JP6386957B2 - アルファ線観測装置及びアルファ線観測方法 - Google Patents
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Description
(構 成)
図1は本発明に係るアルファ線観測装置の第1実施形態を示す構成図である。
次に、図2及び図3に従って本実施形態の作用を説明する。
したがって、本実施形態では、照明等の測定対象以外の波長の光が存在する環境において、アルファ線で発光した光を測定するため、波長選択部3で大まかな波長を選択しておき、波長選択部3で取り除くことのできない照明の光を、2次元光検出器5の観測領域13以上の観測範囲14(画角14a)を有するカメラ2を用いて光量分布を補正することで、時間的に変化する照明分布及び照明の位置の依存性を補正することが可能となる。
(構 成)
図4は本発明に係るアルファ線観測装置の第2実施形態を示す構成図である。図5は本発明に係るアルファ線観測装置の第2実施形態の作用を説明するための構成図である。
2次元光検出器5の観測領域13内の可視光量分布をカメラ2で補正する場合には、観測領域13から入射する方向の光量分布に対して補正することになる。この光量分布には、観測対象自身の発光、観測対象で散乱した光に加え、一部反射した光が含まれる。これらのうち観測対象自身の発光、散乱光の光量分布は、前記第1実施形態により正確に補正が可能である。
S+N−(a×Nc+b)=信号量S1 (1)
算出される信号量S1は、ノイズ量N及び輝度情報Ncの統計誤差と補正係数aの算出誤差との和が誤差として発生する。
S+N−N=信号量S1 (2)
この場合、誤差は、ノイズ量Nにのみ依存し、輝度情報Ncの統計誤差と補正係数aの算出誤差は含まれないため、精度の高い補正が可能である。
したがって、本実施形態では、照明等の測定対象以外の波長の光が存在する環境で、アルファ線で発光した光を測定するため、波長遮断部12の有無でバックグランド測定成分を差し引いて信号量を算出することで、アルファ線で発光した光の分布を高精度に観測することが可能である。さらに、バックグランド測定中の環境における光量分布の変化は、カメラ2の輝度情報で補正することが可能である。
(構 成)
図6は本発明に係るアルファ線観測装置の第3実施形態を示す構成図である。図7は本発明に係るアルファ線観測装置の第3実施形態においてカメラの輝度と測定値との関係を示す図である。図8は第3実施形態において2次元光検出器の1ピクセルあたりカメラが複数のピクセルを備えている場合を示す説明図である。
カメラ2の輝度情報からノイズ光を補正する場合、カメラ2で許容される以上の光が入射した場合、図7に示すように測定値が飽和する。例えば、図8に示すように、2次元光検出器5の1ピクセル(画素)あたり、カメラ2が複数(本実施形態では16)のピクセルを備えており、いずれかのピクセルが最大の測定値となった場合、これ以上の明るさでは、補正値が過小評価される。
したがって、本実施形態は、波長選択部3の特性及び環境光の波長別強度を加味し、ノイズ光の補正が可能となる。また、カメラ2の測定値が飽和してしまうような明るい環境であっても自動的にゲインを調整し、補正を可能とすることで、より幅広い環境変化で使用可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
Claims (8)
- 観測領域の可視光を測定する測定部と、
前記測定部の画角以下の範囲内に存在するアルファ線により発生した光を含む光を集光する集光部と、
前記集光部で集光した光のうち、前記アルファ線に起因した波長の光を選択して透過する波長選択部と、
前記波長選択部を透過した前記アルファ線に起因した波長の光量分布を検出する2次元光検出部と、
前記2次元光検出部で検出した光量分布データを、前記測定部であらかじめ測定した前記可視光の輝度情報から算出した補正係数により補正し、前記アルファ線に起因する波長の光量分布を算出する光量分布補正算出部と、
を備えることを特徴とするアルファ線観測装置。 - 前記光量分布補正算出部による補正後の光量分布データを画像データとして作成する制御を実行する制御部と、
前記制御部により作成された前記画像データを表示する表示部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のアルファ線観測装置。 - 前記観測領域と前記2次元光検出部との間に配置され、かつ前記アルファ線で発生した光路を変更して前記2次元光検出部で結像させる光路変更部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のアルファ線観測装置。
- 前記光路変更部は、前記アルファ線で発生した波長の光路を選択して変更する波長選択型光路変更部であることを特徴とする請求項3に記載のアルファ線観測装置。
- 前記2次元光検出部に入射する前記アルファ線で発生した波長の光を遮断する波長遮断部と、
前記波長遮断部の位置を変更して前記アルファ線で発生した波長の光及び可視光を透過又は遮断する駆動機構と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアルファ線観測装置。 - 前記波長遮断部によって前記アルファ線で発生した波長の光の透過及び遮断を繰り返して積算し、前記アルファ線に起因する2次元の光量分布を算出する積算部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載のアルファ線観測装置。
- 前記制御部は、前記光量分布補正算出部の出力データに基づいて、前記測定部のゲインを調整するゲイン調整部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のアルファ線観測装置。
- 観測領域の可視光を測定部により測定する測定工程と、
前記測定部の画角以下の範囲内に存在するアルファ線により発生した光及び可視光を集光する集光工程と、
前記集光工程で集光した光のうち、前記アルファ線に起因した波長の光を波長選択部により選択する波長選択工程と、
前記波長選択部を透過した光量分布を検出する2次元光検出工程と、
前記2次元光検出工程で検出した光量分布データを、前記測定部であらかじめ測定した前記可視光の輝度情報から算出した補正係数により補正し、前記アルファ線に起因する波長の光量分布を算出する光量分布補正算出工程と、
を有することを特徴とするアルファ線観測方法。
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JP2015066307A JP6386957B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | アルファ線観測装置及びアルファ線観測方法 |
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