JP6370695B2 - 入力パネル及び入力パネルの製造方法 - Google Patents

入力パネル及び入力パネルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、パネル基板の表面を操作して入力を行う入力パネル及び入力パネルの製造方法に関する。
特許文献1に記載の静電容量型タッチパネル基板は、透明導電膜として複数の透明導電膜を用意し、この透明導電膜を透明接着剤を介して基板上に積層することによって形成されている。
特開2013−242770号公報
近年、入力パネルは、自動車のダッシュボードや、スマートフォンその他の携帯電子機器などに用いられている。このような用途においては、スイッチ機能、シフト機能、拡大・縮小機能その他の機能を維持しつつ多様なデザインが施されており、入力パネルは平板状のものから三次元的に構成された複雑な立体形状になりつつある。
これに対して、特許文献1に記載の静電容量型タッチパネル基板では、複数の透明導電膜を透明接着剤によって貼り付けるため、透明導電膜を貼り付けることのできる範囲が、平面又は緩やかな曲面に限定されてしまうことから、入力パネルのデザインに制約を生じてしまうおそれがある。これに対して、フォトリソグラフィなどによって、立体的な形状の入力パネルに透明導電膜を形成する場合には、製造工程が複雑となり、製造コストが高価になってしまうという問題がある。
そこで本発明は、製造コストを抑えつつ、立体的な形状の入力パネルに対して所望のパターンのセンサー用入力電極層を形成することのできる入力パネル及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の入力パネルは、入力操作面となる表面と、前記表面と逆側の裏面と、が設けられた透光性のパネル基板と、前記裏面に形成されたセンサー用入力電極層と、を有する入力パネルにおいて、
前記裏面に、平面形状が曲線部を含む隆起側部と、前記隆起側部によって隆起させられた凸部とが形成されて、前記隆起側部と前記凸部とを含む領域に、非導電性で非透光性の加飾層と、前記加飾層の上に重ねられた金属層を含む導電層と、が設けられ、
前記加飾層と前記導電層とが重ねられている領域にレーザー光を照射して形成された切断線が、前記凸部よりも低い位置にある前記裏面の一部から前記隆起側部を横断して前記凸部に至るまで連続し、且つ前記隆起側部の前記曲線部の法線に傾斜する交差軌跡に沿って直線状に形成されており、
前記切断線を介して互いに絶縁された前記導電層によって複数の前記センサー用入力電極層が形成されていることを特徴としている。
本発明の入力パネルは、裏面が立体的な形状であっても、所望のパターンのセンサー用入力電極層を、容易に、かつ、コストを抑えつつ形成することができる。
また、入力パネルのデザイン性を向上させつつ、所望のパターンのセンサー用入力電極層を形成することができる。
本発明の入力パネルにおいて、導電層は、銅ニッケル合金/銅/銅ニッケル合金の3層を含むことが好ましい。また、本発明の入力パネルにおいて、導電層は、銀インジウム錫合金の単層、又は、窒化アルミニウム/銀インジウム錫合金/窒化アルミニウムの3層からなることが好ましい。
これにより、レーザー光に対する反射率を所定値以下に抑えることができ、これにより所望のパターンのセンサー用入力電極層を形成することができる。
本発明の入力パネルにおいて、導電層は、ITO層を含むことが好ましい。
これにより、複雑なパターンのセンサー用入力電極層を形成することができる。
本発明の入力パネルにおいて、導電層におけるレーザー光の反射率は、44%以下であることが好ましい。
導電層の反射率を限定することにより、レーザー光のエネルギーを導電層内に伝えやすくなり、所望のパターンのセンサー用入力電極層を容易かつ正確に形成することができる。
本発明の入力パネルにおいて、パネル基板は、ポリメタクリル酸メチル樹脂又はポリカーボネートからなることが好ましい。
このような材料を用いることにより、加飾層を視認できるためデザインの向上に資することができ、また、入力パネルに所望の耐久性を与えることができる。
本発明の入力パネルにおいて、入力パネルは静電容量方式のパネルであることが好ましい。
本発明の入力パネルの製造方法は、入力操作面となる表面と、前記表面と逆側の裏面とを有し、前記裏面に、平面形状が曲線部を含む隆起側部と、前記隆起側部によって隆起させられた凸部とが形成された透光性のパネル基板を用い、
前記隆起側部と前記凸部とを含む領域に、非導電性で非透光性の加飾層と、前記加飾層の上に重ねられた金属層を含む導電層と、を形成する工程と、
前記加飾層と前記導電層とが重ねられている領域にレーザー光を照射して、前記凸部よりも低い位置にある前記裏面の一部から前記隆起側部を横断して前記凸部に至るまで連続し、且つ前記隆起側部の前記曲線部の法線に傾斜する交差軌跡に沿って直線状に延びる切断線を形成する工程と、
を有し、
前記切断線を介して互いに絶縁された前記導電層によって複数のセンサー用入力電極層を形成することを特徴としている。
これにより、曲率半径の異なる複数の面がある立体的な形状であっても、所望のパターンのセンサー用入力電極層を容易に、かつ、コストを抑えつつ形成することができる。
本発明の入力パネルの製造方法において、導電層は、スパッタリング、めっき、又は蒸着によって形成されることが好ましい。
これにより、コストを抑えつつ、レーザー光による加工が容易な導電層を形成することができる。
本発明の入力パネルの製造方法において、レーザーの波長は354nm又は532nmであることが好ましい。
これにより、レーザー光のエネルギーを導電層内に伝えやすくなり、所望のパターンのセンサー用入力電極層を容易かつ正確に形成することができる。
本発明によると、製造コストを抑えつつ、立体的な形状の入力パネルに対して所望のパターンのセンサー用入力電極層を形成することのできる入力パネルを提供することができる。
(A)は本発明の実施形態に係る入力パネルの背面図、(B)は(A)のIB−IB’線における断面図である。 (A)は実施例1の入力パネルの裏面において、X方向に沿ったラインに対して、凹部から凸部にレーザー光を走査させたときに形成された切断線をZ方向から見た写真であり、(B)は比較例の入力パネルの裏面において、X方向に沿ったラインに対して、凹部から凸部にレーザー光を走査させたときに形成された切断線をZ方向から見た写真である。
以下、本発明の実施形態に係る入力パネル及び入力パネルの製造方法について図面を参照しつつ詳しく説明する。以下、静電容量方式のタッチパネルに適用した場合について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る入力パネル10は、パネル基板20と、加飾層30と、導電層40とを備える。ここで、図1には、基準座標としてX−Y−Z座標が示されている。Z方向は、入力パネル10の厚み方向に沿っており、X−Y面はZ方向に直交する面である。以下の説明において、Z方向から見た状態を平面視ということがある。
パネル基板20は、透光性と所定の硬度を有する材料、例えばポリメタクリル酸メチル樹脂その他のアクリル樹脂、ポリカーボネート、又はガラスを成形によって所定の形状としている。
パネル基板20の表面21には、入力操作面として、第1操作面22と、第1操作面よりZ方向と反対側に凹んだ第2操作面23とが、例えばインモールド成形によって形成されている。入力パネル10の操作者が、第1操作面22又は第2操作面23に指を接近又は接触させることにより所定の処理が行われる。
パネル基板20の裏面25には、第1操作面22と第2操作面23にそれぞれ対応するように、凹部27と、平面視円形状であってZ方向と反対側に突出する凸部28とが形成されている。また、裏面25には、X方向に延び、かつ、Z方向と反対側に突出する5本のパターン26も形成されている。凹部27と凸部28は、凸部28の外周に沿った輪帯状の隆起側部29を介して連続的に接続されている。凹部27及び凸部28と、隆起側部29とは、互いに曲率半径が異なる。
加飾層30は、パネル基板20の裏面25の全面に、非導電性のインクを塗装、印刷、又はスプレーすることによって形成されている。図1に示す例では、凹部27、凸部28、隆起側部29をすべて覆うように加飾層30が形成されているが、入力パネル10のデザインなどに応じて所定の範囲のみに形成してもよい。このとき、後述するレーザー光によってセンサー用入力電極層をパターニングする際に、レーザー光が反射して所望しない領域が切断されることを抑制するために、少なくとも、レーザー光が照射される領域、すなわちセンサー用入力電極層間に加飾層を形成することが望ましい。
導電層40は、加飾層30の裏面(Z方向と反対側であり、パネル基板20と対向する面の反対側の面)に、スパッタリング、めっき、又は蒸着によって密着するように形成される。導電層40は、所定波長のレーザー光に対して反射率が所定値以下となるような金属として、例えば、銅の単層、銅合金の単層、銅ニッケル合金(CuNi)/銅(Cu)/銅ニッケル合金(CuNi)の3層や、銀合金、例えば銀インジウム錫合金(AgInSn)の単層や、窒化アルミニウム(AlN)/銀インジウム錫合金(AgInSn)/窒化アルミニウム(AlN)の3層を形成する。導電層40に用いる物質としては、これら以外に、AgPdCu、AgNi、AgInNi、AgIn、InGaO、InZnO、InCeO、InTiSnO、ZnO、Cr、ZrO、TiO2、SrTiO、ZrSiO、Au、Cu/CuNiの2層、AlN/AgInSnの2層が挙げられる。
ここで、レーザー光の所定波長とは、354nm又は532nmである。また、導電層40の反射率の範囲を定める所定値は、レーザー光の波長が354nmのときに44%とすることが好ましい。レーザーとしては、例えばYAG、YVO(2倍波、3倍波)、エキシマレーザーを用いる。
導電層40の所定領域に上記所定波長のレーザー光を照射することにより、照射した領域の導電層40を除去し、これによって、導電層40のうちレーザー光を照射していない領域を切断して互いに絶縁された、所望のパターンのセンサー用入力電極層とすることができる。センサー用入力電極層の形成にあたって、反射率が上記所定範囲内となる上記所定波長のレーザー光を照射することにより、レーザー光のエネルギーを導電層40の内部に十分伝えることが可能となり、溶融、アブレーション等により、照射領域の金属を除去して導電性を消失させることができる。これにより、レーザー光が照射されずに残ったパターンは、静電容量方式タッチパネルのセンサー用入力電極層を構成する。
図1に示す例では、ライン41、42、43、44、45、46、47(照射ライン)上にレーザー光を照射することによって、導電層40が切断され、この切断線によって絶縁された複数のセンサー用入力電極層が形成される。具体的には、ライン41、42、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層51が形成され、ライン42、43、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層52が形成され、ライン43、44、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層53が形成され、ライン44、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層54が形成され、ライン41、45、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層55が形成され、ライン45、46、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層56が形成され、ライン46、47で囲まれた領域にセンサー用入力電極層57が形成される。
なお、照射ラインは、ライン41、42、43、44、45、46、47に限らずパネル基板20の任意の位置に設定することができる。また、入力パネル10においては、加飾層30を設けずに、パネル基板20の裏面25に、導電層40を直接形成してもよい。また、導電層40上に光透過性を有するITO層を設けても良い。
次に、入力パネル10の製造方法について説明する。
まず、パネル基板20の裏面25に加飾層30を形成する。加飾層30は、パターン26を覆うように、非導電性インクを塗装、印刷、又はスプレーすることによって形成する。
次に、加飾されたパネル基板20に所望のデザインに応じた凹凸形状を設ける。ここでは、インモールド成形によって、パネル基板20の表面21に入力操作面を形成するとともに、裏面25にパターン26、凹部27、凸部28、及び隆起側部29を形成する。
さらに、加飾層30上に導電層40を密着形成する。導電層40は、スパッタリング、めっき、又は蒸着によって形成される。このとき、導電層40は、有色の加飾層30上に形成されるため、光透過性材料(例えばITO)とする必要はなく、より低抵抗な金属材料を選択することができる。
つづいて、導電層40にレーザー光を照射することによって、レーザー光を照射していない領域を互いに絶縁させ、これらの領域をセンサー用入力電極層として形成する。レーザー光は、パネル基板20に対してZ方向に平行な方向に沿って照射される。また、レーザー光は、例えば図1に示すライン41、42(照射ライン)上に順に照射され、ライン41、42によって分断された領域が、互いに導通していないセンサー用入力電極層51、52、55となる。また、レーザー光は、Z方向に対して一定の角度(0度より大きく90度より小さい角度)を有する方向から照射してもよい。ここで、ライン41、42は、凸部28のX−Y平面においてX方向に延びる直線である。ライン41、42は、隆起側部29の外周29に対して傾斜するように、凸部28と交差する直線である。
<実施例>
表1に示す実施例及び比較例について説明する。
(1)パネル基板:ポリカーボネート(厚さ0.5mm)
(2)加飾層
実施例1、3:ブラックメジウム+墨ベース(非透光性)
実施例2、4、5、比較例:加飾層なし
(3)導電層
導電層は、DCマグネトロンのインライン型スパッタを用いてスパッタリングによって、以下の構成の層に形成した。
実施例1、2:銅ニッケル合金40nm/銅200nm/銅ニッケル合金40nmの3層
実施例3、4:AgInSn 50nmの単層
実施例5 :窒化アルミニウム50nm/銀インジウム錫合金10nm/窒化アルミニウム50nmの3層
比較例 :Agの単層
(4)センサー用入力電極層
導電層のうち非導電性とすべき領域に波長532、354nmのレーザー光を照射することによって形成した。
(5)反射率の測定は、日本分光株式会社製の分光光度計V−570を用いて測定した。
測定条件は次のとおりである。反射光は、被測定面に対して5°で入射した正反射光を測定した。
(i)波長 :300〜1200nm
(ii)走査速度 :200nm/分
(iii)取り込み間隔:1mm
(iv)導電層形成後、センサー用入力電極層形成前のパネルを測定対象とした。
(6)評価
表1に示すように、波長354nmのレーザー光を照射した場合の反射率は44%以下であり、いずれの実施例も所望の形状のセンサー用入力電極層を形成することができた。
波長532nmのレーザー光を照射した場合は、実施例1、3、5については所望の形状のセンサー用入力電極層を形成することができた。
実施例1と実施例2の対比、及び、実施例3と実施例4の対比から、加飾層のない実施例2、4の方が、加飾層を設けた実施例1、3よりも反射率が高くなっている。特に、波長532nmのレーザー光を照射した場合、実施例2、4では反射率が50%を超えており、所望の形状のセンサー用入力電極層を形成することができなかった。
図2(A)は実施例1の入力パネル10の裏面21において、X方向に沿ったラインL11、L12に対して、凹部27から凸部28にレーザー光を走査させたときに形成された切断線をZ方向から見た写真であり、(B)は比較例又は実施例4の入力パネル10の裏面21において、X方向に沿ったラインL21、L22に対して、凹部27から凸部28にレーザー光を走査させたときに形成された切断線をZ方向から見た写真であり、実施例4の入力パネル10に対しては波長532nmのレーザー光を走査している。
実施例1においては、図2(A)に示すように、レーザー光の照射によって形成された切断線はラインL11、L12上に形成されているのに対して、比較例においては、図2(B)に示すように、ラインL21、L22に沿った切断線のほかに、凹部27と凸部28の境界領域の隆起側部29でレーザー光がラインL21、L22から外れた方向に反射したことによって、所望しない領域にラインL23、L24として切断線が形成されてしまっている。
以上のように構成されたことから、上記実施形態によれば、次の効果を奏する。
(1)レーザー光を用いることにより、凹部27及び凸部28と、隆起側部29とに対して所望のパターンのセンサー用入力電極層を形成することができる。このため、入力パネル10の表面21及び裏面25に任意の凹凸形状を形成することができることから、製造コストを抑えつつ、デザインに制約のないパネルを提供することができる。
(2)導電層40を構成する材料におけるレーザー光の反射率を所定値以下、特に、レーザー光の波長が354nmのときに44%以下とすることにより、レーザー光のエネルギーを導電層40の内部に十分伝えることが可能となり、照射領域の金属を除去して所望のパターンのセンサー用入力電極層を形成することができる。
(3)パネル基板20にポリメタクリル酸メチル樹脂又はポリカーボネートを用いることにより、加飾層を視認できるためにデザインの向上に資することができ、また、入力パネルに所望の耐久性を与えることができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
以上のように、本発明に係る入力パネルは、立体的形状を備えたデザイン性の高いパネルに有用である。
10 入力パネル
20 パネル基板
21 表面
22 第1操作面
23 第2操作面
25 裏面
26 パターン
27 凹部
28 凸部
29 隆起側部
30 加飾層
40 導電層
41、42 ライン(照射ライン)
51、52、53 領域

Claims (10)

  1. 入力操作面となる表面と、前記表面と逆側の裏面と、が設けられた透光性のパネル基板と、前記裏面に形成されたセンサー用入力電極層と、を有する入力パネルにおいて、
    前記裏面に、平面形状が曲線部を含む隆起側部と、前記隆起側部によって隆起させられた凸部とが形成されて、前記隆起側部と前記凸部とを含む領域に、非導電性で非透光性の加飾層と、前記加飾層の上に重ねられた金属層を含む導電層と、が設けられ、
    前記加飾層と前記導電層とが重ねられている領域にレーザー光を照射して形成された切断線が、前記凸部よりも低い位置にある前記裏面の一部から前記隆起側部を横断して前記凸部に至るまで連続し、且つ前記隆起側部の前記曲線部の法線に傾斜する交差軌跡に沿って直線状に形成されており、
    前記切断線を介して互いに絶縁された前記導電層によって複数の前記センサー用入力電極層が形成されていることを特徴とする入力パネル。
  2. 前記導電層は銅ニッケル合金/銅/銅ニッケル合金の3層を含むことを特徴とする請求項1に記載の入力パネル。
  3. 前記導電層は銀インジウム錫合金の単層、又は、窒化アルミニウム/銀インジウム錫合金/窒化アルミニウムの3層からなることを特徴とする請求項1に記載の入力パネル。
  4. 前記導電層は、ITO層を含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の入力パネル。
  5. 前記導電層における前記レーザー光の反射率は、44%以下であることを特徴とする請求項1に記載の入力パネル。
  6. 前記パネル基板は、ポリメタクリル酸メチル樹脂又はポリカーボネートからなることを特徴とする請求項1に記載の入力パネル。
  7. 前記入力パネルは静電容量方式のパネルであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の入力パネル。
  8. 入力操作面となる表面と、前記表面と逆側の裏面とを有し、前記裏面に、平面形状が曲線部を含む隆起側部と、前記隆起側部によって隆起させられた凸部とが形成された透光性のパネル基板を用い、
    前記隆起側部と前記凸部とを含む領域に、非導電性で非透光性の加飾層と、前記加飾層の上に重ねられた金属層を含む導電層と、を形成する工程と、
    前記加飾層と前記導電層とが重ねられている領域にレーザー光を照射して、前記凸部よりも低い位置にある前記裏面の一部から前記隆起側部を横断して前記凸部に至るまで連続し、且つ前記隆起側部の前記曲線部の法線に傾斜する交差軌跡に沿って直線状に延びる切断線を形成する工程と、
    を有し、
    前記切断線を介して互いに絶縁された前記導電層によって複数のセンサー用入力電極層を形成することを特徴とする入力パネルの製造方法。
  9. 前記導電層は、スパッタリング、めっき、又は蒸着によって形成されることを特徴とする請求項8に記載の入力パネルの製造方法。
  10. 前記レーザーの波長は354nm又は532nmであることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の入力パネルの製造方法。
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