図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態を実施できる例の通信システム100の図である。通信システム100を、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャスト、その他などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を介してそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。たとえば、通信システム100は、CDMA(符号分割多元接続)、TDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、OFDMA(直交FDMA)、SC−FDMA(シングルキャリアFDMA)、および類似物などの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
図1Aに示されているように、通信システム100は、無線送信受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態が、任意の個数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することを了解されたい。WTRU 102a、102b、102c、102dのそれぞれを、無線環境内で動作し、かつ/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。たとえば、WTRU 102a、102b、102c、102dを、無線信号を送信し、かつ/または受信するように構成することができ、WTRU 102a、102b、102c、102dは、ユーザ機器(UE)、移動局、固定のまたは可動の加入者ユニット、ポケットベル、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、スマートホン、ラップトップ機、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、消費者エレクトロニクス、中継ノード、および類似物を含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bをも含むことができる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするためにWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースするように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。たとえば、基地局114a、114bを、無線基地局(BTS)、ノード−B(Node−B)、発展型ノードB(eNode B)、Home Node B、Home eNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータ、中継ノード、および類似物とすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として図示されているが、基地局114a、114bが、任意の個数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを了解されたい。
基地局114aを、RAN 104の一部とすることができ、RAN 104は、他の基地局および/または基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、リレーノード、その他などのネットワーク要素(図示せず)を含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bを、セル(図示せず)と称する場合もある特定の地理的領域内で無線信号を送信し、かつ/または受信するように構成することができる。セルを、さらに、セルセクタに分割することができる。たとえば、基地局114aに関連するセルを、3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバすなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、MIMO(multiple−input multiple output)技術を使用することができ、したがって、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(たとえば、ラジオ周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、その他)とすることができる。エアインターフェース116を、任意の適切な無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を使用して確立することができる。
より具体的には、上で注記したように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および類似物など、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。たとえば、RAN 104内の基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、UTRA(UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実施することができ、UTRAは、WCDMA(登録商標)(wideband CDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。WCDMAは、HSPA(High−Speed Packet Access)および/またはHSPA+(Evolved HSPA)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High−Speed Downlink Packet Access)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High−Speed Uplink Packet Access)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、E−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実施することができ、E−UTRAは、LTE(Long Term Evolution)および/またはLTE−A(LTE−Advanced)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、IEEE 802.16(すなわち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GERAN(GSM EDGE)、および類似物などの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、たとえば無線ルータ、Home Node B、Home eNode B、またはアクセスポイントとすることができ、仕事場、家庭、車両、キャンパス、および類似物など、局所化された区域内での無線接続性を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE 802.11などの無線技術を実施することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するためにIEEE 802.15などの無線技術を実施することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するためにセルラベースのRAT(たとえば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−A、その他)を利用することができる。図1Aに示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることを要求されないものとすることができる。
RAN 104は、コアネットワーク106と通信しているものとすることができ、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(voice over internet protocol)のサービスをWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。たとえば、コアネットワーク106は、呼制御、請求サービス、モバイルロケーションベースのサービス、前払い呼、インターネット接続性、ビデオ分配、その他を提供し、かつ/またはユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには図示されていないが、RAN 104および/またはコアネットワーク106が、RAN 104と同一のRATまたは異なるRATを使用する他のRANと直接にまたは間接に通信していることができることを了解されたい。たとえば、E−UTRA無線技術を利用している可能性があるRAN 104に接続されることに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を利用している別のRAN(図示せず)と通信していることもできる。
コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102c、102dがPSTN 108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして働くこともできる。PSTN 108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、伝送制御プロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)インターネットプロトコルスイート内のTCP、UDP(ユーザデータグラムプロトコル)、およびIPなどの共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの全世界のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運営される有線または無線の通信ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク112は、RAN 104と同一のRATまたは異なるRATを使用することができる1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU 102a、102b、102c、102dの一部またはすべては、マルチモード能力を含むことができる、すなわち、WTRU 102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信する複数のトランシーバを含むことができる。たとえば、図1Aに示されたWTRU 102cを、セルラベースの無線技術を使用できる基地局114aおよびIEEE 802無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例のWTRU 102のシステム図である。図1Bに示されているように、WTRU 102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信受信要素122、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、ノンリムーバブルメモリ106、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺機器138を含むことができる。WTRU 102が、実施形態と一貫したままでありながら前述の要素の任意の副組合せを含むことができることを了解されたい。
プロセッサ118を、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械、および類似物とすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU 102が無線環境内で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行することができる。プロセッサ118を、トランシーバ120に結合することができ、トランシーバ120を、送信受信要素122に結合することができる。図1Bは、別々のコンポーネントとしてプロセッサ118およびトランシーバ120を示すが、プロセッサ118およびトランシーバ120を、電子パッケージまたはチップ内に一緒に一体化することができることを了解されたい。
エアインターフェース116を介して基地局(たとえば、基地局114a)へ信号を送信しまたはこれから信号を受信するように、送信受信要素122を構成することができる。たとえば、一実施形態では、送信受信要素122を、RF信号を送信し、かつ/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送信受信要素122を、たとえばIR、UV、または可視光信号を送信し、かつ/または受信するように構成されたエミッタ/検出器とすることができる。別の実施形態では、送信受信要素122を、RF信号と光信号との両方を送信し、受信するように構成することができる。送信受信要素122を、無線信号の任意の組合せを送信し、かつ/または受信するように構成することができることを了解されたい。
さらに、送信受信要素122は、図1Bでは単一の要素として図示されているが、WTRU 102は、任意の個数の送信受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU 102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU 102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送信し、受信する複数の送信受信要素122(たとえば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送信受信要素122によって送信される信号を変調し、送信受信要素122によって受信される信号を復調するように、トランシーバ120を構成することができる。上で注記したように、WTRU 102は、マルチモード能力を有することができる。したがって、トランシーバ120は、WTRU 102がたとえばUTRAおよびIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にする複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU 102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば、LCD(液晶ディスプレイ)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合され、またはこれらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。さらに、プロセッサ118は、ノンリムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、そのメモリにデータを格納することができる。ノンリムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリストレージデバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(SIM:subscriber identity module)カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカード、および類似物を含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ上またはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU 102上に物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスし、そのメモリにデータを格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU 102内の他のコンポーネントに電力を分配し、かつ/または制御するように構成することができる。電源134は、WTRU 102に電力を供給する任意の適切なデバイスとすることができる。たとえば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(たとえば、NiCd(ニッケル−カドミウム)、NiZn(ニッケル−亜鉛)、NiMH(ニッケル水素)、リチウムイオン(Li−ion)、その他)、太陽電池、燃料電池、および類似物を含むことができる。
プロセッサ118を、GPSチップセット136に結合することもでき、GPSチップセット136を、WTRU 102の現在ロケーションに関するロケーション情報(たとえば、経度および緯度)を提供するように構成することができる。GPSチップセット136からの情報に加えてまたはその代わりに、WTRU 102は、基地局(たとえば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介してロケーション情報を受信し、かつ/または複数の近くの基地局から受信されつつある信号のタイミングに基づいてそのロケーションを判定することができる。WTRU 102が、実施形態と一貫したままでありながら任意の適切なロケーション判定方法によってロケーション情報を獲得できることを了解されたい。
プロセッサ118を、他の周辺機器138にさらに結合することができ、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線の接続性を提供する1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。たとえば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、ディジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(universal serial bus)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)ラジオユニット、ディジタル音楽プレイヤ、メディアプレイヤ、ビデオゲームプレイヤモジュール、インターネットブラウザ、および類似物を含むことができる。
図1Cは、一実施形態によるRAN 104およびコアネットワーク106のシステム図である。上で注記したように、RAN 104は、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信するのにE−UTRA無線技術を使用することができる。RAN 104は、コアネットワーク106と通信していることもできる。
RAN 104は、eNode−B 140a、140b、140cを含むことができるが、RAN 104が、実施形態と一貫したままでありながら任意の個数のeNode−Bを含むことができることを了解されたい。eNode−B 140a、140b、140cは、それぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信する1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態では、eNode−B 140a、140b、140cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、たとえばeNode−B 140aは、WTRU 102aに無線信号を送信し、WTRU 102aから無線信号を受信するのに、複数のアンテナを使用することができる。
eNode−B 140a、140b、140cのそれぞれを、特定のセル(図示せず)に関連付けることができ、無線リソース管理判断、ハンドオーバ判断、アップリンクおよび/またはダウンリンクでのユーザのスケジューリング、ならびに類似物を処理するように構成することができる。図1Cに示されているように、eNode−B 140a、140b、140cは、X2インターフェースを介してお互いと通信することができる。
図1Cに示されたコアネットワーク106は、MME(mobility management gateway)142、サービングゲートウェイ144、およびPDN(packet data network)ゲートウェイ146を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク106の一部として図示されているが、これらの要素の任意の1つが、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有され、かつ/または運営される場合があることを了解されたい。
MME 142は、S1インターフェースを介してRAN 104内のeNode−B 142a、142b、142cのそれぞれに接続することができ、制御ノードとして働くことができる。たとえば、MME 142は、WTRU 102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU 102a、102b、102cの初期アタッチ中の特定のサービングゲートウェイの選択、および類似物の責任を負うことができる。MME 142は、RAN 104とGSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間の切替のための制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144を、S1インターフェースを介してRAN 104内のeNode B 140a、140b、140cのそれぞれに接続することができる。サービングゲートウェイ144は、一般に、WTRU 102a、102b、102cへ/からユーザデータパケットをルーティングし、転送することができる。サービングゲートウェイ144は、eNode B間ハンドオーバ中のユーザプレーンのアンカリング、ダウンリンクデータがWTRU 102a、102b、102cのために使用可能である時のページングのトリガ、WTRU 102a、102b、102cのコンテンツの管理および格納、ならびに類似物など、他の機能を実行することもできる。
サービングゲートウェイ144を、PDNゲートウェイ146に接続することもでき、PDNゲートウェイ146は、WTRU 102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに与えることができる。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。たとえば、コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102cと伝統的な陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN 108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに与えることができる。たとえば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN 108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(たとえば、IMS(IP multimedia subsystem)サーバ)を含むことができ、またはこれと通信することができる。さらに、コアネットワーク106は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに与えることができ、このネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運営される他の有線のまたは無線のネットワークを含むことができる。
LTE Release 8およびRelease 9(LTE R8/9)では、セル固有SRS(サウンディング基準信号)構成が、SRSが所与のセルについてWTRUによって送信されることが許可されるサブフレームを定義する。WTRU固有SRS構成は、特定のWTRUによって使用されるサブフレームおよび送信パラメータを定義する。これらの構成は、RRC(無線リソース制御)シグナリングを介してWTRUに供給される。セル固有サブフレーム構成は、0,1,2,…15とい可能な整数値を有する構成番号の形でWTRUに供給される。この番号すなわちSubframeConfigは、より上のレイヤによって提供される。各構成番号は、サブフレーム単位の構成周期TSFCと、SRS送信のサブフレーム単位の1つまたは複数のセル固有送信オフセットΔSFCのセットとに対応する。構成周期TSFCは、FDD(周波数分割複信)について集合{1,2,5,10}msまたはサブフレームから、TDD(時分割複信)について集合{5,10}msまたはサブフレームから選択される。送信オフセットΔSFCは、SRSのためにセル内で使用できる各構成周期内のサブフレーム(1つまたは複数)を識別する。srs−SubframeConfig、TSFC、およびΔSFCの間の関係は、FDDについて表1、TDDについて表2で与えられる。SRSサブフレームは、
を満足するサブフレームであり、ここで、nsは、フレーム内のスロット番号である。フレーム構造タイプ2について、SRSを、構成されたアップリンク(UL)サブフレームまたはアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)内でのみ送信することができる。
次のSRSパラメータは、WTRU固有であり、より上のレイヤによって半静的に構成可能である。送信コムkTC、開始物理リソース割当nRRC、持続時間:単一または無期限(ディスエーブルされるまで)、SRS周期性TSRSおよびSRSサブフレームオフセットToffsetに対応するSRS構成インデックスsrs−ConfigIndexまたはISRS、SRS帯域幅BSRS、周波数ホッピング帯域幅bhop、および循環シフト
。
WTRU固有SRS構成インデックスとSRS周期性TSRSおよびSRSサブフレームオフセットToffsetとの間の対応は、それぞれFDDおよびTDDについて下の表3および表4で定義される。SRS送信の周期性TSRSは、集合{2,5(5はFDDのみ),10,20,40,80,160,320}msまたはサブフレームから選択される。TDDでの2msのSRS周期性TSRSについて、2つのSRSリソースを、ULサブフレーム(1つまたは複数)を含む半フレーム内で構成することができる。
TSRS>2を有するTDDおよびFDDのSRS送信の瞬間は、(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0を満足するサブフレームであり、ここで、nfは、システムフレーム番号であり、FDDについて、kSRS={0,1,…,9}は、フレーム内のサブフレームインデックスであり、TDDについて、kSRSは、下の表5で定義される。TSRS=2を有するTDDのSRS送信の瞬間は、(kSRS−Toffset)mod 5=0を満足するサブフレームである。
セル固有サブフレーム構成を、ブロードキャストシステム情報を介してシグナリングする(すべてのWTRUに)ことができる。実際にシグナリングされるのは、周期TSFCおよび周期内の送信オフセット(1つまたは複数)ΔSFCを提供するsrs−SubframeConfigである。WTRU固有サブフレーム構成は、専用シグナリングを介して各個々のWTRUにシグナリングされる。実際にシグナリングされるのは、WTRU固有周期TSRSおよび1つまたは2つ(ISRS=2を有するTDDについてのみ)のセットのWTRU固有サブフレームオフセットToffsetを提供するSRS構成インデックスISRSである。
LTE R8では、WTRUは、許可されるSRSサブフレーム内で1つのアンテナポートだけからのSRS送信をサポートでき、少数のWTRUが広帯域SRS送信から利益を得るために大きいSINR(信号対干渉雑音比)を有して展開されると仮定されるマクロセル内の動作に向けてターゲティングすることができる。したがって、SRSオーバーヘッドは、総アップリンク(UL)オーバーヘッドの大きい部分ではない可能性がある。LTE R8では(単一のUL送信アンテナを有するWTRUについて)、UL容量の1/12以下(extended CP(cyclic prefix)の場合に)が、SRS送信オーバーヘッドに起因して失われる可能性がある。ほとんどの構成について、消失は、1/12未満である。
しかし、LTE−Advanced(LTE−A)(少なくともLTE Release 10(LTE R10)を指す)、4つまでのアンテナを有するUL MIMO(multiple input multiple output)では、SRSオーバーヘッドが、4倍に増える可能性がある。さらに、1つのコンポーネントキャリア(CC)内の不連続リソース割当(RA)、複数のCCを伴うCA(carrier aggregation)、UL CoMP(coordinated multiple transmit)、およびホットスポット/屋内環境での拡張された展開を用いるLTE−Aでは、SRSオーバーヘッドが大幅に増える可能性がある。
SRS容量を、事前定義のサウンディング帯域幅(sounding bandwidth)およびチャネルコヒーレンス時間を介して送信できる最大個数のサウンディング基準信号として定義することができる。追加のサウンディングリソースを考慮せずに複数のアンテナにサウンディング基準信号を割り当てるためのLTE R8/9ルールに従うと、SRS容量は、狭帯域および広帯域のサウンディングケースのいずれのLTE R10要件を満足するのにも十分ではない可能性がある。
本明細書で説明するのは、UL SRSの構成および送信の方法および装置である。WTRUが、アンテナポートごとに、いつ、どの時間/周波数/符号リソース割当を用いてSRSを送信すべきかを知るようにするために、方法および手順を提供する。具体的には、複数のULアンテナポートを用いて、時間領域(SRSサブフレーム)、周波数領域(送信コム「TC」)、および符号領域(循環シフト、CS)でWTRUに関するUL SRS送信のリソースを割り当てる方法である。用語「アンテナ」および「アンテナポート」を、SRS送信に関して交換可能に使用することができる。説明される方法または解決策のいくつかは、2セルの例、セル1およびセル2を示す。しかし、これらの解決策を、任意の個数のサービングセルに適用可能とすることができる。セル1を、サービングセルのうちの任意の1つとすることができ、セル2を、サービングセルのうちの任意のもう1つとすることができる。方法または解決策を、個別にまたは任意の組合せで使用することができる。使用できる適用可能な解決策、方法、および類似物は、スケジューリングされるSRSが周期的SRSまたは非周期的SRSのどちらであるのかに依存するものとすることができる。
本明細書で説明するのは、SRSサブフレームのリソース割当の方法である。LTE R8/9では、R8/9 WTRUは、FDDについて1SRS周期性TSRSあたり1つのSRSサブフレーム、TDDについて1SRS周期性TSRSあたり1つまたは2つのSRSサブフレームの、第2タイムスロットの最後のOFMD(直交周波数分割多重)シンボル内でSRSを送信することができる。LTE R10の例の方法では、複数のアンテナを有するWTRUは、WTRU固有サブフレームではないサブフレームを含む1SRS周期性TSRSあたり1つまたは複数のサブフレーム内でSRS送信を実行することができる。WTRUは、所与のSRS周期性TSRS内で発生するセル固有サブフレームを判定でき、これらのサブフレームのいくつかをSRSの送信に使用することができる。
LTE R8では、WTRUは、1回または構成がディスエーブルされるまでSRS送信が使用するための、サブフレームのWTRU固有構成を与えられることができる。LTE R10の別の例の方法では、持続時間Dを与えられて、WTRUが次のD個のWTRU固有SRSサブフレームのそれぞれでSRSを送信することができるように、追加の持続時間Dを与えることができる。これを、複数の送信SRSまたはマルチショットSRSと呼ぶことができ、他の詳細は、本明細書の下で説明される。たとえば、マルチショットSRSは、周波数ホッピングに役立つ可能性がある。複数のアンテナを有するWTRUについて、WTRUは、D個のサブフレームのそれぞれで異なるアンテナ(または複数のアンテナ)についてSRSを送信することができる。SRS送信に関するアンテナ(またはアンテナポート)の最大個数を、より上のレイヤのシグナリングによって構成することができ、または、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)内のDCI(ダウンリンク制御情報)フォーマットなどのレイヤ1(L1)シグナリングを介してシグナリングすることができる。
アクティブ化時間を、構成と共に含めることができる。あるいは、アクティブ化時間および/またはトリガを、より上のレイヤによる、(RRCシグナリングまたは媒体アクセス制御(MAC)シグナリング)、またはPDCCH内でDCIフォーマットを介するなどのレイヤ1(L1)シグナリングによるなど、別々に提供することができる。アクティブ化時間は、SRSの送信をいつ開始すべきかを示すことができる。トリガは、SRS送信の要求を示し、このSRS送信は、トリガの結果として、トリガが受信された時に対する相対的な事前定義の時刻または構成された時刻に発生することができる。アクティブ化時間は、特定のサブフレームまたはシステムフレーム番号、システムフレーム番号内のサブフレーム、アクティブ化時間がその中で受信されたサブフレームに対する相対的なサブフレームオフセット、またはトリガが受信された時に対する相対的なサブフレームオフセットを指定することができる。
既存のWTRU固有SRS構成を変更することに対する代替案として、持続時間およびオプションでアクティブ化時間を含む新しいSRS構成を定義することができる。
LTE R10に関する別の例の方法では、WTRUは、基地局から表示、たとえば
を受信することができ、これは、WTRUがそのすべてのアンテナに関するSRS送信に使用できるサブフレームの個数を定義する。この表示
を、より上のレイヤのシグナリングによって構成可能とすることができ、または、PDCCH内でDCIフォーマットを介してシグナリングすることができる。異なる
値を、周期的SRSと非周期的SRSとについて提供することができる。
WTRUが有する送信アンテナの個数について、複数のアンテナポートを、1つのSRSサブフレームにマッピングすることができる。たとえば、各サブフレームでどのアンテナ(1つまたは複数)が送信すべきかを、事前に定義されたルール(たとえば、アンテナ1、2、3、4の順で)に基づくものとすることができる。あるいは、基地局がどのアンテナがどれであるのかを知らない場合があるので、ルールがない場合がある。この場合には、WTRUが、順序を選択でき、常に同一の順序を使用することができる。これに対する例外は、あるサブフレーム内のSRS送信が、より高い優先順位の送信に起因してスキップされる時である可能性がある。次の機会について計画されたアンテナに関するSRSを、その機会に送信することができる(スキップされたアンテナではなく)。
例示のために、表示
の場合には、これは、WTRUが1サブフレーム内のすべてのアンテナについてSRSを送信できることを意味することができる。表示
の場合には、これは、WTRUが2つのサブフレームにわたってそのアンテナについてSRSを送信できることを意味することができる。2つのアンテナを有するWTRUについて、これは、異なるサブフレームに各アンテナに関するSRSを送信することを意味することができる。4つのアンテナを有するWTRUについて、これは、あるサブフレームに2つのアンテナに関するSRSを、異なるサブフレームに残りの2つのアンテナに関するSRSを送信することを意味することができる。表示
の場合には、これは、WTRUが4つのサブフレームにわたってそのアンテナについてSRSを送信できることを意味することができる。4つのアンテナを有するWTRUについて、これは、4つのサブフレームにわたって4つのアンテナに関するSRSを送信するすなわち、異なるサブフレームに各アンテナに関するSRSを送信することを意味することができる。表示
がWTRU送信アンテナの個数より多い場合には、複数のSRSサブフレームを1つのアンテナにマッピングすることができ、各サブフレームにどのアンテナで送信すべきかに関する事前定義のルールがあってもよい。たとえば、
が、アンテナの個数の2倍であり、WTRUが2つのアンテナを有する場合には、ルールを、アンテナ1で送信し、その後にアンテナ2、その後にアンテナ1、その後にアンテナ2で送信することとすることができる。
LTE R10の別の例の方法では、SRSを送信するトリガを基地局から与えられて、WTRUは、次のセル固有SRSサブフレーム、次のWTRU固有サブフレーム、または「オンデマンド」(非同期とも呼ばれる)タイプSRS送信のためにWTRUに特に割り当てられたサブフレームの集合の次のサブフレームのいずれかにSRSを送信することができる。トリガを、DCIフォーマットなどのL1シグナリングを介するものまたはより上のレイヤのシグナリング(たとえば、RRCメッセージ)を介するものとすることができる。より上のレイヤのシグナリングについて、アクティブ化時間を提供する必要がある場合がある。
WTRUは、すべてのアンテナNで同時に、N/2個のアンテナで順番に、またはN/4個のアンテナで順番に、(またはN/X個のアンテナ、ただし、Xの値は何らかの形で既知である)送信すべきかどうかを示す表示を、トリガと一緒にまたは別々に受信することもできる。あるいは、順番に送信すべきアンテナ(またはアンテナポート)の個数を、PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)に現在使用されているランクと等しくすることができる。ランクは、MIMO伝送のレイヤの数としても知られるが、アップリンク(UL)グラントDCI、たとえば非周期的SRS送信をトリガするのに使用されているULグラントDCI内でシグナリングされる情報から導出することができる。
図2に、トリガに応答するSRS送信の例の流れ図200を示す。WTRUは、基地局からトリガを受信することができる(210)。その後、WTRUは、構成に従って事前定義のサブフレーム内でSRSを送信することができる(220)。SRSを送信するトリガは、送信に何個のサブフレームを使用すべきかの表示と一所に来ることができる(または、WTRUは、この表示を別々に受信することができる)。N個のアンテナを有するWTRUは、同時送信が示される場合に、次のSRS送信機会にN個すべてのアンテナでSRSを送信することができる。使用すべきサブフレームの個数が2である場合には、WTRUは、次のSRS送信機会にN/2個のアンテナ(たとえば、N=4についてアンテナ1および2)、2番目の次のSRS送信機会に他方のN/2個のアンテナ(たとえば、N=4についてアンテナ3および4)で送信することができる。これは、偶数で2以上のNに適用可能とすることができる。使用すべきサブフレームの個数が4である場合には、WTRUは、次の4つのSRS送信機会のそれぞれで1つのアンテナで送信し、4つの送信アンテナのそれぞれを順番に通ってサイクルすることができる。これは、4の倍数と等しいNに適用可能とすることができる。次のSRS送信機会は、次のセル固有SRSサブフレーム、オンデマンド/非周期的タイプSRS送信に使用すべき新しいSRS構成内の次のサブフレーム、または次のWTRU固有SRSサブフレームとすることができる。この方法を、4つを超えるアンテナに拡張することができる。
LTE R10の別の例の方法では、WTRUが、たとえばより高い優先順位を有する別の送信との衝突に起因して、特定のアンテナの計画されたSRS送信をスキップする場合に、そのWTRUは、このWTRUの次のSRS機会に、その送信について予定されたアンテナに関するSRSを送信することができる(すなわち、スキップされた機会に属するアンテナに関するSRSを送信するのではなく)。
LTE R8では、WTRUは、1SRSサブフレームごとに、第2タイムスロットの最後のOFMDシンボル(すなわち、通常のCPモードで14番目のOFDMシンボル)内でSRSを送信することができる。LTE R10の別の例の方法では、R10 WTRUは、1SRSサブフレームごとに、両方のタイムスロットの最後のOFDMシンボル(すなわち、通常のCPモードの7番目および14番目のOFDMシンボル)を使用することができる。
例示のみのために、WTRUが、複数アンテナSRS送信に使用すべきサブフレームの個数を指定されて、WTRU固有サブフレームの間でセル固有サブフレームをどのように使用できるのかの例を説明する。所与のWTRU固有SRS周期に、WTRUは、その周期内のセル固有サブフレームのすべてを判定することができる。たとえば、srs−SubframeConfig=7について、表1から、セル固有サブフレームは、TSFC=5およびΔSFC={0,1}によって指定され、これは、サブフレーム{0,1,5,6,10,11,15,16,20,21,…}に対応する。ISRS=7について、表3から、TSRS=10およびToffset=0であり、これは、WTRU固有サブフレーム{0,10,20,30,…}に対応する。最初のWTRU固有周期内のセル固有サブフレームは、{0,1,5,6}であり、次のWTRU固有周期内には、セル固有サブフレームは、{10,11,15,16}である。これらを、WTRU許容可能SRSサブフレームと称する。
WTRUは、所定のルールによるSRS送信に、WTRU許容可能SRSサブフレームのどれを使用すべきかを判定することができる。たとえば、あるルールは、集合から最初の(または最後の)
個の要素を選択することができる。別のルールは、集合から最初の(または最後の)
個の偶数(または奇数)要素を選択することができる。別のルールは、集合内で均等に分布する
個の要素を選択することができる。別のルールは、前のルールのある組合せを使用することができる。別のルールは、所定のパターンに従って集合から
個の要素を選択することができる。所定のパターンを、より上のレイヤのシグナリングによって構成可能とするか、L1シグナリング、たとえばPDCCH内でDCIフォーマットを介してシグナリングすることができる。
srs−ConfigIndex ISRS(SRS周期性TSRSおよびSRSサブフレームオフセットToffsetを提供する)および/または
が、周期的SRS送信および非周期的SRS送信について別々に提供される場合には、WTRUは、SRS送信の性質(周期的または非周期的)に従って、適当なパラメータを使用することができる。
(すなわち、SRSサブフレームの個数がアンテナの個数以下である)場合には、選択された
個のサブフレームのそれぞれで、WTRUは、適当なアンテナ(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。
が、WTRUのアンテナポートの総数として定義されるものとすると、nAntすなわちそこから1つのSRSサブフレーム内にSRSを同時に送信できるアンテナポートの個数を、
として判定することができる。1つのSRSサブフレーム内の両方のタイムスロットにSRS送信がある場合には、
である。
である場合には、複数のSRSサブフレームを、所定のルールに応じて1つのアンテナポートにマッピングすることができる。たとえば、連続した1対1マッピング、すなわち、第1サブフレーム対第1アンテナポートなど、およびその後のサイクルスルーによる、1つのSRS周期性TSRS内の所与のアンテナポートに関する後続の時の最終的なSRSの送信。
本明細書で説明するのは、循環シフト(CS)および送信コム(TC)のリソース割当の例の方法である。例の方法では、WTRUは、単一のアンテナポートのCSおよびTCの対から複数のアンテナポートのCSおよびTCの対を暗黙のうちに判定することができる。
個のアンテナを有するWTRU(ただし、
)は、アンテナのうちの1つについてWTRUが受信するCSおよび/またはTCからアンテナのうちの
−1個のCSおよび/またはTCを導出することができる。WTRUが、それが物理的に有する個数より少数とすることができるnAnt個の複数のアンテナでSRSを同時に送信する時には、WTRUは、その代わりに、アンテナのうちの1つについてWTRUが受信するCSおよび/またはTCからアンテナのうちのnAnt−1個のCSおよび/またはTCを導出することができる。その上でSRSを同時に送信すべきアンテナの個数を、与えられるか構成されるものとすることができる。循環シフトを、NCS個の循環シフトの集合内のCSを識別する整数および整数識別子に関して定義できる実際のCSという2つの値によって定義できることに留意されたい。整数識別子がnSRSであり、実際の循環シフトがαSRSである場合には、この2つの間の関係を、αSRS=2ΠxnSRS/NCSと定義することができる。用語循環シフトまたはCSは、本明細書では、識別子または実際の循環シフトを表すのに使用される場合がある。どちらが意図されているのかは、文脈に基づいて当業者に明瞭である。
別の例の方法では、アンテナ(またはアンテナポート)に割り当てられる循環シフトを、事前定義のルールに基づくものにすることができる。事前定義のルールは、アンテナ(またはアンテナポート)の循環シフトの間の最大の距離を達成するために各アンテナ(またはアンテナポート)に循環シフトを割り当てることができる。たとえば、循環シフトの集合{0,1,2,3,4,5,6,7}および
について、アンテナポート1についてCS=2である場合には、アンテナポート2についてCS=6である。最大の分離を、ルールCSm=(CSref+m×Y)mod(NCS),m=0,…,
−1を用いて達成することができ、ここで、CSrefは、WTRUがそれについて基地局からCSを受信する基準アンテナ(またはアンテナポート)の循環シフトであり、NCSは、所与のCS集合内の循環シフトの総数であり、CSmは、各アンテナ(アンテナポート)mの循環シフトであり、Yは、最大分離を達成するために、
と定義することができる。WTRUが、そのアンテナの総数より少数のアンテナで同時にSRSを送信する時には、これらのアンテナの循環シフトの間の最大分離は、アンテナの総数を送信に使用されるアンテナの個数に置換することによって達成することができる、すなわち、
を、その上でSRSが同時に送信されるアンテナの個数nAntに置換することができる。循環シフトの間の最大分離は、直交性を最大にし、干渉を減らすことができる。上記を、図3に示された流れ図300に関してさらに示すことができる。WTRUは、所与のアンテナ/アンテナポートのCSを受信することができる(310)。集合内の循環シフトの総数を、シグナリングし、与え、または構成することができる(330)。アンテナの総数またはその上でSRSを同時に送信すべきアンテナの個数を、事前に決定し、与え、または構成することができる(340)。その後、WTRUは、受信されたCS、循環シフトの総数、およびアンテナの個数に基づいて、循環シフト集合内のCSの間の最大分離を判定することができる(350)。その後、WTRUは、最大のまたは最適の循環シフト分離に基づいて循環シフトをアンテナに割り当てることができる(360)。
別の事前定義のルールは、集合/グループ内の現在の要素の次の要素を割り当てることができる。たとえば、循環シフトの集合{0,1,2,3,4,5,6,7}および
を与えられて、アンテナポート1についてCS=2である場合には、アンテナポート2についてCS=3である。別の事前定義のルールは、所定のパターンを使用することができ、この所定のパターンを、より上のレイヤのシグナリングによって構成可能とするか、L1シグナリング、たとえばPDCCH内でDCIフォーマットを介してシグナリングすることができる。
別の例の方法では、送信コムを、まず所与の循環シフトに割り当てることができ、次に、すべてのアンテナポートに関する次の循環シフトすなわち新しい循環シフトを、すべての送信コムが所与の所与の循環シフトについて使用された後に使用することができる。あるいは、循環シフトを、まず所与の送信コムに割り当てることができる。
別の例の方法では、複数のアンテナポートのCSおよび/またはTCを、1サブフレームごとにまたは1つのSRSサブフレーム内の2つのスロットが使用される場合には1スロットごとに、所定のルール/パターンを用いてサイクルしまたはホップすることができる。ホップおよび所定のルール/パターンのアクティブ化は、より上のレイヤのシグナリングによって構成可能とするか、L1シグナリング、たとえばPDCCH内でDCIフォーマットを介してシグナリングすることができる。
別の例の方法では、CSの1つの集合を、周期的SRSに割り当てることができ、第2の集合を、非周期的SRSに割り当てることができる。これを、TCについて実施することもできる。CSおよびTCを割り当てる方法を、ルールによって事前に決定することができる。たとえば、あるルールは、すべてのCSおよび/またはTCから、周期的SRSについて集合にするために最初のn個を選択し、非周期的SRSについて残りを選択することを述べることができる。例示のみのために、周期的SRSについてCS=0,1,2,3およびTC=0、非周期的SRSについてCS=4,5,6,7およびTC=1である。別のルールは、すべてのCSおよび/またはTCから、周期的SRSについて偶数、非周期的SRSについて奇数を選択することを述べることができる。別のルールは、上記の組み合わせとすることができる。別のルールは、周期的SRSと非周期的SRSとの両方について別々に所定のパターンに従って集合から要素を選択することができる。所定のパターンを、より上のレイヤのシグナリングによって構成可能とするか、L1シグナリング、たとえばPDCCH内でDCIフォーマットを介してシグナリングすることができる。
次は、本明細書で上で説明した例の方法に従ってサブフレーム、循環シフト、および送信コムを割り当てる例示的な例である。非周期的トリガの例では、SRSインジケータ/要求を、非周期的SRS送信をトリガするのに使用することができ、たとえば、ULグラントと共に含めることができる。パラメータ
を、SRSインジケータ/要求と組み合わせることができる。例を、表6に示し、表6では、2ビットを使用して、SRS送信のトリガと、何個のサブフレームをSRS送信に使用すべきかの表示とを行うことができる。
次は、SRSサブフレームのリソース割当の例である。これらの例では、複数のアンテナポートに関するSRS送信は、WTRU固有SRS周期性TSRS内の複数のサブフレーム(または1つのサブフレーム)にわたって拡散され、SRSは、1つのSRS送信サブフレームの最後のOFDMシンボル(1つまたは複数)(通常のCPモードで14番目のOFDMシンボルまたは7番目および14番目)内で送信される。SRS送信の瞬間を入手するために、複数のアンテナポートのSRSサブフレームオフセットToffset-R10が、次のように、単一のアンテナポートに関するより上のレイヤのシグナリングによって構成されたSRSサブフレームオフセットToffsetから判定される。
まず、WTRU固有サブフレームはSRS送信について許可されるセル固有サブフレーム内でなければならないので、上の表(FDDについて表1および表3)から、所与のWTRU固有SRS周期性TSRS内のセル固有送信オフセット
を計算する。SRS周期性TSRS内のセル構成周期の個数が、
として計算され、ここで、TSFCは、表1の構成周期と定義され、TSFC≦TSRSである。次に、WTRU固有SRS周期性TSRSの可能な送信オフセットは、
であり、ここで、i*TSFC+ΔSFCは、集合ΔSFCのすべての要素がi*TSFCによって加算されることを表す。例1では、srsSubframeConfiguration=0(すなわち、表1でTSFC=1、ΔSFC={0})であり、ISRS=7(すなわち、表3からTSRS=10、Toffset=0)であり、
であり、例2では、srsSubframeConfiguration=7(すなわち、表1でTSFC=5、ΔSFC={0,1})であり、ISRS=7(すなわち、表3からTSRS=10、Toffset=0)であり、
について
である。
次に、所定のルールに基づいて、
から、i=0,1,…,
についてdsubframe-offset(i)を選択する。所定のルールの例は、本明細書で下で説明する。あるルールは、
の集合から最初の
個の要素を選択することができ、たとえば、
および
について、dsubframe-offset(0)=0、dsubframe-offset(1)=1である。別のルールは、
から
個の偶数要素を選択することができ、たとえば、
および
について、dsubframe-offset(0)=0、dsubframe-offset(1)=5である。別のルールは、
から
個の奇数要素を選択することができ、たとえば、
および
について、dsubframe-offset(0)=1、dsubframe-offset(1)=6である。別のルールは、
内で均等に分散する
個の要素を選択することができ、たとえば、
および
について、dsubframe-offset(0)=0、dsubframe-offset(1)=5である。
次に、UE固有SRS周期性TSRS内のSRS送信サブフレームToffset-R10を計算し、Toffset-R10(i)=(Toffset+dsubframe_offset(i))mod TSRSであり、ここで、i=0,1,…,
である。
本明細書で説明するのは、CSおよびTCの割当の例である。第1の例示的な例は、まずCS、その後にTCを割り当てる。この方法では、nAntからの同時SRS送信の送信コムを、すべての循環シフトが使い果たされるまで、単一のアンテナポートについてより上のレイヤのシグナリングによって半静的に構成されたkTCと同一に保つことができる。nAntからの同時SRS送信の実際の循環シフトαSRS-R10は、
すなわち基準循環シフト識別子から暗黙のうちに決定され、この基準循環シフト識別子は、単一のアンテナポートについてより上のレイヤのシグナリングによって半静的に構成することができる。
循環シフトの均等な分布を達成する形でCSを割り当てる例は、次の通りである。CSオフセットの間のデルタ
を計算することができ、ここで、NCSは、循環シフトの総数、たとえば、NCS=8、{0,1,…,7}、または拡張されたCSについて12である。次に、nAntの実際の循環シフトαSRS-R10は、次のように計算される。
ここで、i=0,1,2,…,(nAnt−1)である。この判定は、本明細書で上で図3に示したように、循環シフトに最大の間隔をおくことをもたらす。
別の例は、所定の集合から所定のルール/パターンに基づいてCSオフセットを選択すること、たとえば、周期的SRSについて偶数循環シフト(たとえば、0、2、4、6)、非周期的SRSについて奇数循環シフト(たとえば、1、3、5、7)を割り当てることである。
次は、複数のアンテナでのSRS送信についてWTRU固有サブフレームの間のサブフレームを使用することとのCS割当の組合せを示す例である。例示のために、次のWTRU固有パラメータおよび例の値が使用される。
は、送信コムの総数であり、kTC-R10は、送信コムの集合内の使用すべき送信コムを識別し、
は、SRS送信に使用すべき基準循環シフトである。
について、kTC-R10∈{0,1}(または、拡張されたTCについて、
であり、kTC-R10∈{0,1,2,3}である)、Ncs=8について、
であり、この例では、別のTCが必要であり、
である場合を除いて、表3からのTSRS=10およびToffset=0に対応するISRS=7と、表1からのΔSFC=0に対応するsrs−SubframeConfig=0と、kTC-R10=0とを使用する。
次の例全体を通じて、複数のアンテナポートへの循環シフトの割当は、上で注記した均等分布法を使用することができる。WTRU固有サブフレームの間で使用すべきサブフレームの選択は、本明細書で説明されるものなどの所定のルールまたは別のルールに基づくものとすることができる。すべての図が、2つまたは3つのSRS周期性を表すことに留意されたい。1つのSRS周期性TSRSだけが、「ワンショット」動的非周期的SRSに必要である。
一例では、すべてのアンテナポートについて使用される同一のサブフレームおよび同一のTCを使用する循環シフトによるSRS多重化を、2アンテナの場合について説明する。この場合に、送信は、WTRU固有サブフレーム内のみである。
および
について、nAnt=2である。上で注記した均等分布ルールを使用すると、(CS,TC)対は、図4に示されているように、アンテナポート0(A0)について(2,0)であり、アンテナポート1(A1)について(6,0)である。
2アンテナの例について、SRS多重化および容量増加を、時分割多重化(TDM)を使用することによって達成することができ、TDMでは、異なるサブフレームがSRS送信に使用されると同時に、同一のTCおよびCSが使用される。
および
について、nAnt=1である。時間における均等分離などの事前定義のルールに基づいて、Toffset-R10(0)=0およびToffset-R10(1)=5である。上で注記した均等分布ルールを使用すると、各アンテナポートの(CS,TC)対は、図5に示されているように(2,0)である。
別の例では、すべてのアンテナについて同一のサブフレームおよび同一のTCを使用するCSによるSRS多重化を、4アンテナの場合について説明する。
および
について、nAnt=4である。上の均等分布ルールを使用すると、アンテナポートの(CS,TC)対は、図6に示されているように、アンテナポート0(A0)について(2,0)であり、アンテナポート1(A1)について(4,0)であり、アンテナポート2(A2)について(6,0)であり、アンテナポート3(A3)について(0,0)である。
別の例では、4アンテナの場合の、同一のTCを使用しながらのTDMおよびCSによるSRS多重化を説明する。
および
について、nAnt=2である。時間における均等分離などの事前定義のルールに基づいて、Toffset-R10(0)=0およびToffset-R10(1)=5である。上で注記した均等分布ルールおよびnAnt=2を使用すると、アンテナポートの(CS,TC)対は、図7に示されているように、アンテナポート0および2(A0およびA2)について(2,0)であり、アンテナポート1および3(A1およびA3)について(6,0)である。
別の例では、すべてのアンテナについて同一のCSおよび同一のTCを使用するTDMによるSRS多重化を、4アンテナの場合について説明する。
および
について、nAnt=1である。これは、1サブフレーム内で1つのアンテナ上でSRSを送信することに対応する。事前定義のルールを使用することは、Toffset-R10(0)=0、Toffset-R10(1)=2、Toffset-R10(2)=4、およびToffset-R10(3)=6をもたらすことができる。上で注記した均等分布ルールおよびnAnt=1を使用すると、アンテナポートの(CS,TC)対は、図8に示されているように、すべて(2,0)である。
本明細書で説明するのは、まずTC、その後にCSを割り当てる例示的な例である。この方法では、すべての送信アンテナポートの送信コムが、単一のアンテナポートについてより上のレイヤのシグナリングによって構成されたまたはルールによって事前に決定された送信コムKTCから暗黙のうちに判定される。たとえば、
と定義される送信コムの総数が2であり、kTC-R10∈{0,1}である場合には、ルールを、kTC-R10(0)=kTCおよびkTC-R10(1)=(kTC+1)mod 2とすることができる。
複数のアンテナポートのSRSサブフレームオフセットToffset-R10を、上で説明したものと同一の形で、単一のアンテナポートについてより上のレイヤのシグナリングによって構成されたToffsetから判定することができる。
各アンテナポートにCSおよびTCの直交リソースの対を割り当てるために、TCは、すべてのTCが使い果たされるまで、所与のCSのために割り当てられる。図4および7に関連する例について、(CS,TC)対は、アンテナ0について(2,0)になり、アンテナ1について(2,1)になる。図6に関連する例について、(CS,TC)対は、アンテナ0(A0)について(2,0)になり、アンテナ1(A1)について(2,1)になり、アンテナ2(A2)について(6,0)になり、アンテナ3(A3)について(6,1)になる。
本明細書で説明するのは、非周期的SRS送信のトリガとして異なるタイプのULグラントを使用する方法である。半永続スケジューリングの場合の解決策では、WTRUは、明示的ULグラントと暗黙のULグラントとの両方を受信する可能性がある。WTRUは、追加のシグナリング(たとえば、追加のトリガビット(1つまたは複数)がグラントと共に提供されることを必要とせずに、これらのグラントのうちの1つまたは複数を非周期的SRSトリガとして解釈することができる。
WTRUは、たとえばRRCシグナリングを介して、基地局によって提供される構成に基づいて、非周期的SRSトリガとして解釈すべきULグラントタイプ(1つまたは複数)を判定することができる。あるいは、これを、どのULグラントタイプ(1つまたは複数)が非周期的SRSトリガとして解釈されるべきかに関して事前に定義することができる。たとえば、ネットワークは、新しいRRCメッセージを送信するか既存RRCメッセージ内にフィールドを追加して、新しい送信を伴うULグラントおよび/または再送信だけを伴うULグラント、および/またはハイブリッド自動再送要求(ARQ)インジケータチャネル(PHICH)否定応答(NACK)を介する暗黙のULグラントが、非周期的SRSトリガとして解釈されるべきかどうかを示す命令を定義することができる。その後、WTRUは、ULグラントを受信する時に、それ相応に行動する。
新しいフィールド、たとえばUL−Grant−Typeを、LTE R10拡張としてSoundingRS−UL−ConfigDedicated情報要素(IE)に追加して、非周期的SRSに関してULグラントのどのタイプが非周期的SRSをトリガするのかを示すことができる。たとえば、新しいフィールドは、新しい送信を伴うULグラント、再送信だけを伴うULグラント、およびPHICH NACKを介するULグラントのうちのどれが、非周期的SRSをトリガするのかを示すことができる。あるいは、新しいIEが非周期的SRSについて定義される場合に、新しいフィールドをそのIEに追加することができる。
第1の解決策の例では、新しいデータグラントが、非周期的SRSをトリガすることができる。WTRUは、符号語のうちの少なくとも1つについて送信すべき新しいデータがある場合、たとえばNDI(new data indicator)ビットのうちの少なくとも1つが新しいデータを示す時に、ULグラントを有するPDCCHを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。PDCCH ULグラントが、すべての符号語について再送信を示す時には、WTRUは、ULグラントを有するPDCCHを、非周期的SRSトリガであるものと解釈しない。WTRUは、PHICH NACKによる暗黙のリソース割当を、非周期的SRSのトリガとして解釈しない。
第1の解決策の別の例では、明示的再送信要求は、非周期的SRSをトリガすることができる。WTRUは、ULグラントが再送信だけを示す(すべての符号語について)場合に、ULグラントを有するPDCCHを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。この場合に、すべてのNDIビットは、再送信を示すことができる(新しいデータなし)。基地局は、不必要な再送信の小さいペナルティを伴って非周期的SRSを「強制する」ために、この形でNDIビットをセットすることを選択することができる。この例では、すべてに関する再送信を示すULグラントを、非周期的SRSをトリガする唯一のULグラントとすることができる。あるいは、WTRUは、新しいデータを有するPDCCH ULグラント(1つまたは複数の符号語に関する)を、非周期的SRSトリガとして解釈することもできる。別の代替案では、WTRUは、PHICH NACKを介する暗黙のULグラントを非周期的SRSトリガとして解釈することもできる。
第1の解決策の別の例では、PHICH NACKは、非周期的SRSをトリガすることができる。WTRUは、暗黙のPHICH NACKグラントを非周期的SRSトリガとして解釈することだけができる。あるいは、WTRUは、新しいデータを有するPDCCH ULグラント(1つまたは複数の符号語について)を非周期的SRSトリガとして解釈することもできる。別の代替案では、WTRUは、すべての符号語について再送信を示すPDCCH ULグラントを、非周期的SRSトリガとして解釈することもできる。
第1の解決策の別の例では、すべてのULグラントが、非周期的SRSをトリガすることができる。WTRUは、新しいデータを有するPDCCH ULグラントを(1つまたは複数の符号語について)、非周期的SRSトリガとして解釈することができる。WTRUは、すべての符号語について再送信を示すPDCCH ULグラントを非周期的SRSトリガとして解釈することもできる。WTRUは、暗黙のPHICH NACKグラントを非周期的SRSトリガとして解釈することもできる。
第2の解決策では、半永続スケジューリング(SPS)の場合に、ネットワークは、WTRUに第1送信グラントおよび周期的割当を送信することができる。その点の後に、WTRUは、さらなる明示的ULグラントを受信しない場合がある。グラントは、SPS割当およびPHICH NACKによる暗黙とすることができる。これらのULグラントの解釈は、次の通りとすることができる。SPSの場合に、WTRUは、第1送信グラント、SPSスケジュールに基づく後続の暗黙のULグラント、および各PHICH NACKのいくつかの組合せを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。SPSの場合の別の例では、WTRUは、第1送信グラントだけを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。SPSの場合の別の例では、WTRUは、第1送信グラントおよびSPSスケジュールに基づく各後続の暗黙のULグラントを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。SPSの場合の別の例では、WTRUは、第1送信グラントおよび各PHICH NACKを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。SPSの場合の別の例では、WTRUは、第1送信グラント、SPSスケジュールに基づく各後続の暗黙のULグラント、および各PHICH NACKを非周期的SRSトリガとして解釈することができる。
第3の解決策では、明示的トリガが初期ULグラントに含まれ、その明示的トリガがSRSを要求した場合に、WTRUは、後続のULグラント(PDCCHおよび/またはPHICH NACKを介する)を、非周期的SRSトリガであると解釈することができる。
本明細書で説明するのは、データがない(ダミーグラント)場合にSRSをスケジューリングする方法である。ULで送信すべきPUSCH(物理アップリンク共有チャネル)データがない場合に非周期的SRSをスケジューリングすることが必要である場合がある。これは、たとえば、最後のSRS送信以降に長い時間があり、基地局がリソースを効率的に割り当てるためにサウンディング測定(sounding measurement)を望む可能性がある場合に有用である可能性がある。SRSからの測定値を有することは、基地局がよりよい判断を行うのを助けることができる。
第1の解決策では、基地局は、DCI(ダウンリンク制御情報)フォーマット、たとえばUL PUSCHグラントメッセージを、SRSのみを示すコードポイントと共に送信することができる。たとえば、各符号語(CW)のMCS(modulation and coding set)インデックスに、予約済みの値(たとえば、29から31まで)をセットすることができ、各CWのNDIはトグルされ、新しい送信を示す。LTE R8/9では、MCSが新しい送信についてシグナリングされる必要があるので、これは無効な組合せである。この組合せをLTE R10で指定して、CWがディスエーブルされることを示すことができる。WTRUが、両方の符号語がディスエーブルされることを示すようにセットされたフィールド(1つまたは複数)を有するULグラントを受信する場合に、WTRUは、それをSRSトリガとして解釈することができる。
WTRUは、ULグラントの既存の内容を使用して、他の構成情報を入手することができる。たとえば、WTRUは、その上でSRSを送信すべきコンポーネントキャリア(CC)を、ULグラントがどのCCに関するのかをWTRUが判定するのと同一の形でULグラントから判定することができる。あるいは、その上で送信すべきCCを、すべてのUL CC、すべてのアクティブUL CCとして固定することができ、または、UL CCを、より上のレイヤのシグナリングによるなど、ある他の形で指定することができる。WTRUは、その目的がULグラントでの元々の目的から変更されている可能性があるDCIフォーマット内のビットから追加の構成データを入手することができる。
別の解決策では、少なくとも複数のアンテナに対処するために、LTE R10のULグラントDCIフォーマットを、LTE R8/9 ULグラントフォーマット(DCIフォーマット0)の変更された版にする必要がある場合がある。グラントが2つの符号語のそれぞれの新しいデータまたは再送信されるデータのどちらに関するのかを示すための2つのNDIビットがあるものとすることができる。データがない場合にSRSトリガとしてULグラントを使用する場合には、WTRUは、どのアンテナでSRSを送信すべきかを示すために2つのNDIビットを解釈することができる。
本明細書で説明するのは、複数のアンテナを処理する方法である。LTE R10では、WTRUは、4つまでのアンテナをサポートすることができる。解決策の第1のセットは、アンテナ固有構成およびSRSトリガを使用することができる。第1の解決策では、WTRUは、たとえばRRCシグナリングによって、基地局からアンテナ固有サブフレームおよび送信パラメータ構成を受信することができる。これらのアンテナ固有構成(1つまたは複数)は、定義および内容において、現在LTE R8周期的SRSについて定義されているWTRU固有SRS構成に類似するものとすることができる。
LTE R8/9 WTRU固有サブフレーム構成は、SRS構成インデックスをサブフレーム内の周期およびサブフレームオフセットにマッピングするテーブルからなる。第1の解決策の一例では、同一のまたは類似するテーブルを使用するまたはLTE R10とすることができる。その後、WTRUは、単一のWTRU固有値ではなく、アンテナごとのテーブルへのインデックスを受信することができる。このインデックスを使用して、WTRUは、各アンテナに関するSRSサブフレーム割当を知る。
LTE R8/9 WTRU固有パラメータは、専用RRCシグナリングを介して受信される、表7に示されたIEを使用してWTRUに供給される。
第1の解決策の別の例では、LTE R10のアンテナ固有構成が最大の柔軟性を提供するために、WTRUは、そのアンテナのそれぞれについてこのIE内の適用可能なパラメータのそれぞれの別々の値を受信することができる。値は、アンテナのそれぞれについて同一または異なるものとすることができる。パラメータsrs−ConfigIndexには、同一サブフレーム内のこれらのアンテナに関するSRS送信を構成するために1つまたは複数のアンテナについて同一の値をセットすることができる(同時送信が許可され、必要な場合には構成されると仮定して)。
このIEのdurationパラメータは、非周期的SRSではなく周期的SRSのためのものであり、したがって、単一または無期限のBOOLEAN値を有する。非周期的SRSについて、ワンショット非周期的送信だけが許可される場合には、この値を除去することができる。マルチショット非周期的送信が許可される場合には、durationを使用して、送信の回数、たとえば、ワンショットについて1、2回送信について2、Ns回の送信についてNs、または送信の許容される回数のそれぞれを表す値を示すことができる。durationは、非アクティブ化まで連続を示す値を含むこともできる。
本明細書でSoundingRS−UL−ConfigDedicated−r10と呼ばれる、アンテナ固有非周期的SRS構成の例を、表8に示す。この例は、WTRUのアンテナのそれぞれのパラメータの別々のセットからなることができる。LTE R8から変更されたパラメータの定義は、下で例の後で与える。
本明細書でSoundingRS−UL−ConfigDedicated−r10と呼ばれる、アンテナ固有非周期的SRS構成のIEの別の例を、表9に示す。この例は、すべてのアンテナについて同一である共通パラメータのセットからなるものとすることができる。アンテナごとに異なる可能性があるパラメータについて、IEは、WTRUのアンテナのそれぞれの別々のパラメータを含むことができる。この例では、サブフレーム構成インデックス、循環シフト、および送信コムだけが、アンテナのそれぞれについて異なる可能性がある。LTE R8から変更されたパラメータの定義は、例の後で与える。
本明細書でSoundingRS−UL−ConfigDedicated−r10と呼ばれる、アンテナ固有非周期的SRS構成のIEの別の例を、表10に示す。この例は、すべてのアンテナについて同一である共通パラメータのセットからなるものとすることができる。アンテナごとに異なる可能性があるパラメータについて、IEは、WTRUのアンテナのそれぞれの別々のパラメータを含むことができる。この例では、循環シフトおよび送信コムだけが、アンテナのそれぞれについて異なる可能性がある。LTE R8から変更されたパラメータの定義は、例の後で与える。
表11に示されたパラメータフィールドの説明を、上の例に適用することができる。
LTE R8では、IE SoundingRS−UL−ConfigDedicatedを、RadioResourceConfigDedicated構造体のIE PhysicalConfigDedicatedに含めることができる。RadioResourceConfigDedicatedは、RRCConnectionSetupメッセージ、RRCConnectionReconfigurationメッセージ、およびRRCReestablishmentRequestメッセージによって要求される。
本明細書でSoundingRS−UL−ConfigDedicated−r10と呼ばれる新しい構造体をIE PhysicalConfigDedicated(上のLTE R8のケースと同様にRRCダウンリンク構成メッセージに含めることができる)に含めることによって、LTE R10 WTRUアンテナ固有構成を、RRC構成メッセージに含めることができる。IE PhysicalConfigDedicatedに対する変更を、表12に示されたものとすることができる。
別の例では、アンテナ固有構成は、あるアンテナのパラメータと、その後に、他のアンテナのいずれかまたはすべてのパラメータがあるアンテナのパラメータと異なる場合にそれらのパラメータとを含むことができる。
周波数ホッピングが非周期的SRSに使用されない場合には、関連するパラメータをIEから除外することができる。
第2の解決策では、WTRUは、アンテナ固有サブフレームおよび送信パラメータ構成を基地局から受信することができる。トリガを与えられて、WTRUは、SRS送信がそのために構成されるアンテナのそれぞれについて、次のアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することができる。アンテナ固有サブフレームを、異なるアンテナについて同一または異なるものとすることができる。ある種のパラメータが異なるアンテナについて同一である時には、これらのパラメータを、1回シグナリングし(すなわち、すべてのアンテナに共通)、その後、すべてのアンテナについて使用する必要がある可能性がある。
第2の解決策の例では、WTRUを、Na個のアンテナでのSRSの送信のために構成することができる。各アンテナのサブフレーム構成が、サブフレーム周期性TSRS(i)およびサブフレームオフセットToffset(i)がアンテナi=0,1,…Na−1ごとに提供されるという点でLTE R8 SRSに似た形でLTE R10 SRSについて定義されるものとする。周波数分割複信(FDD)の場合に、サブフレーム「n」にSRSトリガを与えられて、WTRUは、i=0,1,…Na−1であるアンテナiごとに、kSRS(i)≧n+1であり、アンテナ固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS(i)−Toffset(i))mod TSRS(i)=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS(i)」にSRSを送信することができる。
TSRS(i)およびToffset(i)がすべてのアンテナについて同一である場合には、そのSRS送信のすべてが、同一サブフレームに発生することができる。Na個のアンテナがあり、そのオフセットのすべてが異なる場合には、トリガは、Na個の別々のサブフレームでのSRS送信をもたらす可能性がある。
第3の解決策では、WTRUは、アンテナ固有サブフレームおよび送信パラメータ構成を基地局から受信することができる。トリガを与えられて、WTRUは、SRS送信がそのために構成されるアンテナのそれぞれのトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレームにある次のアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することができる。アンテナ固有サブフレームを、異なるアンテナについて同一または異なるものとすることができる。ある種のパラメータが異なるアンテナについて同一である時には、これらのパラメータを、1回シグナリングし(すなわち、すべてのアンテナに共通)、その後、すべてのアンテナについて使用することができる。
第3の解決策の例では、WTRUを、Na個のアンテナでのSRSの送信のために構成することができる。各アンテナのサブフレーム構成が、サブフレーム周期性TSRS(i)およびサブフレームオフセットToffset(i)がアンテナi=0,1,…Na−1ごとに提供されるという点でLTE R8 SRSに似た形でLTE R10 SRSについて定義されるものとする。FDDの場合に、サブフレーム「n」にSRSトリガを与えられて、WTRUは、kSRS(i)≧n+4であり、アンテナ固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS(i)−Toffset(i))mod TSRS(i)=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS(i)」にアンテナiごとにSRSを送信することができ、ここで、i=0,1,…Na−1である。
TSRS(i)およびToffset(i)がすべてのアンテナについて同一である場合には、そのSRS送信のすべてが、同一サブフレームに発生する。Na個のアンテナがあり、そのオフセットのすべてが異なる場合には、トリガは、Na個の別々のサブフレームでのSRS送信をもたらす。
第4の解決策では、WTRUは、非周期的SRSについてすべてのアンテナに使用すべきWTRU固有サブフレームを基地局から受信することができる。これらのサブフレームを、周期的SRSに使用されるサブフレームと同一または異なるものとすることができる。循環シフトおよび送信コムなどの送信パラメータを、異なるアンテナについて同一または異なるものとすることができる。1サブフレーム内の複数のアンテナからの同時送信の場合に、循環シフト多重化および/または異なる送信コム割当によって、直交性を達成することができる。トリガを与えられて、WTRUは、定義されたアンテナ指定方法および定義されたトリガ対送信サブフレーム関係に基づいて、どのアンテナ(1つまたは複数)でどのサブフレームにSRSを送信すべきかを判定することができる。
第4の解決策の例では、ULグラントまたは他のDCIフォーマットなどのトリガは、どのアンテナ(1つまたは複数)でSRSを送信すべきかを明示的に指定することができる。この場合に、WTRUは、定義されたトリガ対送信サブフレーム関係を満足する次のサブフレームに指定されたアンテナ(1つまたは複数)に関するSRSを送信することができる。あるいは、RRCシグナリングを介するなど、より上のレイヤの構成が、どのアンテナ(1つまたは複数)でSRSを送信すべきかをトリガごとに定義することができる。
たとえば、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、1)次のサブフレーム(n+1)、2)次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するサブフレーム「kSRS」)、3)次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、FDDについて、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するサブフレーム「kSRS」)、4)トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するサブフレーム「kSRS」)、または5)トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するサブフレーム「kSRS」)のうちの1つに指定されたアンテナ(1つまたは複数)に関するSRSを送信することができる。
第4の解決策の別の例では、ULグラントもしくは他のDCIフォーマットまたはより上のレイヤのシグナリングなどのトリガは、SRSの送信をSRS送信について構成されたアンテナを通ってサイクルさせることができることを指定することができる。この場合に、WTRUは、アンテナを通ってサイクルして、所望のトリガ対送信サブフレーム関係を満足する次のサブフレームに、構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。
サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、下で説明する方法のうちの1つに従うシーケンスで、Na個の構成されたアンテナ(1つまたは複数)のそれぞれに関するSRSを送信することができる。例の方法では、WTRUは、次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するサブフレーム「kSRS」)に第1の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。WTRUは、次のセル固有サブフレームのそれぞれに、各追加の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。
別の例の方法では、WTRUは、次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、FDDについて、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するサブフレーム「kSRS」)に、最初の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。WTRUは、次のWTRU固有サブフレームのそれぞれに、各追加の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。
別の例の方法では、WTRUは、次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するサブフレーム「kSRS」)に、最初の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。WTRUは、次のセル固有サブフレームのそれぞれに、各追加の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。
別の例の方法では、WTRUは、次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するサブフレーム「kSRS」)に、最初の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。WTRUは、次のWTRU固有サブフレームのそれぞれに、各追加の構成されたアンテナに関するSRSを送信することができる。
WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、たとえば周波数ホッピングパラメータに基づく、事前定義のパターンに従うものとすることができる(LTE R8に似て)。
すべてのセル固有サブフレームまたはWTRU固有サブフレームに送信することに対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームまたはWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
本明細書で説明するのは、複数のアンテナでのSRS送信に使用できる直列送信方式および並列送信方式である。この方式は、1)すべてのSRS送信が同一サブフレーム内にある並列送信、2)すべてのSRS送信が、順番にまたはたとえば周波数ホッピングパラメータに基づく事前定義のパラメータに従ってなど、異なるサブフレーム内にある直列送信、または3)経路損などの所与の判断基準に基づく並列送信または直列送信のいずれかを含むことができる。並列送信または直列送信の選択を、ネットワーク(すなわち、基地局)またはWTRUによって決定することができる。
本明細書で説明するのは、送信方式を判定しまたは切り替える方法である。第1の解決策では、基地局が、何をすべきかを判断し、WTRUに知らせることができる。ネットワークは、SRS送信方式(直列または並列)を判定し、どの送信方式を使用すべきかをWTRUに知らせる表示をWTRUに送信することができる。基地局からの表示の受信時に、WTRUは、そのSRS送信方式を、要求された通りに直列または並列にセットし、それ相応に、WTRUがSRSを送信する次のサブフレームで送信することができる。あるいは、メッセージが、変更を行う時刻を明示的に識別することができ、この場合には、WTRUは、明示的に定義された時刻を使用することができる。基地局からの表示を、ULグラントなどのDCIフォーマットに含めることができる。表示を、非周期的SRSのトリガに含めることができる。表示を、基地局からのRRCメッセージなどの、より上のレイヤのシグナリングに含めることができる。
第2の解決策では、WTRUは、送信方式に関する判断を行うことができ、WTRUまたは基地局は、送信方式の選択を制御することができる。1つの変形形態では、WTRUは、その好ましいSRS送信方式(直列または並列)を判定し、それがどの送信方式を好むのかをネットワークに知らせる表示をネットワークに送信する。好ましい方式の表示を、好ましい方式(すなわち、直列または並列)の明示的表示または好ましい方式を暗示するWTRUステータスの他の表示(1つまたは複数)(電力ヘッドルーム、最大電力に達することのアラート、および類似物)とすることができる。WTRUからの表示に応答して、基地局は、並列方式から直列方式に変更するなど、異なる送信方式を使用するためにWTRUに表示を送信することができる。基地局からの表示を、ULグラントなどのDCIフォーマット、非周期的SRSのトリガ、または基地局からのRRCメッセージなどのより上のレイヤのシグナリングに含めることができる。
基地局からの表示の受信時に、WTRUは、そのSRS送信方式を、要求された通りに直列または並列にセットし、それ相応に、たとえばWTRUがSRSを送信する次のサブフレームで送信することができる。あるいは、基地局からのメッセージ/表示が、変更を行う時刻を明示的に識別することができ、この場合には、WTRUは、明示的に定義された時刻を使用することができる。
新しい好ましい方式がある長さの時間またはある回数のSRS送信の間に好ましい方式のままになった後に、WTRUが、その新しい好ましい方式について基地局に知らせるように、しきい値化を使用することができる。
第2の解決策の別の変形形態では、WTRUは、その好ましいSRS送信方式(直列または並列)を判定することができる。好ましい送信方式を、現在のSRS送信方式を使用するまたはSRS並列送信方式を使用するSRS送信に必要な電力のWTRUの判定に基づくものとすることができる。基本的な前提は、WTRUに並列に送信させることが好ましいことと、並列動作が、WTRUの定格に基づいて許容される電力を超える電力を要求する場合に限って直列に切り替えることとである。
WTRUは、並列送信がサポート可能であるかどうかを判定することができる。そうでない場合には、WTRUは、ネットワーク(たとえば、基地局)に通知する。WTRUが既に直列送信モードである場合には、WTRUは、並列送信モードに戻ることができるかどうかを調べるためにテストし続けることができ、戻ることができると判定する時にはネットワークに通知することができる。
基地局と相互運用する複数の手法がある。WTRUは、切り替えることをアナウンスし、事前定義の時刻に切り替えることができる。あるいは、WTRUは、切り替えることをアナウンスし、切り替える前に基地局からの肯定応答を待つことができる。あるいは、WTRUは、切替を推奨することをアナウンスし、メッセージを基地局に送信することができる。基地局は、切替を確認する応答を送信することができる(または、送信しなくてもよい)。WTRUは、切り替えるために基地局からのメッセージを待ち、メッセージを得る場合には、指定された時刻に切り替えることができる。指定された時刻は、暗黙、たとえば、メッセージの後の固定された定義された時刻とすることができる。あるいは、指定された時刻を、基地局からWTRUへのメッセージ内で明示的に定義することができる。
本明細書で説明するのは、並列送信方式および直列送信方式に関する上記の選択手法または切替手法を使用できる例である。一例では、SRS並列送信方式を使用している間に、WTRUは、そのすべてのアンテナの並列での(すなわち、1サブフレームの1シンボルでの)送信が最大電力を超えることをもたらす(最大電力を超えることを避けるために電力削減技法を使用する前に)か否かを判定することができる。WTRUが、最大電力を超えると判定する場合に、WTRUは、その状況についてネットワークに知らせるためにネットワークに表示を送信することができる。この表示を、RRCメッセージ、MAC制御要素、または物理層シグナリングに含めることができ、単一のビット、ヘッドルーム値、または他の表示とすることができる。基地局は、その後、直列送信に切り替えるためにWTRUに表示を送信することができる。
別の例では、SRS直列送信方式を使用している間に、WTRUは、そのすべてのアンテナの並列での(すなわち、1サブフレームの1シンボルでの)送信が最大電力を超えることをもたらす(最大電力を超えることを避けるために電力削減技法を使用する前に)か否かを判定することができる。WTRUが、最大電力を超えないと判定する場合に、WTRUは、その状況についてネットワークに知らせるためにネットワークに表示を送信することができる。この表示を、RRCメッセージ、MAC制御要素、または物理層シグナリングに含めることができ、単一のビット、ヘッドルーム値、または他の表示とすることができる。基地局は、その後、並列送信に切り替えるためにWTRUに表示を送信することができる。
別の例では、SRS並列送信方式を使用している間に、WTRUは、そのすべてのアンテナの並列での(すなわち、1サブフレームの1シンボルでの)送信が最大電力を超えることをもたらす(最大電力を超えることを避けるために電力削減技法を使用する前に)か否かを判定することができる。WTRUが、最大電力を超えると判定する場合に、WTRUは、WTRUがSRS直列送信方式に切り替えることをネットワークに知らせるためにネットワークに表示を送信することができる。この表示を、RRCメッセージ、MAC制御要素、または物理層シグナリングに含めることができ、単一のビット、ヘッドルーム値、または他の表示とすることができる。WTRUは、その後、4サブフレーム後など、変更表示を基地局に送信した後の所定の時刻に、そのSRS送信方式を直列にセットし、直列送信を使用し始めることができる。
別の例では、SRS直列送信方式を使用している間に、WTRUは、そのすべてのアンテナの並列での(すなわち、1サブフレームの1シンボルでの)送信が最大電力を超えることをもたらす(最大電力を超えることを避けるために電力削減技法を使用する前に)か否かを判定することができる。WTRUが、最大電力を超えないと判定する場合に、WTRUは、WTRUがSRS並列送信方式に切り替えることをネットワークに知らせるためにネットワークに表示を送信することができる。この表示を、RRCメッセージ、MAC制御要素、または物理層シグナリングに含めることができ、単一のビット、ヘッドルーム値、または他の表示とすることができる。WTRUは、その後、4サブフレーム後など、変更表示を基地局に送信した後の所定の時刻に、そのSRS送信方式を並列にセットし、並列送信を使用し始めることができる。
どの場合でも、新しい好ましい方式がある長さの時間またはある回数のSRS送信の間に好ましい方式のままになった後に、WTRUが、その新しい好ましい方式について基地局に知らせることができるように、しきい値化を使用することができる。
本明細書で説明するのは、SRS送信方式を使用する方法である。例の構成方法では、SRS並列送信方式およびSRS直列送信方式に使用できるサブフレームを、同一のサブフレームとすることができる、すなわち、WTRUは、直列送信方式と並列送信方式との両方に使用すべき構成を基地局から受信することができる。たとえば、WTRUは、直列送信方式と並列送信方式との両方に使用すべきサブフレーム周期性TSRSおよびサブフレームオフセットToffsetを提供する、SRS構成テーブル(たとえば、LTE R8 WTRU固有SRSに使用されるものと同一のテーブルまたは類似するテーブル)へのSRS構成インデックスを受信することができる。
WTRUは、あるアンテナの循環シフトおよび/または送信コムを基地局から受信することができる。WTRUは、アンテナごとに別々の循環シフトおよび送信コムを受信することができ、または、WTRUは、第1のアンテナの循環シフトおよび/もしくは送信コムから各追加のアンテナの循環シフトおよび/もしくは送信コムを導出することができる。導出は、本明細書で前に提供した方法のうちの1つに従うものとすることができる。
WTRUは、SoundingRS−UL−ConfigDedicatedで定義されるものなどの追加の送信パラメータを基地局から受信することができる。周波数ホッピングパラメータなどのSRS送信パラメータは、異なるアンテナについて同一または異なるものとすることができる。非周期的SRSについて、単一または無限を意味する持続時間を、不要とすることができ、または、SRSを送信すべきサブフレームの個数を意味する持続時間に置換することができる(マルチショットについて)。
第2の構成方法では、並列SRS送信方式が使用される時に、送信サブフレームおよびアンテナの送信パラメータを与えられて、トリガの受信時にまたは送信がアクティブ化されている間に、WTRUは、本明細書で説明されるものなどのトリガまたはアクティブ化対送信ルールに従って、適当なサブフレーム(1つまたは複数)に構成されたパラメータを使用してそのすべてのアンテナで同時に送信することができる。
直列SRS送信方式が使用される時に、送信サブフレームおよびアンテナの送信パラメータを与えられて、トリガの受信時または送信がアクティブ化されている間に、WTRUは、本明細書で説明するものなどのトリガまたはアクティブ化対送信ルールに従って、サブフレームのそれぞれに1つのアンテナで送信することができる。特定のアンテナでのSRS送信ごとに、WTRUは、そのアンテナの構成されたパラメータを使用することができる。あるいは、特定のアンテナでのSRS送信ごとに、WTRUは、第1アンテナの構成されたパラメータを使用することができる。
本明細書で説明するのは、並列送信方式を使用する方法である。トリガが単一の送信をもたらす場合の並列SRS送信方式について、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに基づいて、後続サブフレームのうちの1つで同時にそのすべてのアンテナに関するSRSを送信することができる。あるルールによれば、WTRUは、次のサブフレーム(n+1)に送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。非周期的SRSに関するこれらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。非周期的SRSに関するこれらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
トリガが複数の送信をもたらすことができる(すなわち、マルチショットSRS送信)場合の並列SRS送信方式について、送信のNs個のサブフレームの持続時間およびサブフレームnでのトリガを与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに従ってNs個のサブフレームに同時にそのアンテナのすべてに関するSRSを送信することができる。あるルールによれば、WTRUは、開始サブフレームがサブフレームn+1である、次のNs個のサブフレームのそれぞれで送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、次のNs個のセル固有サブフレームのそれぞれで送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、次のNs個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNs個のセル固有サブフレームのそれぞれで送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNs個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
Ns=1の値を使用して、1サブフレームの持続時間を示すことができる。この場合に、トリガは、単一の送信の場合と同一である、1サブフレームでのすべてのアンテナでのSRS送信をもたらす。Nsの事前定義の値を使用して、連続送信または周期的送信を示すことができる。
すべてのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。
アクティブ化/非アクティブ化が使用される時の並列SRS送信方式について、サブフレームnにトリガ(アクティブ化)を与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに従って、同時にそのすべてのアンテナに関するSRSを送信することができる。あるルールによれば、WTRUは、非アクティブ化まで、サブフレームn+1から始まる次のサブフレームのそれぞれに送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、次のセル固有サブフレームのそれぞれで非アクティブ化まで送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで非アクティブ化まで送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレームのそれぞれで非アクティブ化まで送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで非アクティブ化まで送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
すべてのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。
本明細書で説明するのは、直列送信方式を使用する方法である。一時に1つのアンテナを使用する直列SRS送信方式について、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに基づいてその送信アンテナのうちの1つに関するSRSを送信することができる。あるルールによれば、WTRUは、次のサブフレーム(n+1)に送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、FDDについて、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。これらの非周期的SRSに関するWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレーム(たとえば、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレーム(たとえば、FDDについて、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」)に送信することができる。これらの非周期的SRSに関するWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
異なるアンテナに関するSRSを、どのアンテナが所与のサブフレームでのSRS送信に使用されつつあるのかに関してWTRUおよび基地局に曖昧でなくなるように、順番に(1トリガあたり1つのアンテナでの1つの送信)送信することができる。
WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。
単一の送信ですべてのアンテナが順番の直列SRS送信方式について、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに従って一時に1つずつ(1サブフレームあたり1つ)、そのNa個のアンテナに関するSRSを順番に送信することができる。WTRUは、開始サブフレームがサブフレームn+1である次のNa個のサブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、次のNa個のセル固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、次のNa個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNa個のセル固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNa個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8に関するものなど)。
すべてのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。
複数の送信ですべてのアンテナが順番の直列SRS送信方式および送信に関するNsサブフレームの持続時間について、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、非周期的SRS送信に関する次のルールのうちの1つに従って一時に1つずつ(1サブフレームあたり1つ)、そのNa個のアンテナに関するSRSを順番に送信することができる。WTRUは、開始サブフレームがサブフレームn+1である次のNs個のサブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、次のNs個のセル固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、次のNs個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNs個のセル固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNs個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
Ns=1の値を使用して、1サブフレームの持続時間を示すことができる。この場合に、トリガは、単一の送信の場合と同一である、1サブフレームでの1つのアンテナでのSRS送信をもたらす。Nsの事前定義の値を使用して、連続送信または周期的送信を示すことができる。
WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、周波数ホッピングパラメータに基づく(LTE R8におけるものなど)。
すべてのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。
複数の送信ですべてのアンテナが順番の直列SRS送信方式および送信に関するNsサブフレームの持続時間についての別の解決策では、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに従って一時に1つずつ(1サブフレームあたり1つ)、そのNa個のアンテナに関するSRSを順番に送信することができる。WTRUは、開始サブフレームがサブフレームn+1である次のNa×Ns個のサブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、次のNa×Ns個のセル固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、次のNa×Ns個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
WTRUは、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNa×Ns個のセル固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のNa×Ns個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
Ns=1の値を使用して、1サブフレームの持続時間を示すことができる。この場合に、トリガは、Na×1=NaサブフレームでのSRS送信をもたらす。Nsの事前定義の値を使用して、連続送信または周期的送信を示すことができる。
WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。
すべてのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。
アクティブ化/非アクティブ化が使用される時の直列SRS送信方式について、サブフレームnにトリガ(アクティブ化)を与えられて、WTRUは、次のルールのうちの1つに従って、一時に1つずつ(1サブフレームあたり1つ)、そのNa個のアンテナに関するSRSを送信することができる。WTRUは、非アクティブ化まで、サブフレームn+1から始まる次のサブフレームのそれぞれで、Na個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。別のルールによれば、WTRUは、非アクティブ化まで、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、次のセル固有サブフレームのそれぞれでNa個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、次のWTRU固有サブフレームのそれぞれでNa個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、非アクティブ化まで、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
別のルールによれば、WTRUは、非アクティブ化まで、たとえば、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレームのそれぞれでNa個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。
別のルールによれば、WTRUは、たとえば、FDDについて、各サブフレーム「kSRS」が、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっている、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのそれぞれでNa個のアンテナのうちの1つ(それらを順番にサイクルして)に関するSRSを送信することができる。これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRS送信について構成されたWTRU固有サブフレームと同一または異なるものとすることができる。
WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。
すべてのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのサブフレーム、セル固有サブフレーム、またはWTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。
本明細書で説明するのは、使用可能であるアンテナより少数のアンテナでのSRS送信の方法である。Na個のアンテナを有するWTRUを考慮すると、WTRUは、SRSを送信する時にそのNa個のアンテナより少数を使用する構成または表示を基地局から受信することができる。複数の送信アンテナを有するLTE−A WTRUは、2つの動作モードすなわち、MAPM(Multiple Antenna Port ModeおよびSAPM(Single Antenna Port Mode)を有することができ、動作のデフォルトモードをSAPMとすることができる。
MAPMについて、SRSを送信する時にNaより少数のアンテナを使用すべきか否かを、物理層またはより上のレイヤのシグナリングを介して基地局によってWTRUにシグナリングすることができる。あるいは、SRSに関するNaより少数のアンテナの使用を、事前に定義することができる。たとえば、SRSに関して使用すべきアンテナの最大個数が2であることを定義することができる。
MAPMで動作する時に、WTRUは、Naより少数のアンテナの使用、たとえばNb個のアンテナの使用(ただし、Nb<Na)を、本明細書で説明するものなどの複数のアンテナを用いてSRSに関して定義されるルールに従って、しかしNa個ではなくNb個のアンテナを使用して動作することを意味すると解釈することができる。
SAPMについて、WTRUは、LTE R8仕様に従ってSRSを送信することができる。WTRUが、MAPMに関してSRSに関して構成されたパラメータを有する場合に、SAPMに切り替える時に、再構成されない場合に、WTRUは、SAPMでのSRS送信のそのWTRU固有パラメータとしてアンテナ1の構成されたパラメータを使用することができる。
本明細書で説明するのは、単一のトリガから生じる複数のSRS送信(マルチショット送信)を処理する方法である。複数のサブフレームでのSRS送信は、改善された測定性能または異なるアンテナに有用である可能性がある。複数のサブフレームでのSRS送信は、周波数ホッピングをサポートするのにも有用である可能性がある。トリガが複数のSRS送信をもたらす可能性があることを考慮すると、連続するサブフレームでの送信を考慮することができる。しかし、これは、すべてのサブフレームが、セル内のWTRUがSRSに使用されるシンボル内でデータを送信することを許可されないサブフレームであるセル固有サブフレームでない限り、連続するサブフレームでの送信が、SRSを送信するWTRUとデータを送信するWTRUとの間の過剰な干渉を引き起こす可能性があるという点で、問題を提示する。すべてのサブフレームがセル固有サブフレームである場合には、データの最後のシンボルは、セル内で送信するすべてのWTRUによって破壊され、これは、低下した性能または低下した容量をもたらす可能性がある。説明される方法は、部分的に、干渉の可能性およびすべてのサブフレーム内の最後のシンボルを破壊する必要を減らすマルチショットSRS送信の手段を提供する。
本明細書で説明するのは、トリガに応答する複数および/または単一の送信の使用を管理する解決策である。一例では、トリガは、Ns個のSRS送信を指令することができる(Nsは、1以上とすることができる)。別の例では、ネットワークは、1とNmaxとの間でNsの値を選択し、この値を割り当てることができる。この値を、基地局によってWTRUにシグナリングされる、システムパラメータ、セル固有パラメータ、またはWTRU固有パラメータとすることができる。非周期的SRSトリガは、Nsの値を含むことができる。これは、追加の情報をサポートするためにより多くのビットを必要とする可能性がある。あるいは、Nsの値を、より上のレイヤのシグナリングによって供給することができる。
別の解決策では、Nsが、1つのSRSトリガの結果として発生すべきSRS送信の回数であるものとする。トリガを与えられて、WTRUは、次のセル固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のセル固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSトリガを与えられて、WTRUは、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
を満足する次のNs−1個のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信が続く。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
固定された回数のSRS送信をもたらすトリガではなく、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、アクティブ化に応答して、WTRUは、次のセル固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のセル固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。アクティブ化を、あるタイプのトリガとみなすことができることに留意されたい。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSアクティブ化を与えられて、WTRUは、kSRS>=n+1であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
を満足する次のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信が続く。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
上の解決策を、複数のアンテナの場合に拡張することができる。複数のアンテナの場合について、トリガを与えられて、WTRUは、次のセル固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のセル固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信がNs個のサブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数のアンテナの場合について、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、WTRUは、次のセル固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のセル固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信が、非アクティブ化までセル固有サブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数の送信を処理する別の解決策では、Nsが、1つのSRSトリガの結果として発生すべきSRS送信の回数であるものとする。サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のセル固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のセル固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSトリガを与えられて、WTRUは、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
を満足する次のNs−1個のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信が続く。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
固定された回数のSRS送信をもたらすトリガではなく、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、アクティブ化に応答して、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のセル固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のセル固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。アクティブ化/非アクティブ化を、あるタイプのトリガとみなすことができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSアクティブ化を与えられて、WTRUは、kSRS>=n+4であり、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ
を満足する次のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信が続くことができる。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
上の2つの例を、複数のアンテナの場合に拡張することができる。サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のセル固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のセル固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信がNs個のサブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
アクティブ化/非アクティブ化のケースを複数のアンテナの場合に拡張することができる。サブフレームnにトリガ(アクティブ化)を与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のセル固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のセル固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信が非アクティブ化までセル固有サブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのセル固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数の送信を処理する別の解決策では、Nsが、1つのSRSトリガの結果として発生すべきSRS送信の回数であるものとする。トリガを与えられて、WTRUは、次のWTRU固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSトリガを与えられて、WTRUは、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0を満足する次のNs−1個のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信を続けることができる。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
固定された回数のSRS送信をもたらすトリガではなく、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、アクティブ化に応答して、WTRUは、次のWTRU固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止する。アクティブ化を、あるタイプのトリガとみなすことができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSアクティブ化を与えられて、WTRUは、kSRS>=n+1であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0を満足する次のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信が続く。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
2つの先行する解決策では、WTRU固有サブフレームを、LTE R8の周期的SRSについて定義されたものと同一とすることができ、または、非周期的SRSについてネットワークによってWTRUに提供される新しい構成によって定義することができる。上で与えた解決策について、新しい非周期的SRS構成が使用される場合には、周期性およびオフセットパラメータを、周期的SRSについて提供されるように提供することができると仮定する。
上の解決策を、複数のアンテナの場合に拡張することができる。複数のアンテナの場合について、トリガを与えられて、WTRUは、次のWTRU固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のWTRU固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信がNs個のサブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8/9におけるものなど)。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数のアンテナの場合について、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、WTRUは、次のWTRU固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信が、非アクティブ化までWTRU固有サブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
上の解決策を、各アンテナがそれ自体のアンテナ固有サブフレーム構成を有することができる複数のアンテナの場合に拡張することができる。この場合には、トリガを与えられて、WTRUは、アンテナ(SRSに関して構成された)ごとに、そのアンテナに関する次のアンテナ固有サブフレームおよびその後にそのアンテナに関する次のNs−1個のアンテナ固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。サブフレームパラメータが、すべてのアンテナについて同一である場合には、SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。すべてのアンテナ固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することができる。
アクティブ化/非アクティブ化解決策を、各アンテナがそれ自体のアンテナ固有サブフレーム構成を有する複数のアンテナの場合に拡張することができる。この場合には、トリガ(アクティブ化)を与えられて、WTRUは、アンテナ(SRSに関して構成された)ごとに、そのアンテナに関する次のアンテナ固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化までそのアンテナに関する次のアンテナ固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。サブフレームパラメータが、すべてのアンテナについて同一である場合には、SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。すべてのアンテナ固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数の送信を処理する別の解決策では、Nsが、1つのSRSトリガの結果として発生すべきSRS送信の回数であるものとする。サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のWTRU固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSトリガを与えられて、WTRUは、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0を満足する次のNs−1個のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信を続けることができる。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
固定された回数のSRS送信をもたらすトリガではなく、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、アクティブ化に応答して、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のWTRU固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。アクティブ化を、あるタイプのトリガとみなすことができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」にSRSアクティブ化を与えられて、WTRUは、kSRS>=n+4であり、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0をも満足するようになっているサブフレーム「kSRS」にSRS(開始)を送信することができる。この最初のSRS送信には、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0を満足する次のサブフレーム(サブフレームkSRSの後の)のそれぞれでのSRS送信が続くことができる。非アクティブ化の時には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
上の2つの解決策では、WTRU固有サブフレームを、LTE R8の周期的SRSについて定義されたものと同一とすることができ、または、非周期的SRSについてネットワークによってWTRUに提供される別の構成によって定義することができる。
上で提示した解決策について、新しい非周期的SRS構成が使用される場合には、周期性およびオフセットパラメータを、周期的SRSについて提供されるように提供することができると仮定する。
上の解決策を、複数のアンテナの場合に拡張することができる。複数のアンテナの場合について、サブフレームnにトリガを与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のWTRU固有サブフレームおよびその後に次のNs−1個のWTRU固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信がNs個のサブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数のアンテナの場合について、SRSアクティブ化/非アクティブ化を使用できる場合には、サブフレームnにトリガ(アクティブ化)を与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のWTRU固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化まで次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで、SRSを送信することができる。SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。あるいは、送信が、非アクティブ化までWTRU固有サブフレームのそれぞれで構成されたアンテナの間で交番する(それを通ってサイクルする)ように、SRSを、異なる構成されたアンテナについて送信することができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信できるアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。すべてのWTRU固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのWTRU固有サブフレームにSRSを送信することができる。
上の解決策を、各アンテナがアンテナ固有サブフレーム構成を有することができる複数のアンテナの場合に拡張することができる。この場合には、トリガを与えられて、WTRUは、アンテナ(SRSに関して構成された)ごとに、そのアンテナに関するトリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のアンテナ固有サブフレームおよびその後にそのアンテナに関する次のNs−1個のアンテナ固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。サブフレームパラメータが、すべてのアンテナについて同一である場合には、SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。すべてのアンテナ固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することができる。
アクティブ化/非アクティブ化解決策を、各アンテナがそれ自体のアンテナ固有サブフレーム構成を有する複数のアンテナの場合に拡張することができる。この場合には、トリガ(すなわち、アクティブ化)を与えられて、WTRUは、アンテナ(SRSに関して構成された)ごとに、そのアンテナに関するトリガするサブフレームnから少なくとも4サブフレーム後(すなわち、n+4またはそれより後)の次のアンテナ固有サブフレームおよびその後に非アクティブ化までそのアンテナに関する次のアンテナ固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することができる。サブフレームパラメータが、すべてのアンテナについて同一である場合には、SRSを、同一サブフレームにすべてのアンテナについて送信することができる。この場合に、循環シフト多重化および/または異なるコム割当によって、直交性を達成することができる。すべてのアンテナ固有サブフレームでの送信に対する代替案として、WTRUは、N個おきのアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することができる。
複数の送信を処理する別の解決策では、1つのSRSトリガの結果として発生すべきSRS送信の回数Nsを、非周期的SRSをサポートするWTRUによって使用される変更されたWTRU固有構成の一部としてネットワークによって供給される構成パラメータとすることができる。あるいは、Nsを、トリガと共に供給することができる。たとえば、SRSをトリガするDCIフォーマット(たとえば、ULグラント)の一部として。
複数の送信を処理する別の解決策では、SRS送信がアクティブ化された後に、SRS送信が、非アクティブ化されるまで継続するように、アクティブ化/非アクティブ化を使用することができる。アクティブ化/非アクティブ化の異なる方法を、下で定義する。アクティブ化を、あるタイプのトリガとみなすことができる。
1つの例の方法では、アクティブ化を、WTRUによってアクティブ化/非アクティブ化であるものと理解することのできる特殊なDCIフォーマット(たとえば、特殊なULグラント)を使用するトグル機構とすることができる。たとえば、このDCIフォーマット(たとえば、ULグラント)を受信できる時には必ず、DCIフォーマットは、WTRUによって、非周期的SRSがインアクティブである場合にそれをアクティブ化し、非周期的SRSがアクティブである場合にそれを非アクティブ化することを意味すると理解される。
別の例の方法では、アクティブ化を、アクティブ化または非アクティブ化を示す1つの明示的ビットとすることができる。このビットを、特殊なまたは変更されたULグラントなど、DCIフォーマット内とすることができる。たとえば、単一のビットを、アクティブ化/非アクティブ化に使用することができる。このビットの一方の状態は、アクティブ化を表すことができ、他方の状態は、非アクティブ化を表すことができる。このビットが初めてアクティブ化状態で受信される時に、WTRUは、これを、非周期的SRSをアクティブ化し、SRSの送信を開始することを意味すると解釈することができる(本明細書で説明するアクティブ化/非アクティブ化の処理に関係する解決策のいずれかに従うなど)。このビットが、アクティブ化状態でもう一度受信される場合には、WTRUは、SRSの送信を継続することができる。このビットが、非アクティブ化状態で受信される場合には、WTRUは、SRSの送信を停止することができる。
WTRU固有サブフレームに言及する、本明細書で説明する解決策では、これらのWTRU固有サブフレームを、周期的SRSに関してLTE R8について現在定義されているものと同一とすることができ、または、非周期的SRSについて特に定義され、構成されるSRS送信サブフレームとすることができる。
本明細書で説明するのは、複数のコンポーネントキャリア(CC)を処理する方法である。非周期的SRSを、SRSトリガを含むULグラントに関連するCC上で送信することができる。しかし、将来のグラントに関するスケジューリング判断をサポートして、基地局がそれに関してULグラントを提供したCCとは異なるCCに関する測定値を入手できることが、基地局にとって有利である場合がある。したがって、部分的に、ULグラントに関連するCCのみではなくそれ以外でもSRS送信をトリガできる方法を、本明細書で説明する。さらに、LTE R8に関して定義される周期的SRSは、複数のCCに関するサポートを含まない可能性があるので、説明される方法は、部分的に、複数のCCの文脈で周期的SRS送信を処理することができる。
CCを処理する解決策では、ULグラントがトリガとして使用される時に、ULグラントに関連するCC以外のCC上で送信するように、WTRUを構成することができる。たとえば、すべてのアクティブUL CC上でSRSを送信するように、WTRUを構成することができる。別の例では、すべてのUL CC上でSRSを送信するように、WTRUを構成することができる。ネットワークは、CCのうちのどれでSRSを送信すべきかを構成するために、WTRUにRRCシグナリングを送信することができる。オプションは、ULグラントに関連するCC、すべてのUL CC、およびすべてのアクティブUL CCを含むことができる。あるいは、トリガである(またはトリガを含む)DCIフォーマットなどの物理層シグナリングが、この構成を含むことができる。あるいは、これを、WTRUがすべてのUL CまたはすべてのアクティブUL CCのどちらでSRSを送信すべきなのかに関して事前に定義することができる。トリガ(ULグラントまたは他のDCIフォーマット)またはより上のレイヤのシグナリングは、SRSの送信をSRS送信に関して構成されたCCを通ってサイクルさせることができることを指定することができる。その場合に、WTRUは、定義されたトリガ対送信サブフレーム関係を満足する次のサブフレームに、CCを通ってサイクルしながら、構成されたCCに関するSRSを送信することができる。
CCを処理する別の解決策では、SRSを送信できるサブフレーム内にPUSCHデータまたはPUCCHデータがある場合に、WTRUは、PUSCH送信またはPUCCH送信に使用されつつあるCC(1つまたは複数)と同一のCC(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。
CCを処理する別の解決策では、SRSを送信できるサブフレーム内にPUSCHデータまたはPUCCHデータがある場合に、WTRUは、PUSCH送信に最後に使用されたCC(1つまたは複数)と同一のCC(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。あるいは、SRSが送信されるサブフレーム内にPUSCHデータまたはPUCCHデータがある場合に、WTRUは、PUSCH送信および/またはPUCCH送信のいずれかに最後に使用されたCC(1つまたは複数)と同一のCC(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。
本明細書で説明するのは、SRS送信の帯域幅(BW)の指定の方法である。LTE R10すなわちLTE−AでのSRS送信は、LTE R8周期的SRSより位置/帯域幅において柔軟とすることができる。本明細書で説明する方法は、位置/帯域幅を指定することができる。ULグラントが非周期的SRSトリガに使用されている場合について、WTRUは、ULグラント内のリソース割当を、WTRUがSRSを送信しなければならない位置/帯域幅であるものと解釈することができる。たとえば、WTRUは、DCIフォーマット内のリソース割当フィールドを使用して、その中でSRSを送信しなければならないリソースブロック(RB)を入手することができる。WTRUは、ULグラントのリソース割当で割り当てられた物理リソースブロック(PRB)内の最後のシンボル内で、サブフレーム内(トリガ対サブフレームの定義された関係による)でSRSを送信することを意味すると解釈することができる。PRB内では、送信を、それでもコムとすることができ(LTE R8に似て)、割り当てられた循環シフトを、各SRS送信に使用することができる。1SRS送信あたり、1つのコムおよび1つの循環シフトを使用することができる。複数のアンテナでの送信を、複数のSRS送信と考えることができる。WTRUは、これらの可能性を解釈し、それ相応にSRS送信を実行することができる。
本明細書で説明するのは、周期的SRSを処理する方法である。周期的SRSについて、WTRUは、LTE R8について定義されているように、WTRU固有サブフレームでSRSを送信することができる。WTRUは、WTRUが3つ以上のアンテナを有する場合であっても、LTE R8について定義されているように1つのアンテナまたは2つのアンテナでSRSを送信することができる。あるいは、WTRUは、順番にすべてのアンテナで送信する、すなわちアンテナを通ってサイクルすることができる。送信すべきアンテナを、送信が行われるWTRU固有サブフレームのサブフレーム番号によって決定することができる。送信すべきアンテナを、LTE R8ルールに従うべきなのかすべてのアンテナを通ってサイクルすべきなのかに関して、ネットワークからのRRCシグナリングによるなど、構成可能とすることができる。WTRUが順番にアンテナに関するSRSを送信することに対する代替案として、WTRUがSRSを送信するアンテナを、事前定義のパターンに従うものとすることができる。たとえば、このパターンを、周波数ホッピングパラメータに基づくものとすることができる(LTE R8におけるものなど)。
周期的SRSに関する別の解決策では、WTRU固有サブフレーム内で、WTRUは、すべてのアクティブUL CC上でまたはあるいはすべてのUL CC上でSRSを送信することができる。これを、すべてのUL CC上またはすべてのアクティブUL CC上のどちらでSRSを送信すべきかに関して、ネットワークからのRRCシグナリングによるなど、構成可能とすることができる。あるいは、WTRUがすべてのアクティブUL CC上またはあるいはすべてのUL CC上のどちらでSRSを送信するのかを、事前定義のルールに基づくものとすることができる。
別の解決策では、SRSが送信されるサブフレーム内にPUSCHデータまたはPUCCHデータがある場合について、WTRUは、PUSCH送信またはPUCCH送信に使用されつつあるCC(1つまたは複数)と同一のCC(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。
別の解決策では、SRSが送信されるサブフレーム内にPUSCHデータまたはPUCCHデータがない場合に、WTRUは、PUSCH送信に最後に使用されたCC(1つまたは複数)と同一のCC(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。あるいは、SRSを送信できるサブフレーム内にPUSCHデータまたはPUCCHデータがない場合に、WTRUは、PUSCH送信および/またはPUCCH送信のいずれかに最後に使用されたCC(1つまたは複数)と同一のCC(1つまたは複数)上でSRSを送信することができる。
本明細書で説明するのは、トリガに応答していつSRSを送信すべきかに関する解決策である。1つの解決策では、サブフレームnにトリガ(ULグラントなど)を与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから4サブフレーム後であるサブフレーム(すなわち、サブフレームn+4)がWTRU固有サブフレームである場合に限って、そのサブフレームにSRSを送信することができる。たとえば、FDDについて、サブフレーム「n」でのSRSトリガは、サブフレームn+4がWTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータ(10・nf+kSRS−Toffset)mod TSRS=0を満足する場合に限って、サブフレームn+4でのSRS送信をもたらす。
別の解決策では、サブフレームnにトリガ(ULグラントなど)を与えられて、WTRUは、トリガするサブフレームnから4サブフレーム後であるサブフレーム(すなわち、サブフレームn+4)がアンテナ固有サブフレームである場合に限って、そのサブフレームにSRSを送信することができる。
本明細書で説明するのは、複数のアンテナをサポートするためにLTE R8/9アンテナ情報要素を拡張する方法である。LTE R8/9 RRCシグナリングで使用できるアンテナ情報要素を、表13に示す。
LTE R8/9では、2つのアンテナを有するWTRUは、一時に1つのアンテナを使用して送信することだけができる。IE ue−TransmitAntennaSelectionを使用して、WTRUがどのアンテナポートから送信すべきかを判定する形を構成することができる。LTE R10の1つの解決策では、アンテナ選択パラメータを、LTE R8/9で使用されるものに似た形で使用することができるが、3つ以上のアンテナのサポートなど、LTE−Aシナリオをサポートするために拡張することができる。別の解決策では、アンテナ選択パラメータを使用して、WTRUがSRSに関して並列送信方式(1つのサブフレームで複数のアンテナ)または直列送信方式(各サブフレームに1つのアンテナ)のどちらを使用できるのかを指定することができる。たとえば、2つのLTE R8/9値の一方を、並列を意味するように再定義し、他方を、直列を意味するように再定義することができる。
本明細書で説明するのは、複数のCCでのSRSに関する電力関連解決策である。CC c上でのサブフレームiでのSRS送信の電力セッティング(非周期的SRS送信および/または周期的SRS送信での)を、
PSRS(i,c)=min{PCMAX(c),PSRS_offset(c)+10log10(MSRS,c)+PO_PUSCH(j,c)+α(j,c)・PL+f(i,c)} 式3
と表すことができる。
複数のCC上でのSRS電力レベルの合計が、WTRUの最大の構成された送信電力PcmaxあるいはPpowerclassを超える場合には、WTRUは、次のうちの1つを行うことができ、すべての解決策で、PcmaxをWTRUの電力クラスの最大電力Ppowerclassに置換することができる。1つの解決策では、WTRUは、最大電力制限すなわち
に従うために、各CC上でSRS電力を等しく(またはSRS BWに比例して)減らすことができる。
別の解決策では、WTRUは、
など、各CC上のSRS電力をスケーリングすることができ、ここで、wcは、
を条件とする、CC c上のSRSに関するスケーリング係数である。たとえば、wcを、より上のレイヤまたは基地局によって構成することができる。
別の解決策では、WTRUは、
になるように、CCのうちのいくつかでのSRS送信を中断することができる。どのCC(1つまたは複数)を中断できるのかを、構成しまたは事前に定義することができる(たとえば、CCの優先順位に基づいて)。たとえば、WTRUは、PUSCHおよび/またはPUCCHがないCCを中断することができる。あるいは、WTRUは、どのCC(1つまたは複数)を中断する必要があるのかを自律的に判定することができる。たとえば、WTRUは、PUSCHおよび/またはPUCCHがないCC(1つまたは複数)を中断することができる。
別の解決策では、WTRUは、ULグラントに関連するCC上でのみSRSを送信することができる。すなわち、WTRUは、SRS送信他のすべてのCCを中断することができる。
本明細書で説明するのは、CA(carrier aggregation)でSRS送信および他のチャネル(1つまたは複数)の送信を処理するWTRU手順である。LTE R8/9では、WTRUのSRS送信および他の物理チャネル送信が、たまたま同一の(SRS)サブフレームで同時に起こる時に、WTRUが同一サブフレーム内の最後のOFDMシンボル内でSRSおよび他のチャネル(1つまたは複数)を同時に送信するのを防ぐためのルールがある。これは、単一搬送波特性を維持し、あるWTRUのSRSとPUSCHとの両方が同一サブフレーム内で送信されるようにスケジューリングされる時に(SRSセル固有サブフレーム内で発生する可能性がある)、そのサブフレームの最後のOFDMシンボルを、WTRUによるPUSCH送信に使用できなくなっている。あるWTRUのSRSおよびPUCCHフォーマット2/2a/2b送信が、たまたま同一サブフレーム内で同時に起こる場合には、WTRUは、SRSを中断することができる。SRS送信とあるWTRUのACK/NACKおよび/または肯定のSRを担持するPUCCH送信とがたまたま同一サブフレーム内で同時に起こり、パラメータackNackSRS−SimultaneousTransmissionがFALSEである時には、WTRUは、SRSを中断することができる。そうではない(すなわち、ackNackSRS−SimultaneousTransmission=「TRUE」)場合には、WTRUは、短縮されたフォーマットを用いてSRSおよびPUCCHを送信することができる。
さらに、WTRUのPUSCHが、SRSセル固有サブフレーム内で送信されるようにスケジューリングされ、SRS送信が、そのWTRUに関してそのサブフレーム内でスケジューリングされない場合には、WTRUは、それでも、PUSCHのBWがセル内で構成されたSRSのBWに部分的にオーバーラップする場合に、サブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しないものとすることができる(これは、セル内の別のWTRUによって送信される可能性があるSRSとの干渉を避けるためである)。オーバーラップがない場合には、WTRUは、最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信することができる。
LTE R10では、PUCCHを、WTRUによってプライマリセル(PCell)上でのみ送信することができ、PUSCHを、1つまたは複数のアクティブ化されたサービングセル上でスケジューリングすることができる。さらに、WTRUを、サービングセル(すなわち、CC)ごとの基礎でSRSを送信するように構成することができる。所与のサブフレームで、WTRUが、1つまたは複数のサービングセル上でSRSを、1つまたは複数のサービングセル上でPUSCHを、1つまたは複数のサービングセル上でPUCCHを(現在はプライマリサービングセル上でのみ許可される)送信できる場合には、最後のOFDMシンボル内に複数の送信がある可能性があり、これは、WTRUがそのシンボル内で最大電力を超えることをもたらす可能性がある。本明細書で説明する方法は、部分的に、最大電力条件の発生を回避するか減らし、かつ/または最大電力条件に対処する。
本明細書で説明するのは、SRS(1つまたは複数)送信およびPUSCH(1つまたは複数)送信の方法である。WTRUが、あるサブフレーム内で1つまたは複数のサービングセル上でPUSCH(1つまたは複数)を送信するようにスケジューリングされ、そのサブフレーム内で1つまたは複数のサービングセル上でSRS(1つまたは複数)を送信するようにもスケジューリングされ、かつ/またはそのサブフレームが、WTRUがそれに関してSRSを送信するようにスケジューリングされない1つまたは複数のサービングセルに関するSRSセル固有サブフレームである場合がある可能性がある。たとえば、WTRUを、プライマリセル(またはセカンダリセル)上でPUSCHを送信するようにスケジューリングすることができ(たとえば、ULグラントを介して)、サービングセル(プライマリセルまたはセカンダリセル)上で同一のサブフレームにSRS(1つまたは複数)を送信するようにスケジューリングすることができる(たとえば、周期的スケジューリングまたは非周期的トリガを介して)。本明細書で説明する方法または解決策は、部分的に、これらのスケジューリング衝突を処理する。これらの例では、2つのセルすなわちセル1およびセル2が例示のために使用され、セル1およびセル2は、それぞれ、サービングセル(プライマリまたはセカンダリ)のいずれか1つとすることができ、解決策は、任意の個数のセルに適用することができる。
ある解決策では、サービングセル(たとえば、セル1)上で1つまたは複数のサービングセルのサービングセル固有SRSサブフレームにPUSCHを送信するためにWTRUをスケジューリングでき、そのサブフレーム内にサービングセルのうちの少なくとも1つでSRSを送信するためにWTRUをスケジューリングできる時に、WTRUは、セル1上でそのサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しないものとすることができる。
別の解決策では、サービングセル(たとえば、セル1)上で1つまたは複数のサービングセルのサービングセル固有SRSサブフレームにPUSCHを送信するためにWTRUをスケジューリングでき、WTRUが、そのサブフレーム内にサービングセルのいずれでもSRSを送信するためにスケジューリングされていない時に、PUSCHリソース割当(セル1の)が、サブフレームがSRSセル固有サブフレームであるサービングセルのいずれかに関するSRS帯域幅構成と部分的にであってもオーバーラップする場合に、WTRUは、セル1上でそのサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しないものとすることができる。
別の解決策では、WTRUは、この解決策について説明されるケースのうちの1つまたは複数に関する1つまたは複数のルールに従うことができる。第1のケースでは、PUSCHは、セル1上にあり、SRSは、セル1上にある。WTRUが、サービングセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内にPUSCHを送信するためにスケジューリングされ、WTRUが、そのサブフレームにそのサービングセル(セル1)に関してSRSを送信するためにもスケジューリングされる時に、次のルールのうちの1つを使用することができる。第1のルールによれば、LTE R8/9に対する変更がないものとすることができ、したがって、WTRUは、セル1上でサブフレームの最後のOFDMシンボル内にPUSCHを送信しない。
第2のルールによれば、LTE R8ルールを、PUSCHリソース割当(セル1の)がセル1のSRS帯域幅構成と部分的にであってもオーバーラップする場合に、WTRUは、セル1上のサブフレームの最後のOFDMシンボル内にPUSCHを送信しないものすることができるという点で変更を伴って適用することができる。そうではない場合には、WTRUは、最後のOFDMシンボルをPUSCH送信に使用することもできる同一のサブフレーム内でPUSCHとSRSとの両方を送信することができる。この場合に、最大電力手順が、本明細書で説明する同時のSRS送信およびPUSCH送信を処理するために必要になる場合がある。
第2のケースでは、PUSCHは、セル1上にあり、SRSは、セル2上にあり、その中で送信すべきサブフレームは、セル1上のSRSセル固有サブフレームではない。WTRUが、サービングセル(たとえば、セル1)上で非SRSセル固有サブフレーム(すなわち、同一セルのサービングセル固有SRSサブフレームではない)でPUSCHを送信するためにスケジューリングされ、WTRUが、そのサブフレームに別のサービングセル(たとえば、セル2)に関するSRSを送信するためにもスケジューリングされる時には、次のルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。第1のルール、ルール1によれば、WTRUは、潜在的な電力問題を避けるために、セル1上で最後のOFDMシンボルにPUSCHを送信しないものとすることができる。ルール2によれば、WTRUは、セル1でのPUSCHの送信を準備することができ、SRS(複数のSRSがある場合には1つまたは複数)を発生させるか中断する場合に、最後のOFDMシンボルでの最大電力問題に対処する。ルール3によれば、WTRUは、セル1でのPUSCHの送信を準備することができ、最後のシンボルで最大電力問題がある場合には、WTRUは、セル1上で最後のOFDMシンボルにPUSCHを送信しないものとすることができる(この場合に、基地局は、たとえばブラインド検出によって、PUSCHに関してWTRUが何を行ったのかを判定する必要がある場合がある)。
第3のケースでは、PUSCHは、セル1上にあり、その中で送信すべきサブフレームは、セル1に関するSRSセル固有サブフレームであるが、SRS送信は、このWTRUについてスケジューリングされない。WTRUが、サービングセル(たとえば、セル1)上でその同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレームでPUSCHを送信するためにスケジューリングされるが、そのサブフレームにサービングセル(セル1)に関するSRSを送信するためにスケジューリングされていない時には、次のルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。第1のルールによれば、次のように説明されるLTE R8/9ルールを適用することができる。PUSCHリソース割当(セル1の)がセル1のSRS帯域幅構成と部分的にであってもオーバーラップする場合に、WTRUは、セル1上のサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しない。そうではない場合には、WTRUは、LTE R8と同様に、普通にPUSCHを送信することができる(最後のOFDMシンボル内を含む)。
第4のケースでは、PUSCHは、セル1上にあり、その中で送信すべきサブフレームは、セル1ではなくセル2に関するSRSセル固有サブフレームであり、SRS送信は、スケジューリングされていない。WTRUが、サービングセル(たとえば、セル1)上で非SRSセル固有サブフレーム(すなわち、同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレームではない)でPUSCHを送信するためにスケジューリングされ、同一のサブフレームが、別のサービングセル(たとえば、セル2)のサービングセル固有SRSサブフレームであるが、SRS送信が、このWTRUに関してサブフレーム内で発生しない(セル2上で)時には、組み合わされたPUSCHおよびSRSに起因する最大電力問題は、このケースにはない。したがって、WTRUは、PUSCHを普通に送信することができる。
第5のケースでは、PUSCHは、セル1上にあり、サブフレームは、セル1とセル2との両方に関するSRSセル固有サブフレームであり、SRS送信は、セル2についてこのサブフレーム内でスケジューリングされるが、セル1についてはスケジューリングされない。WTRUが、サービングセル(たとえば、セル1)上でその同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内でPUSCHを送信するためにスケジューリングされるが、そのサブフレーム内でそのサービングセル(セル1)に関してSRSを送信するためにスケジューリングされず、同一のサブフレームが、別のサービングセル(たとえば、セル2)のサービングセル固有SRSサブフレームであり、このWTRUが、そのセル(セル2)上でSRSを送信する時には、次のルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。第1のルールによれば、PUSCHリソース割当(セル1の)がセル1のSRS帯域幅構成と部分的にであってもオーバーラップする場合に、WTRUは、セル1上のサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しないものとすることができる。そうではない場合には、WTRUは、セル1上で普通にPUSCHを送信することができる(最後のOFDMシンボル内を含めて)。この場合に、送信電力手順が、本明細書で説明するように同時のSRS送信(セル2上)およびPUSCH送信(セル1上)を処理するために必要になる可能性がある。第2のルールによれば、可能な電力問題を回避するために、WTRUは、セル1上でサブフレームの最後のOFDMシンボル内にPUSCHを送信しないものとすることができる。
図9は、PUSCH送信とSRS送信との間の潜在的な衝突を処理する、本明細書で説明する例の方法または解決策のいくつかを示す流れ図900である。当初に、WTRUは、サービングセル、たとえばセル1についてサブフレーム内でスケジューリングされたPUSCH送信を有することができる(905)。WTRUは、サブフレームがセル1のSRSセル固有サブフレームであるかどうかを判定する(910)。サブフレームがSRSセル固有サブフレームである場合には、WTRUは、SRS送信がセル1についてこのサブフレーム内でスケジューリングされているかどうかを判定する(915)。SRSおよびPUSCHがセル1の同一のサブフレーム内で送信についてスケジューリングされている場合には、WTRUは、セル1のサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しない(920)。SRS送信がセル1についてサブフレーム内でスケジューリングされていない場合には、WTRUは、PUSCH BWが、部分的であってもセル1の構成されたSRS BWにオーバーラップするかどうかを判定する(925)。PUSCH BWおよびSRS BWが少なくとも部分的にオーバーラップする場合には、WTRUは、セル1のサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しない(920)。
サブフレームが、セル1のSRSセル固有サブフレームであるが、SRS送信がサブフレーム内でスケジューリングされておらず、PUSCH BWとSRS BWとの間にオーバーラップがない、または、サブフレームが、セル1のSRSセル固有サブフレームではない場合には、WTRUは、サブフレームが、いずれかの他のサービングセルに関するSRSセル固有サブフレームであるかどうかを判定する(930)。サブフレームが、セル1または任意の他のサービングセルのSRSセル固有サブフレームではない場合には、WTRUは、セル1内で普通にPUSCHを送信することができる(935)。すなわち、PUSCH送信は、サブフレームの最後のOFDMシンボル内で発生することができる。
サブフレームが、別のサービングセルに関するSRSセル固有サブフレームである場合には、WTRUは、SRS送信がこれらのサービングセルのいずれかでスケジューリングされているかどうかを判定する(940)。SRS送信がこれらのサービングセルのいずれでもスケジューリングされていない場合には、WTRUは、セル1内で普通にPUSCHを送信することができる(935)。SRS送信が別のサービングセルについてスケジューリングされている場合には、WTRUは、2つの代替の手法を有することができる。第1のオプション(945)では、WTRUは、セル1のサブフレームの最後のOFDMシンボル内でPUSCHを送信しないものとすることができる(920)。第2のオプション(950)では、WTRUは、サブフレームの最後のOFDMシンボル内を含む通常のPUSCHの送信の準備をすることができる(955)。その後、WTRUは、送信に必要な電力が、最後のOFDMシンボル内で最大送信電力を超えるかどうかを判定することができる(960)。電力レベルが最大電力を超えない場合には、WTRUは、セル1内でPUSCHを普通に送信することができる(935)。すなわち、PUSCH送信は、サブフレームの最後のOFDMシンボル内で発生することができる。必要な電力レベルが、最後のOFDMシンボル内で最大送信電力を超える場合には、WTRUは、最後のOFDMシンボル内で最大送信電力未満になるために電力レベルおよび/またはチャネルを調整し、その後、サブフレーム内で送信することができる(965)。
本明細書で説明するのは、SRS(1つまたは複数)送信およびPUCCH送信を処理する方法である。これらの方法では、2つのセルすなわちセル1およびセル2が例示のために使用され、セル1およびセル2は、それぞれ、サービングセル(プライマリまたはセカンダリ)のいずれか1つとすることができ、解決策は、任意の個数のセルに適用することができる。
第1のケースでは、WTRUが、プライマリセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内でPUCCHを送信し、WTRUが、そのサブフレームにセル1(たとえば、プライマリセル)に関するSRSを送信するためにもスケジューリングされている時に、次のルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。
第1のルールによれば、LTE R8ルールを、送信に関して適用することができ、優先順位、短縮されたPUCCHフォーマット1/1a/1b、PUCCHフォーマット2/2a/2b、および短縮されたPUCCHフォーマット3を追加することができる。たとえば、PUCCHフォーマット2/2a/2b送信が、同一サブフレーム内で行われる場合に、WTRUは、SRSを中断することができる(すなわち、PUCCHフォーマット2/2a/2bは、SRSを超える優先順位を有する)。また、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)および/または肯定のスケジューリング要求(SR)を担持するPUCCH送信(フォーマット1/1a/1bまたはフォーマット3を用いる)が、同一のサブフレーム内で発生し、パラメータackNackSRS−SimultaneousTransmissionがFALSEである場合には、WTRUは、SRSを中断することができる。そうではない(すなわち、ackNackSRS−SimultaneousTransmission=「TRUE」)場合には、WTRUは、短縮されたフォーマットを用いてSRSおよびPUCCHを送信することができ、ここで、短縮されたフォーマットを用いると、サブフレームの最後のOFDMシンボル(SRS位置に対応する)が、PUCCH送信のために破壊される場合がある。
第2のルールによれば、WTRUは、同時ACK/NACKおよびSRSが許される時に、PUCCHフォーマット3に関する短縮されたフォーマットを使用して、SRSおよびPUCCHフォーマット3を同時に送信することができる。しかし、PUCCHフォーマット3に関する短縮されたフォーマットの使用を、いくつかの場合に使用可能ではないものとすることができるように、少数のACK/NACKビット、たとえばNビットまで(たとえば、N=4)に制限することができる。たとえば、送信されるACK/NACKビットの個数が、N以下であり、パラメータackNackSRS−SimultaneousTransmissionがTRUEである(サービングセル固有サブフレーム内で)場合に、WTRUは、短縮されたPUCCHフォーマットを使用してACK/NACK(およびSR)を送信することができる。しかし、送信されるACK/NACKビットの個数がNを超えるか、パラメータackNackSRS−SimultaneousTransmissionがFALSEである場合には、WTRUは、SRSを中断し、サブフレーム内で通常のフォーマット3を用いてPUCCHを送信することができる。あるいは、WTRUは、SRS送信およびPUCCHフォーマット3送信が同一のサブフレーム内で発生する時に必ず、SRSを送信しないものとすることができる。この場合には、ノーマットPUCCHフォーマット3が使用される。
第3のルールによれば、WTRUが、PUCCH(通常のPUCCHフォーマットを用いてすなわち短縮されたフォーマットを用いずに)およびSRSをそのサブフレームの最後のシンボル内で送信することを許可することができ、潜在的な最大電力問題は、たとえば本明細書で説明するスケーリングルールを使用して処理することができる。
第2のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で非SRSセル固有サブフレーム(すなわち、同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレームではない)内でPUCCHを送信でき、WTRUを、そのサブフレーム内で別のサービングセル(たとえば、セル2)に関するSRSを送信するためにスケジューリングすることもできる時に、次のルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。第1のルールによれば、WTRUは、潜在的な送信電力問題を回避するために、セル1上の最後のOFDMシンボル内でPUCCHを送信しないものとすることができる(すなわち、たとえばPUCCHフォーマット1/1a/1bおよびPUCCHフォーマット3に関する、短縮されたPUCCHフォーマットを使用して)。第2のルールによれば、WTRUは、セル1内でPUCCHの送信を準備することができ、最後のOFDMシンボルで最大電力問題が発生する場合には、たとえば本明細書で説明するスケーリングルールを使用して、その最大電力問題に対処する。
第3のルールによれば、WTRUは、セル1内でPUCCHの送信を準備することができ、最後のシンボルで最大電力問題がある場合には(たとえば、Ppucch+Psrs>Pmax)、WTRUは、セル1上のサブフレームの最後のシンボルでPUCCHを送信しないものとすることができる(たとえば、短縮されたPUCCHフォーマットを使用して)。この場合に、基地局は、たとえばブラインド検出を使用することによって、WTRUが何を行ったのかを判定する必要がある場合がある。
第3のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内でPUCCHを送信できるが、WTRUが、そのサービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)に関するSRSをそのサブフレーム内で送信しない時には、次のルールを使用することができる。このルールによれば、WTRUは、制約なしで(最大CC(セル)電力制限を除く)PUCCHを送信することができる。
第4のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、非SRSセル固有サブフレーム(すなわち、同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレームではない)内でPUCCHを送信でき、同一のサブフレームが、別のサービングセル(たとえば、セル2)のサービングセル固有SRSサブフレームであるが、WTRUが、このWTRUに関するサブフレーム内でそのセル(セル2)上でSRSを送信しない時には、このケースでは、組み合わされたPUCCHおよびSRSに起因する最大電力問題はなく、WTRUは、普通にPUCCHを送信することができる。
第5のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内でPUCCHを送信できるが、WTRUが、そのサブフレーム内でそのサービングセル(セル1)に関するSRSを送信せず、同一のサブフレームが、別のサービングセル(たとえば、セル2)のサービングセル固有SRSサブフレームであり、このWTRUが、セル2上でSRSを送信する時には、次のルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。第1のルールによれば、WTRUは、潜在的な送信電力問題を回避するために、セル1上で最後のOFDMシンボル内でPUCCHを送信しないものとすることができる(すなわち、たとえばPUCCHフォーマット1/1a/1bおよびPUCCHフォーマット3に関する、短縮されたPUCCHフォーマットを使用して)。
第2のルールによれば、WTRUは、セル1内でのPUCCHの送信を準備することができ、最後のOFDMシンボル内で最大電力問題が発生する場合に、たとえば本明細書で説明するスケーリングルールを使用して、その最大電力問題に対処する。第3のルールによれば、WTRUは、セル1内でPUCCHの送信を準備することができ、最後のシンボルで最大電力問題がある(たとえば、Ppucch(セル1上)+Psrs(セル2上)>Pmax)場合には、WTRUは、セル1上のサブフレームの最後のシンボル内でPUCCHを送信しないものとすることができる(たとえば、たとえばPUCCHフォーマット1/1a/1bおよびPUCCHフォーマット3に関する短縮されたPUCCHフォーマットを使用して)。
図10は、PUCCH送信とSRS送信との間の潜在的な衝突を処理する、本明細書で説明される例の方法または解決策のいくつかを示す流れ図1000である。当初に、WTRUは、サービングセル、たとえばセル1に関するサブフレーム内でスケジューリングされたPUCCH送信を有することができる(1005)。WTRUは、サブフレームがセル1に関するSRSセル固有サブフレームであるかどうかを判定する(1010)。サブフレームがSRSセル固有サブフレームである場合には、WTRUは、SRS送信がセル1に関してこのサブフレーム内でスケジューリングされているかどうかを判定する(1015)。SRS送信がセル1についてサブフレーム内でスケジューリングされていない場合には、WTRUは、セル1内でPUCCHを送信することができる(1020)。
SRSおよびPUCCHがセル1について同一サブフレームでの送信についてスケジューリングされている場合には、WTRUは、2つのオプションを有することができる。第1のオプション(1025)では、WTRUは、SRSおよびPUCCHの送信についてLTE R8ルールを適用することができる(1030)。第2のオプション(1035)では、WTRUは、本明細書で下で詳細に述べるように、すべての送信の前に電力レベルチェックを実行することができる。
サブフレームがセル1に関するSRSセル固有サブフレームではない場合には、WTRUは、サブフレームがいずれかの他のサービングセルに関するSRSセル固有サブフレームであるかどうかを判定する(1040)。サブフレームがセル1またはいずれかの他のサービングセルに関するSRSセル固有サブフレームではない場合には、WTRUは、セル1内で普通にPUCCHを送信することができる(1045)。
サブフレームが、別のサービングセルに関するSRSセル固有サブフレームである場合には、WTRUは、SRS送信がこれらのサービングセルのいずれかでスケジューリングされているかどうかを判定する(1050)。SRS送信が他のサービングセルのいずれでもスケジューリングされていない場合には、WTRUは、セル1内で普通にPUCCHを送信することができる(1045)。SRS送信がスケジューリングされている場合には、WTRUは、2つのオプションを有することができる。第1のオプション(1055)では、WTRUは、PUCCHおよびSRSについてLTE R8ルールを適用することができる(1030)。第2のオプション(1060)(上からの第2のオプション1035でもある)では、WTRUは、サブフレームの最後のOFDMシンボル内を含むPUCCHの送信を準備することができる(1065)。その後、WTRUは、送信に必要な電力が最後のOFDMシンボル内で最大送信電力を超えるかどうかを判定することができる(1070)。電力レベルが最大送信電力を超えない場合には、WTRUは、セル1内で普通にPUCCHを送信することができる(1045)。必要な電力レベルが最後のOFDMシンボル内で最大送信電力を超える場合には、WTRUは、最後のOFDMシンボル内で最大送信電力未満になるように電力レベルおよび/またはチャネルを調整し、その後、サブフレーム内で送信することができる(1075)。
本明細書で説明するのは、SRS(1つまたは複数)送信およびPUSCH(1つまたは複数)/PUCCH送信を処理する方法である。WTRUが、同一のセル(たとえば、プライマリセル)または異なるセル(すなわち、あるセル、たとえばプライマリセル上でPUCCH、別のセル、たとえばセカンダリセル上でPUSCH)のいずれかでPUSCHおよびPUCCHを同時に送信するように構成される場合には、上で説明した方法(1つまたは複数)/解決策(1つまたは複数)/代替案(1つまたは複数)/ルール(1つまたは複数)のうちの1つまたは組合せを、チャネルごとに適用することができる。次では、SRSならびに同時のPUSCHおよびPUCCHの送信に関するケースおよびルールをさらに示す。これらの例では、2つのセルすなわちセル1およびセル2が例示のために使用され、セル1およびセル2は、それぞれ、サービングセル(プライマリまたはセカンダリ)のいずれか1つとすることができ、解決策は、任意の個数のセルに適用することができる。
第1のケースでは、WTRUが、PUSCHとPUCCHとの両方をサービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内で送信でき、WTRUを、そのサブフレーム内でプライマリ(セル1)に関するSRSを送信するためにもスケジューリングできる時に、次のルールを使用することができる。このルールによれば、LTE R8ルールをPUSCH送信に適用することができる。PUCCH送信について、上で説明したルールのうちの1つまたは組合せを適用することができる。
第2のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内でPUCCHを送信でき、WTRUを、別のサービングセル(たとえば、セル2)上で同一のサブフレーム(しかし、同一のセルすなわちセル2のサービングセル固有SRSサブフレームではない)内でPUSCHを送信するためにスケジューリングすることができ、WTRUを、同一サブフレーム内で(セル1)に関するSRSを送信するためにもスケジューリングすることができる時に、上で説明したルールのうちの1つまたは組合せを、PUCCHとPUSCHとの両方に適用することができる。
第3のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、非SRSセル固有サブフレーム(すなわち、同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレームではない)内でPUCCHを送信でき、WTRUを、別のサービングセル(たとえば、セル2)上でそのサブフレーム(同一のセルすなわちセル2のサービングセル固有SRSサブフレームである)内でPUSCHを送信するためにスケジューリングすることができ、WTRUを、同一サブフレーム内でセル2に関するSRSを送信するためにもスケジューリングすることができる時に、上で説明したルールのうちの1つまたは組合せを、PUCCHとPUSCHとの両方に適用することができる。
第4のケースについて、WTRUが、サービングセル、たとえばプライマリセル(たとえば、セル1)上で、その同一のセルのサービングセル固有SRSサブフレーム内でPUSCHとPUCCHとの両方を送信でき、同一のサブフレームが、別のサービングセル(たとえば、セル2)のサービングセル固有SRSサブフレームであり、このWTRUが、セル2上でSRSを送信できる時に、上で説明したルールのうちの1つまたは組合せを、PUCCHとPUSCHとの両方に適用することができる。
既存の電力スケーリングルールでは、サブフレーム内で送信されるようにスケジューリングされたすべてのチャネルの同時送信が、WTRUの最大の構成された送信電力PCMAXあるいはWTRU電力クラスの電力Ppowerclassを超える場合に、WTRUは、最大値を超えないことを保証するために、送信の前にチャネル電力をスケーリングすることができる。スケーリングルールは、より高い優先順位のチャネルをスケーリングできず、より低い優先順位のチャネルをスケーリングできるように定義される。現在の優先順位は、最高から最低の優先順位順序を、PUCCH、UCIを有する(すなわち、含む)PUSCH、UCIを有しないPUSCHとして規定する。現在のルールは、これらのチャネルのいずれかのSRSとの同時送信に対処しない。
本明細書で説明するのは、同時SRS(1つまたは複数)送信ならびにPUSCH(1つまたは複数)および/またはPUCCH(1つまたは複数)送信と同時に送信されるSRS(1つまたは複数)の場合の最大電力スケーリングを処理する方法である。SRSを最後のOFDMシンボル内で、同一のセルおよび/または別のセル内で送信できる所与のサブフレーム内の所与のセル内で、別の信号またはチャネルすなわちPUCCH、PUSCH、またはSRSをその同一のサブフレーム内の最後のOFDMシンボル内で同時に送信できる、上記のケースのいずれにおいても、すべてのそのようなチャネルまたは信号の公称送信電力の合計が、WTRUの構成された最大送信電力あるいはWTRUの電力クラスの電力Ppowerclassを超える場合がある。WTRUが構成された最大送信電力あるいはPpowerclassを超えて送信するのを防ぐことは、次の方法のうちの1つまたは組合せによって達成することができる。
1つの例の方法では、電力スケーリングルールを、最後を除くすべてのOFDMシンボルについて別々に適用し、その後、最後のOFDMシンボルについてもう一度適用することができる。最後のOFDMシンボルについて、次の追加のまたは変更されたルールのうちの1つまたは複数を使用することができる。あるルールによれば、SRSを、たとえば表14に示されているように、他のチャネルタイプの優先順位の中でそれ自体の独自の優先順位を有するように指定することができ、その後、既存の優先順位ベースの電力スケーリングを、SRSを含むための変更を伴って適用することができる。周期的SRSおよび非周期的SRSは、異なる優先順位を有することができる。
別のルールによれば、SRSを、他のチャネルタイプのうちの1つすなわちPUCCH、UCIを有するPUSCH、またはUCIを有しないPUSCHと同一の優先順位を有するように指定することができ、これらを、同一の優先順位のチャネルタイプと同等にスケーリングすることができる。
別のルールによれば、同一のサブフレーム内に異なるセルに渡る複数のSRS送信がある場合に、SRSを、同等に電力スケーリングすることができる。あるいは、周期的SRS(1つまたは複数)および非周期的SRS(1つまたは複数)が同一サブフレーム内で送信される(かつ、最大電力をそのサブフレームの最後のOFDMシンボル内で超える可能性がある)時に、周期的SRS(1つまたは複数)の一部(またはすべて)を中断することができる。
別の方法では、電力スケーリングルールを、最後以外のすべてのOFDMシンボルについて別々に使用し、その後に最後のOFDMシンボルについて使用して、おそらくはチャネルまたは信号ごとに2つの異なる重みを判定することができるが、2つの重みのうちの小さい方を、サブフレーム全体に適用することができる。
別の方法では、サブフレーム内の任意の時に存在するすべてのチャネルまたは信号の電力レベルが、サブフレーム全体について存在すると仮定して、電力スケーリングをサブフレーム全体に1回だけ適用することができる。
別の方法では、SRSがWTRUによって送信されるサブフレーム内の最後のOFDMシンボルで最大電力を超える可能性があり、SRS以外にWTRUによってそのシンボル内で送信される他のチャネルタイプがある場合に、WTRUは、そのサブフレーム内のSRSを中断する(すなわち、送信しない)ことができる。
別の方法では、周期的SRSがWTRUによって送信されるサブフレーム内の最後のOFDMシンボルで最大電力を超える可能性があり、SRS以外にWTRUによってそのシンボル内で送信される他のチャネルタイプがある場合に、WTRUは、そのサブフレーム内のSRSを中断する(すなわち、送信しない)ことができる。
一般に、複数のアンテナのWTRU(無線送信受信ユニット)においてアップリンクSRS(サウンディング基準信号)送信を実行する方法は、SRS送信を実行するためにWTRU固有SRSサブフレームのWTRU固有構成を受信するステップと、所定の個数のアンテナに関するSRSを送信するトリガを基地局から受信するステップと、所定のWTRU固有サブフレーム内で所定の個数のアンテナに関するSRSを送信するステップとを含む。この方法は、トリガするサブフレームから所定の個数のWTRU固有SRSサブフレームだけ後に始まるWTRU固有SRSサブフレームの所定の持続時間のそれぞれにSRSを送信するステップをさらに含む。所定の個数は、4とすることができる。トリガは、所定のSRS送信パラメータをWTRUに提供するマルチビットインジケータとすることができる。所定の持続時間は、WTRU固有構成内で受信されることができる。
この方法は、循環シフト基準値を受信するステップと、少なくとも循環シフト基準値に基づいてアンテナの循環シフトを判定するステップとをさらに含む。アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の最大距離を提供する。あるいは、アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の均等分布を提供する。
この方法は、循環シフト多重化または異なる送信コム割当のうちの少なくとも1つが、所定のWTRU固有サブフレームでの複数のアンテナからの送信に使用されることができることを使用することができる。所定のWTRU固有サブフレームでの複数のアンテナからのSRS送信は、並列に行うことができる。アンテナの所定の個数は、WTRUで使用可能なアンテナの個数未満であることができる。WTRU固有SRSサブフレームは、周期的SRS送信および非周期的SRS送信について異なることができる。
この方法は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)とSRSに関するWTRU固有構成との間のリソース割当オーバーラップを判定するステップと、部分的オーバーラップを条件としてサブフレームの最後のシンボルでPUSCH送信を差し控えるステップとをさらに含むことができる。
実施形態
1.循環シフト基準値を受信するステップを含むことを特徴とする、複数のアンテナの無線送信受信ユニット(WTRU)においてアップリンクサウンディング基準信号(SRS)送信を実行する方法。
2.SRSを送信するためにWTRU固有SRSサブフレームのWTRU固有構成を受信するステップを含むことを特徴とする、複数のアンテナの無線送信受信ユニット(WTRU)においてアップリンクサウンディング基準信号(SRS)送信を実行する方法。
3.無線送信受信ユニット(WTRU)による非周期的サウンディング基準信号(SRS)送信の方法であって、非周期的SRSを送信するトリガとしてアップリンク(UL)グラントを使用するステップを含むことを特徴とする方法。
4.無線送信受信ユニット(WTRU)による非周期的サウンディング基準信号(SRS)送信の方法であって、SRS送信を示すDCI(ダウンリンク制御情報)を受信するステップを具えたことを特徴とする方法。
5.無線送信受信ユニット(WTRU)による非周期的サウンディング基準信号(SRS)送信の方法であって、SRS送信に関するアンテナ固有サブフレームおよび送信パラメータ構成を受信するステップを具えたことを特徴とする方法。
6.無線送信受信ユニット(WTRU)による周期的サウンディング基準信号(SRS)送信の方法であって、WTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するステップを具えたことを特徴とする方法。
7.所定の個数のアンテナに関するSRSを送信するトリガを基地局から受信するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
8.所定のWTRU固有サブフレーム内で所定の個数のアンテナに関するSRSを送信するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
9.トリガするサブフレームから所定の個数のWTRU固有SRSサブフレームだけ後に始まるWTRU固有SRSサブフレームの所定の持続時間のそれぞれにSRSを送信するステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
10.所定の個数は、4であることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
11.トリガは、所定のSRS送信パラメータをWTRUに提供するマルチビットインジケータとすることができることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
12.循環シフト基準値を受信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
13.少なくとも循環シフト基準値に基づいてアンテナの循環シフトを判定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
14.アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の最大距離を提供することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
15.アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の均等分布を提供することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
16.循環シフト多重化または異なる送信コム割当のうちの少なくとも1つは、所定のWTRU固有サブフレームでの複数のアンテナからの送信に使用されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
17.少なくとも循環シフト基準値に基づいてアンテナの循環シフトを判定するステップであって、アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレームでSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の最大距離を提供する、ステップをさらに具えたことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
18.所定のWTRU固有サブフレームでの複数のアンテナからのSRS送信は、並列に行われることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
19.アンテナの所定の個数は、WTRUで使用可能なアンテナの個数未満であることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
20.WTRU固有SRSサブフレームは、周期的SRS送信および非周期的SRS送信について異なることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
21.所定の持続時間は、WTRU固有構成内で受信されることができることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
22.物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)とSRSに関するWTRU固有構成との間のリソース割当オーバーラップを判定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
23.部分的オーバーラップを条件としてサブフレームの最後のシンボルでPUSCH送信を差し控えるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
24.少なくとも循環シフト基準値に基づいてアンテナの循環シフトを判定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
25.アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の最大距離を提供することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
26.アンテナごとに判定される循環シフトは、同一のWTRU固有サブフレーム内でSRSを送信するアンテナの循環シフトの間の均等分布を提供することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
27.トリガは、明示的ULグラントまたは暗黙のULグラントのうちのいずれか1つであることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
28.トリガとしてどのULグラントを使用すべきかは、発展型ノードB(eNB:evolved Node B)から受信された構成、無線リソース制御(RRC)メッセージ、RRCメッセージ内のフィールド、事前定義のセッティング、情報要素(IE)、またはIE内のフィールドのうちのいずれか1つに基づくことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
29.WTRUは、少なくとも1つの符号語について送信すべき新しいデータがあることを条件として、ULグラントを有する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)をトリガとして解釈することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
30.新しいデータは、新データインジケータ(NDI:new data indicator)ビットがセットされていることを条件として示されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
31.WTRUは、ULグラントがすべての符号語の再送信を示すことを条件としてULグラントを有するPDCCHをトリガとして解釈することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
32.再送信を示すNDIビットを受信し、これによって非周期的SRSを送信することをWTRUに強制するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
33.WTRUは、暗黙の物理ハイブリッド自動再生要求インジケータチャネル(PHICH:physical hybrid automatic repeat request indicator channel)否定応答(NACK)をトリガとして解釈することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
34.WTRUは、半永続スケジューリング(SPS)を使用し、方法は、暗黙のULグラントを解釈するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
35.WTRUは、第1の送信グラント、SPSスケジュールに基づく各後続の暗黙のULグラント、または各PHICH NACKのうちの少なくとも1つをトリガとして解釈することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
36.明示的トリガが初期ULグラントと共に含まれ、明示的トリガがSRSを要求することを条件として、WTRUは、後続のULグラントをトリガであるものと解釈することができることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
37.DCIは、UL PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)グラントメッセージ内に含まれることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
38.符号語ごとのMCS(modulation and coding set)インデックスは、新しい送信を示すために予約済み値にセットされることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
39.新しい送信を示すために符号語ごとにNDIをトグルするステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
40.その上でSRSを送信すべきコンポーネントキャリア(CC)を判定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
41.その上でSRSを送信すべきCCは、すべてのUL CC、すべてのアクティブUL CC、または1つもしくは複数の指定されたUL CCのうちのいずれか1つであることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
42.ULグラントを受信するステップと、SRS送信を示すトリガとしてULグラントを使用するステップとを含み、ULグラントは、グラントが新しいデータまたは再送信されるデータのどちらに関するのかを示すNDIビットを含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
43.SRS構成インデックスをサブフレーム内の周期およびサブフレームオフセットにマッピングするテーブルを使用するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
44.アンテナごとにテーブルへのインデックスを受信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
45.IE内でWTRU固有パラメータを受信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
46.IEは、アンテナごとに各パラメータの別々の値を含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
47.アンテナごとの各パラメータの値は、アンテナごとに同一またはアンテナごとに異なることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
48.IEは、SRS送信の持続時間の表示を含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
49.持続時間は、送信の時間または回数のうちのいずれか1つに関して表されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
50.IEは、アンテナごとの異なるサブフレーム構成インデックス、異なる循環シフト、または異なる送信コムのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
51.IEは、他のアンテナのパラメータが第1のアンテナのパラメータとは異なることを条件として、第1のアンテナのパラメータと他のアンテナのパラメータとを含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
52.WTRUは、SRS送信がそれに関して構成される各アンテナの次のアンテナ固有サブフレームにSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
53.次のアンテナ固有サブフレームは、SRS送信がそれに関して構成される各アンテナのトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレームであることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
54.アンテナ固有サブフレームは、アンテナごとに同一または異なるものとすることができることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
55.非周期的SRS送信に使用すべきWTRU固有サブフレームは、周期的SRS送信に使用すべきサブフレームと同一または異なることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
56.複数のアンテナが1サブフレーム内で同時に送信することを条件として、直交性を、循環シフト多重化または異なる送信コム割当のうちのいずれか1つによって達成できることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
57.どのアンテナでどのサブフレームにSRSを送信すべきかを判定するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
58.WTRUは、次のサブフレーム、次のセル固有サブフレーム、次のWTRU固有サブフレーム、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレーム、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのうちのいずれか1つにSRSを送信できることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
59.次のセル固有サブフレームまたはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレームに送信するために、その中で送信すべきサブフレームは、セル固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータを満足することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
60.次のWTRU固有サブフレームまたはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームに送信するために、その中で送信すべきサブフレームは、WTRU固有SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータを満足することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
61.SRS送信のために構成されたアンテナのそれぞれを通ってサイクルするステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
62.アンテナのそれぞれを通ってサイクルするステップは、次のセル固有サブフレームで第1の構成されたアンテナに関しておよび次のセル固有サブフレームのそれぞれで各追加の構成されたアンテナに関してSRSを送信するステップ、次のWTRU固有サブフレームで第1の構成されたアンテナに関しておよび次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで各追加の構成されたアンテナに関してSRSを送信するステップ、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレームの次のセル固有サブフレームで第1の構成されたアンテナに関しておよび次のセル固有サブフレームのそれぞれで各追加の構成されたアンテナに関してSRSを送信するステップ、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレームの次のWTRU固有サブフレームで第1の構成されたアンテナに関しておよび次のWTRU固有サブフレームのそれぞれで各追加の構成されたアンテナに関してSRSを送信するステップのうちのいずれか1つを含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
63.複数のアンテナでのSRS送信は、並列送信方式または直列送信方式のうちのいずれか1つによって実行されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
64.WTRUは、どの送信方式を使用すべきかの表示をeNBから受信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
65.受信された表示に基づいてSRS送信方式をセットするステップと、WTRUがそこでSRSを送信する次のサブフレームで受信された表示に基づいてSRSを送信するステップとをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
66.表示は、SRS送信方式を変更すべき時刻を含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
67.表示は、ULグラントなどのDCIフォーマット、非周期的SRSのトリガ、またはRRCメッセージのうちのいずれか1つで受信されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
68.送信方式を判定するステップと、判定された送信方式の表示をネットワークに送信するステップとをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
69.判定された送信方式に関する応答をeNBから受信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
70.応答は、判定された送信方式のオーバーライドを含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
71.送信方式が使用された持続時間を判定するステップと、持続時間が所定のしきい値を超えることを条件として送信方式についてeNBにシグナリングするステップとをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
72.持続時間は、SRS送信の時間の長さまたは回数のうちのいずれか1つを含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
73.判定は、SRS送信電力要件に基づくことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
74.WTRUが送信方式を変更しようとしていることをeNBにシグナリングするステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
75.シグナリングは、送信方式が変更される事前定義の時刻を含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
76.WTRUは、送信方式を変更する前にeNBからの肯定応答を待つことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
77.シグナリングは、RRCメッセージ、媒体アクセス制御(MAC)制御要素、または物理層シグナリングのうちのいずれか1つを介して送信されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
78.並列SRS送信について、WTRUは、次のサブフレーム、次のセル固有サブフレーム、次のWTRU固有サブフレーム、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレーム、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのうちのいずれか1つにそのすべてのアンテナに関するSRSを同時に送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
79.Nサブフレームの持続時間に関する並列SRS送信について、WTRUは、次のN個のサブフレームのそれぞれ、次のN個のセル固有サブフレームのそれぞれ、N個のWTRU固有サブフレームのそれぞれ、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のN個のセル固有サブフレームのそれぞれ、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後のN個のWTRU固有サブフレームのそれぞれのうちのいずれか1つにそのすべてのアンテナに関するSRSを同時に送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
80.アクティブ化/非アクティブ化を使用する並列SRS送信について、WTRUは、非アクティブ化までの次のサブフレームのそれぞれ、非アクティブ化までの次のセル固有サブフレームのそれぞれ、非アクティブ化までの次のWTRU固有サブフレームのそれぞれ、非アクティブ化までのトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレームのそれぞれ、または非アクティブ化までのトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのそれぞれのうちのいずれか1つにそのすべてのアンテナに関するSRSを同時に送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
81.内で送信されるサブフレームは、SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータを満足することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
82.直列送信方式について、WTRUは、次のサブフレーム、次のセル固有サブフレーム、次のWTRU固有サブフレーム、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレーム、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのうちのいずれか1つにそのアンテナのうちの1つに関するSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
83.直列送信方式について、WTRUは、次のN個のサブフレームのそれぞれ、次のN個のセル固有サブフレームのそれぞれ、次のN個のWTRU固有サブフレームのそれぞれ、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のN個のセル固有サブフレームのそれぞれ、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のN個のWTRU固有サブフレームのそれぞれのうちのいずれか1つにそのアンテナのそれぞれに関するSRSを順番に送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
84.アクティブ化/非アクティブ化を使用する直列送信方式について、WTRUは、非アクティブ化までの次のサブフレームのそれぞれ、非アクティブ化までの次のセル固有サブフレームのそれぞれ、非アクティブ化までの次のWTRU固有サブフレームのそれぞれ、非アクティブ化までのトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のセル固有サブフレームのそれぞれ、または非アクティブ化までのトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後の次のWTRU固有サブフレームのそれぞれのうちのいずれか1つにそのアンテナのうちの1つに関するSRSを順番に送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
85.内で送信されるサブフレームは、SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータを満足することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
86.WTRUの各アンテナに関するSRSを順番に送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
87.シーケンスは、事前定義のパターンであることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
88.WTRUは、構成情報またはSRSを送信するのにそのアンテナのすべてより少数を使用することの表示を受信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
89.WTRUは、多アンテナポートモード(MAPM:multiple antenna port mode)または単一アンテナポートモード(SAPM:single antenna port mode)によってSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
90.MAPMについて、WTRUは、eNBからの信号または事前定義の値のいずれか1つによって通知されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
91.MAPMについて、WTRUは、複数のアンテナを用いてSRSを送信するルールに基づくがアンテナの減らされた個数を使用してSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
92.WTRUは、連続するサブフレームでSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
93.WTRUは、SRSのセット数を送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
94.セット数は、シグナリングされる数、システムパラメータ、セル固有パラメータ、またはWTRU固有パラメータのうちのいずれか1つであることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
95.WTRUは、SRS送信のセット数まで、次のセル固有サブフレームのそれぞれまたはM個おきのセル固有サブフレームにSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
96.内で送信されるサブフレームは、SRSサブフレームオフセットおよびSRS周期性構成パラメータを満足することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
97.WTRUは、非アクティブ化まで、次のセル固有サブフレームのそれぞれでSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
98.WTRUは、同一のサブフレーム内でそのアンテナのすべてでSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
99.直交性は、循環シフト多重化または異なる送信コム割当のいずれか1つによって達成されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
100.WTRUは、N個のサブフレームのそれぞれで構成されたアンテナのそれぞれを通ってサイクルすることによってSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
101.WTRUは、アンテナごとに順番にまたは事前定義のパターンに従ってのうちのいずれか1つによって各アンテナに関するSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
102.WTRUは、トリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後である次のセル固有サブフレームおよびその後に次のN個のセル固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
103.WTRUは、次のWTRU固有サブフレームおよびその後に次のN個のWTRU固有サブフレームのそれぞれ、またはトリガするサブフレームから少なくとも4サブフレーム後である次のWTRU固有サブフレームおよびその後に次のN個のWTRU固有サブフレームのそれぞれのいずれか1つにSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
104.WTRUは、非アクティブ化までSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
105.WTRUは、所与のアンテナの次のアンテナ固有サブフレームおよびその後に所与のアンテナの次のN個のアンテナ固有サブフレームのそれぞれにSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
106.サブフレームパラメータがすべてのアンテナについて同一であることを条件として、WTRUは、すべてのアンテナに関するSRSを同一サブフレームに送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
107.WTRUは、ULグラントがトリガとして使用されることを条件としてULグラントに関連するもの以外のコンポーネントキャリア、すべてのアクティブULコンポーネントキャリア、またはすべてのULコンポーネントキャリアのうちのいずれか1つでSRSを送信するように構成されることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
108.WTRUは、どのコンポーネントキャリア上でSRSを送信すべきかの表示を受信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
109.WTRUは、SRS送信のために構成されたコンポーネントキャリアを通ってサイクルすることを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
110.WTRUは、物理アップリンク共有チャネル送信または物理アップリンク制御チャネル送信のうちのいずれか1つに使用されるものと同一のコンポーネントキャリア上でSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
111.ULグラント内のリソース割当を、WTRUがSRSを送信する帯域幅であるものと解釈するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
112.1つのアンテナまたは複数のアンテナのうちのいずれか1つでSRSを送信するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
113.WTRUが複数のアンテナでSRSを送信することを条件として、WTRUは、順番にまたは事前定義のパターンでのいずれか1つに従って複数のアンテナで送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
114.WTRUは、すべてのアクティブULコンポーネントキャリアまたはすべてのULコンポーネントキャリアのうちのいずれか1つでSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
115.WTRUは、物理アップリンク共有チャネル送信または物理アップリンク制御チャネル送信のうちのいずれか1つに使用されるものと同一のコンポーネントキャリア上でSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
116.SRS送信の電力セッティングを調整するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
117.複数のコンポーネントキャリア上のSRS電力レベルの合計がWTRUの最大送信電力を超えることを条件として、WTRUは、各コンポーネントキャリア上で同等にSRS電力を減らし、各コンポーネントキャリア上でSRS電力をスケーリングし、SRS送信に関するコンポーネントキャリアのいくつかを中断し、またはULグラントに関連するコンポーネントキャリア上でのみSRSを送信することを特徴とする実施形態のいずれかに記載の方法。
118.実施形態1〜117のいずれか1つの方法を実行するように構成されることを特徴とする無線送信受信ユニット。
119.実施形態1〜118のいずれか1つの方法を実行するように構成されることを特徴とする発展型ノードB(evolved Node B)。
120.実施形態1〜119のいずれか1つの方法を実行するように構成されることを特徴とする集積回路。
特徴および要素が、上では特定の組合せで説明されるが、当業者は、各特徴または要素を単独でまたは他の特徴および要素との任意の組合せで使用できることを了解するであろう。さらに、本明細書で説明される方法を、コンピュータまたはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体内に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線または無線の接続を介して送信される)およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびディジタル多用途ディスク(DVD)などの光学媒体を含むが、これらに限定されない。ソフトウェアに関連するプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータ内で使用されるラジオ周波数トランシーバを実施することができる。