JP6391880B2 - カメラシステム - Google Patents

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Description

本発明は、立体画像を取得するカメラシステムに関する。
この種の技術として、特許文献1は、画像センサの位置を調整可能にして、画像合成する際に柔軟に位置の微調整ができることを特徴としている。
特開2013−59026号公報
しかしながら、特許文献1では人が感じる3次元画像を取得することが目的であり、エンターテイメントを意識した3次元画像取得については言及されていない。本願発明の目的は、エンターテイメント性のある3次元画像を取得するカメラシステムおよびそのコントローラを提供することにある。
本願発明は、2つのカメラがあり、それぞれのカメラはズームレンズを有し、2つのカメラの間隔Dcを変動できる構成を有し、2つのカメラのズームレンズ焦点距離(f1、f2)は、2つのカメラユニットの間隔Dc[m]に連動することを特徴とするカメラシステムに関する。
本発明の第1の側面は、カメラシステムに関する。
このシステムは、2つのカメラユニット21A、21Bを有するカメラシステムである。2つのカメラユニット21A、21Bは、それぞれズームレンズ22A、22Bを含む光学系を有する。カメラシステムは、2つのカメラユニットの間隔Dcを変動させるための手段を有し、2つのカメラユニットのそれぞれのズームレンズ焦点距離(f1、f2)を、2つのカメラユニットの間隔Dcに連動するように2つのカメラユニットの光学系を制御するための制御手段を有する。
ズームレンズ焦点距離(f1、f2)がカメラユニットの間隔Dcに連動して倍率が変化するため、このシステムは、カメラ画角(レンズ倍率)と視差画像の間隔を連続的にスムーズに変動させることができる。
このカメラシステムの好ましい態様は、2つのカメラユニット21A、21Bが、それぞれ同一特性ズームレンズ22A、22B、およびセンササイズが等しく、センサ画素数が同一のセンサ23A、23Bを有する。そして制御手段は、2つのカメラユニットの間隔Dcに対し、それぞれの2つのズームレンズ焦点距離(f1、f2)が同じ値f[mm]であり、
f[mm]= a * Dc[m] + b[mm] (a、b:定数) 式(I)
の関係を保つようにカメラユニットの光学系を制御するカメラシステムである。
(式(I)において、f[mm]は、6以上1200以下であり、aは、10以上200以下であり、bは0以上600以下である。)
このカメラシステムは、カメラユニット21A、21Bが、同一特性ズームレンズ22A、22B、およびセンササイズが等しく、センサ画素数が同一のセンサ23A、23Bを有するので、得られる2つの画像を左右の眼で鑑賞する際ほぼ同等の画質で見ることができ、違和感のない自然な立体画像を鑑賞することができるという利点がある。
また、このカメラシステムは、f[mm]= a * Dc[m] + b[mm] (a、b:定数) 式(I)
(式(I)において、f[mm]は、6以上1200以下であり、aは、10以上200以下であり、bは0以上600以下である。)の関係を保つようにカメラユニットの光学系を制御することで、立体的に鑑賞する上で人が感覚的に許容できる光学構成を実現できるように作用し、鑑賞した時の普段の感覚との違いを体験しつつも鑑賞の違和感をできるだけ抑えるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、2つのカメラユニット21A、21Bが位置する高さh[m]に連動して、2つのカメラユニットの間隔Dc[m]を変動させる手段をさらに有するものである。カメラ高さhとカメラユニットの間隔Dc[m]、ズームレンズ焦点距離が連動することによって、カメラシステムの光学系があたかも人の体が大きくなったり、小さくなったりしたときの左右の眼の画像を取得することができる。
このカメラシステムの好ましい態様は、カメラユニットの間隔Dc[m]を変動させる手段は、2つのカメラユニット21A、21Bが位置する高さh(=h1=h2)[m]に対し、2つのカメラユニットの間隔Dcが、式(II)
Dc[m]= c * h[m]+ d[m] (c、d:定数) 式(II)
の関係を保つように制御する。
(式(II)において、Dc[m]は、0以上100以下であり、cは、0.01以上 5以下であり、dは0以上100以下である。)
このように制御することで、立体的に鑑賞する上で人が感覚的に許容できる光学構成を実現できると同時に、あたかも人が徐々に巨大化していくときの映像を再現するときに得られる2画像を取得するように作用し、鑑賞した時の普段の感覚との違いを体験しつつも鑑賞の違和感をできるだけ抑えるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、高度制御手段は、2つのカメラユニット21A、21Bが位置する高さh(=h1=h2)[m]、2つのカメラユニットの間隔Dc[m]に対し、
Dc[m]=c *h[m]+ d[m] (c、d:定数) 式(II)
f[mm]=i *h[m]+j[mm] (i、j:定数) 式(III)
(i =a * c、j=a * d+b)
の関係を保つように制御する。
このように制御することで、立体的に鑑賞する上で人が感覚的に許容できる光学構成を実現できると同時に、あたかも人が徐々に巨大化していくときの映像を再現するときに得られる2画像を取得するように作用し、鑑賞した時の普段の感覚との違いを体験しつつも鑑賞の違和感をできるだけ抑えるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、さらに、定数a及び、bを設定可能な第1のコントローラ33を有する。このようなコントローラを有するので、鑑賞した時の普段の感覚との違いを使用者が自分の好みに合わせて設定することが可能となるように作用し、使用者特有の立体画像を作成できるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、(1)定数c及びd、及び(2)i及びjのいずれか又は両方を設定可能な第2のコントローラ70を有する。このようなコントローラを有するので、鑑賞した時の普段の感覚との違いを使用者が自分の好みに合わせて設定することが可能となるように作用し、使用者特有の立体画像を作成できるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、間隔Dcが設定可能な第3のコントローラ33、70を有する。このようなコントローラを有するので、鑑賞した時の普段の感覚との違いを使用者が自分の好みに合わせて設定することが可能となるように作用し、使用者特有の立体画像を作成できるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、カメラシステムが、1つの飛行体40をさらに有し、2つのカメラユニット21A、21Bは、1つの飛行体40に取り付けられたものである。このような構成を有するので、高さや位置制御の物理的な制約がなくなるように作用し、画像を取得する被写体の位置やカメラシステムの位置自由度が高いという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、カメラシステムが、2つの飛行体90A、90Bをさらに有し、2つのカメラユニット21A、21Bは、それぞれ2つの飛行体90A、90Bのいずれかに取り付けられたものである。このような構成を有するので、高さや位置制御の物理的な制約がなくなるように作用し、画像を取得する被写体の位置やカメラシステムの位置自由度が高いという利点がある。
本発明によれば、ズームレンズ焦点距離(f1、f2)がカメラユニットの間隔Dcに連動して倍率が変化するため、カメラ画角(レンズ倍率)と視差画像の間隔を連続的にスムーズに変動させることができる。特に、カメラ高さhとカメラユニットの間隔Dc[m]、ズームレンズ焦点距離が連動することによって、カメラシステムの光学系があたかも人の体が大きくなったり、小さくなったりしたときの左右の眼の画像を取得することができる。従って、得られた画像を観察することによって、不自然ではない3D画像を体験することが可能となる。
通常人の眼は、右目と左目は同一の焦点距離を有しているが、実際には人によって焦点距離が異なる状況にある。しかしながら多少の違いの焦点距離であれば、両方の眼で見ることによって、脳によってうまく補正を行うことができる。
従って、同一の焦点距離fがカメラユニットの間隔Dcに連動することが理想的であるが、多少異なる焦点距離f1とf2であれば一向にかまわない。
本発明実施例1の全体システム構成図 本発明実施例1のスライド機構部26を説明する図 本発明実施例1のモニターユニット31を説明する図 モニターユニット31内のモードを説明する図 モニターユニット31内の駆動コントローラ33と画像との関係を説明する図 カメラ間隔とズームレンズ焦点距離との関係を説明する図 記録媒体に記録される画像イメージ図を説明する図 人の眼の構成を説明する図 人が巨大化したことを仮定した際の眼の構成をカメラ構成に置き換えた場合の図 人が巨大化した際に図8と倍率的に等価となるカメラ構成を説明する図 人が巨大化した際に倍率を上げる構成を説明する図 本発明実施例2の全体システム構成図 本発明実施例2の2眼カメラユニットシステム20の高さhとカメラユニットの間隔Dcの関係を示す図 ドローンコントローラ60とモニターユニット31の構成図 本発明実施例2の高さ連動モードに対する設定画面 本発明実施例3の全体システム構成図 本発明実施例3の2眼カメラユニットシステム50のイメージ図 本発明実施例3の2眼カメラユニットシステム50の高さhとカメラユニットの間隔Dcの関係を示す図 本発明実施例3の高さ連動モードに対する設定画面 巨人になったときの疑似体験を説明する図
本発明の第1の側面は、カメラシステムに関する。
このシステムは、2つのカメラユニット21A、21Bを有するカメラシステムである。。2つのカメラユニット21A、21Bは、それぞれズームレンズ22A、22Bを含む光学系を有する。この光学系は、ズームレンズのほかカメラの光学系が有する公知の構成を適宜採用することができる。このため2つのカメラユニット21A、21Bは、それぞれ、焦点距離を調整することができる。焦点距離を調整するための要素は公知である。たとえば、ズームレンズを光軸方向に移動させることで焦点距離を調整することができる。すなわち、カメラシステムは、光学系の一要素としてズームレンズを移動させることができる手段(たとえばアクチュエータ)を有していればよい。制御部からの指令を受けてアクチュエータを起動させることで、ズームレンズの位置を調整し、これによって焦点距離を調整できる。
カメラシステムは、2つのカメラユニットの間隔Dcを変動させるための手段を有する。2つのカメラユニットがアクチュエータなどにより接続されている場合は、制御部からの指令を受けてアクチュエータを起動させることで、2つのカメラユニットの間隔を所定の距離となるように制御できる。一方、2つのカメラユニットがそれぞれ別のものに搭載されている場合(たとえば、第1のドローンに第1のカメラユニットが搭載され、第2のドローンに第2のカメラユニットが搭載される場合)は、たとえばGPSを用いて、2つのカメラユニットの位置や間隔を測定しつつ、搭載対象の位置を制御すればよい。また、2つのカメラユニットのいずれか一方に他方の位置を観測するための観測部が存在し、その観測情報を用いて2つのカメラユニットの間隔Dcを測定しつつ、2つのカメラユニットの位置を変化させることで、所定の距離となるように2つのカメラユニットの間隔Dcを変動させてもよい。
制御手段は、2つのカメラユニットのそれぞれのズームレンズ焦点距離(f1、f2)を、2つのカメラユニットの間隔Dcに連動するように2つのカメラユニットの光学系を制御する。制御手段が、2つのカメラユニットと有線で接続されている場合、たとえば、ユーザが、システムに2つのカメラユニットの間隔Dcに関する情報を入力する。すると、入力されたDcに関する情報に基づいて、制御手段は、先に説明した機構により2つのカメラユニットの間隔Dcを調整する。一方、制御手段は、間隔Dcに対応したズームレンズ焦点距離を記憶部から読み出すか、または演算部に演算して求めさせ、得られた焦点距離(f1、f2)に基づいて、カメラユニットの光学系を制御する。具体的には、2つのカメラユニットは、レンズと撮像素子の距離を調整することができるようにされており、制御部からの制御信号に従って、レンズと撮像素子の距離を調整すればよい。たとえば、2つのカメラユニットが飛行体に搭載されている場合は、制御手段は、飛行隊に対して無線信号を送信し、飛行隊の受信部が制御信号を受信し、受信した制御信号に従って、光学系を調整し、焦点距離を調整すればよい。この場合、たとえば、光学系はレンズと撮像素子やレンズと撮像素子の距離を調整するためのアクチュエータが存在すればよい。
このシステムは、ズームレンズ焦点距離(f1、f2)がカメラユニットの間隔Dcに連動して倍率が変化するため、カメラ画角(レンズ倍率)と視差画像の間隔を連続的にスムーズに変動させることができる。
このカメラシステムの好ましい態様は、2つのカメラユニット21A、21Bが、それぞれ同一特性ズームレンズ22A、22B、およびセンササイズが等しく、センサ画素数が同一のセンサ23A、23Bを有するものである。2つのカメラユニットが、同一特性のレンズと撮影素子を有するので、焦点距離を調整しやすくなる。
この態様は、制御手段が、2つのカメラユニットの間隔Dcに対し、それぞれの2つのズームレンズ焦点距離(f1、f2)を同じ値f[mm]であって、
f[mm]=a*Dc[m]+b[mm] (a、b:定数) 式(I)
の関係を保つようにカメラユニットの光学系を制御する。
(式(I)において、f[mm]は、6以上1200以下であり、aは、10以上200以下であり、bは0以上600以下である。)
f[mm]は、10以上1000以下でもよいし、15以上500以下でもよいし、20以上300以下でもよい。
定数aは、15以上150以下でもよいし、20以上100以下でもよいし、25以上70以下でもよい。
定数bは、0以上400以下でもよいし、1以上300以下でもよいし、2以上200以下でもよい。
このカメラシステムは、カメラユニット21A、21Bが、同一特性ズームレンズ22A、22B、およびセンササイズが等しく、センサ画素数が同一のセンサ23A、23Bを有するので、得られる2つの画像を左右の眼で鑑賞する際ほぼ同等の画質で見ることができ、違和感のない自然な立体画像を鑑賞することができるという利点がある。
また、f[mm]=a*Dc[m]+b[mm] (a、b:定数) 式(I)
(式(I)において、f[mm]は、6以上1200以下であり、aは、10以上200以下であり、bは0以上600以下である。)の関係を保つようにカメラユニットの光学系を制御することで、立体的に鑑賞する上で人が感覚的に許容できる光学構成を実現できるように作用し、鑑賞した時の普段の感覚との違いを体験しつつも鑑賞の違和感をできるだけ抑えるという利点がある。
カメラシステムが、光学系の一要素としてズームレンズを移動させることができるアクチュエータを有する場合、制御部からの指令を受けてアクチュエータを駆動し、ズームレンズを移動させることにより焦点距離を調整できる。
このカメラシステムの好ましい態様は、2つのカメラユニット21A、21Bが位置する高さh[m]に連動して、2つのカメラユニットの間隔Dc[m]を変動させる手段をさらに有するものである。この態様のカメラシステムは、たとえば、2つのカメラユニットがGPSを搭載しており、GPSによりカメラユニットの高さを把握できるものである。2つのカメラユニットが2つの飛行体に搭載されている場合、それぞれの飛行体がそれぞれGPSを有していてもよい。この場合、いずれか一方の飛行体の高さを高さh[m]としてもよいし、2つの飛行体の高さの平均をh[m]としてもよい。また、2つの飛行体の高さがおよそ同じになるように制御してもよい。カメラ高さhとカメラユニットの間隔Dc[m]、ズームレンズ焦点距離が連動することによって、カメラシステムの光学系があたかも人の体が大きくなったり、小さくなったりしたときの左右の眼の画像を取得することができる。飛行体の高さを制御する方法は公知であり、システムがGPSを用いて飛行体の高さを測定しつつ、飛行体を操縦することで、飛行体の高さを所定のものとすればよい。
このカメラシステムの好ましい態様は、カメラユニットの間隔Dc[m]を変動させる手段は、2つのカメラユニット21A、21Bが位置する高さh(=h1=h2)[m]に対し、2つのカメラユニットの間隔Dcが、式(II)
Dc[m]= c * h[m]+ d[m] (c、d:定数) 式(II)
の関係を保つように制御する。
(式(II)において、Dc[m]は、0以上100以下であり、cは、0.01以上5以下であり、dは0以上100以下である。)
2つのカメラユニットが別々のものに搭載される場合、Dc[m]は0.1以上100以下であり、0.2以上50以下でもよいし、0.2以上20以下でもよい。
2つのカメラユニットが1つのものに搭載される場合、Dc[m]を大きくすることは難しいので、この場合、Dc[m]は、たとえば、0以上1以下であってもよいし、0以上0.5以下でもよいし、0以上0.3以下であってもよい。
定数cは、0.05以上4以下でもよいし、0.1以上3以下でもよい。
定数dは、0以上80以下でもよいし、1以上70以下でもよいし、2以上50以下でもよい。
このように制御することで、立体的に鑑賞する上で人が感覚的に許容できる光学構成を実現できると同時に、あたかも人が徐々に巨大化していくときの映像を再現するときに得られる2画像を取得するように作用し、鑑賞した時の普段の感覚との違いを体験しつつも鑑賞の違和感をできるだけ抑えるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、高度制御手段は、2つのカメラユニット21A、21Bが位置する高さh(=h1=h2)[m]、2つのカメラユニットの間隔Dc[m]に対し、
Dc[m]=c *h[m]+ d[m] (c、d:定数) 式(II)
f[mm]=i *h[m]+j[mm] (i、j:定数) 式(III)
(i=a* c、j=a *d+b)
の関係を保つように制御するものである。
このように制御することで、立体的に鑑賞する上で人が感覚的に許容できる光学構成を実現できると同時に、あたかも人が徐々に巨大化していくときの映像を再現するときに得られる2画像を取得するように作用し、鑑賞した時の普段の感覚との違いを体験しつつも鑑賞の違和感をできるだけ抑えるという利点がある。
このカメラシステムの好ましい態様は、さらに、定数a及び、bを設定可能な第1のコントローラ33を有する。このようなコントローラを有するので、鑑賞した時の普段の感覚との違いを使用者が自分の好みに合わせて設定することが可能となるように作用し、使用者特有の立体画像を作成できるという利点がある。このコントローラは、制御部及び記憶部と情報の授受を行うことができるようにされており、コントローラから定数a及びbに関する入力があった場合、制御部は、記憶部の所定の領域に定数a及びbの値を記憶させる。また、制御部は、入力された定数a及びbの値を読み出し、この値や、演算に必要な他の値を読み出して、演算部に所定の演算を行わせる。このようにして、焦点距離や、間隔の値を求めることができ、その値を用いてカメラシステムを制御できる。
このカメラシステムの好ましい態様は、(1)定数c及びd、及び(2)i及びjのいずれか又は両方を設定可能な第2のコントローラ70を有する。このコントローラが、たとえば、定数c及びd(又はi及びj)を設定可能な場合、ユーザは定数cのみを調整しても構わない。また、このコントローラ70は、先に説明した第1のコントローラ33と同一の機器であっても構わない。すなわち、第1のコントローラ33本体が、第2のコントローラの機能を有してもよい。このようなコントローラを有するので、鑑賞した時の普段の感覚との違いを使用者が自分の好みに合わせて設定することが可能となるように作用し、使用者特有の立体画像を作成できるという利点がある。このコントローラは、制御部及び記憶部と情報の授受を行うことができるようにされており、コントローラから定数c、d、i、又はjに関する入力があった場合、制御部は、記憶部の所定の領域に入力値を記憶させる。また、制御部は、入力された値を読み出し、この値や、演算に必要な他の値を読み出して、演算部に所定の演算を行わせる。このようにして、焦点距離や、間隔の値を求めることができ、その値を用いてカメラシステムを制御できる。
このカメラシステムの好ましい態様は、間隔Dcが設定可能な第3のコントローラ33、70を有する。このようなコントローラを有するので、鑑賞した時の普段の感覚との違いを使用者が自分の好みに合わせて設定することが可能となるように作用し、使用者特有の立体画像を作成できるという利点がある。第3のコントローラは、第1のコントローラ又は第2のコントローラと同一の機器であっても構わない。第3のコントローラ33、70が間隔Dcを設定した場合、間隔Dcの値がカメラシステムに入力される。すると、制御部は、この入力された間隔Dcに基づいて、アクチュエータを制御するか又はGPSを用いてカメラユニットの位置を確認して間隔を測定しつつ、カメラユニットの位置を調整することで、2つのカメラユニットの間隔を入力された間隔Dcの値に近づけるように制御すればよい。
このカメラシステムの好ましい態様は、カメラシステムが、1つの飛行体40をさらに有し、2つのカメラユニット21A、21Bは、1つの飛行体40に取り付けられたものである。このような構成を有するので、高さや位置制御の物理的な制約がなくなるように作用し、画像を取得する被写体の位置やカメラシステムの位置自由度が高いという利点がある。飛行体40の例は、飛行機、ヘリコプター、模型飛行機、模型ヘリコプター、及びドローンである。これらは、たとえば、コントローラからの無線信号をうける無線受信部を有しており、無線受信部が受信した無線信号に従って、躯体の位置を変動させることができる。また、無線受信部が受信した無線信号に従って、躯体内の各種要素を制御し、撮影や記憶を行うことができるとともに、撮影した画像(又は録音した音声)を所定の受信部に対して、無線送信することもできる。
このカメラシステムの好ましい態様は、カメラシステムが、2つの飛行体90A、90Bをさらに有し、2つのカメラユニット21A、21Bは、それぞれ2つの飛行体90A、90Bのいずれかに取り付けられたものである。このような構成を有するので、高さや位置制御の物理的な制約がなくなるように作用し、画像を取得する被写体の位置やカメラシステムの位置自由度が高いという利点がある。
まず、図1を参照しつつ、本実施形態のカメラシステム100の構造を説明する。図1に示すように、カメラシステム100は、2眼カメラユニットシステム20と、2眼カメラ制御部30から構成されている。また2眼カメラユニットシステム20は、一対の カメラユニット21とスライド機構部26からなり、カメラズーム駆動制御24やスライド駆動制御25により、一対のカメラユニット21のズームレンズ焦点距離とカメラ間隔を制御できるように構成されている。カメラユニット20は、ズームレンズ22、イメージャ23からなり、その他必要なメカ筐体により、適正な位置制御ができるようになっている。一方、2眼カメラ制御部30は、モニターユニット31、カメラコントローラ35、カメラ間隔駆動制御36、カメラ画像処理37、メモリ38、記録媒体39などから構成されている。モニターユニット31は、主にディスプレイ32、駆動コントローラ33、インターフェース34からなっており、この部分は一体的に作り込まれている。
図2は、スライド機構部26を説明する図である。図2(a)、(b)はカメラユニットの間隔Dc=Xminとしたときのカメラ上部からみた図と、背後からみた図となる。図2(c)、(d)はカメラユニットの間隔Dc=Xmaxとしたときのカメラ上部からみた図と、背後からみた図となる。スライド機構部26は2つのボールネジにより構成され、不図示のモータにより位置制御ができるようになっている。
図3は、本発明実施例1のモニターユニット31を説明する図であ る。モニターユニット31にはカメラユニット21より取得された画像を表示するディスプレイ32と駆動コントローラ33が配置され、駆動コントローラ33Aのボタンを水平方向にスライドさせると、カメラユニットの間隔Dc[m]を変化させることができる。また駆動コントローラ33Bのボタンを上下方向にスライドさせると、カメラズームf[mm]を変化させることができる。その他、モニタユニット31では、録画開始−終了ボタンや駆動コントローラ33のモードを連動−独立に切り替える選択ボタンが配置されている。
図4は、モニターユニット31内のモードを説明する図であ る。図3で説明したモード切り替えに対する設定画面であり、事前に条件設定ができるようになっている。モードは連動駆動と独立駆動があり、連動駆動は、駆動コントローラ33Aと33Bとが2つのカメラユニットの間隔Dc[m]に対し、2つのズームレンズ焦点距離f(=f1=f2)[mm]としたとき、
f[mm]=a *Dc[m]+b (a、b:定数) (1)
の関係で連動させるモードとなる。
3D画像を取得するときは、人の左右の眼と同等の画像を取得するため、基本的にほぼ同一の光学特性、センサ特性とすることが一般的である。そうすることによって、2つの光学系の制御コントロールをほぼ同一のパラメータで行うことができるため、カメラシステム構成がより簡素となる。
またズームレンズ22は、モータによりズーム位置を変動させることができるパワーズーム構成をしており、カメラズーム駆動制御24から2つのカメラそれぞれにコマンド転送することにより、所定の焦点距離に制御することが可能となっている。
ここでは、カメラ間隔の最小設定値Xmin=0.1mのとき、カメラズーム(焦点距離)f[mm]の最小設定値24mmで、カメラ間隔の最大設定値Xmax=1mのとき、カメラズーム(焦点距離)fの最大設定値96mmと設定している。つまり図3において、駆動コントローラ33Aが一番左のときはカメラ間隔が0.1mでレンズ焦点距離が24mm、一番右のときは カメラ間隔が1mでレンズ焦点距離が96mmとなることを意味する。また駆動コントローラ33Aが真ん中のときは上の1次式で連動して、カメラ間隔が0.5mでレンズ焦点距離が48mmとなり、駆動コントローラ33A、33Bのどちらかをスライドさせるともう片方の駆動コントローラ33がスライドする。
一方独立駆動では、それぞれの駆動コントローラ33A、33Bは独立に駆動し、その最大、最小設定値を図4のモード条件設定で可動範囲を設定することができる。
前述の式の定数:a、bは、それぞれa=80、b=16となり、
f[mm]= 80* Dc[m] + 16 (2)
の関係により、連動されるようになっている。
改めてズームレンズ22A、Bの焦点距離f[mm]とカメラユニットの間隔Dc[m]を連動させるフローについて説明する。
1)カメラ間隔とカメラ焦点距離との連動の関係を設定する。(図4)
2)モードを連動駆動に設定する。(図3)
3)Preview動作時は、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラコントローラ35を介して、イメージャ23A、23Bを駆動し、得られた画像をカメラ画像処理37により、諸々の画像処理演算を行う。
4)得られた画像のうちLive View表示する画像をメモリ38を介して、ディスプレイ32に転送し、モニターユニット31で画像確認ができるようにする。録画ボタンが押された場合は、カメラ画像処理37により記録用画像を生成し、メモリ38を介して、記録媒体39にデータ格納する。
5)駆動コントローラ33Aまたは33Bのどちらかのスライダーで任意にスライドする。例えば、カメラ間隔0.1m→1mに徐々にスライドさせる。そうすることで、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラコントローラ35を介して、カメラズームレンズ駆動制御34により焦点距離fを変更する。このとき駆動コントローラ33のスライド位置に応じて1)の設定で決めた(2)式の関係で変更される。
6)同時に、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラ間隔駆動制御36を介して、スライド駆動制御25により、駆動コントローラ33のスライド位置に応じて1)の設定で決めたカメラユニットの間隔Dc[m]に変更する。
図5は、モニターユニット31内の駆動コントローラ33と画像との関係を説明する図であ り、図5(a)、(b)、(c)は駆動コントローラ33の連動駆動時の最小、中間、最大での取得画像イメージを示すものである。
1)〜6)で述べたように、駆動コントローラ33Aまたは33Bのどちらかのスライダーをスライドすることによって、もう片方のスライダーは自動的にスライドし、結果的にカメラユニットの間隔Dcとカメラ焦点距離fが連動して任意にスライドする。
図6(a)、(b)、(c)は、駆動コントローラ33の連動駆動時の最小、中間、最大でのカメラユニット21のカメラユニットの間隔Dc[m]とズームレンズ焦点距離fとの関係を示した図である。
図7は、記録媒体に記録される画像イメージ図を説明する図であり、図7(a)、(b)、(c)は、図5(a)、(b)、(c)、図6(a)、(b)、(c)で示した駆動コントローラ33の3状態、光学系の3状態における記録媒体39に記録される立体画像に必要な左右画像をペアにした画像イメージを示すものである。(ここでは静止画として提示)
記録された画像を不図示の3次元テレビや3D映画システムまたは、3Dゴーグルを利用することにより、立体視画像を鑑賞することが可能となる。
ここで、人の眼の光学系について考察する。
図8は、人の眼の構成を説明する図である。人の眼の間隔は約60mmで焦点距離は、35mm換算で一般に焦点距離12mmの超広角レンズの絞り値Fno1.8に相当すると言われている。絞り値Fnoについては、明るさに対して人の眼も瞳孔を開けたり閉めたりして、調整しており、一般のカメラと同じような制御が行われている。
図8と同様の構成をデジタルカメラで構成したことを想定した場合、仮に人がウルトラマンのように巨大化したことを想定する。
図9は、人が巨大化したことを仮定した際の眼の構成をデジタルカメラ構成に置き換えた場合の図である。図9(a)人の大きさでの光学系の様子をしめしたものであり、LensL、RとSensorL、Rとで構成されている。このとき人が巨大化すると図9(b)のようにそれぞれの構成酵素が比例的に大きくなることになる。図9(b)では光学系が比例して拡大されているが、図9(a)で35mm換算で焦点距離12mmレンズであるものは、図9(b)でも35mm換算で焦点距離12mmレンズのままであり、得られる画像の違いは、主に左右の画像の視差だけとなる。
以上のことを踏まえると、人が巨大化したことを仮定した際の眼の構成をデジタルカメラ構成に置き換えた構成は図10でも実現することが可能だと言える。
図10は、人が巨大化した際に図9と倍率的に等価となるカメラ構成を説明する図である。
ここで巨人の気持ちになって考えると、体の小さな人であれば近くのものを細かく見えて、遠くのものは小さく見えても仕方がないと感じるが、巨人であれば、近くのものではなく、体の大きさに対応した遠くのものを細かく確認して見極めたいはずである。そこで巨人になった暁に要望したい光学系を想定した。
図11は、人が巨大化した際に倍率を上げる構成を説明する図である。
このような構成にすると倍率が高くなるため、遠くのものも視認性が高まり遠近感が人とは異なり少し遠いものも近いものと感じられて、巨人に見合った遠近感が得られるはずである。つまり、巨人の眼は、人とそのまま比例拡大させた光学系ではなく、巨大化した視差に連動して、ある程度倍率を上げることがより視認性がよい構成となるはずである。ただし、あまりにも倍率を上げ過ぎると人の眼が持っている広角性を失うことになるため、倍率と広角性のバランスを考慮して、そのバランス設定を選択できるといい。
以上のような観点を基に、本実施例では巨人の眼を疑似的に体感できるカメラシステムを具現化する構成を提案するものとなっている。
図12は、本発明実施例2の全体システム構成図である。
本実施例2において、本実施例1との違いは、スライド機構部26がドローン40に一体的に構成されている点である。本発明の特徴であるカメラ間隔駆動制御36は、本実施例2においてはドローンコントローラ60と連携して制御していく構成となる。
以上のような構成を取ることにより、実施例1では地上固定型を想定していたものが空中を含めて画像を取得することが可能となり、いろんな条件での3次元画像を取得することが可能となる。
図13は、本発明実施例2の2眼カメラユニットシステム50の高さh[m]とカメラユニットの間隔Dc[m]の関係を示す図である。例えば、最初図14(a)のような状態であったものが、図13(b)の状態にカメラユニットの間隔Dc[m]と高さh[m]とが連動して変化した画像を観察すると、人の目線に近いものが徐々に巨人になっていく疑似体験を提供することが可能となる。このような画像を取得することによって、あたかもウルトラマンが変身するときに見るであろう画像を疑似的に体験することができる。
図14は、ドローンコントローラ60とモニターユニット31の構成図である。図14(a)は、ディスプレイタイプのモニタユニット31と連結された構成を示すもので、ドローンコントローラ60は、ジョイスティックタイプで左右の指で操縦することができるようになっており、ドローンの高さ、方向を変化させることができる。。通常は2眼カメラユニットシステム50を操縦するが、駆動コントローラ70はディスプレイ上の駆動コントローラ33と無線にて連動しており、2眼カメラユニットシステム50の操縦だけでなく、カメラ間隔、レンズズームなども同時に変更できるようにしている。図14(b)はゴーグルタイプのモニタユニットであるゴーグルユニット70を示している。この場合は、図14(a)で示したモニターユニット31と同様の表示がゴーグルユニット70内に表示されるが、表示される画像は、左右それぞれ異なる画像を表示し、3次元画像として認識しながら、操縦することが可能となる。
図15は高さh[m]連動モードに対する設定画面であり、事前に条件設定ができるようになっている。図4で述べたカメラズームとカメラ間隔の連動と同様に、カメラの高さhが連動できるように設定することができる。カメラ高さhはドローンの操縦によって操縦者が任意に変更できるため、図15で示したカメラ高さ20m-100mの間は、カメラズームとカメラ間隔が連動する。
カメラユニットの間隔Dc[m]と焦点距離f[mm]の式の定数:a、bは、実施例1同様にそれぞれa=80、b=16となり、
f[mm]= 80* Dc[m] + 16[mm] (3)
の関係により、連動されるようになっている。
一方、カメラユニットの間隔Dc[m]と高さhの式の定数:c、dは、それぞれc=0.005、d=0となり、
Dc[m]= 0.005 * h[m] (4)
の関係により、連動されるようになっている。
(3)、(4)式より、
f[mm]= 0.4 * h[m]+ 16 (5)
以上、h[m]に連動されてDc[m]とf[mm]の両方が設定される。
20m以下の高さ、200m以上の高さでは、カメラズームとカメラ間隔がそれぞれ最小と最大に固定される。この場合、ドローン操作に連動して2眼カメラユニットの光学構成を自動的に設定することができ、人の眼が巨大化、縮小化されたような疑似画像を取得することが可能となる。
ズームレンズ22A、Bの焦点距離f[mm]とカメラユニットの間隔Dc[m]、及び高さh[m]を連動させるフローについて説明する。
1)カメラ間隔とカメラ焦点距離との連動の関係を設定する。(図15)
2)モードを連動駆動に設定する。(図14)
3)Preview動作時は、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラコントローラ35を介して、イメージャ23A、23Bを駆動し、得られた画像をカメラ画像処理37により、諸々の画像処理演算を行う。
4)得られた画像のうちLive View表示する画像をメモリ38を介して、ディスプレイ32に転送し、モニターユニット31で画像確認ができるようにする。録画ボタンが押された場合は、カメラ画像処理37により記録用画像を生成し、メモリ38を介して、記録媒体39にデータ格納する。
5)操縦者の操縦によって、任意にドローンカメラ高さh[m]が変更される。
6)2眼カメラユニットシステム50の高さh[m]は、ドローン40に搭載されているカメラ高さ検出系27である不図示の超音波距離センサにより、それぞれ地面からの正確な高さh[m]を検出する。
7)検出されたカメラ高さh[m]の情報はモニターユニット31のインターフェース34に伝達する。伝達された検出されたカメラ高さh[m]は、(4)式の連動関係のカメラ距離Dc[m]を維持するようにカメラ間隔駆動制御36を動作させる。
8)同時に、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラコントローラ35を介して、カメラズームレンズ駆動制御24により、カメラ距離Dc[m](カメラ高さh[m])に連動した(3)、(5)式の焦点距離fに変更する。
以上のシーケンスを行うことにより、カメラ高さh[m]、カメラユニットの間隔Dc[m]、焦点距離f[mm]それぞれが連動して、動作させることができる。
図16は、本発明実施例3の全体システム構成図であ る。
本実施例2において、本実施例1との違いは、スライド機構部部26の代わりにカメラユニット21をそれぞれ独立するドローン90により構成されている点である。ドローン90A、Bは、それぞれカメラユニットの間隔Dc[m]だけでなく、姿勢制御、角度制御などさまざまな物理量を制御する必要があるが、それらを含めて、ドローンコントローラ60により、自動制御できるようになっている。本発明の特徴であるカメラ間隔駆動制御36は、本実施例2においてはドローンコントローラ60と連携して制御していく構成となる。
図17は、本発明実施例2の2眼カメラユニットシステム50のイメージ図である。図で示すようにドローン40Aと40Bとの姿勢ずれは画像ずれになってしまうために、それらのずれ量をキャンセルするように自動制御されるように構成されている。
以上のような構成を取ることにより、実施例2同様空中を含めて画像を取得することが可能となり、いろんな条件での3次元画像を取得することが可能となる。
ドローンコントローラ60とモニターユニット31の構成図や高さh[m]連動モードに対する設定画面は、実施例2と同様の構成を取る。
図18は、本発明実施例3の2眼カメラユニットシステム50の高さhとカメラユニットの間隔Dc[m]をの関係を示す図である。例えば、最初図18(a)のような状態であったものが、図18(b)の状態にカメラユニットの間隔Dc[m]と高さh[m]とが連動して変化した画像を観察すると、人の目線に近いものが徐々に巨人になっていく疑似体験を提供することが可能となる。このような画像を取得することによって、あたかもウルトラマンが変身するときに見るであろう画像を疑似的に体験することができる。
図19は高さh連動モードに対する設定画面であり、事前に条件設定ができるようになっている。図4で述べたカメラズームとカメラ間隔の連動と同様に、カメラの高さhが連動できるように設定することができる。カメラ高さhはドローンの操縦によって操縦者が任意に変更できるため、図19で示したカメラ高さ2m-100mの間は、カメラズームとカメラ間隔が連動する。
カメラユニットの間隔Dc[m]と焦点距離f[mm]の式の定数:a、bは、それぞれa=100、b=14となり、
f[mm]= 100* Dc[m] + 14 (6)
の関係により、連動されるようになっている。
一方、カメラユニットの間隔Dcと高さh[m]の式の定数:c、dは、それぞれc=0.05、d=0となり、
Dc[m]= 0.005 * h[m] (7)
の関係により、連動されるようになっている。
(6)、(7)式より、
f[mm]= 0.5* h[m]+ 14 (8)
2m以下の高さ、200m以上の高さでは、カメラズームとカメラ間隔がそれぞれ最小と最大に固定される。この場合、ドローン操作に連動して2眼カメラユニットの光学構成を自動的に設定することができ、人の眼が巨大化、縮小化されたような疑似画像を取得することが可能となる。
ズームレンズ22A、Bの焦点距離f[mm]とカメラユニットの間隔Dc[m]、及び高さhを連動させるフローについて説明する。
1)カメラ間隔とカメラ焦点距離との連動の関係を設定する。(図19)
2)モードを連動駆動に設定する。(図14)
3)Preview動作時は、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラコントローラ35を介して、イメージャ23A、23Bを駆動し、得られた画像をカメラ画像処理37により、諸々の画像処理演算を行う。
4)得られた画像のうちLive View表示する画像をメモリ38を介して、ディスプレイ32に転送し、モニターユニット31で画像確認ができるようにする。録画ボタンが押された場合は、カメラ画像処理37により記録用画像を生成し、メモリ38を介して、記録媒体39にデータ格納する。
5)操縦者の操縦によって、任意にドローンカメラ高さhが変更される。
6)2眼カメラユニットシステム50の高さhは、ドローン40A、40Bに搭載されているカメラ高さ検出系27である不図示の超音波距離センサにより、それぞれ地面からの高さhA、hBを検出する。
7)検出されたカメラ高さh[m]の情報はモニターユニット31のインターフェース34に伝達する。
8)一方ドローン40Bは、ドローン間隔姿勢制御45によりドローン40A、40Bに搭載されている不図示のジャイロセンサによりカメラの角度ずれを検知し、図17のカメラ軸ずれ角度θx、θy、θz[deg]がゼロになるように自動制御される。
9)更に、不図示の超音波距離センサにより、ドローン間のカメラ距離Dc[m]も検出する。
10)検出されたカメラ高さh[m]の情報に対して、(7)式の連動関係のカメラ距離Dcを維持するようにインターフェース34、カメラ間隔駆動制御36を介して、ドローン間隔姿勢制御45により制御される。
8)同時に、モニターユニット31のインターフェース34から、カメラコントローラ35を介して、カメラズームレンズ駆動制御24により、カメラ距離Dc[m](カメラ高さh[m])に連動した(6)、(8)式の焦点距離fに変更する。
以上のシーケンスを行うことにより、カメラ高さh[m]、カメラユニットの間隔Dc[m]、焦点距離f[mm]それぞれが連動して、動作させることができる。
実施例2、3では、カメラ高さhやカメラユニットの間隔Dc[m]の検出の精度確保のために超音波センサで検出する例を示したが、レーザー距離計でもよく、また今後はGPSでも検出高精度化が図れるため、角度検出に使用するGPS検出系のみでカメラユニットの間隔Dc[m]を検出してもよい。その他、高さ検出、カメラ間隔検出は、ここで提示していない検出系を採用してもいい。
以上のような実施例のカメラシステムを用いることにより、図20で示すようなウルトラマン目線を疑似体験できる画像を取得することが可能となり、エンターテイメント性のあるカメラシステムを提供することができる。
実施例2、3では、ドローン構成で高さ連動をする構成を説明したが、実施例1に高さ駆動機構を設ければ同様の機能を実現することができる。
また本実施例では、巨人になる過程を想定して記述してきたが、ズームレンズ、カメラ間隔の連動性を異なるパターンにしてもまた違った疑似感覚を提供することが可能となる。そのような例も、本発明に含まれる。
20、50 2眼カメラシステム
21 カメラユニット
22 ズームレンズ
23 イメージャ
24 カメラズーム駆動制御
25 スライド駆動制御
26 スライド機構部
27 カメラ高さ検出系
30 2眼カメラ制御部
31 モニターユニット
32 ディスプレイ
33、70 駆動コントローラ
34 インターフェース
35 カメラコントローラ
36 カメラ間隔駆動制御
37 カメラ画像処理
38 メモリ
39 記録媒体
40、90 ドローン
45 ドローン間隔姿勢制御
60 ドローンコントローラ
80 ゴーグルユニット
100、200、300 カメラシステム
500 地面

Claims (6)

  1. 2つのカメラユニット(21A、21B)を有するカメラシステムであって、
    前記2つのカメラユニット(21A、21B)は、それぞれズームレンズ(22A、22B)を含む光学系を有し、
    前記カメラシステムは、前記2つのカメラユニットの間隔Dcを変動させるための手段を有し、前記2つのカメラユニットの間隔Dcは、前記2つのカメラユニットのレンズ表面の光軸部分間の距離を意味し、
    前記2つのカメラユニットのそれぞれのズームレンズ焦点距離(f1、f2)を、前記2つのカメラユニットの間隔(Dc[m]))に連動するように前記2つのカメラユニットの光学系を制御するための制御手段を有し、
    前記2つのカメラユニット(21A、21B)が位置する高さ(h[m])に連動して、前記2つのカメラユニットの間隔(Dc[m])を変動させる制御手段を有することを特徴とするカメラシステムであって、
    前記2つのカメラユニット(21A、21B)は、それぞれ同一特性ズームレンズ(22A、22B)、およびセンササイズが等しく、センサ画素数が同一のセンサ(23A、23B)を有し、
    前記制御手段は、前記2つのカメラユニットの間隔(Dc[m])に対し、前記それぞれの2つのズームレンズ焦点距離(f1、f2)が同じ値(f[mm])であり、
    f[mm]= a * Dc[m] + b[mm] (a、b:定数) 式(I)
    の関係を保つように前記カメラユニットの光学系を制御し
    (式(I)において、fは、6以上1200以下であり、aは、10以上200以下であり、bは0以上600以下である。)、
    前記制御手段は、前記2つのカメラユニット(21A、21B)が位置する高さ(h[m])、前記2つのカメラユニットの間隔(Dc[m])に対し、
    Dc[m]= c * h[m]+ d[m] (c、d:定数) 式(II)
    f[mm]= i * h[m]+ j[mm] (i 、j:定数) 式(III)
    (i =a * c 、j=a * d+b)
    (式(II)において、Dcは、0以上100以下であり、cは、0.01以上5以下であり、dは0以上100以下である。)
    の関係を保つように制御するカメラシステム
  2. 請求項1に記載のカメラシステムであって、
    さらに、定数a及び、bを設定可能な第1のコントローラ33を有するカメラシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のカメラシステムにおいて、
    (1)定数c及びd、及び(2)i及びjのいずれか又は両方を設定可能な第2のコントローラ70を有するカメラシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のカメラシステムにおいて、
    前記2つのカメラユニットの間隔(Dc[m])が設定可能な第3のコントローラ33、70を有するカメラシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のカメラシステムであって、
    前記カメラシステムは、1つの飛行体(40)をさらに有し、
    前記2つのカメラユニット(21A、21B)は、前記1つの飛行体(40)に取り付けられたものである、カメラシステム。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のカメラシステムであって、
    前記カメラシステムは、2つの飛行体(90A、90B)をさらに有し、
    前記2つのカメラユニット(21A、21B)は、それぞれ2つの飛行体(90A、90B)のいずれかに取り付けられたものである、カメラシステム。
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