライン14に対向する辺に沿って柵状に配置された短絡ポスト群16bと、を更に備えている(図3の(a)参照)。短絡ポスト群16a及び短絡ポスト群16bは、何れもグランドパターン13とグランドパターン15とを短絡するように配置されている。
また、高周波伝送基板20は、図3の(a)に示すように高周波伝送基板20の外周を構成する4辺のうち信号ライン12及び信号ライン14が延伸される方向と平行な辺に沿って柵状に配置された短絡ポスト群であって、グランドパターン13とグランドパターン15とを短絡する短絡ポスト群16c(第3の短絡ポスト群)を更に備えていてもよい。
短絡ポスト群16を構成する複数の短絡ポストの各々は、誘電体基板11を貫通するように形成されたスルーホールの内側に充填された導電体、又は、上記スルーホールの内壁に形成された導電体からなる。短絡ポスト群16の上端は、グランドパターン13に接触し、短絡ポスト群16の下端は、グランドパターン15に接触している。すなわち、短絡部16は、互いに対向するグランドパターン13とグランドパターン15とを短絡する。
複数の短絡ポスト群16がグランドパターン13とグランドパターン15とを複数の位置において短絡することによって、グランドパターン13の電位とグランドパターン15の電位とは、よりよく一致する。また、グランドパターン13における電位分布及びグランドパターン15における電位分布は、より均一になる。
以下において、第1の短絡ポスト群16aに属する2つの短絡ポストのうち、表面側の信号ライン12を介して対向する2つの短絡ポストの中心軸間隔を幅W16axとし、第2の短絡ポスト群16bに属する2つの短絡ポストのうち、裏面側の信号ラインを介して対向する2つの短絡ポストの中心軸間隔を幅W16bxとする(図3の(a)及び(b)参照)。また、第1の短絡ポスト群16aに属する2つの短絡ポストのうち、表面側のグランドパターン13の同一の辺に沿って配置された互いに隣接する2つの短絡ポストの中心軸間隔を幅W16ayとし、第2の短絡ポスト群16bに属する2つの短絡ポストのうち、裏面側のグランドパターンの同一の辺に沿って配置された互いに隣接する2つの短絡ポストの中心軸間隔を幅W16byとする(図3の(a)参照)。
ここで、表面側及び裏面側の各信号ライン12,14が伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとする。高周波伝送基板20において、幅W16axは、0.1×λ以下であり、幅16bxも、0.1×λ以下であることが好ましい。当該構成によれば、信号ライン12を伝送する高周波信号にとって、その信号ライン12を挟み込むグランドパターン13は、一点接地されていると見なすことができる。また、信号ライン14を伝送する高周波信号にとって、その信号ライン14を挟み込むグランドパターン15は、一点接地されていると見なすことができる。したがって、高周波伝送基板20は、高周波伝送基板10と比較してよりよいコプレナーウェーブガイドとして機能する。
また、高周波伝送基板20において、幅W16ayは、0.1×λ以下であり、幅16byも、0.1×λ以下であることが好ましい。当該構成によれば、短絡ポスト群16aは、信号ライン12が伝送する高周波信号がつくる電界の遮蔽壁として機能する。また、短絡ポスト群16bは、信号ライン14が伝送する高周波信号がつくる電界の遮蔽壁として機能する。したがって、短絡ポスト群16a及び短絡ポスト群16bは、信号ライン12及び信号ライン14におけるクロストークを更に抑制することができる。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態に係る高周波伝送基板について、図4を参照して説明する。なお、上述した各実施形態に係る高周波伝送基板と同様の部材に関しては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図4は、本実施形態に係る高周波伝送基板30の構成を示す断面図であって、信号ライン12及び信号ライン14の長手方向に直行する面(図1に図示された座標系におけるzx面に相当する面)における断面図である。本実施形態に係る高周波伝送回路30は、第1の実施形態に係る高周波伝送回路10と比較して、誘電体基板11の内部に設けられた内層であって、グランドとして機能する内層17を備えている点が異なる。以下において、内層17のことをグランド層17とも表現する。グランド層17は、銅、アルミニウムなどの導電体からなる導体膜又は導体板である。
グランド層17は、図4に示すように、誘電体基板11を第1誘電体部111と第2誘電体部112とに分割するように誘電体基板11に挿入されている。第1誘電体部111は、誘電体基板11の表面11aを含み、第2誘電体部112は、誘電体基板11の裏面11bを含む。
このように構成されたグランド層17は、信号ライン12と信号ライン14とを互いに遮蔽する遮蔽層として機能するため、信号ライン12及び信号ライン14におけるクロストークを更に抑制することができる。
〔第4の実施形態〕
本発明の第4の実施形態に係る高周波伝送基板は、誘電体基板の表面側及び裏面側の信号ラインに、該信号ラインが伝送する高周波信号を増幅する増幅器を挿入したものである。本発明の第4の実施形態に係る高周波伝送基板40は、具体的には以下のように構成されている。本実施形態に係る高周波伝送基板40について、図5を参照して説明する。なお、上述した各実施形態に係る高周波伝送基板と同様の部材に関しては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る高周波伝送基板40は、具体的には図5に示すように構成されている。図5の(a)は、本実施形態に係る高周波伝送基板40の構成を示す上面図であり、図5の(b)は、(a)に示すC−C’線における高周波伝送基板40の断面図である。本実施形態に係る高周波伝送基板40は、第1の実施形態に係る高周波伝送基板10と比較して、表面側の信号ライン12が伝送する高周波信号の振幅を増幅する増幅器群171〜172(特許請求の範囲に記載の増幅器)と、裏面側の信号ライン14が伝送する高周波信号の振幅を増幅する増幅器群181〜182(特許請求の範囲に記載の増幅器)と、を更に備えている。
具体的には、増幅器群171は、信号ライン121に挿入された増幅器171a及び増幅器171bと、信号ライン122に挿入された増幅器172a及び増幅器172bとからなり、増幅器群181は、信号ライン141に挿入された増幅器181a及び増幅器182bと、信号ライン142に挿入された増幅器182a及び増幅器182bとからなる。
以下、増幅器群171を例にして、その構成を説明する。本実施形態において、増幅器171は、2段の増幅器を備えている。具体的には、増幅器171は、初段の増幅器171aと次段の増幅器171bとを備えている。また、増幅器171は、増幅器171aと増幅器171bとを接続する接続ライン171cを備えている。
初段の増幅器171aは、入力端子、出力端子、及び2つのグランド端子を備えている。初段の増幅器171aの入力端子は、第1信号ライン121の入力側線路に接続されており、出力端子は、接続ライン171cに接続されており、2つのグランド端子は、それぞれグランドパターン131及びグランドパターン132に接続されている。また、次段の増幅器171bも同様に、入力端子、出力端子、及び2つのグランド端子を備えている。次段の増幅器171bの入力端子は、接続ライン171cに接続されており、出力端子は、第1信号ライン121の出力側線路に接続されており、2つのグランド端子は、それぞれグランドパターン131及びグランドパターン132に接続されている。
初段の増幅器171aは、信号ライン121の入力側線路から入力された第1高周波信号を所定のゲインで増幅した後に接続ライン171cに出力する。次段の増幅器171bは、初段の増幅器171aが増幅した第1高周波信号を、更に所定のゲインで増幅した後に信号ライン121の出力側線路に出力する。
初段の増幅器171aには、LNA(Low Noise Amplifier)と呼ばれるタイプの増幅器を用いることが好ましい。LNAは、ゲインが小さいものの発生するノイズが少ない増幅器であり、入力された第1高周波信号のS/N比をより向上させることができる。
次段の増幅器171bには、LNAと比較してゲインの大きな増幅器を用いることが好ましい。ゲインの大きな増幅器を用いることによって、高周波伝送基板40の後段に好適な振幅を有する第1高周波信号を出力することができる。
増幅器172、増幅器181、及び増幅器182は、それぞれ、増幅器171と同様に構成されている。上記のように構成されていることによって、高周波伝送基板40は、信号ライン12及び信号ライン14に入力された高周波信号を伝送し、且つ、増幅して後段に出力することができる。換言すれば、高周波伝送基板40は、高周波増幅回路としても機能する。
高周波伝送基板40を平面視した場合に、表面側の信号ライン12と裏面側のグランドパターン15とが互いに対向し、裏面側の信号ライン13と表面側のグランドパターン14とが互いに対向している。したがって、図5の(b)に示すように、高周波伝送基板40を断面視した場合に、信号ライン12に挿入された増幅器群171〜172は、グランドパターン15に対向し、信号ライン14に挿入された増幅器群181〜182は、グランドパターン13に対向している。換言すれば、増幅器群171,172,181,182の各々は、互いに対向しないように配置されている。
このように構成された高周波伝送基板40は、誘電体基板の片面にのみ信号ライン及び増幅器を配置する構成と比較して、隣接する信号ライン12及び信号ライン14の間隔を広げることができるため、信号ライン12及び信号ライン14の各々に挿入された増幅器群171〜172及び増幅器181〜182の間隔を広げることができる。したがって、増幅器171と増幅器172との間に介在するグランドパターン132、並びに、増幅器181と増幅器182との間に介在するグランドパターン152の幅を広げることができるために、グランド電位がより安定し、増幅器171〜172及び増幅器181〜182は、入力される高周波信号の周波数が高くなった場合にも発振しにくくなる。
また、増幅器171〜172及び増幅器181〜182は、高周波信号を増幅するときに発熱を伴うため、高周波伝送基板40を加熱する熱源となる。一般的に、高周波伝送基板においては、基板温度の上昇は、この温度上昇に起因する熱雑音が信号ラインを伝送する高周波信号に重畳しやすくなるために好ましくない。高周波伝送基板40においては、増幅器171〜172が表面11a側に実装されており、増幅器181〜182が裏面11b側に実装されていることから、各増幅器が発した熱が一方の面に局在しにくく、誘電体基板11の内部に均等に分布しやすい。このことから、高周波伝送基板40は、誘電体基板11の過度の温度上昇を抑制でき、伝送する高周波信号に熱雑音が重畳することを抑制できる。
また、上記の構成によれば、一方の面に熱が局在することによる誘電体基板11の反りを抑制できる。
〔変形例〕
本発明の第4の実施形態の変形例に係る高周波伝送基板について、図6を参照して説明する。なお、上述した各実施形態に係る高周波伝送基板と同様の部材に関しては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図6の(a)は、本変形例に係る高周波伝送基板50の構成を示す上面図であり、図6の(b)は、(a)に示すD−D’線における高周波伝送基板50の断面図である。本変形例に係る高周波伝送基板50は、誘電体基板11を平面視したときに、表面側の信号ライン12に挿入された増幅器271及び272と、裏面側の信号ライン14に挿入された増幅器281及び282とは、信号ライン12及び信号ライン14の長手方向(図6に図示された座標系におけるy軸方向)にずらして配置されている。具体的には、以下のように第4の実施形態に係る高周波伝送基板40と本変形例に係る高周波伝送基板50とは相違する。
高周波伝送基板40においては、図5の(a)に示すように増幅器171〜172と、増幅器181〜182とは、図5の(a)に図示された座標軸におけるx軸方向に整列して配置されている。具体的には、増幅器171〜172及び増幅器181〜182の各々は、2段の増幅器によって構成されているため、初段の増幅器171a,172a,181a,182aがx軸方向に一列に整列し、次段の増幅器171b,172b,181b,182bがx軸方向に一列に整列している。
一方、高周波伝送基板50においては、図6の(a)に示すように、表面側の初段の増幅器171a〜172aと、裏面側の初段の増幅器181a〜182aとは、x軸方向の異なる列を形成している。また、表面側の次段の増幅器171b〜172bと、裏面側の次段の増幅器181b〜182bとは、x軸方向に異なる列を形成している。
換言すれば、表面側の信号ライン12に挿入される増幅器171〜172は、矩形格子の格子点に配置されており、裏面側の信号ライン14に挿入される増幅器181〜182は、上記誘電体基板を平面視したときに、上記矩形格子の面心に配置されていると言える。より具体的には、信号ライン121〜122に挿入される増幅器171a,171b,172a,172bは、単位格子となる矩形格子の格子点に配置されており、信号ライン141〜142に挿入される増幅器181a,181b,182a,182bは、上記単位格子の面心に配置されている。
したがって、図6の(b)に示すように、増幅器271〜272が配置されているzx面には、増幅器281〜282が配置されない。同様に、増幅器281〜282が配置されているzx面には、増幅器271〜272が配置されない。
上記の構成によれば、高周波伝送基板50は、高周波伝送基板40と比較して、増幅器群271〜272及び増幅器281〜282の各々が発生する熱を誘電体基板11の内部により均等に分布することができる。したがって、高周波伝送基板50は、誘電体基板11の温度上昇をより抑制でき、伝送する高周波信号に熱雑音が重畳することをより抑制できる。また、一方の面に熱が局在することによって生じる誘電体基板11の反りをより抑制できる。
なお、本実施形態では、特許請求の範囲に記載の増幅器が2段の増幅器によって構成される場合を例として説明した。しかし、信号ライン12及び信号ライン14の各々が伝送する高周波信号を増幅する増幅器の構成は、2段からなる増幅器に限定されるものではなく、1段の増幅器であってもよいし、3段以上の増幅器からなる増幅器であってもよい。
〔本発明の適用例〕
本発明の適用例について、図7を参照しながら説明する。図7の(a)は、第4の実施形態に係る高周波伝送基板40を含む高周波信号送信システム100の構成を示すブロック図であり、図7の(b)は、高周波伝送基板40を含む高周波信号送受信システム110の構成を示すブロック図である。
高周波信号送信システム100は、基地局から送信された高周波信号を受信するアンテナ101と、アンテナ101が受信した高周波信号を受信する受信機102と、アンテナ101から受信機102へ高周波信号を伝送する伝送ケーブル103とを備えている(図7の(a)参照)。伝送ケーブル103は、メタルケーブルであってもよいし、アクティブ光ケーブルであってもよい。
このような高周波信号送信システム100において、高周波伝送基板40は、アンテナ101と伝送ケーブル103との接続部、及び、伝送ケーブル103と受信機102との接続部に挿入して利用することができる。
なお、本適用例では、信号ラインが伝送する高周波信号を増幅する増幅器を含む高周波伝送基板を例として説明し、図5に示す高周波伝送基板40を適用しているが、図2〜図4に示す、増幅器を含まない高周波伝送基板10,20,及び30の何れかを上述の高周波信号送信システムに適用することもできる。その場合は、高周波伝送基板10,20,及び30の後段に別個の増幅器を挿入してもよい。もちろん、高周波伝送基板40の変形例である、図6に示す高周波伝送基板50を上述の高周波信号送信システムに適用することもできる。
また、高周波信号送受信システム110は、アンテナ111と、送受信機112と、伝送ケーブル113a、113bと、デュプレクサ114とを備えている。アンテナ111は、高周波信号を送受信可能なアンテナである。送受信機112は、アンテナ111が受信した高周波信号を受信し、また、アンテナ111を介して送信する高周波信号を生成する。伝送ケーブル113aは、アンテナ111から高周波送受信機112へ高周波信号を伝送する伝送ケーブルであり、伝送ケーブル113bは、高周波送受信機112からアンテナ111へ高周波信号を伝送する伝送ケーブルである。デュプレクサ114は、高周波信号の受信経路と送信経路とを電気的に分離し、アンテナ111の共用を可能にするものである。
このような高周波信号送受信システム110においても、高周波伝送基板40は、デュプレクサ114と伝送ケーブル113aとの接続部、伝送ケーブル113aと送受信機112との接続部、送受信機112と伝送ケーブル113bとの接続部、及び、伝送ケーブル113bとデュプレクサ114との接続部に挿入して利用することができる。
本発明は、高周波信号を伝送する信号ラインを複数備えた高周波伝送基板に利用することができる。
10,20,30,40,50 高周波伝送基板
11 誘電体基板
11a 表面
11b 裏面
12(121,122) 信号ライン(表面側)
13(131,132,133) グランドパターン(表面側)
14(141,142) 信号ライン(裏面側)
15(151,152,153) グランドパターン(裏面側)
16 短絡ポスト群
16a 第1の短絡ポスト群
16b 第2の短絡ポスト群
17 内層(グランド層)
171,172 増幅器(表面側)
181,182 増幅器(裏面側)

Claims (7)

  1. 誘電体基板の表裏に信号ラインとグランドパターンとが交互に配置された高周波伝送基板において、表面側の信号ラインと裏面側のグランドパターンとが互いに対向し、裏面側の信号ラインと表面側のグランドパターンとが互いに対向し、
    表面側及び裏面側の各信号ラインが伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλ として、表面側の各信号ラインを挟み込む表面側のグランドパターン同士の間隔と、裏面側の各信号ラインを挟み込む裏面側のグランドパターン同士の間隔とは、それぞれ0.1×λ 以下である、
    ことを特徴とする高周波伝送基板。
  2. 誘電体基板の表裏に信号ラインとグランドパターンとが交互に配置された高周波伝送基板において、表面側の信号ラインと裏面側のグランドパターンとが互いに対向し、裏面側の信号ラインと表面側のグランドパターンとが互いに対向し、
    表面側のグランドパターンの表面側の信号ラインに対向する辺に沿って柵状に配置された、表面側のグランドパターンと裏面側のグランドパターンとを短絡する第1の短絡ポスト群と、裏面側のグランドパターンの裏面側の信号ラインに対向する辺に沿って柵状に配置された、表面側のグランドパターンと裏面側のグランドパターンとを短絡する第2の短絡ポスト群と、を備えている、
    ことを特徴とする高周波伝送基板。
  3. 表面側及び裏面側の各信号ラインが伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとして、
    第1の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、表面側の信号ラインを介して対向する2つの短絡ポストの中心軸間隔と、第2の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、裏面側の信号ラインを介して対向する2つの短絡ポストの中心軸間隔とは、それぞれ0.1×λ以下である、
    ことを特徴とする請求項に記載の高周波伝送基板。
  4. 表面側及び裏面側の各信号ラインが伝送する高周波信号の実効波長のうち最も短い実効波長をλとして、
    第1の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、表面側のグランドパターンの同一の辺に沿って配置された互いに隣接する2つの短絡ポストの中心軸間隔と、第2の短絡ポスト群に属する2つの短絡ポストのうち、裏面側のグランドパターンの同一の辺に沿って配置された互いに隣接する2つの短絡ポストの中心軸間隔とは、それぞれ0.1×λ以下である、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の高周波伝送基板。
  5. 表面側及び裏面側の信号ラインに、該信号ラインが伝送する高周波信号を増幅する増幅器が挿入されている、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の高周波伝送基板。
  6. 表面側の信号ラインに挿入される増幅器は、矩形格子の格子点に配置されており、
    裏面側の信号ラインに挿入される増幅器は、上記誘電体基板を平面視したときに、上記矩形格子の面心に配置されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の高周波伝送基板。
  7. 上記誘電体基板には、グランドとして機能する内層が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の高周波伝送基板。
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