JP6391137B2 - 通過型連動照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、親器、子器を含む複数の照明器具を人体検知によって連動点灯及び連動消灯させる通過型連動照明システムに関する。
従来、人体検知にて1つの照明器具を一定時間点灯させるスイッチ2個を3路結線する電子スイッチは周知である。
階段を照明する方法として1個の照明器具を天井に取り付け、2個のスイッチで制御する3路結線は図9に示すように従来からよく知られている。
図9では、人が1階から2階に上がりたい場合には、3路スイッチAの摺動端子0を端子1から端子3に切り替えると、天井に取り付けた照明負荷Lの両端は電気的に交流電源ACに直列接続されて点灯する。人が2階に上がった後は、3路スイッチBを端子3から端子1に切り替えることにより照明負荷Lの両端は電気的に交流電源ACと不導通となって消灯する。
図10は、人体から放射される赤外線を検知して天井に取り付けた照明器具を自動制御する特許文献1で開示されている自動スイッチの3路結線を示している。
図10では、例えば人感センサPED-Aが人体を検知すると、制御部125Aは所定時間のタイマー信号を生成してトライアックTRACをタイマーオンさせる。これによって、交流電源ACから天井に取り付けた照明負荷Lを通り、トライアックTRAC-A,電流検知部130Bを通して負荷電流(点灯電流)が流れる。電流検知部130Bは負荷電流を検出すると、その電流が流れている期間、電流検知信号を制御部125Bに送り、自動スイッチ110Bの制御部125Bはその電流検知信号の期間、トライアックTRAC-Bをオンにする。トライアックTRAC-Bのオンによって、交流電源ACからトライアックTRAC-B,電流検知部130Aを通り、照明負荷Lに負荷電流(点灯電流)が流れる。この負荷電流は電流検知部130Aにて検出され、その電流検知信号が自動スイッチ110Aの制御部25Aへ送られることで、制御部125AはトライアックTRAC-Aを人感センサPED-Aの検知出力と同時に電流検知信号によってオンすることになる。これは、人感センサ付き自動スイッチ110B側の人感センサPED-Bが人体を検知した場合も同様となる。
この従来例の技術では、足の不自由な人や、老人等階段の上り下りに時間がかかる人とそうでない人が同居する家庭においては、点灯時間を十分長くしておくことが必要となる。このような場合、照明灯が必要以上に長く点灯するケースがあるため、高価な人体検知型3路結線型の自動スイッチを取り付けても経済的ではなくなる欠点があった。
階段や廊下等のもう1つの照明方法として、階段や廊下の壁面を照明する方法があり、このための通路専用の壁面を照らす照明器具は階段等の通路に複数個設置することが望ましい。この壁面での照明器具は前者の天井灯が、通路全体を照明するのに対し、部分照明となるので、通路の出入り口側に設置された壁面を照明する照明器具のいずれかが点灯した時、複数個の全ての照明器具が連動して同時に点灯するようにしたい。このような場合、親器となる2つの照明器具と、子器となる複数の照明器具との間で、信号線を配線する工事は建物の構造上から困難であるという場合がある。
特許4134125号公報 特許3596309号公報
本発明の一態様による通過型連動照明システムは、階段の登り口近傍と前記登り口よりも上方に位置する前記階段の下り口近傍とにそれぞれ設けられ、人体検知可能な2つの親器としての各照明器具と、前記2つの親器間の前記階段の途中近傍に少なくとも1つの子器としての照明器具とを設置した通過型連動照明システムにおいて、
前記2つの親器の各々は、人体を検知する焦電センサと、前記親器同士及び前記子器との間で無線通信を行う第1の無線通信部と、自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて自器の点灯及び消灯を制御するとともに、自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて他の親器及び全ての子器の点灯及び消灯を制御するための指令を前記第1の無線通信部から送信させ、かつ自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて計時を開始する強制消灯タイマと、自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて自器が点灯状態のとき再度自器の焦電センサが人体検知することによって計時動作を開始し、予め定めた時間の経過により前記自器をリセットして消灯するリセットタイマとを有するタイマ部を備えた第1の制御部とを含み、
前記子器は、前記親器の前記第1の無線通信部との間で無線通信を行う第2の無線通信部と、前記第2の無線通信部で受信した前記指令に基づいて、自器を点灯又は消灯させる制御を行う第2の制御部とを含み、
前記2つの親器の前記第1の制御部同士は相互に同一の制御を行うものであって、前記第1の制御部は、一方の親器の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を点灯させるとともに点灯を継続させ、この点灯中における他方の親器の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を消灯させる通常照明制御と、一方の親機の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を点灯させるとともに点灯を継続させ、この点灯中における前記一方の親器の焦電センサの人体検知によって前記リセットタイマが動作を開始し、予め定めた時間経過後に前記階段に進入し人が引き返して進入口から出て行ったものと判定して前記2つの親器及び全ての子器を消灯させる第1の非通常照明制御と、一方の親器の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を点灯させるとともに点灯を継続させ、この点灯が所定時間以上継続したことを前記強制消灯タイマが検知することで前記階段に人が進入することなく前記一方の親器による人体検知が行われたものと判定して前記2つの親器及び全ての子器を消灯させる第2の非通常照明制御とを行う。
本発明の一態様の通過型連動照明システムは、通路上に、人体検知可能な2つの親器としての各照明器具と、前記2つの親器間に少なくとも1つの子器としての各照明器具とを設置した通過型連動照明システムにおいて、前記2つの親器の各々は、人体を検知する人感検知部と、該人感検知部の人体検知に基づく指令を無線で送受信する無線通信部と、前
記一方の親器が人体を検知して点灯したとき点灯指令を無線でその親器の前記無線通信部から送信させることによって前記他方の親器及び前記子器を連動して点灯させ、その後に前記他方の親器が人体を検知して消灯したとき消灯指令をその親器の前記無線通信部から送信させることによって前記一方の親器及び前記子器を連動して消灯させる制御を行う制御部とを含み、前記子器は、前記親器からの前記人体検知情報を無線で受信する無線通信部と、該無線通信部で受信した前記人体検知情報に基づいて、前記子器を点灯又は消灯させる制御を行う制御部とを含む。
本発明の一実施形態の通過型連動照明システムに適用される親器としての照明器具の概略構成を示すブロック図である。 図1の親器における各部の構成を具体的に示す回路ブロック図である。 本発明の一実施形態の通過型連動照明システムに適用される子器としての照明器具の概略構成を示すブロック図である。 図3の子器における各部の構成を具体的に示す回路ブロック図である。 本発明の一実施形態の通過型連動照明システムにおける親器及び子器の概略的な配置構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の通過型連動照明システムにおける一人の人間の通路上での動き方の第1の例とそのときの照明状態を説明する図。 本発明の一実施形態の通過型連動照明システムにおける一人の人間の通路上での動き方の第2の例とそのときの照明状態を説明する図。 本発明の一実施形態の通過型連動照明システムにおける一人の人間の通路上での動き方の第3の例とそのときの照明状態を説明する図。 従来の手動スイッチによる3路配線構成を示す図。 従来例の人感センサ付き自動スイッチによる3路配線構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の通過型連動照明システムに適用される親器としての照明器具の概略構成を示すブロック図であり、図2は 図1の親器における各部の構成を具体的に示す回路ブロック図である。
また、図3は本発明の一実施形態の通過型連動照明システムに適用される子器としての照明器具の概略構成を示すブロック図であり、図4は図3の子器における各部の構成を具体的に示す回路ブロック図である。
通過型連動照明システムは、同じ構成の一対の親器1A,1Bと、該親器1A,1B間に適宜の距離(間隔)をおいて直線的に配設される少なくとも1つの子器1Cとを有して構成される。親器1A,1Bと、少なくとも1つの子器1Cとによる配列構成の例は、図5に示される。なお、2つの親器と少なくとも1つの子器は、通路上において直線的に配列される場合に限らず、やや曲線的な配列であってもよい。そして、通過型連動照明システムにおける2つの親器及び少なくとも1つの子器を含む複数の照明器具は、例えば2.4GHzまたは950MHzの無線通信が可能な空間領域内に配置される。2つの親器としての照明器具の各々は無線通信式の人感センサ付き照明器具であるが、子器としての少なくとも1つの照明器具は人感センサを持たない無線通信式の照明器具である。
図1において、親器としての各照明器具1A,1Bの各々は、交流電源部10と、直流電源部20と、照明部30と、人感検知部40と、照度検知部50と、タイマー部71aと、無線通信部60と、制御部70と、を有する。
交流電源部10は、商用交流電源ACからの交流電源電圧を入力し、電源ラインフィルタを通してノイズ成分を除去して出力する。
直流電源部20は、交流電源部10からの交流電源電圧を直流電源電圧に変換する。
直流電源部20は、2つの第1及び第2の直流電源回路21,22から構成される。第1の直流電源回路21は、LED照明などの照明部30へ供給する照明用直流電源電圧(例えば15V)を生成する。また、第2の直流電源回路22は、第1の直流電源回路21からの直流電源電圧(例えば15V)を分圧しかつ安定化した低い直流電源電圧(例えば3V)を生成する。第2の直流電源回路22からの直流電源電圧(例えば3V)は、例えば人感検知部40、照度検知部50、制御部70、無線通信部60の電源電圧として用いられる。
照明部30は、周辺に照明光を照射する照明灯31と、該照明灯31に直列に接続して照明灯31への照明電流の供給をオン・オフするスイッチ部32とを備える。照明灯31としては例えばLEDを複数個(図2では5個)直列接続したものが用いられる。スイッチ部32のオン期間を制御して調光点灯することも可能である。
人感検知部40は、人体を検知する人感センサ41と、該人感センサ41の出力を増幅する増幅部42(図2参照)と、該増幅部42の出力から一人の人間の人体検知に対応した1パルスを生成して出力する1パルス生成部43(図2参照)とを備えている。
人感センサ41は、焦電型赤外線センサが用いられる。
照度検知部50は、周辺の照度が点灯に必要な照度(閾値)にまで下がったかを検知するために、周辺の照度を検出する照度センサ51を備える。
タイマー部71aは、照明部30が点灯指令に基づいて点灯している状態で、人感検知部40が人体を検知したときに、該照明部30を消灯するためのタイミングを計るためのタイマーであって(図6参照)、制御部70を構成する例えばマイコン内のプログラムによるタイマーであってもよいし、制御部70によって制御される別体のタイマーであってもよい。
無線通信部60は、例えば無線モジュール61で構成され、2つの親器及び少なくとも1つの子器を含む複数の照明器具で連動して同時点灯するために、一方の親器1Aの人感検知部40が人体を検知したときに、一方の親器1Aの制御部70で生成した点灯指示命令又は消灯指令を他方の親器1B及び子器1Cの各照明器具に無線通信で送信したり、或いは、他方の親器1Bでの人体検知に基づいた同様な指令を無線通信で受信したりする。
制御部70は、例えばマイコン71(図2参照)で構成され、人感検知部40とタイマー部71aの各出力を用いて点灯及び消灯の指示命令を生成して照明部30の点灯状態(点灯又は消灯)を制御すると共に、前記点灯及び消灯の指示命令を無線通信部60に適合させる通信制御を行う。照明部30の点灯及び消灯の制御は、マイコン71からの点灯及び消灯に対応したオン・オフ信号を用いてスイッチ部32をオン・オフすることで実行される。無線通信部60を構成する無線モジュール61への適合は、非同期型シリアルインターフェース(以下、UARTと呼ぶ:Universal Asynchronous Receiver Transmitterの略)通信に適合させることで実現できる。UART通信を行うことで、親器1A(又は1B)のマイコン71から点灯指令、消灯指令のほかにも複数の種類の伝達内容を無線通信部60を介して他の親器や子器に対して無線通信することが容易に可能となる。
上記の構成の通過型連動照明システムにおいては、親器1A,1B及び子器1Cの照明器具の点灯及び消灯の制御の起動は、焦電型赤外線センサを利用した人体検知回路としての親器1A,1Bに設けた人感検知部40の人体検知に基づいて行われる。また、親器1A,1B及び子器1Cには2.4GHzまたは950MHzの近距離通信無線モジュールが組み込まれており、親器1A又は1Bは人体検知と同時に照明器具自体の照明灯31を点灯すると共に、通過型連動照明システムを構成する他方の親器及び子器の照明器具に対し、図5の細い実線(又は細い一点鎖線)のように相手先指定無しのブロードキャスト方式で点灯指令又は消灯指令を無線で伝達する。なお、相手先指定無しのブロードキャスト方式で指令を無線で伝達するほかに、相手先指定で指令を無線で伝達したり、親器1A,1B及び子器1Cが配列された順序(例えば図5の配列順)で順次に隣接する機器に指令を無線で伝達することも可能である。
無線を受信した通過型連動照明システムの全ての他の照明器具は、それぞれの照明負荷としての照明灯(例えばLED群)31を点灯する。このように通過型連動照明システムを構成する親器1A,1B及び子器1Cの各照明器具が独立しているため、子器の設置数に制限がないので、長い廊下や階段に子器を増設して、無線が届く範囲で自由に通過型連動照明システムを構築することができる。
人体を検知した親器1A,1Bの一方の照明器具は無線にて点灯指令し、これをもう一方の親器及び子器の照明器具が受信して指令に従った動作を行うことから、親器1A,1B及び子器1Cを含む照明器具が設置されている無線環境下を人が通過する限り、全ての照明器具が点灯状態にでき、又は消灯状態にもできる。
以下に本実施形態の通過型連動照明システムにおける照明器具の一実施例を、図2の回路図を参照してより詳細に説明する。
直流電源部20は、第1及び第2の電源回路21,22を有する。
第1の電源回路21は、ダイオードブリッジDB1で構成される全波整流回路211と、図示しないスイッチングトランスTF1とスイッチングIC1とで構成されるスイッチングレギュレータ212とを備える。交流電源部10からの交流電源電圧をダイオードブリッジDB1で直流化した電源電圧をスイッチングトランスTF1(図示略)の2次側の昇圧コイル側で巻き数比に比例した直流電圧V2として取得し、その取得した直流電圧V2がLED照明用直流電源として電源出力端子T0,T2を経て照明部30へ供給される。本実施例ではLED5個の直列電源15Vが得られるようにスイッチングトランスTF1の巻き数を設定している。また、スイッチングトランスTF1の2次側の低圧コイル側では直流電圧V1が得られ、次段の第2の電源回路22へ入力電源電圧として供給される。
第2の電源回路22は、レギュレータ221と、その入出力側にそれぞれ接続したコンデンサC1,C2と、を備えている。第2の電源回路22の電源出力端子T1,T2からは、人感検知部用、制御部用、照度検知部用及び無線通信部用の3V電源電圧が得られる。
照明部30は、5個の照明用LEDの直列接続したLED照明部31と、LEDに流れる電流をオン・オフするスイッチトランジスタQ1及び制御信号入力用抵抗R1,R2で構成されるスイッチ部32と、を備える。トランジスタQ1のオン、オフにより点灯、消灯を制御できると共に、トランジスタQ1にてそのスイッチングの導通(オン)期間を制御することで、LEDを調光点灯することもできる。
人感検知部40は、焦電型赤外線センサPED1で構成される人感センサ41と、増幅部42と、1パルス生成部43と、を備える。人感検知部40の出力は、制御部70のマイコン71の入力端子に入力される。
前記増幅部42は、焦電型赤外線センサPED1の出力を約40db増幅する第1の増幅部と、この第1の増幅部の出力をさらに約20db増幅する第2の増幅部と、を備えて構成されている。
人感検知部40における1パルス生成部43は、前記増幅部42で増幅された人体検知出力を2つのウィンドウコンパレータにて人体検知出力を2値化する。焦電型赤外線センサでは、一人の人体検知出力は複数のパルス出力になってしまうため、このまま情報処理すると、複数の人体を検出したと誤報することになるので、ウィンドウコンパレータ出力を積分回路と第1のシュミットインバータとで矩形波に変形させ、微分回路と第2のシュミットインバータにて1パルスに変換する。これを更に第3のシュミットインバータにて正パルスに変換して出力している。このようにすれば、一人の人体検知出力は1パルスとして制御用マイコン71に入力することが出来る。
照度検知部50は、照度センサ51としてのフォトダイオードと電流増幅部を含むICPD1と、該PD1のアノード・アース点間に並列接続されたコンデンサC3及び抵抗R3と、を備えている。照度検知部50は、周辺の照度が点灯に必要な照度(閾値)にまで下がったかを検知するために、周辺の照度を検出するものであるため、照明器具が配置される空間が常に一定照度以下の暗い環境にあるときには、不要としてもよい。
無線通信部60は、2.4GHzまたは950MHzの近距離通信無線モジュール61で構成されている。直接拡散方式による送信であり、送信出力約1mW程度の近距離通信である。無線モジュール61のマイコンICと制御用マイコン71間は前述のUARTで通信を行う。
無線モジュール61は、マイコン71に送信する信号を出力する送信端子TXと、マイコン71から受信する信号を入力する受信端子RXとを有する、通信制御用マイコン611と、パターン化したアンテナ613と、アンテナ613で送受信する信号を処理する無線回路612と、を備えている。
制御部70は、例えば8ビットのマイコン71で構成される。
親器1A,1Bの人感検知部40が人体検知することで人体検知信号を出力した時、マイコン71は無線モジュール61にUART通信にて負荷点灯指令を伝送する。
無線モジュール51がUARTによる伝送信号を受信すると、無線モジュール61から無線にて負荷点灯指令を各照明器具に対し伝送する。同時に、マイコン71内の点灯期間制御用タイマー(消灯タイマー、リセットタイマー、或いは、強制消灯タイマー)が起動する。
図3は本発明の一実施形態の通過型連動照明システムに適用される子器としての照明器具の概略構成を示すブロック図であり、図1のブロック図から人感検知部40を削除したものなっている。
図4は図3の子器における各部の構成を具体的に示す回路ブロック図であり、図2のブロック図から人感検知部40を削除したものなっている。
図5は本発明の一実施形態の通過型連動照明システムにおける親器及び子器の概略的な配置構成を示すブロック図である。
廊下や階段等の通路上に、人感センサ41(PED)、無線通信部60(図示略)及び制御部70(図示略)を備えた2つの親器1A,1Bの各照明器具を配設し、親器1A,1B間に無線通信部60及び制御部70を備えた3つの子器1C-1,1C-2,1C-3の各照明器具を配設している。無線通信部60は通信制御用マイコン611を有し、制御部70は制御用マイコン71を有している。
例えば、階段の一階側に親器1A,二階側に親器1Bが配設され、2つの親器1A,1B間に複数台の子器1C-1,1C-2,1C-3が配設されて構成されている。
2つの親器1A,1B、3つの子器1C-1,1C-2,1C-3の各機器の電源は独立して商用電源AC100Vから供給を受ける。
人が前記通路上の一方側から他方側へ移動していく過程で、一方側の親器1Aが人体検知することで自ら点灯すると、親器1Aが無線(電波)(図5の細い実線)で点灯指令を出して前記3つの子器1C-1,1C-2,1C-3及び他方側の親器1Bに伝達し、この点灯指令に基づいて前記3つの子器1C-1,1C-2,1C-3及び他方側の親器1Bが連動して点灯し、その後に前記他方側の親器1Bが人体検知することで自ら消灯すると、親器1Bが無線(電波)(図5の細い一点鎖線)で消灯指令を出して前記子器1C-1,1C-2,1C-3及び前記一方側の親器1Aに伝達し、この消灯指令に基づいて前記子器1C-1,1C-2,1C-3及び前記一方側の親器1Aか消灯する。なお、図5上に示した細い実線(矢印)は、親器1Aから無線(電波)で点灯指令が出された状態を示し、同図上に示した細い一点鎖線(矢印)は、親器1Bから無線(電波)で消灯指令が出された状態を示している。
廊下や階段等の通路上に、人体検知可能な2つの親器としての照明器具を配設し、さらに親器間に少なくとも1つの子器としての照明器具を配設し、どちらか一方の親器が人体検知して点灯すると、前記子器及び他方の親器が連動して点灯し、その後に前記他方の親器が人体検知して消灯すると、前記子器及び一方の親器が連動して消灯することができるようにした通過型連動照明システムを実現することができる。しかも、人体検知に基づく連動信号の伝達は、無線通信によって行うので、親器と子器との間での信号線の配線は不要となり、照明器具の取り付け工事は極めて簡単になる。
図6〜図8は本発明の一実施形態の通過型連動照明システムにおける一人の人間の階段等の通路上で3通りの動き方に対する照明動作を説明する図である。2人以上の場合は更に複雑になるが、本発明の主体はマイコンのソフトウェアではないので、省略する。
図6〜図8における通過型連動照明システムは、一人の人が一階(1F)から上へ階段を上がっていく際の人の動きと各階の親器の照明器具の点灯状態を説明している。
図6では、一人の人が一階(1F)から二階(2F)に階段を上がっていく際に、上り口の一階(1F)付近に設置された人感センサ付き親器(以下、1F親器)が人体検知すると、その1F親器が点灯し且つ点灯指令を無線で送信することにより、階段の中段付近に設置された子器及び二階(2F)に設置された人感センサ付き親器(以下、2F親器)が連動して点灯する。その後、更にその人が二階(2F)にまで上って2F親器が人体検知すると、その2F親器に設けられている消灯タイマーが動作を開始し、予め設定された所定時間後にその2F親器が消灯し且つ消灯指令を無線で送信することにより、前記子器及び前記1F親器が連動して消灯する。
図7では、一人の人が一階(1F)から二階(2F)に階段を上がっていく際に、上り口の一階(1F)付近に設置された1F親器が人体検知すると、その1F親器が点灯し且つ点灯指令を無線で送信することにより、階段の中段付近の子器及び二階(2F)の2F親器が連動して点灯する。その後、その人が二階(2F)の2F親器で人体検知される以前の段階で一階(1F)へ引き返す(Uターンする)と、点灯状態のその1F親器が再度人体検知することによって、該1F親器に設けられている強制消灯タイマーとしてのリセットタイマーが動作を開始し、予め設定された所定時間後にその1F親器がリセットされることによって1F親器が消灯し且つ消灯指令を無線で送信することにより、前記子器及び前記2F親器が連動して消灯する。
図8では、或る人がたまたま階段を上らずに1F親器が設置された階段一階(1F)の上り口付近を通過することによって1F親器が人体検知してしまった場合は、人が通り過ぎてしまうために、図7のように再び1F親器で検知されたり、図6のように2F親器で検知されたりすることがなく、一向に消灯信号が発生せず、1F親器、子器及び2F親器が連動点灯した状態のままとなる。そこで、1F親器が一度人体を検知した時点で、1F親器に設けてある強制消灯タイマーが動作を開始し、予め設定してあるタイムアップ時間がくると1F親器が消灯し且つ1F親器が消灯指令を無線で送信することにより、前記子器及び前記2F親器が連動して消灯することができる。
このように、一人の場合の動きに対し、3通りのケースを考慮する必要があることから、親器間の交信に種々のデータ伝送の必要性からマイコンのUART機能を利用することは有効である。
以上述べたように本発明の実施形態によれば、親器A、Bと複数の子器間で信号線を配線する工事は建物の構造上から難しいという場合がある。この問題を解決するため、親器、子器に無線モジュールを内蔵することで解決する手段を提供する。
人感信号を処理し、照明を制御するマイコンIC6のシリアル通信UARTのTX/RX端子と無線モジュールWM1内のマイコンのシリアル通信UARTのRX/TX間を機器の内部で接続することで目的を達成できる。
無線モジュールWM1を介してやり取りされる信号は前述の有線タイプと全く同じ内容となる。
以下に、本願の無線式の通過型連動消灯システムに対応する参考例(関連技術)として、既出願の有線式の通過型連動消灯システムの概要を説明する。
通過型連動照明システムは、階段の一階側の親器A,二階側の親器B間に複数台の子器群Cから構成される。
親器A,親器B及び子器群Cの各機器の電源は独立して商用電源AC100Vから供給を受ける。
親器A,親器B及び子器群Cが連動して点消灯するための2本の連動用信号線SIG,GNDが各機器間に接続される。
2本の信号線の一方は制御用マイコンのシリアル通信端子TX/RX端子に接続し、もう一方の信号線は機器のグランドラインに接続する。
親器、子器に存在する全てのマイコンの通信端子TX/RX端子とグランド間は直結されている。即ち、通信回線間に各機器のマイコンの通信機能が並列に接続された状態である。階段上り降りの人の動きは単純なケースで一人が昇るまたは降りるケースから複数の人間が殆ど同時に昇り降りする複雑なケースが生じる。
この人の動きを把握して照明灯を制御するために、機器間には複雑な信号のやり取りが必要となる。
この目的を達成する手段として、マイコンに備わっているUARTのシリアルデータ伝送を利用する。この手段を利用することで、多量のデータを短時間で送受信可能である。
単純なケースでは、1人が階段を昇る時点で、親器Aが人体検知したことを複数の子器と親器Bのマイコンの通信端子に点灯指令を送信する。子器と親器Bは点灯指令信号を受信して照明灯を点灯させる。階段を昇る人が2階の親器Bを通過した時点で親器Bは消灯信号を子器と親器Aに送信する。消灯信号を受信した子器と親器Aは照明灯を消灯する。このため、階段を昇る人の昇る速度で照明点灯時間が決定され、足の達い人の場合は短時間、足の遅い人だと長い時間、照明器具が点灯し、階段に人が存在する時間だけ照明灯が点灯することが実現でききる。
2人が一方は下から、もう一方は2階から殆ど同時に階段を利用した場合、上記の点灯、消灯のメカニズムだと、まだ、階段に2人が存在しているにも関わらず照明灯が消灯してしまうことになる。この不都合を無くするためには、1階と2階の親器の人体検知時間差を考慮した制御が必要となり、親器A,B間では各親器からの人感検知確認信号以外に点灯指令、消灯指令の信号伝送が必要となる。UARTでのデータ伝送はマイコンのソースクロックの周波数によるが、4Mhzのクロックでも19200ボーの速度でデータ伝送可能なので、比較的多くの信号のやり取りが生じても実用上なんら支障はない。
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1A、1B…親器、1C…子器、20…直流電源部、30…照明部、31…照明灯、32…スイッチ部、40…人感検知部、41…人感センサ、50…照度検知部、51…照度センサ、60…無線通信部、61…無線モジュール、611…通信制御用マイコン、70…制御部、71a…タイマー部、71…制御用マイコン。

Claims (1)

  1. 階段の登り口近傍と前記登り口よりも上方に位置する前記階段の下り口近傍とにそれぞれ設けられ、人体検知可能な2つの親器としての各照明器具と、前記2つの親器間の前記階段の途中近傍に少なくとも1つの子器としての照明器具とを設置した通過型連動照明システムにおいて、
    前記2つの親器の各々は、人体を検知する焦電センサと、前記親器同士及び前記子器との間で無線通信を行う第1の無線通信部と、自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて自器の点灯及び消灯を制御するとともに、自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて他の親器及び全ての子器の点灯及び消灯を制御するための指令を前記第1の無線通信部から送信させ、かつ自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて計時を開始する強制消灯タイマと、自器の前記焦電センサの人体検知に基づいて自器が点灯状態のとき再度自器の焦電センサが人体検知することによって計時動作を開始し、予め定めた時間の経過により前記自器をリセットして消灯するリセットタイマとを有するタイマ部を備えた第1の制御部とを含み、
    前記子器は、前記親器の前記第1の無線通信部との間で無線通信を行う第2の無線通信部と、前記第2の無線通信部で受信した前記指令に基づいて、自器を点灯又は消灯させる制御を行う第2の制御部とを含み、
    前記2つの親器の前記第1の制御部同士は相互に同一の制御を行うものであって、前記第1の制御部は、一方の親器の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を点灯させるとともに点灯を継続させ、この点灯中における他方の親器の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を消灯させる通常照明制御と、一方の親機の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を点灯させるとともに点灯を継続させ、この点灯中における前記一方の親器の焦電センサの人体検知によって前記リセットタイマが動作を開始し、予め定めた時間経過後に前記階段に進入し人が引き返して進入口から出て行ったものと判定して前記2つの親器及び全ての子器を消灯させる第1の非通常照明制御と、一方の親器の焦電センサの人体検知によって前記2つの親器及び全ての子器を点灯させるとともに点灯を継続させ、この点灯が所定時間以上継続したことを前記強制消灯タイマが検知することで前記階段に人が進入することなく前記一方の親器による人体検知が行われたものと判定して前記2つの親器及び全ての子器を消灯させる第2の非通常照明制御とを行うことを特徴とする通過型連動照明システム。
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