JP6389150B2 - 水洗大便器 - Google Patents
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Description
水洗大便器10は、陶器を素材とする便器本体12を備える。便器本体12は、トイレ室の側壁面100に掛けた状態で取り付けられる壁掛け型便器である。
便器本体12は、便器本体12の前部に形成される便鉢部14と、便鉢部14の底部に接続される排水通路部16と、を備える。排水通路部16は、便鉢部14内から下水側水路(不図示)に排出される汚物の通り道となる。排水通路部16は、通水方向の空気の流れを遮断するための封水18が貯められるトラップ部20を備える。トラップ部20の下流端部には接続管102が接続され、排水通路部16は接続管102を介して下水側水路に接続される。
便鉢部14は、図2、図3に示すように、汚物を受けるための鉢状の受け面部22と、受け面部22の下縁部から下方に窪むとともに便鉢部14の底部に形成される凹部24と、便鉢部14の上端部に形成されるリム部26と、を備える。受け面部22は、平面視にて左右寸法より前後寸法が大きくなるような楕円状に形成される。凹部24の底面部には排水通路部16の入口16aが開口し、凹部24には封水18の一部が溜水28として貯められる。
左リム通水路32Lは、始端部32aから終端部32bに向けてL字状に曲がりながら延びる形状である。左リム通水路32Lに始端部32aから供給される洗浄水は、左リム通水路32Lの内壁面に当たることで流れ方向を変えつつ終端部32bまで誘導される。このように左リム通水路32Lは、始端側から終端側に向けて洗浄水を誘導可能に形成される。
左リム通水路32Lには、図4〜図6に示すように、左リム吐水孔36Lと水導入口40dの間に絞り部44が形成される。図4では絞り部44の位置を二点鎖線で示す。
図2、図3に示すように、共通通水路34には、送水管104aから洗浄水が供給される。送水管104aから洗浄水が供給されると、共通通水路34の分岐位置42から各リム通水路32L、32Rに洗浄水が分岐して供給される(図3の方向Wp参照)。右リム通水路32Rを流れる洗浄水は右リム吐水孔36Rから吐き出される。左リム通水路32Lを流れる洗浄水の一部は左リム吐水孔36Lから吐き出され、残部はジェット用連通路40を通してジェット吐出孔38から吐き出される。
各リム通水路32L、32Rに残留した残留水は、すじ状の水(以下、すじ状水という)となって、各リム吐水孔36L、36Rから便鉢部14の内面を伝って流れ落ちる場合がある。このすじ状水は、便鉢部の内面を伝う経路を不規則に変えながら流れるうえ、長期間に亘って流れ落ちることもあり、見栄えの低下を招く原因となる。以下、これを改善するための工夫点を説明する。
図8(a)は第1変形例に係る左リム通水路32Lを示す図である。本図では図5と同様の視点から左リム通水路32Lを示す。
本例の絞り部44は、図5の例と比べて、始端側水路部分32dと、終端側水路部分32eとの間で、これらの下側領域を通る流体の流れを遮るように壁部分44aが形成される点で異なる。なお、この水洗大便器10でも前述の(A)、(B)の作用効果を得られる。
この態様によれば、第1リム通水路の絞り部より始端側にある水路部分の方が、絞り部より終端側にある水路部分よりも、早期に洗浄水が満たされ易くなる。よって、絞り部より始端側にある水路部分の洗浄水による水圧を早期に高めることができ、その水路部分から第1リム吐水孔を通して高水圧の洗浄水を早期に吐き出せるようになる。
この態様によれば、第1リム通水路内の残留水を、第1リム吐水孔より低位置にある水導入口を通して排出し易くなり、第1リム吐水孔を通して便鉢部内に流れる水の量を減らし易くなる。これにより、第1リム吐水孔から便鉢部の内面をすじ状水が流れ落ちるのを防止できる。
この態様によれば、第1リム通水路内の残留水が絞り部に対して第1リム吐水孔側から水導入口側に淀みなく流れ易くなる。よって、第1リム通水路に絞り部が形成される場合でも、第1リム通水路内の残留水を連通路を通して排出し易くなる。これにより、第1リム吐水孔から便鉢部の内面をすじ状水が流れ落ちるのを効果的に防止できる。
この態様によれば、第1リム通水路内の残留水を自重によって水導入口まで導き易くなり、第1リム吐水孔を通して便鉢部内に流れる水の量を減らし易くなる。これにより、第1リム吐水孔から便鉢部の内面をすじ状水が流れ落ちるのを効果的に防止できる。
始端側水路部分が先に洗浄水で満たされ、終端側水路部分の上側領域に空気が残る場合を考える。この場合、本態様によれば、絞り部の通水部分から見て終端側には空気ではなく洗浄水が存在し易い状態になる。よって、この状態のままで絞り部を通して終端側水路部分に洗浄水が流れ込んだとしても、終端側水路部分内の空気が洗浄水に巻き込まれ難くなり、連通路に空気が流れ込み難くなる。このため、第1リム通水路に絞り部を形成した場合でも、吐出孔からの気泡の吐き出しを防止できる。
[項目]
リム部が上端部に形成される便鉢部と、
前記リム部の外周側に形成される第1リム通水路と、
前記第1リム通水路内から前記便鉢部内に洗浄水を吐水するための第1リム吐水孔と、
前記便鉢部の底部、又は、該底部に接続される排水通路部に形成される吐出孔と、
前記第1リム通水路と前記吐出孔を連通する連通路と、を備え、
前記第1リム吐水孔は、前記第1リム通水路の始端側より終端側に向かう経路の途中位置から分岐して形成され、
前記連通路の水導入口は、前記第1リム吐水孔より前記第1リム通水路の終端側に開口し、
前記第1リム通水路には、前記第1リム吐水孔と前記水導入口の間に、洗浄水の流れを絞るための絞り部が形成されることを特徴とする水洗大便器。
Claims (7)
- リム部が上端部に形成される便鉢部と、
前記リム部の外周側に形成される便器本体の左右一方側の第1リム通水路と、
前記リム部の外周側に形成される便器本体の左右他方側の第2リム通水路と、
前記第1リム通水路内から前記便鉢部内に吐水するための第1リム吐水孔と、
前記第2リム通水路内から前記便鉢部内に吐水するための第2リム吐水孔と、
前記便鉢部の底部、又は、該底部に接続される排水通路部に形成される吐出孔と、
前記第1リム通水路と前記吐出孔を連通する連通路と、を備え、
前記第1リム吐水孔は、前記第1リム通水路の始端側より終端側に向かう経路の途中位置から分岐して形成され、
前記連通路の水導入口は、前記第1リム吐水孔より前記第1リム通水路の終端側に開口することを特徴とする水洗大便器。 - 前記第1リム通水路には、前記第1リム吐水孔と前記水導入口の間に、洗浄水の流れを絞るための絞り部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
- 前記水導入口は、前記第1リム吐水孔より低位置に少なくとも一部が配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。
- 前記水導入口は、前記第1リム吐水孔より低位置に少なくとも一部が配置され、
前記絞り部は、前記第1リム通水路の内底面上を伝わる残留水を、前記第1リム吐水孔側から前記水導入口側に向けて導水可能な形状であることを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器。 - 前記第1リム通水路の内底面には、前記第1リム吐水孔から奥側に向かうにつれて下り傾斜となる勾配が設けられることを特徴とする請求項3または4に記載の水洗大便器。
- 前記絞り部は、該絞り部に対して始端側の水路部分と、該絞り部に対して終端側の水路部分との間で、これらの上側領域を通る流体の流れを遮る壁部分を有することを特徴とする請求項2または4に記載の水洗大便器。
- 前記第1リム吐水孔は、前記便器本体の左右一方側に配置され、
前記水導入口は、前記便器本体の左右一方側にて前記第1リム吐水孔より該便器本体の前方側に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の水洗大便器。
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