JP6377577B2 - 並列パケット伝送装置および方法 - Google Patents

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本発明は、データを分割したパケット信号を複数の伝送経路を介して同時に伝送する並列パケット伝送装置および方法に関する。
データ通信を行うネットワークとして、データをパケット信号に分割して転送するパケット通信ネットワークがある。イーサネット(登録商標)等の規格はその物理的な特性を規定しており、その1リンクの伝送においては、送信ノードにて可変長のパケット信号に通信データを分割して収容し、受信ノードにおいてそれらを連結して復元することで、データの正しい伝送を実現する。イーサネットは、主に一施設内程度の規模・距離までで用いられるLAN(Local Area Network)向けの技術であるが、広域イーサネットなどの名称でより広い範囲のネットワークにおいてもそのパケットのフォーマット(フレームフォーマット)が使用されることがある。
パケット通信ネットワークにおいて、その伝送速度は規格で定義された速度であり、例えばイーサネット 10Base-T規格においては10Mbps 、イーサネット 100Base-TX においては 100Mbps までとなる。伝送速度を増加するには、さらに高速度の規格に伝送路を変更することが普通であるが、例えば銅線から光ファイバケーブルへの変更のように伝送媒体の変更に伴って新規格ケーブルの設置工事が必要となる。また、数メートル単位〜数十キロメートル単位まで様々である伝送可能距離の変更に伴い、中継器の設置工事が必要となるため、伝送速度を増加するための伝送路の変更は容易ではない。
この他に、複数の物理ポートを用いて1つの論理ポートを構成するリンクアグリゲーション技術(LAG)がある。この技術では、送信ノードで通信データを可変長のパケット信号へ分割収容した後、論理ポートを構成する物理ポートのいずれかへ何らかのルールに従って振り分ける。受信ノードにおいては論理ポートを構成する物理ポート群から受信されたパケット群を集約して論理ポートの出力とすることで、送信ノードと受信ノードの間に、使用された物理ポート群の伝送速度の和を最大とする論理的な伝送路を提供することができる。このようなリンクアグリゲーション技術は、同規格の伝送路を並列に増設し、論理ポートを構成する物理ポートに加えることで、比較的容易に高速な伝送速度を得ることができる。
リンクアグリゲーション技術および類似の伝送路並列化技術においては、送信ノードにおける振り分けのルール、受信ノードにおける集約のルールが伝送路の品質や特性を決定する上で重要である。以下に2つの例を示す。
第1の例として、Linux (登録商標)カーネルモジュールであるbonding で提供されるイーサネット用のbalance-rrアルゴリズムがある(非特許文献1)。これはラウンドロビン型の振り分けを提供し、イーサネットフレーム単位で出力する物理ポートを順番に選択して出力することで、使用された物理ポート群の伝送速度の和を最大とする伝送速度を達成することができる。実際にはイーサネットフレームが可変長であるため、物理ポートごとに負荷の偏りが生じ、最大速度が達成されることは少ない。ただし、単純なラウンドロビンを行う代わりに、物理ポートのキュー長やこれまでの投入データ量から物理ポートの負荷を計算し、その負荷などに基づいてフレームの割り当て確率を増減させる、重みづけラウンドロビン型のアルゴリズムに拡張し、パラメータを適切に定めることで、最大速度に近い速度を達成することが可能である。その振り分け例を図5に示す。
図5において、送信データはパケット列P1,P2,P3,…であり、各パケットには宛先等を含むヘッダ情報としてOH1,OH2,OH3,…、ペイロード部としてD1,D2,D3,…、FCS(Frame Check Sequence)部としてF1,F2,F3,…が付属している。各パケット列は、重み付けラウンドロビンにより各ポート#1〜#4に順に振り分けられる。ここで、パケット列P1 をポート#1に振り分け、パケット列P2 〜P4 をポート#2〜#4に順に振り分け、パケット列P5 は負荷が増大したポート#1を避けてポート#2に振り分ける。
このようなラウンドロビン方式では、物理的な伝送路が個別に持つ伝送遅延やその揺らぎにより、送信ノードにおいて送信されたパケットの順序が受信側で逆転する場合がある。実際の通信においては伝送路上でTCP/IPなどのコネクション管理を行うプロトコルを用いて通信することが多く、パケットの順序逆転が起こる伝送路上ではスループットが低下する問題がある。伝送路が長距離になるほどこの問題は顕著となることから、広域イーサネットに類するサービスでラウンドロビン型またはそれに類するアルゴリズムによるパケット振り分けを行うリンクアグリゲーション技術を用いて伝送路を構築することは適切ではない。
これを解決するため、送信時にパケットにシーケンス番号等順序の手がかりとなる情報(例えばシーケンス番号)を埋め込み、受信側でパケット群を一定時間バッファリングし、手がかりを元に順序逆転を回復して出力する方法も存在する。ただし、順序逆転を回復する装置は、論理ポートの速度と同等かそれ以上の動作速度を求められること、バッファリングのために大量のバッファメモリを必要とすることから、物理ポートの追加のみで高速化が得られる利点を相殺してしまう。また、シーケンス番号を埋め込んだ特殊なパケットフォーマットを採用する必要があり、物理リンク規格の改造が必要である。
第2の例として、コネクションに固有な情報、例えばMACアドレスや、TCPのポート番号などをハッシュ化した情報などを用いて、コネクションごとに同じ物理ポートに収容されるような振り分けを実施する方法がある。その一例を図6に示す。
図6において、シリアルデータをフレームごとではなく、フローごとに各ポートに振り分ける。フローとは、例えば「TCP/IPなどのある1コネクションに属するパケット群」として定義し、そのフローの中での順序逆転が起こらない限り、TCPスループットへの影響はないものとする。すなわち、フロー#1のパケット列P1,P2,P3,P5,P6 をポート#1に振り分け、フロー#2のパケット列P4,P7 をポート#2に振り分ける。
多数ユーザで伝送路を共有している場合、フロー毎に収容される物理リンクが分散されることで、伝送路全体としては使用された物理ポート群の伝送速度の和を最大とする伝送速度を達成することが期待される。この方法によれば、通常同一の物理ポート内ではパケットの順序逆転が発生しないため、フロー単位ではパケットの順序逆転が発生せず、したがってTCP/IP等を使用する場合のスループット低下を防ぐことができる。
しかし、1コネクションに割り当てられるハッシュ値が1値固定であることから、例えば1ユーザが当該伝送路を専有する時の最高速度は1物理ポートの速度に制限され、論理ポートの最大容量を得ることはできない。また、ハッシュ値の計算結果は物理ポート個別の負荷状況によらず常に一定であるため、通信負荷の高いコネクションが1つまたはいくつかのハッシュ値に集中する可能性があり、その場合は物理ポートごとに負荷の偏りが生じ、伝送路の容量は減耗する。
湧川 他、「複数インターフェースを利用した並列通信手法の実ネットワークにおける検証」、信学技報、RCS2011-355 (2012-03)
図5に示すラウンドロビンまたはそれに類する振り分け法においては、物理リンク規格の流用が可能で、論理リンク速度の最大化が期待できるが、パケットの順序が保持されない課題がある。また、順序補償機能を加えたラウンドロビン型の手法では、論理リンク速度の最大化、パケットの順序保持が可能であるが、物理リンク規格の改造が必要になる課題がある。
図6に示すハッシュ値を用いる、またはそれに類する振り分け法では、物理リンク規格の流用が可能であり、パケットの順序保持が可能であるが、1ユーザが使用できる論理リンク速度は高々物理リンク速度1本分に制限されてしまう課題がある。
本発明は、リンクアグリゲーション技術を用いて物理リンク群を束ねた論理リンクを構成する時に、パケットの順序を保持した伝送特性と、物理リンク群のリンク速度総和に漸近する論理リンク速度と、物理リンク規格を流用し振り分け集約装置の追加のみで構成できる流用性を同時に得ることができる並列パケット伝送装置および方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、送信ノードと受信ノードが複数の伝送路を介して接続され、該複数の伝送路に対応する複数n個の物理リンクを1つの論理リンクとするリンクアグリゲーションを用い、パケット信号を各物理リンクに分割して送受信を行う並列パケット伝送装置において、送信ノードは、n個の物理リンクと同数のn個のパケット信号について、入力順にそれぞれのペイロード部のサイズS1〜Snを計算し、さらにそれぞれのペイロード部をn個に分割し、n個のパケット信号のn分割したペイロード部を1つずつ連結して新たなn個のペイロード部を生成し、新たなn個のペイロード部に元のパケット信号のサイズS1〜Snの情報を付加して新たなn個のパケット信号を生成し、n個の物理リンクに出力する手段を備え、受信ノードは、n個の物理リンクから新たなn個のパケット信号を受信し、新たなn個のパケット信号のペイロード部について、サイズS1〜Snをそれぞれnで除算したデータ長で分割し、送信ノードでn分割したペイロード部を再構成して分割前の元のn個のパケット信号を復元する手段を備える。
第1の発明の並列パケット伝送装置において、新たなn個のパケット信号は、分割前の元のn個のパケット信号のそれぞれのヘッダ情報と、パケット信号ごとに新たに生成されたFCS情報が付加された構成である。
第2の発明は、送信ノードと受信ノードが複数の伝送路を介して接続され、該複数の伝送路に対応する複数n個の物理リンクを1つの論理リンクとするリンクアグリゲーションを用い、パケット信号を各物理リンクに分割して送受信を行う並列パケット伝送方法において、送信ノードは、n個の物理リンクと同数のn個のパケット信号について、入力順にそれぞれのペイロード部のサイズS1〜Snを計算し、さらにそれぞれのペイロード部をn個に分割し、n個のパケット信号のn分割したペイロード部を1つずつ連結して新たなn個のペイロード部を生成し、新たなn個のペイロード部に元のパケット信号のサイズS1〜Snの情報を付加して新たなn個のパケット信号を生成し、n個の物理リンクに出力する各手順を実行し、受信ノードは、n個の物理リンクから新たなn個のパケット信号を受信し、新たなn個のパケット信号のペイロード部について、サイズS1〜Snをそれぞれnで除算したデータ長で分割し、送信ノードでn分割したペイロード部を再構成して分割前の元のn個のパケット信号を復元する各手順を実行する。
第2の発明の並列パケット伝送方法において、新たなn個のパケット信号に、分割前の元のn個のパケット信号のそれぞれのヘッダ情報と、パケット信号ごとに新たに生成されたFCS情報を付加する手順を実行する。
本発明は、リンクアグリゲーション技術を用いて物理リンク群を束ねた論理リンクを構成する時に、物理リンク数nに応じたn個のパケット信号のペイロード部をそれぞれn分割し、n分割したペイロード部を1つずつ連結して新たなn個のパケット信号を構成して各物理リンクに出力するので、パケットの順序を保持した伝送特性と、物理リンク群のリンク速度総和に漸近する論理リンク速度と、物理リンク規格を流用し振り分け集約装置の追加のみで構成できる流用性を同時に得ることができる。
本発明の並列パケット伝送装置および方法の動作原理を説明する図である。 本発明の並列パケット伝送装置の構成例を示す図である。 送信ノードのSW機能部13の構成例を示す図である。 受信ノードのSW機能部13の構成例を示す図である。 重み付けラウンドロビン振り分け例を説明する図である。 ハッシュ振り分け例を説明する図である。
図1は、本発明の並列パケット伝送装置および方法の制御原理を示す。
ここでは、イーサネット形式のフレームを用いて説明するが、本発明はパケット通信型のフォーマットを持つ伝送技術一般に適用可能である。
論理ポートが物理ポート#1〜#nのnポート(図1ではn=4)で構成されているシステムを想定する。送信ノードにおいて、送信すべきデータはパケット列P1,P2,P3,…で到着する。各パケットには、宛先等を含むヘッダ情報としてOH1,OH2,OH3,…、ペイロード部としてD1,D2,D3,…、FCS部としてF1,F2,F3,…が付属しており、受信端においてこれが保持される必要がある。上位プロトコルには物理リンク規格がサポートする最大のMTU(Maximum Transfer Unit )の値から2バイトを減算した値(イーサネットの場合は1500→1498)を通知しておくものとする。
本発明においては、送信ノードにおいて到着したパケット列を物理ポート数nに対応するn個ずつ区切り、P1 〜Pn 、P(n+1)〜P(2n )、P(2n+1)〜P(3n )、…のまとまりで取り扱う。送信ノードは、n個のパケット列P1 〜Pn が全て到着するまでデータをバッファリングした後、物理ポート#m(mは1〜n)に投入されるフレームは、ヘッダ情報としてOHm 、n個のうちm番目のパケット列のペイロード部Dm のサイズを示す新たな2バイトの整数値フィールドとしてSm 、ペイロード部としてDm をそれぞれn分割したデータDm-1 〜Dm-n の1つをつなげたもの、新しいフレーム情報で再生成したFCS部Fm'により構成される。
すなわち、
物理ポート#1のフレームは、OH1 +S1 +D1-1 +D2-1 +D3-1 +D4-1 +F1'、物理ポート#2のフレームは、OH2 +S2 +D1-2 +D2-2 +D3-2 +D4-2 +F2'、物理ポート#3のフレームは、OH3 +S3 +D1-3 +D2-3 +D3-3 +D4-3 +F3'、物理ポート#4のフレームは、OH4 +S4 +D1-4 +D2-4 +D3-4 +D4-4 +F4'となる。
本変換によって生成されるフレームは、元のフレームにおいて最小のMTU(イーサネットでは64bytes )を運搬する時のサイズより小さくなることはなく、最大のMTUを運搬する時のサイズを超えて大きくなることはない。よって、物理リンクの規格に変更を加えず伝送が可能である。
受信ノードでは、n個に分割されたフレームが全て到着するまでバッファリングを行い、送信側と逆の変換を行うことで送信ノードで入力されたフレーム列を順序も含めて復元する。元のペイロード長はS1 〜Sn のサイズ情報を用いて判別することが可能である。
図2は、本発明の並列パケット伝送装置の構成例を示す。ここでは、イーサネットスイッチに適用し、複数の物理ポート間でリンクアグリゲーションを行う構成を示す。
図2において、送受信ノードは、イーサネットスイッチ10とOTN伝送装置50により構成される。送受信ノード間の伝送路は、イーサネットパケットを運搬できるものであれば方式を問わない。例えば、広域イーサネットサービスを模した伝送路として、物理ポートの先を各々並列化されたOTN伝送装置50を介して伝送される。
イーサネットスイッチ10は、既知のイーサネットスイッチと同等の構成である。簡単のため片方向の通信経路のみを示すが、全てのモジュールは送受信の両方に対応して動作できるものとする。PHY/MAC機能部11およびMAC/PHY機能部12は、物理的なポート毎に設けられ、イーサネットの物理層信号とイーサネットフレームを示す情報との間の変換を行う。SW機能部13は、各物理ポートのイーサネットフレームからヘッダを読み出し、所定のルールにより宛先の物理ポートへの振り分けを行う。本発明は、このSW機能部13において、イーサネットフレームに図1に示す加工を行い、複数の物理ポートへの送出を行う構成である。また、受信ノードのSW機能部13において本発明の合流処理を行う。
図3は、送信ノードのSW機能部13の構成例を示す。ここでは、論理ポート下に4つの物理ポートを束ねて接続し、4つのイーサネットフレーム毎にサイズ平均化処理を行う構成を示す。
図3において、本発明で用いる複数の物理ポートがまとめられた論理ポートを宛先としたイーサネットフレームは、宛先MACアドレスなどによってそれを表示し、入力ポート#1〜#sからSW機能部13に流入することで、ヘッダ識別・振分部31によってLAG用仮想キュー32に蓄積される。
蓄積されたフレームは、4並列されたデータ処理ルートに1フレームずつ順番に送出され、サイズ計算部33で各々ペイロードのサイズ計算を受け、サイズをS1〜S4のメモリに格納する。次に、ヘッダ分解部34で、ヘッダおよびフッタ(イーサネットにおいてはFCSであり、FCS以外のデータを元にリアルタイムに計算され付加される)を分離され、ヘッダ部はOH1〜OH4のメモリに格納される。残ったペイロード部は4等分されてサイズ平均化メモリ35の各列に格納される。ここで、サイズ平均化メモリ35は、4×4の16マスの平面のアドレスが振られており、各マスはペイロード最大サイズの1/4のサイズを持つ。4つ目のデータ格納が終わった時点で出力が始まり、出力はヘッダ部OH1〜OH4、サイズ部S1〜S4、サイズ平均化メモリ35のタテ列を順番に読み出して作成される。出力は4並列で実行され、変換されたフレームは改めてFCS部F1'〜F4'が付加され、本発明の方式で束ねられた物理ポート#1〜#4に同時に出力される。
図4は、受信ノードのSW機能部13の構成例を示す。
図4において、受信ノードのSW機能部13は、各並列化された物理ポートからの入力をヘッダ分離部41に入力し、ヘッダを取り出してOH1〜OH4メモリに保存する。次に、サイズ部S1〜S4を取り出し、各々を4で除算した値をデータ長さとしてペイロードを区切り、サイズ平均化メモリ42の各行に順番に格納する。全てのデータがそろった時点でヘッダ部、ペイロードとしてサイズ平均化メモリ42を横方向に1行分読み出し、FCS部F1〜F4を改めて計算して付加することでフレームを復元する。並列・直列変換のためラウンドロビン型の読み出しを行い、ヘッダ識別・振分部43でヘッダを識別して宛先ポート別にポート別仮想キュー44に振り分けることで、送信側との論理リンクを確立する。
10 イーサネットスイッチ
11 PHY/MAC機能部
12 MAC/PHY機能部
13 SW機能部
31 ヘッダ識別・振分部
32 LAG用仮想キュー
33 サイズ計算部
34 ヘッダ分解部
35 サイズ平均化メモリ
41 ヘッダ分離部
42 サイズ平均化メモリ
43 ヘッダ識別・振分部
44 ポート別仮想キュー
50 OTN伝送装置
OH ヘッダ部
S サイズ部
D ペイロード部
F FCS部

Claims (4)

  1. 送信ノードと受信ノードが複数の伝送路を介して接続され、該複数の伝送路に対応する複数n個の物理リンクを1つの論理リンクとするリンクアグリゲーションを用い、パケット信号を各物理リンクに分割して送受信を行う並列パケット伝送装置において、
    前記送信ノードは、前記n個の物理リンクと同数のn個のパケット信号について、入力順にそれぞれのペイロード部のサイズS1〜Snを計算し、さらにそれぞれのペイロード部をn個に分割し、n個のパケット信号のn分割したペイロード部を1つずつ連結して新たなn個のペイロード部を生成し、新たなn個のペイロード部に元のパケット信号のサイズS1〜Snの情報を付加して新たなn個のパケット信号を生成し、前記n個の物理リンクに出力する手段を備え、
    前記受信ノードは、前記n個の物理リンクから前記新たなn個のパケット信号を受信し、前記新たなn個のパケット信号のペイロード部について、前記サイズS1〜Snをそれぞれnで除算したデータ長で分割し、前記送信ノードでn分割したペイロード部を再構成して前記分割前の元のn個のパケット信号を復元する手段を備えた
    ことを特徴とする並列パケット伝送装置。
  2. 請求項1に記載の並列パケット伝送装置において、
    前記新たなn個のパケット信号は、前記分割前の元のn個のパケット信号のそれぞれのヘッダ情報と、パケット信号ごとに新たに生成されたFCS情報が付加された構成である ことを特徴とする並列パケット伝送装置。
  3. 送信ノードと受信ノードが複数の伝送路を介して接続され、該複数の伝送路に対応する複数n個の物理リンクを1つの論理リンクとするリンクアグリゲーションを用い、パケット信号を各物理リンクに分割して送受信を行う並列パケット伝送方法において、
    前記送信ノードは、前記n個の物理リンクと同数のn個のパケット信号について、入力順にそれぞれのペイロード部のサイズS1〜Snを計算し、さらにそれぞれのペイロード部をn個に分割し、n個のパケット信号のn分割したペイロード部を1つずつ連結して新たなn個のペイロード部を生成し、新たなn個のペイロード部に元のパケット信号のサイズS1〜Snの情報を付加して新たなn個のパケット信号を生成し、前記n個の物理リンクに出力する各手順を実行し、
    前記受信ノードは、前記n個の物理リンクから前記新たなn個のパケット信号を受信し、前記新たなn個のパケット信号のペイロード部について、前記サイズS1〜Snをそれぞれnで除算したデータ長で分割し、前記送信ノードでn分割したペイロード部を再構成して前記分割前の元のn個のパケット信号を復元する各手順を実行する
    ことを特徴とする並列パケット伝送方法。
  4. 請求項3に記載の並列パケット伝送方法において、
    前記新たなn個のパケット信号に、前記分割前の元のn個のパケット信号のそれぞれのヘッダ情報と、パケット信号ごとに新たに生成されたFCS情報を付加する手順を実行する
    ことを特徴とする並列パケット伝送方法。
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