JP6382160B2 - ヒステリシス電動機用ドライブ装置 - Google Patents

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この発明は、複数台のヒステリシス電動機を並列駆動するヒステリシス電動機用ドライブ装置に関し、特に、起動用インバータの容量を低減することが可能なヒステリシス電動機用ドライブ装置に関する。
複数台のヒステリシス電動機を負荷として駆動するヒステリシス電動機用ドライブ装置においては、複数台のヒステリシス電動機をいくつかの起動グループに分割し、起動グループごとに起動乃至加速用の起動用インバータで定格速度まで立ち上げ、定格速度に到達したとき、定常用インバータに乗せ替えることを繰り返して全てのヒステリシス電動機を定格速度で運転する構成とすることが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特公昭60−40272号公報(第1−2頁、第1図)
特許文献1に示された電動機用ドライブ装置においては、負荷電動機を特に限定していないが、負荷電動機がヒステリシス電動機の場合はドライブ装置(起動用インバータ)から負荷電動機を見たときの力率が極端に悪く、起動用インバータの駆動容量(kVA)が極端に大きくなり、そのため、例えば起動用インバータを定常用インバータのバックアップとして同一容量に選定したとき、起動・加速可能な電動機台数が少なくなり、起動グループ数の増大を招くばかりでなく、全体の起動時間も長くなってしまう。本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、起動用インバータの駆動容量を低減させることが可能なヒステリシス電動機用ドライブ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のヒステリシス電動機用ドライブ装置は、複数台のヒステリシス電動機を電動機グループ単位で順次起動するための起動用インバータと、
前記起動用インバータの出力側に設けられ、複数台のフィルタコンデンサを有する起動用フィルタ装置と、前記ヒステリシス電動機を定格速度で運転するための定常用インバータと、前記起動用フィルタ装置の出力と前記定常用インバータの出力を前記電動機グループ単位で選択的に切替可能な分岐盤と、前記分岐盤の電動機グループ毎の出力を入力とし、各々その出力で並列接続された複数台のヒステリシス電動機を駆動する複数台の定常用フィルタ装置と、前記起動用インバータ及び定常用インバータを制御するインバータ制御装置とを具備し、前記インバータ制御装置は、前記起動用インバータによって何れかの電動機グループを起動するとき、前記複数台のフィルタコンデンサを全て投入し、前記起動用インバータを最高周波数まで立ち上げる間、段階的に前記複数台のフィルタコンデンサの一部を切り離し、最高周波数到達前に全てのフィルタコンデンサを切り離し、前記定常用フィルタ装置を投入して最高周波数まで加速駆動した後、前記分岐盤内の切替開閉器を前記定常用インバータ側に切り替えて電動機グループを定常用インバータに乗せ替えるようにしたことを特徴としている。
この発明によれば、起動用インバータの駆動容量を低減させることが可能なヒステリシス電動機用ドライブ装置を提供することが可能になる。
本発明の実施例1に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置のシステム構成図。 本発明の実施例1に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置の動作説明図。 本発明の実施例1に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置の動作タイムチャート。 本発明の実施例2に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置の動作タイムチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
以下,本発明の実施例1に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置を図1乃至図3を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置のシステム構成図である。起動及び加速用インバータ装置である起動用インバータ2は、交流電源1から供給される交流電圧を内部に設けられたコンバータ21で直流に変換し、インバータ22で再び交流に変換して出力する。起動用インバータ2の出力電流は、電流検出器3で検出されている。起動用インバータ2の出力は起動用フィルタ装置4を介して分岐盤5内に並列に設けられた起動分岐用の切替開閉器51、52及び53を介し、更に定常用フィルタ盤6を介して複数台のヒステリシス電動機7を駆動している。起動用フィルタ装置4は、入力開閉器41の出力側に直列にフィルタリアクトル42が接続され、フィルタリアクトル42の出力側にフィルタコンデンサ44、46及び48が夫々フィルタ開閉器43、45、47を介して並列に接続されている。また、起動用フィルタ装置4の入力と出力を短絡する短絡開閉器49が設けられている。切替開閉器51の出力は定常用フィルタ盤6内のフィルタ装置61に接続され、フィルタ装置61の出力は電動機グループ71を駆動している。同様に、切替開閉器52の出力は定常用フィルタ盤6内のフィルタ装置62に接続され、フィルタ装置62の出力は電動機グループ72を駆動し、切替開閉器53の出力は定常用フィルタ盤6内のフィルタ装置63に接続され、フィルタ装置63の出力は電動機グループ73を駆動している。すなわち、複数台のヒステリシス電動機7は電動機グループ71、72、73に分割されている。図1の例では電動機グループ71、72、73は夫々N台のヒステリシス電動機711乃至71N、721乃至72N、731乃至73Nから構成されている。各々の電動機グループには、入力を並列分岐する複数個の個別スイッチが設けられる場合もあるが、ここでは図示を省略している。フィルタ装置61は、直列に接続されたリアクトル611とこの出力側にフィルタ開閉器613を介して並列に接続されたコンデンサ614とリアクトル611の入出力間を短絡する短絡開閉器612とから構成されている。同様に、フィルタ装置62、63は夫々、リアクトル621とフィルタ開閉器623とコンデンサ624と短絡開閉器622、リアクトル631とフィルタ開閉器633とコンデンサ634と短絡開閉器632から構成されている。
定格速度駆動用のインバータ装置である定常用インバータ2Aは、交流電源1Aから供給される交流電圧を内部に設けられたコンバータ21Aで直流に変換し、インバータ22Aで再び交流に変換して出力する。交流電源1Aは交流電源1と同一であっても良い。定常用インバータ2Aの出力は、分岐盤5内に設けられた定常運転用の切替開閉器51A、52A及び53Aを介して夫々起動分岐用の切替開閉器51、52及び53の出力側に接続されている。
起動用インバータ2及び定常用インバータ2Aはインバータ制御装置8によってその動作が制御されている。また、インバータ制御装置8は起動用フィルタ装置4、分岐盤5及び定常用フィルタ盤6内の各種開閉器のオンオフ動作を制御する。
ここで、起動用フィルタ装置4の動作概要について、図2のベクトル図を参照して説明する。図2(a)は、例えば起動用インバータ2を起動周波数f1において電動機グループ71を起動したときの各部の電圧・電流を示すベクトル図である。この起動時には、起動用フィルタ装置4のフィルタ開閉器43、45、47は全て投入されており、また切替開閉器51及び短絡開閉器612は閉路している。起動用フィルタ装置4がない場合にはインバータ電圧Vinv1は電動機電圧Vm1に一致し、インバータ電流Iinv1は電動機電流Im1に一致し、インバータ力率は電動機力率θm1と等しくなるが、起動用フィルタ装置4の効果によって電動機電圧Vm1に直交するコンデンサ電流Ic1が流れ、またインバータ電圧Vinv1に直交した電圧降下VL1が生じることによってインバータ力率はθinv1となり大きく改善される。すなわち、インバータ電流Iinv1は電動機電流Im1に比べてかなり減少するので起動用インバータ2の容量は低減される。
上記状態で起動用インバータ2の周波数をf1からほぼ2倍のf2に上昇させると図2(b)に示すベクトル図が得られる。尚、当然ながら周波数に比例して電圧も増大させている。図2において、電動機力率θm2は基本的にθm1と同一である。そして、コンデンサ電流Ic2はIc1のほぼ倍、また電圧降下VL2はVL1のほぼ倍の大きさとなる。この結果、インバータ電流Iinv2はインバータ電圧Vinv2に対して力率角θinv2だけ進んだ電流となり、その大きさもIinv1より増大する。これはフィルタコンデンサによる過補償状態であるので、図2(b)の状態になる前にフィルタ開閉器43を開放してコンデンサ44を切り離す。このように起動用インバータ2の周波数が上昇するに連れてフィルタコンデンサを次々と切り離していくようにすれば、起動用インバータ2の出力電流を所定の範囲内とすることができる。
以下、図3のタイムチャートに基づいて図1に示すヒステリシス電動機用ドライブ装置の全体の動作説明を行う。図3において、横軸は時間、縦軸は以下の諸量を示している。すなわち、最上部の2段は起動用インバータ2の出力電圧と定常用インバータ2Aの出力電圧、次の3段はフィルタ開閉器43、45、47のオンオフ動作、中央部6段は切替開閉器51、51A、52、52A、53、53Aのオンオフ動作、最下部4段は短絡開閉器612、622、フィルタ開閉器613、623のオンオフ動作である。尚、短絡開閉器613、フィルタ開閉器633については記載を省略している。
まず、起動用インバータ2を起動周波数、起動電圧で運転した状態において、時刻T1で切替開閉器51及びフィルタ開閉器43、45、47を投入して電動機グループ71を起動する。このとき、短絡開閉器612、622、632はONとし、定常用フィルタ盤の機能を殺している。尚、切替開閉器51を投入するタイミングを、フィルタ開閉器43、45、47の投入より若干早くすることによって起動をスムースに行うことが可能となるのでそのように図示している。所定時間経過後、起動用インバータ2の電圧及び周波数を所定のレートで上昇させる。そして図2を用いて説明したように、時刻T2においてフィルタ開閉器43を開放する。ここで時刻T2の決め方であるが、最も簡単な方法は、タイマーに依るもの、または起動用インバータ2の周波数によるものである。但しこれらを用いる場合は、駆動する負荷の速度トルク特性がある程度分かっている必要がある。他の手法としては、電流検出器3で検出した電流が所定の閾値を超えたときフィルタ開閉器43を開放する。また、インバータ22の出力力率を監視し、この値が所定の進み力率になったときフィルタ開閉器43を開放するようにしても良い。
以下同様に、時刻T3になったとき、フィルタ開閉器45を開放し、時刻T4になったときフィルタ開閉器47を開放する。尚、時刻T4においては、定格周波数に近いので、フィルタ装置61内の短絡開閉器612を開放し、フィルタ開閉器613を投入する。また、図3には図示していないが、短絡開閉器612を開放したあと、加速用フィルタ装置の短絡開閉器49を投入しても良い。この場合は次の電動機グループの起動時に再び開放する。
この状態で更に加速を続け、時刻T5において起動用インバータ2は定格周波数に到達する。こことき、予め定格周波数・定格電圧で運転していた定常用インバータ2Aへの負荷の乗せ替えを以下のように行う。まず時刻T5において、切替開閉器51及びフィルタ開閉器613を開放し、電動機グループ71をフリーランさせると共に、定常用インバータ2Aの出力電圧を短時間絞る。そして、この電圧絞りが達成された状態で切替開閉器51Aを投入し、フィルタ開閉器613を再投入する。このようにして電動機グループ71の定常用インバータ2Aでの駆動が達成される。
次に電動機グループ72の運転について説明する。起動用インバータ2を起動周波数、起動電圧で運転した状態において、時刻T6で切替開閉器52及びフィルタ開閉器43、45、47を投入して電動機グループ72を起動する。以降時刻T7でフィルタ開閉器43を切り離し、時刻T8でフィルタ開閉器45を切り離し、時刻T9でフィルタ開閉器47を切り離すと共に短絡開閉器622を開放してフィルタ開閉器623を投入する。これらの手順は電動機グループ71の起動・加速の場合と全く同じである。このようにして時刻T10で起動用インバータ2は定格電圧/周波数に到達する。このとき、時刻T5の場合と異なるのは、電動機グループ71が既に定常用インバータ2Aで運転されている状態で電動機グループ72を起動用インバータ2から定常用インバータ2Aに乗せ替える点である。時刻T10において切替開閉器52及びフィルタ開閉器623を開放し、電動機グループ72をフリーランさせると共に、定常用インバータ2Aの出力電圧を短時間絞る。これらの動作に加え、切替開閉器51A及びフィルタ開閉器613も開放し、定格運転されていた電動機グループ71もフリーランさせる。そして、定常用インバータ2Aの電圧絞りが達成された状態で切替開閉器52Aを投入、切替開閉器51Aを再投入し、またフィルタ開閉器623及び613を再投入する。そして、定常用インバータ2Aの電圧が定格に復帰して過渡状態が終わると電動機グループ71及び72の定常用インバータ2Aでの駆動が達成される。このように、全てのヒステリシス電動機を一旦フリーランさせ、定常用インバータ2Aの出力電圧が絞られた状態で再起動を行うことにより、異常な過渡電流などの影響を少なくすることができる。
時刻T11は電動機グループ73の起動開始を示すが、以降の動作は基本的に起動グループ72の動作と同様であるので説明を省略する。
このようにして全ての電動機グループを定常用インバータ2Aで定格運転することが可能となる。起動用インバータ2の容量を定常用インバータ2Aと同等以上の容量に選定しておけば、定常運転中に定常用インバータ2Aが故障したとき、分岐盤5内の切替開閉器を切替えることによって起動用インバータ2でバックアップ運転を行うことが可能となる。
図4は本発明の実施例2に係るヒステリシス電動機用ドライブ装置の動作タイムチャートである。この実施例2の動作タイムチャートが図3の実施例1の動作タイムチャートと異なる点は、図4のP1及びP2の点において起動用インバータ2の出力電圧を絞るようにした点である。
点P1及びP2は夫々時刻T4と時刻T9に対応している。すなわち、時刻T4またはT9でフィルタ開閉器47を開放するとき、フィルタコンデンサ48の遮断電流を抑制する目的で起動用インバータ2の出力電圧を絞る。例えば、電圧絞りに要する時間をαとすれば、点P1においては、時刻T4−αにおいて、点P2においては時刻T9−αにおいて電圧絞りを開始するようにすれば良い。
このような遮断電流の抑制は、起動用インバータ2の出力電圧が高いときに有効であるが、電圧が低い状態であっても問題となる場合もある。その場合は、時刻T2、T7におけるフィルタ開閉器43の開放時、時刻T3、T8におけるフィルタ開閉器45の開放時にも上記と同様な電圧絞りを行えば良い。
以上、いくつかの実施例について説明したが、これらの実施例は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、図1は定常インバータが1台の場合であるが、任意の複数台であっても全く同様である。
また、図1は、簡単のため、電動機グループを同一台数の同一容量で構成された3組としたが、電動機グループの組数及びそれら互いの容量比は任意である。
また、図1において、インバータ制御装置8は起動用インバータ2及び定常用インバータ2Aの両方を制御すると説明したが、インバータ制御装置8を起動用インバータ2用とし、定常用インバータ2A用の制御装置を別に設けても良い。
また、図3、4において、定常用インバータ2Aに乗せ替えるとき、一旦定常用インバータ2Aの電圧を絞った状態で再投入したあと、短時間で定格電圧に復帰させるように図示してあるが、切替時の過電流を抑えるため、電圧を絞ったあと、暫くの間、ヒステリシス電動機の逆起電圧と定格電圧の間の電圧に保持しておくことも有効である。
更に、インバータ制御装置8から直接、起動用フィルタ装置4、分岐盤5及び定常用フィルタ盤6内の各種開閉器のオンオフ指令を出力するものとしたが、別に設けられた開閉器用制御装置を介して行う構成としても良い。
1、1A 交流電源
2 起動用インバータ
2A 定常用インバータ
21、21A コンバータ
22、22A インバータ
3 電流検出器
4 起動用フィルタ装置
41 開閉器
42 リアクトル
43、45、47 フィルタ開閉器
44、46、48 フィルタコンデンサ
5 分岐盤
51、51A、52、52A、53、53A 切替開閉器
6 定常用フィルタ盤
61、62、63 フィルタ装置
611、621、631 リアクトル
612、622、632 短絡開閉器
613、623、633 フィルタ開閉器
614、624、634 コンデンサ
7 複数台のヒステリシス電動機
71、72、73 電動機グループ
711、・・・71N、721、・・・72N、731、・・・73N ヒステリシス電動機
8 インバータ制御装置

Claims (6)

  1. 複数台のヒステリシス電動機を電動機グループ単位で順次起動するための起動用インバータと、
    前記起動用インバータの出力側に設けられ、複数台のフィルタコンデンサを有する起動用フィルタ装置と、
    前記ヒステリシス電動機を定格速度で運転するための定常用インバータと、
    前記起動用フィルタ装置の出力と前記定常用インバータの出力を前記電動機グループ単位で選択的に切替可能な分岐盤と、
    前記分岐盤の電動機グループ毎の出力を入力とし、各々その出力で並列接続された複数台のヒステリシス電動機を駆動する複数台の定常用フィルタ装置と、
    前記起動用インバータ及び定常用インバータを制御するインバータ制御装置と
    を具備し、
    前記インバータ制御装置は、
    前記起動用インバータによって何れかの電動機グループを起動するとき、前記複数台のフィルタコンデンサを全て投入し、前記起動用インバータを最高周波数まで立ち上げる間、段階的に前記複数台のフィルタコンデンサの一部を切り離し、最高周波数到達前に全てのフィルタコンデンサを切り離し、前記定常用フィルタ装置を投入して最高周波数まで加速駆動した後、前記分岐盤内の切替開閉器を前記定常用インバータ側に切り替えて電動機グループを定常用インバータに乗せ替えるようにしたことを特徴とするヒステリシス電動機用ドライブ装置。
  2. 前記インバータ制御装置は、
    前記電動機グループの何れかを前記定常用インバータ側に乗せ替えるとき、当該電動機グループのフィルタ装置を切り離してフリ−ランさせた状態で、且つ前記定常用インバータの出力電圧を絞った状態で乗せ替えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のヒステリシス電動機用ドライブ装置。
  3. 前記インバータ制御装置は、
    前記電動機グループの一部が前記定常用インバータで駆動中であれば、駆動中の電動機グループのフィルタ装置を切り離してフリーランさせ、前記定常用インバータの出力電圧が絞られた状態で再投入するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のヒステリシス電動機用ドライブ装置。
  4. 前記インバータ制御装置は、
    前記定常用インバータの出力電圧を絞った状態で前記電動機グループの何れかを前記起動用インバータから定常用インバータに乗せ替えた後、所定の時間定常用インバータの出力電圧を前記ヒステリシス電動機の逆起電圧より高く、定格電圧より低い値に保持するようにしたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のヒステリシス電動機用ドライブ装置。
  5. 前記インバータ制御装置は、
    前記複数台のフィルタコンデンサの一部を切り離すとき、前記起動用インバータの出力電圧を絞った状態で切り離すようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のヒステリシス電動機用ドライブ装置。
  6. 前記インバータ制御装置は、
    前記定常用インバータで全てのヒステリシス電動機を駆動中に、定常用インバータが故障停止したとき、前記分岐盤内の切替開閉器を切替えることによって前記起動用インバータでバックアップ運転を行うようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のヒステリシス電動機用ドライブ装置。
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