JP6375841B2 - ガスセンサの製造方法および組付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用の酸素センサ等に使用されるガスセンサの製造方法、特に、ガスセンサ素子と出力取り出し用の外側端子ホルダとの組付方法および組付装置に関する。
酸素センサ等のガスセンサは、例えば、コップ型のガスセンサ素子の内外表面に一対の電極を有し、ガスセンサ素子の基端部に延出する出力取り出し用の端子電極部に、端子ホルダを装着してセンサ本体部を構成している。センサ本体部の組み付けに関する従来技術としては、特許文献1に、ガスセンサ素子と外側電極端子と内側電極端子を有するガスセンサの製造方法が開示されている。この方法では、外側ホルダー部を有する外側電極端子をガスセンサ素子に組付けるに当って、テーパ形状のスカート部を有する外側組付け治具を用い、ガスセンサ素子の後端部に配置する。次いで、スカート部に装着した外側ホルダー部を先端部側へ移動させながら拡径して、外側端子取付部に組み付ける。
特許文献2には、ガスセンサ素子の外表面に、外側電極と、縦リード部と円弧状のリングリード部の2つの形状パターンからなるリード部を設け、さらに、リングリード部より基端側にマーク部を形成して、リングリード部と接触する端子金具を外嵌させる際の周方向の指標としている。この方法は、ガスセンサ素子の外周に筒状の主体金具を装着してから、端子金具を組み付けすると、リングリード部を主体金具から露出させておく必要があることから、リングリード部の位置を示すマーク部を付加し、外側電極端子を露出しない状態での位置合わせを可能にしている。
特開2002−296218号公報 特開2013−88123号公報
特許文献1の従来のガスセンサ構造において、ガスセンサ素子の端子電極部は貴金属メッキによって、ガスセンサ素子の基端部全周に形成されている。このため、出力取り出し用のホルダを装着する際の位置決めは不要であり、組付時の素子の損傷等を防止するために拡径しながら装着できる治具が採用されている。一方で、ガスセンサ素子の全周に、Pt等の高価な貴金属からなる端子電極部を形成することは、電極材の使用量を増加させ、ガスセンサの製造コストにも影響する。このため、端子電極部の形成位置を見直すことが検討されている。
特に、外側端子ホルダは、板材をC字状に加工した保持部開口端が、バネ力によって外側端子電極部に接触していることが判明しており、端子電極部は接触位置を中心として形成することで、製造コストを低減させることができる。ただし、ガスセンサ素子の全周に、端子電極部を形成しない場合には、組み付けの際の位置決め精度が不十分であると、導通不良によって生産性を低下させる。特許文献2の方法は、位置合わせ用のマーク部を付加する必要があり、ガスセンサ素子や外側端子ホルダの形状変更を伴わずに、位置決めを容易にして生産性を向上させることが望まれる。
そこで、本発明の目的は、ガスセンサ素子の全周に端子電極部を形成しない構成であっても、ガスセンサ素子と外側端子ホルダの位置合わせを容易に行って、精度よい組み付けを可能とし、高い生産性を実現するガスセンサの製造方法および組付装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、コップ型形状の固体電解質体からなる基体(21)を有し、上記基体の一端側外周面に形成した外側端子電極部(42)の一対の電極部(421、422)を他端側外周面に形成した電極(41)と電気的に接続したガスセンサ素子(2)と、上記基体の一端側に嵌装されて上記一対の電極部と電気的に接続されるC字形状の外側端子ホルダ(3)からなる素子組付体(10)を有するガスセンサ(1)の製造方法であって、
対向配設した一対の撮像装置(C)の間に、上記ガスセンサ素子を配置して軸周りに回転させ、上記ガスセンサ素子の外周側に配置した複数の照明装置(L)から上記基体の全周に照明光を照射して、各撮像装置によりそれぞれ対向する上記ガスセンサ素子の半部を撮像し、得られた画像を白黒2値化処理して、上記一対の電極部に対応する一対の検出ウインドウ(W1、W2)内の白黒画素割合から、上記一対の電極部の位置を検出する電極位置検出工程(S2)と、
検出された上記一対の電極部が所定の組付位置となるように、上記ガスセンサ素子の回転位置を調整する素子位置決め工程(S3)と、
位置決めされた上記一対の電極部と、上記外側端子ホルダの一対のホルダ開口端(311、312)の位置を対応させて、上記基体の一端側に上記外側端子ホルダを外挿し、上記素子組付体とする組付工程(S4)と、を備えることを特徴とする。
本願請求項2の発明は、上記素子組付体に、撮像装置(C1)を対向配設し、照明装置(L1)から照明光を照射して、上記一対のホルダ開口端と上記一対の電極部の組付部を撮像し、得られた画像を白黒2値化処理した後、上記一対のホルダ開口端から露出する上記一対の電極部のはみ出し量を規定値と比較して、組付状態の良否を判定する組付状態判定工程(S5)を備える。
本願請求項3の発明は、上記電極位置検出工程において、上記照明装置を、上記一対の電極部とその間の素子表面部の濃淡差が最大となる照明強度に設定し、上記2値化処理の2値化レベルを、上記素子表面部の最大濃淡値に設定する。
本願請求項4の発明は、上記照明装置の照明強度を、110(lm/m)以上に設定する。
本願請求項5の発明は、上記電極位置検出工程は、上記検出ウインドウ内の画素の濃淡値を、上記2値化レベルと比較して、上記一対の電極部に対応する白画素、または、上記素子表面部に対応する黒画素と判定し、上記検出ウインドウ内の白画素数が閾値以上である時に電極位置検出と判定する。
本願請求項6の発明は、コップ型形状の固体電解質体からなる基体(21)を有し、上記基体の一端側外周面に形成した外側端子電極部(42)の一対の電極部(421、422)を他端側外周面に形成した電極(41)と電気的に接続したガスセンサ素子(2)と、上記基体の一端側に嵌装されて上記一対の電極部と電気的に接続されるC字形状の外側端子ホルダ(3)からなる素子組付体(10)を有するガスセンサ(1)の組付装置であって、
対向配設した一対の撮像装置(C)と、上記一対の撮像装置の間に配置され、上記ガスセンサ素子を軸周りに回転可能に保持する保持部(62)と、上記ガスセンサ素子の外周側に配置されて上記基体の全周に照明光を照射する複数の照明装置(L)を備え、上記基体の一端側外周面を撮像して得られた画像を白黒2値化処理して、上記一対の電極部の位置を検出し、上記ガスセンサ素子の回転位置を調整して上記一対の電極部を所定の組付位置とする整列部(72)と、
上記ガスセンサ素子との組付位置に、上記外側端子ホルダを順に搬送する整列搬送部(F1)を有するホルダ供給部(F)を備え、位置決めされた上記一対の電極部と、上記外側端子ホルダの一対のホルダ開口端の位置を対応させて、上記基体の一端側に上記外側端子ホルダを外挿し、上記素子組付体とする組立部(73)と、を備えることを特徴とする。
本願請求項7の発明において、組付装置は、上記素子組付体と対向して配設された撮像装置(C1)と、上記素子組付体に照明光を照射する照明装置(L1)と、上記一対のホルダ開口端と上記一対の電極部の組付部を撮像して得られた画像を白黒2値化処理し、上記一対のホルダ開口端から露出する上記一対の電極部のはみ出し量を規定値と比較して、組付状態の良否を判定する組付状態判定部(76)を備える。
本願発明のガスセンサの製造方法は、対向配設した一対の撮像装置により、対向するガスセンサ素子を軸周りに回転させながら撮像することで、常にガスセンサ素子の全周の画像を得る。この時、複数の照明装置により基体の全周に照明光を照射するので、反射光の強い一対の電極部と、反射光の弱い素子表面部との濃淡差を大きくし、一対の電極部の検出感度を高くして適切に2値化処理できる。したがって、2値化処理後の画像に一対の検出ウインドウを設定して、検出ウインドウ内の白画素割合を所定の閾値と比較することで、電極部か否か容易に判定し、一対の電極部位置を確実に検出できる。そして、一対の電極部の検出結果を基に、ガスセンサ素子が所定の組み付け位置となるように回転させて、外側端子ホルダを外挿し、得られた素子組付体の組付状態を、さらに別の撮像装置を用いた画像の2値化処理によって判定する。すなわち、素子組付体は、一対のホルダ開口端と一対の電極部とが接触して電気的に接続するので、一対のホルダの開口部内への電極部のはみ出し量を測定し、両電極部のはみ出し量が規定値以上であれば組付状態が良好と判定することができる。
このように、本発明によれば、ガスセンサ素子や外側端子ホルダの形状変更を伴わずに、外側端子電極部の一対の電極部位置を精度よく検出して、容易に位置決めし、組み付け後の状態を確認することができる。よって、電極部の貴金属使用量を削減し、効率よい組み付けを実施して生産性を大きく向上できる。
第1実施形態におけるガスセンサの主要部である素子組付体の構成を示す正面図である。 第1実施形態の素子組付体の組付構造を示す側面図である。 第1実施形態の素子組付体の組付構造を示す上面視図である。 第1実施形態のガスセンサの全体断面図である。 第1実施形態のガスセンサ素子の正面図および断面図である。 図3A左図のA−A線断面図である。 第1実施形態の外側端子ホルダの正面図である。 従来のガスセンサ素子と外側端子ホルダとの接触状態を調べた結果を示す図である。 従来と本発明のガスセンサ素子の構成および外側端子ホルダとの組付工程を比較して示す図である。 第1実施形態における素子組付体の組付工程を説明するためのフローチャート図である。 図7B、7Cに概略構成を示す視覚装置6を用いた電極位置検出手段および素子位置決め手段電極位置検出工程を説明するための模式図である。 素子位置決め工程を説明するための模式図である。 第1実施形態において素子組付体の組み付けに用いる組付装置の全体構成図である。 組付装置の整列部の概略構成図である。 電極位置検出工程における検出方法を説明するための模式図である。 電極位置検出工程における照明強度の設定方法を説明するための模式図である。 電極位置検出工程における照明強度の設定方法を説明するための模式図である。 2値化処理前後の濃淡画像を比較して示す図である。 電極部判定手段の閾値を設定する方法を示す図である。 組付状態判定部の概略構成図である。 組付状態判定部における判定方法を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態を説明する。図2に示すガスセンサ1は、内燃機関の排気系に設置される酸素センサとして構成されており、その主要部として図1に示す素子組付体10を有している。図1A、図1Bにおいて、素子組付体10は、排気中の酸素濃度を検出するガスセンサ素子2と、その基端部(図の上端部)外周に装着された、出力取り出し用の外側端子ホルダ3からなる。外側端子ホルダ(以下適宜、外側ホルダと略称する)3は、ガスセンサ素子2の基端部外周に形成した外側端子電極部(以下適宜、外側電極部と略称する)42と接触している。ガスセンサ素子2は、先端部(図の下端部)外周に測定電極41が形成され、その上端縁から軸方向に延びるリード部43を介して、外側電極部42と電気的に接続される。
図1Cにおいて、外側ホルダ3は、概略C字状に湾曲する保持部31が、ガスセンサ素子2の基体21外周面に沿って覆着される。保持部31両端のホルダ開口端311、312は、基体21の前面(図の下面)側において、開口部32を挟んで対向している。基体21の前面側外表面には、ホルダ開口端311、312と当接する位置に、外側電極部42となる一対の電極部421、422が形成される。電極部421、422は、その一部がホルダ開口端311、312からはみ出し、開口部32内に露出するように形成されて(図の電極露出部42a)、外側ホルダ3との電気的接続を確保している。本発明のガスセンサの製造方法は、素子組付体10を構成するガスセンサ素子2と外側ホルダ3の組付方法、特に、外側電極部42との位置合わせを特徴とするもので、その詳細は後述する。
図2において、素子組付体10を収容保持するハウジングHは、図示しない排気管壁に取り付けられる筒状本体H1と、その下端側に取り付けられる排気カバーH2および上端側に取り付けられる大気カバーH3を有する。ガスセンサ素子2の基体21は、上端が開口するコップ型形状の固体電解質体よりなり、その中間部を大径として筒状本体H1内周に設けた段部上に支持している。筒状本体H1から下方に突出する素子組付体10の先端部は、排気カバーH2内に収容され、上方に突出する素子組付体10の基端部は、大気カバーH3内に収容される。排気カバーH2は一重または、二重筒状で、側面および底面に複数の排気孔H21が設けられ、被測定ガスとなる排気を内部に排気を取り込むようになっている。大気カバーH3は、上端部側面に複数の大気孔H31を設けて、ガスセンサ素子2の基体21内部に基準ガスとなる大気を取り込んでいる。
ガスセンサ素子2は、基体21内に軸状のヒータ部材22を収容し、ヒータ部材22を保持する保持部材23の基端側に、内側端子ホルダ(以下適宜、内側ホルダと略称する)5を一体的に有している。外側ホルダ3および内側ホルダ5は、それぞれ大気カバーH3の上端から引き出されるリード線24、25と接続されて、ガスセンサ素子2の出力を外部へ取り出すようになっている。内側ホルダ5は、基体21内周に沿う湾曲部を有し、図3Aにおいて、基体21の基端部内周面に形成される内側端子電極部(以下適宜、内側電極部と略称する)52と接触している。内側電極部52は、軸方向に延びるリード部53を介して、先端部内周に形成される基準電極51と電気的に接続される。
図3A、3Bに示すように、外側電極部42は、基体21の前面側外表面において、リード部43の上端に接続する帯状の基部423と、その両側に配置される一対の電極部421、422と有している。一対の電極部421、422は、基体21外周に沿って所定の角度範囲で形成され、基準電極51と測定電極41は、基体21を挟んで基体21内外周面の対向位置に形成される。これら測定電極41と基準電極51、外側電極部42と内側電極部52、リード部43、53は、Pt等の貴金属を含む電極材からなり、公知のメッキ法等を用いて基体21を表面処理することにより形成される。
図4に示すように、外側ホルダ3は、基体21の外周に組み付けられた保持部31が外側電極部42と導通し、保持部31の上端縁中央から上方へ延びる端子部33がリード線25(図2参照)と接続される。外側ホルダ3は、金属製の平板材をプレス加工することにより形成されて、そのバネ力によって保持部31を基体21表面に押し付け、外側電極部42との導通を確保する。本発明では、図5に示すように、保持部31と基体21との接触が均等ではなく、主に、保持部31のホルダ開口端311、312による接触であることに着目し、非接触部位に外側電極部42を形成しないことで、貴金属使用量を削減する。
図5は、従来のように、基体21の周方向の全面に外側電極部42´を形成した構成(図6参照)について、外側ホルダ3の保持部31と、外側電極部42´との接触状態を調べた結果である。外側ホルダ3は、一対の開口端311、312側を前面側、端子部33側を背面側として説明する。図5の下図は、感圧紙を用いて、外側ホルダ3を基体21に外挿した時の外側電極部42´各部における接触圧を示しており、図中の4箇所(a〜d)の位置で接触圧が大きくなっている。図5の上図は、これらa〜dに対応する部位を示したもので、a、dは、保持部31前面側のホルダ開口端311、312との接触に、b、cは、背面側の端子部33両側縁部の下方位置との接触に起因する。さらに、これらのうち、b、cは、外側ホルダ3の装着時の接触によるものであることが確認されており、外側ホルダ3と外側電極部42´とが十分な接触圧で当接する位置は、実質的に、保持部31のホルダ開口端311、312が接触する2箇所となる。
このように、保持部31のバネ力による接触は、全面で均一に外側電極部42´と接触しているわけではなく、一対のホルダ開口端311、312が当接する部位を中心とする特定範囲に集中していることがわかる。すなわち、図6に示すように、従来の素子構成では、外側電極部42´の背面側に端子電極として寄与しない無駄部分が存在する。これに対して、本発明の素子は、図5のa、dに対応する部位を含む所定範囲にのみ、外側電極部42を形成し、十分な接触導通が見込めない背面側には、外側電極部42を形成しない構成とし、無駄部分をなくすことができる。ただし、従来の素子構成では、外側ホルダ3の組付工程において、外側電極部42との位置合わせが不要であったのに対し、本発明の素子構成では、位置合わせが必要となる。このため、位置合わせを前提としない従来の組付装置をそのまま採用することができず、あるいは、位置合わせの作業に手間がかかって生産性を低下させるおそれがあった。
そこで、本発明のガスセンサの製造方法は、図7Aの工程に従い、図8Aに示す組付装置7を用いて、素子組付体10を組み付ける。組付装置7には、図7B、7Cに概略を示す視覚装置6を用いて電極位置検出および素子位置決めを行う整列部72が組み込まれている。そして、一対の撮像装置である視覚カメラCと複数の照明装置Lを備える視覚装置6に、ガスセンサ素子2を投入して回転可能に保持し(ステップS1)、視覚カメラCによる2値化認識にて、外側電極部42の一対の電極部421、422の位置検出を行う(ステップS2)。この動作を、2台の視覚カメラCを用いてガスセンサ素子2を回転させながら行い、その検出結果に基づいてガスセンサ素子2の回転位置決めを行って(ステップS3)、所定の組付位置に整列させる。
具体的には、図7Bに示すように、ガスセンサ素子2を、対向させた2台の視覚カメラCの間に配置し、外周全周に照明光を照射して、各視覚カメラCにより対向するガスセンサ素子2の外周半部を撮像する。視覚装置6は、図示しない画像処理部を備え、図7Cに示すように、外側電極部42の電極部421、422に対応する一対の検出ウインドウW1、W2を設定して、ガスセンサ素子2を軸周りに回転させながら、一定の回転角度毎に撮像することで、固定された検出ウインドウW1、W2に対し、電極部421、422が回転方向に移動していく一連の画像が得られる。したがって、得られた画像を白黒2値化処理して、検出ウインドウW1、W2内の白黒画素割合から、電極部に相当するか否かを判断することができ、検出ウインドウW1、W2の両方が電極部421、422と一致した場合に、電極位置検出と判定し(OK判定)、一致しない場合は非検出と判定(NG判定)する。さらに、複数の画像について、OK判定された回転角度を平均化することで、ガスセンサ素子2を組み付けに最適な回転角度に調整することができる。
次いで、位置決めされたガスセンサ素子2と外側ホルダ3との組み付けを行い(ステップS4)、素子組付体10の組付状態が良好か否かを判定する(ステップS5)。さらに、組付高さの確認(ステップS6)といった検査工程を経て、素子組付体10を排出し次工程へ搬送する(ステップS7)。これら一連の工程により、素子組付体10を構成するガスセンサ素子2と外側ホルダ3の組み付けを効率よく、かつ精度よく行うことを可能にする。図8Aに示す組付装置7は、図7Aの工程を実施するために、ガスセンサ素子2の投入部71(ステップS1に対応)、電極位置検出および位置決めを行う整列部72(ステップS2、S3に対応)、素子組付体10の組立部73(ステップS4に対応)、素子組付体10の組付状態を判定する組付状態判定部76(ステップS5に対応)、素子組付体10の検査を行う検査部74(ステップS6に対応)、素子組付体10の排出部75(ステップS7に対応)からなる。次に、これら各部の構成と動作について説明する。
図8Aにおいて、組付装置7の矩形基台B上には、回転可能な円盤状のテーブルTが配置され、テーブルTの回転方向(図の時計周り)に、整列部72、組立部73、検査部74、排出部75が配置されている。また、組立部73の組付位置に対応させて組付状態判定部76が併設されている。テーブルTの側方(図の上方)には、上下および回転動作可能なロボットアームRを備える投入部71が配置され、基台Bの1短辺(図の上辺)に沿って配置される搬送路70上の複数のパレットPから、ガスセンサ素子2を順に取り出し、整列部72へ移送するようになっている。複数のパレットPには、それぞれ所定数のガスセンサ素子2が、基端部を上向きに整列状態で収容され、ロボットアームRは、組み付けが完了した後に、排出部75へ排出される素子組付体10を、再びパレットPの所定位置へ戻す。
テーブルTは、外周縁部の複数個所に円形の保持穴T1を設けて、ガスセンサ素子2の先端側を保持しながら、回転方向に移動可能となっている。ここでは、例えば6箇所の保持穴T1を均等配置する構成としているが、後述する組立部73、検査部74その他における作業工程等に応じて、適宜設定することができる。これら各部の動作は、図示しない制御部によって制御されており、テーブルTが回転することで、整列部72のガスセンサ素子2を組立部73へ送り出し、空となった整列部72の保持穴T1へ、ロボットアームRがパレットPからガスセンサ素子2を移送することを繰返し行う。
図8Bに詳細を示す整列部72は、テーブルTの上方に視覚装置6を配置し、ガスセンサ素子2を保持穴T1から取り出して、電極位置検出および素子位置決めを行う。視覚装置6は、テーブルTの保持穴T1上方に、素子保持部61を挟んで一対の視覚カメラCが対向配設され、その間に、ガスセンサ素子2の外周側から光照射する複数の照明装置Lを配置している。素子保持部61は、垂直方向に延びるガイド64に沿ってスライド(上下動)可能なスライド部材63と、その先端(図の下端)に、ガスセンサ素子2の基端部を回転可能に保持する把持部材62を有している。素子保持部61は、把持部材62およびスライド部材63によりガスセンサ素子2を回転可能および上下動可能に設け、電極位置検出の間、把持部材62とともにガスセンサ素子2を回転駆動し、所定の組付位置に対応する回転位置に調整して組立部73へ送る。
ここで、整列部72の視覚装置6を用いた電極位置検出方法(上記図7AのステップS2の工程)の詳細を、図9を参照しながら説明する。投入部71のロボットアームRにより、ガスセンサ素子2が、テーブルTに移送されると(上記図7AのステップS1の工程)、素子保持部61のスライド部材63が下降して、把持部材62がガスセンサ素子2を把持し、視覚装置6の視覚カメラCの高さまで上昇する。この位置で、把持部材62を回転させながら、一対の視覚カメラCが対向するガスセンサ素子2の半部をそれぞれ撮像し、得られた画像を順次図示しない画像処理部へ送る。
画像処理部では、図9Aに示すように、ガスセンサ素子2の一対の電極部421、422に対応する領域の範囲内となるように、予め一対の検出ウインドウW1、W2を設定し、得られた画像について検出ウインドウW1、W2内の画素を、それぞれの濃淡値を基に白黒2値化処理する。すなわち、外側電極部42のメッキ光沢を利用して、照明光の反射が強い一対の電極部421、422に相当する画素を白と判定(図9A右図)し、照明光の反射が弱い電極部421、422間の素子表面部(素子部)に相当する画素を黒と判定(図9A左図)することができる。そこで、各検出ウインドウW1、W2について、予め設定した2値化レベルを用いて各画素を白黒2値化処理した後(2値化処理手段)、さらに、検出ウインドウW1、W2内にて、白(電極部)と判定された画素数と、黒(素子部)と判定された画素数の割合から、電極部421、422に相当するか否かを判断する(電極検出手段)。
この時、図9Bに示すように、素子部と電極部の濃淡値範囲は、照明強度の大小に依存し、照明強度が小さいと、素子部と電極部の境界部が重なり、双方の濃淡値が混在して分離困難となる(図9B右図)。そこで、本発明では、上記図7Bに示したように、視覚装置6の照明装置Lを、一対の視覚カメラCの間において、ガスセンサ素子2の外周全周を均等に照らすように配置する。ここでは、ガスセンサ素子2の側方を取り囲むように4箇所に配置し、図9B左図のように、素子部と電極部の間を分離可能な照明強度を設定する。具体的には、図9C左図において、素子部の最大濃淡値(濃淡値MAX)と電極部の最小濃淡値(濃淡値MIN)との差を、分離可能な濃淡幅とした時に、この値が極力大きくなるように設定することが望ましい。図9C右図に示す試験結果から、照明強度が110(lm/m)以上であれば、濃淡幅がプラスとなって素子部と電極部を分離可能となることがわかる。また、照明強度が大きいほど、分離可能な領域が大きくなるので、濃淡差が最大となるように設定するのがよく、照明装置Lの能力や生産性を考慮して照明強度を最適化することで、効果的に検出精度を向上させることができる。
次に、2値化処理手段の2値化レベルの設定方法を示す。照明強度が最適化されている場合、素子部と電極部が十分分離可能であることから、電極部の検出感度を極力高めて速やかに電極位置を検出することが望ましい。このため、図10A(下図)のように、予め所定の照明強度の下で、検出対象となるガスセンサ素子2について、素子部と電極部の濃淡分布を取得し、素子部の最大濃淡値(濃淡値MAX)に、2値化レベルを設定する。検出ウインドウ内の各画素のうち、2値化レベル以下の濃淡値は、黒(素子部)と判定され、それ以外は白(電極部)と判定される。図10A(上図)は、この2値化レベルを用いて、2値化処理前後の濃淡画像を並べて示したもので、素子部と電極部の間の領域において、白(電極部)と判定されやすくなり、検出感度が高まる。
図10Bにより、電極検出手段の閾値を設定する方法を示す。図10Bは、予め所定の照明強度の下で得られた電極部の複数の画像について、設定した2値化レベルに基づく処理を施した時の、検出ウインドウ内白画素数(白と判定された画素数)のヒストグラムであり、電極表面状態による光の反射バラツキやノイズにより、図示するような分布が生じる。そこで、2値化処理後の電極部の白画素数の分布から、電極部と判定できる最小画素数を閾値に設定する。これにより、設定した2値化レベルに対し、電極部の濃淡バラツキによらず、確実に電極部と判定することができる。電極検出手段は、一対の検出ウインドウW1、W2のそれぞれについて、2値化処理後の白画素数を閾値と比較し、いずれも閾値以上であれば一対の電極部421、422を検出と判定する(OK判定)。
図8Bにおいて、整列部72は、対向する2台の視覚カメラCにより、ガスセンサ素子2の全面を撮像することが可能であり、一対の電極部421、422はいずれかの検出ウインドウW1、W2と速やかに一致する。電極検出手段がOK判定すると、直ちにその検出位置に基づいてガスセンサ素子2を位置決めする(上記図7AのステップS3の工程)。この時、上記図7Cに示したように、複数のOK判定結果がある場合には、それらの撮像時の回転角度を平均化し、一対の電極部421、422と検出ウインドウW1、W2の中心線が略一致するように回転位置を調整して整列させる。次いで、素子保持部61が、位置決めされたガスセンサ素子2を下降させ、組立部73で所定の組付位置となるようにテーブルTの保持穴T1に投入する。
図8Aにおいて、組付装置7の組立部73は、テーブルTの保持穴T1の上方に、外側ホルダ3を供給するホルダ供給部Fを備える。テーブルTへ移送されたガスセンサ素子2は、テーブルTを所定角度回転させることによって、ホルダ供給部Fの先端部と対向する位置に移動する。ホルダ供給部Fは、公知の構成とすることができ、外側ホルダ3の収容部からテーブルTへ向けて外側ホルダ3を送り出す整列搬送部F1を備える。整列搬送部F1に沿って整列させた外側ホルダ3は、所定の姿勢で先端側へ順に送られ、外側電極部42の一対の電極部421、422の中心と外側ホルダ3のホルダ開口端311、312の中心が一致するように位置決めした状態で、ガスセンサ素子2の基端側に外挿されて素子組付体10となる(上記図7AのステップS4の工程)。
組付位置には、撮像装置である視覚カメラC1を有する組付状態判定部76が設けられる。図11Aに示すように、素子組付体10は、外側ホルダ3の開口32と視覚カメラC1が対向するように配置され、視覚カメラC1の側方に配置した照明装置L1から、素子組付体10へ照明光が照射される。視覚装置76は、視覚カメラC1が撮像した素子組付体10の組付部画像を、図示しない画像処理部へ送り、白黒2値化処理した後、ホルダ開口端311、312から露出する一対の電極部421、422のはみ出し量を測定し、その結果に基づいて組付状態を判定する(上記図7AのステップS5の工程)。
画像処理部では、図11Bに示すように、外側ホルダ3のホルダ開口端311、312の内側に、予め一対の検出ウインドウW3、W4を設定し、得られた画像について検出ウインドウW3、W4内の画素を、それぞれの濃淡値を基に白黒2値化処理する。この時、予め設定した2値化レベルを用いて各画素を白黒2値化処理した後(2値化処理手段)、さらに、検出ウインドウW3、W4内にて、白(電極部)と判定された領域の幅を、一対の電極部421、422の電極露出部42aとして必要な最小幅(規定値)と比較する。検出ウインドウW3、W4の面積は、規定値より大きく十分形成されており、測定されたはみ出し量が規定値以上であれば、組付状態が良好であると判定する(判定手段)。測定されたはみ出し量が規定値に満たない場合は、組付状態が良好でないと判定される。
素子組付体10は、組み付け状態が良好と判断されると、テーブルTの回転により検査部74へ送られる。検査部74では、例えば図示しない公知のセンサ装置により、外側ホルダ3の組付高さが規定の範囲内にあるかどうかを判定する。組付高さが規定の範囲内と判断されると、続く排出部75に送られ、テーブルTの所定の回転位置にて、ロボットアームRにより取り出される(上記図7AのステップS6、S7の工程)。
以上のように、本発明によれば、ガスセンサ素子の外周表面に形成される出力取り出し用の外側端子電極部42を外周全周に形成する必要がなく、電極面積を小さくすることができるので、高価な貴金属使用量を削減できる。また、外側端子電極部42の一対の電極部421、422を、視覚装置6を用いた画像の2値化認識により容易に検出し、かつ精度よく組付位置に位置決めできるので、位置決めのための部材形状変更等の必要がなく、さらに組付状態を同様の画像2値化認識により確認できるので、生産性を大きく向上できる。
本発明のガスセンサの製造方法および組付装置は、酸素センサに限らず、外側端子電極に外側端子ホルダを外挿して出力取り出しを行う構成のセンサであれば、いずれにも好適に利用することができる。よって、各種センサの製造に適用されて生産性を大きく向上させ、コストを低減する効果を有する。
B 基台
C、C1 視覚カメラ(撮像装置)
L、L1 照明装置
1 ガスセンサ
10 素子組付体
2 ガスセンサ素子
21 基体
3 外側端子ホルダ
31 保持部
311、312 ホルダ開口端
41 測定電極(電極)
42 外側端子電極部
421、422 一対の電極部
5 内側端子ホルダ
51 基準電極
6 視覚装置
7 組付装置
72 整列部
73 組立部
76 組付状態判定部

Claims (7)

  1. コップ型形状の固体電解質体からなる基体(21)を有し、上記基体の一端側外周面に形成した外側端子電極部(42)の一対の電極部(421、422)を他端側外周面に形成した電極(41)と電気的に接続したガスセンサ素子(2)と、上記基体の一端側に嵌装されて上記一対の電極部と電気的に接続されるC字形状の外側端子ホルダ(3)からなる素子組付体(10)を有するガスセンサ(1)の製造方法であって、
    対向配設した一対の撮像装置(C)の間に、上記ガスセンサ素子を配置して軸周りに回転させ、上記ガスセンサ素子の外周側に配置した複数の照明装置(L)から上記基体の全周に照明光を照射して、各撮像装置によりそれぞれ対向する上記ガスセンサ素子の半部を撮像し、得られた画像を白黒2値化処理して、上記一対の電極部に対応する一対の検出ウインドウ(W1、W2)内の白黒画素割合から、上記一対の電極部の位置を検出する電極位置検出工程(S2)と、
    検出された上記一対の電極部が所定の組付位置となるように、上記ガスセンサ素子の回転位置を調整する素子位置決め工程(S3)と、
    位置決めされた上記一対の電極部と、上記外側端子ホルダの一対のホルダ開口端(311、312)の位置を対応させて、上記基体の一端側に上記外側端子ホルダを外挿し、上記素子組付体とする組付工程(S4)と、を備えることを特徴とするガスセンサの製造方法。
  2. 上記素子組付体に、撮像装置(C1)を対向配設し、照明装置(L1)から照明光を照射して、上記一対のホルダ開口端と上記一対の電極部の組付部を撮像し、得られた画像を白黒2値化処理した後、上記一対のホルダ開口端から露出する上記一対の電極部のはみ出し量を規定値と比較して、組付状態の良否を判定する組付状態判定工程(S5)を備える請求項1記載のガスセンサの製造方法。
  3. 上記電極位置検出工程において、上記照明装置を、上記一対の電極部とその間の素子表面部の濃淡差が最大となる照明強度に設定し、上記2値化処理の2値化レベルを、上記素子表面部の最大濃淡値に設定する請求項1または2記載のガスセンサの製造方法。
  4. 上記照明装置の照明強度を、110(lm/m)以上に設定する請求項3記載のガスセンサの製造方法。
  5. 上記電極位置検出工程は、上記検出ウインドウ内の画素の濃淡値を、上記2値化レベルと比較して、上記一対の電極部に対応する白画素、または、上記素子表面部に対応する黒画素と判定し、上記検出ウインドウ内の白画素数が規定数以上である時に電極位置検出と判定する請求項3または4記載のガスセンサの製造方法。
  6. コップ型形状の固体電解質体からなる基体(21)を有し、上記基体の一端側外周面に形成した外側端子電極部(42)の一対の電極部(421、422)を他端側外周面に形成した電極(41)と電気的に接続したガスセンサ素子(2)と、上記基体の一端側に嵌装されて上記一対の電極部と電気的に接続されるC字形状の外側端子ホルダ(3)からなる素子組付体(10)を有するガスセンサ(1)の組付装置であって、
    対向配設した一対の撮像装置(C)と、上記一対の撮像装置の間に配置され、上記ガスセンサ素子を軸周りに回転可能に保持する保持部(62)と、上記ガスセンサ素子の外周側に配置されて上記基体の一端側全周に照明光を照射する複数の照明装置(L)を備え、上記基体の一端側外周面を撮像して得られた画像を白黒2値化処理して、上記一対の電極部の位置を検出し、上記ガスセンサ素子の回転位置を調整して上記一対の電極部を所定の組付位置とする整列部(72)と、
    上記ガスセンサ素子との組付位置に、上記外側端子ホルダを順に搬送する整列搬送部(F1)を有するホルダ供給部(F)を備え、位置決めされた上記一対の電極部と、上記外側端子ホルダの一対のホルダ開口端の位置を対応させて、上記基体の一端側に上記外側端子ホルダを外挿し、上記素子組付体とする組立部(73)と、を備えることを特徴とするガスセンサの組付装置。
  7. 上記素子組付体と対向して配設された撮像装置(C1)と、上記素子組付体に照明光を照射する照明装置(L1)と、上記一対のホルダ開口端と上記一対の電極部の組付部を撮像して得られた画像を白黒2値化処理し、上記一対のホルダ開口端から露出する上記一対の電極部のはみ出し量を規定値と比較して、組付状態の良否を判定する組付状態判定部(76)を備える請求項6記載のガスセンサの組付装置。
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