JP6378972B2 - Fam83gタンパク質又はその部分ペプチドを用いたhsp27リン酸化阻害剤、アポトーシス誘導剤および抗癌剤 - Google Patents
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。
[2]前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列から成る、[1]に記載のHSP27リン酸化阻害剤。
[3]前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、又は、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチドである、[1]に記載のHSP27リン酸化阻害剤。
[4]FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、アポトーシス誘導剤。
[5]前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列から成る、[4]に記載のアポトーシス誘導剤。
[6]前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、又は、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチドである、[4]に記載のアポトーシス誘導剤。
[7]FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、抗癌剤。
[8]前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列から成る、[7]に記載の抗癌剤。
[9]前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、又は、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチドである、[7]に抗癌剤。[10]前記癌は、大腸癌、肺癌、肝癌、肉腫、血液腫瘍、及び癌幹細胞を含む腫瘍からなる群から選択される、[7]〜[9]のいずれかに記載の抗癌剤。
[11]FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドをコードするDNAを含むベクターを含む抗癌剤。
[12]前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列から成る、[11]に記載の抗癌剤。
[13]前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、又は、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチドである、[11]に記載の抗癌剤。
[14]前記癌は、大腸癌、肺癌、肝癌、肉腫、血液腫瘍、及び癌幹細胞を含む腫瘍からなる群から選択される、[11]〜[13]のいずれかに記載の抗癌剤。
[15]配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチド、又はそれらの薬理学的に許容される塩。
本発明の第一の実施態様は、FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、HSP27リン酸化阻害剤である。
本発明の第二の実施態様は、FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、アポトーシス誘導剤である。
本発明の第三の実施態様は、FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、抗癌剤である。
本発明の第四の実施態様は、FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドをコードするDNAを含むベクターを含む抗癌剤である。
本発明の第五の実施態様は、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチド、又はそれらの薬理学的に許容される塩である。
本発明の第一の実施態様は、FAM83Gタンパク質(本明細書では、「FAM83G」と略称することがある。)又はその部分ペプチドを含む、HSP27リン酸化阻害剤である。
プチドが挙げられる。ここで、なお、1〜数個とは、好ましくは1〜5個、より好ましくは1〜3個である。ただし、アミノ酸がN末端側及び/またはC末端側に付加される場合は、1〜20個程度であってもよい。
配列番号3で表されるアミノ酸配列を含むペプチドについても同様の作用効果が想定される。
一方、細胞内へのペプチドの導入を十分に確保する観点から、好ましくは50残基以下、より好ましくは30残基以下である。
よい。
このような配列が付加されることで、正常細胞を損傷させることなく、対象とする細胞にのみ、部分ペプチドの効果を発揮させることができる。
Ile、Val間で、極性アミノ酸である場合には、Gln、Asn間で、塩基性アミノ酸である場合には、Lys、Arg、His間で、酸性アミノ酸である場合には、Asp、Glu間で、ヒドロキシル
基を持つアミノ酸である場合には、Ser、Thr間でお互いに置換する変異である。保存的置換としては、AlaからSer又はThrへの置換、ArgからGln、His又はLysへの置換、AsnからGlu、Gln、Lys、His又はAspへの置換、AspからAsn、Glu又はGlnへの置換、CysからSer又はAlaへの置換、GlnからAsn、Glu、Lys、His、Asp又はArgへの置換、GluからGly、Asn、Gln
、Lys又はAspへの置換、GlyからProへの置換、HisからAsn、Lys、Gln、Arg又はTyrへの置換、IleからLeu、Met、Val又はPheへの置換、LeuからIle、Met、Val又はPheへの置換、LysからAsn、Glu、Gln、His又はArgへの置換、MetからIle、Leu、Val又はPheへの置換、PheからTrp、Tyr、Met、Ile又はLeuへの置換、SerからThr又はAlaへの置換、ThrからSer又はAlaへの置換、TrpからPhe又はTyrへの置換、TyrからHis、Phe又はTrpへの置換、及び、ValからMet、Ile又はLeuへの置換が挙げられる。
配列を有するDNAとストリンジェントな条件でハイブリダイズするDNAであってもよい。ここで、ストリンジェントな条件としては、例えば、ハイブリダイゼーション後に、68℃、0.1×SSC、0.1%SDSの条件で洗いを行う条件が例示される。
カルシウムなどが挙げられる。
本発明における第二の実施態様は、前記第一の実施態様で説明したFAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、アポトーシス誘導剤である。
上記した通り、前記FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドが導入された細胞では、アポトーシス誘導が活性化される。そのため、前記FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドは、公知の製剤化のための方法を適宜採用することで、アポトーシス誘導剤に用いることができる。
本発明における第三の実施態様は、前記第一の実施態様で説明したFAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、抗癌剤である。
本発明の第四の実施態様は、前記第一の実施態様で説明したFAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドをコードするDNAを含むベクターを含む抗癌剤である。
ードするcDNAをベクターに挿入し、細胞に導入して過剰発現させると、HSP27のリン酸化が阻害されることが明らかとなった。これは、FAM83Gは、PKCのキナーゼドメインと結合してPKCによるリン酸化を受けるためと考えられる。詳しくは、N末端側から356残基目のセリン(配列番号1で表されるYALVKAKSVDEIAKSのうち、N末端側から8残基目のS(セリン)に相当する。)がリン酸化され、その結果、細胞内のHSP27のリン酸化が阻害されるためと考えられる。FAM83Gのリン酸化が亢進するとHSP27のリン酸化が減少することから、FAM83GとHSP27は、PKCへの結合を競合しているものと考えられる。
これら発現系は、FAM83Gの発現を起こさせるだけでなく、発現を調節する制御配列を含んでいてもよい。また、FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドをコードするDNAを含むベクターには、リポソームも含まれる。
本発明の第五の実施態様は、配列番号1または3で表されるアミノ酸配列を含むペプチド、配列番号1または3で表されるアミノ酸配列のうち1〜数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列を含むペプチド、又はそれらの薬理学的に許容される塩である。
これらの薬理学的に許容される塩は公知の方法で製造することができる。例えば、第一の実施態様で説明した方法などで製造することができる。
以下の実施例では、汎用されているCHO細胞株(チャイニーズハムスター卵巣細胞株
)に、上皮成長因子(EGF)受容体とインスリン受容体とを恒常的に発現させたCHOIE細胞株を用いて行った。
−80℃でフリーズストックしておいた該細胞株を、37℃の恒温槽で解凍し、10mlのα-MEM培地(GIBCO)+ウシ胎児血清(HyClone)に溶解後、150mmディッシュ(Nunc)に、5×106個/ディッシュの細胞濃度で播種した。その後、37℃、CO2/空気=6%/94%の環境下で、CHOIE細胞を24時間培養した。また、DMSOを除去するため、24時間後に培地の交換を行った。
培養は、80〜90%コンフルエント(confluent)の状態になったら継代した。
Myc-DDK-tagged Mouse Fam83g cDNA cloneとしてOriGen社から購入した。ベクターはpCMV6でDDK=FLAG tagである。cDNAのシークエンスは全長に渡って確認して実験に用いた。
プラスミドはCsCl double banding法で精製した。
[実施例1]
エレクトロポーレーション法によって、CHOIE細胞内にpCMV6−FAM83Gを導入した後、そのCHOIE細胞を37℃、CO2/空気=6%/94%の環境下で培養した。pCMV6−FAM83G導入後に再度培養を開始してから48時間経過後の細胞の様子を図1に示す。尚、図1には独立に実施した3回の結果を示している(#1〜3で示している)。
FAM83GをコードするcDNAを挿入しなかった発現ベクターpCMV6を用いたこと以外は実施例1と同様にしたものを比較例1とした。
[実施例2、比較例2]
比較例1(pCMV6が導入された細胞)に比べて、実施例1(pCMV6−FAM83Gが導入された細胞)では細胞密度が非常に小さかったことの原因として、細胞がアポトーシスを起こしているのではないかと考えられた。それを確かめるために、DNA ladder法でアッセイを行った。尚、ここでは、上記した実施例1の細胞を用いたものを実施例2と、比較例1の細胞を用いたものを比較例2とする。
[実施例3]
3.と同様にして、エレクトロポーレーション法によってCHOIE細胞内にpCMV6−FAM83Gを導入し、細胞を培養した。CHOIE細胞に発現させたFAM83G
を、myc抗体(Millipore社)を用いて免疫沈降法で回収し、SDS−PAGEにて展
開した。その後、セリン残基の燐酸化を特異的に認識する抗体である抗ホスフォセリン抗体(abcam社)、又はFLAGタグを特異的に認識する抗体である抗FLAG抗体(シグマア
ルドリッチ社)でウエスタンブロットを行った。
FAM83GをコードするcDNAを挿入しなかった発現ベクターpCMV6を用いたこと以外は実施例3と同様にしたものを比較例3とした。
[実施例4]
3.と同様にして、エレクトロポーレーション法によってCHOIE細胞内にpCMV6−FAM83Gを導入し、細胞を培養した。ただし、後述する試験のために、血清を含むものと含まないものとに分けて培養を行った。
末端側から82残基目のセリン残基のリン酸化を特異的に認識する抗体である。
FAM83GをコードするcDNAを挿入しなかった発現ベクターpCMV6を用いたこと以外は実施例4と同様にしたものを比較例4とした。
また、培地が血清を含有する場合には、血清を含有しない場合に比べて、FAM83Gを過剰発現しているか、していないかに拘わらず、どちらのHSP27のリン酸化も減少したが、FAM83Gが過剰発現している細胞では、さらに顕著に低下したことが分かる。
[参考例1]
<7−1.組換えベクターpCMV6−S356A−FAM83Gの調製>
FAM83GのN末端側から356残基目のセリン残基をアラニン残基に置換してリン酸化が起きないようにした変異型のタンパク質を産生するようにcDNAを調製し、発現ベクターpCMV6に挿入し、組換えベクターpCMV6−S356A−FAM83Gを調製した。
<7−2.組換えベクターpCMV6−Y586F−FAM83Gの調製>
FAM83GのN末端側から586残基目のチロシン残基をフェニルアラニン残基に置換した変異型のタンパク質を産生するようにcDNAを調製し、発現ベクターpCMV6
に挿入し、組換えベクターpCMV6−Y586F−FAM83Gを調製した。
これは、前記したpCMV6−S356A−FAM83Gの356残基目のセリン残基はリン酸化を受けるが、アミノ酸を置換することでartifactが起きないか検証するための対照として用意したものである。
<7−3.組換えベクターpCMV6−WT−FAM83Gの調製>
pCMV6−FAM83Gを用いたこと以外は参考例1と同様にしたものを参考例3とした。
<7−4.ベクターpCMV6の調製>
また、cDNAを挿入しなかった発現ベクターpCMV6を用いたこと以外は参考例1と同様にしたものを参考例4とした。
調製した参考例1〜4のベクターを、3.と同様にして、エレクトロポーレーション法によってCHOIE細胞内に導入し、細胞を培養した。
結果を図5に示す。図5から分かるように、参考例1および参考例2では、CHOIE細胞は非常に高密度な状態となったが、参考例3および参考例4では、上記比較試験例に比べて細胞密度が非常に小さいことが分かった。
上記の観察に加えて、総タンパク質量を用いた細胞数の評価を行った。
配列番号1で表されるペプチド(YALVKAKSVDEIAKS)は、株式会社ペプチド研究所に合成を委託した。尚、純度(HPLCグレード)は99.6%であった。
[実施例5]
エレクトロポーレーション法によって、CHOIE細胞内に配列番号1で表されるペプチドを導入した後、そのCHOIE細胞を37℃、CO2/空気=6%/94%の環境下で培養した。ペプチド導入後に再度培養を開始してから14時間経過後の細胞の様子を図7に示す。
また、配列番号1で表されるペプチドの最終濃度を580μMとしたこと以外は実施例5と同様にしたものを実施例6とした。
一方、配列番号1で表されるペプチドを含まないこと以外は実施例5と同様にしたものを比較例5とした。
いことが分かった。
Claims (11)
- FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、HSP27リン酸化阻害剤であって、前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列からなるペプチドである、HSP27リン酸化阻害剤。
- 前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列からなる、請求項1に記載のHSP27リン酸化阻害剤。
- FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、アポトーシス誘導剤であって、前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列からなるペプチドである、アポトーシス誘導剤。
- 前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列からなる、請求項3に記載のアポトーシス誘導剤。
- FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドを含む、抗癌剤であって、前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列からなるペプチドである、抗癌剤。
- 前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列からなる、請求項5に記載の抗癌剤。
- 前記癌は、大腸癌、肺癌、肝癌、肉腫、血液腫瘍、及び癌幹細胞を含む腫瘍からなる群から選択される、請求項5または6に記載の抗癌剤。
- FAM83Gタンパク質又はその部分ペプチドをコードするDNAを含むベクターを含む抗癌剤であって、前記部分ペプチドは配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列からなるペプチドである、抗癌剤。
- 前記FAM83Gタンパク質は、配列番号2又は配列番号4で表されるアミノ酸配列からなる、請求項8に記載の抗癌剤。
- 前記癌は、大腸癌、肺癌、肝癌、肉腫、血液腫瘍、及び癌幹細胞を含む腫瘍からなる群から選択される、請求項8または9に記載の抗癌剤。
- 配列番号1もしくは3で表されるアミノ酸配列からなるペプチド。
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