JP6372653B2 - 端子圧接用留め具とその留め具を備えた防爆型接地確認装置 - Google Patents
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Description
このような火花放電に起因する着火事故は静電気対策の基本である接地・ポンディングを適切に行うことで未然に防止することができる。
例えば、可燃性溶剤をドラム缶やペール缶等に充填する工程で火花放電を起こすと、着火事故を引き起こしてしまうが、このような着火事故のほとんどは、容器の接地不良など、静電気対策の基本的なことが原因になっている。
上記特許文献1に開示された従来の防爆型接地確認装置は、一対の挟持部材からなる2組のクリップを備え、これらクリップを構成する一方の挟持部材を接地させるとともに、上記他方の挟持部材を、接地状況を確認する確認回路に接続している。
また、人が意図的に手動スイッチを閉じなければ、上記確認用発光体が発光しないので、もし、手動スイッチの操作忘れがあると、接地状況を確認できないという問題もあった。
しかも、接続端子を接地対象物に確実に接触させることによって、確認用発光体を発光させることができる。もし、接続端子が接地対象物に接触していなければ、確認用発光体が発光しない。したがって、従来のように手動スイッチの操作忘れなどという問題が発生しない。
上記引掛け部材fは、一定の間隔を保った一対の対向片1,2からなるが、これら両対向片1,2は同一形状にしている。すなわち、U字状に湾曲させた中央部1a,2aから、前側腕部1b,2bと後側腕部1c,2cを連続させるとともに、図3からも明らかなように、前側腕部1b,2b間に保持板部3を設けている。
上記第1接続端子5は、図7に示す回路接続コード7を介して、後で詳しく説明する確認回路cに接続し、第2接続端子6は接地コード8を介して接地させている。
また、上記接続端子5,6のすべては、図2に示すように、その先端が前側腕部1b,2bよりも、後側腕部1c,2c側にわずかに突出する長さを維持している。したがって、上記前側腕部1b,2bの内側すなわち後側腕部1c,2cとの対向面側を、例えば接地対象物である金属製の容器10の面に圧接させれば、接続端子5,6がその面に圧接することになる。
なお、図中符号13,14は、上記基端部1d,2dの外側に設けたカバーで、このカバー13,14を含めて、基端部1d,2d及び支持片11を上記ボルト12で固定している。また、符号1e,2eは、上記基端部1d,2dの先端に設けた支点部である。
また、押さえ部材pはネジ棒からなり、上記取付片18,19に重ねたナット20,21を貫通している。したがって、上記ナット20,21を締め付けることによって、当該押さえ部材pの先端の位置を固定化できる。
また、上記ハンドル部材hの先端、すなわち上記第2支点25よりもさらに先端を、上記回動片15,16に回動自在に連結し、その回動中心を第4回動支点26としている。
また、端子保持部材4の第1接続端子5に接続した回路接続コード7は、主回線28を介して、直列に接続した一対のバッテリー29,30のプラス側に接続するとともに、この一対のバッテリー29,30のマイナス側を接地回線31に接続している。
なお、符号32〜34は、主回線28に設けた第1〜第3抵抗である。
したがって、ゲートGが接地電圧になってスイッチング素子36が導通すると、確認用発光体37はバッテリー29,30を電源として発光することになる。
したがって、この手動スイッチ39がオンになれば、この第2接続回線38が接地回線31に接続されるとともに、上記スイッチング素子36のゲートGが接地回線31に接続されて接地電圧になる。
さらに、上記第2接続端子6に接続した接地コード8は、上記接地回線31とともに接地されている。
先ず、図4に示すように、ハンドル部材hを上記開放位置に保って、引掛け部材fを容器10の縁の部分に引掛ける。引掛け部材fを上記のように引掛けたら、ハンドル部材hを締付位置まで回動させるが、この回動過程では、上記支点部1e,2eが容器10の外側に接触して、ハンドル部材hの回動動作を支える。
このように第1,2接続端子5,6が容器10の面に強く押し付けられることによって、例えば、容器10の表面に塗料などが付着していても、第1,2接続端子5,6がその塗料を貫いて容器10に確実に接触する。
これにともなって、第1接続端子5も容器10を介して接地されるので、上記したように確認回路cのスイッチング素子36のゲートGが接地電圧になる。ゲートGが接地電圧になれば、スイッチング素子36が導通して、確認用発光体37はバッテリー29,30を電源にして発光し、容器10が接地されていることを示すことになる。
もし、容器10が接地されていなければ、ゲートGが接地電圧にならないので、確認用発光体37が発光せず、容器10の接地状況が不良であることが分かる。
また、回動片15,16の長手方向すなわち前後方向における押さえ部材pの位置も調整できるので、例えば第1,2接続端子5,6の位置関係が異なる端子保持部材4に対しても、押さえ部材pの押さえ力のバランスを、常に、良好に保つことができる。
反対に、第1,2接続端子5,6のすべてを接地させ、押さえ部材pを確認回路cに接続してもよい。
1b,2b 前側腕部
1c,2c 後側腕部
h ハンドル部材
p 押さえ部材
4 端子保持部材
5,6 第1,2接続端子
10 接地対象である容器
c 確認回路
36 スイッチング素子
G ゲート
37 確認用発光体
39 手動スイッチ
Claims (4)
- 接地対象物の縁に引掛けるとともに、前側腕部と後側腕部とを備えたU字状の引掛け部材と、
上記前側腕部あるいは後側腕部のいずれか一方の腕部に固定するとともに、上記接地対象物に接触させる接続端子を設けた端子保持部材と、
上記端子保持部材を固定した上記腕部とは反対側の腕部に回動自在に設けたハンドル部材と、
上記ハンドル部材の回動にともなって、先端が上記端子保持部材側に接近したり、端子保持部材から離れたりする円弧運動をする押さえ部材と、
この押さえ部材と上記ハンドル部材との連係過程に設けられ、上記ハンドル部材の回動力を倍化させるためのてこの機能を発揮するリンク機構と
を備え、
上記ハンドル部材を回動して押さえ部材を端子保持部材側に接近させたとき、この端子保持部材と上記押さえ部材との間で、上記接地対象物の縁の部分を挟持する構成にした
端子圧接用留め具。 - 上記請求項1に記載した端子圧接用留め具を備え、
上記端子保持部材には複数の接続端子を設け、
これら接続端子と上記押さえ部材のうちいずれかを接地状況を確認する確認回路に接続し、
上記接続端子と上記押さえ部材のうち、上記確認回路に接続していない接続端子あるいは押さえ部材を接地させる一方、
上記確認回路は、確認用発光体と、上記確認回路に接続された接続端子あるいは押さえ部材のいずれかが接地対象物に接触したときに導通するスイッチング素子と、
上記スイッチング素子が導通したとき、確認用発光体を発光させるための電源と
を備えた防爆型接地確認装置。 - 上記スイッチング素子は、電界効果トランジスタからなり、そのゲート側を上記一の接続端子に接続した請求項2に記載した防爆型接地確認装置。
- 上記確認回路には手動スイッチを設け、この手動スイッチを閉じたとき、上記電界効果トランジスタのゲート側を接地させて、上記電界効果トランジスタを導通状態にし、上記電源と上記確認用発光体とを接続する請求項3に記載した防爆型接地確認装置。
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