JP6382930B2 - 多区画容器 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2013年3月13日出願の米国特許出願第13/802137号の利益および優先権を主張し、その全体を参照により本明細書に援用する。
本発明は、一般に、食品用容器の分野に関し、特に、2つ以上の食品を単一の容器内で分離するための多区画容器に関する。
従来、多区画容器は、複数の相補的な食品(例えば、チーズとクラッカー、チップスとサルサ、カッテージチーズとフルーツ等)を包装するために使用されてきた。こうした食品の一方は第1の区画内に収容され、相補的な食品は第2の区画内に収容される。従来の容器は、多くの場合、取り外し可能なカバーまたは蓋が取り付けられる上リムを具える。典型的には、容器に充填した後に、カバーを上リムに接合または封止する。
従来の容器では、カバーが、第1の区画から第2の区画を適切に分離できないことが多いという欠点に悩まされている。例えば、カバーは、区画間を密封することなく、容器の外周に接合される場合がある。区画間の密封が欠如していることにより、一方の区画からの水分が、不所望にも他方の区画を平衡にしてしまい得る。
本開示の一実施形態は、上平面を画定する上リム、下平面を画定する下リム、上リムを下リムに接続する周壁、および、下平面から上方に延び、容器を複数の区画に分割する少なくとも1つの内壁を具える多区画容器である。周壁は容器の外面を形成し、内壁の上端は容器の最上部である。
いくつかの実施形態では、容器は、第1の底面と第2の底面を具える。第1の底面は、第1の区画の下側の境界を画定し、第2の底面は、第2の区画の下側の境界を画定する。第1の底面は下平面と実質的に同一面上にあり、第2の底面は上平面と下平面との間に中間平面を画定する。内壁は、略アーチ状の断面を有しており、周壁と斜めに交差する。
本開示の別の実施形態は、第1の開口面を有する第1の区画と、第2の開口面を有する第2の区画を具える多区画容器である。第1の開口面および第2の開口面は第1の平面を画定する。第1の区画および第2の区画は、第1の平面を貫いて延在する共有内壁によって分離されている。内壁の一部は、熱および圧力の少なくとも一方をその端部に適用した場合に、平坦化して第1の平面と整列するように構成されている。
いくつかの実施形態では、第1の平面は、内壁を除いた容器の全ての要素の上限を画定する。第1の区画および第2の区画は、容器の外面を形成する周壁によって少なくとも部分的に境界されてもよい。周壁の第1の区域が第1の区画を境界してもよく、周壁の第2の領域が第2の区画を境界してもよい。周壁の第1および第2の区域は、連続的に接続され、両区域全体で単一の曲率半径を有してもよい。
本開示の別の実施形態は、底部と、底部から上方に延在する周壁と、底部から上方に延在する内壁を具える多区画容器である。周壁は容器の閉じた外面を形成し、内壁は2つ以上の位置で周壁と交差し、これによって、容器を第1の区画と第2の区画に分割する。内壁は、下向きの力をその上端に適用した場合に、封止を目的として予測可能な形で曲がるように構成されている。
いくつかの実施形態では、内壁は、底部から上方に延在しており、容器の開口上面から突出している。内壁の上端は、容器の最上の要素である。内壁は、底部に平行な平面内で、複合断面を有することができる。複合断面は、第1の曲率半径を有する第1の部分と、第1の曲率半径とは異なる第2の曲率半径を有する第2の部分を含むことができる。いくつかの実施形態では、複合断面は、第1の曲率半径および第2の曲率半径とは異なる第3の曲率半径を有する第3の部分をさらに含む。いくつかの実施形態では、内壁は、平面または実質的に平面である。
本開示の別の実施形態は、上平面を画定する上リムと、下平面を画定する下リムと、上リムを下リムに接続し、容器の外面を形成する周壁と、下平面から上方に延在し、容器を第1の区画と第2の区画に分割する内壁を具える二区画容器である。内壁の上端は、容器の最上にある要素であり、内壁の上部は変形可能であり、拡大した封止面を提供する。いくつかの実施形態では、内壁の上部は、封止作業中、封止作業の前に起きる変形過程中、またはこれらの組み合わせの間に変形可能である。
いくつかの実施形態では、内壁は、多区画容器を製造可能な状態で内壁の上部が変形された場合に、内壁の撓みの低減を平衡させるのに適正な厚さを有する。いくつかの実施形態では、内壁の適正な厚さは少なくとも0.6ミリメートルである。いくつかの実施形態では、内壁の適正な厚さは、0.6ミリメートルから1.2ミリメートルの間である。いくつかの実施形態では、内壁の適正な厚さは、適正な幅と厚さの比として表され、この幅と厚さの日における幅とは、周壁の、内壁と交差する対向面間の距離である。いくつかの実施形態では、適正な幅と厚さの比は、40:1と50:1の間である。
上記は概要であり、したがって、必然的に単純化、一般化、および詳細の省略が含まれている。したがって、当業者は、概要は単に例示であり、いかなる場合も限定を意図するものではないことを理解するであろう。特許請求の範囲によってのみ定義されるような他の態様、発明の特徴、ならびに本明細書に記載される装置および/または方法の利点は、添付の図面を参照しつつ本明細書に記載した詳細な説明において明らかになるであろう。
例示的な実施形態による多区画容器の斜視図である。 例示的な実施形態による多区画容器の正面断面図である。 例示的な実施形態による多区画容器の平面図である。 例示的な実施形態による多区画の容器の側断面図である。
図面を全体的に参照し、種々の例示的実施形態に従う多区画容器およびその構成要素を図示および記載する。多区画容器および/またはその構成要素の詳細をさらに説明する前に、本明細書における「前」、「背」、「後」、「上」、「下」、「内」、「外」、「右」、および「左」への言及は、種々の要素を、図における方向にて識別するために用いるのみである。種々の要素は、種々の用途において異なる向きとすることができるので、これらの用語は、それらが説明する要素を限定することを意味するものではない。
図1を参照し、例示的実施形態に従う多区画容器100の斜視図が示されている。容器100が、周壁110および内壁120を具えることが示されている。内壁120が、容器100内の開放容積を第1の区画130および第2の区画140に分割することが示されている。いくつかの実施形態において、容器100は、二重区画容器である。他の実施形態において、容器100は、第3の区画、第4の区画、または任意の数の付加区画を具えることができる。
いくつかの実施において、容器100を、食品の包装用に用いることができる。多区画構成は、単一の容器内に、2つの別々の食品成分を包装することを可能にする。食品成分は、相補食品(例えば、カッテージチーズとフルーツ、チーズとクラッカー、チップスとサルサ、チーズとスティックパン等)、非相補食品、(例えば、プリンとヨーグルト、クリームチーズとサワークリーム等)、食品と飲料の組み合わせ(例えば、牛乳とクッキー、ジュースとクラッカー等)、食品と非食品(例えば、クラッカーとおもちゃ、果物と記入済みのメモ用紙)、または食品、飲料、および非食品の任意の他の組み合わせとすることができる。本開示は、容器100を食品包装との関連で説明しているが、様々な代替の使用が可能である。例えば、容器は反応性成分、実験用化学薬品、事務用品(例えば、ペーパークリップ、鉛筆、スタンプ等)、一般的に使用される調味料(例えば、塩、砂糖、ケチャップ、マスタード等)、または品目の他の任意の組み合わせの包装または保管のために使用することができる。
有利には、多区画の構成は、異なる水分水準または水分の必要条件を有する食品または他の品目を包装することを可能にする。例えば、区画140を乾燥した品目((例えば、クラッカー、スティックパン、チップス等)を包装するために使用し、区画130を湿気のある品目(例えば、クリームチーズ、サルサ、カッテージチーズ等)を包装するために使用することができる。乾燥した品目および湿気のある品目のいくつかの具体例を挙げているが、これらの例は、非限定的なものであることを意図している。容器100を用いて、任意の乾燥した品目を任意の湿気のある品目と一緒に包装することができる。内壁120は、区画130と区画140との間の水分バリアを提供するので、湿気のある品目からの湿気が、乾燥した品目に流入するのを防ぐ。
いくつかの実施形態では、容器100を、ポリマー材料またはエラストマー材料(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等)から製造(例えば、成型、鋳造、組み立て等)することができる。他の実施形態において、容器100を、金属、セラミック、織物、ガラス、もしくは任意の他の適当な材料、またはそれらの材料の組み合わせから製造することができる。容器100の材料は、水分に対して不透過性または実質的に不透過性である材料の群から選択することができる。いくつかの実施形態において、容器100は、射出成形法を用いてポリマー材料から製造される。例えば、液状の樹脂をモールドに射出して、容器100の全体的な形状と要素を成形することができる。容器100をテーパ状とし、凝固した容器の、モールドからの分離を容易にすることができる。
引き続き図1を参照し、容器100は、上リム150および下リム170を具えることがさらに示されている。上リム150は、容器100の1つ以上の上端に沿って延在することができる。いくつかの実施形態では、上リム150は、複数のリム部分(例えば、リム部分151〜158)を備える。リム部分154および158は、略直線のリム部分として示されている。リム部分154、158は、実質的に平行であってもよく、および/または、上リム150の対向する端を画定することができる。いくつかの実施形態では、リム部分154、158は、同じまたは異なる曲率半径を有する、湾曲したリム部分であってもよい。
リム部分152および156は、同じ曲率半径を有する、湾曲したリム部分として図示されている。しかし、他の実施形態では、リム部分152、156は、直線状であってもよく、または、異なる曲率半径を有してもよい。
リム部分151、153、155、および157は、湾曲した移行部分として図示されている。例えば、リム部分151は、リム部分152をリム部分158に接続するように図示されており、リム部分153は、リム部分152をリム部分154に接続するように図示されており、リム部分155は、ム部分154をリム部分157に接続するように図示されており、リム部分157は、リム部分156をリム部分158に接続するよう図示されている。いくつかの実施形態では、リム部分151〜158のうちの2つ以上を単一の部分に結合してもよい。結合された部分は、直線状であってもよく、または、1つ以上の曲率半径を有してもよい。いくつかの実施形態では、リム部分151〜158を結合し、閉じた形状を形成してもよい。閉じた形状は、容器100の上部の周囲を画定することができる。いくつかの実施形態では、上リム部分は略同一平面上にあり、上平面180を画定する(図4に示す)。
下リム170は、容器100の1つ以上の下端に沿って延在することができる。いくつかの実施形態では、下リム170は、結合して閉じた形状を形成する複数のリム部分(例えば、リム部分172〜175、図示しない他のリム部分等)を具える。閉じた形状は、容器100の下部周囲または底部を画定することができる。複数の下リム部分は、実質的に同一平面上にあり、下平面190を画定する(図4に示す)。下平面190は、上平面180に平行または実質的に平行とすることができる。いくつかの実施形態では、上リム150および下リム170は、等しい面積を包囲する。他の実施形態では、上リム150は、下リム170よりも大きい面積または小さい面積を包囲する。
引き続き図1を参照し、周壁110は、上リム150を下リム170に接続して、容器100の外表面を形成する。いくつかの実施形態では、周壁110は、複数の表面(例えば、表面111〜118)を具えることができる。表面111〜118は、上リム150の1つ以上の部分を下リム170の1つ以上の部分に接続することができる。例えば、表面112は、上リム部分152を下リム部分172に接続することが図示されており、表面113は、上リム部分153を下リム部分1732に接続することが図示されており、表面114は、上リム部分154を下リム部分174に接続することが図示されており、表面115は、上リム部分155を下リム部分175に接続することが図示されている。
表面114および118は、容器100の対向する側面を形成する、略平坦な表面として図示されている。いくつかの実施形態では、表面114および118は平行であってもよい。他の実施形態では、表面114、118は、平行でなく、または、一つ以上の曲率半径を有する(例えば、垂直方向に湾曲した、水平方向に湾曲した、球状に湾曲した等)ことができる。表面112および116は、水平方向の曲率を持ち(例えば、水平弧に沿って湾曲した等)、容器100の対向する側面を形成する湾曲した表面として図示されている。
いくつかの実施形態では、複数の表面111〜118を組み合わせ(例えば、交差し、結合し、重複し、接続し等)、閉じた周壁110を形成することができる。表面111〜118の組み合わせは、交差角(例えば、直角、斜角等)を有する1つ以上の端、円形の移行部(例えば、平縁、面取り、曲面等)、または複数の表面の間の任意の他の移行部に沿って生ずることができ。いくつかの実施形態では、表面111〜118のうちの2つ以上を単一の表面に結合してもよい。組み合わせた表面は、略平坦であってもよく、または、1つ以上の曲率半径を有してもよい。周壁110は、下リム170から上方に延在し、上リム150と接続して終端してもよい。すなわち、周壁110は、上平面180および下平面190によって垂直方向に境界されてもよい。上平面180と下平面190(または上リム150と下リム170)の間の垂直距離を第1の高さとすることができる。
引き続き図1を参照し、内壁120は、周壁110と交差し、容器100を第1の区画130と第2の区画140に分割することができる。内壁120は、一箇所で(例えば、端、線等に沿って)、または、複数箇所で(例えば、周壁110の2つ以上の表面の間に延在して)、周壁110と交差してもよい。いくつかの実施形態では、内壁120を略垂直とし、容器を水平方向に隣接する(すなわち、並んだ)区画に分割することができる。他の実施形態では、内壁は、容器100を、垂直方向に隣接した、または、垂直方向に向けられた区画に分割することができる。
区画130、140は、周壁110により外的に境界されてもよい。いくつかの実施形態では、周壁110の単一の面は、区画130、140の両方の外的な境界を形成する。例えば、表面112は、第1の区画130と第2の区画140の両方の外的な境界として図示されている。共通の外面が、両区画130、140の側面に沿って連続(例えば、平面、または連続的に湾曲)してもよい。区画130、140は、内壁120によって内的に境界されてもよい。内壁120は、第1の区画130を第2の区画140から分離する、共通の境界(例えば、単一の壁、表面、仕切り等)であってもよい。内壁120は、周壁110によって水平方向に包囲されてもよい。
ここで図2を参照し、例示的な実施形態による容器100の正面断面図が示されている。容器100は、肩部182、首部184、およびフランジ部186を具えることが示されている。肩部182は、リム部分151〜158の一つ以上に沿って上リム150から延在する面であってもよい。いくつかの実施形態では、肩部182は、その全周に沿って、上リム150から延在している。肩部182は、リム150から外方に、完全に水平に(例えば、平面180内に)または、斜めに(例えば、平面180の上方または下方に)延在することができる。図2に示す例示的な実施形態では、肩部182は、リム150から上方および外方に延在する。肩部182は、容器100が、自動充填または包装作業の間、把持され、運搬され、保持され、または操作されることを可能にする。
首部184は、肩部182の端から延在する面であってもよい。いくつかの実施形態では、首部184は、その全周に沿って肩部182から延在する。首部184は、肩部182から、水平方向、垂直方向、または斜めに延在することができる。図2に示す例示的な実施形態では、首部184は、肩部182から実質的に垂直上方に延在する。いくつかの実施形態では、肩部182および首部184は、単一の部品に組み合わせてもよく、または連続的に湾曲した、または傾斜した面で置換してもよい。他の実施形態では、首部184は、肩部182に加えて、または、肩部182に代えて、リム150から直接延在してもよい。
フランジ部186は、首部184の上端から延在する面であってもよい。いくつかの実施形態では、フランジ部186は、その全周に沿って首部184から延在する。他の実施形態では、フランジ部186は、肩部182またはリム150から直接延延在する。フランジ部186は、首部184、肩部182、またはリム150から水平方向外向きに延在してもようい。フランジ部186は、密封工程中に蓋、カバー、シール、または他の包装要素を固定(例えば、溶着、接着、押着等)することができる水平な表面を提供することができる186のフランジ。フランジ部186は水平面185を画定することができる。平面185は、平面180と同一平面上にあってもよく、平面180の上方にあってもよい。
ここで図3を参照し、例示的な実施形態に従う容器100の平面図が示されている。内壁120は、上から(例えば、上平面180または下平面190と平行な面内で)見た場合に、略アーチ状(例えば、円弧状、弓状、曲線状)の断面を有することが示されている。有利には、内壁120のアーチ状断面は、下向きの力をその上端に適用した場合に、内壁120の変形(例えば、曲がり、座屈、膨れ、拡がり等)を予測可能な形で引き起こすこと場合がある。例えば、包装工程中に、上リム150に沿って蓋を容器100に適用することができる。密封装置等の機械的装置を用いて、蓋を上リム150に押着および/または溶着することができる。装置によって適用される圧力は、内壁120の上端に沿って集中し、内壁120の曲がりまたは座屈を引き起こす場合がある。内壁120のアーチ形状により、内壁120は予測可能な形で変形しやすく(例えば、予測可能な方向へ、予測可能な角度で、予測可能な位置で曲がりやすく)なる。
いくつかの実施形態では、内壁120の厚さは、容器100の成形性を犠牲にすることなく、屈曲(例えば、曲げ、座屈等)を低減するように適正化されている。例えば、内壁120が薄すぎると、内壁120が過剰にたわみやすくなる場合がある。しかし、内壁120の厚さの増加は、追加の樹脂を必要とする場合があり、射出成形工程中の容器100の成形性(例えば、樹脂流れ、容器の形成等)に悪影響を与える場合がある。いくつかの実施形態では、内壁120の適正な厚さは、少なくとも0.6ミリメートル(mm)とすることができる。いくつかの実施形態では、内壁120の適正な厚さは少なくとも0.8mmとすることができる。いくつかの実施形態では、内壁120の適正な厚さは0.6mm〜1.2mmの範囲とすることができる。いくつかの実施形態では、内壁120の適正な厚さは0.8mm〜1.2mmの範囲とすることができる。いくつかの実施形態では、内壁120の適正な厚さは約1.0mm程度とすることができる。しかし、容器の全体の寸法、または、容器の一部を変更等したような他の実施形態では、他の厚さ寸法を用いてもよい。
いくつかの実施形態では、容器の全体の寸法に対する内壁120の適正な厚さは、幅と厚さの比として表すことができる。内壁120の幅は、内壁120が周壁110と交差する位置の間(例えば、表面112、116の間)の距離、または、いくつかの実施形態では、移行表面124と126の間の距離により定義することができる。いくつかの実施形態では、適正な幅と厚さの比は、約40:1〜50:1の範囲とすることができる。いくつかの実施形態では、適正な幅と厚さの比は約45:1とすることができる。
いくつかの実施形態では、内壁120の適正な厚さは、高さと厚さの比として表すことができる。内壁120の高さは、内壁120の上端と内壁120の下端との間の距離(例えば、図4に示すように、上端121と下端123との間の距離)により定義することができる。いくつかの実施形態では、適正な高さと厚さの比は70:1〜90:1の範囲とすることができる。いくつかの実施形態では、適正な高さと厚さ比は、約82:1とすることができる。
有利には、内壁120の任意の潜在的な変形により、容器100の他の要素を、かかる変形を見込んで設計することが可能となる。例えば、内壁120は、複数の表面122〜127を具えるように図示されている。表面122は、第1の曲率半径を有し、内壁120の表面積の大部分を含む主表面として示されている。表面124は、表面122を周壁110に接続する移行表面であってもよい。いくつかの実施形態では、表面124と表面122との間の移行は、円滑または連続的であってもよい。かかる円滑または連続的な接続部は、区画からの内容物(例えば、クリームチーズ等)の取り出しの容易性を促進することを意図している。他の実施形態では、表面124は、交差角をもって表面122と交差してもよい。
表面124は、第1の曲率半径とは異なる第2の曲率半径を有していてもよい。第2の曲率半径は、表面124が適正な角度で周壁110と交差するように選択することができる。いくつかの実施形態では、交差の適正な角度は、30度と60度の間とすることができる。より具体的な実施形態において、交差の角度は40度と50度の間とすることができる。さらなる実施形態において、交差の角度は約45度とすることができる。交差の適正な角度を達成するのに必要な第2の曲率半径は、周壁110の寸法に対する表面122の水平方向の長さに基づくことができる。内壁120と周壁110の間の適正な移行は、密封中に、容器100の構造的補強を提供することができる。構造的補強は、容器100の破裂を防ぐことができ、区画130、140の間の水分バリアの完全性を保証することができる。
引き続き図3を参照し、内壁120は、肩部移行面125を含むことが図示されている。図1に最も明確に示されているように、肩部移行面125は、表面124の上部を肩部182、首部184、および/またはフランジ部186に接続することができる。表面125は、リム150上方の表面124から水平外方向に延在することができる。表面125は、区画130、140の間のバリアを完成させ、これら区画内に含まれる品目の適切な分離を確保することができる。表面125は、第3の曲率半径を有することができる。第3の曲率半径は、第1および第2の曲率半径のいずれかまたは全てと等しくても異なっていてもよい。第3の曲率半径は、表面125が適正な角度で肩部182および/または首部184と交差するように選択することができる。適正な角度は、表面124と周壁110との間の交差角に相当することができる。
いくつかの実施形態では、内壁120は、2箇所以上で周壁110と交差する。このような実施形態では、内壁120は、2つ以上の周移行面124、126および2つ以上の肩部移行面125、127を有することができる。例えば、表面124は表面112と交差し、表面126は表面116と交差してもよい。表面125は表面124から延在し、表面127は表面126から延在してもよい。表面125、127は、表面124、126を肩部182および首部184に接続してもよい。表面124、126の半径または曲率は、表面112、116との適正な交差角を達成するように選択してもよい。表面124、126は、表面112、116との適正な交差角を達成するために、等しいまたは異なる曲率と、等しいまたは異なる水平長(例えば、表面122の寸法および方向に基づいて)を有することができる。同様に、表面125、127の曲率半径は、肩部182と首部184との適正な交差角を達成するように選択することができる。表面125、127は、適正な交差角を達成するために、等しいまたは異なる曲率半径と、等しいまたは異なる水平長を有することができる。
ここで図4を参照し、例示的な実施形態に従う容器100の半断面側面図が示されている。内壁120は、容器100を第1の区画130と第2の区画140に容器100を分割することが図示されている。区画130は、開口上面134と閉塞底面132を有することが図示されている。いくつかの実施形態では、底面132は、平面180と平面190との間の中間平面195を画定する。表面132は、区画130と、区画130の下方の空間135のとの間にバリアを形成することができる。いくつかの実施形態では、周壁110は、上リム150の全周に沿い、かつ、下リム170の全周に沿って平面180と平面190との間に延在する。有利には、かかる周壁110の延在により、容器100を平坦な面の上に縦向きに置いた場合に、空間135を完全に隠す(例えば、水平方向に包囲する)ことができる。
容器100の全周に沿った周壁110の延在は、容器100に対する支持底部ともなる。例えば、区画130に、区画140を占有する材料(例えば、クラッカー、チップ、スティックパン等)の密度よりも顕著に大きな密度を有する第1の材料(例えば、チーズ、ディップ、サルサ等)を充填することができる。区画130内の材料の密度が大きいために、区画130の容積が潜在的に小さいにもかかわらず、充填された容器100の水平方向の重心が区画130の下方となる場合がある。周壁110が一周延在することにより提供される広い底部は、平坦な面の上に縦向きに載せた場合に、容器100が傾くのを防止することができる。
引き続き図4を参照し、区画140は、開放上面144と閉鎖底面142を含むことが図示されている。いくつかの実施形態では、底面142は、下平面190と同一平面上にある。他の実施形態では、底面は、平面190の垂直上方にずれていてもよい。表面142と平面190との間の空間の容積は、空間135の容積よりも小さくてもよい。いくつかの実施形態では、底面142は、区画140のみを境界する。空間135の下面136は、開口していてもよく、または境界がなくてもよい。他の実施形態では、底面142は、区画140および空間135の両方を境界することができる。
引き続き図4を参照し、いくつかの実施形態では、内壁120は、垂直または実質的に垂直である。他の実施形態では、内壁120は、水平方向に傾斜し、または角度を付けることができる。例えば、内壁120は、上端121と下端123を有することができる。上端121は、下端123から水平方向にずれていてもよい。さらなる実施形態では、内壁120は、湾曲した垂直断面を有してもよい。例えば、上端121および下端123は、内壁120の中間点129から水平方向にずれていてもよい。内壁120は、1つ以上の曲率半径を有する円弧状の垂直断面を有してもよい。
いくつかの実施形態では、下端123は、下平面190と同一平面上にある。他の実施形態では、下縁123は、底面142または他の水平面と同一平面上にあってもよい。内壁120は、下端123から上端121まで上方に延在する。いくつかの実施形態では、上端121は、平面180および平面185の両方の上方に配置される。換言すれば、内壁120は、下端123から、上リム150、フランジ部186、または容器100の他の要素の上方の高さにまで、上方に延在してもよい。上端121は、上リム150およびフランジ部186を越えて突出する、容器100の最上の要素である。内壁120は、周壁110、肩部182、首184、およびフランジ部186を組み合わせた高さを超える高さを有することができる。
有利には、フランジ部186より上の内壁120の垂直方向への延在は、容器100の、区画130、140の間に密封を提供する能力を向上させることができる。例えば、包装の間に、蓋(例えば、箔系基材で形成された層、ポリマー系基材で形成された層等)を容器100に適用してもよい。機械的な包装装置(例えば、加熱したプラテン、密封装置等)を用いて、蓋をフランジ部186および上端121に押着および/または溶着することができる。上端121が容器100の任意の他の要素上に延在するので、包装装置によって適用される圧力および/または熱が上端121に沿って集中し、内壁120の上部の変形(例えば、平坦化、降伏、溶融、軟化、屈曲等)を引き起こす場合がある。変形は上端121に生じ、全体として「T」、「L」または「C」字状に平坦化するので、蓋を適用(接着、封止、結合等)することのできる内壁120の表面積を増大させることができる。より大きな表面積は、蓋と内壁120との間の結合強度を増大させるためであり、区画130、140の間の水分バリアを改善した(より弾力性のある、より厳重な、より強固な等)ものとする。上端121を、容器100の他の部分を越えて延在させる延長した高さは、変形をもたらし、蓋材との封止面を拡大する、任意の適当な高さとすることができる。一実施形態によれば、延長した高さは、容器の材料、蓋材、所望の封止面の特性等に応じて他の延長した高さを用いることもできるが、0.1〜0.3mmの範囲内、より具体的には約0.2mmである。
いくつかの実施形態では、上端121の変形は、包装作業における密封工程と同時であってもよい。例えば、蓋を上端121および/またはフランジ部186に接合しつつ、上端121を拡張し、または平坦化してもよい。他の実施形態では、上端121の変形は、密封工程の前に行ってもよい。例えば、区画130、140に充填する前、または、蓋を容器100に適用する前に、上端121を予め拡張し、または平坦化してもよい。有利には、上端121の変形は、包装作業の前または包装作業の間の任意の段階で行うことができる。
任意の例示的な実施形態によれば、多区画容器は、異なる密度または水分水準を有する食品と共に用いるために提供され、容器を少なくとも2つの区画に分離する隔壁を具える。有利には、隔壁は、予測可能かつ再現可能な形で、圧力下で変形することによって封止を容易にする円弧形状を有しており、容器の外壁の円滑な移行を提供して、容器壁の完全性を改善し、かつ、区画からの食品の取り出し(例えば、すくい出し、かき出し等)の容易性を向上する。また、隔壁の延長した高さは、封止作業中に熱または圧力の下で、意図的に変形(例えば、拡大、平坦化)することを意図した領域を提供し、蓋材との封止面を強化し、ある区画内の食品から他の区画内の食品に水分が移動するのを実質的に減少または防止する。
例示的な実施形態において示された多区画容器の要素の構成および配置は一例にすぎない。本開示のいくつかの実施形態のみを詳細に説明したが、この開示を検討した当業者には、記載した主題の新規な教示および利点から実質的に逸脱することなく、多くの修正(例えば、様々な要素の大きさ、寸法、構造、形状および比率の変化、パラメータの値、取り付け配置、材料の使用、色、向き等)が可能であることを容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されたとして示された要素は、複数の部品または要素で構成することができる。要素および組立体は、多様な色、テクスチャ、およびそれらの組み合わせのいずれかにおいて、十分な強度および耐久性を提供する多様な材料のいずれかから構成することができる。さらに、本明細書において、「例示的」なる用語は、例、事例、または例示であることを意味するために用いられる。「例示的」として記載された任意の実施形態または構成は、他の実施形態または構成よりも好ましいまたは有利であると解釈される必要はない。むしろ、「例示的」なる用語の使用は、具体的な形で概念を提示することを意図している。従って、かかる修正の全てを、本開示の範囲内に含むことを意図している。他の置換、修正、変更、および省略を、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、好ましい他の例示的な実施形態の構成、作動条件、および配置構成に行うことができる。
代替的な実施形態によれば、任意の作業または方法の工程の順序または順列を変更または再配列することができる。いずれのミーンズプラスファンクションの項も、記載した機能を実行するとして本明細書に記載された構成と、構造的均等物のみならず、均等な構造をも対象とすることを意図している。他の置換、改変、変更および省略を、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、好ましい他の例示的な実施形態の構成、動作設定、配置に行うことができる。

Claims (22)

  1. 多区画容器であって、
    上平面を画定する上リムと、
    下平面を画定する下リムと、
    前記上リムを前記下リムに接続し、前記容器の外面を形成する周壁と、
    前記下平面から上方に延び、前記容器を複数の区画に分割する少なくとも1つの内壁を具え、
    内壁の上端が、その全体にわたって、前記容器の最も上にある要素であり、
    封止作業中に封止面が拡大するように、前記内壁の上部全体が変形可能である
    ことを特徴とする多区画容器。
  2. 第1の区画の下側の境界を画定する第1の底面と、
    前記第1の底面からずれており、第2の区画の下側の境界を画定する第2の底面をさらに具え、
    前記第1の底面は前記下平面と実質的に同一面上にあり、前記第2の底面は前記上平面と前記下平面との間に中間平面を画定する、請求項1に記載の容器。
  3. 前記第2の底面は、前記第2の区画を上側区画と下側区画に分割し、
    前記上側区画は、前記上平面と同一平面上にある開口面を有し、前記下側区画は、前記下平面と同一平面上にある開口面を有する、請求項2に記載の容器。
  4. 前記上リムおよび前記下リムは閉じた形状を形成し、前記周壁は、前記上リムの全周および前記下リムの全周に沿って、前記上リムを前記下リムに接続する、請求項1に記載の容器。
  5. 前記上リムおよび前記下リムの両方が第1の端および第2の端を有し、前記周壁が第1の側面および第2の側面を有し、
    前記第1の側面は、前記上リムの第1の端を前記下リムの第1の端に接続し、前記第2の側面は、前記上リムの第2の端を前記下リムの第2の端に接続し、
    前記内壁は前記第1の側面および前記第2の側面と交差する、請求項1に記載の容器。
  6. 前記内壁は、前記上平面に平行な平面において、略アーチ状の断面を有し、前記周壁と斜めに交差する、請求項1に記載の容器。
  7. 前記内壁は、前記第1の区画と前記第2の区画の共通の境界である、請求項1に記載の容器。
  8. 多区画容器であって、
    第1の開口面を有する第1の区画と、
    第2の開口面を有する第2の区画を具え、
    前記第1の開口面および第2の開口面は第1の平面を画定し、
    前記第1の区画および前記第2の区画は、第1の平面を貫いて延在する共有の内壁によって分離されており、
    前記内壁の上端が、その全体にわたって、封止作業中に、蓋材との強化された封止面を提供するように、前記内壁の上部全体が変形可能であることを特徴とする容器。
  9. 前記第1の平面は、前記内壁を除く容器の全要素の上限を画定する、請求項8に記載の容器。
  10. 前記第1の開口面または前記第2の開口面の1つ以上の外部端から延在するフランジ部をさらに具え、
    前記フランジ部は前記第1の平面と同一平面上にある、請求項8に記載の容器。
  11. 前記第1の区画は、前記第1の開口面と対向する第1の閉口面を有し、前記第2の区画は、前記第2の開口面と対向する第2の閉口面を有し、
    前記第1の閉口面は第2の平面を画定し、前記第2の閉口面は前記第2の平面からずれている第3の平面を画定する、請求項8に記載の容器。
  12. 前記第1の区画および前記第2の区画は、前記容器の外面を形成する周壁により少なくとも部分的に境界が形成されており、
    前記周壁の第1の区域が前記第1の区画の境界を形成し、前記周壁の第2の領域が前記第2の区画の境界を形成し、
    前記第1および第2の区域は連続的に接続される、請求項8に記載の容器。
  13. 前記周壁は、前記第1および第2の区域を通じて単一の曲率半径を有する、請求項12に記載の容器。
  14. 前記内壁は、前記第1の平面に平行な平面において、略アーチ状の断面を有し、前記周壁と斜めに交差する、請求項12に記載の容器。
  15. 多区画容器であって、
    底部と、
    前記底部から上方に延在し、前記容器の閉じた外周を形成する周壁と、
    2つ以上の位置で前記周壁と交差し、前記容器を複数の区画に分割する内壁を具え、
    前記内壁は、前記底部から上方に延在しており、前記容器の開口上面から突出しており、
    前記内壁の上端は、その全体にわたって、前記容器の最上の要素であり、
    前記内壁は、下向きの力をその上端に適用した場合に、予測可能な形で曲がるように構成され、
    前記内壁の上部全体は、封止作業中に、拡大した封止面を提供するように変形可能であることを特徴とする容器。
  16. 前記内壁は、前記底部に平行な平面において、略アーチ状の断面を有し、
    前記略アーチ状の断面は、下向きの力を前記内壁の上端に適用した場合に、予測可能な形での内壁の曲がりを引き起こす、請求項15に記載の容器。
  17. 前記内壁は、前記周壁と斜めに交差する、請求項15に記載の容器。
  18. 前記内壁は、底部に平行な平面内で、複合断面を有し、
    前記複合断面は、第1の曲率半径を有する第1の部分と、第1の曲率半径とは異なる第2の曲率半径を有する第2の部分を含む、請求項15に記載の容器。
  19. 前記複合断面は、前記第1の曲率半径および前記第2の曲率半径とは異なる第3の曲率半径を有する第3の部分をさらに含む、請求項18に記載の容器。
  20. 二区画容器であって、
    上平面を画定する上リムと、
    下平面を画定する下リムと、
    前記上リムを前記下リムに接続し、前記容器の外面を形成する周壁と、
    前記下平面から上方に延在し、前記容器を第1の区画と第2の区画に分割する内壁を具え、
    前記内壁の上端は、その全体にわたって、容器の最上にある要素であり、
    前記内壁の上部全体は、拡大した封止面を提供するよう変形可能であることを特徴とする容器。
  21. 前記内壁の上部は、封止作業中、および封止作業の前に起きる変形過程中の少なくとも一方の間に変形可能である、請求項20に記載の容器。
  22. 前記内壁の厚さは、0.6ミリメートルから1.2ミリメートルの間である、請求項20に記載の容器。
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