JP6387087B2 - 鼾および閉塞性睡眠時無呼吸の防止および治療のための漸次的調節式下顎前進デバイス - Google Patents

鼾および閉塞性睡眠時無呼吸の防止および治療のための漸次的調節式下顎前進デバイス Download PDF

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Description

本発明は、睡眠のあいだの鼾および/または閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を防止または低減するために、漸次的(段階的)機構の効力によって、下顎を上顎に対して前進させるか、または後退させる調節式下顎前進デバイスに関する。調節機能は、接近しているか、または一方が他方に対して分かれている2つの部材の、内部はめ込み機構によって達成される。
鼾および閉塞性睡眠時無呼吸は今日、睡眠障害深刻度スケールの連続状態にある病気と同等であるとして通常知られている。程度の軽い鼾から始まり、劇症閉塞性睡眠時無呼吸状態に至ることは事実として知られている。
この病気は幅広い種類の身体的および精神的状態と密接に関わるため、できる限り速やかな治療が最も表面的に(outmost)重要である。
鼾の状態が、咽頭の最背領域の振動する組織(鼻咽頭と中咽頭と咽喉頭のいずれか1つ)によって生じる音によって特徴づけられるのに対して、閉塞性睡眠時無呼吸は、咽頭気道の閉塞により生じる実際の呼吸停止によって特徴づけられる。
無呼吸は、ヒトが睡眠のあいだに呼吸をしようとしているときに、上気道流路が気管の後部近くまで吸引される場合に生じる。吸引の結果として、または、口の軟組織における緊張の開放の結果によって、リラックスした睡眠状態のあいだに閉塞することがある。
閉塞が生じた場合に、空気は咽頭を通らず、肺に至らない。これがOSAS(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)という状態である。
閉塞症は夜間の睡眠のあいだに1000回も生じ得、この場合には大気から血流のなかへの酸素の取り込みという点から人体は悪化し、このことは後に症状をいっそう重くすることにつながる。
多くの症状および病気を引き起こす原因となるとして、OSASの深刻度は医学文献において何度も説明されてきた:
通常の頭痛
高血圧
糖尿病
低酸素性肺血管収縮反応
心筋症
肺病後の心臓を伴う肺緊張亢進(心肺循環系の圧力増加)
心不全、心不整脈、心臓発作
日中の鬱病または鬱状態
知能の低下
胃酸の逆流(GERD−胃食道逆流病)
能力障害
ADHD (注意欠陥過活動性障害) の悪化、加えて、例えば、離婚、労働活動力の低減、疲労感に起因する会議中に会話を維持することの困難性のような、より社会的性格を持つ多数の問題。
そのため、病気を有さない正常対照群と比較して、鼾および/またはOSASに悩まされている患者には、冠状動脈性心臓病の症例が3倍多く、血栓のような脳の疾病が4倍多く、自動車事故の発生が12倍多く、および睡眠の不足および/または睡眠の質の低下の結果としての日中の睡魔に起因する労働災害が2倍多く起こるようである。
これらの状態に起因して、患者らの寿命期待値は大幅に制限され、および彼らの生活の質は悪化する。
鼾症の連続状態は以下の比率の統計を与える:
40歳以上の成人の40%が鼾をかく(約8700万人の米国人)
男性の9%および女性の4%が何らかの形のOSASに悩んでいる(約3000万人の米国人)
10%に満たないOSA患者しか診断されていない。(約300万人の米国人)
そのうち25%未満が治療に成功している。
上記の理由のため、無呼吸およびその初期段階を解消および防止するためのデバイスを提供することは重要である。
先行技術において、閉塞症に関わる組織の除去のための多くの外科技術が開発されてきたが、これら技術のすべてが患者の体力を弱めるようであり、同時に、予想したような充分な効果を得ることができない。
さらに、多くの医学的治療がほとんど不完全に、または時折有害な効果さえ伴いながら、試用されてきた。
最後に、科学文献および特許文献に鼾患者へ警告を発する非常に多くのデバイス;舌を押さえる(thrust)デバイス、軟口蓋を前方へ移動させるためのデバイス;(唇で区切られる)口腔を塞ぐデバイスなどにより、鼾の音を制限しようとしている。さらに、舌、舌骨または顎の位置のいずれかの変化を促す下顎前進スプリントまたは器具、マウスガード様デバイスなどを開示しており、それにより鼾を解消する。これら全てに有資格の専門家(医師、歯科医師など)の積極的な関与が必要である。鼾のための、または鼾を抑制することを試みる、このような先行技術のデバイスのなかで、下記のものは特に本明細書に関する。
EP0794749Bl(Ingemarsson−Matzen&Voss)は睡眠のあいだの鼾および閉塞性睡眠時無呼吸の防止のための、顎の位置を調整するオーラルデバイスを開示する。このデバイスは2つの部材から成り、上顎の歯列と係合するための第1部材と、下顎歯列と係合するための第2部材とは、両方とも、弾性のあるヒンジによって接続されている。この機構を、上顎に対して前進した下顎位置にはめ込む。本特許出願との主要な相違点は、部材の、互いに対する長さの調節機能がないことである。
WO2013/032884Al(Fallon&Jung)は、上顎および下顎の歯列とそれぞれ係合するための上部および下側部材を備える下顎前進デバイスを開示する。下部受け皿アセンブリは、患者が上部受け皿アセンブリに対してスライドさせて調節することができるように、上部受け皿アセンブリに組み合わせられる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは弾性のあるヒンジを欠いていることである。
WO2009/062541Al(Magning&Magnin)は下顎前進装具を開示している。このデバイスは、上部および下部アーチの歯との相互作用のために自体の上に折り曲げることができる単一の可塑性部材と、所望のレベルに下顎を前進させるために修正することができる長さを有する、上部アーチの歯を囲むための、交換可能な可塑性ストリップとを含む。本特許出願との主要な相違点は、内部デバイス自体に内在しない取り外し可能な可塑性ストリップによってデバイスが調節されることである。
US2009/0014013Al(Magnin)は、2つの熱成形可能な受け皿で、上部および下部アーチを包むように作られた下顎前進スプリントを開示する。前進スプリントは、熱成形可塑性材料に入れ込まれるか、またはその周りに成形される、剛性および可塑性要素を有する連結式フレームを含む。本特許出願との主要な相違点は、デバイスが、ヒンジなしで、2つの別個の部材から作られることである。
EP1719481Al(Ami)は、上部の歯の受け皿と下部の歯の受け皿とを、2つの間の垂直な移動のあいだに下の歯のアーチを前進または後退させるように含む下顎突出デバイスに組み込まれる、横方向のリンクを備える下顎前進デバイスを開示する。このリンクは取り外し可能に接続され、球ピボットの開口部に取り付けられる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは内在する弾性のあるヒンジを欠いていることである。
EP2529710Al(Ash)下顎の前進のためのデバイスであって、上側部材と下側部材とが枢動接続によって相互に接続され、少なくとも1つがスタッドとして形成されるデバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスが、部材の外側に取り付けられた取り外し可能な取付けシリンダとクランプとを備えて、2つの別個の部材から作られることである。
CA2236503Al(Frantz&Frantz)は顎を前方に引き寄せるためにエラスチックバンドを用いる下顎前進デバイスを開示する。上側部材は一組の保持フックを有し、下部部分は、後方へスライドする、一組の交換可能な後方の咬合性の咬合平面を有する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは取り外し可能なエラスチックバンドを使用していることと、どのヒンジにも内部弾性がないことである。
WO2008/130413Al(Meade)は、歯列と係合するための上部および下側部材から成る、顎下部を前方へ引き寄せるための下顎前進デバイスを開示する。球タイプのフック支持体は上部受け皿の前方位置の両側に位置し、球タイプのフック支持体は顎下部の両側の後方位置に位置する。上部および下部の球タイプのフック支持部のそれぞれに引張りコイルが取付けられる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスが取り外し可能なフックおよびスプリングコイルを使用することと、弾性のあるヒンジ機構を欠くことである。
US2013/014765Al(Meade)は、歯列と係合するための上部および下側部材から成る、顎下部を前方へ引き寄せるための下顎前進デバイスを開示する。球タイプのフック支持体は上部受け皿の前方位置の両側に位置し、球タイプのフック支持体は下顎の両側の後方位置に位置する。上部および下部の球タイプのフック支持部のそれぞれに引張りコイルが取付けられる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスが取り外し可能なフックおよびスプリングコイルを使用することと、弾性のあるヒンジ機構を欠くことである。
WO2011/115962Al(VanDyke&Tucker)上部および下部アーチを包むように設計された2つの受け皿で作られる下顎前進スプリントを開示する。この器具上部は人体に取付けられた一対の調節式ウイングを有し、下部は人体に取付けられた一対の固定されたウイングを有する。この上部ウイングはスライド可能な調節式である。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは、2つの別個の部材からヒンジを用いずに作られることと、上部および下側部材の両方に取り外し可能なピボットを使用することである。
US2010/0043805Al(Kelly)は、ヒトの歯列と係合するための上部および下側部材を有する下顎前進デバイス開示する。二組の離間したピラーと2つの可撤性の取付け可能な水平置換挿入部材とを上部部分に有する下部義歯床。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは取り外し可能な垂直な置換挿入部材を使用すること、および弾性のあるヒンジ機構を欠くことである。
GB2264868A(Mateljan)は、使用者の上顎および下顎の歯のアーチにそれぞれ係合する上部および下側表面を有する部材を含む、経口使用のための鼾防止デバイスを開示する。下顎が、下顎の通常の位置と比較して前方のオフセット位置に位置するように、上部および下側表面は離間している。この間隔もデバイスを適所に保持するために咀嚼筋を引っ張る。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスが前後方向における調節機能の能力を有さないこと、およびデバイスの後ろ部分にヒンジを有さないことである。
US2011/0017220Al(Lindsay、他)は、所望の程度の下顎前進を保つために、簡単な噛み合わせで前方保持位置を調節でき、歯列にはめ込むための下側部材および上側部材から作られる、自己滴定可能な(self−titratable)下顎置換デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは弾性を有さないか、または任意のヒンジを有さないことである。
US2008/0115791Al(Heine)は“U”の形をした咬合面間の可撤性デバイスを備える下顎前進デバイスを開示する。これは上顎の歯の全てを覆うように配置される。要素の下部部分の先端のそれぞれに1つずつある2つのステップ(これは下顎の邪魔になる)は、下顎を前方へ移動させるように力を加え、その正常咬合において完全に閉まる。 本特許出願との主要な相違点は、デバイスはヒンジを有さない1つの部材のデバイスであり、前方への小さな力を、咬合において、下顎に加えることしかできないことである。
US2005/0236003Al(Meader)は、前歯と歯茎の間および唇の裏側に、適応および固定されたシールド様前方部分を含む4つの理論位置からモデル化したユニットを備える、成型プラスチックの単一の部品としての下顎前進デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは唇が閉じることを防ぐためのモノブロックであることである。
US2010/0300458Al(Stubbs、他)は、ヒトの歯列にはめ込むための上側部材および下側部材を備える下顎前進デバイスを開示する。この部材は一方の顎と関連しているカムと、もう一方に関連しているフォロワとを含んでいる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは後方部分にヒンジを有さないことである。
US2008/0099029Al(Lamberg)は、上顎の歯へ可撤式で取り付けるための、本体の中央部分および取付けられている下顎の可撤性器具から下顎の前歯へ向かって延在する突き出し要素を有する上顎の本体から構成される下顎前進デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは力を加える機構を下顎に有することと、後方のヒンジを有さないことである。
EP2491901Al(Garcia Urbano)は、歯列との係合のための上側部材および下側部材の間の接続の中央部分にねじ締めシステムが位置している、鼾および睡眠時無呼吸を防止するための調整可能な口腔内下顎前進デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは非固有ねじと、および下顎を上顎に対して前方の調節された位置に保持するためのねじ回しとによって操作されることである。
AU199947615B2(Palmisano)は、上顎が上部プレートに固く取り付けられ、下顎が下部プレートに固く取り付けられ、これら2つの部分が、ある領域および臼歯の近くにある.対向するフランジ要素によって接続される、下顎前進デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは枢動機構を備えて、ヒンジを備えずに構成されることである。
US2013/0014765Alは、上側部材が前方のフックによる支持を有し、下側部材が後方位置において複数のフックによる支持を有する、舌部および下顎前進デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは、2つの部材の別個のシステムによって、任意の内部ヒンジなしで構成されることである。
EP0337201は、下顎の歯列にはめ込むための第1部材と、上顎の歯列にはめ込むための第2部材とを含む歯列矯正器具を開示する。この2つの部材は、上顎および下顎を通常の位置に維持するように、ヒンジにより一緒に弾性的に連結されている。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスには矢状面における調節機能がないこと、それにより鼾防止デバイスとしての有用性が制限されるということである。
WO92/11827は、下顎を前方位置に保持するために、舌前庭まで延在することを目的として、下方に延在するフランジを備える、上顎の歯列と係合するための馬蹄形上顎部材から構成される経口用鼾防止デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは、力を加える機構を下顎で使用していることである。
EP0312368は、経口用鼾防止デバイスを開示する。このデバイスは上述したデバイスに似ており、主要な相違点は気道流路のための設計である。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは、力を加える機構を下顎で使用していることである。
WO92/05752(Wu)は、口蓋に合致する空間部分と、下顎の歯列の表面の舌の側面に適応する下側部材とで構成され、2つの顎を所定の関係に修正するためのデバイスの閉塞面に、フックが取り付けられている経口用鼾防止デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは取り外し可能なゴム(elastics)を使用していることと、弾性のあるヒンジを有さないことである。
US5313960(Tomasi)は、上顎に対して下顎が前進している所定の位置に接続および固定される、個々に成形された馬蹄形の2つのマウスピース部分から構成される経口用鼾防止デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは上顎に対する下顎の所定の前方位置を使用していることと、弾性のあるヒンジがないことである。
US7910502Bl(NguyenおよびNguyen)は、2つの別個の部材へ取り付けるためのチューブのアセンブリ、フックおよびねじによって接続および固定された、2つの馬蹄形の個々に成形されたマウスピース部分から構成される経口用鼾防止デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは下顎を前方位置に維持するために取り外し可能なねじと、コイルばねと、ループとを使用しており、このことは内部に弾性のあるヒンジがないことを意味している。そのためこのデバイスははるかに複雑であり、歯垢が蓄積する、および衛生状態が劣化するといった追加の不利益を有し、高度な技術を必要としている。
DE20102432Ul(Trentepohl、他)は、上顎の歯列および下顎の歯列にはめ込むための、部材の外側表面に取付けられる調節式伸縮性デバイスによって相互に接続された上側部材および下側部材を含む経口用鼾防止デバイスを開示する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは下顎を前方位置に維持するために取り外し可能な伸縮性デバイスを使用しており、そのためこのデバイスは内部に弾性のあるヒンジを有さないことである。このデバイスもはるかに複雑であり、歯垢が蓄積する、および衛生状態が劣化するといった追加の不利益を有し、高度な技術を必要としている。
WO21013049751A2(Rogers)は、睡眠障害の呼吸に関して用いるための、患者の下顎を位置づけるための、および/または安定させるための口腔矯正システムを形成する方法を開示する。この方法は、患者の上部歯列に係属して設置されるように調整された上部歯部材を提供することと、患者の下部歯列に係属して設置されるように調整された下部歯部材を提供することと、複数の後方取り付け構造を提供することを含む。それぞれの後方取り付け構造は、上部歯部材または下部歯部材のうち1つが後方の頬側の位置に取付けられるように調整される。それぞれの後方取り付け構造は複数の位置を含み、ここで、複数のコネクタのうち1つは延長部材に取付けることができる。複数の異なる機構の少なくとも1つを通して患者の下顎へ力を加える(その機構の部品の留め具を通して後方取り付け構造の少なくとも1つへ力を加える)ことができる。この上部歯部材および下部歯部材は個別に、少なくとも1つのポリマー材料から作られる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは下顎を前方位置に維持するために複数の取り外し可能な取り付け構造を使用していることである。そのため、このデバイスは内部に弾性のあるヒンジを有さない。上顎および下顎に適合する受け皿を形成するために、直接使用者の歯の型をとり、およびそれから別個に、第2の実験室手順で、硬質ポリマー(アクリル系)材料を流し込んだ後に、上側部材および下側部材が作られる。このシステムは硬質アクリル系材料を使用するため、機能、耐久性および使い心地において本特許出願とは実質的に異なる。このことはエンドユーザーへの金銭的価格に関して不利益を与える。このデバイスもはるかに複雑であり、歯垢が蓄積する、および衛生状態が劣化するといった追加の不利益を有し、高度な技術を必要としている。
US20130098372A1(Webster、他)は、鼾、睡眠時無呼吸および歯ぎしりを含む睡眠疾患の防止のための口腔器具を開示する。特にこのデバイスは、下顎の位置を変え、可塑性ポリマーから成型され1つの部品のデバイスでできている。上部および下部の両方の歯の受け皿は、歯との接触領域を増加させる内側壁および外側壁を含む。このデバイスのヒンジ機構は、上部および下部の対向する連動リッジから成る、有益な位置合わせシステム(positive positioning system)を含む。このリッジは、上部および下部受け皿の位置の間を互いに対して補うのに役に立ち、そのために使用者の下顎を前進させる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは後ろ(下顎を前方位置に維持するためのデバイスの最も後方の部分)の固定点で組まれた1つの部品のデバイスであることである。この連動リッジは、下部および上部受け皿を固定された前方の位置に維持し、それにより、その他の欠陥(デバイスの治療の誤用を招くデバイスが揺れる可能性)を単に妨げる。同様に、漸次的な調節機能のようなものはない。そのため、個別化の可能性がない。
US20110226261A1(Hernandez)は、鼾を減らすためのマウスピースを開示する。このマウスピースは、使用者の上の歯と嵌合するように構成された上部保護部と、使用者の下の歯と嵌合するように構成された下部保護部と、大気流路をマウスピースの中間区画に提供するように、上部保護部と下部保護部の間に提供されるスペーサーアセンブリと、上部保護部と下部保護材の左側に取付けられる第1調節式アセンブリと、上部保護部と下部保護材の右側に取付けられる第2調節式アセンブリを含む。この第1調節式アセンブリおよび第2調節式アセンブリは、下部保護部を上部保護部に対して移動させるように操作することができる。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは、下顎を前方位置に維持するために、取り外し可能な端子台(block)およびねじ(screw)デバイスを使用している点である。しかしながらこのデバイスにはヒンジのようなもの(可塑性共平面コネクタ)が描かれている。このヒンジは、単に、2つの部材の後方部分のエッジが尖ることを避けるために、および製造を容易かつ簡潔にするために決められたものであり、端子台およびねじが剛性であるという事実に起因して、実際の耐久性のある、機能しているヒンジのようには機能できない。結論として、このデバイスははるかに複雑であり、歯垢が蓄積する、および衛生状態が劣化するといった追加の不利益を有し、高度な技術を必要としている。
WO0130260Al(Bergersen)は、使用者の下顎を使用者の上顎の歯の前方に位置合わせし、それにより使用者の口腔を開き、咽頭流路が鼾および睡眠時無呼吸を防ぐための口腔内器具としての特許出願を開示する。この器具はヒンジを形成するように接合された2つのU字型プレートである。この下部プレートは器具の位置付けを補助するように使用される舌タブを有する。本特許出願との主要な相違点は、このデバイスは任意の漸次的な調節機能のようなものを完全に含まないことである。同様に、WO0130260Alは、原版において舌タブが固体の成形可能なブロックであることを除いて、原特許EP0794749Bl(Ingemarsson−Matzen & Voss)の単なる転写である。
(発明の開示)
上記デバイスは、鼾および無呼吸の問題を解決しようとしているが、それらの全てがデザインにおいてやや複雑であり、そのほとんどがそれらの個々のデザインについて専門家チーム内でよく検討する必要がある。さらに、これらは装用者にとってかなり使い心地が悪く、長時間効力のある鼾防止効果が得られるという性能に関しては確証がないようである。
従って、長時間の睡眠の間(例えば一晩中)でも鼾抑制効果が高く、構造上の逆効果がなく、また同時に、通常の非当業者にとって使用および装用が容易かつ簡単である、比較的使い心地の良いデバイスが求められている。
本発明はそのようなデバイスを提供する。
本発明による鼾防止用の調節式デバイスは、ヒトの上顎の歯列に係合するように調整された上側部材と、ヒトの下顎の歯列に係合するように調整された下側部材とを含む。上側部材および下側部材は、ヒンジによって互いに弾性的または機械的に連結されている。ヒンジによって弾性的に連結することは、下顎を上顎に対して前方位置に保持し、それにより鼻咽頭、中咽頭および下咽頭の気道流路が実質的に閉塞しないようにしながら、また同時に、1または2の形式の、すなわち漸次的および/または継続的な調節機能を取り入れながら、矢状面における下顎の生理的な動きが可能なように適用される。
本発明によるデバイスには3つの重要な作用がある。すなわち、上顎に対して下顎を前方に位置付けることと、ヒンジによる連結と、2つの部材の間の矢状面の関係(sagital relation)の調節機能とを兼ね備える。以下で述べるように、下顎を前方に位置合わせすることは、睡眠のあいだの咽頭腔の気道流路の閉塞を防ぐために必要である。弾性的または機械的なヒンジによる連結は、睡眠のあいだに起こることが避けられない矢状面での動きがあるあいだでさえも、下顎の位置を前方にし、それを保つことを可能にする。そしてこの調節機能は、最も小さいヒトにとっても、最も大きいヒトにとっても、このデバイスの装用を便利にする。この重要な特徴の組み合わせにより、空気の流れを常に妨害せず、矢状面での動きを制限しないことが確実になる。これによって、使用者の口からデバイスが外れる危険がなく、また、いくらかの水平な移動を可能にさえする調節機能に伴う任意の実質的な不快感がなく、変わることのない効果的な機能が保証されている。このことにより、この重要な特徴の組み合わせは先行技術による上記デバイスの全てから区別される。
デバイスが口の中で軟らかく快適に感じられ、歯茎、舌、歯のような組織を締めつけたり、害することがなければ、本発明によるデバイスは、金属、合金、木、プラスチック等などの任意の材料から作られ得る。しかし、その材料は同時に、形状を十分に保つことができ、筋肉の伸長に対して十分な弾性があり、睡眠時の通常の動きがある間に、下顎を前方位置に保つように顎に力を及ばせることができるようなものである。本発明によるデバイスに使用される材料は、任意のアレルゲンまたは他の種類の毒性の原料を含むべきではない。
本発明によるデバイスは、ポリ(エチル−酢酸ビニル)(ethyl vinyl acetate)のような酢酸ビニル−エチレンコポリマーを含むポリビニル樹脂や、ポリエチレンまたはポリプロピレンのようなポリオレフィンのような、弾性があり、毒性を示さないプラスチック材料から作られることが好ましい。
この、弾性があり、毒性を示さないプラスチック材料は、例えばセルロース誘導体、ビニルポリマー、ポリスチレン、ポリアミド、アクリル樹脂などの熱可塑性材料であることが特に好ましい。これらは、例えば通常のヒトの体温よりも高い温度、すなわち、少なくとも40℃、最も高くて80℃であり、例えば約70℃の温度の適当な加熱によって、個々の歯列に適応するように成形できる。現在この発明に最適な材料はエチレン−酢酸ビニルコポリマーである。
本発明によるデバイスは、例えば冷間成型、圧縮成型、射出成型、などのプラスチック成型方法によって製造される。現在この発明に最適な製造方法は射出成型である。
上側部材および下側部材は、上側部材および下側部材と同じ材料から作られた弾性のあるヒンジによって互いに結合させることが好ましい。弾性のあるプラスチック部材、または、板ばねや、積層ばねのような金属製の弾性部材などの、弾性のある部材を鋳造などによりヒンジに挿入することによって、または単に機械的な接続によって、ヒンジを強化でき、弾性を高める。
上部上顎部材の歯列の係合のための部材の部分(membering parts)に、または下部下顎部材の歯列の係合のための部材の部分に、または両方の部材の歯列の係合のための部材の部分に、埋め込まれるか、または接着されるか、動かされるか(gilded)、そうでなければ取り付けられており、同時に漸次的である、本発明による調節機能は、このデバイスの主要な新規性であり、このデバイスに特有である。
調節機能が、デバイスの上部および/または下側部材の前方の部分に埋め込まれることで、後部の弾性的または機械的なヒンジを傷つけずに維持していることがわかる。
上顎に対する下顎の前進の調節機能は、前方移動部分またはデバイスに凸構造を、デバイスの不変の位置に凹構造を(またはその逆を)埋め込むことによって調節可能に作られる。この要旨において凸部分は、ノブ、ロッド、フックなどとして作られてよく、一方で、対応する凹構造は、ホール、シリンダおよびループとなるだろう。他の構造も適用され得るため、ノブ、ロッドまたはフックなどから選ばれる構造にかかわらず、この調節機能は、漸次的(段階的)調節式下顎前進デバイスとして表現される。
本発明の1つの要旨は、漸次的な調節式機構が、下顎を突き出すことができるようにデバイスの下顎部分に埋め込まれるデバイスである。このときノブおよびホールは元の位置から取り外され、デバイスの下顎部分をより前進させた縦長形状態で、再び取り付けられる。
本デバイスのその他の要旨は、漸次的な調節式機構が、上顎を後退させることができるように、デバイスの上顎の切歯、犬歯または小臼歯の領域に埋め込まれるデバイスである。このときノブおよびホール(または記載された任意の他の調節機能形態)は元の位置から取り外され、さらに締まった位置に再び取付けられる。この方法において、デバイスの歯のアーチの外周は減少する。上顎は動くことができないため、この操作は結果として、下顎を元の位置から前方へ移動させる。
本発明によるデバイスを最終消費者へ輸送する特に好ましい方法は、デバイスと、材料が形成され得る温度への温度変化を示すための温度インジケーターとのキットにすることである。これによって、温度インジケーターの表示を使い、材料に合った正しい温度範囲に保たれた水の中で、装置の適切な部分を加温するだけで、エンドユーザーは各人の歯列に合った装置を簡単で安全に作ることができる。
本発明の鼾防止デバイスの使用は、鼾またはOSASの防止または減少にとどまらず、麻酔からの回復や意識不明時のようなヒトの体内で自由な気道流路を確保することが望ましいどのような状況にも適用し得ることが理解される。
この発明のその他の要旨によれば、上述した、弾性的/機械的なヒンジと、歯列への噛み合わせと、調節機能との、特有の組み合わせは、顎に導入される移動を緩和するためのデバイスで使用することもできる。
この後の要旨では、この発明は、上顎の歯列に係合するように適用される上側部材と、下顎の歯列に係合するように適用される下側部材から成る、顎矯正機能をもつデバイスに関する。上側部材および下側部材は相対する歯の直接の接触を防止するベースを有し、これにより顎に導入される移動を排除する。そして顎関節が、下顎が静止している時と動いている時のいずれであっても実質的に静止状態の位置に保たれるように、上側部材および下側部材は、ヒトの下顎が、垂直方向の動きを可能にする上顎に対する正常な位置に位置し続けるように、および、水平方向の動きを可能にする閉塞する咬合位置に位置し続けるように、弾性ヒンジによって調節機能を備えて連結される。
この要旨においても、ヒンジの弾性は、矢状面の下顎が生理学的に動けるように調節しなければならず、そして適切な材料と製造方法の選択、熱による柔軟化などにより柔軟化された材料の成型による各人の歯への適合についての説明は、この要旨の発明にも適用できる。
このように、この発明の顎矯正についての要旨は、歯並びの悪さから起こる弾力のある下顎関節の不調の緩和に全く新しい理念を与えている。既知の顎矯正デバイスとは対照的に、この発明による顎矯正デバイスは上側部材と下側部材に間に起こり得る干渉がないように、ヒンジで連結されている。これにより、歯並びの悪さからくる異常な干渉によって起こる症状を緩和している。更に、歯の摩滅と歯ぎしりによる緊張は緩和される。同時にこのデバイスは、従来の顎矯正デバイスより、使用者の要求に合うように調節することが簡単である。専門家の助けなしに個人的に使用することも可能である。
以下で添付の図面を参照しながら、本発明の下顎漸次的前進鼾防止デバイスの要旨をさらに詳細に説明する。
(本発明によるデバイスの使用の説明)
上記し、および図示したデバイスの好適な使用方法は、夜寝る前に、デバイスを罹患した個人の口へ挿入することである。
下顎に上顎と比較してわずかに前方へ力を加える方法で、デバイスを口に挿入することにより、気管の奥および咽頭の気道空間が増加し、それにより、あらゆる身体的代謝に必要な酸素を有する大気を自由に流れやすくする。
歯並びが歯列全体の典型的な形に適合しない場合もあるため、特別な修正の必要性が広まり得る。この課題を達成するために、本発明によるデバイスのために使用される好適な材料は、使用者の理想的でない歯並びにより完全に適用するために個人的に成形することができる熱可塑性材料から作られる。デバイスの実際に調節が必要な部分を、材料特性(specification)に従って予め設定された温度にある水の中に浸すことによって、簡単に材料を成形することができ、そのため、装用者の歯列とよりよく密着する。デバイスの部分が室温または口の中の温度に戻った際に、デバイスは、その新たな寸法(dimension)を維持し、およびそれにより、歯との任意のきつい(hard)接触または任意のゆるい接触を緩和し、それにより睡眠のあいだの装用をはるかに快適にする。
この手順は、ほとんど誰でも、少しの労作(exercise)で行うことができ、また専門の歯科医師、医師または技術者から能力と時間とを得る必要が全くない。
本発明によるデバイスの漸次的機構の1つの要旨は、前記した漸次的機構の一部あるいは全ての使用によってデバイスの装用者に、各人の上顎に対する下顎の前進の程度を調整するための多くの可能性がもたらされ得ることである。
例えば、デバイスの装用者が下顎を伸長させたい場合には、単にデバイス部分を取り外し、互いに対応する部分の新たな位置を見つけ、それから再び取付ける。1つの特定の場合において下顎部分は、ヒンジと一体化した上顎の部品から取り外し、以前の(previous)位置から前進または後退させ、それからスナップオン機構で再び取り付けることができる。使用者が、相対長さを伸長させるか短縮させるかどうかに依存して、咽頭の自由な気道空間が増加または減少し、その結果、このデバイスの効果が変化する。
その他の特定の場合において、上顎の部品はヒンジと一体化した下顎の部分から取り外し、以前の位置から前進または後退させ、それからスナップオン機構で再び取付けることができ、そしてそれから再びデバイスの効果を変えることができる。
さらに別の特定の場合において、デバイスの片側(右または左)で、上顎の部品を、1つまたはそれ以上のステップで調整することができ、および対向する側(左または右)の下顎の部分は、1つまたはそれ以上のステップでもう片側から個別に調整することができる。デバイスのこの部分を修正することで、非対称であるか、または、任意の他の種類の特別な要求のある歯列を調整する利点が与えられる。
この発明の使用者が、漸次的機構が本デバイスの上顎の部品の前方の正中線部に位置づけられることを好む場合もあるため、これを説明および図面を介して表した。正中線部の漸次的機構が開かれた(分解された、スナップオフされた)とき、上顎の外周を拡大または縮小することができる。アーチの外周が下顎に対して拡大されている場合、下顎はその通常の(気道が閉塞する)位置へ向かって後退させられており、一方で、アーチの外周が縮小されている場合、下顎はさらに前方への力が加わっており、およびそれにより、気道流路の閉塞を軽減している。
2つの顎の間の上記のいかなる位置の変化も、熱可塑性材料の温度感性の変化を用いて、また用いずとも、作り出すことができる。
本発明によるデバイスのその他の要旨は、加温した水からの、または、デバイスパッケージの1つの輸送方法において設けられ得る金属ロッドからの加熱を用いて、デバイスの装用者が、下顎の部品に対する上顎の部品の相対位置を固定することができるということである。所望の位置に達したら、装用者は、デバイスを加熱された水のなかに浸し、そして、位置を固定することができ、それにより凹構造および凸構造を互いに固定化(またはロック)することができ、または、装用者は、達成された所望の位置を離れることを防ぐために、金属ロッドを使用して、接続されたデバイスの一部分を溶融させることもできる。
図1は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。 図2は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図3は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視下面図を示す。 図4は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視上面図を示す。 図5は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの側面図を示す。 図6は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの図3中の線Aにおける断面を示す。 図7は、ニュートラルポジションにある漸次型の調節式下顎前進デバイスの図3中の線Bにおける断面を示す。 図8は、タップおよび対応するホールを備える漸次的機構の拡大模式詳細図を示す。 図9は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。 図10は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図11は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視下面図を示す。 図12は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視上面図を示す。 図13は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの側面図を示す。 図14は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの図11の線Aにおける断面を示す。 図15は、最大伸長位置にある漸次型の調節式下顎前進デバイスの図11の線Bにおける断面を示す。 図16は、4つの部品の状態の漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。図16aは、漸次型の調節式下顎前進デバイスのうち、上顎の歯列と係合するための下顎下側部材の斜視上面図を示す。図16bは、漸次型の調節式下顎前進デバイスのうち、下顎の歯列と係合するための上顎上側部材の斜視上面図を示す。図16cは漸次型の調節式下顎前進デバイスのうち、上側上顎部材と下側下顎部材とを接続するヒンジ機構の斜視上面図を示す。 図17は、4つの部品の状態の漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。図17aは、漸次型の調節式下顎前進デバイスのうち、下顎の歯列と係合するための下顎下側部材の斜視透視下面図を示す。図17bは、漸次型の調節式下顎前進デバイスのうち、上顎の歯列と係合するための上顎上側部材の斜視透視下面図を示す。図17cは調節式下顎前進デバイスのうち、上側上顎部材と下側下顎部材とを接続するヒンジ機構の斜視下面図を示す。 図18は、ニュートラルポジションにある、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。 図19は、ニュートラルポジションにある、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図20は、ニュートラルポジションにある、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視下面図を示す。 図21は、最大伸長位置にある、部材の一方のみに設けられたタップおよび対応するホールを備える漸次的機構の、図20中の線A−Aにおける拡大様式詳細図を示す。 図22は、最大伸長位置にある、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。 図23は、最大伸長位置にある、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図24は、最大伸長位置にある、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視下面図を示す。 図25は、部材を分解した(detached)状態の、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図26は、部材を分解した状態の、単一部材で調節可能な漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。 図27は、漸次的機構のノブ部分の細部を示す。 図28は、漸次的機構のホール部分の細部を示す。 図29は、最大限に伸長された段階にあるグリッピング機構の断面図を示す。 図30は、任意の方向における矢状面内の下顎の動きの限界を表す模式図であり、ここでPCPは歯との最も前進した接触点を表し、ICは咬合位置(intercuspidal position)(最も閉まっている点)を表し、RCPは歯との最も引っ込んだ接触位置を表し、MOPは最大限に開いた点を表す。 図31は、ニュートラルポジションにある、単一部材の鋸歯状タグ(Saw−tag)漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視上面図を示す。鋸歯状タグ漸次型の漸次的な調節式下顎前進デバイスの本質的な要旨は、凹構造が材料中に存在しており、前述した型の漸次的な調節式下顎前進デバイスのように、凹構造が材料を貫通していないことである。 図32は、ニュートラルポジションにある、単一部材の鋸歯状タグ漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図33は、ニュートラルポジションにある、単一部材の鋸歯状タグ漸次型の調節式下顎前進デバイスの図3中の線Bにおける断面を示す。 図34は、最大伸長位置にある、単一部材の漸次型の調節式下顎前進デバイスの図3の線Bにおける断面を示す。 図35は、離間位置にある、単一部材の調節可能な鋸歯状タグ漸次型の調節式下顎前進デバイスの斜視透視下面図を示す。 図36は、上顎部品に埋め込まれた凸状タブと下顎部分に埋め込まれた対応するキャビティとを備える本発明の鋸歯状タグ漸次機構の拡大様式詳細図を示す。 図37は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの装用状態の(activated)正面側斜視上面図を示す。 図38は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの装用状態の背面側斜視下面図を示す。 図39は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の正面斜視図を示す。 図40は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の略頭蓋側斜視図を示す。 図41は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の斜視下面図を示す。 図42は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の分解(detached)斜視側面図を示す。 図43は、図1〜6および9〜17に示されるスリーピースバージョンの漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の分解略斜視正面図を示す。 図44は、図31〜35に示される鋸歯状タグ型漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の分解略正面斜視図を示す。 図45は、図31〜35に示される鋸歯状タグ型漸次型の調節式下顎前進デバイスの伸長装用状態の分解背面側斜視透視下面図を示す。 図46は、ニュートラルポジションにある、上顎正中線部(midline)漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視上面図を示す。 図47は、ニュートラルポジションにある、上顎正中線部漸次型の調節式下顎前進デバイスの正面図を示す(図中、下顎部分は示していない)。 図48は、ニュートラルポジションにある、上顎正中線部漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視下面図を示す。 図49は、ニュートラルポジションにある、上顎正中線部漸次型の調節式下顎前進デバイスの、図48に線A−Aとして示される正中線における矢状断面図を示す。 図50は、その凸構造および凹構造を相互に接続させた漸次的機構を示す。上顎の部品の顔側壁部を成す2つのスライス部(または薄片部)は、結合させたときに図1〜7、9〜26、31〜35、および37〜45に見られるような元の顔側壁部のようになることが分かる。 図51は、ニュートラルポジションにある、上顎正中線部漸次型の調節式下顎前進デバイスの垂直透視側面図を示す。 図52は、ニュートラルポジションにある、上顎正中線部漸次型の調節式下顎前進デバイスの背面図を示す。漸次的機構は、伸長されていないニュートラルポジションにある状態で示されている。
(図の説明において使用される符号の詳細な説明)
図1〜45(同じ部分を同じ数字で示している)において、本発明によるデバイス1は、軟らかい弾性のあるプラスチック材料、好ましくは、エチレンビニルアセテートコポリマーのような熱可塑性材料、または任意の適切な材料でできた2つの馬蹄形部材2および3から構成される。これらは、弾性的または機械的な一体化されたヒンジ4および4′によって互いに連結される。表面5および表面6はそれぞれ、上側部材(2)の下側表面および下側部材(3)の上側表面を表す。7は、下側の切歯、犬歯および小臼歯の舌側表面に適用される下側部材(3)の舌側フランジを示し、このフランジ7は、このデバイスのうち、実際に下顎に前方の力を加える部分である。8は下側部材(3)の顔側表面であり、9は上側部材(2)の顔側表面であり、10は上側部材(2)の舌側表面である。上側部材(2)の顔側表面9および下側部材(3)の舌側表面7によってもたらされる力の効果を結合することにより、下顎を上顎に対して前方位置に維持することができる。顔側表面8および舌側表面10は、何ら力を及ぼさないため、これらの寸法は大して重要な意味を有さず、本発明のいくつかの態様は、これらの表面を備えずに提供されさえする。11は、上部歯列と係合するための、上側部材(2)のトンネル状空間を示し、12は、下部歯列と係合するように適用される、下側部材(3)のトンネル状空間を示す。デバイスが装用状態(active position)へと押圧されたとき、デバイスの後方端部に凸部(convexity)13が生じ、ヒンジにより連結した前方部分に凹部(concavity)14が生じる。咬合ノット(occusal knot)15は、部材2と部材3との間の完全な閉塞および空隙の欠如を防ぐために設計される。16は漸次的機構を示し、17は下顎下側部材(3)の、臼歯および小臼歯の領域の顔側側面部分であり、18は上顎上側部材(2)の、臼歯および小臼歯の領域の中央口蓋部分であり、19は下顎部材(3)の、舌に最も近い舌側壁部を示している。20は漸次的機構の凸状構造であり、21は漸次的機構の凹状構造であり、22は漸次的機構の凹状構造を備える、本発明のヒンジ部材部分である。24は上顎部材(2)の、臼歯および小臼歯の領域の顔側側面部分であり、25は下顎部材(3)の、歯に最も近い舌側壁部である。39は、下顎の歯列が上顎の歯列と最も干渉(interference)する咬合位置(intercuspidal position)(IP)であり;40は、下顎が、上顎の歯列とのいくらかの接触を維持したままIP位置から最大限に突き出された、突き出された接触位置(PCP)であり;41は、下顎が、上顎の歯列とのいくらかの接触を維持したままIP位置から最大限に引っ込められた、引っ込められた接触位置(RCP)であり、42は、下顎がIP位置から最大限に開いた最大開口点(MOP)であり、これらのすべてが、筋肉と、歯と、靱帯と下顎関節系に含まれる円板とによってしか制限されない。42は、曲線を描いている、下顎がRCPからスライドして開くことができる線(border)を示し、43は、曲線を描いている、下顎がPCPからスライドして開くことができる線である。44は、鋸歯状タグ取付構造の下顎部分の下面図を示しており、45は、鋸歯状タグ漸次的機構の下顎部分の上面図であり、46は、鋸歯状タグ漸次的機構の上顎部品の凸状構造と係合するための凹状構造を備える本発明の下顎部材部分であり、47は、鋸歯状タグ漸次的機構の下顎部分の凹状構造と係合するための凸状構造を備える本発明の上顎部材部分である。48は、上顎の歯列、特に右側小臼歯から左側小臼歯までの領域の歯列に最も近接する上顎の顔側帯状部のスライス部の間の区画線を示している。

Claims (19)

  1. ヒトの上顎の歯列と係合するように適用される上顎部材と、ヒトの下顎の歯列と係合するように適用される下顎部材とを含む、鼾防止および閉塞性睡眠時無呼吸防止用の漸次的な下顎前進デバイス(1)であって、該上顎部材および該下顎部材が、両部材の最も背側において弾性的または機械的にヒンジにより連結されており、ならびにこれらの部材互いに、該上顎部材および該下顎部材の少なくとも一方とヒンジとの連結部において漸次的に調節可能にするためのスナップ構造による漸次的機構を備え、これにより、該ヒンジによる連結が、下顎を上顎に対して前方位置に保持したまま、およびそれにより、鼻咽頭、中咽頭および下咽頭の気道流路を実質的に閉塞することがないように維持したまま、矢状面における下顎の生理的な動きが可能なように適用される、デバイス。
  2. ヒトの上顎の歯列と係合するように適用される上顎部材と、ヒトの下顎の歯列と係合するように適用される下顎部材とを含む、鼾防止および閉塞性睡眠時無呼吸防止用の漸次的な下顎前進デバイス(2)であって、該上顎部材および該下顎部材が、両部材の最も背側において弾性的または機械的にヒンジにより連結されており、ならびに該下顎部材該上顎部材に対して、該上顎部材および該下顎部材の少なくとも一方とヒンジとの連結部において漸次的に調節可能にするためのスナップ構造による漸次的機構を備え、これにより、該ヒンジによる連結が、下顎を上顎に対して前方位置に保持したまま、およびそれにより、鼻咽頭、中咽頭および下咽頭の気道流路を実質的に閉塞することがないように維持したまま、矢状面における下顎の生理的な動きが可能なように適用される、デバイス。
  3. ヒトの上顎の歯列と係合するように適用される上顎部材と、ヒトの下顎の歯列と係合するように適用される下顎部材とを含む、鼾防止および閉塞性睡眠時無呼吸防止用の漸次的な下顎前進デバイス(3)であって、該上顎部材および該下顎部材が、両部材の最も背側において弾性的または機械的にヒンジにより連結されており、ならびに該上顎部材該下顎部材に対して、該上顎部材および該下顎部材の少なくとも一方とヒンジとの連結部において漸次的に調節可能にするためのスナップ構造による漸次的機構を備え、これにより、該ヒンジによる連結が、下顎を上顎に対して前方位置に保持したまま、およびそれにより、鼻咽頭、中咽頭および下咽頭の気道流路を実質的に閉塞することがないように維持したまま、矢状面における下顎の生理的な動きが可能なように適応する、デバイス。
  4. 前記漸次的機構が前記上顎部材および前記下顎部材にはめ込まれる、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記漸次的機構が前記下顎部材にはめ込まれる、請求項2に記載のデバイス。
  6. 前記漸次的機構が前記上顎部材にはめ込まれる、請求項3に記載のデバイス。
  7. 前記漸次的機構が、前記上顎部材または前記下顎部材のいずれかに、またはその両方に同時にはめ込まれる、複数のスナップ構造で構成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
  8. 前記漸次的機構が、前記上顎部材または前記下顎部材のいずれかに、またはその両方に同時に取り付けることができる、複数のスナップ構造で構成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
  9. 前記漸次的機構の複数のスナップ構造が、円形、四角形、六角形などの様々な形態を有する雄型対雌型部分で構成され、該雌型構造形状が、対応する反対側の部分に係合するように設計されている、請求項7または8に記載のデバイス。
  10. 前記漸次的機構の複数の雄型スナップ構造の各々が、高さ方向において突出部を有する凸状構造を備える、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記漸次的機構の複数の雌型スナップ構造の各々が、深さ方向において底面側および表面側を有する凹状構造を備え、該表面側が該底面側よりも広がっている、請求項9または10に記載のデバイス。
  12. 前記漸次的機構をデバイスの前記上顎部材、前記下顎部材および前記ヒンジから取り外してから、新しいものと取り換えるかまたは修理をし、そして該上顎部材、該下顎部材および該ヒンジに再び取り付けることができる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
  13. 部材の雌型構造が、対向する部材に対応するように、前記上顎部材または前記下顎部材がホール形状を有する、請求項9〜11のいずれか一項に記載のデバイス。
  14. 前記上顎部材が、上顎の切歯、犬歯および小臼歯の顔側表面に接するように適用される前方壁部を有し、かつ上側歯の口蓋側表面に適用される舌側口蓋側の壁部を有さず、前記下顎部材が、下顎の切歯、犬歯および小臼歯の舌側表面と接するように適用される後方壁部を有し、かつ下側の歯の顔側表面と係合するための顔側壁部を有しない、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 前記上顎部材および前記下顎部材が毒性を示さないプラスチック材料であって、加熱によって個々の歯列に適用されるように成形することができる熱可塑性材料から作られる、請求項1〜14のいずれか一項に記載のデバイス。
  16. 前記上顎部材および前記下顎部材が、該上顎部材および該下顎部材と同じ材料から作られる弾性のある前記ヒンジを介して互いに一体化されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
  17. 前記ヒンジが、該ヒンジ自体の材料に起因して弾性を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 患者の口の中にあるとき、前記ヒンジの最も背側の部分は、該ヒンジの最も後方視で凸状であり、および該ヒンジの最も前方視で凹状である、請求項16または17に記載のデバイス。
  19. 前記デバイスの材料を個別に成形することができる上昇した温度までの温度変化を表示するように適用される温度インジケーターと一緒に、請求項1〜1のいずれか一項に記載のデバイスを含むキット。
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