JP2000033278A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JP2000033278A
JP2000033278A JP10218702A JP21870298A JP2000033278A JP 2000033278 A JP2000033278 A JP 2000033278A JP 10218702 A JP10218702 A JP 10218702A JP 21870298 A JP21870298 A JP 21870298A JP 2000033278 A JP2000033278 A JP 2000033278A
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Japan
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drum
crusher
crushed
crushing
gap
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JP10218702A
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Minoru Shinoda
實 信太
Yasuhiro Shinoda
康裕 信太
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮・せん断作用による粒形判定実績率の高
い骨材生産が可能である上に、被破砕物と内、外ドラム
との間のスベリ現象が少ないため、破砕に必要な動力源
が少なくて済み、電力費が安価であり、しかも生産設備
が低コストで提供できる破砕機を提供することにある。 【解決手段】 回転自在な内ドラムおよび外ドラムを備
えるとともに、前記内ドラムと外ドラムとの間に所定の
間隙を設け、よって、同一方向に回転する前記の内、外
のドラムの間隙を通る岩石や鉱石のごとき被破砕物を破
砕するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩石、鉱石、ガラ
ス材料などを破砕する破砕機に係るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の破砕機として、例えば、岩石を
破砕して砂を製造する製砂機があリ、従前からよく知ら
れている製砂機の構造として、例えば、円筒のミル胴体
内にロッドを多量に入れた状態で回転させ、原料に衝撃
と摩擦を与えて粉砕するロッドミル型と呼ばれるものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ロッドミル型の製砂機は大きな電動機を必要とする上に
多量のロッドが回転するので、振動、騒音が大きいとい
う欠点などがあったものである。
【0004】上記のような実状に鑑み、本発明は、圧縮
・せん断作用による粒形判定実績率の高い骨材生産が可
能であり、また、被破砕物と内、外ドラムとの間のスベ
リ現象が少ないため、破砕に必要な動力源が少なくて済
み、電力費が安価であり、しかも生産設備が低コストで
提供できる破砕機を提供することにある。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明に係る破砕機は、
回転自在な内ドラムおよび外ドラムを備えるとともに、
前記内ドラムと外ドラムとの間に所定の間隙を設け、よ
って、同一方向に回転する前記の内、外のドラムの間隙
を通る岩石や鉱石のごとき被破砕物を破砕するようにし
たものである。そして、前記外ドラムおよび/または前
記内ドラムをモータのごとき駆動装置により回転駆動す
るようにしてもよく、また、前記内ドラムを複数配設す
るようにしてもよい。
【0006】本発明に係る破砕機によれば、まず、岩石
などの破砕したい原料を原料投入シュートなどから、回
転する外ドラム内に投入する。投入された原料は、回転
する外ドラムによって、またその自重により移動し、内
ドラムと外のドラムの間の隙間に入り込み、両ドラムの
圧縮力と原料同士が擦り合って粉砕され、排出シュート
へ排出されることとなる。これにより、例えば本破砕機
を製砂用に使用した場合は、粒子間破砕が可能となり、
天然砂に近い角の少ない粒形砂が生産できる。また、上
記構成によると、被破砕物と内、外ドラムとの間のスベ
リ現象が少ないため、破砕に必要な動力源が少なくて済
み、電力費が安価であり、しかも生産設備が低コストで
済むものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき説明する。図1〜図2は、本発明に係る破砕機を製
砂用として適用した概略構成図を示している。図におい
て、本発明装置1は、内ドラム2と外ドラム3との間に
間隙4を設けている。この実施例では前記間隙4を2〜
3cmとしているが、この数値は製造対象に応じて任意に
設定できることはいうまでもない。そして、前記外ドラ
ム3に固定された鎖車5は、チェーン6を介してモータ
7の鎖車8につながれ、これにより、モータ7が駆動し
てチェーン6が駆動すると、それに伴って前記外ドラム
3が回転するようにしている。この実施例では、前記内
ドラム2については回転をフリー(駆動装置に関係させ
ていない)にしている。また、図3に示すように、前記
内ドラム2には回転軸9が固着されるとともに、この回
転軸9の両端部には軸受10が取り付けられ、該軸受10は
支持部材11を貫通する調節ボルト12に連結されて、支持
部材11の溝部(図示しない)を上下にスライド可能とな
っている。そして、前記調節ボルト12には支持部材11の
内部でスプリング13が内ナット14、スプリング押上座金
15により取り付けられ、支持部材11の外部で外ナット16
により締着自在となっている。したがって、前記外ナッ
ト16を緩めると前記内ドラム2は、軸受10とともに下降
し、また外ナット16を締めると軸受10とともに上昇する
から、これにより前記内ドラム2を縦方向の最適位置に
移動しセットできる。また、内ドラム2と外ドラム3の
間隙4に破砕不能の異物などが入った場合には、図4に
示すように、異物の圧によってスプリング13が圧縮して
軸受10は上昇し、異物は広がった間隙4を通過するか
ら、これにより機器の損傷を防ぐことができる。異物の
通過後は、スプリング13は元の位置にまで復帰する。さ
らに、前記支持部材11は、図5に示すように、基台17に
設けた長穴18にボルト19を連通させ、これにより、ボル
ト19をナット20で締めれば支持部材11は基台17に固定さ
れ、またナット20をゆるめれば支持部材11は左右に移動
自在となり、前記内ドラムを横方向の最適位置に移動し
セットできる。図中21は岩石22を外ドラム3内に投入す
るための原料投入シュート、23は破砕された砂24を排出
する排出シュート、25は前記外ドラム3の回転を補助す
る受ローラである。そして、26は内ドラムの外周面に、
また27は外ドラム3の内周面にそれぞれボルトなどによ
り取り付けられたライナで、摩耗したら交換する。
【0008】上記したように、内ドラムは最も効果のあ
る位置に設置すればよく、実施例に示した位置に限らな
いし、また、内ドラムの縦、横方向への移動手段も実施
例に示した手段に限らないことは言うまでもない。さら
に上記実施例では砂の製造に適用したが、もちろん製造
対象については砂に限らない。
【0009】また、図6は、本発明装置の別の実施例を
示す概略図である。同図において、外ドラム28に固定さ
れた鎖車29は、チェーン30を介してモータ31の鎖車32に
つながれ、また、内ドラム33の回転軸34に固着された鎖
車35は、チェーン36を介してモータ37の鎖車38につなが
れている。前記外、内のドラム28,33をモータ31,37で回
転させることにより、被破砕物39の破砕を一層容易にし
ている。尚、この実施例では、2機のモータ31,37を使
用したが、1機のモータで内、外ドラムを回転させるよ
うにしてもよい。40,41はライナである。
【0010】さらに、図7は、本発明装置の別の実施例
を示している。同図において、内ドラム42,43が2個配
設されている。これは破砕回数を増やすことにより、被
破砕物44をより粉砕するものである。両内ドラム42,43
の間隙は、同じ幅でもよいし、徐々に小さくするように
してもよい。また、この実施例では、2個の内ドラムを
使用したが、その数や設置位置などについては限定はな
く、破砕対象やドラムの大きさなどにより適宜に選択で
きることは勿論である。45は外ドラム、46は鎖車、47,4
8,49はライナである。
【0011】尚、ドラムを回転させる駆動装置は、上記
実施例では、鎖車、チェーン、モータを使用したが、ド
ラムが回転可能である限りどのような駆動装置を用いて
も無論良い。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明破砕機によれ
ば、岩石、鉱石、ガラス原料など種々の被破砕物の破砕
に適用できる上に、破砕に必要な動力源が少なくて済む
ので、電力費が安価となり、しかも生産設備が低コスト
で提供できる利点を有する。また、製砂用として使用す
れば天然砂に近い角の少ない粒形砂が生産できる顕著な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による破砕機の概略正面図である。
【図2】本発明による破砕機の概略平面図である。
【図3】支持部材11を示す概略正面図である。
【図4】支持部材11を示す概略正面図である。
【図5】基台の部分平面図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す概略正面図である。
【図7】本発明の別の実施例を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 本発明装置 2 内ドラム 3 外ドラム 4 間隙 5 鎖車 6 チェーン 7 モータ 8 鎖車 9 回転軸 10 軸受 11 支持部材 12 調節ボルト 13 スプリング 14 内ナット 15 スプリング押上座金 16 外ナット 17 基台 18 長穴 19 ボルト 20 ナット 21 原料投入シュート 22 岩石 23 排出シュート 24 砂 25 受ローラ 26 ライナ 27 ライナ 28 外ドラム 29 鎖車 30 チェーン 31 モータ 32 鎖車 33 内ドラム 34 回転軸 35 鎖車 36 チェーン 37 モータ 38 鎖車 39 被破砕物 40 ライナ 41 ライナ 42 内ドラム 43 内ドラム 44 被破砕物 45 外ドラム 46 鎖車 47 ライナ 48 ライナ 49 ライナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な内ドラムおよび外ドラムを備
    えるとともに、前記内ドラムと外ドラムとの間に所定の
    間隙を設け、よって、同一方向に回転する前記の内、外
    のドラムの間隙を通る岩石や鉱石のごとき被破砕物を破
    砕するようにしたことを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 前記外ドラムが、モータのごとき駆動装
    置により回転駆動されてなる請求項1記載の破砕機。
  3. 【請求項3】 前記内ドラムがモータのごとき駆動装置
    により回転駆動されてなる請求項1および2記載の破砕
    機。
  4. 【請求項4】 前記内ドラムが複数設置されてなる請求
    項1、2および3記載の破砕機。
JP10218702A 1998-07-17 1998-07-17 破砕機 Pending JP2000033278A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218339A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Kajima Corp 再生骨材製造装置
KR101011666B1 (ko) 2010-08-26 2011-01-31 정수영 과립 장치
JP2015500137A (ja) * 2011-12-02 2015-01-05 フィーヴ エフセーベーFives Fcb 材料層の圧縮による粉砕機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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