JP6374403B2 - 発光ダイオードから放射された光による液体消毒方法及び装置 - Google Patents

発光ダイオードから放射された光による液体消毒方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、微生物細胞を不活性化するためにUV光を用いる、紫外線(UV)液体消毒システムに関する。
微生物細胞を不活性化するためにUV光を用いる、紫外線(UV)液体消毒システムが、長い間知られている。UV線量値が高いほど、より高い不活性レベルが得られる。発光ダイオード(LED)は、高い発光効率を有し、非常に信頼できる光源であることがよく知られている。LEDモジュール又はLEDチップは、高い切り替え率、すなわちLEDモジュールが瞬時に光ったり瞬時に消えたりすることでも知られている。それぞれのLED要素は、電源が入力された際に光を放射するように設計された複数のダイオードを形成するように、ドープされた半導体ウエハのモジュール(すなわちチップ又はダイ)を含む。LEDから放射される光の波長は、LEDモジュールに含まれる半導体結晶次第である。様々なLEDモジュールが、赤外線から紫外線まで(200nm〜850nm)の波長の光を放射するかもしれない。紫外線LEDモジュールは、水銀を使用しないため、飲料水の取り扱いに適する。
ほとんどのLEDモジュールが低い光強度を有し、中圧UVランプのような他の光源に比べて、低い量のエネルギーを必要とするので、一つの照明装置にできるだけたくさんのモジュールを使用することが有益となる。例えば、紫外線の殺菌力のあるスペクトル(200〜320nm)の範囲で、LEDモジュールは、通常LEDアレイの形式に集められる。光源としてのLEDを使用して水を殺菌使用とした以前の試みは、部分的にしか成功しなかった。LEDモジュールの光強度が限定されているために、商業的なUV、LED系の殺菌システムは、少量の水の殺菌に限定されている。
発明とみなされる主題は、明細書の結論部分で特に指摘され、明確にクレームされる。しかしながら、発明は、課題、特徴、これらの効果とともに機構及び操作方法の両方に関し、添付の図面とともに読まれる以下の詳細な説明を参照してもっともよく理解される。
発明のいくつかの実施形態におけるUV液体処理装置の例示のハイレベルな図である。 発明のいくつかの実施形態におけるUV液体処理装置の例示の図である。 発明のいくつかの実施形態における、図2Aの装置に関連した液体の流れのパターンの図である。 発明のいくつかの実施形態における、LEDモジュールのアレイホルダの例示の平面図である。 発明のいくつかの実施形態における、LEDモジュールのアレイホルダの例示の斜視図である。 発明のいくつかの実施形態における、LEDモジュールのアレイホルダの例示の側面図である。 発明のいくつかの実施形態における、図2Aの装置に関連した空間の光束分布の図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV液体処理装置の例示の図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV液体処理装置の例示の図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV液体処理装置の例示の図である。 発明のいくつかの実施形態における、図4Aの装置に関連した液体の流れのパターンの図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV液体処理装置の例示の図である。 発明のいくつかの実施形態における、図5の装置に関連した液体の流れのパターンの図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV LEDモジュールアレイのためのアレイホルダの図である。 発明のいくつかの実施形態における、図5Aの装置に関連した空間の光束分布の図である。 発明の実施形態の理解を助ける全反射(全内部反射)を示す図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV液体処理装置の例示の図である。 発明のいくつかの実施形態における、UV線量分布をシミュレートした表である。 発明のいくつかの実施形態における、UV線量分布をシミュレートした表である。 発明のいくつかの実施形態における、UV線量分布をシミュレートした表である。 発明のいくつかの実施形態における、UV線量分布をシミュレートした表である。
単純化及び説明の簡略化のため、図に表された要素は必ずしも縮小して描かれたものではないことが理解される。例えば、要素の一部の面積は、明確さのために他の要素よりも誇張されている場合がある。また、適切な範囲で、参照符号は、対応又は類似する要素を示すために、複数の図で繰り返される場合がある。
以下の詳細な説明では、発明の理解を深めるために、数々の具体的詳細が述べられる。しかしながら、本発明の当業者は、これらの具体的詳細がなくても本発明を実施することができると理解される。他に、本発明を曖昧にしないようにするため、公知の方法、手順、及び要素は詳細に説明されていない。
いくつかの実施形態では、処理される液体は、例えば、自治体の水供給システムの貯水槽や、水浄化槽のような貯水槽に保持されていてよい。貯水槽内の液体(すなわち水)は、貯水槽の中で液体を保存している時間によっては、二次汚染によって汚染されているかもしれない。
発明のいくつかの実施形態における、液体の殺菌及び/又は処理方法は、有機体、バクテリア、微生物、生き物、生物、細菌、病原菌、ウイルス、有機汚染物、無機汚染物、酸化しやすい毒性汚染物、生物学的又は化学的由来の蓄積毒性種、汚染物及び/又はそのようなものを酸化させることを意図した、例えば過酸化水素や、二酸化チタン等の酸化粒、片、又は要素を、不活性化するか、又は除去することを含んでよい。いくつか示される発明の実施形態は、紫外線(UV)の光を用いて液体を殺菌する、及び/又は液体内の粒子を酸化させることについて言及する。
液体殺菌では、微生物を不活性化することのできる波長(すなわち200nm〜320nm)で光を当て、例えば、蛇口を開けることでパイプ又は水路を水が流れ始めたときに、パイプ又は液体を即座に明るくする。選択的な解決策では、例えばUVランプのような光照射源を継続的に操作してよい。しかしながら、操作の継続モードは、エネルギー的に非効率的で、水路の内部の表面に沈殿物(すなわち、汚染)が形成される率が増加するかもしれず、硝酸塩を二酸化炭素に変換する副次物の排出に帰結するかもしれない。他の選択肢は、直ちに起動できる、例えば発光ダイオード(LED)のような光源を使用することである。
本発明の実施形態によれば、一以上のLEDモジュールは、液体殺菌のための光源に用いられ、UV液体処理装置に含まれてよい。それぞれのUV LEDモジュール(先行技術ではまた「ダイ」としても知られている)は、半導体ウエハの上に列を作って配置される複数のLEDを含む。LEDモジュールは、液体殺菌工程の効率を上げるためにカスタマイズされた一以上の列に配置されていてよい。いくつかのLEDモジュールは、微生物を不活性化することのできる波長で光を発するように構成されている。例えば、LEDモジュールは、窒化アルミニウム(AlN)と、窒化ガリウム(GaN)結晶と、(すなわち、半導体ウエハ)を含み、殺菌範囲(すなわち、約200〜320nm)の波長でUV光を放射してよい。それぞれのLEDモジュールは、標準的なTO−3半導体パッケージに接続されてよい。LEDモジュールは、LEDモジュールのそれぞれが、別体の電源に接続されるように組み込まれてよい。追加的に、又は代替的に、LEDモジュールの一つのアレイは、一つの電源が、一以上のLEDモジュールに電力を供給するように組み込まれてもよい。
LEDモジュールは、液体を運ぶ水路又は容器の外に配置されてよい。代替的に、LEDモジュールは、水路の内部に配置されてよい。LEDモジュールアレイは、アレイホルダの表面に配置されてよい。いくつかの実施形態では、アレイホルダの表面は曲面であってよい。いくつかの実施形態では、LEDモジュールは、水路の中にカスタマイズされた空間の光束分布が生じるように、曲面の上に配置され又は位置してよい。カスタマイズされた空間の光束分布により、水路内の液体のUV殺菌処理の効率が上がるように、望ましい配分機能を有するUV線量を生じる。
図1を参照すると、図1は、発明のいくつかの例示的な実施形態による、UV液体処理装置の例示の図である。装置10は、液体を運ぶ水路11と、処理される液体を受け入れる入口12と、処理された流体が排出される出口13と、を含んでよい。水路11は、入口12と出口13の間に複数の液体流路を規定するよう設計されてよい。装置10はさらに、複数のUV発光ダイオード(LED)モジュール16を有するUV LEDモジュールアレイ15を含む。UV LEDアレイ15は、アレイホルダ18の曲面17の上に配置されて、望ましい線量配分の機能でUV線量を生じさせる水路内に、カスタマイズされた空間の光束分布を生じる。
水路11は、例えば、ステンレススチール、クォーツ、各種ポリマー等の、液体を運ぶことに適した素材を含んでよい。いくつかの実施形態では、水路11は、UV光に対して透過性の素材を含むか、少なくとも、UV光を反射する塗料が塗られてよい。本発明による水路11は、どのような断面、面積、形状を有してもよく、入口12と出口13との間で複数の液体流路を規定することを支持するように設計される。
UV LEDモジュールアレイ15は、2以上のUV LEDモジュール16を含んでよい。モジュール16のそれぞれは、半導体ウエハの上の発光ダイオード(LED)の複数(すなわち、アレイ)を含んでよい。モジュール16は、アレイホルダ18の曲面17の上の所定のアレイに位置してよい。曲面17は、例えば、凹又は凸面、円形又は円錐形であってよい。いくつかの実施形態では、面17は、平坦な面でない他の種類、例えば、三角形の面であってもよい。代替的な実施形態では、UV LEDモジュールアレイ15は、アレイホルダの実質的に平面又は平坦な面の上に位置してもよい。面17上のそれぞれのモジュール16の位置は、望ましい線量分布でUV線量を生産するために、カスタマイズされた空間の光束分布が水路11内に生じるように、決定されてよい。追加的に又は代替的に、曲面17の面積は、カスタマイズされた空間の光束分布に沿って決定されてよい。
ここでいくつかの例示的な実施形態を示す図2〜図4を参照する。殺菌装置は、水路の外に位置するLEDモジュールアレイから水路内の液体に照射(発光)された光を伝達する窓を含む。窓は、水路の一端に配置されてよい。
図2Aは、発明のいくつかの例示的な実施形態におけるUV液体処理装置を、概念的に示す。装置100は、液体を運ぶ水路110を含み、処理する液体を受け入れる入口120と、処理された液体を排出する出口125とを含んでよい。水路110は、入口120及び出口125の間で複数の液体の流路を規定するように設計されてよい。装置100は、液体を照らすために、UV LEDモジュール205のアレイを含む。UV LEDモジュールアレイ205は、アレイホルダ200の曲面235の上に配置されてよく、カスタマイズされた空間の光束分布を水路内に生じて、望ましい線量分布のUV線量を生み出す。装置100は、さらに、アレイ205と水路110の液体の間に、視覚的な窓210を含んでよい。
水路110は、水路110及び水路の端部112内に位置する内部の給水管111を含んでよい。液体は、液体入口120から給水管111に入ってよい。液体は、内側の管111を介してホルダ200へ流れ、それから管111と水路110の間に形成された隙間を介して液体出口125へ流れてよい。いくつかの実施形態では、水路110及び管111は、円筒状の同心の管であってよい。いくつかの実施形態では、水路110及び内側の管111は、視覚的に透明であり、例えば、UV光に対して透過性であってよい。代替的に、水路110は、少なくとも部分的に反射コーティングでコートされており、例えば出口125及び入口120を含む水路端部112が、反射コーティングでコートされていてよい。水路110及び内側の管111は、視覚的に透明な素材、例えば、クォーツやポリテトラフルオロエチレンを含んでよい。選択的に、水路110は、外側の管又はハウジング(図示せず)の内部に位置されてもよい。ハウジングは、水路110を保護するために適切な素材を含んでよく、例えば、外側のハウジングは、様々な金属や合金、セラミック素材等を含んでよい。空気の隙間が水路110及びハウジングの間に形成されてもよい。
水路100は、入口120と出口125との間に複数の流路を規定するように設計されてよい。例えば、処理される液体は、液体入口120を介して内側の管111に入り、窓210に向けて流れてよい。それから、液体は反対方向に流れ、液体出口125を介して水路を出てよい。図2Bに、装置100内の液体の例示的な流路のコンピューターシミュレーションが示されている。液体の流れパターンは、管の内部では実質的に安定している。窓210の近くで、出口125へ向かって向きを変える前に、流れは遅くなってよい。向きを変える間、流れの速度は落ち、液体の多くの容量はUV LEDモジュールアレイ205からの光を吸収する。さらに、窓210に隣接する領域における流れのパターンは、対称である。
窓210は、水路110内で流れる液体からUV LEDモジュールアレイ205を離してよい。図2B及び図2Cに示されるように、窓210は、ホルダ200内に含まれてよい。代替的に、窓210は水路110に含まれ、例えば、窓210及び水路110が同じ透明な素材で、選択的に一体に製造されてよい。例えば、水路110及び窓210は、一端に対して開き、他端で窓210により閉じられる、クォーツの単一の管として製造されてもよい。
窓210は、少なくとも一つのレンズを含むか、又は、望ましい入口角で、LEDモジュールアレイ205から照射される光線のほとんどを方向づけることによって、水路内でカスタマイズされた空間の光束分布を生じさせる適切な光学的な素材を含んでよい。例えば、望ましい入口角は、LEDアレイ205から放たれる光線を、全反射に対する臨界角よりも大きな角度で、水路110の内面にぶつけることができるような角度であってよい。いくつかの実施形態では、水路110の外表面の一部は、反射性の素材で覆われてよく、塗装された部分の内部表面にぶつかる光線が、裏面鏡効果を利用して液体へと逆に反射する。窓210は、LEDモジュールアレイ205から放射される光の50%以上が、水路110内で完全に内部で反射されることを確実にするように設計されてよい。
発明の実施形態によれば、LEDアレイは、望ましい線量分布でUV線量を生じさせるために、例えば、水路の形状的な特性及び、選択的に液体の流路の光学的な特性等によって、水路内でカスタマイズされた空間の光束分布を生じさせるように設計され、カスタマイズされてよい。LEDアレイ205の実施例は、窓210に対向するホルダの面上に位置する2以上のLEDモジュールを含んでよい。例えば、LEDアレイ205の実施例では、11個のLEDモジュールが示されている。
図3A〜3Cは、アレイホルダの例示の平面図、斜視図、及び側面図であり、アレイホルダは、例えば発明の例示的な実施形態に沿って設計された、LEDモジュールアレイ205を運ぶアレイホルダ200である。LEDモジュールアレイ205は、皿(プレート)230の面235に配置された複数のLEDモジュール115、及び116を含んでよい。図3Bに示されるように、面235は、平坦であっても平坦でなくても(例えば曲がっている)よい。代替的に、面235は、例えば、段差を有するピラミッドのような他の幾何学的な形状を有していてもよい。面235の幾何学的な形状は、面235上に位置するLEDモジュール115及び116が、X−Y平面で独特の配置を有し、Z方向で傾斜していてもよい。
アレイにおけるLEDモジュールの位置(例えば、LEDアレイの構成)及び面235の幾何学的な形状(例えば曲面の半径)は、平坦でない面に配置されたLEDモジュールから照射されるUV光が、望ましい線量配分でUV線量を生じさせる、カスタマイズされた空間の光束分布を、水路内に生じるように決定されてよい。例えば、LEDモジュールアレイ205から照射される光は、実質的に全反射及び/又は裏面鏡効果を介して、水路110内で伝播してよい。いくつかの実施形態では、面235は平坦(平面)であってよい。図2Bに示されるように、LEDモジュール115は、水路110の中心軸に対して対称に配置されてよい。代替的に、LEDモジュール115は、非対称にどこにでも配置されてもよい。
LEDホルダ200の面積は、水路110の面積に基づいて決定されてよい。例えば、水路110の内側及び/又は外側の半径は、プレート230の半径を決定し得る。表面235は、反射性素材によりコーティングされてよい。図3A〜3Cの例示的な実施形態では、中央のLEDモジュール116の周囲に、円形の配置で10個のLEDモジュール115が並べられている。この例示的な実施形態では、LEDモジュール115のそれぞれは、水路110及び内側の管111の間の隙間に対向して、面235の周囲の領域に配置されている。LEDモジュール115は、面235が窪んだ構造を有するため、X−Y平面に対して傾斜しており、LEDモジュール115から照射された光のほとんどは、光線が水路110の壁から液体へ反射することが可能なような範囲の角度で、水路110と内側の管111との間の隙間に確実に入る。
中央のLEDモジュール116は、実質的に、内側の管111に流入する液体の流れを照らす。面235上のLEDモジュール115それぞれの位置(例えば、配置)は、LEDモジュール115のそれぞれから照射される光が、実質的に全反射を介して、水路110内で伝播するように決定されてよい。外側の反射コーティングを有する透明な水路のために、面235上のLEDモジュール115それぞれの位置(例えば、配置)は、LEDモジュール115それぞれから照射される光が、裏面鏡効果を利用して水路110内で伝播するように決定されてよい。
LEDホルダ200は、さらに図3Cに示す窓210を含んでよい。窓210は、UV光透過性であってよい。窓210は、平らであるか、又はLEDモジュール115及び116から照射される光を方向づけるレンズを含んでよい。
図3Dは、水路110内のカスタマイズされた空間の光束分布のコンピューターシミュレーションを示す図であり、空間の光束分布は、面235上に配置されたLEDモジュール115及び116から照射されるUV光線により形成される。シミュレーションは、Breault Reserach APEX線追跡ソフトウェアを用いてなされた。面235の曲率半径及び面上のアレイ205におけるLEDモジュール115のそれぞれの位置は、LEDモジュール115により照射される光の大部分が、全反射(TIR)のための臨界角を越える角度で、水路110の壁にぶつかり、一度以上液体に反射するように決定されたことが、シミュレーションにより示される。当業者に理解されるように、窓210は、LEDモジュール115から照射される線の光路に影響を与えなくてもよく、また代替的に、例えば窓210がレンズを含むとき、LEDモジュール115から照射される線の光路に影響を与えてもよい。このように、いくつかの実施形態では、面235の幾何学的な面積(例えば、曲率半径)及び窓210に含まれるレンズの特徴が、そのようなシミュレーションに基づいて決定されてよい。
図4A及び4Bを参照すると、図4A及び4Bは、外部にLEDアレイを有する他の例示的な紫外線系の液体処理装置を表す。装置150は、第1の水路領域152及び第2の水路領域153を含んでよく、第1の領域152は、入口を有し、第2の領域153は出口を有し、これらは一以上の管、例えば2本の管155によって接続される。管155及び領域152、153は、光学的に透明な素材であってよい。いくつかの実施形態では、領域152、領域153、管155のいずれか又は一つは、少なくとも部分的に反射性の素材でコートされてよく、例えば、管155及び領域152、153は、全てが反射性の素材でコートされてよい。ホルダ200のような、少なくとも一つのUV LEDモジュールアレイホルダは、装置150の液体流路の外に配置されてよい。例えば、アレイホルダ200は、流路の外側で管155に隣接する領域152の一端に配置されるか、又は流路の外側で管155に隣接する領域153の一端に配置されてよい。いくつかの実施形態によれば、装置150は、二つのアレイホルダを有し、それぞれが、領域152及び領域153の一つに隣接して配置されている。領域152及び153のそれぞれは、透明な素材を含んでよい。
領域152及び153は、似ていてよく(例えば、同じ素材で作成されており、同じ面積を有する)、又は異なって(例えば、異なる素材で作成され及び/又は異なる面積を有する)いてよい。液体は、領域152の入口から装置150へ入り(矢印参照)、そして領域153の出口から装置150を出てよい(矢印参照)。液体は、領域152から、管155を介して領域153へ流れる。
図4Cには、例示的なUVモジュールアレイホルダが示されている。ホルダ200は、面235の上に位置するUVモジュールアレイ205を含む。面235は、平らでなくてもよく例えば、曲面であってよい。それぞれのUVモジュールアレイは、面235の上に配置されよく、カスタマイズされた空間の光束分布を水路内に生じるように配置されて、望ましい線量配分の機能のUV線量を生じさせる。ホルダ200は、さらにアレイ205と液体の間に光学的な窓を含んでよい。ホルダ200は、さらに管155への入口255を含んでよい。いくつかの実施形態では、ホルダ200は、ホルダ200の対向する両側面から2つの入口255を含んでよい。
装置150内の空間の光束分布のコンピューターシミュレーションが、図4Dに示される。シミュレーションは、FloWorks(Solifworks)CFDコンピューターソフトウェアを用いて行われた。液体は、領域152の入口を介して装置150に入り、領域152の端部に位置するLEDホルダ200Aに向かって流れてよい。ホルダ200Aの窓(例えば、窓210)の近くで、流れは遅くなり、2つの管155に分かれてよい。相対的に遅い流れにより、LEDアレイ205Aから放射される光が液体によく吸収される。液体は、さらに管155から領域153に入ってよい。分かれた流れは、LEDホルダ200Bの窓の近くに一本の流れを形成するようにぶつかり、LEDアレイ205Bから照射される光がさらに遅くなって、流速及び光源からの短い距離のために、液体に吸収される。液体は、それから領域153において出口を介して出てよい。
ホルダ200Aは、液体の流れに対向して領域152の一方の端部に配置されてよい。追加的に、又は代替的に、ホルダ200Bは、管155からの液体の流れの入口近くで、領域153の一方の端部に位置してよい。ホルダ200A及び200Bに位置するアレイ205A及び205Bにおける、LEDモジュールのそれぞれの位置及び構成により、水路内のカスタマイズされた空間の光束分布を生じる。例えば、LEDアレイから照射される光線が、領域152及び/又は領域153において、実質的に全反射で伝播してよい。外側をコートされた水路に関して、ホルダ上のLEDモジュールの位置(例えば、配置)は、それぞれのLEDから照射された光が、裏面鏡効果又は少なくとも裏面鏡効果及びTIRの組み合わせを用いて、少なくとも部分的にコートされた水路110において伝播するように、決定されてよい。
外部のLEDアレイを有するUV液体処理装置の追加的な例示が、図4Bに示される。殺菌される液体は、水路162を介して装置160に入ってよく、LEDホルダ200のようなLEDホルダに向かって流れる。LEDホルダ200の周辺で、液体の流れは、遅くなり、パイプ165を介して装置160から出る二つの流れに分かれてよい。ホルダ200上のLEDモジュールのそれぞれの位置及び構成により、水路内にカスタマイズされた空間の光束分布を生じてよい。例えば、LEDのそれぞれから照射される光線が、水路162において、実質的に全反射で伝播する。外側をコートされた水路に関して、ホルダ200上に配置されたLEDsのそれぞれの位置及び構成は、LEDから照射された光が、実質的に裏面鏡効果を用いて、水路162において伝播するようであってよい。いくつかの実施形態では、類似する殺菌効果が、少なくともパイプ165の一本を介して装置160に液体が入り、水路162を介して装置160から出たときに達成されてよい。
ここで、いくつかの例示的な実施形態を示す図5A、5B、6A、6B及び6Cを参照する。これらの実施形態では、アレイホルダが水路内に配置されて、少なくとも液体の中で部分的に浸される。アレイホルダは、第1及び第2の面を有し、それぞれが互いに背中合わせに配置される、UV LEDモジュールアレイを含んでよい。第1及び第2の面は、曲面であってよい。アレイホルダは、水路の長軸に対して垂直に、水路内に配置されてよく、第1の曲面上に配置された第1のUV LEDモジュールアレイが、水路の第1部分を照らし、第2の曲面上に配置された第2のUV LEDモジュールアレイが水路の第2部分を照らす。いくつかの実施形態によれば、殺菌装置は、液体流路に沿って、水路内に配置される複数のLEDホルダを含み、それぞれのLEDホルダは、一又は二以上のLEDモジュールアレイを含んでよい。
ここで、発明のいくつかの実施形態による、UV液体処理装置300の例示の説明を示す、図5A及び5Bを参照する。装置300は、液体を運ぶための水路310、処理される液体を受ける液体入口320、及び処理された液体を排出する液体出口325を含んでよい。装置300は、さらにUV LEDモジュールアレイホルダ又はホルダユニット400を含んでよく、一以上のUV LEDモジュールアレイ405は、アレイホルダ400の一以上の曲面435上に配置された複数のUV LEDモジュールを含む。
水路310は、互いに接続されるか、アレイホルダ400によって規定される二つの水路部330、335を含んでよい。アレイホルダ400は、一方から第1の水路部330に接続され、他方から第2の水路部335に接続されてよい。水路310は、液体を収容するのに適切な素材を含み、例えば、ステンレススチール、クォーツ、様々なポリマー等を含む。水路310の例示は、UV光に対して透過性の素材を含んでよい。いくつかの実施形態では、水路部330及び/又は335は、少なくとも部分的に外面を反射コーティングで覆ったUV透過領域であってよい。いくつかの実施形態では、水路の全体が外側から反射コーティングで覆われていてもよい。
アレイホルダ400は、周囲要素440及び水路310の内側に位置し、アレイ405及び/又は406のような一以上のUV LEDモジュールアレイを運ぶアレイキャリア410を含んでよい。LEDモジュールアレイ405及び/又は406は、それぞれ面435及び/又は436上で背中合わせに配置される(図6B参照)。面435及び436は、平らであるか、又は平らでなくてよい(例えば、曲面)。UV LEDモジュールアレイ405は、第1面435の上に位置されてよく、水路310の第1部分330を照らす。そして、UV LEDモジュールアレイ406は、第2面436の上に位置されてよく、水路310の第2部分335を照らす。
アレイキャリア410は、水路310の内部に、水路の長軸及び液体の流れの方向に対して垂直に配置される。アレイキャリア410は、入口320から出口325への少なくとも一本の水路408がある場合、適切な機構により周囲要素440に接続されてよい。図5Aの例示的な実施形態では、アレイキャリア410は、液体の流れに4つの通り道408を形成し、4つの支流の接合部を有するLEDホルダユニットに接続される。
アレイホルダ400は、さらに光学的に透明なカバー420(図6Bに示す)を含み、それぞれは、UV LEDモジュールアレイを保護するために、面435、436を保護する。カバー420は、それぞれのLED115及び116(図6Aに示す)から照射される光線をさらに方向づけるための光学的なレンズを含んでよい。いくつかの実施形態では、周囲要素440は、水路310の水路領域330及び335を接続するリング440のように、環状に形成されてよい。周囲要素440は、光学的な反射コーティングによりコートされてよい。
水路310は、光学的に透明な素材を含み、さらに水路310を保護及び/又は支持するのに適切なハウジング(図示せず)の内部に位置している。例えば、ハウジングは、様々な金属、合金、セラミック素材を含んでよい。
いくつかの実施形態では、アレイキャリア410は、アレイキャリア410の第2の面436の上に位置する第2のLEDモジュールアレイ406(図5Bに示す)を含んでよい。アレイキャリア410は、実質的に水路310のX−Y面に、長軸及び液体の流れ方向に対して垂直に配置され、水路310の第2部分335に対して光(例えばUV光)を照射するように第2部分335に対向している。第1のLEDモジュールアレイ405及び第2のLEDモジュールアレイ406は、図5Bに示すように、アレイキャリア410上で互いに背中合わせに配置されてよい。
図5Bは、本発明のいくつかの実施形態による、装置300における液体の流路のコンピューターシミュレーションの図である。コンピューターシミュレーションは、Flo Works(Solifworks)CFDコンピュータソフトウェアを用いて行われた。液体は、入口320から装置300に入り、出口325を介して装置から出てよい。液体は、アレイキャリア410の近傍で破壊されることなく流れる。例えば、図5Bに示される層流の流れは、液体がアレイキャリア410と作用し合っても、維持される。
ここでアレイホルダを示す図6Aを参照する。発明のいくつかの実施形態によれば、アレイホルダ400は、要素440のような周囲要素と、アレイキャリア410のようなアレイキャリアとを含む。アレイキャリア410は、LEDモジュールアレイ405を含んでよく、LEDモジュールアレイ405は、複数のLEDモジュール115及びLEDモジュール116のような、二以上のLEDモジュールを含む。LEDモジュールは、キャリア410に含まれる面435上に配置される。例えば、アレイキャリア410は、7つのLEDモジュールを含んでよい。面435は、平らであるか、又は平らでなくてよく、例えば、図6Aに示すように曲面的な面であってよい。面435は、図3Bに示す曲面235に関して開示されたものと同じ性質を有してよい。面435上に配置されたLEDモジュール115は、XY面において特徴的な配置又は位置を有し、Z方向において傾斜している。ホルダ400は、少なくとも一つの液体流路408を含み、これにより液体がホルダの一方から他方へ流れる。
アレイにおけるLEDモジュールのそれぞれの位置(例えば、LEDアレイの構成)及び幾何学的面積(例えば曲率半径)は、望ましいUV線量の配分を得るように、液体流路に合った水路の中で、カスタマイズされた空間の光束分布を生じるように決定されてよい。例えば、平らでない面435上に配置されたそれぞれのLEDモジュール115又は116から照射されるUV光は、水路内で実質的に全反射及び/又は裏面鏡効果を介して伝播してよい。LEDモジュール115は、水路310の長軸に対して対称に配置されてよく、LEDモジュール116は、図6Aに示すように、水路310の長軸のところに配置されてよい。アレイキャリア410は、さらに、面436上に配置された第2アレイ406を含んでよく、それは、面435上に配置されたアレイ405と反対(背中合わせ)に配置される(図6Cに示されるように)。面436は、平らな面か、又は平らでない面、例えば図示された曲面であってもよい。
面436上に配置されるLEDモジュールの数は、面435上に配置されたLEDモジュールの数と同じであっても異なっていてもよく、例えば、アレイ406は中央のLEDモジュール116を含まなくてもよい。アレイ406のLEDモジュール115それぞれの位置及び面436の幾何学的面積(例えば曲率半径)は、水路310の第1の位置330及び第2の位置335内で、カスタマイズされた空間の光束分布を生じてよい。面436の面積は、面435と同じでもよく、又は面435と異なっていてもよい。アレイ406内のLEDモジュールの数及び/又は(X,Y,及びZ方向における)位置は、アレイ405におけるLEDモジュールの数及びその位置と同じか、又は異なっていてもよい。
図6Bは、面435及び436上に配置されたLEDモジュール115及び116から照射されたUV光線を含む水路において、カスタマイズされた空間の光束分布のコンピューターシミュレーションの図を示す。シミュレーションは、Breault Research APEX光線追跡ソフトウェアを用いて行われた。シミュレーションは、面435及び436の曲率半径と、これらの面の上のLEDモジュールのそれぞれの位置が、LEDモジュールのそれぞれから照射されたUV光線の大部分が、水路310の面に、全反射のための臨界角を超える角度でぶつかり、液体へ反射するように決定されることを示す。追加的に、シミュレーションは、保護カバー420を含んでもよい。保護カバー420は、例えば、カバーの面が、図6B及び6Cに示されるように平らのときには、LEDモジュール115及び116から照射される光線の光路に影響しないかもしれない。また、例えば、保護カバー420がレンズを含むとき、保護カバー420は、LEDモジュール115及び116から照射される光線の光路に影響してもよい。
図6Cは、3つの例示的なUV光線470、475及び480の光路及び伝播を示す。光線470及び475は、LEDモジュールアレイ406から照射され、全反射のための臨界角を越えた角度で、水路310の面にぶつかる光線の大部分を示す。光線480は、全反射のための臨界角を越えた角度で、水路310の面にぶつかり、水路から出ていく光線の例である。LEDアレイ406及び405と、面435及び436は、光線480のように光線の数を最小限にするように設計される。いくつかの実施形態では、LEDモジュールアレイ405及び406におけるLEDモジュールのそれぞれの位置は、LEDモジュールのそれぞれから照射される光が、実質的に全反射及び/又は裏面鏡効果を介して、水路内で伝播するように予め設計されてよい。LEDアレイは、水路の内部又は外部に位置されてよい。
外側をコートされたUV透過水路(反射コーティングでコートされた)に関して、LEDアレイのLEDモジュールそれぞれの位置は、LEDモジュールそれぞれから照射された光が、実質的に裏面鏡効果を介して、水路内で伝播するように予め設計されていてよい。ホルダの形状、面、水路、及び互いに対して相対的なアレイでのLEDモジュールの位置は、LEDモジュールそれぞれから照射される光線の大部分が、少なくとも反射コーティングでコートされた水路の内面の一部にぶつかり、様々な角度で、裏面鏡効果を用いて均一な線量を達成するようであってよい。
いくつかの実施形態では、消毒装置、例えば装置100、150、160又は300は、例えば家庭内の水系のような使用するところの近傍に組み込まれてよい。消毒システムを使用する位置は、シンクの下(例えば、キッチンシンク)の下に配置され、蛇口の一部や、又は水管に沿った他の位置として、配置されてもよい。そのようなシステムにおいて、パイプから最終消費者まで流れる水の量がどんな量でも消毒することが要求され、このため、消毒装置は蛇口を開くと同時に作動されなければならない。発明のいくつかの実施形態は、水流にさらされたときに電気回路を閉じるように構成されたスイッチを含んでもよい。
水路は、光を透過する素材、例えば、クォーツ、又はポリテトラフルオロエチレンのような、例えば、UV透過素材を含んでよい。透明な素材は、200〜320nmの間のスペクトル領域で、光の50%より多くを透過させるどんな素材でもよい。水路は、クォーツの水路を保護するために保護ハウジングによって囲まれていてよい。ハウジングは、チューブ又はパイプの形状をし、光(例えば、UV光)を吸収及び/又は反射してよい。ハウジングの壁の非限定的な例として、例えばステンレススチール壁のような金属の壁、例えばコンクリート又はプラスチック壁その他のような非金属の壁を含んでよい。
ハウジングと水路との間には、空気の隙間が形成されていてよい。いくつかの実施形態によれば、透明な素材の中を流れる液体の流れは、導波管のように働き、そして少なくとも光の一部、例えば、照射される光度(例えばUV度)の半分が、光学的に透明な水路とこれを囲む媒体との間の面に全反射してよい。本発明の実施形態によれば、照射される光度の少なくとも50%が、光学的に透明なスリーブとこれを囲む媒体との間の面に、全反射で反射される。
いくつかの実施形態によれば、透明な水路の外面の一部は、裏面鏡効果を用いた全反射を受けないUV光線を、水に反射するように、反射コーティングでコートされてよい。反射コーティングは、水路の選択された部分を覆い、例えば、LEDアレイに対向する水路の端部を覆ったり、望ましい幅で水路に沿う位置に配置される一以上の反射コーティングを、環状に覆ってもよい。いくつかの実施形態では、反射コーティングは、反射コーティングによって生じた裏面鏡効果を用いて、液体内で光線が伝播するように、透明な水路の全体的な外面を覆ってよい。
図7に、そのようなスイッチの例示の図が示されている。図7のスイッチは、水の流れのみで駆動されるスイッチの例として示されている。本発明の実施形態は、特定のスイッチの使用には限定されない。図7は、発明のいくつかの実施形態による、水の蛇口近傍における消毒液のための装置500の例を示す。装置500は、UV透過水路510及び外側の半透明のパイプ512を含む。いくつかの実施形態において、水路510の少なくとも一部は、反射コーティングによりコートされていてよい。隙間511が、水路510とパイプ512との間に形成されてよい。隙間511は、Oリングのようなガスケット508を用いて、水から封止されてよい。水は、装置500に入口506から入り、出口507から出て行ってよい。装置500は、第1スイッチ528、第2スイッチ530、DC電源のような電源又は電源供給ユニット520を含む、LEDアレイ525をさらに含んでよい。
LEDモジュールアレイ525は、例えばホルダ400又はホルダ200のようなLEDホルダの上に配置される。アレイ525は、磁石スイッチのようなスイッチ528に電気的に接続されてよい。アレイ525のLEDモジュールは、水の流れにさらされたときに、DC電源520からの直流電流によって駆動されてよい。DC電源520は、第1スイッチ528及び第2スイッチ530と、電気的に接続されてよい。第2スイッチ530は、可撓性のアーム532(例えばばね)及び磁石534を含んでよい。水が入口506からLEDアレイ525に流れるときに、可撓性のアーム532は流れ方向に曲がり、磁石534をスイッチ528と電気的に接続させて、電気回路を閉じ、瞬間的にLEDアレイ525を点灯する。可撓性のアーム532は、図5に図示されるように、パイプ512の一端に取り付けられてよい。選択的に、可撓性のアーム532は、可撓性のアームでパイプ512の上に取り付けられてもよい。可撓性のアーム532は、例えばコイルスプリング、カンチレバー(片持ち梁)スプリング、板バネ等の可撓性の要素を含んでよい。可撓性の要素532は、導電性か、又は導電性の要素を含んでよく、電源520を導電してよい。
線量分布シミュレーション結果
[mJ/cm]でUV線量分布を示すシミュレーション結果が、数字的なシミュレーションコードを用いて得られた。装置100及び300の幾何学的な面積は、シミュレーションの基礎として用いられた。それぞれの装置について、商業的な平らなUV LEDアレイ及び、図2B及び4Aに示すLEDモジュール配置を有する窪んだ表面のUV LEDアレイの、二つのLEDアレイ構成がシミュレートされた。(商業的及び曲面の)それぞれのアレイにおけるUV LEDモジュールの数及び/又は水にかけられたUV電力の量は、それぞれのシミュレーションで同じだった。追加的に、[mJ/cm]での平均線量、トラック(軌跡)の均一性の係数及びDSL値は、それぞれのシミュレーションで計算された。
トラック均一性の係数(TUF)は、下記の式を用いて計算された。
Figure 0006374403
avがトラック平均線量であり、Deqは、式(2)により計算されてよい。
Figure 0006374403
1logが(特定の微生物の)不活性化の1の対数を得るように要求された線量であり、式中、Nは、特定の系における不活性化される活性の微生物の量であり、Nm_totalは、病原体/微生物の全体の(最初の)数であり、a=ln(10)=2.3である。
TUF値は、0から1の範囲にわたる。いくつかの実施形態では、TUF値はできる限り高くあるべきである。DSLは、最小線量Dmin及び平均線量Davの間の差を規定する値である。DSL値は、0から1の範囲にわたる。いくつかの実施形態では、DSL値は、できる限り低くてよい。DSLは、式(3)により計算されてよい。
Figure 0006374403
図8Aは、平らな面の上に位置する商業的なLEDアレイを有する装置に関する、コンピューターシミュレーションから得られた線量分布の図(グラフ)を示す。図8Bは、本発明の実施形態による装置に関する、コンピューターシミュレーションから得られた線量分布の図(グラフ)を示す。この装置100は、(図2Bに示すように)ホルダ200の曲面に配置されたUV LEDモジュールアレイ205を含む。二つのLEDアレイは、窓210の後ろの水路110の外部に配置された。図8Aに示された線量シミュレーションは、線量値が138〜580[mJ/cm]の広い分布を示す。平均線量は214[mJ/cm]であるが、トラック均一性の係数は、分布が広いため、相対的に低く0.77である。分布が狭くなるほど、トラック均一性の係数がよくなることは、流れに対するエネルギー配給効率であり、すなわち空間の光束分布は、水路の全ての部分がおおよそ同じUVエネルギー量で照らされ、同じ消毒をするようにするのである。DSLは0.35だった。図8Bで示される線量分布のシミュレーションは、はるかに狭い分布値で、134〜290[mJ/cm]だった。平均線量は179[mJ/cm]だった。しかし、トラックの均一係数ははるかに高く0.86であり、DSLははるかに低くい0.25だった。この結果は、ホルダ200の使用、及びそれぞれの要素から照射される光が、全反射を介して水路110で伝播するような、ホルダ200の曲面上のそれぞれのLED要素の配置によって得られた。
図9A及び図9Bは、装置300の線量分布表のシミュレーションを示しており、装置300は、水路310内に背中合わせに配置された、2対のLEDアレイを含み、それはa)ホルダ400の中心に配置された商業的なLEDアレイの一対と、ホルダ400にそれぞれ配置されたアレイ405及び406(図5A,5B及び6Aに示すように)である。図9Aに示される線量分布のシミュレーションは、0.71の中程度のトラック均一性の係数と、0.3の低いDSLで、439[mJ/cm]という高い平均線量の線量分布を示す。いくつかの本発明の実施形態によれば、高い平均線量は、水路内の水の流れの中のLEDアレイの位置に関連しているかもしれない。このように、アレイ上のLEDモジュールの構成及び位置に関わらず、LEDモジュールから照射されるUV光の全ては、水の中に変換される。平均線量は、水の中に移されるUV出力がおよそ同じであるのに、商業的なLEDアレイの装置100を用いて水に移される線量の、およそ2倍である。0.71の相対的に低いトラック均一性の係数は、水路内での光の伝播を特定の形式でサポートしていない商業的なアレイにおける、最適化されていないLEDモジュールの構成に関連するかもしれない。図9Bに示される線量分布のシミュレーションは、図8Aに示された分布に対して、0.77の高いトラック均一性の係数で、しかし0.35の少し高いDSLの、高い平均線量の428[mJ/cm]を有する線量分布を示す。発明のいくつかの実施形態によれば、再び、高い平均線量は、水路内の水の流れの中のLEDアレイの位置に関連しているかもしれない。0.77の高いトラック均一性の係数は、全反射をサポートするホルダ400上のLEDモジュールの位置が、最適化された配置であることに関連しているかもしれない。図9A及び図9Bに示された主な効果は、水の流れに二つのLEDアレイを挿入して、水の流れの中に配置された第1のUV LEDアレイが、水の流れに対向する方向に水路の第1の部分を照らし、水の流れの中に配置された第2のUV LEDアレイが、水の流れの方向に水路の第2の部分を照らすようにすることに関連していると結論づけてよい。
発明のある種の特徴がここに述べられたが、多くの修正、代替、変更、及び均等物が、当該分野の当業者によって行われてよい。したがって、添付のクレームは、本発明の真の精神内でそのような全ての修正及び変更を含むことが意図される。

Claims (11)

  1. 処理される液体を受ける入口及び処理された液体を排出する出口を含み、前記入口及び前記出口の間の複数の液体の流路を規定する水路と、
    互いに背中合わせに配置される第1の曲面及び第2の曲面を有し、前記水路内に配置されるアレイホルダであって、前記曲面は前記水路の長軸及び前記液体の流れに対して垂直なアレイホルダと、を含み、
    前記第1の曲面は、前記入口を有する前記水路の第1の部分を照らす第1のUV発光ダイオード(LED)モジュールアレイを含み、前記第2の曲面は、前記出口を有する前記水路の第2の部分を照らす第2のUV LEDモジュールアレイを含み、
    それぞれの前記UV LEDモジュールアレイは、前記曲面のそれぞれの上に配置され、前記第1の曲面及び前記第2の曲面の中心に配置されたUV LEDアレイによって生成されたUV線量分布よりも狭いUV線量分布を生じるように構成されている複数のUV LEDモジュールを含む、紫外線(UV)液体処理装置。
  2. 前記曲面は、窪んだ面である請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  3. 前記曲面は、円錐状である請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  4. 前記アレイホルダの前記曲面の面積は、前記UV液体処理の効率を上げるように決定される請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  5. 前記アレイホルダの前記曲面の曲率半径は、前記UV液体処理の効率を上げるように決定される請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  6. 前記アレイホルダ上の前記UV LEDモジュールの位置は、コンピューターシミュレーションに基づいて決定される請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  7. 処理される液体を受ける入口及び処理された液体を排出する出口を含み、前記入口及び前記出口の間の複数の液体の流路を規定する水路と、
    互いに背中合わせに配置される第1の曲面及び第2の曲面を有し、前記水路内に配置されるアレイホルダであって、前記曲面は前記水路の長軸に対して垂直なアレイホルダと、を含み、
    前記第1の曲面は、前記入口を有する前記水路の第1の部分を照らす第1のUV発光ダイオード(LED)モジュールアレイを含み、前記第2の曲面は、前記出口を有する前記水路の第2の部分を照らす第2のUV LEDモジュールアレイを含み、
    少なくとも前記水路の一部は、UV光に対して透過性であり、前記UV光の少なくとも一部は、全反射を介して前記水路内に伝播する紫外線液体処理装置。
  8. 前記UV光線の少なくとも一部は、全反射の臨界角よりも大きな角度で、前記水路の内面にぶつかる請求項7に記載の紫外線液体処理装置。
  9. 前記水路は、UV透過性の壁を有し、該UV透過性の壁の外側表面は、UV反射コーティングでコートされている請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  10. 前記UV LEDモジュールアレイを駆動する電源と、
    液体の流れによって駆動されるスイッチであって、前記液体が前記水路を流れるとき、前記スイッチは駆動されて前記電源を前記UV LEDモジュールアレイに接続するスイッチと、を有する請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
  11. 前記水路は、前記水路内に配置された内側の管を含み、前記内側の管を介して前記水路の前記入口から、前記水路と前記内側の管との間の隙間に液体が流れる請求項1に記載の紫外線液体処理装置。
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