JP6378037B2 - 携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラム - Google Patents

携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無接点給電する際に送電コイルと受電コイルの位置合わせを支援可能な携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムに関する。
一般にワイヤレス給電(無接点給電)が知られている。ワイヤレス給電の方式の1つとして、1次コイル(送電コイル)と2次コイル(受電コイル)との間で磁束を介して電磁誘導により送電と受電とを行う電磁誘導方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。電磁誘導方式によるワイヤレス給電は、比較的古くから行われていたが、近年、ワイヤレス給電の国際標準規格としてQi(登録商標)が設定された。
このQiの規格に基づく同一の規格ならば、基本的にいずれの給電装置と、いずれの受電装置とでもワイヤレス給電が可能になる。
ワイヤレス給電に対応した携帯機器(携帯装置)として例えば一部のスマートフォン(以下、スマホと省略する)が知られている。給電装置の送電コイルに携帯機器の受電コイルの位置を合わせて近接させること、例えば、給電装置上の所定範囲内に携帯機器を置くことにより、配線を接続することなく、携帯機器に給電して携帯機器の2次電池(充電池)に充電を行うことが可能になっている。
また、給電装置は、電源コードにより、例えば、家庭のコンセント(商用電源)から電力を供給され、送電コイルに電流を流すようになっている。この際には、例えば、交流電源の周波数を上述の規格で定める所定範囲の周波数まで高めるようになっている。また、携帯機器として、スマホやタブレット型コンピュータ(以下タブレットと称する)が使用されることが多くなっており、これらスマホや、タブレットでは、ワイヤレス給電に対応するものが増える傾向にある。
なお、上述の無接点給電の国際標準規格においては、1次コイルおよび2次コイルをアンテナとして用いて微弱電波による近距離無線通信を行うことにより、送電側機器と受電側機器とでネゴシエーションを行い、ネゴシエーションが成立した場合にワイヤレス給電が行われるようになっている。
したがって、規格外のコイルや金属板等に対して送電コイルの磁束(交番磁界)を当てるようなことがないようになっている。また、電磁誘導方式による給電では、送電コイルと受電コイルとが略同軸上に配置されるとともに近接していることが送電効率を高めるために必要であり、コイル同士の距離が離れたり、向きが異なったりすると送電の効率が著しく悪化する場合がある。
基本的には、給電装置は、携帯機器を置くための平面(送電面)を備え、携帯機器は、例えば、概略板状で、給電装置の送電面に当接可能な平面(受電面)を有し、給電装置の平面に携帯機器の平面を当接させるように、給電装置に携帯機器を置いて充電することになる。この場合に、給電装置と、給電装置上に置かれた携帯機器とは、これらの互いに当接する平面に直交する方向の距離が最短となる。また、給電装置の平面に対して送電コイルの軸方向が直交し、携帯機器の平面に対して受電コイルの軸方向が直交しているので、給電装置の平面に携帯機器の平面を当接させるように給電装置に携帯機器を置くことにより、送電コイルと受電コイルの向きが一致する。なお、受電コイルおよび送電コイルは、例えば、平面コイルである。
しかし、互いに当接する平面に沿った方向の送電コイルの中心と受電コイルの中心との距離は、給電装置上の携帯機器の置かれた位置で決まるので、必ずしも送電コイルと受電コイルが略同軸上に重なった状態とはならない。
そこで、上述の規格では、給電装置の送電コイルと、携帯端末の受電コイルの上述の平面に沿った方向の位置合わせのための3つの方法が提案されている。
例えば、給電装置において、送電コイルをX−Y方向に移動可能とすることにより、給電装置上に置かれた携帯機器の受電コイルに対して送電コイルを移動して位置を合わせる方法がある。また、給電装置において複数の送電コイルを互いに一部だけ重なり合うように近接して配置し、給電装置に置かれた携帯機器の受電コイルの中心に最も中心が近い送電コイルを1つ、あるいは複数選択して、選択された送電コイルに電流を流す方法がある。また、給電装置の送電コイルの中心部に磁石を設け、携帯機器の受電コイルの中心部に磁石を設け、磁石同士が引き合うことに基づいて、送電コイルに受電コイルの位置を合わせる方法がある。
特開2013−093989号公報
ところで、給電装置の送電面の面積にもよるが、給電装置と、携帯機器とでそれほど大きさが変わらなければ、給電装置上に携帯機器を置いた場合に、送電コイルと受電コイルの位置ずれ量は、それほど大きくなく、送電コイルをX−Y方向に移動させる給電装置や、複数の送電コイルを配置する給電装置は、オーバースペックであり、コスト的に問題がある。また、磁石を使う場合に、磁石同士が少し離れれば磁石の吸着力で携帯機器を給電装置上で動かすことは困難であり、携帯装置を手で持っているユーザが吸着力の方向を感じ取って携帯機器を移動させる必要がある。しかし、磁石同士が離れている場合に吸着力の方向が分かり辛いという問題がある。
また、給電装置の送電面の中心に送電コイルの中心があり、かつ、携帯機器の受電面の中心に受電コイルの中心があれば、中心同士を目視で合わせることにより、比較的高い送電効率となるように送電コイルと受電コイルの位置合わせができる可能性がある。しかし、携帯機器側では、必ずしも上下左右の中心に受電コイルがあるとは限らず、受電コイルが携帯機器の上部側にある場合や下部側にある場合などがある。なお、携帯装置の上下左右方向とは、全て受電面に平行な方向であり、携帯装置の受電面を鉛直方向に沿わせた場合の方向である。受電側の携帯機器では、機種等によって受電コイルの位置が異なるので、目視だけによる送電コイルと受電コイルの位置合わせが難しい。
携帯機器では、限られたスペース内に多くの部品が配置されており、スペース効率を考慮すると受電コイルを有する受電装置のモジュールの配置位置を携帯機器の平面(受電面)の略中央にできない可能性がある。また、受電装置のモジュールには、充電池ユニットが一体になったものも知られており、このようなモジュールでは、電池の厚みがあるので、厚みの薄い携帯機器では、配置可能な場所がさらに限られることになり、受電コイルを携帯機器の中央部に配置することが難しくなる。
また、タブレットの場合には、給電装置よりタブレットの方が大きくなる可能性があり、タブレットの中央に受電コイルがない場合に、受電コイルと送電コイルの位置合わせが困難になる。そこで、ハード的に位置合わせするのではなく、ソフト的な方法で、コストをかけずに、受電コイルと送電コイルの位置合わせを可能とすることにより、送電コイルと受電コイルの位置ずれによる送電効率の低下を防止できる方法が望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯装置にインストールされたアプリケーションが無接点給電の際の送電コイルと受電コイルの位置合わせ支援する携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の携帯装置は、充電池と受電コイルとを備え、送電コイルを有する給電装置との間で電磁誘導方式により無接点充電が可能な携帯装置であって、
前記給電装置上で前記送電コイルに対して前記受電コイルを相対的に移動した場合に、加速度センサに測定される加速度に基づき前記受電コイルの移動前および移動後の相対位置を算出する移動位置算出手段と、
前記移動位置算出手段に算出された複数の位置において、前記送電コイルからの交番磁界に基づいて発生する前記受電コイル側の電界の強度に対応する値を測定する強度測定手段と、
3か所以上の前記位置と、各位置において測定された前記電界の強度に対応する値とから、前記受電コイルに対する前記給電装置の前記送電コイルの相対位置を算出する送電コイル位置算出手段と、
算出された前記送電コイルの相対位置に、前記受電コイルの位置を合わせる際の前記受電コイルの移動方向を報知する移動方向報知手段とを備えることを特徴とする。
本発明の無接点充電支援方法は、充電池と受電コイルとを備え、送電コイルを有する給電装置との間で電磁誘導方式により無接点充電が可能な携帯装置により行われる無接点充電支援方法であって、
前記給電装置上で前記送電コイルに対して前記受電コイルを有する前記携帯装置を相対的に移動した場合に、加速度センサに測定される加速度に基づき前記携帯装置の移動前および移動後の相対位置を算出する移動位置算出工程と、
前記移動位置算出工程で算出された複数の位置において、前記送電コイルからの交番磁界に基づいて発生する前記受電コイル側の電界の強度に対応する値を測定する強度測定工程と、
3か所以上の前記位置と、各位置において測定された前記電界の強度に対応する値とから、前記携帯装置に対する前記給電装置の前記送電コイルの相対位置を算出する送電コイル位置算出工程と、
算出された前記送電コイルの相対位置に、前記受電コイルの位置を合わせる際の前記携帯装置の移動方向を報知する移動方向報知工程とを備えることを特徴とする。
本発明の無接点充電支援プログラムは、充電池と受電コイルとを備え、送電コイルを有する給電装置との間で電磁誘導方式により無接点充電が可能な携帯装置の演算処理装置に、
前記給電装置上で前記送電コイルに対して前記受電コイルを有する前記携帯装置を相対的に移動した場合に、加速度センサに測定される加速度に基づき前記携帯装置の移動前および移動後の相対位置を算出する移動位置算出工程と、
前記移動位置算出工程で算出された3か所以上の前記相対位置と、各相対位置において測定され、かつ、前記電界の強度に対応する値とから、前記携帯装置に対する前記給電装置の前記送電コイルの相対位置を算出する送電コイル位置算出工程と、
算出された前記送電コイルの相対位置に、前記受電コイルの位置を合わせる際の前記携帯装置の移動方向を報知する移動方向報知工程とを実行させるためのものである。
このような携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムによれば、ソフトウエアにより、無接点充電における送電コイルと受電コイルの位置合わせが可能になり、位置合わせ用のハード構成にコストをかけずに済むので、コストの低減を図りつつ、無接点充電の送電効率の向上を図ることができる。
本発明の携帯装置において、前記移動方向報知手段による前記移動方向の報知は、画像の表示と、音声を含む音の出力とのいずれか一方または両方を用いて行われることが好ましい。
本発明の無接点充電支援方法において、前記移動方向報知工程における前記移動方向の報知は、画像の表示と、音声を含む音の出力とのいずれか一方または両方を用いて行うことが好ましい。
本発明の無接点充電支援プログラムにおいて、前記移動方向報知工程における前記移動方向の報知を、画像の表示と、音声を含む音の出力とのいずれか一方または両方を用いて行わさせることが好ましい。
このような携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムによれば、画像でも音でも、送電コイルに受電コイルの位置を合わせる際の移動方向の指示が可能であり、視力や聴力に問題あっても、報知方法として音または画像を選択することで、使用可能となる。
本発明の携帯装置においては、前記送電コイルに対する前記受電コイルの相対移動に際し、移動に伴って前記強度測定手段に測定される前記電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向を判定する傾向判定手段と、
前記傾向判定手段に判定された傾向に基づいて、前記受電コイルの移動中に前記電界の強度に対応する値が上昇傾向または下降傾向であることを報知する傾向報知手段とを備えることが好ましい。
本発明の無接点充電支援方法において、前記送電コイルに対する前記受電コイルの相対移動に際し、移動に伴って前記強度測定工程で測定される前記電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向を判定する傾向判定工程と、
前記傾向判定工程で判定された傾向に基づいて、前記受電コイルの移動中に前記電界の強度に対応する値が上昇傾向または下降傾向であることを報知する傾向報知工程とを備えることが好ましい。
本発明の無接点充電支援プログラムにおいて、前記送電コイルに対する前記受電コイルの相対移動に際し、移動に伴って測定される前記電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向を判定する傾向判定工程と、
前記傾向判定工程で判定された傾向に基づいて、前記受電コイルの移動中に前記電界の強度に対応する値が上昇傾向または下降傾向であることを報知させる傾向報知工程とを前記演算処理装置に実行させるためのものである。
このような携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムによれば、上述のように送電コイルの位置を特定して携帯装置(受電コイル)の移動方向を指示して、送電コイルと受電コイルの位置合わせを支援するだけでなく、携帯装置の移動中に電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向かを報知するので、ユーザが上昇傾向が報知されるように携帯装置を動かすことでも、送電コイルに受電コイルを接近させることが可能であり、より正確に送電コイルと受電コイルの位置合わせが可能となるとともに、位置合わせにかかる時間の短縮を図ることが可能となる。
本発明の携帯装置において、前記送電コイルに前記受電コイルの位置を合わせる際に使用されるデータの一部が登録されたデータベースを備えるサーバに対してデータ通信可能とされ、前記データベースに登録されたデータを取得する無線通信手段を備えることが好ましい。
本発明の無接点充電支援方法において、前記送電コイルに前記受電コイルの位置を合わせる際に使用される前記携帯装置のデータの一部が登録されたデータベースを備えるサーバに対してデータ通信可能とされ、前記データベースに登録されたデータを取得する無線通信工程を備えることが好ましい。
本発明の無接点充電支援プログラムにおいて、前記送電コイルに前記受電コイルの位置を合わせる際に使用される前記携帯装置のデータの一部が登録されたデータベースを備えるサーバに対してデータ通信を行い、前記データベースに登録されたデータを取得する無線通信工程を前記演算処理装置に実行させることが好ましい。
このような携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムによれば、例えば、多くの携帯装置に対応した汎用の無接点充電支援プログラムをインストールして使用する場合に、無接点充電支援プログラム側では、インストールされた携帯装置の各種サイズ等のデータを持っておらず、例えば、必要なデータの入力等をユーザが行うことになるか虞がある。本発明では、サーバのデータベースに必要なデータを登録しておき、携帯装置からデータを取得できるようになっているので、ユーザの手間を省くことができるとともに、必要なデータが得られないために処理が実行できなくなるのを防止できる。
本発明によれば、無接点充電において、受電コイルと送電コイルとの位置合わせをソフトウエアで行うことが可能となり、位置合わせのためのハード構成を用いるよりもコストの低減を図りながら、充電効率の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態のスマートフォンおよびモバイルバッテリの概略構成を示すブロック図である。 同、スマートフォンにおける無接点充電支援処理を説明するためのフローチャートである。 同、スマートフォンにおける無接点充電支援処理を説明するためのフローチャートである。 同、スマートフォンのディスプレイの電池残容量等の表示を説明するための図である。 同、ディスプレイの受電コイルの位置を示す表示を説明するための図である。 同、ディスプレイの受電コイルの位置を表示を説明するための図である。 同、ディスプレイの矢印と送電コイルの位置の表示を説明するための図である。 同、ディスプレイの矢印の表示を説明するための図である。 同、ディスプレイの受電コイルと送電コイルの位置の表示を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、送電コイルを有する給電装置と、受電コイルと充電池を備える携帯装置との間で無接点給電を行う場合に、送電コイルと受電コイルの位置合わせを支援することが可能な携帯装置、無接点充電支援方法および無接点充電支援プログラムについて説明する。
図1に示すように、本実施の形態における給電装置は、例えば、給電側充電池10を内蔵した無接点給電可能なモバイルバッテリ1である。また、本実施の形態における無接点充電可能な携帯装置は、例えば、スマートフォン(スマホ20)である。
次に、これらモバイルバッテリ1とスマホ20との間で行われる無接点充電の機構のハード構成について説明する。なお、本実施の形態は、ハードではなくソフトウエアにより無接点充電における送電効率(充電効率)の向上を図るものであり、以下に説明するハード構成の概略は一例であり、本発明は以下のハード構成に限定されるものではなく、周知の無接点充電に対応する給電装置および携帯装置の各種構造に本発明を適用することが可能である、
モバイルバッテリ1は、給電側充電池10と、給電側充電池10から出力される直流電流をインバータ回路により、Qi規格で設定されている所定の周波数の交流電流に変換するとともに電流および電圧を調節して送電コイル3に供給する電源部2と、電源部2から所定周波数の交流電流が供給されることにより交番磁界を生じる送電コイル3と、電源部2から送電コイル3へ供給される交流電流の電圧および電流等を制御する電源制御部4と、モバイルバッテリ1側の電源制御部4とスマホ20側の充電制御部31との間で送電コイル3および受電コイル30のそれぞれをアンテナとして微弱電波による近距離無線通信を行う送電側近距離無線通信部5とを備える。
なお、モバイルバッテリ1は、給電側充電池10を無接点給電により充電可能となっており、給電側受電コイル11を備えている。電源部2は、給電側充電池10から送電コイル3に交流電流を供給するとともに、給電側受電コイル11から入力する交流電流を直流電流に変換して給電側充電池10に供給して充電可能となっている。また、電源制御部4は充放電制御回路を備えるものであり、上述のように充放電回路としての電源部2を制御して、給電側充電池10から電源部2を介した送電コイル3への交流電流の供給と、給電側受電コイル11から電源部2を介した給電側充電池10への直流電流の供給を制御している。また、モバイルバッテリ1の送電側近距離無線通信部5は、給電側受電コイル11をアンテナとして、他の給電装置と近距離無線通信可能となっている。
スマホ20は、携帯電話として携帯電話網を介して音声通信およびデータ通信を行うための無線通信手段としての携帯通信部21と、各種通信の制御を行うとともに、インストールされたアプリケーション(以下、省略してアプリと称する)を実行する制御部22(演算処理装置)と、アプリの実行に基づく表示を行うためディスプレイ23と、制御部22によるアプリの実行に基づいて画像を生成してディスプレイ23に生成された画像の画像信号を出力する表示制御部24と、音を出力するためのスピーカ25と、音を入力するためのマイク26と、音声通信における音信号の出力と入力、アプリの実行に基づく音信号の生成およびマイク26からの音信号の入力、生成された音信号のスピーカ25への出力等を制御する音制御部27と、3軸加速度センサを含むセンサを有するセンサ部6を備える。センサ部36には、上述の3軸加速度センサ(線形加速度センサ)、地磁気センサ、ジャイロセンサ、温度センサ、圧力センサ、照度センサ、近接センサ、湿度センサ、回転ベクトルセンサ、重力センサ等のセンサが配置される。図1では、各センサをまとめてセンサ部36としたが、各センサをまとめて配置する必要はなく、複数箇所に分散して配置したり、各センサをばらばらに配置したりしてもよい。また、スマホ20に上述のセンサが全て搭載されるわけではなく、機種等によってそれぞれ搭載されないセンサがある場合がある。
また、スマホ20は、アプリやアプリで使用されるストレージとしてのフラッシュメモリ28を備える。なお、アプリ等のプログラムで使用されるメモリとしてのRAMは、例えば、制御部22に備えられている。また、スマホ20には、送電コイル3に交流電流を流すことにより生じる交番磁界による磁束に基づいて電磁誘導による交流電流を生じる受電コイル30と、電源となる受電側充電池29と、受電コイル30から入力する交流電流を直流に変換して受電側充電池29への充電を行う充電部32と、充電部32による充電を制御する充電制御部31と、モバイルバッテリ1の電源制御部4とスマホ20の充電制御部31との間で送電コイル3および受電コイル30のそれぞれをアンテナとして微弱電波による近距離無線通信を可能とする受電側近距離無線通信部33とを備える。
また、スマホ20のフラッシュメモリ28には、無接点充電支援プログラムとしての充電支援アプリ34が記憶されている。この充電支援アプリ34が制御部22で起動すると、スマホ20の携帯通信部21を用いてインターネット40を介してサーバ41とデータ通信可能に接続してサーバ41のデータベース42から後述のデータをダウンロード可能となっている。なお、スマホ20の携帯通信部21には、WiFiの機能があり、携帯通信網を介さずにWiFi経由でインターネット40に接続するものとしてもよい。
データベース42は、モバイルバッテリ1を含む無接点給電可能な給電装置毎のデータと、スマホ20を含む無接点充電可能な携帯装置のデータとが記憶されている。給電装置のデータには、各給電装置の名称、識別可能なコード、各給電装置の各種サイズ、給電性能として例えば通常作動時に出力する交番磁界の強度等の出力可能な電力の指標となるデータとを記憶している。なお、Qi規格のローモードでは、出力さされる電力は5Wであるが、後述のように制御される。各種サイズには、少なくとも送電面の縦横のサイズと当該送電面における送電コイルの中心軸位置とが含まれている。
また、データベース42は、スマホ20含む無接点充電可能な携帯装置のデータが記憶されている。携帯装置のデータには、携帯装置の各種サイズ、充電時の充電量に応じた最適な電力値等が記憶されている。携帯装置の各種サイズには、受電面の縦横のサイズ、受電面におけるディスプレイ23の位置とサイズ、受電面における受電コイル30の中心軸位置等が含まれる。なお、受電面のサイズは、基本的には携帯装置のサイズであり、携帯装置の長手方向を鉛直方向に沿うように配置した状態で、上下方向(高さ方向)をY軸、左右方向(幅方向)をX軸とし、これらY軸方向の長さと、X軸方向の長さとを受電面のサイズとする。
ここで、受電した電力値が例えば受電側の電界強度を示す指標となる。電界強度は、送電コイルで生じる交番磁界に対応して受電コイルで生じる電界の強度であり、基本的には、受電コイルを流れる電流量(電力)に対応するデータとなる。なお、後述のように携帯装置は、充電量に応じて、最適な電力値を給電装置に近距離無線通信により出力するようになっており、データベース42に記憶される充電量に応じた最適な電力値は、携帯装置から給電装置に出力される電力値である。
なお、携帯装置のデータとしては、後付けの受電コイル30を有する無接点給電ユニットが装着された携帯装置のデータが含まれていてもよい。
また、データベース42のデータには、各給電装置と、各携帯装置とを組み合わせた場合に、携帯装置側で受電可能な電界強度を示すデータが記憶されていてもよい。この場合の電界強度は、最大値や最適値や平均値等であってもよい。
また、リチウムイオンバッテリ等のリチウム系バッテリでは、一般的に充電されている電力量(充電量)が少ない場合に高速充電が可能で充電量が多くなると充電速度が遅くなる。また、所定電圧で充電した場合に、充電量が少ない場合に電流値が高くなり、満充電に近づくにつれて電流値が小さくなる。
このようなリチウム系バッテリの充電方法としては、定電流定電圧充電方法が用いられるのが一般的である。定電流定電圧充電方法では、例えば、充電量が略最低となっている放電状態から充電を開始する際に、充電量が少ない場合に、電流値が一定となるように充電する。この場合に充電量が多くなるのにつれて、一定の電流値で充電するのに必要な電圧値が増加することになる。定電流定電圧充電では、この増加する電圧値が所定の電圧値となった状態で電圧値を一定とする。この定電圧状態となった場合に充電量が増加するにつれて電流値が低下する。
したがって、充電に必要な電力量は、満充電に近づくと小さくなる。そこで、給電装置であるモバイルバッテリ1の電源制御部4では、上述の近距離無線通信により、スマホ20の充電制御部31で把握している受電側充電池29の充電状態、主に充電時の電流値に基づいて、充電の電流値が低くなるのに基づいて、必要な電力値を給電装置であるモバイルバッテリ1に通知するようになっている。これに基づいてモバイルバッテリ1では、給電側充電池10から送電コイル3への電力の出力量を減らすようになっている。また、スマホ20の充電制御部31が受電側充電池29が満充電となったと判定した場合に、近距離無線通信により、満充電であることを電源制御部4に送信し、電源制御部4は、この満充電であることを示す信号を受信した際に、給電側充電池10から送電コイル3への電力の供給を停止する。
したがって、データベース42に記憶される電力値は、上述のように受電側充電池29の充電量に応じて変化する値となる。したがって、電力値に対応する電界強度は、例えば、携帯装置の受電側充電池29の充電量に対応して変化する。また、データベース42には、各給電装置、携帯装置に関するデータであれば、どのようなデータが記憶されていてもよい。なお、データベース42は、給電装置のデータがなく、携帯装置のデータだけが記憶されているものとしてもよい。
本実施の形態においては、モバイルバッテリ1とスマホ20とは、送電側近距離無線通信部5および受電側近距離無線通信部33を介して近距離無線通信が可能となっている。この際に、モバイルバッテリ1の電源制御部4は、送電側近距離無線通信部5および送電コイル3を介して定期的に検出信号を出力する。それに対して、例えば、モバイルバッテリ1の平面状の送電面に平面状の受電面を当接するようにスマホ20を置くと、スマホ20の受電側近距離無線通信部33で検出信号を受信可能な状態となり、スマホ20の受電側近距離無線通信部33から応答信号が出力され、モバイルバッテリ1とスマホ20との間の通信が確立するようになっている。
この通信により、モバイルバッテリ1の電源制御部4では、スマホ20がQi規格対応であり、無接点充電可能であることが認識可能となる。すなわち、モバイルバッテリ1とスマホ20との間で近距離無線通信によるネゴシエーションが行われる。この際には、スマホ20側で充電に必要とされる電力等の情報がモバイルバッテリ1に送信され、それに基づいてモバイルバッテリ1側で、給電側充電池10から送電コイル3への電力(電流)の供給が電源制御部4に制御され、必要な電力値(電流値および電圧値)で送電コイル3に所定周波数の交流電流が送られる。
これにより、送電コイル3に所定周波数の交流電流が流されることにより、送電コイル3で交番磁界が生じ、送電コイル3から受電コイル30に所定周波数で変化する磁束が作用し、受電コイルで電磁誘導に基づく交流電流が発生し、充電制御部31に制御される充電部32で交流から直流に変換されるとともに、例えば、所定電流値または所定電圧値に変換された直流電流が受電側充電池29に流され、受電側充電池29が充電されるようになっている。
基本的には、モバイルバッテリ1とスマホ20を重ねて配置することにより、近距離無線通信によるネゴシエーションが可能となり、モバイルバッテリ1からスマホ20への送電が開始される。但し、モバイルバッテリ1の送電コイル3の中心軸と、スマホ20の受電コイル30の中心軸とは、比較的大きく位置ずれしている可能性があり、それにより送電効率が低下し、受電側充電池29における充電効率が低下している虞がある。
本実施の形態では、モバイルバッテリ1の送電面にスマホ20の受電面を当接させるようにモバイルバッテリ1にスマホ20を置くと、モバイルバッテリ1とスマホ20とが上述の近距離無線通信可能な距離となり、ネゴシエーションが成立して、モバイルバッテリ1の送電コイル3から交番磁界が出力されて、スマホ20の受電コイル30側で発生する電界強度(受電コイルから流れる電流量(電力量))を強度測定手段としての充電部32および充電制御部31において測定可能となる。
なお、スマホ20において、電界強度を直接測定可能となっている必要はなく、受電コイル30で生じた電流の電流値や電力値等を電界強度を示すものとして使用してもよい。この場合に、充電部32で電流値、電力値等の電界強度を示す指標となる値が測定されて充電制御部31に出力され、充電制御部31から制御部22に出力される。この制御部22に出力された電界強度を示す値が充電支援アプリ34で使用されるようになっている。また、スマホ20には、充電部32、制御部22において、受電側充電池29の電圧値に基づいて充電量(電池残容量)を算出するようになっている。なお、電圧から充電量を求める電圧測定方式に代えて、クーロンカウンタ方式、セル・モデリング方式、インピーダンス・トラック方式等のより精度の高い方式を用いるものとしてもよいが、専用のハードを必要とする場合に、スマホ20側が対応している必要がある。
なお、スマホ20に元々備わっている充電量の測定機能に基づく充電量のデータを充電支援アプリ34が制御部22または充電制御部31から出力させるようにしてもよい。したがって、この場合に、測定方法は、各スマホ20における充電量の測定方法に依存する。また、充電支援アプリ34では、受電側充電池29の充電時に、満充電となるまでの予想時間として残り充電時間を算出する。充電時間は、充電時の電流値に依存する。例えば、定電流定電圧充電を行う場合に、充電時間は、定電流制御時の電流値に依存する。ここでは、充電量と、現状が定電流制御か定電圧制御のいずれかと、充電制御部31に制御されている現状の充電における電流値から残り充電時間を算出する。これには、周知の算出方法を利用することができるが、各スマホ20等の携帯装置毎に実験やシミュレーションにより算出用の式を求め、データベース42に登録して、スマホ20からダウンロード可能としてもよい。
また、スマホ20では、無接点充電における伝送効率を求めるようになっている。この場合にQi規格で、送電側から出力される電力値に対して、スマホ20側で実際に充電部32に入力された電力値の比率を個々では伝送効率とする。なお、伝送効率の求め方は上述の方法に限定されるものではなく、周知の方法を用いることができる。
次に、無接点給電における受電側の装置である携帯装置としてのスマホ20において、無接点充電支援プログラムとしての充電支援アプリ34による無接点充電支援方法を説明する。この充電支援方法は、給電装置側の送電コイル3の中心軸と、受電側の携帯装置の受電コイルの中心軸との位置をユーザが合わせる際に、これを支援してこられ中心軸を互いに近づけることにより、伝送効率を高めるための処理である。
このように送電コイルと受電コイルを近づける方法は、充電支援アプリ34を実行することにより行われる画像および/または音による指示に基づいて、ユーザが受電側の携帯装置を給電装置に対して移動させることにより行われる。なお、無接点充電支援プログラムによる無接点充電支援方法は、ユーザによる携帯装置の移動を画像や[音で支援するものである。
図2および図3のフローチャートを参照して、スマホ20の充電支援アプリ34による無接点充電支援処理における無接点充電支援方法を説明する。
スマホ20には、予め、充電支援アプリ34がユーザによりインストールされているものとする。なお、スマホ20は、元々無接点充電の機構を有するものであり、販売時に既に充電支援アプリ34がインストールされている状態であってもよい。充電支援アプリ34では、インストール時や初回起動時に、携帯通信部21を用いてインターネット40を介してサーバ41にアクセスして、データベース42からスマホ20の機種に対応するデータをダウンロードしてあるものとする。
充電支援アプリ34が販売時にインストールされている場合に、スマホ20に関して、上述のデータベース42に登録されているデータが既に記憶されているものとしてもよい。また、充電支援アプリ34の初回起動時等に、給電装置の名称や型番等の給電装置を特定可能なコード等を入力して、給電装置としてのモバイルバッテリ1のデータをデータベース42からダウンロードするものとしてもよい。
充電支援アプリ34が起動した制御部22は、表示制御部24を制御して、ディスプレイ23に、ユーザに対して給電装置(モバイルバッテリ1)にスマホ20を置くように指示する指示画像を表示する(ステップS1)。なお、この際には、制御部22が音制御部27を制御してスピーカ25により、指示画像と同様の指示を音声でも行うように音声を出力するものとしてもよい。なお、画像での指示を行わずに音声だけで指示するものとしてもよい。この状態で、受電コイル30から電流が入力するのを待機する状態となる。すなわち、受電コイル30から電力が入力したこと(充電を開始したこと)を示す信号が充電制御部31から入力するか否かを判定し(ステップS2)、入力しない場合に再びステップS2に戻る。
実際に給電する際には、ユーザが充電支援アプリ34を起動した状態で、モバイルバッテリ1の送電面にスマホ20の受電面を当接させるようにして、モバイルバッテリ1上にスマホ20を載置することになる。
制御部22では、充電制御部31から上述の近距離無線通信によりネゴシエーションが成立して、スマホ20の充電制御部31からモバイルバッテリ1の電源制御部4に必要電力値を示す信号が送られる。これに基づいて、モバイルバッテリ1の電源制御部4は、電源部2を制御して給電側充電池10から送電コイル3にスマホから指示された電力値で交流電流を出力させる。これによりスマホ20の充電制御部31は、受電コイル30から充電部32に交流電流が入力したことに基づいて、充電部32を制御し、受電コイル30から入力した交流電流を直流電流に変換するとともに、受電側充電池29の充電量に基づく最適な電流値および電圧値として受電側充電池29への充電を開始する。
図4に示すように、スマホ20の充電支援アプリ34が起動した状態の制御部22では、ステップS2において、充電制御部31からの充電開始を示す信号が入力したと判定する。この場合には、図4に示すように、制御部22は、表示制御部24を制御してディスプレイ23に充電量(電池残容量)をパーセント表示する。また、同様に伝送効率をパーセント表示する。また、満充電(フル充電)までの予想時間(残り充電時間)を表示する。すなわち、充電量、伝送効率、残り充電時間をディスプレイ23に表示させる(ステップS3)。なお、これらの表示は、充電が行われている間、表示されている各値を求める処理を定期的に行い、各値を更新しながら表示を継続する。この場合も上述の音声により、充電量、伝送効率、予想時間の各値を定期的に報知してもよい。
充電量は、上述のように求められたものを表示する。送電効率は、例えば、上述のように近距離無線通信によりスマホ20から要求される電力値と、実際に受電コイル30で生じた電流の電力値の比を求め、求められた値をパーセントで表示する。また、満充電までの予想時間は、上述のように、現在の充電量と、充電における電流値とから算出する。また、データベース42に登録されているスマホ20の受電コイル30の中心軸位置をディスプレイ23に表示する。
この場合に、受電コイル30の中心軸位置は、ディスプレイ23の表示範囲にあるものとし、図5または図6に示すように、受電コイル30の中心軸位置の延長線とディスプレイ23との交差位置に中心軸を示す表示としてマークRCを表示する。受信コイルの中心軸位置は、データベース42において、各機種の携帯装置のディスプレイ23上の座標位置として記憶されており、この座標位置に基づいて、ディスプレイ23上にマークRCを表示可能である。なお、図5および図6に示すように受電コイル30の中心軸位置は、機種等によって異なる可能性がある。
次に、移動カウンタのカウント値として2をセットする(ステップS4)。移動カウンタは、無接点充電支援処理中にスマホ20を移動させる回数であり、ここでは、スマホ20をモバイルバッテリ1上に置いた後に、スマホ20を2回移動させる設定として移動カウンタのカウント値を2とするが、3以上であってもよい。
次に、スマホ20を移動させる空間に現在の位置を仮原点位置とするXY座標系を設定するとともに、受電コイル30から入力する電流の電流値(電力値)を、電界強度を示す指標として、仮原点位置に紐付けてして記憶する(ステップS5)。なお、以降の説明では、この指標を電界強度として説明する。また、座標系のY軸およびX軸の目盛は、実際のスマホ20の移動距離に対応しており、例えば、1目盛が1mmや0.1mmとなっている。
次に、表示制御部24を制御してディスプレイ23にモバイルバッテリ1上で、例えば、数cm程度、スマホ20を移動するように指示する指示画像を表示する(ステップS6)。この際には、上述の音声の出力と同様の処理で、指示画像と同様の内容の音声を出力するものとしてもよい。この場合に画像と音声の両方で指示してもどちらか一方で指示してもよい。
次に、スマホ20の移動に基づく、センサ部36のX軸、Y軸、Z軸の各軸方向の加速度を検出する3軸加速度センサ(X軸、Y軸の2軸加速度センサでもよい)からの入力値を監視し、加速度が0から変化したか否かを判定する(ステップS7)。変化しない場合には、ステップS7に戻る。なお、ここで使用するのはX軸方向と、Y軸方向の加速度であり、Z軸方向の加速度は用いない。また、X軸、Y軸は、上述のスマホ20のサイズにおいて説明した方向であり、Y軸方向が受電面に沿う受電面の長い側の縦方向に平行であり、X軸方向が受電面に沿う短い側の横方向に平行であり、これらの方向はそれぞれ受電面に沿うとともに互いに直交している。なお、ユーザが携帯機器としてのスマホ20を少し浮かせ気味に持つことを想定する場合は、Z軸の距離や傾きによる伝送効率の減衰分を加味し、精度を高めるアルゴリズムとしてもよい;。
X軸とY軸の加速度の変化から上述の仮原点位置からの移動方向と移動距離を算出することが可能である。例えば、時間軸上のX軸方向およびY軸方向の加速度を積分することにより速度を算出可能であり、さらに移動距離を算出可能である。X軸方向の移動距離とY軸方向の移動距離を合成することにより、仮原点位置に対する相対的な移動軌跡と移動距離を算出でき、これに基づいて仮原点位置からの移動位置の距離と方向を求めることができる。
ステップS7で、加速度が0から変化したと判定された場合に、時間に対応してX軸加速度、Y軸加速度を記憶する(ステップS8)。これにより上述のように移動位置算出手段としての制御部22による移動位置算出工程おいて仮原点位置からの移動距離と移動方向を求めることができる。
また、傾向判定手段としての制御部22は、定期的に測定されている電界強度が上昇傾向か下降傾向かを判定する(ステップS9)。上昇傾向の場合には、画像表示により上昇傾向であることを報知し(ステップS10)、下降傾向である場合には、画像表示により下降傾向であることを報知する(ステップS11)。報知の方法は、例えば、テキスト表示で電界強度の上昇時に「適正位置に近づいてます」と表示し、電界強度の下降時に「適正位置から遠ざかっています」等の表示を行うものとしても良い。また、ディスプレイ23の画面の略全体の色(背景の色)を電界強度の上昇時に寒色から中間色を経て暖色に変化させ、下降時に逆の表示を行うものとしてもよい。
また、上昇時に彩度を高くし、下降時に彩度を低くしたり、色の濃さを濃くしたり、薄くしたりしてもよい。なお、後述のように矢印Aを表示する場合に、画面の矢印Aの色を上述のように変化させてもよい。また、上昇時に矢印Aの大きさや大きくしたり太さを太くし、下降時に大きさを小さくしたり、太さを細くしたりしてもよい。
また、画像表示とともに音声で、電界強度の上昇や下降を報知するものとしてもよい。この場合に、上述のテキストと同様の内容を読み上げるように出力したり、音の周波数を変更したり、音量を変更したり、断続音の間隔を変えたりするものとしてもよい。電界強度が上昇する場合には、周波数を高くしたり、音量を大きくしたり、断続音の間隔を短くしたりしてもよく、電界強度が下降する場合には、周波数を低くしたり、音量を小さくしたり、断続音の間隔を長くしたりしてもよい。さらに低周波でユーザの触覚に訴える振動アクチュエータを報知の手段としてもよく、この場合に低周波の出力に対して上述の音と同様の制御を採用してもよい。
次に加速度が所定時間(例えば1秒)以上0となったか否かを判定する(ステップS12)。0となった場合には、スマホ20のユーザによる移動が停止したものとして、仮原点位置からの移動方向と移動距離に基づいて前記座標系における相対位置としての移動位置を決定する(ステップS13)。なお、後述の2度目以降の移動では、前の移動における移動位置から次の移動による移動位置を決定する。次に、電界強度を測定し電界強度の測定結果を求められた移動位置に紐付けして記憶する(ステップS14)。次に、移動カウンタのカウント値を1つ減算する(ステップS15)。次に、移動カウンタのカウント値が0となったか否かを判定し(ステップS16)、0となっていない場合に、ステップS6に戻り、スマホ20からの指示に従ってユーザがスマホ20を移動することになる。
移動カウンタのカウント値が0の場合には、各移動位置における電界強度から前記座標系のモバイルバッテリ1の送電コイル3の中心軸位置を求める(ステップS17)。ここでは、上述の近距離無線通信で求めたスマホ20からモバイルバッテリに要求した電力値と、電界強度とに対応して座標系上の距離がスマホ20のフラッシュメモリ28に充電支援アプリ34のデータとして記憶されている。なお、データベース42から上述の距離のデータをダウンロードしてあるものとしてもよい。
なお、電界強度に対応する電力値等の指標と、給電装置の交番磁界を出力するための電力値と、送電コイル3の中心軸までの距離とは、例えば、実験やシミュレーションに基づいて決定されている。少なくとも3点の位置から送電コイル3の中心軸までの距離が分かることから、送電コイル位置算出手段としての制御部22において、中心軸の位置を算出可能となる。なお、電界強度に基づく距離が必ずしも正確でないことから送電コイル3の中心軸位置を算出できなかった場合には、最小二乗法を用いてもよいし、エラーとして、ステップS5に戻るものとしてもよい。
次に、算出された送電コイル3の中心軸位置と、受電コイル30の中心軸位置とが所定距離以内か否かを判定し(ステップS18)、所定距離以内の場合には、スマホ20の受電コイル30の中心軸とモバイルバッテリ1の送電コイル3の中心軸とが近接し、高い充電効率で充電している状態と判断できる。なお、受電コイル30と送電コイル3との中心軸同士の距離ではなく、上述の送電効率が例えば、95%以上等の所定割合(%)以上となった場合に、処理を終了するものとしてもよい。
また、上述の電界強度を示す指標の値が、上述の距離が0となる場合に対応する最大値の所定割合以上の値の場合に、処理を終了するものとしてもよい。
一方、上述の中心軸同士の距離が所定距離以内でない場合には、次に、送電コイル3の中心軸位置は、スマホ20のディスプレイ23の範囲内か否かを判定する(ステップS19)。なお、ディスプレイ23の配置およびサイズは、上述のようにデータベース42に登録されたデータをダウンロードして参照することができる。
ディスプレイ23の範囲内に送電コイル3の中心軸がある場合には、図7に示すように、ディスプレイ23に中心軸位置を示すマークTCを表示する。なお、この際には、ディスプレイ23に受電コイル30の中心軸位置を示すマークRCを表示することが好ましい。この際には、移動方向報知手段としてのディスプレイ23に受電コイル30の中心軸位置を送電コイル3の中心軸位置に近づける方向の矢印Aを表示し(ステップS20)、矢印Aに方向にスマホ20を移動するように報知する。
送電コイル3の中心軸位置がスマホ20のディスプレイ23の範囲にない場合には、ディスプレイ23上に送電コイル3の中心軸位置を表示できないので、図8に示すように、矢印Aを表示し(ステップS21)、矢印Aに方向にスマホ20を移動するように報知する。ステップS21およびステップS22の報知も画像表示で行っても良いし、音声で行ってもよい。なお、図9に示すように、ディスプレイ23に送電コイル3の中心軸位置のマークTCが表示される場合に、受電コイル30の中心軸位置のマークRCを表示すれば、矢印Aを表示しなくても、スマホ20の移動すべき方向を理解することができる。
次に上述のように矢印Aが表示された状態で移動カウントのカウント値に1を設定し(ステップS22)、ステップS7に移行し、スマホ20の移動を加速度により検知して新たな移動位置における電界強度を求める。この際には、傾向報知手段としてのディスプレイ23やスピーカ25により、電界強度が上昇傾向か下降傾向かが報知されるので、ユーザは、報知に従って、電界強度が上昇傾向となる側にスマホ20を移動することができ、上述の送電コイル3の中心軸位置に受電コイル30の中心軸位置を近づける方向の報知と合わせて、より正確に送電コイル3の中心軸位置に受電コイル30の中心軸位置を近づけることができる。
したがって、特に、送電コイル3と受電コイル30との位置合わせを行うようなハード構成がなくとも、プログラム(アプリ)による処理により、送電コイル3と受電コイル30の位置合わせが可能となり、無接点充電に際し、高い送電効率で充電を行うことができる。また、送電コイル3と受電コイル30との位置合わせに従来のような送電コイル3をXY方向に移動可能とする構成や、複数の送電コイル3を一部重なるように配置し、受電コイルに最も近い送電コイルを用いて送電を行う構成や、受電コイルおよび送電コイルの中心位置に磁石を配置する構成に比較して、送電コイルと受電コイルの位置合わせをする構成にかかるコストの低減を図ることができる。
なお、ユーザへの報知や指示は、ディスプレイ23への画像表示単独で行うものとしても、スピーカ25からの音声や音の出力単独で行うものとしても、画像表示と、音や音声の出力との両者で行うものとしてもよい。また、給電装置を無接点充電可能な充電池を備えるモバイルバッテリ1としたが、給電装置はモバイルバッテリ1に限られるものではなく、商用電源を用いる給電装置であってもよいし、モバイルバッテリであっても内蔵される充電池は、有線により充電する給電装置であってもよい。また、無接点充電可能な携帯装置は、スマホ20に限られるものではなく、タブレット型コンピュータであってもよいし、フューチャーフォンであっても良いし、各種のノート型コンピュータであってもよい。但し、携帯装置は、センサとして少なくとも二方向の加速度が測定可能な線形加速度センサを備えることが好ましいが、主に音で報知する場合のように、電界強度の強弱のみを位置合わせ情報として使う場合には、2方向の加速度が測定可能さ線形加速度センサを備えなくともよい。
また、移動位置の算出には、3軸加速度センサの他に、ジャイロセンサや、地磁気センサを用いて移動方向を計測するようにしてもよい。
1 モバイルバッテリ(給電装置)
3 送電コイル
20 スマートフォン(スマホ:携帯装置)
21 携帯通信部(無線通信手段)
22 制御部(演算処理装置、移動位置算出手段、送電コイル位置算出手段、傾向判定手段、無線通信手段)
23 ディスプレイ(移動方向報知手段、傾向報知手段)
24 表示制御部(移動方向報知手段、傾向報知手段)
25 スピーカ(移動方向報知手段、傾向報知手段)
27 音制御部(移動方向報知手段、傾向報知手段)
29 充電池
30 受電コイル
31 充電制御部(強度測定手段)
32 充電部(強度測定手段)
36 センサ部(3軸加速度センサ、線形加速度センサ)

Claims (12)

  1. 充電池と受電コイルとを備え、送電コイルを有する給電装置との間で電磁誘導方式により無接点充電が可能な携帯装置であって、
    前記給電装置上で前記送電コイルに対して前記受電コイルを相対的に移動した場合に、加速度センサに測定される加速度に基づき前記受電コイルの移動前および移動後の相対位置を算出する移動位置算出手段と、
    前記移動位置算出手段に算出された複数の位置において、前記送電コイルからの交番磁界に基づいて発生する前記受電コイル側の電界の強度に対応する値を測定する強度測定手段と、
    3か所以上の前記位置と、各位置において測定された前記電界の強度に対応する値とから、前記受電コイルに対する前記給電装置の前記送電コイルの相対位置を算出する送電コイル位置算出手段と、
    算出された前記送電コイルの相対位置に、前記受電コイルの位置を合わせる際の前記受電コイルの移動方向を報知する移動方向報知手段とを備えることを特徴とする携帯装置。
  2. 前記移動方向報知手段による前記移動方向の報知は、画像の表示と、音声を含む音の出力とのいずれか一方または両方を用いて行われることを特徴とする請求項1に記載の携帯装置。
  3. 前記送電コイルに対する前記受電コイルの相対移動に際し、移動に伴って前記強度測定手段に測定される前記電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向を判定する傾向判定手段と、
    前記傾向判定手段に判定された傾向に基づいて、前記受電コイルの移動中に前記電界の強度に対応する値が上昇傾向または下降傾向であることを報知する傾向報知手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯装置。
  4. 前記送電コイルに前記受電コイルの位置を合わせる際に使用されるデータの一部が登録されたデータベースを備えるサーバに対してデータ通信可能とされ、前記データベースに登録されたデータを取得する無線通信手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯装置。
  5. 充電池と受電コイルとを備え、送電コイルを有する給電装置との間で電磁誘導方式により無接点充電が可能な携帯装置により行われる無接点充電支援方法であって、
    前記給電装置上で前記送電コイルに対して前記受電コイルを有する前記携帯装置を相対的に移動した場合に、加速度センサに測定される加速度に基づき前記携帯装置の移動前および移動後の相対位置を算出する移動位置算出工程と、
    前記移動位置算出工程で算出された複数の位置において、前記送電コイルからの交番磁界に基づいて発生する前記受電コイル側の電界の強度に対応する値を測定する強度測定工程と、
    3か所以上の前記位置と、各位置において測定された前記電界の強度に対応する値とから、前記携帯装置に対する前記給電装置の前記送電コイルの相対位置を算出する送電コイル位置算出工程と、
    算出された前記送電コイルの相対位置に、前記受電コイルの位置を合わせる際の前記携帯装置の移動方向を報知する移動方向報知工程とを備えることを特徴とする無接点充電支援方法。
  6. 前記移動方向報知工程における前記移動方向の報知は、画像の表示と、音声を含む音の出力とのいずれか一方または両方を用いて行うことを特徴とする請求項5に記載の無接点充電支援方法。
  7. 前記送電コイルに対する前記受電コイルの相対移動に際し、移動に伴って前記強度測定工程で測定される前記電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向を判定する傾向判定工程と、
    前記傾向判定工程で判定された傾向に基づいて、前記受電コイルの移動中に前記電界の強度に対応する値が上昇傾向または下降傾向であることを報知する傾向報知工程とを備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の無接点充電支援方法。
  8. 前記送電コイルに前記受電コイルの位置を合わせる際に使用される前記携帯装置のデータの一部が登録されたデータベースを備えるサーバに対してデータ通信可能とされ、前記データベースに登録されたデータを取得する無線通信工程を備えることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の無接点充電支援方法。
  9. 充電池と受電コイルとを備え、送電コイルを有する給電装置との間で電磁誘導方式により無接点充電が可能な携帯装置の演算処理装置に、
    前記給電装置上で前記送電コイルに対して前記受電コイルを有する前記携帯装置を相対的に移動した場合に、加速度センサに測定される加速度に基づき前記携帯装置の移動前および移動後の相対位置を算出する移動位置算出工程と、
    前記移動位置算出工程で算出された3か所以上の前記相対位置と、各相対位置において測定され、かつ、電界の強度に対応する値とから、前記携帯装置に対する前記給電装置の前記送電コイルの相対位置を算出する送電コイル位置算出工程と、
    算出された前記送電コイルの相対位置に、前記受電コイルの位置を合わせる際の前記携帯装置の移動方向を報知する移動方向報知工程とを実行させるための無接点充電支援プログラム。
  10. 前記移動方向報知工程における前記移動方向の報知を、画像の表示と、音声を含む音の出力とのいずれか一方または両方を用いて行わさせることを特徴とする請求項9に記載の無接点充電支援プログラム。
  11. 前記送電コイルに対する前記受電コイルの相対移動に際し、移動に伴って測定される前記電界の強度に対応する値が上昇傾向か下降傾向を判定する傾向判定工程と、
    前記傾向判定工程で判定された傾向に基づいて、前記受電コイルの移動中に前記電界の強度に対応する値が上昇傾向または下降傾向であることを報知させる傾向報知工程とを前記演算処理装置に実行させるための請求項9または請求項10に記載の無接点充電支援プログラム。
  12. 前記送電コイルに前記受電コイルの位置を合わせる際に使用される前記携帯装置のデータの一部が登録されたデータベースを備えるサーバに対してデータ通信を行い、前記データベースに登録されたデータを取得する無線通信工程を前記演算処理装置に実行させるための請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の無接点充電支援プログラム。
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