JP6371977B2 - 光電変換素子 - Google Patents

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Description

本発明は光電変換素子に関する。
再生可能エネルギーを活用するために、光起電力効果を利用した技術開発はますます重要になっている。このような技術開発の結果、光電変換素子の改良が進んでいる。光電変換素子は、光を電気エネルギーに変換する発電型素子、および逆に電気エネルギーを光に変換する発光型素子を含む。この両者はほぼ同じ構造を有しており、電極間に配置される層に光電変換材料を用いるか、発光材料を用いるかによって、前者は発電型素子、後者は発光型素子になる。
前者として代表的なものは太陽電池であり、後者としてとして代表的なものは発光ダイオードである。太陽電池には、無機系のものと有機系のものがある。無機系のものとして、シリコンで作られる結晶(多結晶)シリコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、化合物半導体を用いたCIGS(Copper Indium Gallium DiSelenide)太陽電池などがある。そして、市場の拡大とともに低価格で高性能な太陽電池が求められている。また、有機系のものとして、有機薄膜太陽電池がある。この種の太陽電池では、色素やポリマーを原料とするため材料費は安い。また、塗布等による印刷技術を用いることができるため製造工程が容易であり、大幅な低コスト化および大面積化が可能である。
有機薄膜太陽電池の変換効率は、ドナー材料であるp型半導体と、アクセプター材料であるn型半導体とを混合しバルクヘテロ層を形成することにより、向上されてきている。特に、P−N接合界面を増加させることが望まれる。
図5は、従来の光電変換素子(光を電気エネルギーに変換するタイプ)の断面図である。この光電変換素子は、基材11と、基材11上に形成された第1電極層13と、光電変換層14と、第2電極層17とを有している。また、変換効率の向上のために、第1電極層13の表面積を拡大させる手法、及び表面プラズモン効果により効率を向上させる手法の開発も盛んに行われている。
一方、発光ダイオードの一種である有機EL素子では、性能向上のために、電極表面に凹凸を形成することで電子注入効率を向上する研究や、表面プラズモンとの共鳴により、電極と近接する発光体と相互作用することにより、発光効率を増強する研究が盛んに行われている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1〜3と非特許文献1、2が知られている。
特開2006−245074号公報 特開2005−310388号公報 特開昭59−198781号公報
非特許文献1:J.Phys.Chem.C 2007,111,16640−16645
非特許文献2:Appl.Phys.Lett.96,043307 (2010)
本発明の光電変換素子は、第1電極層と、光電変換層と、第2電極層とを有する。第1電極層は、第1基材と、この第1基材上に形成された粗膜層とを含む。光電変換層は粗膜層上に形成され、第2電極層は光電変換層上に形成されている。粗膜層は第1基材の表面に不規則に連ねられた複数個の金属微粒子で構成され、光電変換層は複数個の金属微粒子で形成された連結体の間に入り込んでいる。
この構成により、光電変換素子の電極面積が増大し、電極そのものや電極と基材との界面の機械的強度を向上することができる。また金属粒子を薄い粗膜にすることにより表面プラズモン効果を制御し、特性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における光電変換素子の模式断面図 本発明の実施の形態1における他の光電変換素子の模式断面図 本発明の実施の形態2における光電変換素子の模式断面図 本発明の実施の形態3における光電変換素子の模式断面図 従来の光電変換素子の模式断面図
本発明の実施の形態の説明に先立ち、従来の光電変換素子における課題を説明する。図5に示した従来の光電変換素子を形成する場合、透明電極層である第2電極層17から光電変換層14、対向電極となる第1電極層13の順番にこれらが形成される。
非特許文献1によれば、変換効率を向上するためには、入射および発光のための見掛けの面積あたりの第1電極層13を表面積を増大する(拡面化)ことが望ましい。第1電極層13は、基材11上に形成されるので、一般的に、基材11上に酸化物などを高温処理することが必要である。そのため、基材11の種類が限定される。したがって、基材11としてフレキシブル基板を用い、拡面化して第1電極層13を形成するには課題がある。
特許文献3では蒸着により電極層の、光電変換層と接する面に微細な凹凸を形成することが記載されている。しかしながらこの蒸着は複雑な工程であるとともに、種々の制約がある。また特許文献3のように、凹凸を島状に形成する構造では、それ以上に拡面化することが困難である。
非特許文献1、特許文献2では、第1電極層13として酸化物を形成している。このような場合には、電極層自身の機械的強度や、電極層と基材との界面の機械的強度が小さい。
以上のように、従来の光電変換素子では、第1電極層を拡面化しつつ十分な機械的強度を得ることが困難である。特にフレキシブル基板の上に光電変換素子を形成する場合に、これらの課題が顕著である。
以下、電極を拡面化し、表面プラズモン吸収あるいは表面プラズモン損失を低減するとともに、電極そのものや、電極と基材との界面の機械的強度を高めた本発明の実施の形態による光電変換素子について、図面を参照しながら説明する。なお、先行する実施の形態と同様の構成をなすものには同じ参照符号を付して説明し、詳細な説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による光電変換素子31の模式断面図である。光電変換素子(以下、素子)31は、導電性の第1電極層3と、光電変換層(以下、変換層)4と、第2電極層7とを有する。第1電極層3は、導電性を有する第1基材1と、第1基材1上に形成された粗膜層2とを含む。変換層4は粗膜層2上に、第1基材1の表面全体を覆うように形成されている。第2電極層7は変換層4上に形成されている。素子31は光を電気エネルギーに変換することができる。
粗膜層2は、第1基材1の表面に不規則に連ねられた複数個の金属微粒子2aが連なって構成されている。また第1電極層3を単独で取り出した場合、粗膜層2は内部に多数の空孔を有する。したがって、変換層4は複数個の金属微粒子2aで形成された連結体2bの間に入り込んでいる。第2電極層7は、変換層4上に形成された導電層5と、導電層5の上に形成された第2基材6とで構成されている。
素子31において、第2電極層7へ光が入射すると変換層4内で正孔(ホール)と電子とが発生する。正孔は、変換層4の膜厚方向に移動して導電層5から取り出され、電子は第1電極層3から取り出される。
以下、このような素子31の各構成について説明する。まず、第1電極層3について説明する。上述のように、第1電極層3は変換層4で発生した電子を取り出すための電極(電子取り出し電極)の役目を担う。第2電極層7へ光が入射するので、第1電極層3は必ずしも透明である必要はない。
粗膜層2は、第1基材1の表面から複数の金属微粒子2aが不規則に連なって伸びるように形成された複数の連結体2bで構成されている。連結体2bは複数の枝に枝分かれしつつも鋭角部分をもたない構造体である。そのため上述のように、第1電極層3を単独で取り出した場合、粗膜層2は内部に多数の空孔を有する。これらの空孔は外部と繋がっているため、これらの空孔によって表面積が大きくなる。
なお、連結体2bは、ほぼ同じ粒径の金属微粒子2aを積み重ねて形成してもよく、また粒径の異なる金属微粒子2aをランダムに積層して形成してもよい。あるいは根元部分に粒径の大きな金属微粒子2aを配置し、先端部分に粒径の小さな金属微粒子2aを配置してもよい。このような構成により、金属微粒子2aと第1基材1との密着性を高めるとともに、大きな表面積を維持することができる。
例えば、第1基材1は厚さ10〜50μmの高純度アルミニウム箔であり、金属微粒子2aの主成分もアルミニウムである。これ以外に、第1基材1および金属微粒子2aは、アルミニウム合金、金、銀、銅、チタン、ニオブ、タンタルなど、種々の金属で形成することができる。ただし、第1基材1および金属微粒子2aのいずれも比較的融点の低いアルミニウムで構成することが好ましい。粗膜層2をアルミニウムで構成することで、例えば蒸着法で作製する場合に生産性に優れる。
第1基材1は、導電性高分子のフィルム、あるいは透明導電性ガラス等でもよい。絶縁物上に導電性を有する膜を付与した基材でもよい。すなわち、第1基材1は導電性を有する基材材料であれば良い。
また粗膜層2と第1基材1の主成分は異なっていてもよいが、同じ金属とすることが好ましい。このような材料を選択することで、蒸着時の熱により第1基材1が適度に軟化し、第1基材1の形状を維持しつつ、第1基材1と金属微粒子2aとの結合を強くすることができる。
以上のように、第1基材1は導電性を有していることが好ましい。しかしながら、第1基材1は粗膜層2を支持する基材として機能しているだけでもよい。その場合、第1基材1は導電性を有していなくてもよい。この構成では粗膜層2が第1電極層の導電機能を担う。
粗膜層2は以下の手順で形成することができる。
(1)第1基材1を蒸着槽内に配置して0.01〜0.001Paの真空状態に保つ。
(2)第1基材1の周辺に、酸素ガスに対してアルゴンガスの流量を2〜6倍にした不活性ガスを流入して、第1基材1の周辺の圧力を10〜30Paの状態にする。
(3)第1基材1の温度を150〜300℃の範囲に保つ。
(4)蒸着源にアルミニウムを配設した状態で真空蒸着により粗膜層2を形成する。
なお、上記(2)の工程では、酸素ガスおよびアルゴンガスを流入させずに蒸着を行ってもよい。
以上のプロセスで粗膜層2を形成することができる。粗膜層2の厚さは、例えば、5nm以上、10.0μm以下にすることが好ましい。粗膜層2の厚みを5nm以上とすることで、第1電極層3の表面積を大きくすることができる。また、粗膜層2が極端に薄い場合、シート抵抗が大きくなりすぎる。粗膜層2の厚みを10.0μm以下とすることで、第2基材6へ入射した光が変換層4へ到達しやすくなる。
なお、以上の説明では、粗膜層2を形成するプロセスとして蒸着を例に挙げたが、複数の金属微粒子2aが連なり、それぞれの金属微粒子2a間に隙間が形成された疎な構造体が形成できれば、蒸着以外の手法を用いてもよい。たとえば、粗膜層2は、第1基材1の表面をエッチング処理して形成してもよい。
金属微粒子2aの平均粒子径は、5nm以上、300nm以下が好ましく、例えば、約100nmである。すなわち、金属微粒子2aの直径の最頻値は、5nm以上、300nm以下である。平均粒子径が5nm未満の場合、金属微粒子2aの接続部分が極めて細くなり、機械的強度が弱くなることがある。また平均粒子径が300nmを超えると、表面積を大きくするのが困難となる。なお、機械的強度を保つため、金属微粒子2aの接続部分の直径は、金属微粒子2aの粒子径の30%以上とすることが好ましい。
また、第1基材1単独の状態において、粗膜層2の空孔径の最頻値が5nm以上、1μm以下であることが好ましい。このように、粗膜層2の空孔径が極めて微細であることが好ましい。粗膜層2の空孔径は、水銀圧入法を用いて、式(1)により求めることができる。
D=−4γcosθ/P (1)
Pは水銀を空孔内に充填するために加える圧力、Dは空孔径(直径)、γは水銀の表面張力(480dyne・cm−1)、θは水銀と細孔壁面の接触角である。空孔径の最頻値は、空孔径Dの分布のピーク値である。
また、第1基材1単独の状態において、粗膜層2の空隙率は50%〜80%程度である。空隙率は、粗膜層2の重量、体積と蒸着材料の真密度とを基に計算することで求めることができる。
なお、図1に示すように、粗膜層2は、複数の金属微粒子2aが結合した状態の連結体2bで構成されている。したがって、垂直方向(積層方向)の断面には、金属微粒子2aの粒子間に接続部分が多く存在し、個々の粒子径を測定しにくい場合がある。その場合は、金属微粒子2aの平均粒子径を、粒子の水平断面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を画像処理することで測定しやすくなる。
以上のように、粗膜層2では、第1基材1から表層に向かってアルミニウム等の複数の金属微粒子2aが連なって形成されている。そのため、電極面積の増大を実現することができると共に、この表面に形成される変換層4との接触界面が増加し、界面信頼性が向上する。さらに、連結体2bは、それぞれ、複数の枝に分かれて形成されていることが好ましい。これによりさらに電極面積が増大し、変換層4との接触界面が増加する。
次に変換層4について説明する。変換層4は図1に示すように、第1基材1上に形成された粗膜層2の全体を覆うように形成されている。変換層4は、素子31の電荷分離に寄与し、生じた電子および正孔をそれぞれ反対方向の第1電極層3、第2電極層7に向かって輸送する機能を有する。
変換層4は、電子受容性および電子供与性の両機能を有する単一の層で示しているが、電子受容性の機能を有する電子受容性層と電子供与性の機能を有する電子供与性層とを積層して形成してもよい。以下、単一の層で構成された例を説明する。
変換層4は、電子供与性材料および電子受容性材料を含有する。したがって、変換層4内で形成されるP−N接合を利用して、電荷分離が生じるため、単独で光電変換できる。電子供与性材料としては、電子供与体の機能を有すれば、特に限定されない。また電子受容性材料としても、電子受容体としての機能を有するものであれば特に限定されない。しかしながら、これら材料が導電性高分子材料であることが好ましい。導電性高分子材料であれば、湿式の塗工法による成膜も可能となり、大面積の光電変換素子を低コストで製造できる。
特に、p型有機半導体としてポリ3−ヘキシルチオフェン(P3HT)を、n型有機半導体として、[6,6]−フェニル−C61−ブチル酸メチルエステル(PCBM)などのフラーレン誘導体を用いることが好ましい。これら材料をブレンドすることでバルクヘテロ型と呼ばれる光電変換層を形成することができる。
変換層4の膜厚は、一般的にバルクヘテロ型光電変換素子において採用されている範囲にあることが好ましい。具体的には、粗膜層2の全体を覆うため、粗膜層2の厚みより厚くする方が良い。そのため5nm以上、10.0μm以下の範囲であることが好ましい。
電子供与性材料および電子受容性材料の混合比は、使用する材料の種類により最適な混合比に適宜調整される。
変換層4を形成する方法としては、所定の膜厚に均一に形成することができる方法であれば特に限定されるものではない。そのような方法のうち、湿式塗工法が好ましく用いられる。湿式塗工法であれば、大気中で変換層4を形成でき、低コスト化、大面積化が可能である。すなわち、変換層4は、例えば、ダイコート法、スピンコート法、ディップコート法、ロールコート法、スプレーコート法、グラビアコート法、インクジェット法、スクリーン印刷法等の製造方法で形成することができる。
次に、第2電極層7について説明する。第2電極層7を構成する導電層5は変換層4の上に形成されており、導電性を有する材料から構成されている。特にITO等の金属酸化物からなる光透過性の導電性材料を用いることが好ましい。このような導電層5は塗布法、スパッタ法、電解重合法と様々な方法で形成することができる。また金属粒子などを用いたメッシュ構造により、光を通過可能な導電層5を形成してもよい。
一方、第2基材6は、受光面となるので、透明な材料で形成されていることが好ましい。透明な材料としては、特に限定されるものではなく、例えば石英ガラス、合成石英板等の可撓性のない透明なリジット材、あるいは透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する透明なフレキシブル材を用いることができる。また素子31の全面が第2電極層7で覆われている必要はなく、メッシュのような形状でもよい。この場合、第2電極層7は必ずしも透明な材料で形成する必要はない。すなわち、金属メッシュ配線電極、金属ナノワイヤー電極により第2電極層7を構成してもよい。
なお上記の中でも、第2基材6は透明樹脂フィルム等のフレキシブル材であることが好ましい。透明樹脂フィルムは軽量で、しかも加工性に優れており、製造コストの低減が実現できる。また有機材料で形成されているため、折り曲げ等の外部応力に対して、信頼性が高い。したがってフレキシブル性が向上することにより、素子31の使用用途として、平坦ではなく曲面形状への適用が可能となる。
図5に示すような従来の光電変換素子では、第1電極層13と光電変換層14との密着性が低く、第1電極層13と光電変換層14との界面に十分な信頼性が得られない。特に、第1電極層13が無機材料で構成され、光電変換層14が有機材料で構成されている場合、この両者の密着性が低く、十分な界面信頼性が得られない。さらに、光電変換素子にフレキシブル性が求められると、長期的な界面信頼性が重要になってくる。
第2電極層7を形成した後、素子31の少なくとも上下面の一方から圧力を加えることにより、後処理工程を行うことが出来る。または、図2に示すように、素子31と同じ構造の積層体を絶縁性の外装部材20に減圧状態で密封して、光電変換素子(以下、素子)32を形成してもよい。各層ごとに形成し、最後に加圧する、または真空パックである外装部材20にて密閉することで各層の接合を可能にし、電子デバイスとして機能を高めることができる。なお、真空パックの真空度としては、100Pa以下が好ましい。この結果、第1電極層3と変換層4との密着性を高めることができ、第1電極層3と変換層4との界面の接合信頼性が向上する。以上のように、粗膜層2と変換層4とが圧接されていることが好ましい。このような加圧や絶縁性の外装部材20に減圧状態で密封する効果は、表面をエッチング処理した金属製の第1基材1を第1電極として用いる場合も有効である。
以上のように、素子31、32では、従来のようにエッチング処理した場合に比べて第1電極層3の面積を増大することができる。そして、金属微粒子2aで構成された粗膜層2と変換層4との接触界面を極めて大きくすることができる。また、粗膜層2が、金属微粒子2aが不規則に連なっている連結体2bで構成された特殊構造を有するため、電極面積を増大できることに加えて、表面プラズモン吸収効果によって光電変換効率が高まる。また第1電極層3と変換層4との接触界面が増加することによって、第1電極層3そのものや両者の界面の機械的強度が増加し、両者の密着性が向上する。しかも、折り曲げに対する追従性も良化する。そのため、素子31、32は長期間に渡って高信頼性を有することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による光電変換素子(以下、素子)33の模式断面図である。素子33は、図1に示す実施の形態1の構造に対し、変換層4と導電層5との界面に正孔輸送層(以下、輸送層)8を有している。すなわち、素子33は、変換層4と導電層5との間に輸送層8を有している。これ以外の構成は実施の形態1と同様である。
輸送層8を設けることにより、変換層4に接触している輸送層8が、変換層4から導電層5への電荷の移動を円滑にする。そのため、電荷(正孔)取出し効率を向上させることが可能である。その結果、光電変換効率を向上させることができる。
なお、図3では輸送層8は、変換層4の全面に形成されているが、少なくとも変換層4の一部に形成されていればよい。輸送層8は、変換層4、導電層5の両方に直接接触するように設けられている。
素子33では、第2電極層7、輸送層8を経て、変換層4に光が入射することから、輸送層8は光透過性を有する。具体的には、輸送層8の全光線透過率は、80%以上であることが好ましい。同様に、第2電極層7は透明電極またはメッシュ状の電極を導電層5として用いることで全光線透過率が80%以上あればよい。
輸送層8は正孔を輸送しうる材料で形成されている。すなわち、輸送層8に用いられる材料は、上記の特性を満足し、変換層4から導電層5への正孔の取出しを効率よく行えれば特に限定されるものではない。具体的には、ポリエチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルホン酸(PEDOT/PSS)が好ましい。それ以外にも、ドープされたポリアニリン、ポリフェニレンビニレン、ポリチオフェン、ポリピロール等の導電性高分子材料を用いることができる。
輸送層8の膜厚としては、5nm以上、600nm以下の範囲内であることが好ましい。あまり厚過ぎると、膜の体積抵抗が大きくなる可能性がある。
輸送層8は、湿式塗工法等により形成することができる。塗布方法としては、所定の膜厚に均一に形成することができる方法であれば特に限定されるものではないが、例えば、ダイコート法、スピンコート法、ディップコート法、ロールコート法、ビードコート法、スプレーコート法、グラビアコート法、インクジェット法、スクリーン印刷法、等を挙げることができる。このような方法によって変換層4の上面の少なくとも一部に輸送層8を形成した後、実施の形態1と同様にして導電層5を形成し、その上に第2基材6を配置することで素子33を作製することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3による光電変換素子(以下、素子)34の模式断面図である。素子34は、図1に示す実施の形態1の構造において、変換層4に代えて光電変換層(以下、変換層)24を有する。第1電極層3と第2電極層7との間に電界を印加すると、第2電極層7より変換層24内に移動した電荷(正孔)と、導電層5から変換層24内に注入された電子が結合し発光する。このように素子34は電気エネルギーを光に変換することができる。それ以外の構成は実施の形態1と同様である。
この構成において、第1電極層3は変換層24へ電子を注入するための電極(電子注入電極)の役目を担う。素子34では、光が変換層24から第2電極層7へ透過する。したがって実施の形態1と同様に、第1電極層3は必ずしも透明である必要はない。
素子34においても、金属微粒子2aの平均粒子径、粗膜層2の空孔径の最頻値、粗膜層2の空隙率、粗膜層2の厚さなどの好ましい範囲は実施の形態1と同様である。
次に変換層24について説明する。変換層24は図4に示すように、第1基材1上に形成された粗膜層2の全体を覆うように形成されている。変換層24は素子34の発光に寄与し、電子および正孔を第1電極層3、第2電極層7からそれぞれ注入され、生じた電荷を結合させる機能を有する。
図4において、変換層24は、電子受容性および電子供与性の両機能を有する単一の層で示している。しかしながら、電子受容性の機能を有する電子受容性層と電子供与性の機能を有する電子供与性層とを積層して形成してもよい。以下、単一の層で構成された例を説明する。
発光層である変換層24は、電子供与性材料および電子受容性材料を含有する。したがって、変換層24内で再結合される電荷を利用して発光するため、変換層24は単独で発光層として機能する。
具体的には、発光材料としてポリパラフェニレンを用いることが好ましい。これ以外に、ポリパラフェニレンビニレン、ポリ(9,9ジアルキルフルオレン)など電子伝導性ポリマーを変換層24に用いることができる。
変換層24の厚さは、一般的に高分子有機EL型発光素子において採用されている膜厚が好ましい。また、粗膜層2の全体を覆うため、粗膜層2の厚みより厚くする方が良い。そのため5nm以上、10.0μm以下の範囲にすることが好ましい。
なお、実施の形態1で図2を参照しながら説明したように、第2電極層7を形成した後、素子34の少なくとも上下面の一方から圧力を加えること、または素子34と同様の積層体を絶縁性の外装部材に減圧状態で密封することが好ましい。このいずれかにより各層の接合を可能にし、電子デバイスとして機能を高めることができる。その結果、従来に比べ高輝度な素子34を作製することが可能となる。
以上のように、素子34では従来に比べ電極面積の増大が実現できると共に、金属微粒子2aで構成された粗膜層2と変換層24との接触界面を極めて大きくすることができる。その結果として、第1電極層3そのものや、第1電極層3と変換層24との界面の機械的強度が向上するとともに、両者の密着性が向上する。また、折り曲げに対する追従性が良化する。そのため、素子34は長期間に渡って高信頼性を有することができる。また第1電極層3の面積と粗膜層2の膜厚を制御することで、表面プラズモンロスが低減され、より高効率で光を取り出すことができ、素子34を高輝度にすることもできる。
なお、素子34と同じ構成の積層体を図2に示すように、絶縁性の外装部材20で減圧状態で密封することで、粗膜層2と変換層24とを圧接してもよく、加圧によって粗膜層2と変換層24とを圧接してもよい。
本発明による光電変換素子は、電極面積が大きく、高効率(高輝度)な特長を有する。また本発明による光電変換素子は、機械的強度が強く、高い信頼性を有し、フレキシブル性を求められるアプリケーション等に応用可能である。
1 第1基材
2 粗膜層
2a 金属微粒子
2b 連結体
3,13 第1電極層
4,14,24 光電変換層(変換層)
5 導電層
6 第2基材
7,17 第2電極層
8 正孔輸送層(輸送層)
11 基材
20 外装部材
31,32,33,34 光電変換素子(素子)

Claims (8)

  1. 第1基材と、前記第1基材上に形成された粗膜層とを有する第1電極層と、
    前記粗膜層上に形成された光電変換層と、
    前記光電変換層上に形成された第2電極層と、を備え、
    前記粗膜層は、前記第1基材から表層に向かって不規則に連ねられた複数個の金属微粒子で構成され、前記光電変換層は前記複数個の金属微粒子で形成された複数の連結体の間に入り込んでおり
    前記第1基材単独の状態において、前記粗膜層の空孔径の最頻値は、5nm以上、1μm以下である、
    光電変換素子。
  2. 前記粗膜層の厚さは、5nm以上、10.0μm以下である、
    請求項1記載の光電変換素子。
  3. 前記連結体が、複数の枝に枝分かれした構造を有する、
    請求項1記載の光電変換素子。
  4. 前記金属微粒子の直径の最頻値は、5nm以上、300nm以下である、
    請求項1記載の光電変換素子。
  5. 前記第2電極層が、透明電極、金属メッシュ配線電極、金属ナノワイヤー電極のいずれかである、
    請求項1記載の光電変換素子。
  6. 前記粗膜層と前記光電変換層とが圧接されている、
    請求項1記載の光電変換素子。
  7. 前記第1電極層と前記光電変換層と前記第2電極層とを含む積層体を減圧状態で密封した絶縁性の外装部材をさらに備え、
    前記外装部材によって前記粗膜層と前記光電変換層とが圧接されている、
    請求項6に記載の光電変換素子。
  8. 前記連結体において、根元部分に粒径の大きな前記金属微粒子が配置され、先端部分に粒径の小さな前記金属微粒子が配置されている、
    請求項1記載の光電変換素子。
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