JP6382910B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前置部分に記載されているような、加工品あるいはツール(工具)あるいはツールホルダを工作機械の機械構成部材にクランプ(締め固定)するためのクランプ装置に関係する。加えて、本発明はこのタイプのクランプ装置を備えた工作機械の工作ユニット(装置)にも関係する。
概して、工作機械またはマシニングセンタは工作ツールを自動的にクランプおよび脱係合するため、加工スピンドルに一体化されるクランプ装置を含んでいる。従来のクランプ装置においては、工作ツールは、スプリング(バネ)構造体によって付勢されているテンションロッドの前方端部で加工スピンドル内に配置されているクランプ構造体によって保持される。概して、クランプ構造体は、工作ツールを加工スピンドル内に引き入れる複数の放射状に移動可能なピンサ(ペンチ)部材を含んでいる。工作ツールをリリースするために、テンションロッドは、ピンサ部材を備えたクランプ構造体が開いて工作ツールをリリース(解放)すべく、所謂リリースユニットを使用してスプリング構造体の付勢力に対抗して移動される。
このタイプのクランプ装置はDE102004051031B3に紹介されている。このクランプ装置においては、スプリング構造体は、相互に隣接して設置されている複数のカップスプリングを備えたカップスプリングパックの形態に構成されている。しかし、このタイプのカップスプリングパックは比較的に重く、加えて、担う高荷重(負荷)のために使用寿命が限定される。さらに、そのようなカップスプリングパックの設置は相当な労力を必要とする。さらに、それは、個別のカップスプリングが異なる荷重に曝されるという問題を提起する。
本発明によって解消されるべき課題(問題)は、可能な限り複数の直列接続されたスプリングユニットを非均等荷重に曝露することを回避させるクランプ装置と、このタイプのクランプ装置を備えた工作ユニットを利用可能にすることである。
この課題は請求項1の特徴を備えたクランプ装置によって、および請求項12の特徴を備えた工作ユニットによって解消される。本発明の有用であり進歩した実施態様および有利な改良は従属請求項において特定されている。
本発明のクランプ装置では、スプリング構造体の圧縮中にスプリングユニットの長手(軸)方向のスプリング偏位はストップ(停止部)によって制限される。これで、スプリングユニットの1つだけがスプリング偏位を経験することがなくなり、他のスプリングユニットまたは別なスプリングユニットには小程度のスプリング動作の偏位が関与するだけであることが確実になる。このストップは、1つのスプリングユニットの所定の長手方向のスプリング偏位後に他のスプリングユニットも同様に圧縮させることでスプリング動作に寄与する。
本発明の有用な実施態様によれば、スプリングユニットは、周囲方向に間隔が開けられている複数の棒形状スプリング部材と、スプリングホルダ内に固定的に取り付けられ、または旋回式に取り付けられているそれらの端部を備えたバックリング(座屈)コラムスプリングとして構成できる。そのフレキシブルな棒形状スプリング部材は金属製であっても繊維補強複合材製であってもよい。
本発明の有用な実施態様によれば、長手方向のスプリング偏位は制限することができ、そこでは、テンションロッド上に配置されている接点構成部材上のスリーブ形状接点構成部の停止面によって、及び/又はテンションロッドの中間部上の停止面によってストップが形成されており、その停止面は、スプリングユニットが非均等に圧縮されたときにスプリングユニットのスプリングホルダに押し付けられる。しかし、それらストップは、クランプ装置が一体化される加工スピンドル上あるいは他の機械構成部材上に配置することも可能である。例えば、加工スピンドル自体が、所定のスプリング偏位に到達したときにスプリングホルダの1つが押し付けられる停止面を含むことができる。
設置が容易でコンパクトなデザインにおいて、スプリング構造体は、2つの直列接続されているスプリングユニットを含むことができ、それぞれは、第1スプリングホルダと第2スプリングホルダとの間に配置された複数の棒形状スプリング部材を有しており、第1スプリングユニットの第2スプリングホルダはスプリングユニットの非均一な圧縮で、テンションロッドの中間部で停止面に押し付けられ、第2スプリングユニットの第2スプリングホルダはスリーブ形状接点構成部の停止面に押し付けられる。
スプリングユニットのスプリングホルダは、好適にはテンションロッドに対する捩れに対抗して固定される。スプリングユニットとテンションロッドとの間の捩れ防止接続は、例えば、第1スプリングホルダがロック部材、例えば、ロックピンの形態のロック部材を含むことによって達成される。例えば、第1スプリングホルダ上に配置されているロック部材はテンションロッド内あるいはテンションロッド上に捩れ防止形態で配置されている接点構成部材内に形状フィット形態で係合できる。ピン等の形態で構成されているロック部材は第1スプリングホルダの前方側の穴内に配置できる。第2スプリングホルダは、テンションロッドの形状調和している外側表面部にフォームフィット形態で係合する内側表面部を有することができる。可能な実施態様においては、第2スプリングホルダ上の内側表面部は2つの平行面を備えた通路によって形成でき、対応する外側表面部は、テンションロッドの細くなった前方部上の平坦化された表面によって形成できる。フォームフィット接続のためのその他の形状調和する表面部も同様に可能である。
スプリング構造体の付勢力に対抗してクランプ構造体をリリース位置(解放位置)にまで移動させることができるリリースユニットは、油圧(液圧)的、空気圧的、あるいは電気的に運用できる。電気的に運用される場合には、別体の油圧的および空気圧的である集合体や技術的に複雑な密閉策は不要である。電気駆動装置はモータでよく、その固定子および回転子はリリースユニットのハウジング内に収納される。
本発明は、上記のクランプ装置が加工スピンドル内または別な機械構成部材内に一体化している工作機械の工作ユニットにも関係する。
この機械構成部材は、好適には、駆動機構によって回転駆動される旋回式に取り付けられた加工スピンドルである。機械構成部材はスプリングユニットの長手方向のスプリング偏位を制限するためのストップも含むことができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照に付した好適実施例の以下の説明に記載されている。
クランプ装置を含んだ工作機械の工作ユニットの長手方向断面図である。 図1に示すクランプ装置に使用される非圧縮状態のスプリングユニットの側面図である。 圧縮状態である図2で示すスプリングユニットの側面図である。 2つのスプリングユニットを備えたテンションロッドの長手方向断面図である。 図4のM−M線の断面図である。 図4のL−L線の断面図である。 図4のK−K線の断面図である。 図4のJ−J線の断面図である。 図5のN―N線の断面図である。 図8のO−O線の断面図である。 スプリングユニットを備えたテンションロッドの詳細図である。
図1は、加工品またはツールまたはツールホルダ3をクランプするための機械構成部材2内に一体化されたクランプ装置1を備えた工作機械の工作ユニットの概略図である。図示されている実施例において、部分的にのみ図示されている機械構成部材2は、スピンドルハウジング内に旋回式に取り付けられており、駆動機構で回転式に駆動され、図1の底部に見られるように、その外側端部は、ここでは中空テーパ(先細)シャンク(柄)の形状である、またはミリング(フライス削り)カッタ、ドリルビット(刃)または別な工作ツールであるツールホルダ3の機械テーパ部5を受領するための内側テーパ部4を含んでいる。クランプ装置1を使用して、機械運用中に回転する加工品にクランプすることも可能である。機械構成部材2は加工品またはツールをクランプするクランプ装置1が一体化している工作テーブル等であっても構わない。
クランプ装置1は、機械構成部材2の貫通通路6内で長手方向に可動であり、図示の実施例においては、クーラント(冷却剤)をツールホルダ3またはツールに供給するための貫通穴8を有したテンションロッド7を含んでいる。ツールホルダ3に対面するテンションロッド7の前方端部9には、当該技術分野で知られているようなクランプ構造体11のクランプコーン(円錐体)10が取り付けられている。クランプ構造体11は、クランプコーン10の周囲に配置された複数のピンサ部材12を有したコレット(環体)を含んでおり、これらピンサ部材は、クランプコーン10を長手方向に動かすことで機械テーパ部5をクランプあるいはリリースするために放射状に可動である。
クランプ構造体11のピンサ部材12の外側端部13はツールホルダ3の環状溝部14に係合する。ピンサ部材12の内側端部15は支持スリーブ16によって支持される。テンションロッド7は、このテンションロッドの周囲で同心的に設置されているスプリング構造体17によって後方に付勢される。以下で詳細に説明するが、片側にて、この実施例では2つのスプリングユニット18を含んでいるスプリング構造体17が、機械構成部材2内でソケット形状の接点構成部材19によって支持され、他方側にて、テンションロッド7の幅広の後方端部21上でカラー(継環)20によって支持される。接点構成部材19は機械構成部材2の貫通通路6の内側環状棚23に環状フランジ22を介して押圧されているが、これはこの場合には加工スピンドルであり、テンションロッド7の後方端部21の方向に延びるスリーブ形状の接点構成部24を含んでいる。
ツールホルダ3から離れる方向に面したテンションロッド7の後方端部21にはリリースユニット25が設置されており、それによってテンションロッド7はスプリング構造体17の付勢力に対抗して前方に押し出されることができる。リリースユニット25は、テンションロッド7の後方端部21に押圧される圧力スリーブ26を含んでおり、この圧力スリーブは油圧式、空気圧式または電気式駆動機構によって動作できる。テンションロッド7がリリースユニット25によってツールホルダ3の方向に押されると、加工スピンドル6の前方端部に配置されているクランプ構造体11がツールホルダ3またはツールの機械テーパ部5をリリースする。一方、テンションロッド7がスプリング構造体17の付勢力によって後方に引き寄せられると、機械テーパ部5は引き寄せられて機械構成部材2内にクランプされる。クランプ構造体11の構造および機能性は知られているので、ここでは詳細には説明しない。
図示されている実施例においては、スプリング構造体17は、図2と図3で別々に図示されている2つの直列接続されたスプリングユニット18を含んでおり、それぞれは、2つの環状スプリングホルダ27と28の間に配置され、バックリングコラムの形態に設計された複数のスプリング部材29を含んでいる。棒形状のスプリング部材29は金属製、GFRP製、CFRP製または他の繊維補強複合材製でよく、矩形断面を有することができる。それらは、例えば、環状スプリングホルダ27と28の前部側の対応溝内に配置できる。スプリングユニット18が圧縮されると、棒形状スプリング部材29は、図2で示される当初位置に対して座屈し、図3で示されるように曲げられる。この実施例では、棒形状スプリング部材29は分離されており、スプリング部材29が相互に接触せず、スプリングユニット18の圧縮状態であっても相互に接触しないように周囲方向に角度を有している。スプリング部材29は、放射状、または環状スプリングホルダ27または28の中央と縁部との間の接続線に対して角度を有して傾斜した状態で配置できる。
図4から図8が示すように、テンションロッド7は、テンションロッド7の後方端部21で長手方向にカラー20を隣接させる筒状中間部30を有しており、対向した平坦面32を備えた筒状中間部を細くなった前方部31に隣接させる。テンションロッド7の細くなった前方部31に配置されている接点構成部材19のスリーブ形状接点構成部24の外径は、テンションロッド7の中間部30の外径と一致する。2つのスプリングユニット18のデザインは同一であり、それぞれは第1スプリングホルダ27と、異なったデザインの第2スプリングホルダ28とを含んでおり、テンションロッド7の筒状中間部30に配置されている第1スプリングユニット18は、テンションロッド7の細くなった前方部31に配置されている後方の第2スプリングユニット18に対して180°だけ長手軸周囲を回転し、それら2つの第1スプリングホルダ27は、それぞれテンションロッド7の太くなった後方端部21および接点構成部材19の環状フランジ22でカラー20にそれぞれ押圧されており、これら2つの第2スプリングホルダ28はスプリング構造体17の中間に隣接して配置されている。
図5に図示するように、第1環状スプリングホルダ27は、テンションロッド7の中間筒状部の外径に一致する内径を備えた貫通通路33を有する。貫通通路33の内壁には、通流空気の供給のための複数の溝部34が配置されており、これらの溝部は周辺に均等に配分されており、スプリングホルダ27の長手方向に延びている。さらに、その前部側で第1スプリングホルダ27は、図9と図10で示されており、ここではロックピンの形態に設計されているロック部材36のための穴35も有している。
図4および図6と図7の断面図が示すように、スプリング部材29の対面側で、第2環状スプリングホルダ28は、ホルダの約半分を通過して延びる円形断面を有した通路37を有しており、他方のスプリングホルダ28の対面側では、それは2つの平行面39を備えた通路38を有しており、テンションロッド7の細くなった前方部31で平坦面32に押圧されている。その結果、第2スプリングホルダ28は、軸方向で可動となり、捩れに対抗して固定されるようにテンションロッド7に配置される。
テンションロッド7を経路化するために、図6に示す第2スプリングホルダ28の通路37は、テンションロッド7の細くなった前方部31の外径よりも少々大きな内径を有する。ここでも通路37の内壁には通流空気の供給のために複数の溝部40が配置されており、これらの溝部は周囲に均等に配分されており、スプリングホルダ28の長手方向に延びている。
捩れに対する保護として提供された平行面39の端部で、図7に示す第2スプリングホルダ28の貫通通路38は、通流空気の供給のために内側に湾曲した溝部41も有する。平坦面32に押し付けられる平行面39のために、第2スプリングホルダ28はテンションロッド7に対する捩れに対抗し、および相互に対する捩れに対抗して固定される。
図8に示す接点構成部材19を通過する断面図は、テンションロッド7の細くなった前方部31で平坦面32に接するように2つの平行面43を備えた貫通開口部42も有することを図示している。このように、接点構成部材19もテンションロッド7に対する捩れに対抗して固定されている。第1スプリングホルダ27への捩れ防止接続を確実にするため、接点構成部材19の環状フランジ22は、図10に示すロック部材36のために貫通開口部(通路)44を有する。接点構成部材19の環状フランジ22の外面には、互いに対して周囲方向に90°だけ外れている通流空気の供給のために4つの凹形状部45が設けられている。
図9は後方スプリングユニット18の第1スプリングホルダ27を図示しており、この後方スプリングユニットはテンションロッド7の筒状中間部30上に設置されており、その第1スプリングホルダはテンションロッド7のカラー20に接している。穴35内に設置されているピン形状のロック部材36はテンションロッド7のカラー20上で凹形状部46(原文のまま;他の箇所ではストップ面)に係合する。このように、テンションロッド7のカラー20に押圧されている第1スプリングユニット18の第1スプリングホルダ27はテンションロッド7に対する捩れに対抗して固定されている。
図10は、前方スプリングユニット18の第1スプリングホルダ27を図示しており、この前方スプリングユニットはスリーブ形状接点構成部24上に配置され、この第1スプリングホルダは接点構成部材19に接しており、図9の第1スプリングホルダ27に対して、長手軸の周囲で180°だけ回転する。この場合には、穴35に設置されているピン形状ロック部材36が接点構成部材19の環状フランジ22で貫通開口部44に係合する。このように、接点構成部材19の環状フランジ22に押圧されている第2スプリングユニット18の第1スプリングホルダ27もテンションロッド7に対する捩れに対抗して固定されている。
図11は均等に圧縮されているスプリングユニット18を備えたリリース位置(解放位置)のテンションロッド7の詳細図である。この図は、機械構成部材2によって支持される接点構成部材19のスリーブ形状接点構成部24の長さが、テンションロッド7のリリース位置で、2つのスプリングユニット18の理想的に均等な圧縮により、小さな安全クレアランス(隙間)Xが、スリーブ形状接点構成部24の自由端の停止面46と、前方に配置されている第2スプリングユニット18の第2環状スプリングホルダ28の凹部48の停止面47との間で維持される。テンションロッド7の筒状中間部30の長さも、テンションロッド7のリリース位置での2つのスプリングユニット18の理想的に均等な圧縮により、小さな安全クレアランスYが、筒状中間部30からテンションロッド7の細くなった前方部31への移行部で、後方に配置された第1スプリングユニット18の第2環状スプリングホルダ28の凹部48の停止面47と、環状停止面49との間で維持される。このように、個別のスプリングユニット18のスプリングの歪み、または長手方向のスプリングの偏位を制限することが可能であり、テンションロッド7のリリース位置への移動によって引き起こされるスプリングユニット18の圧縮中に、スプリングユニット18の1つに限定されない圧縮が確実になる。
上述したクランプ装置の機能性は図1に関連させて以下で説明する。
図1で示すクランプ装置のリリース位置で、テンションロッド7は、例えば、油圧的、空気圧的または電気的に運用されるリリースユニット25によってスプリング構造体17の付勢力に対抗してツールホルダ3の方向に押される。これで、2つのスプリング部材(原文のまま;ユニット)18は図3で示すように圧縮されることができ、クランプコーン10と支持スリーブ16によって、クランプ構造体11のピンサ部材12は図1で示す放射状内側に押されたリリース位置を占めることができる。このリリース位置で、ピンサ部材12の外側端部13はツールホルダ3の環状溝部14内に係合せず、ピンサ部材12はツールホルダ3を解除してツールを交換させる。
一方、リリースユニット25の圧力スリーブ26が引き込まれるとき、テンションロッド7はスプリング構造体17によって引き入れられ、ピンサ部材12を、クランプコーン10とツールホルダ3の機械テーパ部5によって放射状外側に押し出させ、ピンサ部材12によって機械構成部材2の内側テーパ部4内に引き入れてクランプさせる。
本発明によるクランプ装置は上述の実施例に限定されない。すなわち、本発明のクランプシステムは、中空コーンクランプシステムのみならず、他のクランプシステムの急テーパクランプシステムにおいても利用が可能である。クランプ構造体は、中空テーパシャンク(HSK)を備えた保持ツールおよびコレットに類似した急テーパシャンク(SK)を備えた保持ツールの両方のために、球状クランプ部材を備えたクランプ構造体として、あるいは他のツール交換システムのためのクランプ構造体として構成できる。クランプ装置は、加工品のリリース可能な保持にも適している。さらに、リリースユニットを運用するために異なるタイプの駆動機構が利用できる。
1・・・クランプ装置
2・・・機械構成部材
3・・・ツールホルダ
4・・・内側テーパ部
5・・・機械テーパ部
6・・・貫通通路
7・・・テンションロッド
8・・・貫通穴
9・・・テンションロッドの前方端部
10・・・クランプコーン
11・・・クランプ構造体
12・・・ピンサ部材
13・・・ピンサ部材の外側端部
14・・・環状溝部
15・・・ピンサ部材の内側端部
16・・・支持スリーブ
17・・・スプリング構造体
18・・・スプリングユニット
19・・・接点構成部材
20・・・カラー
21・・・テンションロッドの後方端部
22・・・環状フランジ
23・・・環状棚
24・・・スリーブ形状接点構成部
25・・・リリースユニット
26・・・圧力スリーブ
27・・・第1スプリングホルダ
28・・・第2スプリングホルダ
29・・・スプリング部材
30・・・テンションロッドの筒状中央部
31・・・テンションロッドの細くなった前方部
32・・・平坦面
33・・・貫通通路
34・・・溝部
35・・・穴
36・・・ロック部材
37・・・円形断面を備えた通路
38・・・2つの平行面を備えた通路
39・・・表面
40・・・溝部
41・・・溝部
42・・・通路
43・・・表面
44・・・貫通通路
45・・・凹形状部
46・・・停止面
47・・・停止面
48・・・凹部
49・・・停止面

Claims (12)

  1. 加工品またはツールまたはツールホルダ(3)を工作機械の機械構成部材(2)にクランプするためのクランプ装置(1)であって、
    長手方向(4)に可動であるテンションロッド(7)と、クランプ位置とリリース位置との間で該テンションロッド(7)による移動が可能なクランプ構造体(11)と、
    該クランプ構造体(11)のクランプ力および引き入れ力を発生させるための複数の直列に接続されたスプリングユニット(18)を有した前記テンションロッド(7)のためのスプリング構造体(17)と、
    前記クランプ構造体(11)を、前記テンションロッド(7)によって前記スプリング構造体(17)の付勢力に対抗して前記リリース位置にまで動かすことができるリリースユニット(25)と、を含んでおり、
    前記スプリング構造体(17)が圧縮されたとき、前記スプリングユニット(18)の長手方向のスプリングの偏位は停止面(46、49)によって制限され
    前記スプリングユニット(18)は、周囲方向に間隔を開けた複数の棒形状のスプリング部材(29)を含んでおり、それらの端部はスプリングホルダ(27、28)に回動できないように取り付けられているか回動できるように取り付けられており、
    前記停止面(46、49)は、前記テンションロッド(7)に配置されている接点構成部材(19)上にスリーブ形状の接点構成部(24)の停止面(46)によって、及び/又は該テンションロッド(7)の中間部(31)に停止面(49)によって形成され、この停止面は、スプリングユニット(18)が非均等に圧縮されると、そのスプリングユニット(18)のスプリングホルダ(28)に押圧されることを特徴とするクランプ装置(1)。
  2. 前記スプリング構造体(17)は2つの直列接続されたスプリングユニット(18)を含み、それぞれは、第1スプリングホルダ(27)と第2スプリングホルダ(28)との間に配置された複数の棒形状のスプリング部材(29)を有しており、第1スプリングユニット(18)の前記第2スプリングホルダ(28)は、前記両方のスプリングユニット(18)が非均一の圧縮状態により、前記テンションロッド(7)の中間部(31)で前記停止面(49)に押圧され、第2スプリングユニット(18)の前記第2スプリングホルダ(28)は前記スリーブ形状の接点構成部材(24)の前記停止面(46)に押圧されることを特徴とする請求項記載のクランプ装置。
  3. 前記スプリングユニット(18)の前記第1スプリングホルダ(27)と前記第2スプリングホルダ(28)は前記テンションロッド(7)に対する捩れに対して動かないように固定されていることを特徴とする請求項記載のクランプ装置。
  4. 前記第1スプリングホルダ(27)は、前記テンションロッド(7)に対する該第1スプリングホルダ(27)の捩れ防止保護のためのロック部材(36)を有していることを特徴とする請求項記載のクランプ装置。
  5. 前記ロック部材(36)は前記第1スプリングホルダ(27)の前方側の穴(35)内に配置されていることを特徴とする請求項記載のクランプ装置。
  6. 前記第2スプリングホルダ(28)は、前記テンションロッド(7)の対応する外側の表面部(31、32)に形状が一致するように係合するための内側の表面部(38、39)を有していることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のクランプ装置。
  7. 前記第2スプリングホルダ(28)上の前記内側表面部(38、39)は2つの平行面(39)を備えた通路(38)で形成されており、前記テンションロッド(7)の前記対応する外側の表面部(31、32)は該テンションロッド(7)前方部(31)上の平坦面(32)によって形成されていることを特徴とする請求項記載のクランプ装置。
  8. 前記スプリング構造体(17)は、前記テンションロッド(7)後方端部上のカラー(20)と、該テンションロッド(7)前方部(31)上に配置されている前記接点構成部材(19)との間に配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のクランプ装置。
  9. 前記リリースユニット(25)は油圧、空気圧または電気的に駆動できることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のクランプ装置。
  10. 機械構成部材(2)に一体化されているクランプ装置(1)を有した工作機械の工作ユニットであって、該クランプ装置は請求項1から9のいずれかに記載されているように構成されていることを特徴とする工作ユニット。
  11. 前記機械構成部材(2)は、駆動機構によって回転式に駆動され、旋回するように取り付けられた加工スピンドルであることを特徴とする請求項10記載の工作ユニット。
  12. 前記スプリングユニット(18)の長手方向のスプリングの偏位を制限する停止面が前記機械構成部材(2)上に配置されていることを特徴とする請求項10または11記載の工作ユニット。
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