JP6375276B2 - 分線金物外し装置及び分線金物の外し方法 - Google Patents
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Description
ナット150は、2枚の支持板130aが配置されたフックボルト110aのボルト部113と螺合し、凸部115との間で支持板130を挟持して固定する。
第1プレート43は、ほぼ矩形の板部材であり、図5及び図8に示すように、第1プレート43の下辺部432の中央部から、第1プレート43の中心へ向けてスリット430が設けられている。スリット430は、下辺部432から開口幅が徐々に先細になるように傾斜している第1スリット431と、フック部111の径よりも少し大きな幅を有する直線状の第2スリット433とを有している。
ラチェットレンチ機構30は、図2に示すように、回収部20の一端側の把持部40と他端側に設けられるエンドプレート23の間において、2本のガイドレール50に沿って摺動自在に配置される。
摺動機構60は、ラチェットレンチ機構30をガイドレール50に沿って移動させるための装置である。摺動機構60は、図1に示すように、回収部20の他端側に設けられるブロック状の筐体61の内部に設けられている。すなわち、摺動機構60は、把持部40、ガイドレール50、ラチェットレンチ機構30とは、別体に構成され、第1連結具71及び第2連結具73により連結される。
ロック部材67は、図2に示すように、筐体61の図示上方に配置される。言い換えれば、ロック部材67は、筐体61の内部において、回動コマ65の端面よりも少し上側に隙間を空けて固定されている。ロック部材67は、図15に示すように、略長方形を有し、その一部に凸部671を備えた形状をしている。また、図16に示すように、凸部671の裏側には、内側に凹む凹部675と先端に向かって先細く形成される傾斜面673を有する鉤部677を有している。
第1位置にセットされた回動コマ65は、操作棒10の回動動作をトリガーとして第2位置へ向かって回動を開始する。第1位置において、連結突起651は、ワイヤ69の固定端371及び回動コマ65の回動軸655と直線上に位置している(第1スライド死点)。このため、連結突起651に係るコイルばね51の付勢力は、回動コマ65を回転させる力へと変換されることなくラチェットレンチ機構30をエンドプレート23側で支持する。一方、回動コマ65に少しの回動力が付与されると、上述の3点を結ぶ直線から連結突起651が外れる。回動コマ65には、当初に与えられた回動力に加えて、連結突起651に係るコイルばね51の付勢力が付加される。すなわち、回動コマ65は、コイルばね51の付勢力を受けながら回動する。連結突起651がエンドプレート23に最も接近すると、回動コマ65の回転が停止する(図13参照)。連結突起651の回動が停止した位置(第2スライド死点)、すなわち第2位置において、ラチェットレンチ機構30は、分線金物100のナット150を捉える。このようにして、摺動機構60は、ラチェットレンチ機構30をガイドレール50に沿って移動させる。
次に、作業者は、図29に示すように、操作棒10を伸ばし回収部20の把持部40の下辺部432が支持線Wを超える高さまで回収部20を持ち上げる。
例えば、住宅密集地等において、多数の引き込み線が複雑に架線されている場合、2つの分線金物100が支持線Wに近接して配置されることがある。本実施形態に係る分線金物外し装置1は、切欠き452を把持部40に備えることにより、一方の分線金物100を取り外すために把持するときに、第2プレート45の切欠き452が他方の分線金物100に当接し把持動作が妨げられることを防ぐ。このため、作業者は、複数の分線金物が近接して配置されている場合においても、把持部40を対象の分線金物100のフック部111にセットすることが可能である。
ガイド機構80は、ナット押さえ81と、緩衝ばね87とを備えている。ナット押さえ81は、図18に示すように2枚の大きさの異なる第1板材83及び第2板材85を含む。図21に示すように、第1板材83は、略長方形の板部材である。第1板材83は、図21に示すように、図示下端側に切り込み831を備えている。切り込み831は、ナット150の回転円の直径よりも少し大きな幅を有している。切り込み831の開口部835側は、外側に広がる傾斜辺837が設けられている。一方、第2板材85は、図18に示すように、第1板材83よりも小さく、第1板材83の把持部40側に取り付けられる。第2板材85は、第1板材83を支える補強材である。
作業者は、分線金物外し装置1bの回収部20の把持部40を支持線Wに固定されている分線金物100に対して、図示上側から分線金物100を覆い、フック部111をスリット430で押さえる。ここで、ガイド機構80に設けられたナット押さえ81は、分線金物100のナット150を図18及び図21に示すように第1板材83で挟持する。
第1プレート43b、第2プレート45b及び第3プレート47bは、積層されて把持部40bを形成する。ここで、それぞれのプレートには、それぞれ固有のスリットが設けられる。そして、それぞれのスリットの位置を合わせて重ねると図22、図23に示すような固有の段差を有するスリット470bを形成する。スリット470bは、第1スリット451bと第2スリット473bを含む。なお、本変形例においては、複数のプレートを積層してスリット470bを形成しているが、一枚の厚みのあるプレートから所定のスリット形状を切削加工等により形成することも可能である。
Claims (11)
- 操作棒と、
前記操作棒の先端に設けられ、略U字形に曲げられたフック部と、前記フック部の基端側に一体に形成されるボルト部と、前記フック部と前記ボルト部の間に設けられる環状の凸部とを有するフックボルトと、前記ボルト部に挿入され、電信柱間に架設された支持線を挟持する2枚の支持板と、前記2枚の支持板よりも前記ボルト部の基端側に設けられ、前記フックボルトと螺合するナットとを備える分線金物を把持する回収部と、を備え、
前記回収部は、ガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って摺動自在に設けられ、前記ナットを緩めるラチェットレンチと、前記ラチェットレンチの空転を防止する方向に付勢する第1付勢手段と、前記ナットを緩める方向と逆方向に前記ラチェットレンチの柄を付勢する第2付勢手段と、を有するラチェットレンチ機構と、
前記ガイドレールの一端側に設けられ、前記フック部の少なくとも基端側を挟むスリットと、前記ナットと前記ラチェットレンチ機構との相対的な位置を規定するとともに、前記分線金物の前記凸部と係止する凹部と、を有する把持部と、
前記ガイドレールの他端側に設けられ前記ラチェットレンチ機構を操作する、前記操作棒と連結される摺動機構と、
を備えていることを特徴とする分線金物外し装置。 - 前記把持部は、前記分線金物の凸部が前記凹部に向かって嵌め合わされるときに、前記分線金物と当接し、前記分線金物の姿勢を保つガイドプレートを前記把持部の前記ラチェットレンチ機構と対向する位置に備えていることを特徴とする請求項1に記載の分線金物外し装置。
- 前記ラチェットレンチ機構は、前記ガイドレールに設けられた押圧部材の付勢力により前記ガイドレールに沿って移動し、前記ラチェットレンチを用いて前記凹部に係止される前記分線金物の前記ナットを捉えることを特徴とする請求項1に記載の分線金物外し装置。
- 前記摺動機構は、前記操作棒と連結される支持体と、前記支持体の前記操作棒と反対側の端部に連結される回動コマと、前記回動コマと前記ラチェットレンチ機構を連結するリンク部材とを有し、
前記押圧部材の付勢力を前記操作棒の回動動作により作動させ、前記ラチェットレンチ機構を前記凹部に係止された前記分線金物に向かって移動させること特徴とする請求項3に記載の分線金物外し装置。 - 前記摺動機構は、前記回動コマが一定の角度回動したときに前記回動コマに設けられた係止突起と嵌合し、前記回動コマの回動を止めるロック機構を備えていることを特徴とする請求項4に記載の分線金物外し装置。
- 前記第1付勢手段は、前記ガイドレールの他端側に設けられ前記ラチェットレンチが前記柄の戻り動作に連動して空転することを防止するばね部材であることを特徴とする請求項1に記載の分線金物外し装置。
- 前記第2付勢手段は、前記第1付勢手段と反対側に設けられ、前記柄を停止位置へ付勢するばね部材であることを特徴とする請求項1に記載の分線金物外し装置。
- 前記ラチェットレンチ機構と前記把持部との間に設けられ、
その一辺の中央部分に前記分線金物の前記ナットを挟む切り込みを有し、
前記把持部の前記分線金物の把持動作に連動して、前記ナットを押圧することにより、前記ボルト部を前記ガイドレールと略平行になるように前記分線金物の姿勢を整えるガイド機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の分線金物外し装置。 - 前記把持部は、前記分線金物の前記フック部をガイドするスリットと、
前記凸部と当接し、前記凸部を凹部へガイドするスライド面と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の分線金物外し装置。 - 略U字形に曲げられたフック部と、前記フック部の基端側に一体に形成されるボルト部と、前記フック部と前記ボルト部の境に凸部と、を有するフックボルトと、前記ボルト部に挿入され電信柱間に架設された支持線を挟持する2枚の支持板と、前記2枚の支持板よりも前記ボルト部の基端側に設けられ、前記フックボルトと螺合するナットとを備える分線金物が固定された前記支持線から前記分線金物を回収する分線金物外し方法であって、
操作棒の先端に取り付けられる回収部の把持部を用いて前記分線金物を捉える工程と、
前記把持部において前記分線金物を捉えるときに、前記フック部の少なくとも基端側を挟むスリットに前記フックボルトを挿入し、前記把持部の前記スリットの一部に設けられる前記凸部の大きさに合わせて形成された凹部と対向する位置に前記凸部をスライドさせ、前記ナットとラチェットレンチ機構との相対的な位置を規定する工程と、
前記ナットとの相対的な位置が規定された前記ラチェットレンチ機構を操作し、前記ナットを捉える工程と、
前記ラチェットレンチ機構に捉えられた前記ナットを緩めるとともに、前記支持線から前記分線金物を外す工程と、
を備えることを特徴とする分線金物外し方法。 - 前記ラチェットレンチ機構に嵌め込まれた前記ナットを緩めることにより、前記フックボルトが移動し、前記凸部が前記凹部と係合されることを特徴とする請求項10に記載の分線金物外し方法。
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