JP6375840B2 - 近距離無線通信を行う移動端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法 - Google Patents

近距離無線通信を行う移動端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、NFC(Near field communication)等の、近距離無線通信を行う移動端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法に関する。
近距離無線通信を行う移動端末装置としては、例えば、HCE(HOST-based Card Emulation)機能を有するOS(Operating System。例えば、アンドロイド(商標名)))を搭載したスマートホンがある。このスマートホンでは、近距離無線通信を行うNFCコントローラを備え、リーダライタとスマートホンとの間で近距離無線通信を行い、スマートホンを電子マネーや乗車券の機能を持った非接触ICカードとして使用可能となっている(例えば、非特許文献1参照)。
グーグル社、"HOST-based Card Emulation"、[online]、グーグル社[平成24年913日検索]、インターネット(URL:https://developer.android.com/guide/topics/connectivity/nfc/hce.html)
ところで、上記のOS(アンドロイド)を搭載したスマートホンでは、スマートホンがスリープ状態に移行すると、NFCコントローラ(近距離無線通信部)への電力供給が停止する。それゆえ、リーダライタとスマートホンとの近距離無線通信が遮断状態となる。そのため、スマートホンのユーザは、スマートホンをリーダライタにかざす前に、スマートホンの電源ボタン等を操作し、スマートホン(移動端末装置)のスリープ状態を解除しなければならなかった。
本発明は、上記のような点に着目し、近距離無線通信の開始に要する手間を軽減可能な移動端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の移動端末装置の一態様は、リーダライタと近距離無線通信を行い、自装置がスリープ状態に移行すると、リーダライタとの近距離無線通信を遮断状態とする。そして、リーダライタの通信可能範囲よりも広く且つその通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在すると判定すると、自装置がスリープ状態にある場合、自装置のスリープ状態を解除する。
本発明の一態様によれば、例えば、移動端末装置がスリープ状態にあるときに、中距離無線通信機の通信可能範囲内に移動端末装置が進入すると、移動端末装置のスリープ状態が解除される。そのため、スリープ状態の解除の手間がなくて済み、近距離無線通信の開始に要する手間を軽減できる。
第1実施形態の無線通信システム1の構成を示す図である。 決済サービス処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の決済サービス処理を表すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態は、本発明を、商品の購入代金の支払いを電子決済で行うときに用いられる、決済サービスを行うための無線通信システム1に適用したものである。第1実施形態では、近距離無線通信として、NFCを例示する。
(構成)
図1に示すように、無線通信システム1は、NFCリーダライタ2と、中距離無線通信機3と、移動端末装置4とを備える。
(NFCリーダライタ2の構成)
NFCリーダライタ2は、店舗のレジ(購入代金を支払う場所)に載置されている。NFCリーダライタ2は、通信可能範囲(例えば、NFCリーダライタ2から0〜10cmの範囲。以下、「第1範囲」とも呼ぶ)内の移動端末装置4のNFC受信機4a(後述)にデータを変調した電流を発生可能な電磁界を形成する。これにより、NFCリーダライタ2は、電磁界による近距離無線通信を介して、移動端末装置4に決済サービスに用いるデータ(例えば、個人情報等)の送信等を要求する指令を表す識別情報(以下、「決済サービスID」とも呼ぶ)を第1範囲内に送信する。決済サービスID「9999」には、移動端末装置4のSIMカード4d(後述)が対応付けられている。決済サービスID「6789」には、移動端末装置4の端末メモリ4e(後述)が対応付けられている。
また、NFCリーダライタ2は、移動端末装置4から決済サービスに用いるデータ(個人情報等)が送信されると、決済サービスを提供するための決済サーバ(不図示)に予め蓄積してあるデータ(個人情報等)と照合し、決済サービスのための各種演算処理を行う。これにより、NFCリーダライタ2は、移動端末装置4との間で電子決済を行う。
(中距離無線通信機3の構成)
中距離無線通信機3は、NFCリーダライタ2の近傍(レジの近傍)に載置されている。中距離無線通信機3は、通信可能範囲(例えば、NFCリーダライタ2の通信可能範囲よりも広く且つその通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲(NFCリーダライタ2から0〜5mの範囲)。以下、「第2範囲」とも呼ぶ)内の移動端末装置4と無線通信を行う。中距離無線通信機3の通信規格としては、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy(商標名))、Wi-Fi(Wireless Fidelity(商標名))がある。これにより、中距離無線通信機3は、無線通信を介して、移動端末装置4に応答を要求する指令(以下、「応答要求指令」とも呼ぶ。例えば、BLEコマンド:Advertising Data)を第2範囲内に送信する。また、中距離無線通信機3は、無線通信を介して、移動端末装置4から中距離無線通信機3を特定する識別情報であるサービスID(例えば、BLEサービスID)の送信を要求する指令(以下、「サービスID送信要求指令」とも呼ぶ。例えば、BLEコマンド:SCAN REQ/RSP)を受信すると、サービスID(BLEサービスID)を第2範囲内に送信する。
(移動端末装置4の構成)
移動端末装置4は、NFC受信機4aと、NFCコントローラ4bと、無線受信機4cと、SIM(Subscriber Identity Module)カード4dと、端末メモリ4eと、情報表示部4fと、ホストCPU4gとを備える。移動端末装置4としては、例えば、HCE機能を有するOS(アンドロイド)を搭載したスマートホン(携帯電話機)を採用できる。
NFC受信機4aは、通信可能範囲(例えば、NFC受信機4aから0〜10cmの範囲)内に存在するNFCリーダライタ2から出力される電磁界で生じた電流、つまり、データが変調された電流をNFCコントローラ4bに出力する。また、NFC受信機4aは、NFCコントローラ4bから出力される電流、つまり、データが変調された電流で電磁界を生じて、通信可能範囲内に存在するNFCリーダライタ2に出力する。NFC受信機4aとしては、例えば、巻き線アンテナ、エッチングアンテナ、印刷アンテナがある。
NFCコントローラ4bは、NFC受信機4aから出力される電流に変調されたデータをホストCPU4gに出力する。また、NFCコントローラ4bは、ホストCPU4gから出力されるデータを変調した電流をNFC受信機4aに出力する。これにより、NFCコントローラ4bは、近距離無線通信を介して、NFC受信機4aの通信可能範囲(0〜10cmの範囲)内に存在するNFCリーダライタ2とデータの送受信を行う。
無線受信機4cは、無線通信を介して、通信可能範囲(例えば、無線受信機4cから0〜5mの範囲)内に存在する中距離無線通信機3から送信される指令(BLEコマンド:Advertising Data)やサービスID(BLEサービスID)をホストCPU4gに出力する。また、無線受信機4cは、無線通信を介して、ホストCPU4gからの指令(BLEコマンド:SCAN REQ/RSP)を通信可能範囲内に存在する中距離無線通信機3に出力する。
SIMカード4d、端末メモリ4eは、決済サービスに用いるデータを記憶している。
情報表示部4fは、ホストCPU4gからの指令に従って、各種情報を表示する。
ホストCPU4gは、A/D(Analog to Digital)変換回路、D/A(Digital to Analog)変換回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等から構成した集積回路を備える。ROMは、各種処理を実現するプログラムを記憶している。そして、ホストCPU4gは、NFCコントローラ4b及び無線受信機4cの出力と、SIMカード4d及び端末メモリ4eが記憶しているデータ(個人情報等)とを用い、ROMが記憶しているプログラムに従って、OSによる各種処理、無線用アプリによる各種処理、決済サービスを行うための各種処理(例えば、後述する決済サービス処理)を実行する。OSによる各種処理は、動作状態制御部4gaと、電力制御部4gbとを備える。また、無線用アプリによる各種処理は、識別情報取得部4gcと、識別情報判定部4gdと、自装置位置判定部4geと、スリープ状態解除部4gfとを備える。さらに、決済サービス処理は、メインUIアプリ実行部4ggを備える。
動作状態制御部4gaは、自装置4の動作状態(以下、「ライフサイクル」とも呼ぶ)を制御する。ライフサイクルとしては、例えば、スリープ状態、スクリーンロック状態、通常動作状態がある。スリープ状態としては、例えば、自装置4の一部(ディスプレイ(不図示)、NFCコントローラ4b等)への電力供給を停止して、自装置4の電力消費を低減させる状態がある。また、スクリーンロック状態としては、例えば、スリープ状態が解除された場合に移行され、自装置4の一部の機能にのみアクセス可能な状態がある。
スリープ状態の解除は、例えば、自装置4の電源ボタン(不図示)が操作された場合や、ディスプレイへの情報表示の指令があった場合に行われる。また、通常動作状態としては、例えば、スクリーンロック状態が解除された場合に移行され、自装置4のすべての機能にアクセス可能な状態がある。スクリーンロック状態の解除は、例えば、パスワードが入力された場合に行われる。動作状態制御部4gaは、ライフサイクルがスリープ状態または通常動作状態である場合、自装置4への操作入力がない状態が予め定めた設定時間(例えば、15秒)継続すると、ライフサイクルをスリープ状態に移行(変更)する。
電力制御部4gbは、自装置4がスリープ状態であるかを判定する。そして、電力制御部4gbは、自装置4がスリープ状態であると判定した場合には、NFCコントローラ4bへの電力供給を停止する。これにより、NFCコントローラ4bは、自装置4がスリープ状態に移行すると、NFCリーダライタ2との近距離無線通信が遮断状態となる。一方、電力制御部4gbは、自装置4がスリープ状態でない、つまり、スクリーンロック状態であるまたは通常動作状態であると判定した場合には、NFCコントローラ4bへの電力供給を維持する(なお、NFCコントローラ4bへの電力供給が停止されていたときには、電力供給を再開する)。これにより、NFCコントローラ4bは、NFCリーダライタ2との近距離無線通信が可能な状態が維持される(なお、NFCリーダライタ2との近距離無線通信が遮断状態であったときには、近距離無線通信が可能な状態に変化する)。
識別情報取得部4gcは、移動端末装置4が第2範囲に進入するまで待機状態とする。具体的には、識別情報取得部4gcは、無線受信機4cから応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)が出力(取得)されるまで待機する。続いて、識別情報取得部4gcは、応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)が出力(取得)されると、無線受信機4cを経由し、無線通信を介して、サービスID送信要求指令(BLEコマンド:SCAN REQ/RSP)を、応答要求指令の送信元の中距離無線通信機3に送信する。続いて、識別情報取得部4gcは、無線受信機4cから識別情報(サービスID(BLEサービスID))が出力されるまで待機する。続いて、識別情報取得部4gcは、識別情報(サービスID(BLEサービスID))が出力(取得)されると、出力(取得)された識別情報(サービスID)を識別情報判定部4gdと自装置位置判定部4geとに出力する。
識別情報判定部4gdは、識別情報取得部4gcから出力される識別情報(サービスID(BLEサービスID))が予め定めた識別情報(以下、「登録ID」とも呼ぶ。決済サービス処理に対応付けられているID(例えば、「1234」))と一致するかを判定する。そして、識別情報判定部4gdは、判定結果を自装置位置判定部4geに出力する。
自装置位置判定部4geは、自装置位置判定部4geは、識別情報判定部4gdで識別情報(サービスID(BLEサービスID))が登録ID「1234」と一致すると判定した場合に、中距離無線通信機3の通信可能範囲内に自装置4が存在すると判定する。一方、自装置位置判定部4geは、識別情報判定部4gdで識別情報(サービスID(BLEサービスID))が登録ID「1234」と一致しないと判定した場合、または識別情報取得部4gcからサービスID(BLEサービスID)が出力されない場合には、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在しないと判定する。そして、自装置位置判定部4geは、判定結果をスリープ状態解除部4gfに出力する。
スリープ状態解除部4gfは、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、自装置4がスリープ状態にある場合、自装置4のスリープ状態を解除する。具体的には、スリープ状態解除部4gfは、自装置位置判定部4geで中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、ディスプレイへの情報表示(ポップアップ表示)の指令を情報表示部4fに出力する。これにより、情報表示部4fは、ポップアップ表示を行う。また、動作状態制御部4ga(移動端末装置4のOS)は、自装置4がスリープ状態である場合には、スリープ状態を解除し、ライフサイクルをスクリーンロック状態に移行する。そして、電力制御部4gbは、NFCコントローラ4bへの電力供給を再開し、近距離無線通信を介して、NFCコントローラ4bとNFCリーダライタ2とのデータの送受信が可能な状態に変化させる。
メインUIアプリ実行部4ggは、決済サービスに用いるデータの送信等を行う。具体的には、メインUIアプリ実行部4ggは、NFCコントローラ4bから出力されるデータ(決済サービスID)を取得する。続いて、メインUIアプリ実行部4ggは、決済サービスID(「999」「6789」)に対応付けられているSIMカード4dや端末メモリ4eから決済サービスに用いるデータを読み出す。続いて、メインUIアプリ実行部4ggは、読み出したデータや、データを暗号化したものをNFCコントローラ4bとNFC受信機4aとを経由し、電磁界を介して、NFCリーダライタ2に送信する。これにより、移動端末装置4は、NFCリーダライタ2との間で電子決済を行う。
(演算処理)
次に、ホストCPU4gが実行する決済サービス処理について説明する。決済サービス処理は、移動端末装置4への電源投入にともない実行される。
図2に示すように、ステップS101では、ホストCPU4g(識別情報取得部4gc)は、移動端末装置4が第2範囲に進入するまで待機状態とする。具体的には、ホストCPU4g(識別情報取得部4gc)は、無線受信機4cから応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)が出力(取得)されるまで待機する。そして、ホストCPU4g(識別情報取得部4gc)は、応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)が出力(取得)されると、ステップS102に移行する。
ステップS102では、ホストCPU4g(識別情報取得部4gc)は、無線通信を介して、サービスID送信要求指令(BLEコマンド:SCAN REQ/RSP)を、応答要求指令の送信元の中距離無線通信機3に送信する。これにより、中距離無線通信機3が、サービスID(BLEサービスID)を通信可能範囲(第2範囲)内に送信する。
続いてステップS103に移行して、ホストCPU4g(識別情報取得部4gc)は、無線受信機4cから識別情報(サービスID(BLEサービスID))が出力(取得)されるまで待機する。そして、ホストCPU4g(識別情報取得部4gc)は、識別情報(サービスID(BLEサービスID))が出力されると、ステップS104に移行する。
続いてステップS104に移行して、ホストCPU4g(自装置位置判定部4ge)は、ステップS103で取得したサービスID(BLEサービスID)が登録ID、つまり、決済サービス処理に対応付けられているID(「1234」)と一致するかを判定する。そして、ホストCPU4g(自装置位置判定部4ge)は、登録ID「1234」と一致すると判定した場合には(Yes)、ステップS105に移行する。一方、ホストCPU4g(自装置位置判定部4ge)は、登録ID「1234」と一致しないと判定した場合には(No)、電子決済を実行せず、ステップS101に移行する(戻る)。
続いてステップS105に移行して、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ディスプレイへの情報表示(ポップアップ表示)の指令を情報表示部4fに出力する。これにより、情報表示部4fは、ポップアップ表示を行う。また、動作状態制御部4ga(移動端末装置4のOS)は、自装置4がスリープ状態である場合、スリープ状態を解除し、ライフサイクルをスクリーンロック状態に変更する。そして、電力制御部4gbは、NFCコントローラ4bへの電力供給を再開し、電磁界を介して、NFCコントローラ4bとNFCリーダライタ2とのデータの送受信が可能な状態に変化させる。
続いてステップS106に移行して、ホストCPU4g(メインUIアプリ実行部4gg)は、NFCコントローラ4bからデータ(決済サービスID)が出力(取得)されるまで待機する。そして、ホストCPU4g(メインUIアプリ実行部4gg)は、データ(決済サービスID)が出力(取得)されると、ステップS107に移行する。
続いてステップS107に移行して、ホストCPU4g(メインUIアプリ実行部4gg)は、NFCコントローラ4bから出力されるデータ(決済サービスID)を取得する。続いて、ホストCPU4g(メインUIアプリ実行部4gg)は、決済サービスID(「999」「6789」)に対応付けられているSIMカード4dや端末メモリ4eから決済サービスに用いるデータを読み出す。続いて、ホストCPU4g(メインUIアプリ実行部4gg)は、読み出したデータや、データを暗号化したものをNFCコントローラ4bとNFC受信機4aとを経由し、電磁界を介して、NFCリーダライタ2に送信する。これにより、移動端末装置4は、NFCリーダライタ2との間で電子決済を行う。
(動作その他)
次に、本実施形態の無線通信システム1の動作を説明する。
まず、移動端末装置4のユーザが、商品の購入代金を電子決済(決済サービス)で支払うために、店舗のレジに近づいたとする。そして、移動端末装置4が、NFCリーダライタ2から0〜5mの範囲(第2範囲)内に進入したとする。すると、移動端末装置4の無線受信機4cが、NFCリーダライタ2の近傍の中距離無線通信機3から応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)を受信する。続いて、無線受信機4cが、受信した応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)をホストCPU4gに出力する。
続いて、ホストCPU4gが、無線受信機4cから応答要求指令(BLEコマンド:ADVERTISING DATA)を取得する(図2のステップS101)。続いて、ホストCPU4gが、無線受信機4cを経由し、無線通信を介して、サービスID送信要求指令(BLEコマンド:SCAN REQ/RSP)を、応答要求指令の送信元の中距離無線通信機3に送信する(図2のステップS102)。これにより、中距離無線通信機3が、中距離無線通信機3を特定する識別情報(サービスID(BLEサービスID))を通信可能範囲(第2範囲)内に送信する。
続いて、無線受信機4cが、中距離無線通信機3から識別情報(サービスID(BLEサービスID))を受信する。続いて、無線受信機4cが、受信した識別情報(サービスID(BLEサービスID))をホストCPU4gに出力する。続いて、ホストCPU4gが、サービスID(BLEサービスID)を取得する(図2のステップS103)。
ここで、取得したサービスID(BLEサービスID)が、登録ID「1234」、つまり、決済サービス処理に対応付けられているIDと一致したとする。すると、ホストCPU4gが、取得したサービスID(BLEサービスID)が登録IDと一致すると判定する(図2のステップS104「Yes」)。続いて、ホストCPU4gが、ディスプレイへの情報表示(ポップアップ表示)の指令を情報表示部4fに出力する。これにより、情報表示部4fは、ポップアップ表示を行う。また、動作状態制御部4ga(移動端末装置4のOS)は、自装置4がスリープ状態である場合、スリープ状態を解除し、ライフサイクルをスクリーンロック状態に移行(変更)する。そして、電力制御部4gbは、NFCコントローラ4bへの電力供給を再開し、電磁界を介して、NFCコントローラ4bとNFCリーダライタ2とのデータの送受信が可能な状態に変化させる。
ここで、移動端末装置4のユーザが、移動端末装置4をNFCリーダライタ2にかざしたとする。そして、移動端末装置4が、NFCリーダライタ2から10cmの範囲(第1範囲)内に進入したとする。すると、移動端末装置4のNFC受信機4a、NFCコントローラ4bが、NFCリーダライタ2から、移動端末装置4に決済サービスに用いるデータ(個人情報等)の送信等を要求する指令を表す識別情報(決済サービスID「6789」)を受信する。続いて、NFC受信機4a、NFCコントローラ4bが、受信した識別情報(決済サービスID)をホストCPU4gに出力する。
続いて、ホストCPU4gが、NFC受信機4a、NFCコントローラ4bから識別情報(決済サービスID)を取得する(図2のステップS106)。続いて、ホストCPU4gが、NFCコントローラ4bから出力されるデータ(決済サービスID「6789」)を取得する。続いて、ホストCPU4gが、決済サービスID「6789」に対応付けられている端末メモリ4eから決済サービスに用いるデータを読み出す。続いて、ホストCPU4gが、読み出したデータや、データを暗号化したものをNFCコントローラ4bとNFC受信機4aとを経由し、電磁界を介して、NFCリーダライタ2に送信する。これにより、移動端末装置4は、NFCリーダライタ2との間で電子決済を行う。
このように、第1実施形態では、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、自装置4がスリープ状態にある場合、自装置4のスリープ状態を解除する。それゆえ、例えば、移動端末装置4がスリープ状態にあるときに、中距離無線通信機3の通信可能範囲内に移動端末装置4が進入すると、移動端末装置4のスリープ状態が解除される。そのため、スリープ状態の解除の手間がなくて済み、近距離無線通信の開始に要する手間を軽減できる。
また、第1実施形態では、中距離無線通信機3から送信される中距離無線通信機3を特定する識別情報(サービスID(BLEサービスID))が予め定めた識別情報(登録ID)と一致すると判定した場合に、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定する。それゆえ、無線通信システム1を構成する中距離無線通信機3と別の中距離無線通信機(以下、「別発信器」とも呼ぶ)の通信可能範囲内に移動端末装置4が進入した場合に、その別発信器から送信される識別情報(サービスID(BLEサービスID))登録IDと一致しないと判定し、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在しないと判定する。そのため、第1実施形態では、移動端末装置4のスリープ状態が誤って解除されることを防止することができる。
さらに、第1実施形態では、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、自装置4がスリープ状態にある場合、ディスプレイへの情報表示の指令を出力する。それゆえ、自装置4のスリープ状態を容易に解除できる。
第1実施形態では、図1のNFCリーダライタ2がリーダライタを構成する。以下同様に、図1のNFCコントローラ4bが近距離無線通信部を構成する。また、図1の自装置位置判定部4geが自装置位置判定部を構成する。さらに、図1のスリープ状態解除部4gfがスリープ状態解除部を構成する。また、図1の識別情報取得部4gcが識別情報取得部を構成する。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態に係る発明は、以下の効果を奏する。
(1)第1実施形態に係る移動端末装置4によれば、NFCコントローラ4bが、NFCリーダライタ2と近距離無線通信を行い、自装置4がスリープ状態に移行すると、近距離無線通信を遮断状態とする。そして、ホストCPU4gが、NFCリーダライタ2の通信可能範囲よりも広く且つその通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、自装置4がスリープ状態にある場合、自装置4のスリープ状態を解除する。
このような構成によれば、例えば、移動端末装置4がスリープ状態にあるときに、中距離無線通信機3の通信可能範囲内に移動端末装置4が進入すると、移動端末装置4のスリープ状態が解除される。そのため、スリープ状態の解除の手間がなくて済み、近距離無線通信の開始に要する手間を軽減できる。
(2)第1実施形態に係る移動端末装置4によれば、ホストCPU4gは、中距離無線通信機3から送信される中距離無線通信機3を特定する識別情報(サービスID(BLEサービスID))が予め定めた識別情報(登録ID)と一致すると判定した場合に、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定する。
このような構成によれば、中距離無線通信機3と別の中距離無線通信機(別発信器)の通信可能範囲内に移動端末装置4が進入した場合に、別発信器から送信される識別情報(サービスID(BLEサービスID))が登録IDと一致しないと判定し、中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在しないと判定する。そのため、移動端末装置4のスリープ状態が誤って解除されることを防止することができる。
(3)第1実施形態に係る移動端末装置4によれば、ホストCPU4gは、ディスプレイへの情報表示の指令があると、自装置4がスリープ状態にある場合、自装置4のスリープ状態を解除する。また、ホストCPU4gは、中距離無線通信機3の通信可能範囲内に自装置4が存在すると判定すると、ディスプレイへの情報表示の指令を出力する。
このような構成によれば、自装置4のスリープ状態を容易に解除できる。
(4)第1実施形態に係る無線通信システム1によれば、移動端末装置4が、NFCリーダライタ2と近距離無線通信を行い、自装置4がスリープ状態に移行すると、近距離無線通信を遮断状態とする。そして、移動端末装置4が、NFCリーダライタ2の通信可能範囲よりも広く且つその通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、自装置4がスリープ状態にある場合、自装置4のスリープ状態を解除する。
このような構成によれば、例えば、移動端末装置4がスリープ状態にあるときに、中距離無線通信機3の通信可能範囲内に移動端末装置4が進入すると、移動端末装置4のスリープ状態が解除される。そのため、スリープ状態の解除の手間がなくて済み、近距離無線通信の開始に要する手間を軽減できる。
(5)第1実施形態に係る無線通信方法によれば、NFCリーダライタ2の通信可能範囲よりも広く且つその通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機3の通信可能範囲(第2範囲)内に自装置4が存在すると判定すると、自装置4がスリープ状態にある場合、自装置4のスリープ状態を解除する。
このような構成によれば、例えば、移動端末装置4がスリープ状態にあるときに、中距離無線通信機3の通信可能範囲内に移動端末装置4が進入すると、移動端末装置4のスリープ状態が解除される。そのため、スリープ状態の解除の手間がなくて済み、近距離無線通信の開始に要する手間を軽減できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
なお、上記第1実施形態と同様な構成等については同一の符号を使用する。
第2実施形態では、ディスプレイへの情報表示として、識別情報取得部4gcで取得した識別情報(サービスID(BLEサービスID))で特定される複数のアプリ(以下、「ペイメントアプリ」とも呼ぶ)の一覧等を表示する。複数のペイメントアプリのそれぞれは、中距離無線通信機3の識別情報(サービスID(BLEサービスID))とクレジットカードとに対応付けられている。具体的には、第1実施形態の図6のステップS105に代え、図3のステップS201〜S204を用いる。
ステップS201では、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、複数のペイメントアプリのうち、移動端末装置4のユーザが優先的に選択するペイメントアプリ(以下、「優先設定指定UIアプリ」とも呼ぶ)の実行を開始する。これにより、ステップS107で行われる電子決済では、優先設定指定UIアプリに対応付けられているクレジットカードを用いて決済サービス(購入代金の支払い)を行わせる。なお、初期状態では、製造時に定めたペイメントアプリを優先設定指定UIアプリとして用いる。
続いてステップS202では、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ステップS103で取得した識別情報(サービスID(BLEサービスID))で特定される複数のペイメントアプリの一覧と、ステップS201で開始した優先設定指定UIアプリを表す情報(アイコン)とをディスプレイに表示させる指令を情報表示部4fに出力する。これにより、情報表示部4fは、複数のペイメントアプリの一覧と、現在実行中の優先設定指定UIアプリを表す情報と、移動端末装置4のユーザにペイメントアプリや優先設定指定UIアプリを選択させるメッセージとを表示する。また、動作状態制御部4ga(移動端末装置4のOS)は、自装置4がスリープ状態である場合、スリープ状態を解除し、ライフサイクルをスクリーンロック状態に変更する。そして、電力制御部4gbは、NFCコントローラ4bへの電力供給を再開し、電磁界を介して、NFCコントローラ4bとNFCリーダライタ2とのデータの送受信が可能な状態に変化させる。
続いてステップS203では、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ペイメントアプリ、または優先設定指定UIアプリが選択されるまで待機する。そして、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ペイメントアプリ、または優先設定指定UIアプリが選択されると、ペイメントアプリのいずれか、または優先設定指定UIアプリのどちらが選択されたかを判定する。そして、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ペイメントアプリのいずれかが選択されたと判定した場合には、ステップS204に移行する。一方、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、優先設定指定UIアプリが選択されたと判定した場合には、ステップS106に移行する。
ステップS204では、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ステップS201で開始された優先設定指定UIアプリの実行を終了する。続いて、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、ステップS203で選択されたと判定したペイメントアプリを優先設定指定UIアプリとして設定(更新)する。これにより、次回のステップS201で実行される優先設定指定UIアプリを変更する。続いて、ホストCPU4g(スリープ状態解除部4gf)は、設定(更新)した優先設定指定UIアプリの実行を開始した後、ステップS106に移行する。これにより、ステップS107で行われる電子決済では、設定(更新)した優先設定指定UIアプリに対応付けられているクレジットカードを用いて決済サービス(購入代金の支払い)を行うようにする。
なお、その他の構成は第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態に係る発明は、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
第2実施形態に係る移動端末装置4によれば、情報表示部4fは、ディスプレイへの情報表示として、識別情報取得部4gcで取得した識別情報(サービスID(BLEサービスID))で特定される複数のアプリ(ペイメントアプリ)の一覧を表示する。
このような構成によれば、複数のアプリ(ペイメントアプリ)をユーザに報知できる。これにより、ユーザが、アプリ(ペイメントアプリ)を容易に選択できる。
2 NFCリーダライタ
4b NFCコントローラ
4ge 自装置位置判定部
4gf スリープ状態解除部
4gc 識別情報取得部

Claims (6)

  1. リーダライタと近距離無線通信を行い、自装置がスリープ状態に移行すると、前記近距離無線通信が遮断状態となる近距離無線通信部と、
    前記リーダライタの通信可能範囲よりも広く且つ該通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在するかを判定する自装置位置判定部と、
    前記自装置位置判定部で前記中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在すると判定すると、前記スリープ状態にある場合、前記スリープ状態を解除するスリープ状態解除部と、を備えることを特徴とする移動端末装置。
  2. 前記中距離無線通信機から送信される前記中距離無線通信機を特定する識別情報を取得する識別情報取得部を備え、
    前記自装置位置判定部は、前記識別情報取得部で取得した識別情報が予め定めた識別情報と一致すると判定した場合に、前記中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在すると判定することを特徴とする請求項1に記載の移動端末装置。
  3. ディスプレイへの情報表示の指令があると、前記スリープ状態にある場合、自装置のスリープ状態を解除する動作状態制御部を備え、
    前記スリープ状態解除部は、前記自装置位置判定部で前記中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在すると判定すると、ディスプレイへの情報表示の指令を出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動端末装置。
  4. 前記中距離無線通信機から送信される前記中距離無線通信機を特定する識別情報を取得する識別情報取得部を備え、
    前記スリープ状態解除部は、前記ディスプレイへの情報表示として、前記識別情報取得部で取得した識別情報で特定される複数のアプリの一覧を表示することを特徴とする請求項3に記載の移動端末装置。
  5. リーダライタと、移動端末装置と、前記リーダライタの通信可能範囲よりも広く且つ該通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機と、を備える無線通信システムであって、
    前記移動端末装置は、
    前記リーダライタと近距離無線通信を行い、自装置がスリープ状態に移行すると、前記近距離無線通信が遮断状態となる近距離無線通信部と、
    前記中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在するかを判定する自装置位置判定部と、
    前記自装置位置判定部で前記中距離無線通信機の通信可能範囲内に自装置が存在すると判定すると、前記スリープ状態にある場合、前記スリープ状態を解除するスリープ状態解除部と、を備えることを特徴とする無線通信システム。
  6. 移動端末装置とリーダライタとで近距離無線通信を行い、前記移動端末装置がスリープ状態に移行すると、前記近距離無線通信を遮断状態とする無線通信方法であって、
    前記リーダライタの通信可能範囲よりも広く且つ該通信可能範囲の少なくとも一部を含む範囲を通信可能範囲とする中距離無線通信機の通信可能範囲内に前記移動端末装置が存在すると判定すると、前記移動端末装置がスリープ状態にある場合、前記移動端末装置のスリープ状態を解除することを特徴とする無線通信方法。
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