JP6372653B2 - 端子圧接用留め具とその留め具を備えた防爆型接地確認装置 - Google Patents

端子圧接用留め具とその留め具を備えた防爆型接地確認装置 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、可燃性溶剤や粉体などを入れる金属製の容器が、きっちりと接地されているかどうかを確認するための端子圧接用留め具及び防爆型接地確認装置に関する。
可燃性溶剤や粉体などを取り扱う危険場所での静電気による着火事故の多くは、接地不備により帯電した導体と、接地された導体間で生じる火花放電が原因となって発生する。
このような火花放電に起因する着火事故は静電気対策の基本である接地・ポンディングを適切に行うことで未然に防止することができる。
例えば、可燃性溶剤をドラム缶やペール缶等に充填する工程で火花放電を起こすと、着火事故を引き起こしてしまうが、このような着火事故のほとんどは、容器の接地不良など、静電気対策の基本的なことが原因になっている。
そこで、金属製の上記容器を確実に接地することが望まれるが、容器が接地されているかどうかは、人の感覚で判断し難いので、従来は、例えば特許文献1に開示された装置を用いて、上記容器の接地状況を確認していた。
上記特許文献1に開示された従来の防爆型接地確認装置は、一対の挟持部材からなる2組のクリップを備え、これらクリップを構成する一方の挟持部材を接地させるとともに、上記他方の挟持部材を、接地状況を確認する確認回路に接続している。
上記確認回路には、確認用発光体とこの確認用発光体の電源とを備え、これら確認用発光体と電源との間に手動スイッチを設け、手動スイッチをオンにしたとき、上記確認用発光体が発光するようにしている。そして、この確認用発光体の発光によって、接地状況を視覚的に確認できるようにしている。
特開2011−048090号公報
上記従来の接地確認装置では、クリップで容器の縁を挟持する構成にしているために、その挟持力をそれほど大きくできない。例えば、その挟持力を大きくするためには、その挟持力を発揮しているスプリングのバネ力を大きくしなければならない。しかし、スプリングのばね力を大きくすればするほど、今度は、クリップを開くために大きな力が必要になるので、スプリングのばね力を大きくするにも限界がある。
このようにクリップの挟持力を大きくするのにも限界があるので、その挟持力をそれほど大きくできない。そのために、例えば容器の縁の周りに塗料などが付着していると、クリップの接触部が上記塗料を貫いて容器の金属部分に接触することができない。もし、クリップが容器の金属部分に接触しなければ、接触不良を起こして電気的接点としての機能を果たさなくなるという問題があった。
また、人が意図的に手動スイッチを閉じなければ、上記確認用発光体が発光しないので、もし、手動スイッチの操作忘れがあると、接地状況を確認できないという問題もあった。
この発明の目的は、接地対象物に対して接続端子が確実に接触する端子圧接用留め具及びそれらを接触させることによって確認用発光体が自動的に発光する防爆型接地確認装置を提供することである。
第1の発明は、接地対象物の縁に引掛けるとともに、前側腕部と後側腕部とを備えたU字状の引掛け部材と、上記前側腕部あるいは後側腕部のいずれか一方の腕部に固定するとともに、上記接地対象物に接触させる接続端子を設けた端子保持部材と、上記端子保持部材を固定した上記腕部とは反対側の腕部に回動自在に設けたハンドル部材と、上記ハンドル部材の回動にともなって、先端が上記端子保持部材側に接近したり、端子保持部材から離れたりする円弧運動をする押さえ部材と、この押さえ部材と上記ハンドル部材との連係過程に設けられ、上記ハンドル部材の回動力を倍化させるためのてこの機能を発揮するリンク機構とを備えている。そして、上記ハンドル部材を回動して押さえ部材を端子保持部材側に接近させたとき、この端子保持部材と上記押さえ部材との間で、上記接地対象物の縁の部分を挟持する構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、上記第1の発明の端子圧接用留め具を備え、上記端子保持部材には複数の接続端子を設け、これら接続端子と上記押さえ部材のうちいずれかを接地状況を確認する確認回路に接続し、上記接続端子と上記押さえ部材のうち、上記確認回路に接続していない接続端子あるいは押さえ部材を接地させる一方、上記確認回路は、確認用発光体と、上記確認回路に接続された接続端子あるいは押さえ部材のいずれかが接地対象物に接触したときに導通するスイッチング素子と、上記スイッチング素子が導通したとき、確認用発光体を発光させるための電源とを備えた点に特徴を有する。
第3の発明は、上記スイッチング素子が、電界効果トランジスタからなり、そのゲート側を上記一の接続端子に接続した点に特徴を有する。
第4の発明は、上記確認回路には手動スイッチを設け、この手動スイッチを閉じたとき、上記電界効果トランジスタのゲート側を接地させて、この電界効果トランジスタを導通状態にし、上記電源であるバッテリーと上記確認用発光体とを接続する点に特徴を有する。
第1の発明の端子圧接用留め具によれば、ハンドル部材を回動して押さえ部材を端子保持部材側に接近させたとき、この端子保持部材と上記押さえ部材との間で、接地対象物の縁の部分を挟持する構成にしたので、ハンドル部材を回動させる力を、接地対象物の縁の部分を挟持する力に変換できる。しかも、リンク機構によるてこの原理で、押さえ部材の押し付け力を強くすることができる。したがって、押さえ部材の先端位置を適切に設定することによって、接続端子を強い力で接地対象物の縁の部分に押し付けることができる。このように強い力で接続端子を接地対象物に押し付け、当該接地対象物を確実に接地させられるので、接続端子の接触不良を確実に防止できる。
第2の発明の防爆型接地確認装置によれば、接続端子を接地対象物にしっかりと接触させて、接地対象物を確実に接地させると同時に、接続端子を確認回路に接続できる。
しかも、接続端子を接地対象物に確実に接触させることによって、確認用発光体を発光させることができる。もし、接続端子が接地対象物に接触していなければ、確認用発光体が発光しない。したがって、従来のように手動スイッチの操作忘れなどという問題が発生しない。
第3の発明の防爆型接地確認装置によれば、スイッチング素子として電界効果トランジスタ(以下「FET」という)を用いるとともに、そのゲート側を上記一の接続端子に接続したので、その一の接続端子を接地対象物に接触させれば、ゲート電圧が接地電圧になってFETが導通し、確認用発光体が発光する。つまり、接地対象物が接地していれば、確認用発光体が発光するので、その接地状況を確認し易くなる。
第4の発明によれば、手動スイッチを閉じたとき、上記電源と上記確認用発光体とが接続されるので、バッテリーの蓄電量を確認することができる。
実施形態の斜視図である。 実施形態の側面図である。 実施形態の平面図である。 接地対象物である容器に引掛けた状態の側面図である。 接地対象物である容器に引掛けた状態の背面図である。 実施形態の端子保持部材の平面図である。 実施形態の回路図である。
端子圧接用留め具は、図1に示すようにU字状の引掛け部材fと、この引掛け部材fに回動自在に設けたハンドル部材hと、このハンドル部材hの回動にともなってその先端を回動させる押さえ部材pとを備えている。
上記引掛け部材fは、一定の間隔を保った一対の対向片1,2からなるが、これら両対向片1,2は同一形状にしている。すなわち、U字状に湾曲させた中央部1a,2aから、前側腕部1b,2bと後側腕部1c,2cを連続させるとともに、図3からも明らかなように、前側腕部1b,2b間に保持板部3を設けている。
この保持板部3には、ボックス状にした端子保持部材4を固定している。この端子保持部材4には、図6に示すように、2つの第1接続端子5と2つの第2接続端子6のそれぞれを2列に配置している。そして、端子保持部材4内において、第1接続端子5同士を電気的に接続するとともに、第2接続端子6同士も電気的に接続している。
上記第1接続端子5は、図7に示す回路接続コード7を介して、後で詳しく説明する確認回路cに接続し、第2接続端子6は接地コード8を介して接地させている。
なお、上記回路接続コード7と接地コード8とを、1本にまとめ、それを確認回路c及び接地側に導いているが、図3における符号9は上記ケーブルを示している。
また、上記接続端子5,6のすべては、図2に示すように、その先端が前側腕部1b,2bよりも、後側腕部1c,2c側にわずかに突出する長さを維持している。したがって、上記前側腕部1b,2bの内側すなわち後側腕部1c,2cとの対向面側を、例えば接地対象物である金属製の容器10の面に圧接させれば、接続端子5,6がその面に圧接することになる。
上記のようにした対向片1,2の基端部1d,2dは、その対向片1,2の対向間隔を狭くして、図1に示すように支持片11を挟持し、これら基端部1d,2d及び支持片11を2本のボルト12で固定している。
なお、図中符号13,14は、上記基端部1d,2dの外側に設けたカバーで、このカバー13,14を含めて、基端部1d,2d及び支持片11を上記ボルト12で固定している。また、符号1e,2eは、上記基端部1d,2dの先端に設けた支点部である。
上記支持片11には、上記押さえ部材pを支持する一対の回動片15,16を設けている。すなわち、一対の回動片15,16の基端部分で上記支持片11を挟んで取付けるとともに、その取付け部分を第1回動支点17としている。したがって、上記回動片15,16は、第1回動支点17を中心に回動する。
上記一対の回動片15,16は、その基端部分よりも先端側を、一定の間隔を保って平行にするとともに、これら平行にした部分を挟んで一対の取付片18,19を設け、これら取付片18,19に上記押さえ部材pを貫通させている。
また、押さえ部材pはネジ棒からなり、上記取付片18,19に重ねたナット20,21を貫通している。したがって、上記ナット20,21を締め付けることによって、当該押さえ部材pの先端の位置を固定化できる。
また、上記一対のナット20,21を緩めれば、回動片15,16に対する取付片18,19の挟持力が弱くなるので、取付片18とともに押さえ部材pの位置、すなわち回動片15,16の長手方向における位置を調整することができる。このように押さえ部材pを、上記長手方向において位置調整できるので、押さえ部材pの先端と端子保持部材4との相対位置も調整することができる。
さらに、上記支持部材11には、それを挟む一対のリンク部材22,23の一端を回動自在に取付けるとともに、このリンク部材22,23の他端はハンドル部材hに回動自在に取付けている。そして、図2に示すように、リンク部材22,23の一端側の回動支点を第2回動支点24とし、他端側の回動支点を第3回動支点25としている。
また、上記ハンドル部材hの先端、すなわち上記第2支点25よりもさらに先端を、上記回動片15,16に回動自在に連結し、その回動中心を第4回動支点26としている。
上記のようにした第1〜第4回動支点17,24〜26のそれぞれは、リンク機構の支点を構成するものであり、第1回動支点17と第2回動支点24間が固定リンクとなり、第2,3回動支点24,25間、第3,4回動支点25,26間及び第1回動支点17と第4回動支点26間のそれぞれが運動リンクとなって、いわゆる結束連鎖を構成するものである。
したがって、例えば、ハンドル部材hが、図2の実線で示した締付位置にあるときには、押さえ部材pの先端が端子保持部材4に対向する位置を保ち、ハンドル部材hが鎖線で示した開放位置にあるときには、押さえ部材pの先端が端子保持部材4から退避した位置を保つ。
次に、図7に示した確認回路cについて説明する。この実施形態では、金属製の容器10を導電体27に載せて接地させておく。
また、端子保持部材4の第1接続端子5に接続した回路接続コード7は、主回線28を介して、直列に接続した一対のバッテリー29,30のプラス側に接続するとともに、この一対のバッテリー29,30のマイナス側を接地回線31に接続している。
なお、符号32〜34は、主回線28に設けた第1〜第3抵抗である。
さらに、上記第1,2抵抗32,33間と接地回線31間には第1接続回線35を設けるとともに、この第1接続回線35には、FETからなるスイッチング素子36及びLED等からなる確認用発光体37を設けている。そして、スイッチング素子36はそのゲートG側に所定の電圧が印加されているときには遮断状態を維持し、ゲートGが接地電圧になったとき導通状態を維持する。
したがって、ゲートGが接地電圧になってスイッチング素子36が導通すると、確認用発光体37はバッテリー29,30を電源として発光することになる。
また、上記第2,3抵抗33,34間は第2接続回線38を介して接地回線31に接続するとともに、この第2接続回線38には手動スイッチ39を設けている。そして、この手動スイッチ39と主回線28との間に、上記スイッチング素子36のゲートG側を接続している。
したがって、この手動スイッチ39がオンになれば、この第2接続回線38が接地回線31に接続されるとともに、上記スイッチング素子36のゲートGが接地回線31に接続されて接地電圧になる。
さらに、上記第2接続端子6に接続した接地コード8は、上記接地回線31とともに接地されている。
上記確認回路cにおいて、第2接続端子6と容器10との接触状況が悪く、容器10が接地されなければ、第1接続端子5は電気的に絶縁状態になる。したがって、手動スイッチ39がオフになっているかぎり、スイッチング素子36のゲートGには、主回線28及び第2接続回線38を介して、バッテリー29,30の電圧が印加される。このようにゲートGに電圧が印加されれば、スイッチング素子36が遮断状態を維持し、確認用発光体37は発光しない。
しかし、第2接続端子6が容器10に接触して当該容器10が接地されれば、ゲートGが、第2接続回線38、主回線28、第1接続端子5及び第2接続端子6を介して接地されるので、ゲートGは接地電圧になる。ゲートGが接地電圧になれば、スイッチング素子36は導通して確認用発光体37を発光させる。この確認用発光体37の発光によって、容器10が接地されていることを確認できる。
また、上記第1接続端子5を容器10に接触させずに、電気的に絶縁状態に保ちながら、手動スイッチ39をオンにすれば、上記ゲートGはこの手動スイッチ39を介して接地回線31に導通する。したがって、この場合にも、ゲートGは接地電圧になるので、スイッチング素子36が導通して、確認用発光体37を発光させる。このように手動スイッチ39をオンしたとき、確認用発光体37が発光すれば、バッテリー29,30の蓄電量が確保されていることを確認できる。
次に、上記装置を用いて、当該容器10の接地状況を確認する場合について説明する。
先ず、図4に示すように、ハンドル部材hを上記開放位置に保って、引掛け部材fを容器10の縁の部分に引掛ける。引掛け部材fを上記のように引掛けたら、ハンドル部材hを締付位置まで回動させるが、この回動過程では、上記支点部1e,2eが容器10の外側に接触して、ハンドル部材hの回動動作を支える。
ハンドル部材hを締付位置まで回動すれば、図2に示すように、押さえ部材pが容器10の面に対してほぼ直角になって容器10の面を押さえるので、その反力で、第1,2接続端子5,6が容器10の裏側に押し付けられる。このとき、上記したように第1〜4回動支点17,24〜26を回動支点とするリンク機構が結束連鎖を構成するので、ハンドル部材hの回動力が倍化されることになり、それだけ押さえ部材pが容器10に強く押し付けられる。押さえ部材pの押し付け力が強くなればなるほど、容器10に対する上記第1,2接続端子5,6の圧接力も強くなる。
いずれにしても、ハンドル部材hの回動にともなって押さえ部材pが回動し、その押さえ部材pの先端で容器10の面を押し付けるようにしたので、てこの原理によって第1,2接続端子5,6が容器10の面に強く押し付けられることになる。
このように第1,2接続端子5,6が容器10の面に強く押し付けられることによって、例えば、容器10の表面に塗料などが付着していても、第1,2接続端子5,6がその塗料を貫いて容器10に確実に接触する。
第2接続端子6が容器10に接触すれば、当該容器10は接地コード8及び接地回線31を介して接地されることになる。
これにともなって、第1接続端子5も容器10を介して接地されるので、上記したように確認回路cのスイッチング素子36のゲートGが接地電圧になる。ゲートGが接地電圧になれば、スイッチング素子36が導通して、確認用発光体37はバッテリー29,30を電源にして発光し、容器10が接地されていることを示すことになる。
もし、容器10が接地されていなければ、ゲートGが接地電圧にならないので、確認用発光体37が発光せず、容器10の接地状況が不良であることが分かる。
なお、この実施形態では、押さえ部材pをネジ棒で構成するとともに、ナット20,21を緩めながら押さえ部材pを軸方向に移動し、その先端の位置を調整できるようにしたので、どのような肉厚の容器10にも対応できる。
また、回動片15,16の長手方向すなわち前後方向における押さえ部材pの位置も調整できるので、例えば第1,2接続端子5,6の位置関係が異なる端子保持部材4に対しても、押さえ部材pの押さえ力のバランスを、常に、良好に保つことができる。
さらに、この実施形態では、バッテリー29,30と第1接続端子5とを接続する主回路28に第1抵抗32を設けているので、例えば、第1接続端子5には、バッテリー29,30の高い電圧が印加され難くなり、その分、第1接続端子5と容器10との間でも、火花放電がし難くなる。したがって、上記第1抵抗32は防爆対策として有効である。
また、上記実施形態では、第1接続端子5を確認回路cに接続し、第2接続端子6を接地させるようにしたが、例えば、第1,2接続端子5,6のすべてを確認回路cに接続し、押さえ部材pを導電性の材料で構成して、それを接地させるようにしてもよい。
反対に、第1,2接続端子5,6のすべてを接地させ、押さえ部材pを確認回路cに接続してもよい。
防爆対策用の接地確認装置として最適である。
f 引掛け部材
1b,2b 前側腕部
1c,2c 後側腕部
h ハンドル部材
p 押さえ部材
4 端子保持部材
5,6 第1,2接続端子
10 接地対象である容器
c 確認回路
36 スイッチング素子
G ゲート
37 確認用発光体
39 手動スイッチ

Claims (4)

  1. 接地対象物の縁に引掛けるとともに、前側腕部と後側腕部とを備えたU字状の引掛け部材と、
    上記前側腕部あるいは後側腕部のいずれか一方の腕部に固定するとともに、上記接地対象物に接触させる接続端子を設けた端子保持部材と、
    上記端子保持部材を固定した上記腕部とは反対側の腕部に回動自在に設けたハンドル部材と、
    上記ハンドル部材の回動にともなって、先端が上記端子保持部材側に接近したり、端子保持部材から離れたりする円弧運動をする押さえ部材と、
    この押さえ部材と上記ハンドル部材との連係過程に設けられ、上記ハンドル部材の回動力を倍化させるためのてこの機能を発揮するリンク機構と
    を備え、
    上記ハンドル部材を回動して押さえ部材を端子保持部材側に接近させたとき、この端子保持部材と上記押さえ部材との間で、上記接地対象物の縁の部分を挟持する構成にした
    端子圧接用留め具。
  2. 上記請求項1に記載した端子圧接用留め具を備え、
    上記端子保持部材には複数の接続端子を設け、
    これら接続端子と上記押さえ部材のうちいずれかを接地状況を確認する確認回路に接続し、
    上記接続端子と上記押さえ部材のうち、上記確認回路に接続していない接続端子あるいは押さえ部材を接地させる一方、
    上記確認回路は、確認用発光体と、上記確認回路に接続された接続端子あるいは押さえ部材のいずれかが接地対象物に接触したときに導通するスイッチング素子と、
    上記スイッチング素子が導通したとき、確認用発光体を発光させるための電源と
    を備えた防爆型接地確認装置。
  3. 上記スイッチング素子は、電界効果トランジスタからなり、そのゲート側を上記一の接続端子に接続した請求項2に記載した防爆型接地確認装置。
  4. 上記確認回路には手動スイッチを設け、この手動スイッチを閉じたとき、上記電界効果トランジスタのゲート側を接地させて、上記電界効果トランジスタを導通状態にし、上記電源と上記確認用発光体とを接続する請求項3に記載した防爆型接地確認装置。
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