JP6388262B2 - スキャナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ等の光をミラーで反射させて走査するスキャナ装置に関する。
従来、電子写真式複写機、レーザビームプリンタ及びバーコードリーダ等の光学機器を構成する走査装置や、光ディスクのトラッキング制御装置を構成するスキャナ装置などにおいて、スキャナが使用されている。また、スキャナは、光を偏向させ二次元的に走査することにより二次元の画像を表示する画像表示装置にも用いられる。
スキャナは、レーザ光が照射されるミラーを有しており、ミラーを揺動させることにより、ミラーで反射させたレーザ光をスクリーン等の上に走査させる。レーザ光を二次元的に走査する場合には、二軸一体型、または、水平用および垂直用のスキャナによる分離型の方式が一般的に用いられている。すなわち、1個のスキャナにより二軸方向の走査を行う方式や、2個のスキャナにより一次元走査を直交方向に組み合わせて二次元走査する方式が提案されている。
また、近年、半導体プロセス技術と、MEMS技術(マイクロマシン技術)とを利用して作製された、マイクロミラーによるスキャナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特に、MEMS技術により作製したスキャナ(MEMSスキャナ)は、小型化が可能であり、高速動作が可能であるというメリットがあるため、高解像度のレーザディスプレイなどへの用途が期待されている。
MEMSスキャナをディスプレイに使用する場合には、ラスター走査方式で二次元偏向を行う。ラスター走査方式は、高速水平走査(数十kHz程度)と、低速垂直走査(数十Hz程度)とを組み合わせる走査方式である。MEMSスキャナにおいては、高速の水平走査は共振周波数を用いたサイン波駆動により行い、低速の垂直走査はランプ波を用いた非共振駆動により行うことで、高解像度化を図っている。
特開2013−246361号公報
非共振駆動を行う方法には、静電力、電磁力、圧電力などを利用した方法が用いられるが、スキャナを非共振駆動させるためには、スキャナのミラー振れ角に対応した十分な駆動力が必要となる。そのため、電磁力を用いた駆動方法では、消費電力が増大し、静電力を利用した駆動方法では、駆動電圧の高圧化のために部品コスト等が増加し、圧電力を用いた駆動方法では、圧電体性能と材料の高機能化が要求されるといった問題が生じる。
また、二軸一体型のMEMSスキャナにおいては、垂直走査における駆動周波数と共振周波数が近くなるため、共振周波数が垂直走査に影響を与える場合が生ずる。そのため、できるだけ共振周波数を高く設計しようとするが、スキャナの剛性を高くする必要があり、この場合、駆動周波数による広角スキャンを行うことが困難になる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、スキャナの剛性が高い場合であっても、垂直走査において広角スキャンを行うことができるスキャナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るスキャナ装置は、第1の方向に共振駆動するミラーを有するスキャナと、前記スキャナを保持し、前記第1の方向と平行な方向を回転の軸として回転可能なスキャナホルダーと、前記スキャナホルダーを揺動させる駆動部とを備え、前記スキャナホルダーは、前記スキャナを保持する第1の保持部と、前記第1の保持部に連結され、前記駆動部を保持する第2の保持部と、前記第2の保持部に連結された連結部と、前記連結部に連結され、弾性を有する弾性部とを備える。
本態様によれば、垂直駆動周波数への影響を抑制するためにスキャナ装置が剛性の高い材料により形成された場合であっても、弾性部を設けることによりスキャナ装置の揺動を容易にすることで、垂直走査において広角スキャンを行うことができる。
また、スキャナ装置の構造または材料の仕様を大きく変更することなく、簡便に、垂直走査における広角スキャンを達成することができる。
また、スキャナのパッケージサイズが大きくなることがないため、スキャナ装置の小型化を実現することができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記弾性部は、板状部材で構成され、前記板状部材の厚さ方向の中心の高さが前記ミラーの共振の軸の高さと同一になるように配置されていてもよい。
本態様によれば、スキャナ装置の回転軸とスキャナ装置の共振軸の高さとが同一となるので、高性能なスキャナ装置を提供することができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記弾性部は、前記第2の保持部よりも前記第1の方向と交差する第2の方向に突出していてもよい。
本態様によれば、スキャナ装置の構成において、弾性部は、第2の保持部よりも第2の方向に突出しているので、スキャナ装置をスキャナホルダーの回転の軸を中心に大きく揺動させることができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記弾性部は、前記スキャナホルダーの回転の軸に対して略線対称の形状に形成されていてもよい。
本態様によれば、スキャナ装置の構成において対称性が保たれるので、スキャナ装置を安定して揺動させることができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記弾性部は、コの字型の形状を有する板状部材が、前記スキャナホルダーの回転の軸に対して反対向きに交互に複数個組み合わされた板バネで構成されていてもよい。
本態様によれば、板バネのねじれを利用して、スキャナ装置の揺動を容易にすることで、スキャナ装置が剛性の高い材料により形成された場合であっても、垂直走査において広角スキャンを行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記スキャナの一端が固定された前記第1の保持部と前記駆動部の一端が固定された前記第2の保持部とは、第1の板状部材で構成され、前記スキャナの他端が固定された前記第1の保持部と前記駆動部の他端が固定された前記第2の保持部とは、第2の板状部材で構成され、前記連結部は、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材の両端をそれぞれ連結して前記弾性部の一端に固定し、前記スキャナ装置は、さらに、前記弾性部の他端に連結され、前記スキャナホルダーを固定する固定部とを備え、前記第1の板状部材および第2の板状部材と、前記連結部と、前記弾性部と、前記固定部とは一体に形成されていてもよい。
本態様によれば、永久磁石の揺動をスキャナに効率よく伝達できるので、精度よくスキャナ装置の揺動の大きさを大きくすることができる。これにより、スキャナ装置において、効率よく簡便に広角スキャンを行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記駆動部は、導線が巻き回されたコイルと、前記コイルを貫通し前記第2の保持部に保持された永久磁石とを有し、前記永久磁石は、前記導線に流れる電流の向きに応じて、前記第2の方向に揺動してもよい。
本態様によれば、垂直方向の駆動力として電磁力を用いるため、スキャナ装置の揺動の大きさを大きくすることができる。これにより、スキャナ装置において、簡便に広角スキャンを行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るスキャナ装置において、前記第2の保持部は、前記第1の保持部の両側に1つずつ形成され、前記駆動部は、前記第2の保持部にそれぞれ1つずつ保持されていてもよい。
本態様によれば、スキャナ装置の構成において対称性が保たれるので、スキャナ装置を安定して揺動させることができる。
本発明によれば、スキャナの剛性が高い場合であっても、垂直走査において広角スキャンを行うことができるスキャナ装置を提供することができる。
実施の形態1に係るスキャナ装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係るスキャナ装置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図2の(a)に示すAA’線における断面図である。 実施の形態1に係るスキャナ装置の配置の一例を示す図である。 実施の形態1に係るスキャナ装置の動作原理を示す図である。 実施の形態1に係るスキャナ装置の動作を示す図である。 実施の形態1の変形例1に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態1の変形例2に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態2に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態3に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態4に係るスキャナ装置のフレームの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。各図は、必ずしも各寸法または各寸法比等を厳密に図示したものではない。
(実施の形態1)
[スキャナ装置の構造]
以下の実施の形態では、ディスプレイに使用されるスキャナ装置を例として説明する。
まず、図1〜図4を参照しながら、実施の形態1に係るスキャナ装置の構造について説明する。図1は、本実施の形態に係るスキャナ装置の構成を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係るスキャナ装置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図3は、図2の(a)に示すAA’線における断面図である。図4は、本実施の形態に係るスキャナ装置の配置の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係るスキャナ装置1は、スキャナホルダー10と、スキャナ12と、駆動部14とを備えている。スキャナホルダー10は、X方向に長尺な形状を有している。また、駆動部14は、コイル15と、永久磁石16とを有している。
スキャナ12は、MEMS技術を利用して作製されたマイクロミラーを有する、いわゆるMEMSスキャナである。スキャナ12は、図1および図2の(a)に示すように、ミラー12aと、軸12bと、スキャナパッケージ12cとを有している。ミラー12aは、略円盤状の形状を有し、円盤の側面から円盤の中心を貫通する軸12bにより、スキャナパッケージ12cの側壁に回転可能に連結されている。
軸12bは、長手方向が、X方向に対して直交するY方向と平行になるように、スキャナパッケージ12cに連結されている。このとき、軸12bは、図2の(b)および図3に示すように、ミラー12aのミラー面が、スキャナ12の上端および下端から等しい高さに配置されるように、スキャナパッケージ12cに連結されている。すなわち、ミラー12aの共振の軸となる軸12bは、後述するスキャナホルダー10における弾性部10dの厚さ方向の中心の高さと同一の高さになる位置に配置されている。
ミラー12aは、発光部(図示せず)から出射されたレーザ光を、例えばディスプレイを構成するスクリーン(図示せず)の方向に反射する。このとき、ミラー12aが軸12bを中心に回転することにより、スクリーン上において軸12bの方向(Y方向)と直交するX方向にレーザ光が走査される。
なお、X方向およびY方向は、それぞれ本発明における第1の方向および第2の方向に相当する。また、第1の方向と第2の方向とは、交差していればよく、直交する場合に限らない。
駆動部14は、コイル15と永久磁石16とを有している。
コイル15は、導線が巻き回されることで構成された中空のコイルである。コイル15は、例えば、銅により構成された導線が、200回巻き回されたものである。
永久磁石16は、例えばネオジム磁石で構成され、コイル15の中心を貫通するように配置されている。また、永久磁石16は、後述するスキャナホルダー10の磁石保持部10bにより永久磁石16の上端及び下端が挟まれ、保持されている。
また、永久磁石16は、スキャナホルダー10のX軸方向を挟んで異なる極性となるように配置されている。例えば、+Y方向の端部にN極、−Y方向の端部にS極が配置されている。
スキャナホルダー10は、スキャナ保持部10aと、磁石保持部10bと、連結部10cと、弾性部10dと、固定部10eとで構成されている。スキャナホルダー10は、磁石保持部10bと、連結部10cと、弾性部10dと、固定部10eとをそれぞれ2つずつ有している。図1に示すように、スキャナホルダー10において、固定部10e、弾性部10d、連結部10c、磁石保持部10b、スキャナ保持部10a、磁石保持部10b、連結部10c、弾性部10d、固定部10eはこの順に配置され、一体に形成されている。この構成により、スキャナホルダー10は、X方向と平行な方向を回転の軸として回転動作をすることができる。
また、スキャナホルダー10を構成する材料としては、例えばステンレス等の加工の容易な材料やばね鋼鋼材などが用いられる。
なお、スキャナ保持部10aおよび磁石保持部10bは、それぞれ本発明における第1の保持部および第2の保持部に相当する。
また、スキャナ保持部10aと磁石保持部10bとは、以下に詳述するように、それぞれ一枚の板状部材により形成された第1の板状部材101と第2の板状部材102とで構成されている。第1の板状部材101は、第1の上部部材101aと第2の上部部材101bとを有している。第2の板状部材102は、第2の下部部材102aと第2の下部部材102bとを有している。
すなわち、スキャナ保持部10aは、第1の板状部材101と第2の板状部材102における第1の上部部材101aと第1の下部部材102aとで構成され、第1の上部部材101aと第1の下部部材102aとにより、スキャナ12を挟んで保持している。また、磁石保持部10bは、第1の板状部材101と第2の板状部材102における第2の上部部材101bと第2の下部部材102bとで構成され、第2の上部部材101bと第2の下部部材102bとにより、永久磁石16を挟んで保持している。
スキャナ保持部10aを構成する第1の上部部材101aと第1の下部部材102aのうち、スキャナ12の上端に接触される第1の上部部材101aは、図2の(a)に示すように、外周が略正方形の形状を有し、中央部分に開口が形成された枠状の形状を有している。また、スキャナ12の下端に接触される第1の下部部材102aは、第1の上部部材101aと同一の略正方形の形状を有している。スキャナ12は、例えば接着剤により、上端が第1の上部部材101aに、下端が第1の下部部材102aに固定されている。
なお、ここで、上とは、図1におけるZ方向の矢印の先端側の方向、下とは、Z方向の矢印の根元側の方向をいう。
磁石保持部10bを構成する第2の上部部材101bと第2の下部部材102bのうち、永久磁石16の上端に接触される第2の上部部材101bは、X方向に長尺な長方形の形状を有している。永久磁石16の下端に接触される第2の下部部材102bは、第2の上部部材101bと同一のX方向に長尺な長方形の形状を有している。永久磁石16は、例えば接着剤により、上端が第2の上部部材101bに、下端が第2の下部部材102bに固定されている。
また、磁石保持部10bは、第2の上部部材101bと第2の下部部材102bとを対として、スキャナ保持部10aのX方向の両側にそれぞれ一対ずつ連結されている。
すなわち、スキャナ保持部10aと磁石保持部10bとは、一枚の板状部材により第2の上部部材101bと第1の上部部材101aと第2の上部部材101bとがこの順に一体に形成された第1の板状部材101と、一枚の板状部材により第2の上部部材101bと第1の上部部材101aと第2の上部部材101bとがこの順に一体に形成された第2の板状部材102とで構成されている。
また、第1の板状部材101は、一端および他端のそれぞれから所定の長さの位置で略直角に折り曲げられている。当該所定の長さは、スキャナ12および永久磁石16のZ方向の高さの1/2程度である。また、第2の板状部材102についても、同様である。
連結部10cは、第1の板状部材101および第2の板状部材102と同一の材料で、板状に形成されている。連結部10cは、図2の(b)および図3に示すように、第1の板状部材101と第2の板状部材102の一端同士および他端同士をそれぞれ連結している。これにより、スキャナ12および永久磁石16は、第1の板状部材101および第2の板状部材102の間に挟んで保持される。また、第1の板状部材101及び第2の板状部材102において、一端及び他端からそれぞれ折り曲げた位置までの長さが等しいので、図2の(b)および図3に示すように、連結部10cは、スキャナ12および永久磁石16の上端および下端から等しい高さの位置に配置される。
弾性部10dは、連結部10cと同一の一枚の板状部材により形成されたコの字型の形状を有する板状部材が、スキャナホルダー10の回転の軸に対して反対向きに交互に複数個組み合わされた板バネで構成されている。弾性部10dは、図1および図2の(a)に示すように、一枚の板状部材をY方向にコの字型に往復させた形状にパターニング形成されている。すなわち、弾性部10dは、磁石保持部10bよりもY方向に突出し、スキャナホルダー10の回転の軸に対して、Y方向にコの字状に張り出した線対称(略線対称)の形状に形成されている。また、弾性部10dは、一枚の板状部材で連結部10cと一体に形成されているので、連結部10cと同様、スキャナ12および永久磁石16の上端および下端からほぼ等しい高さの位置に配置されている。
固定部10eは、弾性部10dと同一の一枚の板状部材によりパターニング形成されている。固定部10eは、スキャナホルダー10を所定位置に固定するために設けられている。例えば、図4に示すように、固定部10eは、開口部が形成された基板20において、開口部にスキャナ12および駆動部14が配置されるように、基板20に固定される。
また、図4に示すように、コイル15は、基板20に配置された支持部22により、上端および下端が挟まれて基板20に固定される。
この構成により、以下に詳述するように、スキャナホルダー10は、駆動部14で発生する駆動力により固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸として回転移動する。
[スキャナ装置の動作]
次に、図5および図6を参照しながら、本実施の形態に係るスキャナ装置1の動作について説明する。図5は、本実施の形態に係るスキャナ装置1の動作原理を示す図である。図6は、本実施の形態に係るスキャナ装置1の動作を示す図である。
はじめに、スキャナ装置1の動作原理について説明する。図5に示すように、スキャナ装置1の駆動部14は、コイル15と永久磁石16とで構成されている。コイル15には、所定の周波数の交流電流が通電される。例えば、コイル15には、数十Hz程度の交流電流が通電される。
コイル15に交流電流が通電されると、コイル15を貫通する磁束の方向が交番的に変化する。これに対し、永久磁石16の磁界の方向は一定であるため、コイル15と永久磁石16との間にはローレンツ力が働き、永久磁石16はコイル15に対して傾斜する。ここで、コイル15を貫通する磁束の方向は交番的に変化するので、コイル15の上端および下端の極性は、交流電流の周波数に合わせて交互に変化する。これにより、コイル15と永久磁石16との間には引力または斥力が働き、コイル15も交流電流の周波数に合わせて固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸として揺動する。
このとき、永久磁石16は、スキャナホルダー10の磁石保持部10bに固定されているので、図6に示すように、永久磁石16の揺動に合わせて、スキャナホルダー10のスキャナ保持部10a、磁石保持部10b、連結部10cおよび弾性部10dも固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸として揺動する。
スキャナホルダー10が揺動することにより、スキャナ12のミラー12aも固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸として揺動する。これにより、発光部(図示せず)から出射されミラー12aで反射されたレーザ光は、スクリーン(図示せず)上においてY方向に走査される。
また、ミラー12aは、数十kHz程度の共振周波数を用いたサイン波駆動により、軸12bを回転の中心として駆動されている。これにより、発光部から出射されミラー12aで反射されたレーザ光は、スクリーン上においてX方向にも高速に走査されている。
したがって、ミラー12aに照射されたレーザ光は、スクリーン上でX方向に高速に水平走査されつつ、Y方向に低速で垂直走査される。
剛性の高い材料を用いた場合、上述したスキャナホルダー10の揺動の大きさは一般的に小さくなるが、本実施の形態にかかるスキャナ装置1では、スキャナホルダー10は弾性部10dを有するため、弾性部10dの板バネ状の構成により、板バネのねじれを利用して、スキャナホルダー10は容易に回転することができる。したがって、スキャナホルダー10の剛性を高くして共振周波数の影響を抑制しつつ、Y方向の揺動を大きくすることができる。
[効果]
以上、本実施の形態にかかるスキャナ装置1によると、水平走査のための共振周波数の影響を抑制するためにスキャナ装置1が剛性の高い材料により形成された場合であっても、板バネ状の弾性部10dを備えることにより、弾性部10dのねじれを利用してスキャナ装置の揺動を容易にすることで、垂直走査において広角スキャンを行うことができる。
上述した共振周波数は、スキャナ装置の構造または材料の特性により決定されるため、一度スキャナ装置の構造または材料の仕様が確定されると、容易に変更することができない。また、ミラーサイズや装置全体サイズの変更が必要な場合には、シミュレーションや試作などに長期間の検討と費用が必要となる。これに対し、本実施の形態にかかるスキャナ装置1によると、上述したように、スキャナ装置の構造または材料の仕様を大きく変更することなく、簡便に、垂直走査において広角スキャンを達成することができる。
また、上述のように弾性部10dを設けるだけでよいので、スキャナ12のパッケージサイズも大きくなることがなく、スキャナ装置1の小型化を実現することができる。
(実施の形態1の変形例1)
次に、図7を参照しながら、実施の形態1の変形例1に係るスキャナ装置について説明する。図7は、本変形例に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。
本変形例に係るスキャナ装置が実施の形態1に係るスキャナ装置と異なる点は、弾性部が複数のコの字状の形状を有する点である。
図7に示すように、本変形例にかかるスキャナ装置30において、弾性部31aは、一枚の板状部材をY方向にコの字型に複数、具体的には、三往復させた形状にパターニング形成されている。すなわち、弾性部31aは、スキャナホルダー31の回転の軸に対して、Y方向に等距離で3つのコの字型の形状が張り出した略線対称の形状に形成されている。
この構成によれば、スキャナホルダー31を固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸として安定して回転させつつ、Y方向の揺動を大きくすることができる。
なお、上述した変形例では、弾性部31aは、スキャナホルダー31の回転の軸に対して、Y方向に等距離で3つのコの字型の形状が張り出した略線対称の形状に形成されているが、コの字型の形状は3つに限らず、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。また、大きさも適宜変更してもよい。
(実施の形態1の変形例2)
次に、図8を参照しながら、実施の形態1の変形例2に係るスキャナ装置について説明する。図8は、本変形例に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。
本変形例に係るスキャナ装置が実施の形態1に係るスキャナ装置と異なる点は、弾性部が複数のコの字型の形状を有し、かつ、Y方向の軸からの距離が異なっている点である。
図8に示すように、本変形例にかかるスキャナ装置40において、弾性部41aは、一枚の板状部材をY方向にコの字型に複数、具体的には、三往復させた形状にパターニング形成されている。また、弾性部41aは、スキャナホルダー41の回転の軸に対して、Y方向に異なる距離で3つのコの字型の形状が張り出した形状に形成されている。Y方向の当該距離は、連結部10cに近い側が小さく、固定部10eに近い側が大きくなるように徐々に変更されている。これにより、弾性部41aは、Y方向の軸に対して三角形の略線対称の形状に形成されている。
この構成によれば、固定部10eに近い側の揺動を連結部10cに近い側の揺動よりも大きくすることができるので、スキャナホルダー41を固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸としてより安定して回転させつつ、Y方向の揺動を大きくすることができる。
なお、上述した変形例では、弾性部41aは、Y方向の当該距離が、連結部10cに近い側が小さく固定部10eに近い側が大きくなるように形成されているが、このような形状に限らず、連結部10cに近い側が大きく固定部10eに近い側が小さくなるように形成されてもよい。また、弾性部41aのY方向への距離は、連結部10cに近い側から固定部10eに近い側へと徐々に大きくまたは小さく形成される必要はなく、適宜変更してもよい。
(実施の形態2)
次に、図9を参照しながら、本実施の形態2に係るスキャナ装置について説明する。図9は、本実施の形態に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。
本実施の形態に係るスキャナ装置が実施の形態1に係るスキャナ装置と異なる点は、スキャナ12に対して駆動部が一箇所のみに配置されている点である。
図9に示すように、本実施の形態に係るスキャナ装置50において、駆動部はスキャナ12の片側のみに配置されている。
この構成を実現するために、本実施の形態に係るスキャナ装置50におけるスキャナホルダー51は、実施の形態1に係るスキャナホルダー10においてスキャナ保持部10aの片側に設けられていた磁石保持部が、形成されておらず、スキャナ保持部10aと連結部51bとが連続するように形成されている。また、スキャナホルダー51の弾性部51aは、実施の形態1の変形例1と同様、弾性部51aは、スキャナホルダー51の回転の軸に対して、Y方向に等距離で3つのコの字型の形状が張り出した略線対称の形状に形成されている。
この構成によれば、駆動部14を1つのみ備える構成とすることで、スキャナ装置50の小型化を図ることができる。
なお、駆動部14を1つのみ備える構成とすることで、スキャナ装置50は、非対称の構成となっているが、弾性部51aの構成を変更することで、スキャナホルダー51を固定部10eおよびミラー12aの中心を結ぶ軸を回転の軸として安定して回転させつつ、Y方向の揺動を大きくすることができる。
(実施の形態3)
次に、図10を参照しながら、実施の形態3に係るスキャナ装置について説明する。図10は、本実施の形態に係るスキャナ装置の構成を示す平面図である。
本実施の形態に係るスキャナ装置が実施の形態1に係るスキャナ装置と異なる点は、弾性部がバネ部材により構成されている点である。
図10に示すように、本変形例にかかるスキャナ装置60において、弾性部61aは、スキャナ保持部10a、磁石保持部10b、連結部10cおよび固定部10eとは異なる部材により形成されている。弾性部61aは、例えばバネ部材により構成されている。
この構成によれば、バネ部材によりスキャナホルダー61のY方向の揺動を大きくすることができるとともに、水平走査のための共振周波数の影響を抑制して、安定してY方向に揺動させることができる。
なお、本実施の形態において、弾性部61aは、バネ部材で構成されるとしたが、バネ部材に限らず、弾性を有する他の材料で構成されてもよい。例えば、ゴム状の材料で構成された弾性部であってもよい。
(実施の形態4)
次に、図11を参照しながら、実施の形態4に係るスキャナ装置について説明する。図11は、本実施の形態に係るスキャナ装置のフレームの構成を示す断面図である。
本実施の形態に係るスキャナ装置が実施の形態1に係るスキャナ装置と異なる点は、スキャナがパッケージなしの構成である点である。
実施の形態1にかかるスキャナ装置1では、スキャナ12はパッケージを有する構成であるため、スキャナ保持部10aによりスキャナパッケージ12cを挟んで保持する構成であった。これに対し、本実施の形態にかかるスキャナ装置では、スキャナパッケージ12cに代えて、エッチングにより段差が形成されたフレーム70を備えている。本実施の形態にかかるスキャナ装置では、一軸型のスキャナをフレーム70に配置し、フレーム70をスキャナ保持部10aで保持することにより、実施の形態1にかかるスキャナ装置と同様の動作を行う。
フレーム70は、平面視したときに外周が略正方形の形状を有し、図11に示すように、中央部分には、凹部74が形成されている。凹部74は、凹部74の中にスキャナ76を配置したときに、ミラー78のミラー面がフレーム70の高さ方向の中央に配置される深さに形成されている。すなわち、本実施の形態にかかるスキャナ装置は、ミラー78のミラー面の中心を通る軸を回転の軸として、回転する。
この構成によれば、本実施の形態にかかるスキャナ装置において、ミラー78のミラー面の中心を通る軸を回転の軸として回転させつつ、Y方向の揺動を大きくすることができる。
なお、フレーム70は、スキャナホルダーのスキャナ保持部と一体に形成されてもよい。
以上、本発明の実施の形態1〜4に係るスキャナ装置について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施の形態では、弾性部は、スキャナホルダーの回転の軸に対して、Y方向に等距離でコの字型の形状が張り出した略線対称の形状に形成されているが、コの字型の形状は1つに限らず、2つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、大きさも適宜変更してもよい。
また、弾性部は、コの字型の形状のY方向の距離が、連結部に近い側が小さく固定部に近い側が大きくなるように形成されていてもよいし、連結部に近い側が大きく固定部に近い側が小さくなるように形成されてもよい。また、弾性部のコの字型の形状のY方向への距離は、連結部に近い側から固定部に近い側へと徐々に大きくまたは小さく形成される必要はなく、適宜変更してもよい。
また、スキャナ装置において、駆動部は、スキャナの両側に1つずつ計2つ配置されてもよいし、スキャナの片側のみに1つ備える構成であってもよい。
また、弾性部は、スキャナホルダーの板状部材によって構成されてもよいし、他の部材によって構成されてもよい。例えば、バネ部材で構成されてもよいし、ゴム状の材料で構成されてもよい。また、弾性を有する他の材料で構成されてもよい。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
本発明は、例えば、電子写真式複写機、レーザビームプリンタ及びバーコードリーダ等の光学機器を構成する走査装置、光ディスクのトラッキング制御装置およびレーザディスプレイを構成するスキャナ装置として適用することができる。
1、30、40、5、60、70 スキャナ装置
10、31、41、51、61 スキャナホルダー
10a スキャナ保持部(第1の保持部)
10b 磁石保持部(第2の保持部)
10c、51b 連結部
10d、31a、41a、51a、61a 弾性部
10e 固定部
12、76 スキャナ
12a、78 ミラー(スキャナ)
12b 軸(スキャナ)
12c スキャナパッケージ(スキャナ)
14 駆動部
15 コイル(駆動部)
16 磁石(駆動部)
20 枠体
22 支持部
74 凹部
101 第1の板状部材
101a 第1の上部部材(第1の保持部、第1の板状部材)
101b 第2の上部部材(第2の保持部、第1の板状部材)
102 第2の板状部材
102a 第1の下部部材(第1の保持部、第2の板状部材)
102b 第2の下部部材(第2の保持部、第2の板状部材)

Claims (6)

  1. 第1の方向に共振駆動するミラーを有するスキャナと、
    前記スキャナを保持し、前記第1の方向と平行な方向を回転の軸として回転可能なスキャナホルダーと、
    前記スキャナホルダーを前記第1の方向と交差する第2の方向に揺動させる駆動部とを備え、
    前記スキャナホルダーは、
    前記スキャナを保持する第1の保持部と、
    前記第1の保持部に連結され、前記駆動部を保持する第2の保持部と、
    前記第2の保持部に連結された連結部と、
    前記連結部に連結され、前記回転の軸周りに弾性的にねじれることにより前記スキャナホルダーを揺動可能に支持する弾性部とを備え、
    前記弾性部は、前記第2の保持部よりも前記第2の方向に突出している
    スキャナ装置。
  2. 前記弾性部は、板状部材で構成され、前記板状部材の厚さ方向の中心の高さが前記ミラーの共振の軸の高さと同一になるように配置されている
    請求項1に記載のスキャナ装置。
  3. 第1の方向に共振駆動するミラーを有するスキャナと、
    前記スキャナを保持し、前記第1の方向と平行な方向を回転の軸として回転可能なスキャナホルダーと、
    前記スキャナホルダーを前記第1の方向と交差する第2の方向に揺動させる駆動部とを備え、
    前記スキャナホルダーは、
    前記スキャナを保持する第1の保持部と、
    前記第1の保持部に連結され、前記駆動部を保持する第2の保持部と、
    前記第2の保持部に連結された連結部と、
    前記連結部に連結され、前記回転の軸周りに弾性的にねじれることにより前記スキャナホルダーを揺動可能に支持する弾性部とを備え、
    前記弾性部は、コの字型の形状を有する板状部材が、前記スキャナホルダーの前記回転の軸に対して反対向きに交互に複数個組み合わされた板バネで構成されている
    スキャナ装置。
  4. 第1の方向に共振駆動するミラーを有するスキャナと、
    前記スキャナを保持し、前記第1の方向と平行な方向を回転の軸として回転可能なスキャナホルダーと、
    前記スキャナホルダーを前記第1の方向と交差する第2の方向に揺動させる駆動部とを備え、
    前記スキャナホルダーは、
    前記スキャナを保持する第1の保持部と、
    前記第1の保持部に連結され、前記駆動部を保持する第2の保持部と、
    前記第2の保持部に連結された連結部と、
    前記連結部に一端が連結され、前記回転の軸周りに弾性的にねじれることにより前記スキャナホルダーを揺動可能に支持する弾性部と
    前記弾性部の他端に連結され、前記スキャナホルダーを固定する固定部とを備え、
    前記第1の方向及び前記第2の方向の各々と交差する第3の方向における前記スキャナの一端が固定された前記第1の保持部と前記駆動部の一端が固定された前記第2の保持部とは、第1の板状部材で構成され、
    前記第3の方向における前記スキャナの他端が固定された前記第1の保持部と前記駆動部の他端が固定された前記第2の保持部とは、第2の板状部材で構成され、
    前記連結部は、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材の両端をそれぞれ連結して前記弾性部の一端に固定し
    記第1の板状部材および第2の板状部材と、前記連結部と、前記弾性部と、前記固定部とは一体に形成されている
    スキャナ装置。
  5. 第1の方向に共振駆動するミラーを有するスキャナと、
    前記スキャナを保持し、前記第1の方向と平行な方向を回転の軸として回転可能なスキャナホルダーと、
    前記スキャナホルダーを前記第1の方向と交差する第2の方向に揺動させる駆動部とを備え、
    前記スキャナホルダーは、
    前記スキャナを保持する第1の保持部と、
    前記第1の保持部に連結され、前記駆動部を保持する第2の保持部と、
    前記第2の保持部に連結された連結部と、
    前記連結部に連結され、前記回転の軸周りに弾性的にねじれることにより前記スキャナホルダーを揺動可能に支持する弾性部とを備え、
    前記駆動部は、導線が巻き回されたコイルと、前記コイルを貫通し前記第2の保持部に保持された永久磁石とを有し、
    前記永久磁石は、前記導線に流れる電流の向きに応じて、前記第2の方向に揺動する
    スキャナ装置。
  6. 前記第2の保持部は、前記第1の保持部の両側に1つずつ形成され、
    前記駆動部は、前記第2の保持部にそれぞれ1つずつ保持されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のスキャナ装置。
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