JP6386380B2 - 材料層の圧縮による粉砕機 - Google Patents
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Description
−水平軸を有する円筒であって、その内壁が、前記円筒の内部に配置される粉砕ローラーのための転がり用行路を有する円筒、
−円筒をその軸を中心にして回転するように導くための手段、
−軸が円筒の軸のそれに平行である前記粉砕ローラー、
−前記粉砕ローラーを前記円筒の転がり用行路に押し当てるための手段、
−前記円筒の端のうちの一方に位置する、粉砕するべき材料を供給するための入口、および前記円筒の他端にある、粉砕された材料のための出口、
を含む、材料層の圧縮による粉砕機に関している。
−材料層の表面を均等化することを目的とした、前記円筒の回転方向にしたがって前記粉砕ローラーの上流に配置される、均等化ローラー、
−前記均等化ローラーと転がり用行路との間のあらゆる接触を禁じつつ、前記円筒の転がり用行路に近接しおよび離間する、均等化ローラーの把持手段、
を含む。
−均等化ローラーは、回転自在であり、材料層との摩擦を利用してその軸の周りを回転するように導かれることができる、
−粉砕機は、均等化ローラーの表面の速度が、前記均等化ローラーに押し当てられるようになっている材料層の平均速度と等しくなるように、均等化ローラーを回転に導くためのモーター手段を有する、
−粉砕機は、1mmから120mmの間に含まれる最大粒径を処理することを目的とし、また該粉砕機において、均等化ローラーの直径は100mmから660mmの間に含まれる、
−均等化ローラーの前記把持手段は、前記円筒の軸の方へほぼ半径方向にしたがった前記均等化ローラーの動きを可能にすることができる連結手段、および前記均等化ローラーを逆の方向つまり転がり用行路の方へ引き戻す弾性手段を含む、
−前記均等化ローラーの前記把持手段は、その二つの端によって前記均等化ローラーを把持することを確保するものであり、前記把持手段は、二つのアームを有し、それぞれが、一方では前記アームの端のうちの一端で、前記均等化ローラーの軸にしたがって前記均等化ローラーに連結され、また他方では前記アームの他端で、前記円筒の軸に平行な回転軸にしたがって前記粉砕機のフレームに連結されている、
−前記均等化ローラーの長さは、前記粉砕ローラーの長さ以上であり、前記均等化ローラーは、円筒の長さに沿って前記粉砕ローラーと対応して配置される、
−粉砕機は、前記材料が、円筒が一回転するごとに円筒の長さの一部分しかたどらないように、また円筒と粉砕ローラーとの間を、粉砕するべき材料供給用の前記入口から粉砕された材料用の前記出口まで数回通るように、前記円筒の長さにわたって材料の移動を制御するための手段を有し、また該粉砕機において、前記均等化ローラーの表面と転がり用行路との間の距離は、前記円筒の長さに沿って変化し、前記入口から前記出口に向かって減少する、
−前記円筒の転がり用行路に前記粉砕ローラーを押し当てるための前記手段は、粉砕ローラーが材料層に10MPaから40MPaの間の平均圧力をかけるようになっており、また均等化ローラーの前記把持手段は、均等化ローラーが材料層に10MPa未満好ましくは1MPa未満の圧力をかけるようになっている、
−均等化ローラーの回転軸は、前記円筒の軸に平行である。
−粉砕するべき前記最大粒径の2倍から6倍の間に含まれる直径、ただしこの条件下で、均等化ローラーの直径が粉砕ローラーの直径の0.15倍以上であること、または
−粉砕ローラーの直径の少なくとも0.15倍の直径。
−水平軸Aを有する円筒2であって、その内壁が、前記円筒2の内部に配置される粉砕ローラー3のための転がり用行路20を有するもの、
−円筒をその軸Aを中心にして回転するように導くための手段、
−軸が円筒2の軸Aのそれに平行である、前記粉砕ローラー3、
−前記粉砕ローラー3を前記円筒2の転がり用行路20に押し当てるための手段、
−前記円筒2の端のうちの一方に位置する、粉砕すべき材料を供給するための入口7、および前記円筒2の他端の、粉砕された材料のための出口8、
を含む、材料層5の圧縮による粉砕機1に関している。
−前記円筒2の回転方向Rにしたがって前記粉砕ローラー3の上流に配置される、均等化ローラー4、
−前記円筒2の転がり用行路に近接しおよび離間する、均等化ローラー4の把持手段6、
を含む。
−粉砕するべき前記最大粒径の2倍から6倍の間に含まれる直径、ただし、この条件下で、均等化ローラーの直径が粉砕ローラー3の直径の0.15倍以上であること、または
−粉砕ローラー3の直径の少なくとも0.15倍であり、とりわけ粉砕ローラー3の直径の0.5倍未満の直径。
2 円筒
3 粉砕ローラー
4 均等化ローラー
5 材料層
6 把持手段(均等化ローラー)
7 入口
8 出口
20 転がり用行路
60 アーム(連結手段)
A 水平軸
B 回転軸
P 圧力
R 回転方向
Claims (16)
- 材料層(5)の圧縮による、粉砕機(1)によって実施される材料層の圧縮による粉砕方法であって、
−水平軸(A)を有する円筒(2)であって、内壁が、前記円筒(2)の内部に配置される粉砕ローラー(3)のための転がり用行路(20)を有する円筒、
−円筒をその軸(A)を中心にして回転するように導くための手段、
−軸が円筒(2)の軸(A)に平行である前記粉砕ローラー(3)、
−前記粉砕ローラー(3)を前記円筒(2)の転がり用行路(20)に押し当てるための手段、
−前記円筒(2)の端のうちの一方に位置する、粉砕すべき材料を供給するための入口(7)、および前記円筒(2)の他端にある、粉砕された材料のための出口(8)、
−前記円筒(2)の回転方向(R)にしたがって前記粉砕ローラー(3)の上流に配置される、均等化ローラー(4)、
−前記均等化ローラー(4)と転がり用行路(20)との間の接触なく、前記円筒(2)の転がり用行路に近接しおよび離間する、均等化ローラー(4)の把持手段(6)、を含み、
前記均等化ローラー(4)は、材料層の表面を均等化するように円筒状に構成された表面を有しており、
円筒(2)が一回転するごとに、前記方法が、
−前記均等化ローラー(4)で圧力をかけることにより、前記材料層の表面を均等化するステップと、
−均等化された材料層に、前記粉砕ローラー(3)で圧力をかけることにより、前記材料を粉砕するステップと
を備え、
材料層への前記均等化ローラーの圧力は、前記均等化された材料層(5)に前記粉砕ローラー(3)によってかけられる圧力(P)よりも低く、
前記円筒の転がり用行路に前記粉砕ローラーを押し当てるための前記手段が、粉砕ローラー(3)が材料層に10MPaから40MPaの間の平均圧力をかけるようになっており、また均等化ローラーの前記把持手段(6)が、均等化ローラー(4)が材料層(5)に10MPa未満の圧力をかけるようになっている、材料層の圧縮による粉砕方法。 - 1mmから120mmの間に含まれる最大粒径を有する材料を粉砕機に供給するステップを含み、
均等化ローラー(4)の前記把持手段(6)が、転がり用行路(20)と前記均等化ローラー(4)の表面との間の最小距離を保証するものであり、前記最小距離が最大粒径の0.5倍以上と決定される、請求項1に記載の粉砕方法。 - 均等化ローラー(4)が、回転自在であり、材料層(5)との摩擦を利用して均等化ローラーの軸の周りを回転するように導かれる、請求項2に記載の粉砕方法。
- 均等化ローラーの表面の速度が、前記均等化ローラー(4)が押し当てられる材料層(5)の平均速度と等しくなるように、均等化ローラーを回転に導くためのモーター手段を有する、請求項2に記載の粉砕方法。
- 1mmから120mmの間に含まれる最大粒径を処理し、また100mmから660mmの間に含まれる均等化ローラー(4)の直径が選択される、請求項1から4のいずれか一つに記載の粉砕方法。
- 均等化ローラー(4)の前記把持手段(6)が、
−前記円筒(2)の軸(A)の方へ半径方向にしたがった前記均等化ローラー(4)の動きを可能にすることができる連結手段、および
−前記均等化ローラー(4)を逆の方向つまり転がり用行路(20)の方へ引き戻す弾性手段を含む、請求項1から5のいずれか一つに記載の粉砕方法。 - 前記均等化ローラー(4)が二つの端を有しており、前記均等化ローラー(4)の前記把持手段(6)が、前記均等化ローラー(4)の二つの端を把持することを確保するものであり、前記把持手段(6)の前記連結手段が、二つのアーム(60)を有し、それぞれが、一方では前記アーム(60)の二つの端のうちの一端で、前記均等化ローラー(4)の軸にしたがって前記均等化ローラー(4)に連結され、また他方では前記アーム(60)の他端で、前記粉砕機(1)のフレームに連結されており、各アーム(60)の他端は前記円筒(2)の軸(A)に平行な回転軸(B)にしたがって連結されている、請求項6に記載の粉砕方法。
- 前記均等化ローラー(4)のその軸方向の長さが、前記粉砕ローラー(3)のその軸方向の長さ以上であり、前記均等化ローラー(4)が、円筒(2)のその軸方向の長さに沿って前記粉砕ローラー(3)と平行に配置される、請求項1から7のいずれか一つに記載の粉砕方法。
- 前記材料が、円筒(2)が一回転するごとに円筒(2)のその軸方向の長さの一部分しかたどらないように、また円筒(2)と粉砕ローラー(3)との間を、粉砕するべき材料供給用の前記入口(7)から粉砕された材料用の前記出口(8)まで数回通るように、前記円筒(2)のその軸方向の長さにわたって材料の移動を制御するための手段を有し、
前記材料の移動を制御するための手段は、
転がり用行路から材料を剥がすように、円筒の内側の上部下降面に設置されるスクレーパー、およびスクレーパーによって剥がされた材料を途中で捕えてそれを粉砕機の出口の方に逸らすように、スクレーパーの下に配置される単数または複数の偏向板を含む、円筒(2)の一端から他端までの材料の送りを確保することを目的とした装置を有し、
また、前記均等化ローラー(4)の表面と転がり用行路(20)との間の距離(d)が、前記円筒(2)のその軸方向の長さに沿って変化し、前記入口(7)から前記出口(8)に向かって減少する、請求項1から8のいずれか一つに記載の粉砕方法。 - 均等化ローラー(4)の回転軸が、前記円筒(2)の軸(A)に平行である、請求項1から8のいずれか一つに記載の粉砕方法。
- 均等化ローラーの前記把持手段(6)が、均等化ローラー(4)が材料層(5)に1MPa未満の圧力をかけるようになっている、請求項1から10のいずれか一つに記載の粉砕方法。
- −前記粉砕機(1)に1mmから120mmの間に含まれる最大粒径の材料を供給するステップと、
−粉砕するべき前記最大粒径の2倍から6倍という倍率が、粉砕ローラー(3)の直径の0.15倍以上の前記均等化ローラー(4)の直径をもたらす場合に、前記均等化ローラー(4)の直径を、粉砕するべき前記最大粒径の2倍から6倍の間に含まれる直径に選択するステップと、
−そうでない場合に、前記均等化ローラー(4)の直径を、粉砕ローラー(3)の直径の0.15倍以上の直径に選択するステップと、
を備える、請求項1から11のいずれか一つに記載の粉砕方法。 - −前記粉砕機(1)に1mmから120mmの間に含まれる最大粒径の材料を供給するステップと、
−均等化ローラー(4)の表面が、転がり用行路(20)から、粉砕するべき最大粒径の0.5倍から3倍の間に含まれる距離に保たれるように、前記均等化ローラー(4)の移動行程を調整するステップとを備える、請求項6に記載の粉砕方法。 - 前記粉砕機(1)において材料を乾式粉砕する、請求項1から13のいずれか一つに記載の粉砕方法。
- 材料層(5)の圧縮による粉砕機(1)であって、
−水平軸(A)を有する円筒(2)であって、内壁が、前記円筒(2)の内部に配置される粉砕ローラー(3)のための転がり用行路(20)を有する円筒、
−円筒をその軸(A)を中心にして回転するように導くための手段、
−軸が円筒(2)の軸(A)に平行である前記粉砕ローラー(3)、
−前記粉砕ローラー(3)を前記円筒(2)の転がり用行路(20)に押し当てるための手段、
−前記円筒(2)の端のうちの一方に位置する、粉砕すべき材料を供給するための入口(7)、および前記円筒(2)の他端の、粉砕された材料のための出口(8)、を含み、
−材料層の表面を均等化するように円筒状に構成された表面を有する均等化ローラー(4)であって、前記円筒(2)の回転方向(R)にしたがって前記粉砕ローラー(3)の上流に配置される、均等化ローラー(4)、
−前記均等化ローラー(4)と転がり用行路(20)との間の接触なく、前記円筒(2)の転がり用行路に近接しおよび離間する、均等化ローラー(4)の把持手段(6)、を含むことを特徴とし、
前記円筒の転がり用行路に前記粉砕ローラーを押し当てるための前記手段が、粉砕ローラー(3)が材料層に10MPaから40MPaの間の平均圧力をかけるようになっており、また均等化ローラーの前記把持手段(6)が、均等化ローラー(4)が材料層(5)に10MPa未満の、前記材料層の前記表面を均等化する圧力をかけるようになっている、材料層の圧縮による粉砕機。 - 無機材料の粉砕、および/または、セメントクリンカーの製造における材料の粉砕のための、請求項1から14のいずれか一つに記載の粉砕方法の利用、または請求項15に記載の粉砕機(1)の利用。
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