JP6389881B2 - 特に物質移動または熱伝導のカラムまたは塔に用いられる充填材 - Google Patents

特に物質移動または熱伝導のカラムまたは塔に用いられる充填材 Download PDF

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Description

本発明はガス及びまたは液体が通過する、物質移動及びまたは熱伝導のカラムまたは塔
のための充填材に関し、該充填材は半波形を有する波形状の帯条片の表面により実質的に
形成される、第1と第2の外面で区切られた複数の交換表面を具備し、該充填材は少なく
とも一つの第1の群の帯条片からなり、第1の繰り返し長さIを有する少なくとも一つ
の半波形状又は波形状の帯条片と、少なくとも一つの隣接する第2の群の帯条片からなり
、そして、第2の繰り返し長さI2を有する少なくとも一つの波形形状の帯条片を備え、
ここで、波形形状の帯条片は充填材の架空の軸面に沿って伸びており、そして少なくとも
一つの帯条片は第1の末端架橋部と第2の末端架橋部の間に伸びて、この二つの末端架橋
部は充填材を横切る方向に伸びており、第2の群の帯条片に隣り合う第1の群の帯条片の
繰り返し長さIと、第1の群の帯条片に隣り合う第2の群の帯条片の繰り返し長さI2
は、互いにつりあい、かくして2つの隣り合う帯条片は少なくとも一点で相互に有効に接
触し、これら帯条片間で液を移動させることが可能となり、少なくとも一つの帯条片は、
第1の末端架橋部から第2の末端架橋部へ延びており、該二つの末端架橋部は充填材を横
断する方向に沿って並んでいる。
このような充填材の類似は、本出願人のEP 0 764 462 B1で知られる。それは、個々の
帯条片に渡って、そして充填材の交換表面に渡って、高度に均一な液分布を有利な方法で
提供する:充填材を実質的に形成する帯条片の半波形のおよび/または波形の構造は、液
体を帯条片の上に容易に分配させる。帯条片の周期的な長さの釣り合いは、隣接する帯条
片を少なくとも1点で交差させ、1つの帯条片から隣接帯条片に液体の移送を可能にする
。個々の帯条片の半波形状のまたは波形状の形は、有利であって、充填材の特に解放構造
が提供され、カラムにおいて圧力低下を小さくする結果となる。
EP 1541229A1には、ガス流及び/または液流が流れて、特に物質移動およ
び/または熱交換カラムに使用される物質移動及び/または熱交換用の充填材が記載され
、ここで、充填材は、プレート板から製造され、プレート板の横方向に二つの細長い帯条
片が形成されようにプレート板には刻印が形成される。これら横方向間の帯条片は横方向
を通過する面からは曲がっている。この曲がった帯条片間には少なくとも一つのオリフィ
スが形成されて、横方向に通過する面に垂直になるように見える。この公知の充填材の各
帯条片は互いに接触しないと規定される。
WO 2013/143629は、物質移動および/または熱伝導プロセスにおいて使用する充填材を記載し、それを通過して最低1つの液体が流れる得る。充填材は外表面を有し、3つ以上の外側に湾曲する帯条片要素、およびこれらの帯条片要素をつなぐ2つの末端要素から成っている。充填材は一般に球形に、または楕円形状に形成される。
イギリス特許1573745は実質的に円筒形の充填材を記載する。円筒形の充填材の指形は基材から切り抜かれ、円柱軸に対して内方へ曲げられる。指形は、円柱軸に対し4度から45度までの角度で延びる。当該文献に開示の実施態様によると、それぞれ八つの指形が列をなす指形の3つの列があり、3列の中間は円柱軸と並行し、下の列だけでなく上部の列も捻じれており、そうして円柱軸に対してそれらの指形が約10度の角度をなしている。
従って、前記EP0764462で説明された充填材を改善することが、本発明の課題
であり、本発明に従う充填材を使ったカラムまたは塔で、いっそう小さい圧力低下をもた
らすように施される。
本発明の目的は本発明により達成され、本発明の構成は、以下の通りであり、すなわち
、充填材の少なくとも1つの帯条片が充填材の長手方向に沿う捻じれ線回りで捻じれてい
て、前記捻じれ線に沿う帯条片の捻じれは、第1の末端架橋部から始まり、帯条片の第1
の振幅最大の領域では最大であり、前記振幅最大と充填材の中央部の間の領域で減少し、
前記中央部からはじまり帯条片の第2の振幅最大までは増加し、そして前記振幅増加と第
2の末端架橋部間の領域では減少しており、そしてこの中央部では全ての帯条片は互いに
接触し、かくして
前記第1の外面から前記第2の外面にかけて液接触が持続的に形成されるものである。
本発明の方法によると、充填材は有利なものとなり、それは、以前に説明した公知の充填材に比べて、“より解放された”構造を有し、その結果、より高いガス透過率をもたらし、それ故、本発明に従う充填材を用いるカラムまたは塔を通過するガス流の流れ抵抗はより小さいものとなる。
本発明により本発明の充填材の対応する数の帯条片に対して付与される捻じれは、充填材が先に述べた軸面に直行する方向で衝突するガス流に対する、より小さい流れ抵抗をもたらし、それは縦方向の帯条片の捻じれにより、本発明に従うならば、充填材の隣り合う帯条片間に間隙が形成され、それを通してガス流が通過し得るからなのである。本発明の充填材の帯条片形成と捻じれ配置により、個々の帯条片の端部は−−公知の充填材ではそうであるが−−平行ではなく、それ故互いに接近していることが達成され、しかし、個々の帯条片の捻じれにより、前述の開口が形成され、それを通してガス流が通過することができ、そして本発明の充填材がガス流れに与える抵抗が減少する。
本発明の充填材の一つ以上、好ましくは全ての帯条片に捻じれを設ける他の目的は、そうすることにより充填材に捻じれ剛性が増大し、かくして更に安定性が増すからである。
本発明の有利な改良は、一群の帯条片の最後の帯条片、および続く帯条片における隣接最初の帯条片が交互にひねって形成される。そのような手段は、これらの2つの帯条片間と、そして帯条片の隣接グループの帯条片間では、広大な空間が提供されて、その結果、ガスの流れ抵抗がより小さくなるという有利な効果を奏する。
発明の別の有利な改良は、1群の帯条片の隣接帯条片が、交互に捻られて形成されることを規定する。
発明の別の有利な改良は、充填材が、少なくとも一つの帯条片を有し、この帯条片の第1の半波形がこの帯条片の第2の半波形に対して逆方向に向いており、ここで、充填材の少なくとも一つの群の帯条片の全ての帯条片が前記したように形成されることが好ましい。このようにすると、再度であるが隣接帯条片間に特に広い空間が形成されるという有利な効果を奏する。
発明の別の有利な改良は、少なくとも一つの群の一つかまたは複数の帯条片の振幅が、この群に隣接する一つかはまた複数の帯条片の振幅より小さいということである。そのような構成手段は、充填材の‘卵形の’または‘ボール状’の外側輪郭を形成させて、その結果として本発明に従う充填材の注ぎ込み特性が強化されるという有利な効果を奏する。
発明の別の有利な改良は、発明に従う充填材の少なくとも1つの帯条片は、剛性要素、特にビードを具備し、それは好ましくは縦方向に沿って設けられ、および/または、充填材の少なくとも一つの末端架橋部と中央部はこのような剛性要素、特にビードから成っている。従って、発明に従う充填材の捻じれ剛性は好ましく増大する。
発明のさらに有利な実施態様は、本願従属項に記載される。
発明のより詳細でかつ有利な点は、好適な実施態様において明らかにされ、それは以下の図面で説明される。
添付図面は以下の通りである:
一つの第1の実施態様の透視図; 図1の矢印IIの方向から見た第1実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第1実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第1実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第2実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第2実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第3実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第3実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第4実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第4実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第5実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第5実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第6実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第6実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第7実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第7実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第8実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第8実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第9実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第9実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第10実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第10実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第11実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第11実施態様の図; 図2の矢印IIIの方向から見た第12実施態様の図; 図2の矢印IVの方向から見た第12実施態様の図.
以下の充填材は、英語では“ランダム充填材”と呼ばれ、その反対は“構造化充填材”であるが、カラム、特に物質移動及び/または熱伝導カラムに、配列するようにではなく、―例えば―カラム内へ充填材を注ぎ込むようにして充填・導入される。それ故、また、“注ぎ込み可能な充填材”とも呼ばれる。
そのような充填材は図1〜4の一般には参照番号1によって参照されるが、その第1実施態様は、波形状の帯条片3aおよび3b、3c及び3d、3eおよび3fの3つの群2a、2bおよび2c(図3に図示)からなり、その表面は充填材1の交換表面4a−4fを形成する。帯条片2aまたは2bまたは2cの第1または第2または第3の群の帯条片3a、3bまたは3c、3dまたは3e、3fは、周期的な長さIまたはIまたはIを有している。当業者には以下の説明から、3つの群は必須ではないのは明らかである。むしろ、使用の目的に応じて、少なくとも1つの帯条片3a-3fを持っている帯条片2a-2cの群の三つより多いかまたは少ないことを提供するのが可能である。最小のバージョンにおいては、充填材は、ただ二つの群の帯条片からなり、各々はただ1つの帯条片からなる。図示の第1実施態様では帯条片2aの第1の群の両方の帯条片3a、3bの繰り返し長さI1は、第3の群の帯条片2cの繰り返し長さI3と等しく、一方で帯条片2bの第2の群の両方の波形帯条片3c、3dは繰り返し長さI2を有し、そして、それはこの場合、帯条片2aまたは2cの第1または第3の群の帯条片3a、3bまたは3e、3fの繰り返し長さI1またはI3の半分である。この構造基準を一般化すると、第1の群の帯条片2aに隣り合う第2の群の帯条片2bの帯条片3c、3dの第2の繰り返し長さI2は、繰り返し長さI1と、好ましくはI2=I1/n、ここでn=1、2などの式でもって関連し、これは、繰り返し長さIは、繰り返し長さIの倍数、特に偶数倍であるか、または実質的にこの繰り返し長さIに等しいことを意味する。
このようにして、充填材1のすべての帯条片3a-3fは、−末端架橋部6a、6bから出発して−その中心部6cで最小の振幅を取り、そうして−図2にもっとも良く示されるが−すべての帯条片3a-3fが互いに中心部6cで接触し、そうして、充填材の左の外から右の外にかけて持続して液体の接触が起こり、それは帯条片3a―3fの表面で形成される交換面での液が充填材全体にわたって広がることを可能とする。
充填材1のガス透過性については、隣接帯条片3a および3b、3cおよび3d、3eおよび3fは逆向きに配列されるのが有利である。これは図1乃至3において最もよく示され、例えば、それは、充填材1の第1の実施態様において第1の波形帯条片3aの上部半波形3a’は、第2の波形帯条片3bの上部半波形3b’に対して交互に配列されることを示す。これに対応して、第1の波形帯条片3aの底部半波形3a”は第1の群の帯条片2aに属する二つの帯条片3a、3bの第2の帯条片3bの底部半波形3b”に対して空間配置として交互に配列している。この逆向き相の配列は一つの群の帯条片2aまたは2bにおける二つの隣り合う帯条片3a、3bの第2の帯条片3bの反対向きの半波形3a’、3b’または3a”、3b”に対してのみ提供されることはまた可能である。充填材1の使用の所与の目的に従い、帯条片2a−2cの群での帯条片3a−3fの半波形3a’‐3f’が形成される可能性が高いことは当業者には明らかである。この記載は、充填材1の帯条片2b−2cの更なる群に対して有効である。好ましくは、交互配列は群の境界を越えて延びるのであり、それは以下のことも意味し、すなわち、−図2に図示されるように−第1の群の帯条片2aにおける最後の帯条片3bの半波形3b’、3b”と、第2の群の帯条片2bの第1の帯条片3cの半波形3c’、3c”とが交互に配列することが好ましい。対応して、第2の群の帯条片2bの最後の帯条片3dと、第3の群の帯条片3dと第3の群の帯条片2cの第1の帯条片の半波形が交互に配列されるのが好ましい。充填材1の他の可能性ある変形例は、帯条片2a―2cの各群の帯条片3a−3fが帯条片2a−2cの各群内部で同位相に配列しているが、しかし帯条片の個々の群の帯条片は反位相に配列しており、これは、例えば、帯条片2aの第1の群での帯条片3a、3bは同相に配列するが、しかし第2の群の帯条片2bの帯条片3c、3dは、第1の群の帯条片2aの帯条片3a、3bに対して逆向きに向いているということを意味する。
最初に説明した公知の充填材に関連して、前に説明した充填材1のガス透過性をさらに改善するために、充填材1の3つの群の帯条片2a―2cの帯条片3a−3fは、−公知の充填材ではそうだが− ここでは平坦にはならずに、捻じれを示すとされる。特に図2と4に示されるが、第1の波形状の帯条片3aの第1の半波3a’は、−上部の末端架橋部6aから下部の末端架橋部6bに至る帯条片の向いた方向に示されるように−充填材1の第1の末端架橋部6aと中央部6cの間の領域に、正の捻じれ、これは時計方向を意味するが、を示し、それは第1の末端架橋部6aから増加し、最大振幅箇所で最大となり、そして充填材1の振幅最大の箇所と中央部6cの間で減少する。帯条片3aの捻じれは、−再度、上部から底部への帯条片3aのなす方向で示されるが−大体、帯条片3aの左端5a”付近で発生し、そうしてこの端5a”は帯条片3aの捻じれるラインを形成する。これは、帯条片3aの右端5a’はもはや帯条片3aの左端5a”に平行にはならずに、アーチ状となる結果となる。第1の帯条片3aに隣り合う第2の帯条片3bの第1の半波3b’は、第1の半波3a’と同様に並ぶ故に、第2の帯条片3bの左端5b”は−第1の帯条片3a’の左端5a”がそうであるが、−直線的に並び、一方、第2の帯条片3bの右端5b’はアーチ状となる。それ故、第1の帯条片3aの右端5a’は、第2の帯条片3bの左端5a”に対してアーチ状となり、そうして、この領域では開口部Oが形成され、それはこの部位での充填材にさらに解放構造を形成させ、充填材1を用いるカラムまたは塔を通過して流れるガスにつき、より高いガス透過率をもたらし、それ故、ガス流れに対する抵抗性は減少する。
第1の帯条片3aと第2の帯条片3bの第2の半波形3a”と3b”は、−再び図4に示されるが−中央部6cと底部架橋部6bの間の第1の半波形3a’と3b’と同様に正方向に捻じれて配列する。それ故、半波形3’と3bに対する説明が必要な変更を加えてあてはまる。第1の帯条片3aの第2の半波形3a”の右端5a’は、それ故、再度、第2の帯条片3bの直線状に伸びる左端5b”から離れるように、アーチ状に湾曲し、そうして、またこの領域で充填材1の開口部Oが形成され、この領域での充填材1の解放構造は増大し、それ故またこの領域での流れ抵抗を減少させる。
特に図4からわかるように、第3の群2cの帯条片3eと3fは、第1の群の帯条片2aの帯条片3a、3bのように形成され、そのため説明を繰り返す必要がない。
帯条片2bの第2の群の二つの帯条片3cと3dは、図示のケースでは、―前に述べたように―繰り返し長さI2=I1/2を有し、それ故、充填材1の上端架橋部6aと下端架橋部6bの間にある限りでは、それぞれ、第1の半波形3c’と第2の半波形3c”を備える二つの波形を有する。図では第1の上部波形の帯条片の第1の半波は、それ故上端架橋部6aと振幅最低の間のセクションで、−再度、上部から下部への方向で示されるが−正に捻じれており、それ故、第1の帯条片3aの第1の半波形3a’の様であるが、より短い長さのI2/2のみとなる。図では、第3の帯条片3cの二つの波形の上部波形である第2の半波形3c”は、隣り合うように充填材1の中央部6cまで配列し、そして再度、正の方向に捻じれており、このようにして、第1の帯条片3aの第2の半波形3a”と同様であるが、しかし、再度第3の帯条片のこの捻じれはより短い部位I2/2において起こるという条件付きである。
図にある様に、第2の群の帯条片2bの第3の帯条片3cの低部波形は、図にある様に、充填材1の第3の帯条片3cの上部波形のように形成され、そうして、充填物1の帯条片3cの部位は、その詳細を記載する必要はない。これは、また、図に示されるように、これは第3の帯条片3cのように形成されるのであるから、帯条片2bの第2の群における第4の帯条片3dの形成が有効である。
帯条片2bの第2の群の帯条片3cと3dのそれぞれの右端5c’と5d’は、第1の半波3c’と3d’の領域でアーチ状に曲がって、帯条片3cまたは3dに隣り合う帯条片3dまたは3eのそれぞれの左端架橋部5d”と5e”に向かい、そうして、第1の末端架橋部6aと中央部6cの間の領域では二つの開口部Oがそれぞれ形成されていて、それは既に記載したような特性と効果を有する。中央部6cと第2の末端架橋部6bの間の領域においては帯条片3cと3dの第2の半波3c”と3d”の、それぞれの右端5c’と5d’でも同様である。半波形3c’、3d’の程度の各々は、帯条片2bの第2の群の3c”と3d”と同様に、帯条片2aまたは2cの第1または第3の群の帯条片3a、3bまたは3e、3fの程度のそれぞれに相当するが、帯条片2bの第2の群での帯条片3c、3dのみが繰り返し長さI2を有しているという条件である。
上記実施態様は、それぞれ二つの帯条片3aと3b、3cと3d、3eと3fを備える三つの群の帯条片2a−2cを有する充填材1を示し、同相で配列してそれぞれ捻じれている。このようにして各帯条片3a―3fは同方向に捻じれて、このことは、帯条片2a−2cの各群の中では帯条片3a’−3fは同方向に捻じれていることを意味する。しかし、これは必須ではない。
図5と6では、充填材1の第2実施態様が示され、そこには充填材1は三つの群の帯条片2a―2cを有し、それぞれは、二つの帯条片3a、3b、または3c、3dまたは3e、3fを有する。図5と6を図3と4に比較するとわかるが、帯条片2aと2cの第1の群と第3の群の帯条片3a、3bと3e、3fは、第1と第2実施態様と同様に形成されており、そうしてこれら帯条片3a、3bと3e、3fの構造、性能と効果はさらに説明する必要はない。二つの実施態様の相違点は、第2の群の帯条片2bにおける帯条片3cと3dは、−特に図5に見られるように−、また−第1実施態様の第2の群の帯条片2bの対応する帯条片2c、2dのように−並び方向で時計回りに捻じれておらず、それ故、正の捻じれではなく、しかし、負の捻じれであり、それ故、反時計回りである。帯条片2bの第2の群においては帯条片3c、3dは、かくして帯条片2aの第1の群の帯条片3a、3bおよび帯条片2cの第3の群の帯条片3e、3fに対して反対方向に配列する。これは、−図6に示されるように−充填材1が、特に帯条片2aの第1の群と帯条片2bの第2の群との間の遷移領域で、有利な効果をもたらすものであり、特に解放構造を備えることとなり;上記記載の図から容易にわかるように、第2の群の帯条片2bの第1の帯条片3cに相隣り合う第1の群の帯条片2aの第2の帯条片3bは、その右端5b’が第3の帯条片3cの左端5b’から離れる様に屈曲して並んでおり、その一方で、更に、第3の帯条片3cの左端5c”は、第2の帯条片3bの右端5b’とは反対方向に曲がり、−図6の大きな開口O’により示されるように−これら二つの帯条片3b、3c間の大きな空間が存在することになり、これは小さいガス流れ抵抗をもたらす。
更に図5と6からわかるように、帯条片3c、3dの構成が捻じれているにもかかわらず、二つの帯条片3c、3d間の液移動は可能であるのは、帯条片3dの左端5d”と帯条片3cの右端5c’が少なくとも一つまたはそれ以上の領域で相互に接触するか又は相互に接近するかして、そうして帯条片3cと帯条片3d間に毛細管現象による液移動が可能となるからである。
図7と8は充填材1の第3実施態様を示し、それは基本的構造として第1実施態様の一つに対応する。充填材1の対応する部材は、それ故、第1実施態様と同じ参照番号が付与される;このようにして、その構造、機能及び効能はさらには述べない。充填材は、同様に、それぞれ二つの帯条片3a、3bまたは3c、3dまたは3e、3fを有する三つの群の帯条片2a−2cからなる。第1実施態様の充填材1との相違点は、各帯条片3a’−3f’の第1の半波形とこれら帯条片3a−3fの第2の半波形3a”−3f”は、捻じれに関し反対方向に配向する:第3実施態様の充填材の第1の群の帯条片2aの帯条片3a、3bの第1の半波形3a’、3b’と第3の群の帯条片3cの帯条片3e、3fの第1の半波形3e’、3f’は、第1実施態様の充填材1の帯条片3a、3b、3d、3eの第1の半波形3a’、3b’、3d’、3e’と同様に形成され、それ故、並んでいる方向から見てわかるように、正の時計方向に捻じれており、そうして、第1の半波形3a’、3b’、3e’、3f’の各左端5a”、5b”、5e”、5f”は−図8に最もよく示されるように−直線状に並び、一方で図8においては帯条片3a、3b、3e、3fのこれら半波形の各右端5a’、5b’、5e’、5f’は左方向に曲がっている。帯条片3a、3b、3e、3eの第2の半波形3a”、3b”、3e”、3f”は、かくして反対向きに配列し、これは反時計方向であることを意味し、それゆえ負の捻じれである。その結果、図8に示されるように、各右端5a’、5b’、5e’、5f’は第2の半波形3a”、3b”、3e”、3f”の領域で直線をなし、そして、この領域での左端5a”、5b”、5e”、5f”は右に曲がる。同様のことは、第2の群の帯条片2bの帯条片3c、3dにも当てはまって、繰り返し長さI2を有し、−この実施態様に示されるように−それは当該群の2a、2cの帯条片3a、3b、3e、3fの長さI1の半分に過ぎない。帯条片3c、3dの二つの波の第1の半波形3c’、3d’のそれぞれは時計方向に捻じれ、一方、それぞれ隣接する半波形3c”、3d”は反時計方向に捻じれる。図8の開口部Oは、帯条片が直線である公知の充填材と比較すると、ガス透過率が増大する。
図9と10では第4の実施態様が示され、それは第2実施態様の一つに基本的に対応し、そうして、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。第2実施態様と第4実施態様の基本的な相違は、帯条片2aと2cの第1の群と第3の群の帯条片3a、3bと3e、3fが交互に捻じれていることである。第2の実施態様では、上述の帯条片3a、3bと3e、3fはそれぞれ正の捻じれである一方、第4実施態様では帯条片2aまたは2cの第1の群または第3の群の帯条片3aまたは3eは静に捻じれ、その一方で隣り合う帯条片3bまたは3fは負に捻じれる。このような構成は、−図10に最もよく見られるが−記載の充填材1が−図10から容易に見て取れるが−帯条片2a、2cの外側の群の領域で帯条片2a、2cの群の隣り合う帯条片3a、3bと3e、3fの間の大きな開口O’を、それ故、この領域に特に解放構造を有し、それは特に、第1と第3の群の帯条片2a、2cにおいてそれぞれ帯条片の上述の形成の結果である。
図11と12では、第5実施態様が示され、再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。第5実施態様の充填材1は帯条片2a−2cの三つの群を有し、帯条片2aと2cの第1の群と第3の群はそれぞれ一つの帯条片3aまたは3fを有しているに過ぎない。図12に最もよく示されるが、充填材1の二つの外側の帯条片3aと3fはそれぞれ第1と第2の半波形3a’、3a”と3f’、3f”を有する二つの波形をそれぞれ備える。第5実施態様の帯条片3aと3fの構成は、それ故第1実施態様の第2の群の帯条片2bの帯条片3c、3dの一つに対応する。帯条片2bの第2の群は四つの帯条片3c1、3c2、3d1、3d2を有し、それらの構成は上述の実施態様における帯条片2aと2cの第1と第3の群の帯条片3a、3bまたは3e、3fの一つに対応する。図12に最もよく示されるが、第2の群の帯条片の‘中央帯条片’3c1−3d2の一つよりも振幅の小さい充填材1の‘末端帯条片’3aと3fの構成が採用され、充填材1は、“卵型形状”の輪郭故に、流れ抵抗が少ないだけでなく、注ぎ込み能も増強されるという有利な作用を奏する。
図13と14には充填材1の第6実施態様が示され、再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。これらの図に示される充填材1は、第5実施態様の充填材の変形であり、それぞれ二つの帯条片3a、3b、3c、3dと3e、3fをそれぞれ有する三つの群の帯条片2a−2cからなっている。第5実施態様では、帯条片2aと2cの第1と第3の群はそれぞれ一つの帯条片のみを備え、そして帯条片2bの第2の群は四つの帯条片3c1−3d2を有する一方で、充填材1の第6実施態様では、再度第1と第4実施態様から知られる構成が採用されており、すなわち、帯条片2a―2cの三つの帯条片の各々は二つの帯条片3a、3bまたは3c、3dまたは3e、3fを有する。ここで帯条片2aと2cの各外側の群の帯条片3a、3bと3e、3fは、−前述の実施態様のように−帯条片2bの中間の群の帯条片よりも振幅が小さくなるように構成されて、注ぎ込み能が増大しているが、それは、このようにして形成された“球型”の充填材1が、外側が“球状”の輪郭となり、図13に示されるとおりであるからである。
図15と16は充填材1の第7実施態様を示し、第1実施態様の基本構造に対応するが、そうして再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。第1と第7実施態様の実質的な相違は、−図15と図16と同じく図3と図4の比較のように−帯条片3a−3fの捻じれはもはや捻じれ線回りでは発生しないが、それは帯条片3a−3fの左端5a”−5f”で一致するが、しかしこれらの帯条片の捻じれは−架空の−捻じれ線回りで発生し、その線はそれぞれの帯条片3a−3fの中央を通過する。これは、図15と16を図3と4に比較するとわかる。第1実施態様との相違は、この実施態様の充填材1の帯条片3a−3fの左端5a”−5f”のそれぞれは、―第1実施態様の充填材1の帯条片3a−3fの左端のように―直線的には並ばずに、しかし、−第1実施態様の帯条片3a−3fの右端5a’−5f’に対応して−曲がっているという点である。
図17と18は充填材1の第8実施態様を示し、図5と6の第2実施態様の基本構造に対応する。それ故、再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。第2と第7実施態様の実質的な相違は、この実施態様では、−第6実施態様のように−帯条片3a−3fの捻じれは、−第2実施態様のように−個々の帯条片3a−3fの左端5a”−5f”の各々と交わる捻じれ線回りで発生せずに、しかし、再度(架空の)捻じれ線回りであり、それは各帯条片3a−3fの中央部を走る。
図19と20は充填材1の第9実施態様を示し、図7と8の第3実施態様の基本構造の一つに対応するが、そうして再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。再度、図19と図20の第9実施態様と図7と図8の第3実施態様の間の実質的な相違は、−上述の実施態様のように−帯条片の捻じれは、帯条片5a−5fの各々の左端5a”−5f”に交わる捻じれ線回りで起こらず、しかし、再度、3a−3fの各帯条片の中央部付近を走る捻じれ線回りで起こる点である。
図21と22は充填材1の第9実施態様を示し、第5実施態様の図11と図12の基本構造に対応するが、そうして再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。また、前の二つの実施態様間の相違点は、帯条片3a−3fの捻じれは各帯条片の中央に存する捻じれ線回りで起こるという点である。
図23と図24に示される充填材1の第11実施態様でも同様であり、図13と図14の実施態様の基本構造に対応している。
図25と26は第12実施態様を示し、図9と図10の第4実施態様の基本構造に対応するが、そうして再度、対応する部材には同じ参照番号を付与し、その構造、機能、効用等は重複しては説明しない。上述の二つの実施態様の実質的な相違点は第10実施態様では帯条片2bの第2の群の帯条片3c、3dは、もはや捻じれていないが、しかし公知の充填材のように平面状である点である。このような構成は、このようにすると充填材1の製造が単純に可能となって有利となるのである。もちろん他の実施態様の充填材に対しても帯条片2a―2cの一つまたはそれ以上の群の一つまたはそれ以上の帯条片を平面とすることは可能である。このような変形は当業者には明らかであり、それ故更に記載する必要はない。
特に−図25と図26の実施態様のように−帯条片2aと2cの外側の群の帯条片3a、3bと3e、3fは、反対方向に配列されるのは必須ではない。同方向のこれらの帯条片の配列は、例えば図2や4の第2実施態様のように、可能である。
もしも一つまたはそれ以上の帯条片3a−3fが剛性要素、特に適切に形成されたビードを備えるならば、上述の第12実施態様の前記充填材1のねじり剛性は、さらに増強することができる。この剛性要素は、好ましくは、対応する帯条片3a−3fの長さ方向に並ぶ。また、帯条片3a−3fの前述の剛性要素に代えて、またはそれに追加して、少なくとも一つの端部領域6aと6bおよび好ましくは中央部6cは、適当な剛性要素、再度、特に剛性用のビードを有するとすることができる。これらは、好ましくは対応する末端橋架け部6a、6bおよび中央部6cの長さ方向に並び、それ故、好ましくは実質的に帯条片3a−3fの剛性要素に対して直交する。
前記のようにして充填材1が形成されて、ここで、帯条片2a−2cの各群の帯条片3a−3fの前述の捻じれは充填材に全て目視される構造の開口という構造を生起させる。これは、EP0764762 B1で公知の充填材と区別するものであり、そして、さらにガス透過率が向上し、それゆえその流れ抵抗が減少する。さらに、充填材1の構造として捻じれ剛性が増強される。

Claims (18)

  1. ガス及び/または液体が流れる充填材(1)であって、
    前記充填(1)は、半波形状(3a’、3a’’−3f’’、3f’’)を有する波形形状の帯条片(3a−3f)の表面により形成される複数の交換表面(4a−4f)を具備し、
    該充填材(1)は、少なくとも一つの第1の帯条片の群(2a)に含まれる、第1の繰り返し長さIを有する少なくとも一つの半波形状及び/または波形状の帯条片(3a、3b)と、少なくとも一つの第2の帯条片の群(2b)に含まれる、第2の繰り返し長さIを有する少なくとも一つの波形状の帯条片(3c、3d)とを具備し、
    少なくとも一つの帯条片(3a−3f)は第1の末端架橋部(6a)と第2の末端架橋部(6b)の間に伸びて、該二つの末端架橋部(6a、6b)は充填材(1)を横切る方向に伸びており、第1の帯条片の群(2a)の帯条片(3b)と第2の帯条片の群(2b)の帯条片(3c)とは隣り合い、これら二つの帯条片(3b、3c)間で液の移動を可能にし、少なくとも一つの帯条片(3a、3f)は第1の末端架橋部(6a)から第2の末端架橋部(6b)まで伸びており、そして二つの末端架橋部(6a、6b)は充填材(1)を横切る方向に沿って並んでおり、
    ここで、充填材(1)の少なくとも一つの帯条片(3a−3d)が捻じれており、前記帯条片(3a−3d)の捻じれは第1の末端架橋部(6a)から始まって増加し、帯条片(3a−3d)の第1の振幅最大の領域で最大となり、前記振幅最大と充填材(1)の中央部(6c)間で減少し、前記中央部(6c)から前記帯条片(3a−3d)の第2の振幅最大までは増加し、そして前記振幅最大と第2の端部架橋部(6b)間では減少しており、
    前記第1又は第2の振幅最大の領域における前記帯条片(3a−3d)の幅方向に沿う線が、前記充填材(1)を横切る方向に沿う線に対して所定の角度で傾くよう、前記帯条片(3a−3d)は捻じれることを特徴とする。
  2. 請求項1の充填材(1)であって、二つの帯条片(3b、3c)は少なくとも一点で互いに接触するか又は接近することを特徴とする。
  3. 請求項1又は2に記載の充填材(1)であって、全ての帯条片(3a−3f)は前記中央部(6c)で互いに接触するか又は接近することを特徴とする。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、充填材(1)が少なくとも第3の帯条片の群(2c)を具備し、第3の繰り返し長さIを有する少なくとも一つの半波形状及び/または波形状の帯条片(3e、3f)を有し、第2の帯条片の群(2b)の帯条片(3d)と第3の帯条片の群(2c)の帯条片(3e)とは隣り合い、二つの帯条片(3d、3e)は少なくとも一点で接触するか又は接近し、これら二つの帯条片(3d、3e)間で液移動を可能とするものであることを特徴とする。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、第1の帯条片の群(2a)の少なくとも一つの帯条片(3a、3b)の繰り返し長さIが、第3の帯条片の群(2c)の帯条片(3e、3f)の繰り返し長さIと等しいものであることを特徴とする。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、一つの帯条片の群(2bまたは2a、2d)の繰り返し長さIまたはIまたはIは、他の帯条片の群(2a、2cまたは2b)の一つの繰り返し長さIまたはIまたはIよりも短く、そして、第2の帯条片の群(2b)の繰り返し長さIは、第1の帯条片の群(2a)または第3の帯条片の群(2c)の繰り返し長さIまたはIよりも短いことを特徴とする。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、充填材(1)の帯条片または帯条片(3a−3f)の少なくとも一つの捻じれは、帯条片(3a−3f)の端部(5a’−5f’または5a’’−5f’’)と一致する捻じれ線回りに発生することを特徴とする。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、充填材(1)の帯条片または帯条片(3a−3f)の少なくとも一つの捻じれは、各帯条片(3a−3f)の中央線と一致する捻じれ線回りに存在することを特徴とする。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、一つの帯条片の群(2a)の少なくとも最後の帯条片(3b)と続く帯条片の群(2b)の隣接する初めの帯条片(3c)は、交互に捻じれて形成されることを特徴とする。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、帯条片の群(2a;2b;2c)の二つの隣接する帯条片(3a、3b;3c、3d;3e、3f)は交互に捻じれて形成されることを特徴とする。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、少なくとも一つの帯条片(3aまたは3b)の第1の半波形(3a’、3a’’;3b’、3b’’)とこの帯条片の第2の半波形(3a’’、3b’’)は正反対に配向して捻じれることを特徴とする。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、少なくとも一つの帯条片の群(2a−2c)における少なくとも二つの帯条片(3a、3b;3c、3d;3e、3f)が交互に配向して捻じれていることを特徴とする。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、帯条片の群(2a、2b)の最後の帯条片(3b;3d)と前記帯条片の群(2a、2b)に続く帯条片の群(2b;2c)の隣接する帯条片(3c;3e)は交互に配向して捻じれていることを特徴とする。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、帯条片の群(2a、2b、2c)の少なくとも1つと少なくとも2つの帯条片(3a、3b;3c、3d;3e、3f)は同じ方向に捻じれていることを特徴とする 。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、帯条片の群(2a)の少なくとも一つの帯条片(3a、3b)の振幅は、当該帯条片の群(2a)に隣接する更なる帯条片の群(2b)の一つまたは複数の帯条片(3c1−3c2、3d1−3d2)の振幅よりは短いことを特徴とする。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、帯条片の群(2a)の帯条片(a、b)の数は隣接する帯条片の群(2b)の帯条片(3c、3d)の数よりも少ないことを特徴とする。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、少なくとも一つの捻じれ帯条片(3a、3b)を有する帯条片の群(2a)に、少なくとも一つの平面状帯条片(3c、3d)からなる帯条片の群(2b)が続いていることを特徴とする。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載の充填材(1)であって、物質移動及び/または熱伝導のカラムまたは塔に使用される充填材。
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