JP6390169B2 - 測定装置および測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、測定装置および測定方法に関し、例えば粒子の濃度を測定する測定装置および測定方法に関する。
近年、PM2.5等の空気中の粒子状物質の濃度測定が盛んに行なわれている。気体中の粒子の濃度の単位には、単位体積あたりの気体に含まれる粒子の質量が用いられる。この粒子濃度を質量濃度という。例えばPM2.5の質量濃度の標準的な測定方法としては、フィルタに気体中の粒子を捕集し、質量を測定する方法がある(例えば特許文献1)。また、自動測定が可能な質量濃度の測定方法としてベータ線吸収法がある。フィルタ法やベータ線吸収法によって得られる濃度は質量濃度であり、現在PM2.5濃度は質量濃度で表示することが一般的である。さらに、簡便な方法として気体中の粒子に光を照射して得られる散乱光により、気体中の粒子数を測定する光散乱検出法がある。
特表平11−502303号公報 特開平8−15122号公報
フィルタを用い粒子を捕集する方法は、一回の測定時間が例えば24時間以上である。また、自動測定が難しい。ベータ線吸収法は、自動測定が可能である。しかしながら、測定時間は十分短いとはいえない。また、測定装置が大型であり、価格も高い。光散乱検出法は、測定自動化が可能で、測定時間が短い。また、測定装置の小型化が可能であり、低価格である。しかしながら、光散乱検出法で測定できる濃度は、質量濃度ではなく、単位体積あたりの粒子の個数に相当する数濃度である。このため、数濃度から質量濃度への変換のときに精度が低下する。
本測定装置および測定方法は、粒子の濃度を精度よく短時間で測定すること、または、粒子の吸湿性を測定することを目的とする。
気体中の粒子の質量を測定する質量測定部と、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させる湿度変化部と、気体中の粒子の数濃度を測定する濃度測定部と、前記濃度測定部が数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定する湿度測定部と、前記湿度変化部が変化させた湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出し、前記情報と前記数濃度と前記湿度測定部が測定した湿度とに基づき、前記濃度測定部が数濃度を測定した気体中の粒子の質量濃度を算出する算出部と、を具備し、前記濃度測定部が前記数濃度を測定し、前記湿度測定部が前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定し、かつ前記算出部が前記質量濃度を算出する頻度は、前記湿度変化部が質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させ、前記質量測定部が前記質量を測定し、かつ前記算出部が前記情報を算出する頻度より高く、前記算出部は、直前に算出した前記情報に基づき前記質量濃度を算出することを特徴とする測定装置を用いる。
気体中の粒子の質量を測定するステップと、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させるステップと、気体中の粒子の数濃度を測定するステップと、前記数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定するステップと、前記変化させた湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出するステップと、前記情報と前記数濃度と前記測定した湿度とに基づき、前記数濃度を測定した気体中の粒子の質量濃度を算出するステップと、を含み、前記数濃度を測定し、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定し、かつ前記質量濃度を算出する頻度は、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させ、前記質量を測定し、かつ前記情報を算出する頻度より高く、直前に算出した前記情報に基づき前記質量濃度を算出することを特徴とする測定方法を用いる。
本測定装置および測定方法によれば、粒子の濃度を精度よく短時間で測定すること、または、粒子の吸湿性を簡単に測定することができる。
図1は、実施例1に係る測定装置のブロック図である。 図2は、実施例1に係る測定方法を示すフローチャートである。 図3は、実施例2に係る測定器のブロック図である。 図4は、実施例2において、処理部が行なう処理を示すフローチャートである。 図5は、図4のステップS20およびS24における処理部の処理を示すフローチャートである。 図6は、図4のステップS22における処理部の処理を示すフローチャートである。 図7(a)および図7(b)は、経過時間に対する測定槽内の相対湿度および水晶振動子の質量を示す図である。 図8(a)から図8(c)は、相対湿度に対する質量を示す図である。 図9は、実施例2における処理部が行なう動作を示すフローチャートである。 図10は、実施例3に係る測定装置のブロック図である。 図11は、実施例3における図4のステップS22のフローを示すフローチャートである。 図12(a)から図12(c)は、経過時間に対する温度、湿度および質量を示す図である。 図13(a)から図13(c)は、経過時間に対する温度、湿度および質量を示す別の図である。
光散乱検出法で測定できる濃度は、質量濃度ではなく、単位体積あたりの粒子の個数に相当する数濃度である。気体中の粒子の数濃度から質量濃度への変換には、気体の湿度が影響を及ぼす。例えば、気体の湿度が変わると、粒子の吸湿量が変わるために、粒子径の分布や粒子の物理化学的性質が変化する。粒子はさまざまな成分の混合物である。粒子の吸湿性は、粒子の成分によって異なる。例えば、粒子が硫酸アンモニウムである場合、湿度が90%において、光散乱断面積が乾燥状態の5倍となる。粒子が有機物の場合、光散乱断面積は湿度に余り影響されない。このように、粒子の成分が変化すると、粒子の吸湿性が変化する。粒子の成分は、場所および時期によって変化する。このため、数濃度から質量濃度への変換の精度が低くなる。以下の実施例では、粒子の吸湿性を簡単に測定することで、粒子の数濃度から質量濃度への変換の精度を高め、粒子の濃度を精度よく測定することができる。
図1は、実施例1に係る測定装置のブロック図である。図2は、実施例1に係る測定方法を示すフローチャートである。図1および図2に示すように、測定装置100は、主に湿度変化部12、質量測定部14、算出部16、濃度測定部18および測定槽20を備えている。吸気口21は、大気等の気体80aを測定槽20内に導入する。気体80a中の粒子10aが台15に付着する。湿度変化部12は、測定槽20内の粒子10aが曝露される雰囲気の湿度を変化させる(ステップS10)。質量測定部14は、台15に付着した気体80a中の粒子10aの質量を測定する(ステップS12)。算出部16は、粒子10aの周りの雰囲気の相対湿度および粒子10aの質量から吸湿性パラメータを算出する(ステップS14)。吸湿性パラメータは、湿度に対する質量の相関を示す情報である。
その後、濃度測定部18には、吸気口22により気体80bが導入される。ここで、気体80b内の粒子10bの成分は、気体80a内の粒子10aの成分とほぼ同じである。例えば、気体80aと気体80bの収集の場所および/または時期はほぼ同じである。濃度測定部18は、気体80b内の粒子10bの数濃度を測定する(ステップS16)。このとき、数濃度の測定と同時に気体80bの湿度を測定する。算出部16は、濃度測定部18が測定した数濃度と吸湿性パラメータと気体80bの湿度とから気体80b中の粒子10bの質量濃度を算出する(ステップS18)。
実施例1によれば、ステップS14のように、算出部16は、数濃度を測定する気体80b内の粒子10bと成分の類似した粒子10aの吸湿性パラメータを算出しておく。ステップS18のように、粒子10aの吸湿性パラメータと気体80b中の粒子10bの数濃度と気体80bの湿度とから、気体80b中の粒子10bの質量濃度を算出する。このように、測定装置100は、粒子10bの吸湿性を考慮して粒子10bの質量濃度を算出することにより、粒子10bの濃度を精度よく短時間で測定することができる。
実施例2は実施例1の具体例である。図3は、実施例2に係る測定器のブロック図である。測定装置102は、主に湿度調整部38、質量測定部14、測定槽20、処理部36、インパクター44、吸引ポンプ50および光散乱式濃度測定部68を備えている。湿度調整部38は実施例1の湿度変化部12に対応する。測定槽20内には、測定槽20内の温度および湿度を測定する温湿度センサー40を備えている。質量測定部14は、微少天秤であり、水晶振動子30、発振回路32、周波数計測回路34を備えている。光散乱式濃度測定部68は、実施例1の濃度測定部18に対応する。
吸気口21は、大気を気体80aとして吸い込こむ。インパクター44は、気体80a内の所望の範囲の大きさの粒子10aを選別する。例えば、インパクター44は、PM2.5の濃度を測定する場合、大きさ(粒子が球状の場合直径)が概ね2.5μm以下の粒子を選別する。インパクター44が選別する粒子10aの大きさは、適宜設定可能であり、例えば概ね10μm以下とすることができる。アイソレーションバルブ46は、インパクター44と測定槽20との間を開閉する。粒子10aは水晶振動子30の表面に捕集される。水晶振動子30と水晶振動子30の下部に設置された発振回路32とは協働して信号を発信する。発振信号の周波数は、粒子10aを含む水晶振動子30の質量に対応する。周波数計測回路34は、発振周波数を計測する。湿度調整部38は、例えば空気を除湿または加湿することにより、測定槽20に湿度を調整した気体を給気52する。吸引ポンプ50は、測定槽20内の気体を排気54する。排気バルブ48は、測定槽20内と大気との間を開閉する。
処理部36は、実施例1の算出部16に対応し、例えばコンピュータまたはプロセッサである。処理部36は、湿度調整部38に調整する湿度を指示する湿度調整信号を出力する。処理部36は、吸引ポンプ50にオンまたはオフを指示するオン/オフ信号を出力する。処理部36は、バルブ46および48に、開または閉を指示する開閉信号を出力する。処理部36は、周波数計測回路34から計測した周波数を示す周波数情報を取得する。処理部36は、温湿度センサー40から測定槽20内の温度および湿度を示す温湿度情報を取得する。温湿度センサーは湿度センサーであり、温湿度情報は湿度を示す湿度情報でもよい。処理部36は、周波数情報から粒子10aの質量を算出する。処理部36は、湿度情報と算出した質量から粒子10aの吸湿性パラメータを算出する。
吸気口22は、大気を気体80bとして吸い込む。光散乱式濃度測定部68は、光散乱検出法を用い気体80b内の粒子の数濃度を測定する。湿度センサー69(湿度測定部)は、光散乱式濃度測定部68が数濃度を測定するのと同時に気体80b(数濃度を測定する粒子10bが曝される雰囲気)の相対湿度を測定する。処理部36は、光散乱式濃度測定部68は、測定を指示する信号を出力する。また、処理部36は、光散乱式濃度測定部68から、気体80b内の粒子の数濃度を取得する。処理部36は、湿度センサー69から気体80bの相対湿度を取得する。処理部36は、光散乱式濃度測定部68から取得した数濃度、湿度センサー69から取得した相対湿度、および粒子10aの吸湿性パラメータに基づき、気体80b内の粒子10bの質量濃度を算出する。
吸気口21と22は共通でもよいが、配管の分岐部などでの粒子10aおよび10bの損失を抑制するため、別に設けられえることが好ましい。処理部36は、吸湿性パラメータの算出と質量濃度の算出を行なうが、吸湿性パラメータと質量濃度の算出とは、それぞれ別の処理部で行なってもよい。
図4は、実施例2において、処理部が行なう処理を示すフローチャートである。図4に示すように、処理部36は、粒子10aを測定槽20内に導入する前に、湿度調整部38および質量測定部14に指示し、測定槽20内の湿度を変化させ、水晶振動子30の質量を測定する(ステップS20)。処理部36はバルブ46、48および吸引ポンプ50に指示し、水晶振動子30の表面に粒子10aを捕集させる(ステップS22)。処理部36は、湿度調整部38および質量測定部14に指示し、測定槽20内の湿度を変化させ、粒子10aを含む水晶振動子30の質量を測定する(ステップS24)。処理部36は、ステップS20およびS24の測定結果に基づき、粒子10aの吸湿性パラメータを算出する(ステップS26)。
図5は、図4のステップS20およびS24における処理部の処理を示すフローチャートである。図5に示すように、処理部36は、周波数情報および湿度情報の取得を開始する。処理部36は、周波数情報と湿度情報の記録を開始する(ステップS30)。同じ時間の周波数情報と湿度情報とは関連付けて記録される。処理部36は、湿度調整部38を作動させる(ステップS32)。処理部36は、温度調整部38に測定槽20に給気する気体の湿度を掃引させる(ステップS34)。処理部36は、湿度調整部38を停止させる(ステップS36)。処理部36は、周波数情報および湿度情報の取得および記録を停止する(ステップS38)。
図6は、図4のステップS22における処理部の処理を示すフローチャートである。図6に示すように、処理部36は、アイソレーションバルブ46を開にする(ステップS40)。処理部36は、排気バルブ48を閉にする(ステップS42)。処理部36は、吸引ポンプ50を作動させる(ステップS44)。以上により、インパクター44が選別した所定の大きさの粒子10aが測定槽20内に導入される。処理部36は、所定時間待機する(ステップS46)。これにより、所定体積の気体80aが測定槽20内を通過し、水晶振動子30の表面に粒子10aが捕集される。その後、処理部36は、アイソレーションバルブ46を閉にする(ステップS48)。処理部36は、吸引ポンプ50を停止する(ステップS50)。処理部36は排気バルブ48を開にする(ステップS52)。以上により、粒子10aの捕集が終了する。
図7(a)および図7(b)は、経過時間に対する測定槽内の相対湿度および水晶振動子の質量を示す図である。図7(a)および図7(b)に示すように、時間t1までは、測定槽20内の湿度は調整されておらず、測定槽20内の湿度は不定である。水晶振動子30の質量はある値である。時間t1からt2において、ステップS20の測定を行なう。時間t1において、湿度調整部38は、測定槽20内の湿度を変化し始める。時間t1における測定槽20内の湿度はh1である。湿度は、時間t1からt2まで漸次変化する。時間t2における湿度はh2である。湿度の変化にともない、水晶振動子30の湿度が変化する。これは、水晶振動子30の表面および/または表面に吸着するごみ等が吸湿するためである。
時間t2からt3において、ステップS22のように、水晶振動子30上に粒子10aを捕集する。時間t3の直前において、湿度は不定である。質量は粒子10aが吸着した分重くなる。時間t3からt4においてステップS24の測定を行なう。時間t3からt4にかけて測定槽20内の相対湿度がh1からh2まで連続的に変化する。湿度の変化にともない、水晶振動子30の質量が変化する。
湿度h1およびh2は、それぞれ例えば0%および100%である。相対湿度h1は、水の吸着が無視できる程度の湿度(例えば10%)でもよい。相対湿度h2は、粒子の濃度を測定する環境において発生しうる最高の湿度でもよい。このように、相対湿度h1およびh2は任意に設定できる。
図8(a)から図8(c)は、相対湿度に対する質量を示す図である。図8(a)に示すように、処理部36は、図7(a)と図7(b)とから、時間t1からt2との期間について相対湿度に対する質量の相関曲線90を算出する。処理部36は、時間t3からt4の期間について相対湿度に対する質量の相関曲線92を算出する。図8(b)に示すように、処理部36は、曲線92から90を差し引き曲線94とする。曲線94は、水晶振動子30に粒子10aが付着することにより、重くなった質量を示す。粒子10aへの水分の吸着がほとんどない湿度h1における質量pは、水分を吸着していない粒子10aの質量に相当する。図8(c)に示すように、処理部36は、曲線94から質量pを差し引いた曲線96を算出する。曲線96は、粒子10aが吸湿することによる質量の増加に相当する。曲線96を質量pで除したものが、単位質量あたりの吸湿性パラメータa(h)である。吸湿性パラメータa(h)は、単位質量あたりの乾燥粒子が、相対湿度hにおいて吸収する水の質量である。
実施例2によれば、図3のように、質量測定部14は、粒子10aを表面に吸着させる水晶振動子30を含む。これにより、粒子10aの質量およびその変化を精度よく測定できる。図7(a)のように、湿度調整部38は、湿度を漸次変化させる。これにより、湿度に対する質量の変化を連続的に測定できる。
次に、測定装置102の処理部36が質量濃度を算出する方法について説明する。図9は、実施例2における処理部が行なう動作を示すフローチャートである。図9に示すように、処理部36は、図4のように気体80a内の粒子10aの吸湿性パラメータを算出する(ステップS70)。処理部36は、光散乱式濃度測定部68が測定した気体80b内の粒子10bの数濃度を取得する(ステップS72)。光散乱式濃度測定部68は、気体80b中の所望の大きさの粒子10bの数濃度を測定する。粒子10bの大きさは、インパクター44が選別する粒子10aの大きさとほぼ同じであることが好ましい。処理部36は、湿度センサー69が測定した気体80bの湿度を取得する(ステップS74)。処理部36は、数濃度、湿度および吸湿性パラメータに基づき、気体80bの粒子10bの質量濃度を算出する(ステップS76)。
処理部36が質量濃度を算出する方法を説明する。光散乱式濃度測定部68が測定した数濃度をCn、算出する質量濃度をCmとすると、質量濃度Cmは、数濃度Cnと湿度hと吸湿性パラメータa(h)を用い次式となる。
Cm=k・Cn・a(h)
kは補正係数であり、フィルタを用い粒子を捕集する方法またはベータ線吸収法により求めたCmと光散乱検出法を用い求めたCnと、湿度の相関を調べることにより求める。kが求まれば、Cnとa(h)からCmが算出できる。
処理部36は、一定期間待機する(ステップS78)。処理部36は、吸湿性パラメータを測定するか判定する(ステップS80)。処理部36は、例えば前回の吸湿性パラメータの測定から一定期間過ぎていればYesと判定する。Yesの場合、ステップS70に戻る。Noの場合、処理部36は終了か判定する(ステップS82)。Yesの場合終了する。Noの場合ステップS72に戻る。
光散乱式濃度測定部68は、高い頻度の測定が可能である。例えば数濃度を1分間隔で測定する。吸湿性パラメータの測定は少なくとも10分かかる。よって、吸湿性パラメータの測定は、粒子10aの成分が変化しない期間、例えば1時間または1日間隔で測定する。すなわち、光散乱式濃度測定部68が数濃度を測定する頻度は、湿度調整部38が湿度を変化させる頻度より高い。これにより、質量濃度を高頻度で測定することができる。
実施例3は、気体の温度を変化させることにより、湿度を変化させる例である。図10は、実施例3に係る測定装置のブロック図である。実施例3に示すように、測定装置104においては、湿度調整部60は、温度調整容器62および温度調整部64を備えている。温度調整容器62は、インパクター44および測定槽20を囲って配置されており、測定槽20内の雰囲気の温度を調整する。温度調整部64は、温度調整容器62に温度を調整させる。測定槽20と吸引ポンプ50との間にアイソレーションバルブ66が設けられている。その他の構成は、実施例2の図3と同じであり、説明を省略する。
実施例3においては、図5のステップS34において、処理部36は、温度調整容器62内の温度を掃引することにより、測定槽20内の湿度を掃引する。図4のステップS22は、以下のように行なう。
図11は、実施例3における図4のステップS22のフローを示すフローチャートである。図11に示すように、処理部36は、アイソレーションバルブ46および66を開にする(ステップS60)。処理部36は、吸引ポンプ50を作動させる(ステップS62)。これにより、測定槽20内に所望の大きさの粒子10aが導入される。処理部36は、一定時間待機させる(ステップS64)。処理部36は、アイソレーションバルブ46および66を閉にする(ステップS66)。処理部36は、吸引ポンプ50を停止させる(ステップS68)。以上により、粒子10aの捕集が終了する。
図12(a)から図12(c)は、経過時間に対する温度、相対湿度および質量を示す図である。図12(a)から図12(c)に示すように、時間t1までは、測定槽20内の温度は調整されておらず、測定槽20内の温度および湿度は不定である。時間t1からt2において、ステップS20の測定を行なう。時間t1において、温度調整部64は、測定槽20内の温度を変化し始める。時間t1における測定槽20内の温度はT1であり、このときの相対湿度はh1である。温度は、時間t1からt2まで漸次変化する。時間t2における温度はT2であり、相対湿度はh2である。
時間t2からt3において、ステップS22のように、水晶振動子30上に粒子10aを捕集する。時間t3からt4においてステップS24の測定を行なう。時間t3からt4にかけて測定槽20内の温度がT1からT2まで変化し、湿度がh1からh2まで連続的に変化する。湿度の変化にともない、水晶振動子30の質量が変化する。
測定槽20の温度が変化するとき、図11のように、アイソレーションバルブ46および66は閉じており、測定槽20への空気の出入りはない。このため、測定槽20内の水蒸気の量は一定である。よって、温度を変化させると湿度が変化する。水晶振動子の発振周波数は温度により変化する。よって、図12(c)の質量を算出する際には、温度と発振周波数の相関を予め測定し、この相関を用い、発振周波数を補正する。
処理部36は、実施例2の図8(a)から図8(c)と同じように、粒子10aの吸湿性パラメータを算出する。
実施例2では、湿度調整部38が除湿および加湿する。このため、湿度調整部38が大型化する。また、加湿のため水を補給することになり、無人運転の障害となる。実施例3によれば、湿度変化部は、測定槽20内の雰囲気の温度を変化させることにより、雰囲気の湿度を変化させる。これにより、実施例2のような湿度調整部38を設けなくともよい。よって、装置の小型化が可能となる。また、自動運転が容易となる。
図13(a)から図13(c)は、経過時間に対する温度、湿度および質量を示す別の図である。図13(a)から図13(c)に示すように、時間t1からt2の期間、時間t3からt4の期間において、温度を上昇させるときと下降させるときにおいて、湿度と質量との相関を取得する。図8(a)から図8(c)と同様に、湿度が上昇するときの吸湿性パラメータと湿度が下降するときの吸湿性パラメータを算出する。
粒子の成分の種類によっては、吸湿量と湿度との曲線にヒステリシスが生じる場合がある。この場合、湿度が上昇するときと下降するときとで、異なる吸湿性を示す。図13(a)から図13(c)の例では、湿度が上昇するときと下降するときとで、異なる吸湿性パラメータを用いることができる。よって、より精度の高い測定が可能となる。実施例2において、湿度が上昇するときと下降するときとで吸湿性パラメータを算出してもよい。
実施例1から3において、吸湿性パラメータを測定する測定装置と質量濃度を測定する測定装置は分離していてもよい。すなわち、吸湿性パラメータを測定する測定装置では、粒子の数濃度は測定しなくともよい。質量濃度を測定する測定装置では、吸湿性パラメータを測定せず、他の測定装置が測定した吸湿性パラメータを用い質量濃度を測定してもよい。また、本明細書における湿度は相対湿度のことである。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)気体中の粒子の質量を測定する質量測定部と、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させる湿度変化部と、気体中の粒子の数濃度を測定する濃度測定部と、前記濃度測定部が数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定する湿度測定部と、前記湿度変化部が変化させた湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出し、前記情報と前記数濃度と前記湿度測定部が測定した湿度とに基づき、前記濃度測定部が数濃度を測定した気体中の粒子の質量濃度を算出する算出部と、を具備することを特徴とする測定装置。
(付記2)前記濃度測定部は光散乱検出法を用い前記数濃度を測定することを特徴とする付記1記載の測定装置。
(付記3)前記湿度変化部は、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の温度を変化させることにより、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させることを特徴とする付記1または2記載の測定装置。
(付記4)前記濃度測定部が前記数濃度を測定する頻度は、前記湿度変化部が前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させる頻度より高いことを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の測定装置。
(付記5)前記質量測定部は、前記質量を測定する粒子を表面に吸着させる水晶振動子を含むことを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の測定装置。
(付記6)前記湿度変化部は、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を漸次変化させることを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の測定装置。
(付記7)前記湿度変化部は、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を漸次増加および漸次減少させることを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の測定装置。
(付記8)気体中の粒子の質量を測定するステップと、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させるステップと、気体中の粒子の数濃度を測定するステップと、前記数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定するステップと、前記変化させた湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出するステップと、前記情報と前記数濃度と前記測定した湿度とに基づき、前記数濃度を測定した気体中の粒子の質量濃度を算出するステップと、を含むことを特徴とする測定方法。
(付記9)気体中の粒子の数濃度を測定する濃度測定部と、前記濃度測定部が数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定する湿度測定部と、前記粒子が曝される雰囲気の湿度に対する前記粒子の質量の相関を示す情報と、前記濃度測定部が測定した前記数濃度と、前記湿度測定部が測定した湿度と、に基づき、前記気体中の粒子の質量濃度を算出する算出部と、を具備することを特徴とする測定装置。
(付記10)気体中の粒子の質量を測定する質量測定部と、前記粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させる湿度変化部と、前記湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出する算出部と、を具備することを特徴とする測定装置。
10a、10b 粒子
12 湿度変化部
14 質量測定部
16 算出部
18 濃度測定部
20 測定槽
30 水晶振動子
36 処理部
80a、80b 気体

Claims (6)

  1. 気体中の粒子の質量を測定する質量測定部と、
    前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させる湿度変化部と、
    気体中の粒子の数濃度を測定する濃度測定部と、
    前記濃度測定部が数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定する湿度測定部と、
    前記湿度変化部が変化させた湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出し、前記情報と前記数濃度と前記湿度測定部が測定した湿度とに基づき、前記濃度測定部が数濃度を測定した気体中の粒子の質量濃度を算出する算出部と、
    を具備し、
    前記濃度測定部が前記数濃度を測定し、前記湿度測定部が前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定し、かつ前記算出部が前記質量濃度を算出する頻度は、前記湿度変化部が質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させ、前記質量測定部が前記質量を測定し、かつ前記算出部が前記情報を算出する頻度より高く、
    前記算出部は、直前に算出した前記情報に基づき前記質量濃度を算出することを特徴とする測定装置。
  2. 前記濃度測定部は光散乱検出法を用い前記数濃度を測定することを特徴とする請求項1記載の測定装置。
  3. 前記湿度変化部は、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の温度を変化させることにより、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させることを特徴とする請求項1または2記載の測定装置。
  4. 前記質量測定部は、気体中の粒子が付着する台の質量を測定し、
    前記算出部は、前記湿度変化部が前記気体中の粒子が付着した台が曝される雰囲気の湿度を変化させたときに前記質量測定部が測定した前記気体中の粒子が付着した台の質量の変化を示す相関曲線と、前記湿度変化部が前記気体中の粒子が付着する前の台が曝される雰囲気の湿度を変化させたときに前記質量測定部が測定した前記気体中の粒子が付着する前の台の質量の変化を示す相関曲線と、の差から前記情報を算出する請求項1から3のいずれか一項記載の測定装置。
  5. 前記質量測定部は、気体中の粒子が付着した台の質量を水晶振動子により測定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の測定装置。
  6. 気体中の粒子の質量を測定するステップと、
    前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させるステップと、
    気体中の粒子の数濃度を測定するステップと、
    前記数濃度を測定するのと同時に、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定するステップと、
    前記変化させた湿度に対する前記質量の相関を示す情報を算出するステップと、
    前記情報と前記数濃度と前記測定した湿度とに基づき、前記数濃度を測定した気体中の粒子の質量濃度を算出するステップと、
    を含み、
    前記数濃度を測定し、前記数濃度を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を測定し、かつ前記質量濃度を算出する頻度は、前記質量を測定する粒子が曝される雰囲気の湿度を変化させ、前記質量を測定し、かつ前記情報を算出する頻度より高く、
    直前に算出した前記情報に基づき前記質量濃度を算出することを特徴とする測定方法。
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