JP6387807B2 - 制御装置 - Google Patents

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本発明は、前方障害物と車両との接触を回避するように制御する制御装置に関する。
最近、光学的、あるいは電波、超音波などで前車との距離を測り、ブレーキを操作するなどして危険を回避する安全システムが普及してきた。また、アイドリング時にエンジンを自動停止して燃料の消費を低減するエンジンの自動停止技術も広く採用されてきて、安全性、省燃費が一段と向上している。例えば、以下のような衝突安全装置とエンジン自動停止を組み合わせた技術が提案されている(特許文献1参照)。こうした技術は自車に接近してくる障害物に対してエンジンの再始動を禁止して、ドライバがパニックに陥ったりして不測の操作をしないように考慮されたものが多い。
特開2004−232538
しかしながら、こうした技術が採用され自動車の機械的な安全性は向上しているものの、一方、人為的な要因による事故は容易には改善されていない。例えば、渋滞の中で全体の車の流れをドライバが把握して自車を発進させても、直前に停車していた前車の動きを見落としたり、あるいは前車がイレギュラーに割り込みを許したりしてドライバの予測に反した挙動をとることで、前車に接触する事故などが減っていない。
こうした人為的なミスによる事故を防止するために、自車が停止中に停止している前方障害物に対して将来接触することを考慮されたものはない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、停止中の自車と停止している前方障害物との接触を未然に抑制する事の出来るエンジン制御装置を提供することを目的としている。
本発明は、制御装置であって、車両走行時に所定条件が成立した場合にエンジンを一時停止させるエンジン一時停止手段を備えたエンジン制御装置において、前記車両前方の障害物と前記車両との距離を検知する障害物距離検出手段と、前記所定条件が成立することで前記エンジン一時停止手段によりエンジンが一時停止され且つ前記車両が停止した状態で、前記障害物距離検出手段により検出された前記距離が所定時間以上変化せず且つ前記距離が第1所定距離以下であった場合に、前記エンジンの再始動を禁止するエンジン再始動禁止手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、制御装置はエンジン一時停止手段を備えており、所定条件が成立した場合にエンジンを一時停止させることが可能である。このエンジン一時停止手段は所定条件が成立することでエンジンを一時停止され且つ車両が停止した状態で、障害物距離検出手段により検出された車両と車両前方に存在する障害物との距離が所定時間変化以上変化せず、さらに車両と車両前方に存在する障害物との距離が第1所定距離以下になった場合に、エンジン再始動禁止手段によりエンジンの再始動を禁止する。これにより、停止している前方障害物にエンジンの再始動後に自車が接触することを抑制することができ、停止中の自車と停止している前方障害物との接触を未然に抑制する事が可能となる。
本実施形態に係るエンジン制御装置を示す模式図である。 本実施形態に係るECUの制御フローチャートである。 図2に示されている動作例の一変形例を示す制御フローチャートである。
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御装置全体の概略構成を説明する。
エンジン駆動系は、エンジン1、無段変速機(変速機)2、トルクコンバータ3、フォワードクラッチ4、ベルト式無段変速機構(変速機構)5、駆動出力軸6、外部付加オイルポンプ7で構成される。
エンジン1を駆動すると、トルクコンバータ3と、フォワードクラッチ4と、ベルト式無段変速機構5と、駆動出力軸6と、を経過してエンジン駆動力が図示しない駆動輪に伝達される。外部付加オイルポンプ7は、エンジン1を停止させたときにもフォワードクラッチ4やベルト式無段変速機構5への油圧供給を確保するために設けられている。つまり、エンジン自動停止再始動制御に伴い、エンジン1を停止させたときには、エンジン駆動ポンプの作動が停止する。
エンジン補機系は、クランクプーリ8、モータプーリ9、ベルト10、交流モータジェネレータ11、インバータ12、バッテリ13で構成される。
交流モータジェネレータ11は、エンジン始動時におけるスタータモータとしての機能と、制動時や減速時等にエンジン1の負荷となって発電するジェネレータ機能とを併せ持つ。また、インバータ12により直流(バッテリ13側)と三相交流(交流モータジェネレータ11側)との変換が行われる。
制御系は、総合コントロールユニット14(エンジン一時停止手段、エンジン再始動禁止手段、再始動禁止解除部、及び再始動許可手段に該当)、エンジンコントロールモジュール15、バッテリコントローラ16、モータコントローラ17で構成されている。
車両内にはローカルエリアネットワーク(LAN)が構築されており、そのLANを介して、総合コントロールユニット14に、車内温度センサ20、車速センサ21と、クランク角センサ22と、アクセル開度センサ23と、障害物検知センサ24(障害物距離検出手段に該当)と、ブレーキセンサ25と、からのセンサ信号が入力される。ドライバによりモーメンタリスイッチ26を押された場合には、その期間に生じる信号が入力される。また、必要に応じて、インジケータランプ(報知手段に該当)27に信号を出力する。
障害物検知センサ24は、自車と前方障害物との車間距離を検知するセンサであり、例えば、車両前部に設けられるミリ波レーダー、レーザーレーダー、超音波センサ等が該当する。
以下、総合コントロールユニット14が実行する図2のエンジン再始動禁止制御の制御内容を説明する。図2に示すエンジン再始動禁止制御は、総合コントロールユニット14の電源オン期間中に総合コントロールユニット14によって所定周期で繰り返し実行される。
本制御が起動されると、まず、ステップ100で、車両が停止しているか否かを判定する。車両が停止しているかどうかは、車速センサ21により検出される車両の走行速度veが所定値ve0以下であるかどうかで判定する。
車両が停止していないと判定した場合には(S100:NO)、そのまま本制御を終了する。車両が停止していると判定した場合には(S100:YES)、ステップ110に進む。
ステップ110では、エンジン1が一時停止しているか否かを判定する。エンジン1が一時停止しているかどうかは、エンジン回転数Neが所定値Ne0以下かどうかで判定される。エンジン回転数Neは、クランク角センサ22により検出される信号を基に求められる。
エンジン1が一時停止していない場合には(S110:NO)、ステップ120に進み、エンジン1の自動停止条件が成立したかどうかを判定する。本実施例では、例えば、エンジン1の運転中に運転者が車両を停車又は減速させて自動停止条件が成立したときにエンジン1を自動的に停止させる。このさい、自動停止条件とは、一時停止を実施すべき車両の運転操作状況等であって、より具体的には、以下に列挙するものから少なくとも1つを用いることが可能である。(i)ブレーキON(ブレーキセンサ25により検出されるブレーキペダル操作量Abが所定値Ab0以上)、(ii)アクセルOFF(アクセル開度センサ23により検出されるアクセル開度量Accが所定値Acc0未満)。本実施形態においては、総合コントロールユニット14は、上記の(i)〜(ii)のすべての条件が成立したことをもって、自動停止条件が成立したとみなされる。
エンジン1の自動停止条件が成立していない場合(S120:NO)、そのまま本制御を終了する。エンジン1の自動停止条件が成立した場合(S120:YES)、ステップ130に進み、エンジン1を一次停止させる。そして、本制御を終了する。
一方、エンジン1が一時停止している場合には(S110:YES)、ステップ140に進む。ステップ140では、エンジン1の再始動条件Aが成立したか否かを判定する。再始動条件Aとは、車両の発進や走行を目的としない場合のエンジン1の再始動を指す。具体的には、バッテリ13の充電残量の検出値SOC(State of charge)が所定値SOC0以下である場合、又は、車内温度センサ20により検出される車内温度Tcが所定値Tc0を超えて高くなりエアコンを起動するなどの場合に、再始動条件Aが成立する。なお、所定値SOC0は、エンジン1の再始動を実施できる下限値以上として設定されている。また、所定値Tc0は、ドライバの体調に悪影響を及ぼす可能性がある温度の下限値以上として設定されている。
エンジン1の再始動条件Aが成立した場合には(S140:YES)、ステップ220に進む。このステップ220ではエンジン1の再始動の許可を行い、ステップ230にてエンジン再始動が禁止されていることを示すインジケータランプ27の点灯をOFFにする。なお、インジケータランプ27の点灯が既にOFFにされていた場合は、そのオフの状態を維持させる。その上で、ステップ240に進み、エンジン1の再始動を行い、本制御を終了する。
エンジン1の再始動条件Aが成立していなかった場合には(S140:NO)、ステップ150に進み、エンジン1の再始動条件Bが成立したかどうかを判定する。本実施例では、例えば、エンジン1の一時停止中に次の(1)〜(3)の少なくとも一つが該当する場合にエンジン1の再始動要求が発生したと判定する。(1)交流モータジェネレータ11が駆動されている場合、(2)ブレーキOFF(ブレーキセンサ25により検出されるブレーキペダル操作量Abが所定値Ab0未満)、(3)アクセルON(アクセル開度センサ23により検出されるアクセル開度量Accが所定値Acc0以上)。
エンジン1の再始動条件Bが成立しなかった場合には(S150:NO)、そのまま本制御を終了する。エンジン1の再始動条件Bが成立した場合には、ステップ160に進む。
ステップ160では、障害物検知センサ24により自車と自車前方に存在する障害物との距離を検知し、その距離が所定時間一定であるかどうかを判定する。自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定時間一定でない場合には(S160:NO)、自車前方に存在する障害物は移動していると判定し、本実施形態では本制御を終了する(後述する変形例では移動している障害物に対してもエンジン1の再始動を禁止)。自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定時間一定である場合には(S160:YES)、自車前方に存在する障害物は停止していると判定し、ステップ170に進む。
ステップ170では、自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離α(第1所定距離に該当)以下であるかどうかを判定する。自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離α以下でなければ(S170:NO)、そのまま本制御を終了する。自車前方に存在する障害物との距離が所定距離α以下であれば(S170:YES)、ステップ180に進み、エンジン1の再始動を禁止し、ステップ190にてインジケータランプ27をONにして、ステップ200に進む。ここで、所定距離αは、自車及び障害物が停止していてもエンジン1の再始動を禁止する閾値であるため、自車及び障害物の少なくとも一方が移動している場合にエンジン1の再始動を禁止する閾値よりも短く設定されている。
ステップ200では、エンジン1の再始動禁止の解除要求が発生したか否かを判定する。本実施例では、例えば、車両内にモーメンタリスイッチ(再始動禁止解除部に該当)26を設け、ドライバがそのモーメンタリスイッチ26を押している間のみ、再始動禁止の解除要求が発生するように設定する。このモーメンタリスイッチ26をドライバが押すことでエンジン1の再始動要求が発生したか否か、または再始動条件Aが成立したか否かを判定する。
エンジン1の再始動禁止の解除要求が発生した場合には(S200:YES)、ステップ220に進み、再始動禁止の解除(再始動の許可)を行う。そして、ステップ230でインジケータランプ27の点灯をOFFにし、ステップ240にてエンジン1の再始動を行い、本制御を終了する。
エンジン1の再始動要求が発生しなかった場合には(S200:NO)、ステップ210に進む。ステップ210では、障害物検知センサ24により自車と自車前方に存在する障害物との距離を検知し、その距離が所定距離αを超えているかどうかを判定する。
自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離αを超えていない場合には(S210:NO)、そのまま本制御を終了する。自車前方に存在する障害物との距離が所定距離αを超えている場合には(S210:YES)、ステップ220に進む。ステップ220において、エンジン1の再始動禁止の解除が行われ、そしてステップ230で、インジケータランプ27をOFFし、ステップ240にてエンジン1の再始動が実施され、本制御を終了する。
上記構成により、本実施形態に係る内燃機関の制御装置は、以下の効果を奏する。
・総合コントロールユニット14は自動停止条件が成立することでエンジン1を一時停止させ、その上で障害物検知センサ24により検出された自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定時間以上変化せず、また自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離α以下になった場合に、総合コントロールユニット14によりエンジン1の再始動を禁止する。これにより、停止している前方障害物にエンジン1の再始動後に自車が接触することを抑制することができ、停止中の自車と停止している前方障害物との接触を未然に抑制する事が可能となる。
・モーメンタリスイッチ26を押すという行為により、エンジン1の再始動禁止をドライバの意思で解除することができる。このため、ドライバは前方に障害物が近接していることを認識したうえでの運転を実施することが可能となる。
・車両の発進や走行を目的としない場合のエンジン1の再始動については、総合コントロールユニット14によりエンジン1の再始動を許可する。このため、バッテリ13上がりなどでエンジン1の再始動が困難となることを抑制する事が可能となる。
・総合コントロールユニット14によりエンジン1の再始動が禁止されている場合に、インジケータランプ27によりドライバに再始動を禁止していることを報知する。このため、ドライバはエンジン1の再始動禁止について視覚的に把握することができ、その状況に応じた運転を実施することが可能となる。
なお、上記実施形態を、以下のように変更して実施することもできる。
・総合コントロールユニット14によりエンジン1の再始動が禁止されている場合に、ドライバの意思で再始動禁止の解除要求を発生させられるように、モーメンタリスイッチ26を設けていた。これに代えて、ブレーキペダル、クラッチペダル、及びシフトレバーの少なくとも1つを用いて車両停止時に通常実施しない所定の操作を行うことで解除要求を発生させられるようにしてもよい。具体的には、ブレーキペダル又はクラッチペダルを二回踏む、シフトレバーをリバースに移動させるなどがそれに該当する。このため、特別な構成を設けることなく、ドライバによるエンジン1の再始動禁止の解除意思を示すことが可能となる。
・上記実施形態では、ドライバはモーメンタリスイッチ26を押すことで任意にエンジン1の再始動禁止を解除することが出来ていた。このことについて、モーメンタリスイッチ26に限らず、ロッカースイッチやトグルスイッチなどを代用してもよい。
・エンジン1の再始動を禁止している間、ドライバにインジケータランプ27にてその旨を報知していた。このことについて、音声にてエンジン1の再始動を禁止している旨を報知してもよい。また、必ずしもドライバに報知しなくともよい。
・総合コントロールユニット14は、自動停止条件が成立した場合に、エンジン1の自動停止を行う。この機能を無効にできる自動停止無効スイッチ(エンジン一時停止無効スイッチに該当)を組み込んだ車両について、そのスイッチにエンジン1の再始動禁止を解除する機能を兼用させてもよい。この場合、エンジン1の再始動禁止を知らせるインジケータランプ27が点灯中、自動停止無効スイッチは、エンジン1の再始動禁止を解除する再始動禁止解除スイッチとして機能する。このため、自動停止無効スイッチは、状況によって適した機能を発揮することが可能となる。また自動停止無効スイッチが機能を二つ兼用することで、構造の複雑化を避けることが可能となる。なお、上記モーメンタリスイッチ26を自動停止無効スイッチとして用いてもよい。この場合は、ドライバがそのモーメンタリスイッチ26を押している間のみ自動停止が無効となるのではなく、エンジン1の初回起動時には自動停止有効にリセットされるとともに、モーメンタリスイッチ26を押すことにより自答停止無効になるようにするとよい。
本別例について、インジケータランプ27が点灯中は、自動停止無効スイッチは、エンジン1の再始動禁止を解除する再始動禁止解除スイッチとして機能するとしていたが、これに限らない。例えば、インジケータランプ27がエンジン1の再始動禁止を知らせる代わりに、音声にてエンジン1の再始動禁止を知らせ、それ以降、エンジン1の再始動禁止が解除された旨を音声にて報知されるまで、自動停止無効スイッチは、エンジン1の再始動禁止を解除する再始動禁止解除スイッチとして機能するようにしてもよい。
・エンジン1の再始動禁止制御及び再始動禁止解除制御を総合コントロールユニット14が実施していた。このことに代えて、エンジンコントロールモジュール15やバッテリコントローラ16やモータコントローラ17にエンジン1の再始動禁止制御及び再始動禁止解除制御を行なわせてもよい。
・図3は、図2のフローチャートの一部を変容したものである。すなわち、図2におけるステップ100は削除される。また、ステップ160に該当する自車と自車前方障害物との距離が一定であるか否かの判定(ステップ360)について、自車と自車前方障害物との距離が一定でなかった場合に(S360:NO)、異なる制御方法に分岐する。
分岐した以降の制御ステップは、以下のとおりである。まず、ステップ450にて自車と自車前方障害物との距離が所定距離β以下か否かを判定する。自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離β以下でない場合には(S450:NO)、そのまま本制御を終了する。ここで、所定距離βは、自車及び障害物の少なくとも一方が移動している場合においてのエンジン1の再始動を禁止する閾値であるため、自車及び障害物が停止している場合にエンジン1の再始動を禁止する閾値としての所定距離αよりも長く設定されている。
自車前方に存在する障害物との距離が所定距離β以下である場合には(S450:YES)、ステップ460に進む。ステップ460において、エンジン1の再始動が禁止され、そしてステップ470で、インジケータランプ27をONにして、ステップ480に進む。ステップ480では、エンジン1の再始動禁止の解除要求が発生したか否かを判定する。エンジン1の再始動禁止の解除要求が発生した場合には(S480:YES)、ステップ420に進む。
エンジン1の再始動要求が発生しなかった場合には(S480:NO)、ステップ490に進む。ステップ490では、自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離βを超えているかどうかを判定する。
自車と自車前方に存在する障害物との距離が所定距離βを超えていない場合には(S490:NO)、そのまま本制御を終了する。自車前方に存在する障害物との距離が所定距離βを超えている場合には(S490:YES)、ステップ420に進む。
それ以外のステップについて、図3の各ステップ310,320,330,340,350,360,370,380,390,400,410,420,430,及び440の処理は、それぞれ、図2の各ステップ110,120,130,140,150,160,170,180,190,200,210,220,230,及び240の処理と同一である。
本別例では、自車と自車前方に存在する障害物との距離が時間経過とともに変化する場合についても想定している。このような状況において、自車と自車前方に存在する障害物との距離が一定である場合の所定距離αよりも長く設定された所定距離β以下であった場合に、エンジン1の再始動を禁止する。これにより、接近する車両前方に存在する障害物に対して、早めのエンジン停止を実施でき、前方障害物との接触を未然に回避することが可能となる。
・障害物検知センサ24は、自車と前方障害物との車間距離を検知し、LANを介して総合コントロールユニット14に情報を出力することとしていた。このことについて、車両内に無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)を構築し、有線を設けることなく無線LANを介して総合コントロールユニット14に情報を出力するようにしてもよい。これにより、構成の簡便化を図ることが可能となる。
・前方障害物を検出し、ドライバに障害物の接近を報知したり、ブレーキなどで危険を回避したりする衝突回避装置を備える車両においても、本制御は適用可能である。具体的には、衝突回避装置は、自車前方に存在する障害物との距離を検知する障害物検知センサを備えており、障害物検知センサにより検知された自車と障害物との距離情報を総合コントロールユニットに出力することで、本制御を実行する。かかる構成によっても、上記実施形態と同様の作用・効果が奏される。
1…エンジン、14…総合コントロールユニット、24…障害物検知センサ。

Claims (5)

  1. 車両走行時に所定条件が成立した場合にエンジン(1)を一時停止させるエンジン一時停止手段(14)を備えた制御装置において、
    車両前方の障害物と前記車両との距離を検知する障害物距離検出手段(24)と、
    前記所定条件が成立することで前記エンジン一時停止手段によりエンジンが一時停止され且つ前記車両が停止した状態で、前記障害物距離検出手段により検出された前記距離が所定時間以上変化せず且つ前記距離が第1所定距離以下であった場合に、前記エンジンの再始動を禁止するエンジン再始動禁止手段(14)と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記エンジン再始動禁止手段は、前記所定条件が成立することで前記エンジン一時停止手段により前記エンジンが一時停止された状態で、前記障害物距離検出手段により検出された前記距離が変化しており且つ前記距離が前記第1所定距離よりも長い第2所定距離以下であった場合に、前記エンジンの再始動を禁止することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記エンジン再始動禁止手段により前記エンジンの再始動が禁止されていても、前記車両の発進や走行を目的としない場合の前記エンジンの再始動については、前記エンジンの再始動を許可する再始動許可手段(14)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記エンジン再始動禁止手段により前記エンジンの再始動が禁止されている場合に、ドライバに再始動を禁止していることを報知する報知手段(27)を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 車両走行時に所定条件が成立した場合にエンジン(1)を一時停止させるエンジン制御ユニット(14、15、16,17)であって、
    前記所定条件が成立することでエンジン一時停止手段によりエンジンが一時停止され且つ前記車両が停止した状態で、障害物距離検出手段により検出された車両前方の障害物と車両との距離が所定時間以上変化せず且つ前記距離が第1所定距離以下であった場合に、前記エンジンの再始動を禁止することを特徴とするエンジン制御ユニット。
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