JPH10257528A - 撮像方法 - Google Patents

撮像方法

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JPH10257528A
JPH10257528A JP9060367A JP6036797A JPH10257528A JP H10257528 A JPH10257528 A JP H10257528A JP 9060367 A JP9060367 A JP 9060367A JP 6036797 A JP6036797 A JP 6036797A JP H10257528 A JPH10257528 A JP H10257528A
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JP
Japan
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imaging
image
artificial satellite
stereoscopic
image pickup
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Pending
Application number
JP9060367A
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English (en)
Inventor
Akira Akasaka
明 赤坂
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の装置による一回の撮影で立体視に必要
な画像を取得可能で、かつ、撮影方向を増やしたり、そ
の際に基線/高度比を変更する場合でも装置や所要日数
を増やさずに立体視に必要な画像を取得可能な方法を提
供することである。 【解決手段】 広画角の光学系と大面積・多画素の2次
元撮像素子とにより、走査を行うことなく1度に2次元
の画像を取得し、軌道進行中に隣接する瞬時視野を重複
させた撮像を行うことにより、立体視に必要な1組のス
テレオ画像ペアを取得する。また、隣接する瞬時視野の
重複割合を定める撮像時間間隔を制御するタイミング信
号発生回路の出力を可変とする事により、装置や所要日
数を増やさずに、同一地域を異なる角度から3回以上撮
影したり、撮影時の基線/高度比を自在に設定すること
が可能で、立体視による標高抽出精度を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば人工衛星
等の飛しょう体に搭載する、立体視用撮像装置の撮像方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工衛星等に搭載される撮像装置を用い
て取得した画像から立体視により標高情報を抽出して地
図作成に役立てるには、何らかの方法により2方向から
同一地域を撮影した2枚1組のステレオ画像ペアが必要
である。人工衛星においては従来は次の2種類の撮像装
置および各々に対応する方法によりステレオ画像ペアを
取得している。
【0003】従来の第1の方法は、図4に示すように、
隣接する軌道から、撮像装置の指向方法を変えて同一地
域を撮影する方法である。図4において、111は撮像
装置、112は人工衛星、119は指向方向変更手段、
113は人工衛星の軌道、115は瞬時視野、116は
瞬時視野の重複部分、14は撮影対象天体の地平線、1
8は撮像対象地域である。なお、添字aとbとは2本の
隣接する軌道のそれぞれに対応した位置を示す。
【0004】従来の第1の方法は上記の如く構成され、
その動作は次の通りである。撮像対象地域18の斜め左
上の軌道113aを人工衛星が通過する時に、112a
の位置から、撮像装置111を指向方向変更手段119
を用いて、撮像対象地域18に指向し、1回目の撮影を
行う。その時の瞬時視野が115aである。その後、数
〜十数日(人工衛星の軌道の選び方に依存する。)経過
後に、撮像対象地域の斜め右上を通る隣接軌道113b
を人工衛星が通過する時に、112bの位置から、撮像
装置111を指向方向変更手段119を用いて、撮像対
象地域18に指向し、2回目の撮影を行う。その時の瞬
時視野が115bである。1回目の瞬時視野115aと
2回目の瞬時視野115bとの重複部分116abは、
2つの異なる角度から撮影されたことになり、立体視に
より標高抽出が可能な2枚1組のステレオ画像ペアが取
得される。
【0005】立体視による標高情報抽出の際には、使用
目的に応じて基線/高度比が任意に変更できると好都合
である。しかし、人工衛星を一旦打上げてしまうと隣接
軌道間隔が定ってしまい、したがって、従来の第1の方
法を用いた撮影では、基線/高度比を変更することは出
来ない。
【0006】また、立体視による標高情報抽出の際に、
2方向からだけでなく3方向以上から異なる角度で撮影
した画像を組合わせると、標高抽出精度が向上する。従
来の第1の方法を用いて3方向以上から撮影を行おうと
すると、2回目の撮影後、撮影対象地域付近の上空を飛
行する時まで更に数〜十数日待たなければならない。こ
れでは撮影日数が掛り過ぎるため、通常は2方向からの
撮影しか行われていない。
【0007】従来の第2の方法は、図5に示すように、
取付角度の異なる2台の撮像装置を搭載して、同一の軌
道から時間差をつけて、各撮像装置で同一地域を異なる
角度で撮影する方法である。図5において、121は撮
像装置、122は人工衛星、123は人工衛星等の軌
道、125は瞬時視野、126は瞬時視野の重複部分、
14は撮影対象天体の地平線、18は撮像対象地域であ
る。なお、添字aとbとは1回目の撮影と2回目の撮影
とにそれぞれに対応する。
【0008】従来の第2の方法は上記の如く構成され、
その動作は次の通りである。撮像対象地域18の真上を
人工衛星122が通過する時に、直下視用撮像装置12
1aを用いて1回目の撮影を行う。その1回目の瞬時視
野が125aである。その後、人工衛星等の軌道123
に沿って約30秒程度(人工衛星の高度に依存する。)
飛行後に、後方視用撮像装置121bを用いて、斜め前
方から同一地域の2回目の撮影を行う。その2回目の瞬
時視野が125bである。1回目の瞬時視野125aと
2回目の瞬時視野125bとの重複部分126abは、
2つの異なる角度から撮影されたことになり、立体視に
より標高抽出が可能な2枚1組のステレオ画像ペアが取
得される。
【0009】立体視による標高情報抽出の際には、使用
目的に応じて基線/高度比が任意に変更できると好都合
である。従来の第2の方法を用いて基線/高度比を変更
するには、撮像装置と人工衛星との間に指向方向変更装
置の装備も必要となり、製造経費がかさむだけでなく、
重量・消費電力等も増加し、軽量な装置を望まれる人工
衛星に搭載するには障害が多い。したがって、従来の第
2の方法を用いた撮影では、基線/高度比を変更するこ
とはしていない。
【0010】立体視により標高情報を抽出する際に、2
方向からだけでなく3方向以上から異なる角度で撮影し
た画像を組合わせると、標高抽出精度が向上する。従来
の第2の方法を用いて3方向から撮影を行おうとする
と、直下視用撮像装置と後方視用撮像装置とに加えて、
第3の前方視用撮像装置を装備しなければならない。こ
の様に3組の撮像装置を装備すると、製造経費がかさむ
だけでなく、重量・消費電力等も増加し、軽量な装置を
望まれる人工衛星に搭載するには障害が多い。
【0011】従来の第1および第2の方法に用いられる
撮像装置自身は共に、図6の様に構成されている。図6
において、101は1次元撮像素子、102はレンズや
鏡からなる光学系、3は天体表面の撮像対象地域、10
4はタイミング信号発生回路、105は撮像素子駆動回
路、106は前置増幅器、107は画像信号処理回路、
108は画像信号記録伝送回路である。
【0012】従来の撮像装置は上記の如く構成され、そ
の動作は次の通りである。光学系102によって、撮像
対象地域3の像が、1次元撮像素子101の上に結像す
る。1次元撮像素子101は、タイミング信号発生回路
104により供給されるタイミング信号をもとに、撮像
素子駆動回路105によって駆動される。1次元撮像素
子101からの信号は、前置増幅器106により増幅さ
れ、画像信号処理回路107に供給される。画像信号処
理回路107では、タイミング信号発生回路104から
供給される信号をもとに、撮像素子の駆動状況に同期し
て、増幅・補正処理・A/D変換等の画像信号処理を行
う。画像信号記録伝送回路108では、処理済の画像信
号を必要に応じて、記録または外部への伝送を行う。以
上が、1次元の画像を取得するための手順である。これ
を繰返して、撮像装置を搭載した人工衛星等の運動を利
用して、残る1次元方向の走査を行い、2次元の画像を
取得する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の立体視用撮像装
置では、上記第1の方法のような隣接軌道からの撮影で
は1箇所の撮影に少なくとも十数日を要し(2回目の撮
影日には天候が変り、雲がかかって撮影できないことも
ある。)たり、上記の第2の方法のような同一軌道から
の撮影では撮像装置その物が2組必要である等の不便な
点があった。また、第1の方法および第2の方法とも、
撮影時の基線/高度比の自在な変更は出来なかった。更
に、標高抽出精度を高めるために、異なる2方向からの
撮影に加えて、更に多くの方向からの撮影を行うには、
第1の方法では更に日数を要したり、第2の方法でも撮
像装置その物を増やす必要がある等、実現には障害が多
かった。
【0014】かかる点に鑑み、この発明の目的は、撮影
所要日数短縮可能な同一軌道からの撮影でありながら単
一の装置で立体視を可能とし、且つ、その際の基線/高
度比を自在に変更できる撮像装置を提供し、更に、高精
度な標高抽出の可能な画像を容易に取得する方法を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1の発明による立体視用撮像方法は、広画角の光
学系と大面積・多画素の2次元撮像素子とを各々1つづ
つ有し、走査を行うことなく1度に2次元の画像を取得
し、軌道進行中に一部を重複させた撮像を行い、立体視
に必要な1組のステレオ画像ペアを取得できる。また、
撮像時間間隔(その間に人工衛星等が飛行する距離が基
線長となる。)を制御するタイミング信号発生回路の出
力タイミング信号を可変とすることにより、基線/高度
比を自在に変更したステレオ画像ペアの撮像を可能とす
る。従来から広画角の光学系を採用することは可能であ
ったが、2次元撮像素子の画素数は、数百×数百が一般
的であり、本発明にかかる立体視用撮像装置に採用する
には不足があった。しかし、最近では半導体製造技術の
進歩により、1枚のシリコンウェハ全体を1個の2次元
撮像素子にすることが可能となり、数千×数千画素の撮
像素子の入手が可能となり、本発明にかかる立体視用撮
像装置の実現が可能となった。
【0016】また、第2の発明による撮像方法は、第1
の発明による立体視用撮像装置を用いて、一連の長方形
の地域の立体視に必要な画像を連続して取得する方法で
ある。同一地域を異なる角度から3回以上撮影すること
が可能となり、人工衛星等が伝送可能な画像情報量に応
じて、立体視による標高抽出精度を向上させることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示すブ
ロック図である。図1において、1は2次元撮像素子、
2はレンズや鏡からなる光学系、3は天体表面の撮像対
象地域、4は可変タイミング信号発生回路、5は撮像素
子駆動回路、6は前置増幅器、7は画像信号処理回路、
8は画像信号記録伝送回路である。
【0018】次に動作を説明する。光学系2によって、
撮像対象地域3の像が、2次元撮像素子1の上に結像す
る。2次元撮像素子1は、可変タイミング信号発生回路
4により供給されるタイミング信号をもとに、撮像素子
駆動回路5によって駆動される。2次元撮像素子1から
の信号は、前置増幅器6により増幅され、画像信号処理
回路7に供給される。画像信号処理回路7では、可変タ
イミング信号発生回路4から供給される信号をもとに、
撮像素子の駆動状況に同期して、増幅・補正処理・A/
D変換等の画像信号処理を行う。画像信号記録伝送回路
8では、処理済の画像信号を必要に応じて、記録または
外部への伝送を行う。以上が、1枚の画像を撮影するた
めの手順である。2枚目の撮影も同様な手順で行われ
る。但し、1枚目と2枚目との撮像時間間隔は、可変タ
イミング信号発生回路4により供給されるタイミング信
号により制御されており、可変である。これを繰返して
複数の画像を取得する。
【0019】図2はこの発明の実施の形態1を示す運用
構想図である。図2において、11は本発明にかかる立
体視用撮像装置、12は撮像装置を搭載する人工衛星
等、13はその人工衛星の軌道と飛行方向とを示す。1
4は撮影対象の天体表面の地平線、15は撮像装置が1
回に撮影することの出来る瞬時視野、16は2つの瞬時
視野の重なりを示す。なお、撮像装置11、人工衛星1
2、瞬時視野15、瞬時視野の重なり16において、添
字aは1回目の撮影を行う時の位置、添字bは2回目の
撮影を行う時の位置をそれぞれ示す。
【0020】次に動作を説明する。1回目の撮影では、
12aの位置にある人工衛星等に固定された立体視用撮
像装置は11aの位置から、1回目の瞬時視野15aの
撮影を行う。その後、人工衛星等の軌道13に沿って飛
行した人工衛星等は、12bの位置に移動する。搭載さ
れた立体視用撮像装置は11bの位置から2回目の瞬時
視野15bの撮影を行う。1回目の瞬時視野15aと2
回目の瞬時視野15bとの重複部分16abは、2つの
異なった角度から撮影されており、立体視可能な1組の
ステレオ画像ペアの取得された領域となる。
【0021】次に基線/高度比を任意に設定する手順を
説明する。11aの位置と11bの位置との距離が、ス
テレオ画像ペアの撮影基線長となる。衛星高度が撮影高
度となる。この2つの値の比が、基線/行動比である。
基線/高度比の変更には、基線長の変更、撮影高度の変
更、あるいは両方の変更という方法がある。一般には衛
星高度は一定であるので、基線長を変更することが必要
となる。本発明では、2次元の撮像素子を用いているた
め、2つの撮影視野の重複部分16abが確保できる範
囲内で、使用目的に応じて撮影基線長は自由に選べる。
選んだ撮影基線長に対応するように、可変タイミング信
号発生回路4により供給されるタイミング信号の時間間
隔を決定し、遠隔コマンドによりその時間間隔に設定す
る。
【0022】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2を示す運用構想図である。図2において、11は本
発明にかかる立体視用撮像装置、12は撮像装置を搭載
する人工衛星等、13はその人工衛星の軌道と飛行方向
とを示す。14は撮影対象の天体表面の地平線、15は
撮像装置が1回に撮影することの出来る瞬時視野、16
は2つの瞬時視野の重なり、17は3つの瞬時視野の重
なりをそれぞれ示す。なお、撮像装置11、人工衛星1
2、瞬時視野15、瞬時視野の重なり16と17におい
て、添字aは1回目の撮影を行う時の位置、添字bは2
回目の撮影を行う時の位置、添字cは3回目の撮影を行
う時の位置をそれぞれ示す。
【0023】次に動作を説明する。1回目の撮影では、
12aの位置にある人工衛星等に固定された立体視用撮
像装置は11aの位置から、1回目の瞬時視野15aの
撮影を行う。その後、人工衛星等の軌道13に沿って飛
行した人工衛星等は、12bの位置に移動する。搭載さ
れた立体視用撮像装置は11bの位置から2回目の撮影
を行う。その後さらに、人工衛星等の軌道13に沿って
飛行した人工衛星等は、12cの位置に移動する。搭載
された立体視用撮像装置は11cの位置から3回目の撮
影を行う。その結果、2つの瞬時視野の重複部分16a
bは、1回目と2回目の撮影の際の瞬時視野の重複部
分、2つの瞬時視野の重複部分16bcは、2回目と3
回目の撮影の際の瞬時視野の重複部分となり、2つの異
なった角度から撮影されており、立体視可能な1組のス
テレオ画像ペアの取得された領域となる。また、3つの
瞬時視野の重複部分17abcは1回目と2回目と3回
目の撮影の際の瞬時視野の重複部分となり、3つの異な
った角度から撮影されており、高精度な標高情報の抽出
が可能な3枚1組の立体視可能な画像が取得された領域
となる。
【0024】この様に、隣接する瞬時視野を2/3づつ
重複させながら、連続して撮影を行うと、一連の長方形
の撮像対象地域18の全域に亘り、3つの異なる角度か
ら撮影した3枚1組の画像が取得できる。したがって、
取得した画像から標高情報を抽出する際には、単に2つ
の異なる角度から撮影した2枚一組のステレオ画像ペア
を用いる場合よりも、高精度な標高抽出が可能となる。
【0025】また、隣接する瞬時視野を3/4づつ重複
させながら、連続して撮影を行うと、一連の長方形の撮
像対象地域18の全域に亘り、4つの異なる角度から撮
影した4枚1組の画像が取得できる。したがって、一段
と高精度な標高抽出が可能となる。このように、何種類
の異なる角度で同一地域を撮像するかは、隣接する瞬時
視野をどの程度重複させて撮影するかによって決まる。
撮影角度を増やすと、標高抽出精度は向上するが、1つ
の地域当りの画像情報量も当然に増える。したがって、
必要な標高抽出精度と伝送可能な画像情報量とに応じ
て、大伝送容量の人工衛星に搭載する場合は撮影角度を
多く、小伝送容量の人工衛星に搭載する場合は撮影角度
を少なくすることが必要となる。本発明では、隣接する
瞬時視野の重複度合(すなわち撮影角度の数)を決定す
る撮像時間間隔は、可変タイミング信号発生回路4が制
御しているため、様々な伝送容量を持った人工衛星に、
本撮像装置を仕様変更すること無く搭載することが可能
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、同一の軌道から同一の撮像装置を用いて異なる位置
から瞬時視野を一部重複させて撮影することにより、撮
像対象地域を異なる2方向から撮影し、立体視に必要な
ステレオ画像ペアを取得する。その結果、同一軌道から
の立体視でありながら、従来のように直下視と後方視と
の複数の撮像装置を搭載する必要が無くなる。また、単
一の撮像装置による立体視でありながら、従来の複数軌
道からの撮影のように、撮影日が離れることもなくな
る。したがって、指向方向変更手段を持たない、1台の
撮像装置で立体視用のステレオ画像ペアを取得できるた
め、製造コストを削減でき、また、同一の軌道から殆ど
同時に撮影を行うため、撮影期間が短縮できて、天候等
の運用上の制限が緩和される。更に、可変タイミング信
号発生回路によりステレオ画像ペアの撮影時間間隔を任
意に変更し、ステレオ画像ペアの基線/高度比を任意に
設定できるため、画像の使用目的に応じた柔軟な運用が
可能となる。
【0027】また、第2の発明によれば、撮像装置を増
やすことなく単一の撮像装置で、一連の長方形の撮像対
象地域全体の、自由に設定した複数の数の異なる撮影角
度から、立体視に必要な画像を連続して取得でき、立体
視による標高抽出精度を向上させる効果がある。更に、
可変タイミング信号発生回路の採用により、撮影角度の
数は自在に設定できるため、撮像装置の仕様変更をする
こと無く、様々な画像情報伝送容量を持った人工衛星に
搭載することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による立体視用撮像装置の実施の形
態1の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明による立体視用撮像装置の実施の形
態1を示すための運用構想図である。
【図3】 この発明による立体視用撮像装置の使用方法
の実施の形態2を示すための運用構想図である。
【図4】 従来の立体視用撮像装置の構成例を示す運用
構想図である。
【図5】 従来の立体視用撮像装置の構成例を示す運用
構想図である。
【図6】 従来の立体視用撮像装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 2次元撮像素子、2 光学系、3 天体表面の撮像
対象地域、4 可変タイミング信号発生回路、5 撮像
素子駆動回路、6 前置増幅器、7 画像信号処理回
路、8 画像信号記録伝送回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星などの飛しょう体に搭載された
    立体視用撮像装置の撮像方法において、広画角の光学系
    と2次元撮像素子とを各々1つづつ有し、走査を行うこ
    となく1度に2次元の画像を取得し、飛しょう体の軌道
    進行中に一部を重複させた撮像を行い、立体視に必要な
    1組のステレオ画像ペアを取得し、また、撮像時間間隔
    を制御するタイミング信号を可変とすることにより、基
    線/高度比を自在に変更したステレオ画像ペアの撮像を
    可能としたことを特徴とする撮像方法。
  2. 【請求項2】 必要な標高抽出精度と伝送可能な画像情
    報量とに応じて、同一地域を3方向以上の任意の方向か
    ら撮影することを特徴とする請求項1記載の撮像方法。
JP9060367A 1997-03-14 1997-03-14 撮像方法 Pending JPH10257528A (ja)

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