JP6378675B2 - 冷却流体回路ためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

本明細書に開示される発明の主題の実施形態は、エンジンシステムの冷却回路に関する。
規制された排出物を減らすために、エンジンは、エンジン排気システムからエンジン吸気システムまでの排気ガスの再循環、すなわち排気ガス再循環(EGR)と呼ばれるプロセスを用いることができる。EGRシステムは、排気ガスが吸気システムに入る前に排気ガスを冷却するためのEGR冷却器を含むことができる。いくつかの例では、EGR冷却器およびエンジンは、冷却流体回路において並列に結合することができる。しかし、このような例では、例えば冷却流体の同程度の流量がエンジンおよびEGR冷却器に送られるので、冷却流体の量が増加する可能性があり、および/または冷却流体の流量も2倍になり得る。他の例では、EGR冷却器は、冷却回路においてエンジンの下流に配置することができる。したがって、エンジンを流れるより冷たい冷却流体により、エンジン動作温度が低下するおそれがあり、それによって、エンジンの熱効率が低下する。さらに、冷却回路は、冷却流体を沸点未満に維持するために加圧される場合がある。この場合には、圧力キャップの劣化によって、エンジンまたはEGR冷却器の故障が発生するおそれがある。
国際公開第2012/125154号
したがって、一実施形態では、例示するシステムは、排気ガス再循環冷却器を含む。システムは、排気ガス再循環冷却器およびエンジンが、排気ガス再循環冷却器がエンジンの上流に配置されるように直列に位置決め可能である冷却流体回路をさらに含む。
このような例では、冷却流体は、エンジンを流れる前に、EGR冷却器を流れる。この方法では、冷却流体がエンジンに入るときの冷却流体の温度は、EGR冷却器がエンジンの下流に配置される場合よりも温かくなる可能性がある。このように、エンジン温度をより高い温度に維持することができ、熱効率を維持することができる。さらに、冷却流体がEGR冷却器を流れ、それからエンジンを流れるので、EGR冷却器およびエンジンが並列に結合されるシステムと比較して、より少ない量の冷却流体および/またはより低い流量でもよい可能性がある。
いくつかの例では、システムは、船舶に配置することができる。このような例では、冷却流体を冷却するために、船舶が位置する周囲の海水を用いることができる。したがって、海水の比較的冷たい温度および海水の多量の供給により、冷却流体のさらなる冷却が発生する場合がある。
詳細な説明においてさらに説明される概念の選択を簡略な形式で導入するために、上記の簡単な説明が提供されることを理解すべきである。それは請求する発明の主題の鍵となるまたは本質的な特徴を特定するものではなく、発明の主題の範囲は詳細な説明に続く請求項によって独自に定義される。さらにまた、請求する発明の主題は、上述した不利な点、またはこの開示の任意の部分で述べる任意の不利な点を解決する実施に限定されない。
以下の添付の図面を参照しつつ、非限定的な実施形態についての以下の説明を読むことで、本発明がより良く理解されよう。
船舶の排気ガス再循環システムを有するエンジンの概略図を示す。 エンジンおよび排気ガス再循環冷却器を含む冷却流体回路の概略図を示す。 冷却流体回路のための方法を示すフローチャートを示す。
以下の説明は、エンジンシステムを冷却するための方法およびシステムの様々な実施形態に関する。一例示的実施形態では、システムは排気ガス再循環(EGR)冷却器およびエンジンを含む。システムは、EGR冷却器およびエンジンが直列に配置され、EGRがエンジンの上流に配置される冷却流体回路を含む。このような実施形態では、冷却流体は、エンジンを冷却する前に、EGR冷却器を介して排気ガスを冷却する。このように、エンジンの温度をより高い温度に維持することができ、その結果、熱効率が改善される。いくつかの実施形態では、システムは、冷却流体回路においてEGR冷却器の上流に配置されるポンプをさらに含むことができる。このような構成では、冷却流体が沸点未満に維持されるように、ポンプはEGR冷却器に高圧冷却流体を供給する。したがって、圧力キャップの必要性は減少し、圧力キャップの劣化によるシステムの構成要素の劣化は低減され得る。
一実施形態では、冷却流体回路は、乗り物に配置されるエンジンシステムの一部であってもよい。いくつかの実施形態では、冷却流体回路が冷却することができるエンジンシステムを有する乗り物のタイプの一例を挙げるために、船舶を用いることができる。他のタイプの乗り物は、機関車、ハイウェイ上の車両、および例えば採鉱機器などの機関車もしくは他の鉄道車両以外のオフハイウェイ車両を含んでもよい。本発明の他の実施形態は、定置エンジンに結合されるエンジンシステムのために用いることができる。エンジンは、ディーゼルエンジンであってもよく、あるいは別の燃料または燃料の組み合わせを燃焼させてもよい。このような代替的燃料は、ガソリン、灯油、バイオディーゼル、天然ガスおよびエタノールを含んでもよい。好適なエンジンは、圧縮点火および/またはスパーク点火を用いてもよい。
図1は、本明細書では例えば船などの船舶100として示される、水体101において動作するように構成されるシステムの例示的実施形態のブロック図を示す。船舶100は、エンジン104を有する、例えば推進システムなどのエンジンシステム102を含む。しかし、他の実施例では、エンジン104は、例えば発電所用途などの定置エンジン、または鉄道車両推進システムのエンジンであってもよい。図1の例示的実施形態では、プロペラ106は、エンジン104によって回転するようにエンジン104に機械的に結合される。他の実施例では、エンジンシステム102は、エンジンによって駆動される発電機を含んでもよく、それは、例えばプロペラを回転させるモーターを次に駆動する。
エンジン104は、例えば吸気マニホールド115などの吸気装置から、燃焼のための吸気を受け取る。吸気装置は、ガスが流れてエンジンに入るための任意の好適な1つまたは複数の導管であってもよい。例えば、吸気装置は、吸気マニホールド115および吸気流路114などを含んでもよい。吸気流路114は、エンジン104が配置される乗り物の外部からの空気を濾過するエアフィルタ(図示せず)から、周囲の空気を受け取る。エンジン104の燃焼により生じる排気ガスは、例えば排気流路116などの排気装置に供給される。排気装置は、ガスがエンジンから流れるための任意の好適な導管であってもよい。例えば、排気装置は、排気マニホールド117および排気流路116などを含んでもよい。排気ガスは、排気流路116を流れる。
図1に示す例示的実施形態では、エンジン104は、12のシリンダを有するV−12エンジンである。他の実施例では、エンジンはV−6、V−8、V−10、V−16、I−4、I−6、I−8、対向4、または別のエンジン形式であってもよい。図示するように、エンジン104は、非ドナーシリンダ排気マニホールド117だけに排気ガスを供給する6つのシリンダを含む非ドナーシリンダ105のサブセット、および、ドナーシリンダ排気マニホールド119だけに排気ガスを供給する6つのシリンダを含むドナーシリンダ107のサブセットを含む。他の実施形態では、エンジンは、少なくとも1つのドナーシリンダおよび少なくとも1つの非ドナーシリンダを含むことができる。例えば、エンジンは、4つのドナーシリンダおよび8つの非ドナーシリンダ、あるいは3つのドナーシリンダおよび9つの非ドナーシリンダを有してもよい。エンジンは、任意の所望の数のドナーシリンダおよび非ドナーシリンダを有してもよいが、通常はドナーシリンダの数が非ドナーシリンダの数より少ないことを理解すべきである。
図1に示すように、非ドナーシリンダ105は、排気ガスをエンジンから環境まで(それが排気ガス処理システム130およびターボチャージャ120を通過した後に)送るために、排気流路116に結合される。エンジン排ガス再循環(EGR)を提供するドナーシリンダ107は、ドナーシリンダ107からの排気ガスを、環境ではなくエンジン104の吸気流路114に送る、EGRシステム160のEGR流路162だけに結合される。冷却された排気ガスをエンジン104に導入することによって、燃焼のための利用できる酸素の量は減少し、それによって、燃焼火炎温度を低下させて、窒素酸化物(例えばNOx)の形成を低減させる。
図1に示す例示的実施形態では、第2のバルブ170が開いている場合には、ドナーシリンダ107から吸気流路114へ流れる排気ガスは、排気ガスが吸気流路に戻る前に、排気ガスの温度を低下させる(例えば、冷却する)ためにEGR冷却器166などの熱交換器を通過する。EGR冷却器166は、例えば空気液体熱交換器であってもよい。このような例では、吸気流路114(例えば、再循環する排気ガスが入るEGR入口の上流)に配置された1つまたは複数の給気冷却器134は、給気および排気ガスの混合気の温度が所望の温度に維持されるように、給気の冷却をさらに増加させるように調整することができる。他の実施例では、EGRシステム160は、EGR冷却器バイパスを含むことができる。
さらに、EGRシステム160は、排気流路116とEGR流路162との間に配置される第1のバルブ164を含む。第2のバルブ170は、例えば、(EGRの流れをオンまたはオフにするための)コントローラ180により制御されるオン/オフバルブであってもよし、あるいは、EGRの可変量を制御してもよい。いくつかの実施例では、第1のバルブ164は、EGR量が減少する(排気ガスがEGR流路162から排気流路116へ流れる)ように、作動することができる。他の実施例では、第1のバルブ164は、EGR量が増加する(例えば、排気ガスが排気流路116からEGR流路162へ流れる)ように、作動することができる。いくつかの実施形態では、EGRシステム160は、複数のEGRバルブまたはEGR量を制御するための他の流量制御要素を含むことができる。
図1に示すように、エンジンシステム102は、排気ガスが給気と排気ガスとの混合気の中で均一に分布できるように、再循環される排気ガスと給気を混合するEGRミキサー172をさらに含む。図1に示す例示的実施形態では、EGRシステム160は、排気流路116のターボチャージャ120のタービンの上流の位置から、吸気流路114のターボチャージャ120のコンプレッサの下流の位置へ、排気ガスを送る高圧EGRシステムである。他の実施形態では、エンジンシステム102は、排気流路116のターボチャージャ120で下流から、吸気流路114のターボチャージャ120の上流の位置へ、排気ガスを送る低圧EGRシステムをさらに、または、代わりに含むことができる。高圧EGRシステムの吸気マニホールド115に分配される排気ガスがターボチャージャ120のタービン121を通過していないので、高圧EGRシステムは、低圧EGRシステムよりも比較的高い圧力の排気ガスを吸気流路114に提供することを理解すべきである。
図1の例示的実施形態では、ターボチャージャ120は、吸気流路114と排気流路116との間に配置される。ターボチャージャ120は、パワー出力および/またはエンジン動作効率を増加させるように、燃焼中により大きな給気密度を提供するために、吸気流路114に吸い込まれる周囲空気の給気を増加させる。ターボチャージャ120は、吸気流路114に沿って配置されるコンプレッサ122を含む。コンプレッサ122は、排気流路116に配置されるタービン121によって(例えば、シャフト123を通して)少なくとも部分的に駆動される。この場合には、単一のターボチャージャが示されているが、システムは複数のタービンおよび/またはコンプレッサ段を含んでもよい。図1に示す実施例では、ターボチャージャ120には、排気ガスがターボチャージャ120を迂回することができるウェイストゲート128が設けられる。例えば、ウェイストゲート128は、排気ガスがタービン121から離れて流れるように開くことができる。このようにして、コンプレッサ122の回転数、およびこのようにしてターボチャージャ120によってエンジン104に提供されるブーストは、定常状態条件の間に調整することができる。
エンジンシステム102は、規制された排出物を減らすために、排気流路において結合される排気ガス処理システム130をさらに含む。図1に示すように、排気ガス処理システム130は、ターボチャージャ120のタービン121の下流に配置される。他の実施形態では、排気ガス処理システムは、さらに、または、代わりに、ターボチャージャ120の上流に配置されてもよい。排気ガス処理システム130は、1つまたは複数の構成要素を含むことができる。例えば、排気ガス処理システム130は、ディーゼル微粒子フィルタ(DPF)、ディーゼル酸化触媒(DOC)、選択接触還元(SCR)触媒、三元触媒、NOxトラップのうちの1つまたは複数、および/または様々な他の排出物制御装置もしくはこれらの組み合わせを含むことができる。
エンジンシステム102は、コントローラ180をさらに含み、それはエンジンシステム102に関連する様々な構成要素を制御するように提供され構成される。一実施例では、コントローラ180は、コンピュータ制御システムを含む。コントローラ180は、船内でエンジン動作の監視および制御を可能にするためのコードを含む非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(図示せず)をさらに含む。コントローラ180は、エンジンシステム102の制御および管理を監視すると共に、さらに本明細書で詳述するように、動作パラメータおよび動作条件を決定し、それに応じてエンジンシステム102の動作を制御する様々なエンジンアクチュエータを調整するために、様々なエンジンセンサーから信号を受け取るように構成することができる。例えば、コントローラ180は、エンジン回転数、エンジン負荷、ブースト圧力、周囲圧力、排気温度、排気圧などを含むが、これらに限定されない様々なエンジンセンサーから信号を受け取ることができる。それに応じて、コントローラ180は、例えば交流発電機、シリンダバルブ、スロットル、熱交換器、ウェイストゲート、または他のバルブもしくは流量制御要素などの様々な構成要素にコマンドを送信することによって、エンジンシステム102を制御することができる。
別の実施例として、コントローラ180は、エンジンシステムの全体にわたって様々な位置に配置された様々な温度センサーおよび圧力センサーから信号を受け取ることができる。他の実施例では、第1のバルブ164および第2のバルブ170は、マニホールドの空気温度を制御するために、またはEGRの吸気マニホールドに所望量の排気を送るために、EGR冷却器を流れる排気ガス量を調整するように調整することができる。別の実施例として、コントローラ180は、例えば図2を参照して後述する冷却流体回路216などの冷却流体回路の様々な位置における冷却流体の温度および/または圧力を示す温度および/または圧力センサーから信号を受け取ることができる。例えば、コントローラは、エンジンから放出される冷却流体の温度に基づいて、サーモスタットにより冷却流体の流れを制御することができる。
船舶100はビルジシステム190をさらに含み、それは、少なくとも部分的には、船舶100の船体から水を除去する。ビルジシステム190は、ポンプ、ポンプを動かすモーター、および制御システムを含むことができる。例えば、コントローラ180は、ビルジシステム190と通信することができる。図1に示すように、ビルジシステムは、水体101から船舶上に周囲海水を汲み上げる第1のポンプ「A」192を含む。周囲海水は、船舶100を取り囲む空気の温度より低い温度を有することができる。したがって、図2を参照して後で詳しく述べるように、周囲海水は、冷却流体回路にさらなる冷却を提供することができる。ビルジシステムは、船舶100から水体101に水を汲み出すポンプ「B」194をさらに含む。例えば、ビルジシステム190は、水が水体101にポンプで汲み出される前に水から汚染物質を除去するための濾過システム(図示せず)を含むことができる。
図2は、例えば図1を参照して上述したエンジン104などのエンジン202を有するシステム200を示す。図示するように、空気(図2では実線で示す)は、吸気流路208を経由してエンジン202に入る前に、例えばインタークーラーなどの給気冷却器206を流れる。例えば、吸気は、給気冷却器206を通過した後に、約43°Cの温度になり得る。エンジン202から排出されるいくらかの排気ガスは、排気流路210を経由して排出される。例えば、上述したように、排気流路210を介して排出される排気ガスは、エンジン202の非ドナーシリンダから来たものであり得る。例えば、排気ガスは、排気ガス再循環のための排気流路212を経由して排出され得る。上述したように、排気流路212を経由して排出される排気ガスは、エンジン202のドナーシリンダから来たものであり得る。例えば、ドナーシリンダまたは非ドナーシリンダを経由してエンジンから排出される排気ガスは、約593°Cの温度であり得る。
排気流路212に沿って導かれる排気ガスは、それがエンジン202の吸気流路208に入る前に、EGR冷却器214を流れる。EGR冷却器214は、例えば、液体冷却流体などの冷却流体へ熱を伝達することによって排気ガスを冷却する液冷式気体熱交換器であってもよい。EGR冷却器を通過した後に、排気ガスの温度は、例えば、約110°Cに減少することができる。一旦、排気ガスが吸気流路208に入り、冷却された吸気と混合されると、給気温度は約65°Cになり得る。給気温度は、例えば、給気冷却器206およびEGR冷却器214によって実行されるEGR量および冷却量に応じて変化することができる。
図2に示すように、システム200は、冷却流体回路216をさらに含む。冷却流体回路216は、EGR冷却器214およびエンジン202を冷却するために、冷却流体(図2では破線で示す)がEGR冷却器214およびエンジン202を流れるように導く。冷却流体回路216を流れる冷却流体は、例えば、エンジンオイルもしくは水、または別の好適な流体であってもよい。図2の例示的実施形態に示す冷却流体回路216では、ポンプ218はEGR冷却器214の上流に配置される。このような構成では、ポンプ218は、所望の圧力でEGR冷却器214に冷却流体を供給することができる。例えば、冷却流体の圧力は、冷却流体の沸点、ならびにEGR冷却器214における排気ガスとの熱交換およびエンジン202との熱交換により発生する冷却流体の温度上昇に基づいて、決定され得る。一実施例では、ポンプ218を出る冷却流体の圧力は約262,001Pa(38psi)であり、流量は毎分約1703リットル(毎分450ガロン)であり、温度は約68°Cであり得る。ポンプ218により加圧された冷却流体をEGR冷却器214に供給することによって、冷却流体の沸騰を低減することができる。さらに、冷却流体がポンプ218によって加圧されるので、システムにおける圧力キャップの必要性が減少し、圧力キャップの劣化による、例えばエンジン202およびEGR冷却器214などの様々な構成要素の劣化が低減され得る。いくつかの実施形態では、ポンプ218は、クランクシャフトと共に回転するようにエンジンのクランクシャフトに機械的に結合されてもよく、そのようにしてポンプ218はクランクシャフトによって駆動される。他の実施形態では、ポンプ218は、例えば、エンジンシステムの交流発電機によって駆動される電気駆動ポンプであってもよい。
図2に示す例示的実施形態では、冷却流体回路は、例えば図1を参照して上述した高圧EGRシステム160などの高圧EGRシステムのEGR冷却器214を冷却する。他の実施形態では、冷却流体回路は、さらに、または、代わりに、低圧EGRシステムのEGR冷却器に冷却を提供することができる。
図示するように、冷却流体は、ポンプ218からEGR冷却器214へ流れる。EGR冷却器214を通過する排気ガスは、排気ガスがエンジン202の吸気流路208に入る前に冷却されるように、冷却流体へ熱を伝達する。図2に示す例示的実施形態では、EGR冷却器214およびエンジン202は、直列に配置される。したがって、EGR冷却器214において排気ガスを冷却した後に、冷却流体はEGR冷却器214を出て、エンジン202に入り、エンジンを冷却する。エンジン202がEGR冷却器214の下流に配置されるので、エンジン202に入る冷却流体は、EGR冷却器214に入る冷却流体より高い温度を有する。例えば、EGR冷却器214を出る冷却流体の温度は約84°Cであり得るが、それがEGR冷却器214に入る前の冷却流体温度、およびEGR冷却器214を通過するEGR量などに応じて変化する場合がある。このようにして、冷却流体温度がより高く、冷却がより少ないので、エンジンをより高い温度に維持することができる。したがって、エンジンの熱効率を高めることができる。
システム200は、冷却流体回路においてエンジンの下流に配置されるサーモスタット220をさらに含む。サーモスタット220は、例えば、冷却流体のエンジン放出温度(例えば、エンジンを出るときの冷却流体の温度)を維持するように調整することができる。いくつかの実施例では、サーモスタット220は、電子的温度調整弁であってもよいし、他の実施例では、サーモスタット220は機械的温度調整弁であってもよい。いくつかの実施形態では、例えば図1を参照して上述したコントローラ180などのコントローラ204を含む制御システムは、エンジンから放出される冷却流体の温度に基づいてサーモスタット220の位置を制御することができる。例えば、エンジンから放出される冷却流体の温度は、約93°Cであり得る。一実施例として、例えば、例えばエンジンのウォームアップ中などに、冷却流体がエンジンから離れないように(例えば、冷却流体はエンジンに停滞している)、サーモスタットを調整することができる。別の実施例として、エンジン202によって温められた冷却流体を、船舶冷却器222により冷却せずにEGR冷却器214に導くように、サーモスタット220を調整することができる。このような実施例では、EGR冷却器214に入る冷却流体の温度が比較的より温かくなるように、温められた冷却流体は、船舶冷却器222によって冷却された冷却流体と混合することができる。このようにして、例えば、排ガス再循環の量が比較的小さく、EGR冷却器214によって伝達される熱がより少ない場合に、エンジン202の熱効率を維持することができる。さらに別の実施例として、エンジン202を出る冷却流体の実質的に全てを船舶冷却器222に導くように、サーモスタット220を調整することができる。このようにして、サーモスタット220は、エンジンから放出される冷却流体の温度を維持するように動作可能である。
船舶冷却器222は、例えば液冷式液体熱交換器であってもよい。図2に示すように、エンジン202からの冷却流体は、それがポンプ218に導かれる前に熱交換器を通過する。船舶冷却器222を通過する冷却流体は、周囲海水(例えば、船舶が位置する水体からの水)への熱伝達により冷却される。例えば、船舶冷却器は、例えば図1を参照して上述したビルジシステム190などの船舶のビルジシステムに流動的に結合することができる。このような構成ではポンプA224は、周囲海水を外部から船舶へ、船舶冷却器222を通して汲み上げることができる(図2では破線および点線で示す)。冷却流体により熱交換を介して温められた海水は、船舶冷却器222を離れて、例えば、ポンプB226を経由して船舶から排出される。周囲海水は船舶を取り囲む空気の温度より低い温度を有することがあるので、より大きな熱交換が冷却流体と海水との間に発生する場合がある。さらに、船舶冷却器222が液冷式液体熱交換器であって、液冷式液体熱交換器が液冷式空気熱交換器より高い熱伝達率を提供するので、冷却流体のさらに大きな冷却が発生する。さらに、大量の海水があって、海水を冷却する必要がないので、冷却流体の低温を維持することができる。しかし、他の実施形態では、例えば機関車、オフハイウェイ車両、または固定した実施形態などでは、船舶冷却器は液冷式空気熱交換器であってもよい。
このように、周囲海水の比較的低い温度および液体間熱伝達により、海水は、空気に基づく冷却システムと比較して、冷却流体のさらなる冷却を提供することができる。したがって、より小さいEGR冷却器を用いることができ、それによって、例えば、冷却システムのサイズおよびコストを低減することができる。さらに、EGR冷却器214がエンジン202と直列に配置されるので、冷却流体回路を流れる冷却流体の量を減らすことができる。例えば、EGR冷却器およびエンジンが並列に配置される場合には、EGR冷却器およびエンジンに冷却流体の同程度の流れを供給するために、より大きな量の冷却流体が必要である。
実施形態は、方法(例えば、冷却流体回路のための方法)に関する。本方法は、ポンプを用いて冷却流体を加圧するステップと、エンジンから再循環された排気ガスを冷却するために、ポンプにより加圧された冷却流体を排気ガス再循環冷却器に導くステップと、を含む。本方法は、排気ガス再循環冷却器から出る冷却流体を、それをポンプに戻す前にエンジンに導くことによって、エンジンを冷却するステップをさらに含む。方法(冷却流体回路のための)の別の実施形態の実施例を、図3のフローチャートに示す。具体的には、方法300は、例えば図2を参照して上述した冷却流体回路216などの船舶に配置される冷却流体回路を通るように冷却流体を導く。
本方法のステップ302で、ポンプに冷却流体を供給する。冷却流体は、例えば、船舶冷却器からの冷却された冷却流体であってもよい。いくつかの実施例では、冷却流体の温度が上昇するように、船舶冷却器からの冷却された冷却流体をエンジンから出る冷却流体と混合することができる。
ステップ304で、ポンプにより冷却流体を加圧する。ポンプの出力圧力は、冷却流体の沸点、ならびにEGR冷却器および/またはエンジンによる冷却流体への予想される熱伝達量に基づくことができる。例えば、冷却流体がその沸点を越えないように、冷却流体を加圧することができる。
排気ガス再循環のためのEGR冷却器を通過する排気ガスを冷却するために、ステップ306で、加圧された冷却流体をポンプからEGR冷却器に導く。例えば、排気ガスが冷却され、冷却流体が温められるように、排気ガスから冷却流体へ熱が伝達される。ステップ308で、エンジンを冷却するために、EGR冷却器から出た冷却流体をEGR冷却器と直列に配置されたエンジンに導く。例えば、冷却流体の温度が上昇し、エンジンが冷却されるように、エンジンの様々な構成要素から冷却流体へ熱が伝達される。
ステップ310で、冷却流体のエンジン放出温度を決定する。例えば、冷却流体回路は、エンジン冷却流体出口にある温度センサーを含むことができる。別の実施例として、冷却流体の温度は、サーモスタットで決定することができる。
ステップ312で、エンジンから放出される冷却流体の温度が第1のしきい値温度より低いか否かを決定する。冷却流体温度が第1のしきい値温度より低いと決定された場合には、本方法はステップ314に進み、エンジンを流れる冷却流体の流れが減少するようにサーモスタットを閉じる。一方、エンジンから放出される冷却流体の温度が第1のしきい値温度より高い場合には、本方法はステップ316に進み、温度が第2のしきい値温度より低いか否かを決定する。ここで、第2のしきい値温度は第1のしきい値温度より高い。
エンジンから放出される冷却流体の温度が第2のしきい値温度より低いと決定された場合には、本方法はステップ318に進み、冷却流体の少なくとも一部が船舶冷却器を迂回するように、サーモスタットを調整する。このように、例えば、EGR量が減少してEGR冷却器の排気ガスから冷却流体への熱伝達が減少する場合であっても、エンジンの温度は高い温度に維持されて、エンジン効率を維持することができる。逆に、エンジンから放出される冷却流体の温度が第2のしきい値温度より高い場合には、本方法はステップ320に進み、冷却流体の全てを船舶冷却器に導く。
このように、冷却流体回路においてEGR冷却器およびエンジンを直列に配置することによって、冷却流体がEGR冷却器を流れ、それからエンジンを流れるので、冷却流体回路を流れる冷却流体の量を少なくすることができる。冷却流体がエンジンに入る前に冷却流体がEGR冷却器によって温められるので、エンジンにおける熱交換をより少なくすることができ、結果としてエンジン動作温度をより高くしてエンジンの熱効率をより高くすることができる。さらに、冷却流体がEGR冷却器に入る前に冷却流体がポンプによって加圧されるので、冷却流体を沸騰させる可能性を少なくすることができる。
別の実施形態は、システム、例えば、船舶または他の車両のためのシステムに関する。システムは、冷却流体を保持するための貯蔵部と、排気ガス再循環冷却器と、エンジンと、冷却流体回路と、を含む。(貯蔵部はタンクであってもよいが、戻り管路または他の導管であってもよい。すなわち、必ずしも貯蔵部が大量の冷却流体を保持する必要があるというわけではない。図2の符号216で示すように、貯蔵部を一般的に示す。)冷却流体回路は、貯蔵部、排気ガス再循環冷却器、およびエンジンを相互接続する。冷却流体回路は、貯蔵部から排気ガス再循環冷却器へ、さらにエンジンへ、そして貯蔵部に戻るように直列に冷却流体を導くように構成される。例えば、動作中には、冷却流体は上流から下流へと順番に流れていく。すなわち、冷却流体回路の第1の導管を通って、貯蔵部の出口から排気ガス再循環冷却器の入口へと流れ、排気ガス再循環冷却器を通り、冷却流体回路の第2の導管を通って、排気ガス再循環冷却器の出口からエンジンの冷却システム(例えば、冷却ジャケット)の入口へと流れ、エンジンの冷却システムを通り、そして、冷却流体回路の第3の導管を通って、エンジン冷却システムの出口から貯蔵部の入口へと流れる。別の実施形態では、システムは、貯蔵部および冷却流体回路と動作可能に結合されるポンプをさらに含み、ポンプは、冷却流体回路を通って導かれる冷却流体に加圧するように構成される。
別の実施形態は、システム、例えば、船舶または他の車両のためのシステムに関する。システムは、ポンプ、排気ガス再循環冷却器、エンジン、および冷却流体回路を含む。冷却流体回路は、ポンプ、排気ガス再循環冷却器、およびエンジンを相互接続する。冷却流体回路は、ポンプによって加圧された冷却流体を、ポンプから排気ガス再循環冷却器へ、さらにエンジンへ、そしてポンプに戻る(または、ポンプが冷却流体を受け取るために動作可能に結合される戻り管路または他の貯蔵部に戻る)ように直列に導くように構成される。例えば、動作中には、ポンプによって加圧された冷却流体は上流から下流へと順番に流れていく。すなわち、冷却流体回路の第1の導管を通って、ポンプの出口から排気ガス再循環冷却器の入口へと流れ、排気ガス再循環冷却器を通り、冷却流体回路の第2の導管を通って、排気ガス再循環冷却器の出口からエンジンの冷却システム(例えば、冷却ジャケット)の入口へと流れ、エンジンの冷却システムを通り、そして、冷却流体回路の第3の導管を通って、エンジン冷却システムの出口からポンプ(または貯蔵部)の入口へと流れる。
本明細書において、単数で述べられた要素またはステップは、これらの複数を除外すると明示的に述べない限り、前記要素またはステップの複数を除外しないものとして理解すべきである。さらにまた、本発明の「一実施形態」の参照は、述べた特徴を組み込む付加的な実施形態の存在を除外するものと解釈されることを意図しない。さらに、そうではないと明示的に述べられない限り、特定の特性を有する1つまたは複数の要素を「備える」、「含む」、または「有する」実施形態は、その特性をもたない付加的なこのような要素を含んでもよい。「含む(including)」および「そこにおいて(in which)」という用語は、それぞれ「含む(comprising)」および「そこにおいて(wherein)」という用語の平易な英語に相当するものとして用いられる。さらに、「第1の」、「第2の」、および「第3の」などの用語は、単にラベルとして用いており、それらの対象物に対して数の要件または特定の位置の順序を課すことを意図するものではない。
この明細書は、本発明を開示するために実施例を用いており、最良の形態を含んでいる。また、当業者が本発明を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイスまたはシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本発明の特許され得る範囲は、請求項によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例が請求項の字義通りの文言と異ならない構造要素を有する場合、または、それらが請求項の字義通りの文言と実質的な差異がない等価な構造要素を含む場合には、このような他の実施例は特許請求の範囲内であることを意図している。
100 船舶
101 水体
102 エンジンシステム
104 エンジン
105 非ドナーシリンダ
106 プロペラ
107 ドナーシリンダ
114 吸気流路
115 吸気マニホールド
116 排気流路
117 非ドナーシリンダ排気マニホールド
119 ドナーシリンダ排気マニホールド
120 ターボチャージャ
121 タービン
122 コンプレッサ
123 シャフト
128 ウェイストゲート
130 排気ガス処理システム
134 給気冷却器
160 EGRシステム
162 EGR流路
164 第1のバルブ
166 EGR冷却器
170 第2のバルブ
172 EGRミキサー
180 コントローラ
190 ビルジシステム
192 第1のポンプ「A」
194 ポンプ「B」
200 システム
202 エンジン
204 コントローラ
206 給気冷却器
208 吸気流路
210、212 排気流路
214 EGR冷却器
216 冷却流体回路
218 ポンプ
220 サーモスタット
222 船舶冷却器
224 ポンプA
226 ポンプB
300 方法
302〜320 ステップ

Claims (18)

  1. 排気ガス再循環冷却器(166、214)と、
    前記排気ガス再循環冷却器(166、214)およびエンジン(104、202)が、前記排気ガス再循環冷却器(166、214)が前記エンジン(104、202)の上流に配置されるように直列に位置決め可能である冷却流体回路(216)と、
    前記冷却流体回路(216)に配置される船舶冷却器(222)と、
    を含み、
    前記船舶冷却器(222)は、前記冷却流体回路(216)の冷却流体を冷却するために、周囲の海水を注入するビルジ水システム(190)に結合される、
    システム(200)。
  2. 前記船舶冷却器(222)は、液冷式液体熱交換器である、請求項1に記載のシステム(200)。
  3. 前記冷却流体回路(216)に配置され、前記排気ガス再循環冷却器(166、214)の上流に配置されるポンプ(218)をさらに含み、前記ポンプ(218)は、前記排気ガス再循環冷却器(166、214)に加圧冷却流体を供給するように動作可能である、請求項1または2に記載のシステム(200)。
  4. 前記ポンプ(218)は、前記エンジン(104、202)のクランクシャフトと共に回転するように、前記クランクシャフトに機械的に結合される、請求項3に記載のシステム(200)。
  5. 前記エンジン(104、202)と結合される高圧排気ガス再循環システム(160)をさらに含み、前記排気ガス再循環冷却器(166、214)は、前記高圧排気ガス再循環システム(160)において結合される、請求項1から4のいずれかに記載のシステム(200)。
  6. 前記エンジン(104、202)は、前記排気ガス再循環システム(160)に排気ガスを供給するように構成されるドナーシリンダ(107)をさらに含む、請求項5に記載のシステム(200)。
  7. 前記システム(200)は船舶(100)に配置される、請求項1から6のいずれかに記載のシステム(200)。
  8. 前記冷却流体回路(216)に配置され、前記エンジン(104、202)の下流に配置されるサーモスタット(220)をさらに含み、前記サーモスタット(220)は、エンジン(104、202)から放出される冷却流体の温度を保持するように動作可能である、請求項1から7のいずれかに記載のシステム(200)。
  9. ポンプ(218)により冷却流体を加圧するステップ(304)と、
    前記ポンプ(218)によって加圧された前記冷却流体を、エンジン(104、202)から再循環された排気ガスを冷却するための排気ガス再循環冷却器(166、214)に導くステップ(306)と、
    前記排気ガス再循環冷却器(166、214)から出る冷却流体を、それを前記ポンプ(218)に戻す前に前記エンジン(104、202)に導くことによって、前記エンジン(104、202)を冷却するステップ(308)と、
    冷却流体を、前記エンジン(104、202)から、ビルジ水システム(190)を介して前記冷却流体を冷却するように動作可能な船舶冷却器(222)を通り、それから前記船舶冷却器(222)から前記ポンプ(218)へ導くことによって、前記冷却流体を冷却するステップ(320)と、
    を含む方法(300)。
  10. 前記船舶冷却器(222)は船舶(100)に配置される、請求項9に記載の方法(300)。
  11. 外部から前記船舶(100)へ海水を引き込むステップと、
    前記船舶冷却器(222)の前記冷却流体を冷却した後に前記船舶(100)から前記海水を排出するステップと、をさらに含む、請求項10に記載の方法(300)。
  12. サーモスタット(220)により前記エンジン(104、202)から出る冷却流体の温度を保持するステップをさらに含む、請求項9から11のいずれかに記載の方法(300)。
  13. 前記エンジン(104、202)のドナーシリンダ(107)から前記排気ガス再循環冷却器(166、214)に排気ガスを供給するステップをさらに含む、請求項9から12のいずれかに記載の方法(300)。
  14. 船舶(100)のためのシステム(200)であって、
    エンジン(104、202)と、
    冷却流体回路(216)において前記エンジン(104、202)の上流に配置される排気ガス再循環冷却器(166、214)を有する排気ガス再循環システム(160)と、
    前記排気ガス再循環冷却器(166、214)に高圧冷却流体を提供するように動作可能なポンプ(218)と、
    前記冷却流体回路(216)において前記ポンプ(218)の上流に配置され、前記船舶(100)のビルジ水システム(190)を介して前記冷却流体を冷却するように動作可能な船舶冷却器(222)と、
    を含む、システム(200)。
  15. 前記ビルジ水システム(190)は、前記冷却流体を冷却するために、前記船舶冷却器(222)を通して周囲の海水を注入するように動作可能である、請求項14に記載のシステム(200)。
  16. 前記排気ガス再循環システム(160)は、ドナーシリンダ排気ガス再循環システムである、請求項14または15に記載のシステム(200)。
  17. ターボチャージャ(120)をさらに含み、前記排気ガス再循環システム(160)の排気ガス再循環入口は、前記エンジン(104、202)の吸気流路(114)にある前記ターボチャージャ(120)の下流に配置される、請求項14から16のいずれかに記載のシステム(200)。
  18. 前記船舶冷却器(222)は液冷式液体熱交換器であり、前記船舶冷却器(222)は外部から前記船舶(100)への周囲の海水により前記冷却流体を冷却するように構成される、請求項14から17のいずれかに記載のシステム(200)。
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