JP6371732B2 - マット状構造体の編成方法及びマット状構造体 - Google Patents

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本発明は、縦軸と横軸とを格子状に配置して縦方向及び横方向に多数の開口部を形成した網状基体の前記開口部に綴じ針を用いて手芸糸を順次刺し通して編成していくマット状構造体の編成方法及びそのマット状構造体に関する。
従来から、縦軸と横軸とを格子状に配置して縦方向及び横方向に多数の開口部を形成した網状基体(ネット)を用い、この網状基体の開口部に綴じ針を用いて手芸糸を順次刺し通していくことで、マット状構造体を編成することが行われている。
従来のマット状構造体の編成方法は、細かく切った毛糸を、一つ一つ網状基体に巻き付けて固定するという方法(いわゆる植毛する方法)で行われている(これを従来技術1とする)。これにより、羊毛が起毛状態となり、絨毯の風合いを出すようにしている。
また、このような従来の編成方法とは別に、手縫いの絨毯を作成する方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、帯状に裁たれている既成の布地を、その長方形の長手方向で二つ折りにし、その折り目の近傍に沿ってミシンで縫い、折り目からミシン目までの筒状部を形成し、この筒状部を基盤として、残部の二重部の横糸を抜き、縦糸のみの帯状布地を作成し、この帯状布地を丸くまるめて1つのユニットとし、このユニットを複数個縫い合わせることで先端部が縦糸のみの布地となる絨毯を作成することが開示されている。
特開2004−8780号公報
しかし、上記従来技術1の方法では、膨大な本数の毛糸を一つ一つ網状基体に巻き付けては固定するといった作業のため、毛先が一定になりにくかったり、弛んで外れてくるなどの問題があった。そのため、手芸ユーザーからは敬遠されることが多い方法であった。
また、上記特許文献1の方法は、帯状布地を丸めた円筒状のユニットを縫い合わせていくため、互いのユニット同士を均等な強度で縫い合わせることが難しく、全体として縫い合わせの強弱部分が生じてしまい、型崩れ等が生じる可能性があるといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、網状基体を用いてマット状構造体を編成する新たな編成方法を提供することで、ユーザーが楽しみながらマット状構造体を編成していくことのできるマット状構造体の編成方法及びそのマット状構造体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明にかかるマット状構造体の編成方法は、複数の縦軸と横軸とを格子状に配置して縦方向及び横方向に多数の開口部を形成した網状基体の前記開口部に手芸糸を順次通していくことでマット状の構造体を編成する方法であって、前記網状基体の表面側において一つの前記横軸に沿って一つの支持棒を添設する第1手順と、手芸糸の先端部を、前記網状基体の裏面側から前記支持棒の下側の開口部を通して表面側に挿通し、前記支持棒の周面を通って前記下側の開口部に隣接する上側の開口部から前記網状基体の裏面側に挿通する第2手順と、裏面側に通した前記手芸糸の先端部を、前記下側の開口部を前記表面側に通す直前の前記手芸糸を割って貫通する第3手順と、前記第2手順及び前記第3手順を、前記網状基体の横方向に沿って一方の縁部の開口部から他方の縁部の開口部まで連続して繰り返すことにより、前記網状基体の横方向に沿って1列分の列構造体を編成する第4手順と、を含む構成としている。
この構成によれば、網状基体と支持棒とを用い、手芸糸を通した綴じ針を、網状基体の横軸に添設された支持棒の上側の開口部と下側の開口部との間を通しながら、支持棒に巻き付けるようにして通して行くだけで、ループ状に形成された手芸糸からなるマット状構造体を編成していくことができる。
この場合、本発明では、裏面側に通した手芸糸の先端部を、下側の開口部を表面側に通す直前の手芸糸を割って貫通することで、ループ状に湾曲された手芸糸がその通された部分で係止されることになる。
また、本発明にかかるマット状構造体の編成方法によれば、前記第4手順終了後、前記網状基体の表面側において前記横軸に隣接する次の横軸に沿って別の支持棒を添設する第5手順と、前記別の支持棒に沿って前記第2手順から前記第4手順までを実施する第6手順と、を含む構成としている。
すなわち、本発明では、1列分の列構造体を編成後、次の列(2列目)の列構造体を編成する場合に、1列目の列構造体を編成した支持棒を抜き取ることなくそのまま残して、別の支持棒を隣接する横軸上に添設することにより、2本の支持棒を並行に配置した状態で、2列目の列構造体を編成している。この構成によると、2本目の支持棒の下側の開口部に手芸糸を通す場合、この下側の開口部は、1列目の支持棒の上側の開口部でもあり、すでに1列目の支持棒を取り巻くように手芸糸が挿通されているが、1列目の支持棒は網状基体にしっかりと固定されているため、この1列目の支持棒と2列目の支持棒とを網状基体の表面側で縦方向に広げるようにすることで、手芸糸を通すための綴じ針の挿通位置、すなわち開口部をしっかりと確認することができるため、綴じ針が通し易くなる。
また、本発明にかかるマット状構造体の編成方法によれば、前記第6手順終了後に前記一つの支持棒を引き抜いた後、前記第5手順と前記第6手順とを実施する第7手順と、を含み、前記第7手順を、前記網状基体の縦方向に沿って一方の縁部の開口部から他方の縁部の開口部まで連続して繰り返すことにより、全ての横軸に対応する全列分の列構造体を編成することで、最終形態であるマット状構造体を編成している。
また、本発明のマット状構造体は、複数の縦軸と横軸とが格子状に配置されて縦方向及び横方向に多数の開口部が形成された網状基体と、前記網状基体の前記開口部に挿通される手芸糸とからなるマット状構造体であって、前記網状基体の各横軸のそれぞれに沿って、前記横軸の一方の端部から他方の端部まで、前記手芸糸が前記網状基体の裏面側から前記横軸の下側の開口部を通り、前記網状基体の表面側で浮かせたループ状に湾曲させて上側の開口部から前記裏面側に向かって連続して順次巻き通されることでそれぞれの横軸に沿った列構造体が編成されており、前記上側の開口部から前記裏面側に挿通された前記手芸糸が、前記下側の開口部を前記表面側に挿通される直前の手芸糸を割って間に挿通された構成としている。
本発明によれば、網状基体と支持棒とを用い、手芸糸を通した綴じ針を、網状基体の横軸に添設された支持棒の上側の開口部と下側の開口部との間を通しながら、支持棒に巻き付けるようにして通して行くだけで、ループ状に形成された手芸糸からなるマット状構造体を容易に編成していくことができる。この場合、裏面側に通した手芸糸の先端部を、下側の開口部を表面側に通す直前の手芸糸を割って貫通することで、ループ状に湾曲された手芸糸がその通された部分で係止されるため、編成後の手芸糸はしっかりとループ形状が保持され、かつ、網状基体ともしっかりと一体化される。
網状基体の形状の一例を示す平面図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の編成手順を示す説明図である。 本発明にかかるマット状構造体の平面図である。 網状基体の角部をカットする様子を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明にかかるマット状構造体の編成方法では、ネット状の網状基体と、竹針や菜箸等の支持棒と、極太の羊毛等からなる手芸糸と、この手芸糸を通した綴じ針と、を用いてマット状構造体を編成していく。
図1は、網状基体の形状の一例を示す平面図である。
この網状基体1は、樹脂の一体成形等によって形成されており、複数の縦軸11と横軸12とを格子状に配置して縦方向及び横方向に多数の開口部13を形成したものである。本実施の形態では、網状基体1は矩形状をしており、一つの開口部13の大きさは、例えば極太の羊毛2本が通る程度の大きさ(例えば、7mm角等)に形成されている。このサイズより大きいと、編成後に骨組みである網状基体1がループ状に形成される手芸糸の間から見え易くなって好ましくない。一方、このサイズより小さいと、2本目の手芸糸を通すときに通しにくくなるため、編成作業がしずらくなる可能性がある。ただし、開口部13の大きさは、使用する手芸糸の番手や、マット状構造体を編成後にループ状に形成される手芸糸の密度をどの程度に設定するか、等を考慮して適宜決定すればよい。
図2ないし図14は、本発明にかかるマット状構造体の編成手順の一例を示す説明図である。以下、これらの説明図を参照して、本発明にかかるマット状構造体を編成していく手順の一例について説明する。
図2に示すように、まず、網状基体1と、支持棒2と、手芸糸4を通した綴じ針3と、を用意する。
次に、図3に示すように、網状基体1の外周枠となる最下段の横軸12を除いて、その一つ上の横軸12aに支持棒2を添設する(第1手順)。
支持棒2は、本実施の形態では市販の竹針を用いているが、家庭にある菜箸等を利用することも可能である。また、種々の太さの支持棒を用意しておけば、編成したいループの大きさ(直径)に応じて最適な太さの支持棒を選択することができる。
次に、図3に示すように、添設した支持棒2の下側の開口部13、より具体的には、網状基体1の右下隅の角に位置する開口部13に、手芸糸4の先端部を通している綴じ針3を、裏面側から表面側に向けて(図3では紙面奥側から紙面手前側に向けて)挿通し、次に、図4Aに示すように、表面側において支持棒2を跨ぐようにして、綴じ針3を、隣接する上側の開口部13から網状基体1の裏面側に挿通する(第2手順)。このとき、図4Bに示すように、上側の開口部13から裏面側に挿通した綴じ針3を、下側の開口部13を表面側に通す直前の手芸糸4aを割って間に通す(第3手順)。これにより、図5に示すように、手芸糸4によって支持棒2の周囲を一回りした1つのループ4bが形成される。
この場合、裏面側に通した手芸糸4の先端部を、下側の開口部13を表面側に通す直前の手芸糸4aを割って間に通すことで、ループ状に湾曲された手芸糸4bがその通された部分で係止されることになる。すなわち、網状基体1の横軸12に対して手芸糸4を単に螺旋を描くようにループ状に順次巻き掛けていくのではなく、1つのループごとに隣接する手芸糸同士が係止される構造であるため、編成後の手芸糸4bはしっかりとループ形状が保持され、かつ、網状基体1ともしっかりと一体化されることになる。
次に、図6に示すように、先程手芸糸4を通した下側の開口部13に隣接する左側の開口部13(すなわち、支持棒2の下側の開口部13)に、手芸糸4の先端部を通している綴じ針3を、裏面側から表面側に向けて(図6では紙面奥側から紙面手前側に向けて)挿通し、次に、図7に示すように、表面側において支持棒2を跨ぐようにして、綴じ針3を、隣接する上側の開口部13から網状基体1の裏面側に挿通する(第2手順)。このときも、図4Bに示したように、上側の開口部13から裏面側に挿通した綴じ針3を、下側の開口部13を表面側に通す直前の手芸糸4aを割って間に通す(第3手順)。これにより、図8に示すように、手芸糸4によって支持棒2の周囲を一回りした2つ目のループ(手芸糸4b)が形成される。
このようにして、上記の第2手順と第3手順とを、網状基体1の横方向に沿って一方の縁部(右端の縁部)の開口部13から他方の縁部(左端の縁部)の開口部13まで連続して繰り返していく(図9参照)ことにより、図10に示すように、網状基体1の横方向に沿って1列目の列構造体A1が編成される(第4手順)。
次に、図11に示すように、第4手順終了後、網状基体1の表面側において1列目の列構造体に隣接する次の(一つ上の)横軸12に沿って別の支持棒2を添設する(第5手順)。
そして、図12及び図13に示すように、今度は、網状基体1の左端から右端に向かって、上記第2手順から第4手順までを実施する(第6手順)。
これにより、図14に示すように、網状基体1の横方向に沿って、1列目の列構造体A1の上に2列目の列構造体A2が編成される。
すなわち、本発明では、1列目の列構造体を編成後、次の列(2列目)の列構造体を編成する場合に、1列目の列構造体A1を編成した支持棒2を抜き取ることなくそのまま残して、別の支持棒2を隣接する横軸上に添設することにより、2本の支持棒2,2を並行に配置した状態で、2列目の列構造体A2を編成している。この編成方法によれば、2本目の支持棒2の下側の開口部13に手芸糸4を通す場合、この下側の開口部13は、1列目の支持棒2の上側の開口部13でもあり、すでに1列目の支持棒2を取り巻くように手芸糸4が挿通されているが、1列目の支持棒2は網状基体1にしっかりと固定されているため、この1列目の支持棒2と2列目の支持棒2とを網状基体1の表面側で縦方向に広げるようにする(若しくは、2本の支持棒2の間を、裏面側から表面側に押し出すようにする)ことで、手芸糸4を通すための綴じ針3の挿通位置、すなわち開口部13をしっかりと確認することができるため、綴じ針3が通し易くなる。すなわち、支持棒2を2本同時に使って編成していくことで、編成作業を容易に行うことができる。
この後、第6手順を終了後、1列目の支持棒2を引き抜いた後、上記第5手順と第6手順とを実施する(第7手順)。
すなわち、引き抜いた支持棒2を、網状基体1の表面側において2列目の列構造体A2に隣接する次の(一つ上の)横軸に沿って添設する(第5手順)。
そして、今度は、網状基体1の右端から左端に向かって、上記第2手順から第4手順までを実施する。これにより、3列目の列構造体が編成されることになる。
以後、このような手順を、網状基体1の縦方向に沿って一方の縁部(本実施の形態では下側の縁部)の開口部13から他方の縁部(上側の縁部)の開口部13まで連続して繰り返すことにより、網状基体1の全ての横軸に対応して全列分の列構造体が編成される。
そして、最後に、網状基体1の外周枠である最外周の縦軸と横軸に沿って、手芸糸4を1本取りにして1周巻き掛けて最後の始末を行う。また、始めと終わりの手芸糸4の端部は、網状基体1の裏面側に回っている手芸糸4の間に通して始末しておく。これにより、図15に示す最終形態のマット状構造体が編成される。
すなわち、本発明のマット状構造体Aは、網状基体1の各横軸12のそれぞれに沿って、横軸12の一方の端部から他方の端部まで、手芸糸4が網状基体1の裏面側から横軸12の下側の開口部13を通り、網状基体1の表面側で浮かせたループ状に湾曲させて上側の開口部13から裏面側に向かって連続して順次巻き通されることで、それぞれの横軸12に沿った列構造体が編成されている。そして、上側の開口部13から裏面側に挿通された手芸糸4が、下側の開口部13を表面側に挿通される直前の手芸糸4aを割って間に挿通された(綴じられた)構造となっている。
すなわち、本発明のマット状構造体Aによれば、手芸糸4は、1つのループごとに隣接する手芸糸同士が係止される構造となっている。そのため、編成後の手芸糸4はしっかりとループ形状が保持され、かつ、網状基体1ともしっかりと一体化された構造となっている。
なお、上記実施の形態では、網状基体1を矩形状として説明しているが、完全な矩形状に限定されるものではない。例えば、角部をカットすることで、全体として丸みを帯びた形状とすることができる。なお、カットする際には、例えば図16に示すように、網状基体1の縁(縦軸11及び横軸12)を残してカットする。また、カット後は、凸部12cが残らないように綺麗にカットする。
また、上記実施の形態では、網状基体1の下段側から上段側に向けて列構造体を順次編成していくように説明しているが、編成方向はこの逆、すなわち網状基体1の上段側から下段側に向けて順次編成していくようにしてもよい。
なお、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明は、網状基体を用いた手芸の分野全般に寄与するところは大きい。
1 網状基体
2 支持棒
3 綴じ針
4,4a,4b 手芸糸
11 縦軸
12 横軸
13 開口部
A マット構造体
A1,A2 列構造体

Claims (4)

  1. 複数の縦軸と横軸とを格子状に配置して縦方向及び横方向に多数の開口部を形成した網状基体の前記開口部に手芸糸を順次通していくことでマット状の構造体を編成する方法であって、
    前記網状基体の表面側において一つの前記横軸に沿って一つの支持棒を添設する第1手順と、
    手芸糸の先端部を、前記網状基体の裏面側から前記支持棒の下側の開口部を通して表面側に挿通し、前記支持棒の周面を通って前記下側の開口部に隣接する上側の開口部から前記網状基体の裏面側に挿通する第2手順と、
    裏面側に通した前記手芸糸の先端部を、前記下側の開口部を前記表面側に通す直前の前記手芸糸を割って間に通す第3手順と、
    前記第2手順及び前記第3手順を、前記網状基体の横方向に沿って一方の縁部の開口部から他方の縁部の開口部まで連続して繰り返すことにより、前記網状基体の横方向に沿って1列分の列構造体を編成する第4手順と、を含むことを特徴とするマット状構造体の編成方法。
  2. 請求項1に記載のマット状構造体の編成方法であって、
    前記第4手順終了後、前記網状基体の表面側において前記横軸に隣接する次の横軸に沿って別の支持棒を添設する第5手順と、
    前記別の支持棒に沿って前記第2手順から前記第4手順までを実施する第6手順と、を含むことを特徴とするマット状構造体の編成方法。
  3. 請求項2に記載のマット状構造体の編成方法であって、
    前記第6手順終了後に前記一つの支持棒を引き抜いた後、前記第5手順と前記第6手順とを実施する第7手順と、を含み、
    前記第7手順を、前記網状基体の縦方向に沿って一方の縁部の開口部から他方の縁部の開口部まで連続して繰り返すことにより、全ての横軸に対応する全列分の列構造体を編成することでマット状の構造体を編成することを特徴とするマット状構造体の編成方法。
  4. 複数の縦軸と横軸とが格子状に配置されて縦方向及び横方向に多数の開口部が形成された網状基体と、前記網状基体の前記開口部に挿通される手芸糸とからなるマット状構造体であって、
    前記網状基体の各横軸のそれぞれに沿って、前記横軸の一方の端部から他方の端部まで、前記手芸糸が前記網状基体の裏面側から前記横軸の下側の開口部を通り、前記網状基体の表面側で浮かせたループ状に湾曲させて上側の開口部から前記裏面側に向かって連続して順次巻き通されることでそれぞれの横軸に沿った列構造体が編成されており、
    前記上側の開口部から前記裏面側に挿通された前記手芸糸が、前記下側の開口部を前記表面側に挿通される直前の手芸糸を割って間に挿通されていることを特徴とするマット状構造体。
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