JP6379610B2 - 超音波画像診断装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、超音波画像診断装置及びプログラムに関する。
従来、医療等のための装置として、超音波により被検査物の内部を示す画像を得る超音波画像診断装置が知られている。この超音波画像診断装置は、超音波探触子、表示部及び記憶部を有し、超音波探触子を被検査物としての患者の生体等の被検体に当てて超音波の反射により得たリアルタイムの超音波画像を含む診断画像を表示部にライブ画像として表示する。そして、超音波画像診断装置は、医者等のユーザーからの保存操作に応じて、静止画又は動画の診断画像を記憶部に保存画像として記憶する。超音波画像診断装置は、保存画像を記憶部から読み出して表示することが可能である。
診断画像は、被検体の画像イメージとしての超音波画像と、患者の個人情報等の付帯情報のテキストイメージとしての付帯情報画像と、を含む。診断画像のうち、所定の画像が不要となる場合がある。例えば、超音波画像のみを研究資料として表示、記憶する場合に、診断画像のうち、付帯情報画像が不要となる。
このため、ユーザーからの操作に応じて、診断画像のうちの所望の画像を切り出し、この切り出し画像を表示及び記憶する超音波診断装置が知られている(特許文献1参照)。切り出し画像は、切り出し前の診断画像の表示領域に対応する大きさに拡大されて表示される。
特開2003−126087号公報
超音波画像診断装置は、比較のため、2つの画像を並べて表示する機能を有する。
図13は、従来の診断画面における診断画像領域410Gを示す図である。図13に示すように、超音波画像診断装置は、例えば、ライブ画像530Gの付帯情報を含む付帯情報画像420Gと、超音波画像領域430Gと、を有する診断画像領域410Gを表示する。
超音波画像領域430Gの右半分に、ライブ画像530Gが表示され、同じく左半分に、保存画像630Gが表示される。超音波画像領域430Gの右半分には、ライブ画像530Gの浅い部分までの画像の一部が表示されており、超音波画像領域430Gの左半分には、付帯情報画像631Gを含む保存画像630Gの全体が表示されている。
しかし、超音波診断装置で画像を並べて表示する場合に、ライブ画像と切り出し画像との表示条件情報が合わない場合が発生する。表示条件情報とは、診断画像の深さ方向の表示範囲等である。図13の例では、ライブ画像530nの表示条件情報と保存画像630Gの表示条件情報とが合っておらず、ユーザーが保存画像の表示条件情報を手動で変更して合わせるのは困難であり、ユーザーの作業負担も大きい。
本発明の課題は、複数の超音波画像の表示条件情報を合わせる場合に、ユーザーの作業負担を低減することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の超音波画像診断装置は、
複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段と、
前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段と、
前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段と、
前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段と
リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像を生成するライブ画像生成手段と、
過去の超音波画像としての保存画像を記憶する記憶手段と、を備え、
前記複数の超音波画像は、前記ライブ画像及び前記保存画像であり、
前記基準画像設定手段は、前記ライブ画像を基準画像に設定し、
前記比較画像表示制御手段は、前記保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させ、
前記基準画像の付帯情報を含む付帯情報画像を前記表示手段に表示させる付帯情報画像表示制御手段と、
前記比較画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第1の付帯情報を当該比較画像の表示領域に配置する第1の付帯情報配置手段と、を備え、
前記比較画像表示制御手段は、前記比較画像を前記第1の付帯情報とともに表示させ、
前記第1の付帯情報は、前記比較画像の画像取得日時情報を有する
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の超音波画像診断装置において、
前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示倍率を含む。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の超音波画像診断装置において、
前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示領域に対する当該超音波画像の表示位置を含む。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の超音波画像診断装置において、
前記基準画像の表示条件情報の変更入力を受け付ける表示条件情報入力手段を備え、
前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像を前記変更入力された表示条件情報に応じて表示させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記変更入力された表示条件情報に応じて、前記比較画像を表示させる
請求項5に記載の発明の超音波画像診断装置は、
複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段と、
前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段と、
前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段と、
前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段と、
前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段と、を備え、
前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も大きい1つを基準画像に設定し、
前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させる
請求項6に記載の発明の超音波画像診断装置は
複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段と、
前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段と、
前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段と、
前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段と、
前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段と、を備え、
前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も小さい1つを基準画像に設定し、
前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させる
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の超音波画像診断装置において、
前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示倍率を含む
請求項8に記載の発明は、請求項5から7のいずれか一項に記載の超音波画像診断装置において、
前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示領域に対する当該超音波画像の表示位置を含む
請求項9に記載の発明は、請求項5から8のいずれか一項に記載の超音波画像診断装置において、
前記基準画像と前記比較画像との被検体の患者が同じである場合に、前記基準画像の付帯情報の当該患者の個人情報を含む付帯情報画像を前記表示手段に表示させる付帯情報画像表示制御手段と、
前記基準画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第2の付帯情報を当該基準画像の表示領域に配置する第2の付帯情報配置手段と、
前記比較画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第3の付帯情報を当該比較画像の表示領域に配置する第3の付帯情報配置手段と、を備え、
前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像を前記第2の付帯情報とともに表示させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記比較画像を前記第3の付帯情報とともに表示させる
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の超音波画像診断装置において、
前記第2の付帯情報は、前記基準画像の画像取得日時情報を有し、
前記第3の付帯情報は、前記比較画像の画像取得日時情報を有する
請求項11に記載の発明のプログラムは、
コンピューターを、
複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段、
前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段、
前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段、
前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段、
リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像を生成するライブ画像生成手段、
過去の超音波画像としての保存画像を記憶する記憶手段、として機能させ、
前記複数の超音波画像は、前記ライブ画像及び前記保存画像であり、
前記基準画像設定手段は、前記ライブ画像を基準画像に設定し、
前記比較画像表示制御手段は、前記保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させ、
前記コンピューターを、
前記基準画像の付帯情報を含む付帯情報画像を前記表示手段に表示させる付帯情報画像表示制御手段、
前記比較画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第1の付帯情報を当該比較画像の表示領域に配置する第1の付帯情報配置手段、として機能させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記比較画像を前記第1の付帯情報とともに表示させ、
前記第1の付帯情報は、前記比較画像の画像取得日時情報を有する
請求項12に記載の発明のプログラムは、
コンピューターを、
複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段、
前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段、
前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段、
前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段、
前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段、として機能させ、
前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も大きい1つを基準画像に設定し、
前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させる
請求項13に記載の発明のプログラムは、
コンピューターを、
複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段、
前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段、
前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段、
前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段、
前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段、として機能させ、
前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も小さい1つを基準画像に設定し、
前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させる
本発明によれば、複数の超音波画像の表示条件情報を合わせる場合に、ユーザーの作業負担を低減できる。
本発明の実施の形態の超音波画像診断装置の外観図である。 超音波画像診断装置の機能構成を示すブロック図である。 超音波探触子による走査領域を示す図である。 診断画面を示す図である。 画像並列処理を示すフローチャートである。 図5の続きの画像並行表示処理を示すフローチャートである。 第1の診断画像領域を示す図である。 第2の診断画像領域を示す図である。 第3の診断画像領域を示す図である。 第4の診断画像領域を示す図である。 第5の診断画像領域を示す図である。 第6の診断画像領域を示す図である。 従来の診断画面における診断画像領域を示す図である。
添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有するものについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の超音波画像診断装置Sの外観図である。図2は、超音波画像診断装置Sの機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、超音波画像診断装置Sは、超音波画像診断装置本体1と、これに接続可能な超音波探触子2と、を備える。超音波探触子2は、図示しない患者の生体等の被検体に対して超音波(送信超音波)を送信するとともに、この被検体で反射した超音波の反射波(反射超音波:エコー)を受信する。超音波画像診断装置本体1は、ケーブル3を介して超音波探触子2と接続され、超音波探触子2に電気信号の駆動信号を送信することによって超音波探触子2に被検体に対して送信超音波を送信させるとともに、超音波探触子2にて受信した被検体内からの反射超音波に応じて超音波探触子2で生成された電気信号である受信信号に基づいて被検体内の内部状態を超音波画像として画像化する。また、超音波画像診断装置本体1は、後述する操作入力部11及び表示部17を有する。ここで、超音波画像診断装置本体1と超音波探触子2との間の接続はケーブル3を介した有線接続だけでなく、電波、赤外線、光などによる無線(ワイヤレス)接続であってもよい。
図2に示すように、超音波探触子2は、圧電素子からなる振動子2aを備えている。本実施の形態において、超音波探触子2は、振動子2aが二次元の凸の円弧状に配列され、扇面状の領域を走査する電子コンベックス走査方式のものとする。しかし、超音波探触子2は、これに限定されるものではなく、振動子が一次元状に配列され、矩形領域を走査する電子リニア走査方式のものや、扇状の領域を走査する電子セクタ走査方式のものとしてもよい。なお、振動子2aの個数は、任意に設定することができる。また、超音波探触子2は、電子走査方式に限定されるものではなく、機械走査方式等を採用としてもよい。また、超音波探触子2における帯域幅は任意に設定することができる。
図2に示すように、超音波画像診断装置本体1は、表示条件情報入力手段としての操作入力部11と、送信部12と、受信部13と、画像生成部14と、メモリー部15と、DSC(Digital Scan Converter)16と、表示部17と、基準画像設定手段、基準画像表示制御手段、表示条件情報取得手段、比較画像表示制御手段、付帯情報画像表示制御手段、第1、第2、第3の付帯情報配置手段としての制御部18と、記憶手段としての記憶部19と、通信部20と、を備える。超音波探触子2、受信部13、画像生成部14は、ライブ画像生成手段として機能する。
操作入力部11は、例えば、診断開始を指示するコマンドや被検体の個人情報等のデータの入力などを行うための各種スイッチ、ボタン、トラックボール、マウス、キーボード等を備えたハードウェアの操作部であり、ユーザーからの各操作入力を受け付け、その操作信号を制御部18に出力する。また、操作入力部11は、表示部17の表示画面上に形成されたタッチパネルを有し、ユーザーからのタッチ入力を受け付け、その操作信号を制御部18に出力する。
送信部12は、制御部18の制御に従って、超音波探触子2にケーブル3を介して電気信号である駆動信号を供給して超音波探触子2に送信超音波を発生させる回路である。より具体的には、送信部12は、例えば、クロック発生回路、パルス発生回路、パルス幅設定部及び遅延回路(いずれも図示略)を備えている。
クロック発生回路は、駆動信号の送信タイミングや送信周波数を決定するクロック信号を発生させる回路である。パルス発生回路は、所定の周期で駆動信号としてのパルス信号を発生させるための回路である。パルス幅設定部は、パルス発生回路から出力されるパルス信号のパルス幅を設定する。遅延回路は、駆動信号の送信タイミングを振動子毎に対応した個別経路毎に遅延時間を設定し、設定された遅延時間だけ駆動信号の送信を遅延させて送信超音波によって構成される送信ビームの集束を行うための回路である。
このような構成により、送信部12は、制御部18の制御に従って、駆動信号を供給する複数の振動子2aを、超音波の送受信毎に所定数ずらしながら順次切り替え、出力の選択された複数の振動子2aに対して駆動信号を供給することにより走査を行う。
受信部13は、制御部18の制御に従って、超音波探触子2からケーブル3を介して電気信号の受信信号を受信する回路である。受信部13は、例えば、増幅器、A/D変換回路、整相加算回路(いずれも図示略)を備えている。増幅器は、受信信号を、振動子2a毎に対応した個別経路毎に、予め設定された所定の増幅率で増幅させるための回路である。A/D変換回路は、増幅された受信信号をアナログ−デジタル変換(A/D変換)するための回路である。整相加算回路は、A/D変換された受信信号に対して、振動子2a毎に対応した個別経路毎に遅延時間を与えて時相を整え、これらを加算(整相加算)して音線データを生成するための回路である。
画像生成部14は、受信部13からの音線データに対して包絡線検波処理や対数増幅などを実施し、ゲインの調整等を行って輝度変換することにより、Bモード画像データを生成する。すなわち、Bモード画像データは、受信信号の強さを輝度によって表したものである。画像生成部14にて生成されたBモード画像データは、メモリー部15に送信される。なお、画像生成部14は、Bモード画像データの他、Aモード画像データ、Mモード画像データ及びドプラ法による画像データが生成できるものであってもよい。
メモリー部15は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリーによって構成されており、画像生成部14から送信されたBモード画像データをフレーム単位で記憶する。すなわち、メモリー部15は、フレーム単位により構成された超音波画像の画像データとして記憶することができる。メモリー部15に記憶された画像データは、制御部18の制御に従って読み出され、DSC16に送信される。
DSC16は、メモリー部15より受信した画像データをテレビジョン信号の走査方式による画像信号に変換し、表示部17に出力する。
表示部17は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(Electronic Luminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイ
及びプラズマディスプレイ等の表示装置が適用可能である。表示部17は、DSC16から出力された画像信号に従って表示画面上に超音波画像の表示を行う。なお、表示部17に加えて、プリンター等の印刷装置等を適用してもよい。
制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えて構成され、ROMに記憶されているシステムプログラム等の各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って超音波画像診断装置Sの各部の動作を制御する。RAMは、CPUにより実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。ROMは、半導体等の不揮発メモリー等により構成され、超音波画像診断装置Sに対応するシステムプログラム及び該システムプログラム上で実行可能な各種処理プログラムや、各種データ等を記憶する。これらのプログラムは、コンピューターが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPUは、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。ROMには、特に、後述する画像並行表示処理を実行するための画像並行表示プログラムが記憶されているものとする。
記憶部19は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記録媒体によって構成されており、上述したようにして生成された超音波画像及びその付帯情報画像からなる診断画像の画像データを保存画像の画像データとして保存することができる。ここで、記憶部19は、1フレーム分の静止画の診断画像データと、数フレーム分の診断画像データを動画表示可能に生成された動画データとを保存することができる。なお、上述した記録媒体の他、DVD−R(Digital Versatile Disk-Recordable)やCD−R(Compact Disk-Recordable)等の可搬型記録媒体と、これにデータを記録するためのDVD−RドライブやCD−Rドライブ等のデータ読出書込装置を備え、これらにより記憶部19を構成するようにしてもよい。また、記憶部19は、各診断画像データに対応付けられた付帯情報のテキストデータを記憶する。テキストデータは、各超音波画像データに対応する文字情報であり、当該超音波画像データの被検体としての患者の個人情報(患者のID、名前等)や、当該超音波画像データの取得日時情報等の情報である。なお、記憶部19は、上述のようにして生成された診断画像データとテキストデータとを含むDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)規格に則ったDICOM画像データからなる画像ファイルを保存できるようにしてもよい。
通信部20は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNに接続される。通信部20は、LANアダプター、ルーター、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。通信ネットワークNには、RIS(Radiological Information System:放射線情報システム)、PACS(Picture Archiving and Communication System)、クライアント端末(いずれも図示略)等の機器が接続され、超音波画像診断装置Sを含め、医用画像管理システムが構成されているものとする。
RISは、医用画像管理システム内における診療予約、診断結果のレポート、実績管理等の情報管理を行う。超音波画像診断装置Sは、診断画像データに付帯情報のテキストデータを付帯して、DICOM規格に則ったDICOM画像データからなる画像ファイルを生成し、PACSに送信することができる。
PACSは、超音波画像診断装置Sにおいて生成された画像ファイル等を保存管理し、検索やデータ解析を行うデータベースシステムである。PACSは、超音波画像診断装置Sから受信した画像ファイルに含まれる付帯情報に基づいて当該画像ファイルを、例えば、リレーショナルデータベースに蓄積記憶していく。そして、PACSは、読影医等の操作指示に応じて指定された患者IDや検査ID等を検索キーとして画像ファイルを検索し、画像ビューワーやイメージャーに出力する。また、PACSは、患者IDや検査ID等の検索キーを含む画像ファイルデータ取得要求を外部機器から受信すると、この取得要求に応じた画像ファイルを検索して当該外部機器に送信することができる。
次いで、図3を参照して、超音波探触子2による走査領域を説明する。図3は、超音波探触子2による走査領域300を示す図である。
図3に示すように、電子コンベックス走査方式の超音波探触子2が、患者の被検体に当てられて超音波が放射状に出力され、反射波が受信される。これにより、扇面状の走査領域300の超音波画像データが生成され得られる。走査領域300は、超音波探触子2と接触し走査領域300の最上部分である表面部310と、走査領域300の最下部である深部320と、を有する。超音波画像診断装置Sは、超音波探触子2の走査により、走査領域300の超音波画像データを生成し表示部17に表示する。
次いで、図4を参照して、超音波画像診断装置Sの表示画面としての診断画面を説明する。図4は、診断画面400を示す図である。
図4に示すように、超音波画像診断装置Sの診断画面400は、診断画像領域410と、診断画像領域410の左及び下に配置された操作ボタン群等からなる操作領域440と、を有する。診断画像領域410には、付帯情報画像420と、超音波画像430と、が表示される。
超音波画像430は、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像であるものとする。付帯情報画像420は、超音波画像430の被検体の患者の個人情報、超音波画像430を生成した画像取得日時情報等の付帯情報のテキストの画像イメージの情報である。例えば、ライブ画像をフリーズして保存する場合、付帯情報画像420及び超音波画像430の画像データが、1つの保存画像データとして記憶部19に記憶される。このとき、付帯情報画像420のテキストデータが、保存画像データに対応付けられて記憶部19に記憶される。
診断画像領域410には、後述するように、ライブ画像と、保存画像と、を並べて表示させることができる。また、診断画像領域410には、複数の保存画像を並べて表示させることができる。本実施の形態では、診断画像領域410に2つの保存画像を並べて表示させる例を説明する。また、診断画像領域410の超音波画像を表示する領域を、超音波画像領域とする。
次に、図5〜図12を参照して、超音波画像診断装置Sの動作を説明する。図5は、画像並列処理を示すフローチャートである。図6は、図5の続きの画像並行表示処理を示すフローチャートである。図7は、診断画像領域410Aを示す図である。図8は、診断画像領域410Bを示す図である。図9は、診断画像領域410Cを示す図である。図10は、診断画像領域410Dを示す図である。図11は、診断画像領域410Eを示す図である。図12は、診断画像領域410Fを示す図である。
超音波画像診断装置Sが実行する画像並行表示処理を説明する。画像並行表示処理は、2つの超音波画像を並べて表示するとともに、一方の超音波画像の表示条件情報を基準となる超音波画像の表示条件情報に合わせて表示する処理である。
予め、超音波画像診断装置Sが起動され、図4に示す診断画面400が表示部17に表示されているものとする。診断画面400の診断画像領域410には、何も表示されていないものとする。また、ライブ画像を表示する場合には、医者や技師等のユーザーが超音波探触子2を被検体としての患者に当ててライブ画像を取得する準備ができているものとする。
そして、超音波画像診断装置Sにおいて、例えば、操作入力部11を介して、ユーザーから画像並行表示処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、制御部18は、ROMから読み出して適宜RAMに展開した画像並行表示プログラムと、CPUと、の協働により、画像並行表示処理を実行する。
図5に示すように、先ず、制御部18は、操作入力部11を介して、ユーザーからの表示設定情報の入力を受け付ける(ステップS11)。表示設定情報は、ライブ画像及び保存画像を表示するか2つの保存画像を表示するかと、横に並べるか縦に並べるかと、の情報である。
並べて表示する2つの超音波画像は、一方が表示条件の基準となる基準画像となり、もう一方が表示条件情報を基準画像に合わせる比較画像となる。ここでは、ライブ画像及び保存画像を表示する場合に、ライブ画像を基準画像とし、保存画像を比較画像とする。
また、2つの超音波画像を横に並べて表示する場合に、基準画像を図4の診断画面400の診断画像領域410の右半分に配置し、比較画像を診断画像領域410の左半分に配置するものとする。このとき、図3の走査領域300に基づき、基準画像の表面部310の最上の位置を診断画像領域410の超音波画像領域の最上の位置に合わせ、基準画像の最下の位置を診断画像領域410の超音波画像領域の最下の位置に合わせ、基準画像の左右の中心位置を診断画像領域410の超音波画像領域の左右の中心位置に合わせるものとする。
また、2つの超音波画像を縦に並べて表示する場合に、基準画像を図4の診断画面400の診断画像領域410の上半分に配置し、比較画像を診断画像領域410の下半分に配置するものとする。このとき、図3の走査領域300に基づき、基準画像の表面部310の最上の位置を診断画像領域410の超音波画像領域の最上の位置に合わせ、基準画像の最左の位置を診断画像領域410の超音波画像領域の最左の位置に合わせ、基準画像の最右の位置を診断画像領域410の超音波画像領域の最右の位置に合わせるものとする。
さらに、ライブ画像と保存画像とを並べて表示する場合には、同じ患者の超音波画像が並べて表示されるものとする。2つの保存画像を並べて表示する場合には、同じ患者の超音波画像を並べて表示する場合もあり、異なる患者の超音波画像を並べて表示する場合もあるものとする。
そして、制御部18は、記憶部19に記憶されている保存画像の画像データのうち、表示する1又は2の保存画像の画像データの選択入力を受け付ける(ステップS12)。ステップS12では、例えば、記憶部19に記憶されている保存画像の画像データのサムネイルが操作領域440に表示され、そのサムネイルの中から1又は2の保存画像のサムネイルが選択される。
そして、制御部18は、ステップS12で選択された保存画像の画像データと、これに対応する付帯情報のテキストデータと、を記憶部19から読み出す(ステップS13)。保存画像の付帯情報のテキストデータは、被検体の患者の個人情報と、画像取得日時情報と、幾何学的情報と、を含むものとする。幾何学的情報は、画像の各画素の1ピクセルあたりの被検体の長さ(cm等)、画像の2次元の2軸方向のピクセル数、等を含む。また、ライブ画像を表示する場合に、ステップS13で得られた付帯情報のうちの患者の個人情報は、ライブ画像の患者の個人情報と同じとなる。
そして、制御部18は、ステップS11で入力された表示設定情報を参照し、ライブ画像を表示するか否かを判別する(ステップS14)。ライブ画像を表示する場合(ステップS14;YES)、制御部18は、ステップS11で入力された表示設定情報に基づいて、ステップS13で取得された付帯情報の患者の個人情報の付帯情報画像とともに、超音波探触子2等により生成されたライブ画像を、診断画面400の診断画像領域に表示開始する(ステップS15)。ステップS15で表示される付帯情報画像は、ライブ画像と保存画像とで共通の情報である。
ステップS15では、ライブ画像と保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図7に示す診断画像領域410Aのうち、上部に付帯情報画像420Aが表示され、その下部の超音波画像領域の右半分にライブ画像530Aが表示される。付帯情報画像420Aは、被検体の患者の患者ID、名前を含む。
また、ステップS15では、ライブ画像と保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図8に示す診断画像領域410Bのうち、最上部に付帯情報画像420Bが表示され、その下部の超音波画像領域の上半分にライブ画像530Bが表示される。付帯情報画像420Bは、被検体の患者の患者ID、名前を含む。
そして、制御部18は、表示中のライブ画像の付帯情報の幾何学的情報から、表示条件情報を算出して取得する(ステップS16)。表示条件情報は、基準画像となる超音波画像の実際の長さに対する表示長さとしての表示倍率と、1超音波画像分の超音波画像領域(超音波画像領域の左半分、右半分、上半分又は下半分)に対する超音波画像の基準位置の相対位置情報と、の情報を含む。ステップS16では、基準画像の1ピクセルあたりの実際の長さと、ズーム機能の倍率と、に基づいて、表示倍率が算出される。また、例えば、ライブ画像の基準位置は、ライブ画像の最上部且つ左右の中心位置とし、1超音波画像分の超音波画像領域の基準位置は、超音波画像領域の右半分又は上半分の最上部且つ左右の中心位置とする。初めてステップS16が実行される場合に、ライブ画像の基準位置と、1超音波画像分の超音波画像領域の基準位置とは、同じ位置に合わせられる。
そして、制御部18は、ステップS13で読み出された付帯情報のテキストデータのうち、付帯情報画像に表示していないテキストデータを、超音波画像領域の所定位置に配置し、ステップS16で取得されたライブ画像の表示条件情報に基づいて、ステップS13で読み出された保存画像(の画像データ)を、当該配置したテキストデータとともに、保存画像を表示部17の超音波画像領域に表示する(ステップS17)。ステップS17では、保存画像の表示条件情報が、ライブ画像の表示条件情報に合わせられるように、保存画像が表示される。
ステップS17では、ライブ画像と保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図7に示す診断画像領域410Aのうち、付帯情報画像420Aの下部の超音波画像領域の左半分に保存画像630Aが表示される。保存画像630Aには、画像取得日時情報のテキストデータ631Aが配置されている。
また、ステップS17では、ライブ画像と保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図8に示す診断画像領域410Bのうち、付帯情報画像420Bの下部の超音波画像領域の下半分に保存画像630Bが表示される。保存画像630Bには、画像取得日時情報のテキストデータ631Bが配置されている。
そして、制御部18は、操作入力部11を介して、ユーザーからライブ画像の表示条件変更操作が入力されたか否かを判別する(ステップS18)。表示条件変更操作とは、表示条件情報が変更される操作であり、例えば、画像のスクロール等の移動、拡大又は縮小の操作である。表示条件変更操作が入力された場合(ステップS18;YES)、制御部18は、ステップS18で入力されたライブ画像の表示条件変更操作に応じて、ライブ画像の表示条件を変更して表示部17の超音波画像領域に表示し(ステップS19)、ステップS16に移行する。
表示条件変更操作が入力されていない場合(ステップS18;NO)、制御部18は、操作入力部11を介して、ユーザーから画像並行表示処理の終了操作が入力されたか否かを判別する(ステップS20)。終了操作が入力されていない場合(ステップS20;NO)、ステップS18に移行される。終了操作が入力された場合(ステップS20;YES)、画像並行表示処理が終了する。
図6に示すように、ライブ画像を表示しない場合(ステップS14;NO)、制御部18は、ステップS13で読み出した付帯情報のテキストデータの1ピクセルあたりの被検体の長さを用いて、ステップS12で選択された保存画像(の画像データ)の表示倍率を算出し、表示倍率が最も高いものを基準保存画像に設定する(ステップS21)。ここで、選択された保存画像のうち、基準保存画像でないものを比較保存画像とする。なお、ステップS21に代えて、ステップS12で、2つの保存画像の画像データが選択される場合に、どちらを基準画像とするかも入力され、当該操作に応じて基準保存画像及び比較保存画像を設定することとしてもよい。また、ステップS21において、表示倍率が最も低い保存画像が基準保存画像に設定されることとしてもよい。さらに、ステップS21において、基準保存画像に設定する保存画像を表示倍率が最も高いものまたは低いものにするかが、ユーザーからの操作入力部11への操作入力に応じて設定されることとしてもよい。
そして、制御部18は、ステップS13で読み出された付帯情報のテキストデータを参照して、基準保存画像と比較保存画像との患者IDが同じか否かを判別する(ステップS22)。患者IDが同じ場合(ステップS22;YES)、制御部18は、ステップS13で読み出された付帯情報のテキストデータのうち、基準保存画像と比較保存画像とで共通する患者の個人情報のテキストデータを付帯情報画像として表示部17に表示する(ステップS23)。
ステップS23では、基準保存画像と比較保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図9に示す診断画像領域410Cの上部に、付帯情報画像420Cが表示される。付帯情報画像420Cは、被検体の患者の患者ID、名前を含む。
また、ステップS23では、基準保存画像と比較保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図10に示す診断画像領域410Dの上部に、付帯情報画像420Dが表示される。付帯情報画像420D、被検体の患者の患者ID、名前を含む。
そして、制御部18は、ステップS13で読み出された基準保存画像の付帯情報のテキストデータのうち、付帯情報画像に表示していないテキストデータを、超音波画像領域の所定位置に配置し、付帯情報のテキストデータに基づく表示条件情報で、当該配置したテキストデータとともに、基準保存画像を表示部17の超音波画像領域に表示する(ステップS24)。患者IDが異なる場合(ステップS22;NO)、ステップS24に移行される。
ステップS24では、被検体としての患者が同じであり、基準保存画像と比較保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図9に示す診断画像領域410Cのうち、付帯情報画像420Cの下部の超音波画像領域の右半分に基準保存画像の保存画像630Cが表示される。保存画像630Cには、画像取得日時情報のテキストデータ631Cが配置されている。
また、ステップS24では、被検体としての患者が同じであり、基準保存画像と比較保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図10に示す診断画像領域410Dのうち、付帯情報画像420Dの下部の超音波画像領域の上半分に基準保存画像の保存画像630Dが表示される。保存画像630Dには、画像取得日時情報のテキストデータ631Dが配置されている。
また、ステップS24では、被検体としての患者が異なり、基準保存画像と比較保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図11に示す診断画像領域410Eの右半分に基準保存画像の保存画像630Eが表示される。保存画像630Eには、患者ID、名前、画像取得日時情報のテキストデータ631Eが配置されている。
また、ステップS24では、被検体としての患者が異なり、基準保存画像と比較保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図12に示す診断画像領域410Fの上半分に基準保存画像の保存画像630Fが表示される。保存画像630Fには、画像取得日時情報のテキストデータ631Fが配置されている。
そして、制御部18は、基準保存画像の付帯情報の幾何学的情報から、基準保存画像分の超音波画像領域に対する基準保存画像の基準位置の相対位置情報を算出し、ステップS21で算出された基準保存画像の表示倍率とともに、基準保存画像の表示条件情報として取得する(ステップS25)。そして、制御部18は、ステップS13で読み出された比較保存画像の付帯情報のテキストデータのうち、付帯情報画像に表示していないテキストデータを、超音波画像領域の所定位置に配置し、ステップS25で取得された基準保存画像の表示条件情報に基づいて、ステップS13で読み出された比較保存画像(の画像データ)を表示部17の超音波画像領域に表示する(ステップS26)。ステップS26では、比較保存画像の表示条件情報が、基準保存画像の表示条件情報に合わせられるように、比較保存画像が表示される。
ステップS26では、被検体としての患者が同じであり、基準保存画像と比較保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図9に示す診断画像領域410Cのうち、付帯情報画像420Cの下部の超音波画像領域の左半分に比較保存画像の保存画像640Cが表示される。保存画像640Cには、画像取得日時情報のテキストデータ641Cが配置されている。
また、ステップS26では、被検体としての患者が同じであり、基準保存画像と比較保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図10に示す診断画像領域410Dのうち、付帯情報画像420Dの下部の超音波画像領域の下半分に比較保存画像の保存画像640Dが表示される。保存画像640Dには、画像取得日時情報のテキストデータ641Dが配置されている。
また、ステップS26では、被検体としての患者が異なり、基準保存画像と比較保存画像とを横に並べて表示する場合に、例えば、図11に示す診断画像領域410Eのうち、付帯情報画像420Eの下部の超音波画像領域の左半分に比較保存画像の保存画像640Eが表示される。保存画像640Eには、患者ID、名前、画像取得日時情報のテキストデータ641Eが配置されている。
また、ステップS26では、被検体としての患者が異なり、基準保存画像と比較保存画像とを縦に並べて表示する場合に、例えば、図12に示す診断画像領域410Fのうち、付帯情報画像420Fの下部の超音波画像領域の下半分に比較保存画像の保存画像640Fが表示される。保存画像640Fには、患者ID、名前、画像取得日時情報のテキストデータ641Fが配置されている。
そして、制御部18は、操作入力部11を介して、ユーザーから選択された保存画像の表示条件変更操作が入力されたか否かを判別する(ステップS27)。表示条件変更操作が入力された場合(ステップS27;YES)、制御部18は、ステップS27で入力された選択保存画像の表示条件変更操作に応じて、選択保存画像の表示条件を変更して表示部17の超音波画像領域に表示する(ステップS28)。
そして、制御部18は、操作入力部11を介して、ユーザーから画像並行表示処理の終了操作が入力されたか否かを判別する(ステップS29)。表示条件変更操作が入力されていない場合(ステップS27;NO)、ステップS29に移行される。終了操作が入力されていない場合(ステップS29;NO)、ステップS27に移行される。終了操作が入力された場合(ステップS29;YES)、画像並行表示処理が終了する。
以上、本実施の形態によれば、超音波画像診断装置Sは、2つの超音波画像(ライブ画像及び保存画像、又は2つの保存画像)から1つの基準画像を設定し、基準画像を表示部17に表示させ、基準画像の表示条件情報を取得し、前記取得された表示条件情報に基づいて、基準画像以外の比較画像を基準画像と並べて表示部17に表示させる。
このため、2つの超音波画像を並べて表示し、当該2つの超音波画像の表示条件情報を自動的に合わせることができ、ユーザーの作業負担を低減できる。また、ユーザーが目視により当該2つの超音波画像の比較を容易かつ効果的に行うことができる。
また、表示条件情報は、超音波画像の表示倍率を含む。このため、比較画像の表示倍率を基準画像の表示倍率に自動的に合わせることができ、ユーザーが目視により当該2つの超音波画像の比較を同じ表示倍率で容易かつ効果的に行うことができる。
また、表示条件情報は、1超音波画像分の超音波画像領域に対する超音波画像の表示位置を含む。このため、比較画像の表示領域に対する比較画像の表示位置を基準画像のものに自動的に合わせることができ、ユーザーが目視により当該2つの超音波画像の比較を同じ表示位置で容易かつ効果的に行うことができる。
また、超音波画像診断装置Sは、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像を生成する超音波探触子2、受信部13及び画像生成部14と、保存画像を記憶する記憶部19と、を備える。このため、ライブ画像、保存画像を、基準画像、比較画像として、並べて表示できる。
また、超音波画像診断装置Sは、ライブ画像を基準画像に設定し、保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を比較画像として表示させる。このため、保存画像の表示条件情報をライブ画像の表示条件情報に自動的に合わせることができるとともに、保存画像が有する付帯情報画像を表示させないので、保存画像を大きく表示することができる。
また、超音波画像診断装置Sは、ライブ画像の付帯情報を含む付帯情報画像を表示部17の付帯情報画像領域に表示させ、保存画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない付帯情報を保存画像の表示領域に配置し、保存画像を当該配置した付帯情報とともに表示させる。このため、ユーザーが、ライブ画像の付帯情報を目視により容易に確認でき、ライブ画像と共通でない保存画像独自の付帯情報を目視により容易に確認できる。
また、超音波画像診断装置Sは、操作入力部11を介してライブ画像の表示条件情報の変更入力を受け付け、ライブ画像を前記変更入力された表示条件情報に応じて表示させ、前記変更入力された表示条件情報に応じて、保存画像を表示させる。このため、保存画像の表示条件情報をライブ画像の表示条件情報の変更に追随させることができる。
また、2つの超音波画像を、2つの保存画像とする。そして、超音波画像診断装置Sは、2つの保存画像のうちの1つを基準画像に設定し、基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を基準画像として表示させ、基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を比較画像として表示させる。このため、2つの保存画像を、基準画像、比較画像として、並べて表示できるとともに、保存画像が有する付帯情報画像を表示させないので、保存画像を大きく表示することができる。
また、超音波画像診断装置Sは、2つの保存画像のうち、表示倍率が最も大きいもの、または最も小さいものを基準画像に設定する。このため、画像の詳細を拡大して診断したいとき、また広い範囲で全体的に俯瞰したいときなど、2つの保存画像の表示倍率を、ユーザーが目視により視認しやすい表示倍率に合わせることにより、汎用性の高い表示ができる。
また、超音波画像診断装置Sは、基準画像と比較画像との被検体の患者が同じである場合に、基準画像の付帯情報の当該患者の個人情報を含む付帯情報画像を表示部17に表示させ、基準画像の付帯情報のうち、付帯情報画像に含まれない付帯情報を基準画像の表示領域に配置し、比較画像の付帯情報のうち、付帯情報画像に含まれない付帯情報を比較画像の表示領域に配置し、基準画像を、付帯情報画像に含まれない基準画像の付帯情報とともに表示させ、比較画像を、付帯情報画像に含まれない比較画像の付帯情報とともに表示させる。このため、ユーザーが2つの保存画像で共通の患者の個人情報を目視により容易に確認できるとともに、共通でない各保存画像独自の付帯情報を目視により容易に確認できる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適な超音波画像診断装置S及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、2つの超音波画像を並べて表示する場合に、超音波画像領域の右側又は上側に基準画像を配置し、同じく左側又は下側に比較画像を配置して表示する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、超音波画像領域の左側又は下側に基準画像を表示するとともに、同じく右側又は上側に比較画像を配置して表示する構成としてもよい。
また、上記実施の形態において、ライブ画像及び保存画像を並べて表示する場合に、ライブ画像を基準画像とし、保存画像を比較画像として表示する構成としたが、これに限定されるものではない。保存画像を基準画像とし、ライブ画像を比較画像として表示する構成としてもよい。
また、上記実施の形態において、ライブ画像及び保存画像を並べて表示する場合に、ライブ画像の患者と保存画像の患者とが同じことを前提としたが、これに限定されるものではない。ライブ画像及び保存画像を並べて表示する場合に、ライブ画像の患者と保存画像の患者とが異なることとしてもよい。この場合に、保存画像には、ライブ画像の付帯情報に含まれない付帯情報が配置されて表示される。保存画像に配置される付帯情報は、例えば、保存画像の患者の患者ID、名前、画像取得日時情報である。
また、上記実施の形態において、2つの保存画像を並べて表示する構成としたが、これに限定されるものではない。3つ以上の保存画像を表示し、そのうちの一つを基準画像とし、基準画像以外の保存画像を比較画像として表示する構成としてもよい。
また、上記実施の形態において、画像並行表示処理のステップS16〜S19により、超音波画像診断装置Sは、操作入力部11を介してライブ画像の表示条件情報の変更入力を受け付け、ライブ画像を前記変更入力された表示条件情報に応じて表示させ、保存画像の表示条件情報を、前記変更入力された表示条件情報に合わせ、保存画像を当該合わせた表示条件情報に応じて表示させる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、超音波画像診断装置Sは、操作入力部11を介してライブ画像の表示条件情報の変更入力を受け付け、ライブ画像を前記変更入力された表示条件情報に応じて表示させるが、保存画像の表示条件情報を変更しない構成としてもよい。この構成によれば、保存画像の表示条件情報をライブ画像の表示条件情報の変更に追随させなくすることができる。
また、超音波画像診断装置Sが、2つの超音波画像を1つの画像として表示するデュアルモードを有する構成としてもよい。例えば、横に並ぶ2つの超音波画像を1つの比較画像として超音波画像領域の左半分に表示し、基準画像の超音波画像を当該超音波画像領域の右半分に表示する。この構成では、比較画像の右側又は左側の表示条件情報を基準画像の表示条件情報に合わせる。また、2つの超音波画像を1つの基準画像として表示してもよい。
さらに、上記実施の形態の処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体として、ROMを挙げたが、この他、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
また、以上の実施の形態における超音波画像診断装置Sを構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
S 超音波画像診断装置
1 超音波画像診断装置本体
11 操作入力部
12 送信部
13 受信部
14 画像生成部
15 メモリー部
16 DSC
17 表示部
18 制御部
19 記憶部
20 通信部
2 超音波探触子
2a 振動子
N 通信ネットワーク

Claims (13)

  1. 複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段と、
    前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段と、
    前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段と、
    前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段と、
    リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像を生成するライブ画像生成手段と、
    過去の超音波画像としての保存画像を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記複数の超音波画像は、前記ライブ画像及び前記保存画像であり、
    前記基準画像設定手段は、前記ライブ画像を基準画像に設定し、
    前記比較画像表示制御手段は、前記保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させ、
    前記基準画像の付帯情報を含む付帯情報画像を前記表示手段に表示させる付帯情報画像表示制御手段と、
    前記比較画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第1の付帯情報を当該比較画像の表示領域に配置する第1の付帯情報配置手段と、を備え、
    前記比較画像表示制御手段は、前記比較画像を前記第1の付帯情報とともに表示させ、
    前記第1の付帯情報は、前記比較画像の画像取得日時情報を有する超音波画像診断装置。
  2. 前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示倍率を含む請求項1に記載の超音波画像診断装置。
  3. 前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示領域に対する当該超音波画像の表示位置を含む請求項1又は2に記載の超音波画像診断装置。
  4. 前記基準画像の表示条件情報の変更入力を受け付ける表示条件情報入力手段を備え、
    前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像を前記変更入力された表示条件情報に応じて表示させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記変更入力された表示条件情報に応じて、前記比較画像を表示させる請求項1から3のいずれか一項に記載の超音波画像診断装置。
  5. 複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段と、
    前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段と、
    前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段と、
    前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段と、
    前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も大きい1つを基準画像に設定し、
    前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させる超音波画像診断装置。
  6. 複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段と、
    前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段と、
    前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段と、
    前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段と、
    前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も小さい1つを基準画像に設定し、
    前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させる超音波画像診断装置。
  7. 前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示倍率を含む請求項5又は6に記載の超音波画像診断装置。
  8. 前記表示条件情報は、前記超音波画像の表示領域に対する当該超音波画像の表示位置を含む請求項5から7のいずれか一項に記載の超音波画像診断装置。
  9. 前記基準画像と前記比較画像との被検体の患者が同じである場合に、前記基準画像の付帯情報の当該患者の個人情報を含む付帯情報画像を前記表示手段に表示させる付帯情報画像表示制御手段と、
    前記基準画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第2の付帯情報を当該基準画像の表示領域に配置する第2の付帯情報配置手段と、
    前記比較画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第3の付帯情報を当該比較画像の表示領域に配置する第3の付帯情報配置手段と、を備え、
    前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像を前記第2の付帯情報とともに表示させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記比較画像を前記第3の付帯情報とともに表示させる請求項5から8のいずれか一項に記載の超音波画像診断装置。
  10. 前記第2の付帯情報は、前記基準画像の画像取得日時情報を有し、
    前記第3の付帯情報は、前記比較画像の画像取得日時情報を有する請求項9に記載の超音波画像診断装置。
  11. コンピューターを、
    複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段、
    前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段、
    前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段、
    前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段、
    リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像を生成するライブ画像生成手段、
    過去の超音波画像としての保存画像を記憶する記憶手段、として機能させ、
    前記複数の超音波画像は、前記ライブ画像及び前記保存画像であり、
    前記基準画像設定手段は、前記ライブ画像を基準画像に設定し、
    前記比較画像表示制御手段は、前記保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させ、
    前記コンピューターを、
    前記基準画像の付帯情報を含む付帯情報画像を前記表示手段に表示させる付帯情報画像表示制御手段、
    前記比較画像の付帯情報のうち、前記付帯情報画像に含まれない第1の付帯情報を当該比較画像の表示領域に配置する第1の付帯情報配置手段、として機能させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記比較画像を前記第1の付帯情報とともに表示させ、
    前記第1の付帯情報は、前記比較画像の画像取得日時情報を有するプログラム
  12. コンピューターを、
    複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段、
    前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段、
    前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段、
    前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段、
    前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段、として機能させ、
    前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も大きい1つを基準画像に設定し、
    前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させるプログラム
  13. コンピューターを、
    複数の超音波画像から1つの基準画像を設定する基準画像設定手段、
    前記基準画像を表示手段に表示させる基準画像表示制御手段、
    前記基準画像の表示条件情報を取得する表示条件情報取得手段、
    前記取得された表示条件情報に基づいて、前記複数の超音波画像のうちの前記基準画像以外の比較画像を前記基準画像と並べて前記表示手段に表示させる比較画像表示制御手段、
    前記複数の超音波画像としての複数の保存画像を記憶する記憶手段、として機能させ、
    前記基準画像設定手段は、前記複数の保存画像のうち、表示倍率が最も小さい1つを基準画像に設定し、
    前記基準画像表示制御手段は、前記基準画像として設定された保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を当該基準画像として表示させ、
    前記比較画像表示制御手段は、前記複数の保存画像のうちの前記基準画像として設定された以外の保存画像が有する付帯情報画像以外の画像部分を前記比較画像として表示させるプログラム
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